JPH0518343Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0518343Y2
JPH0518343Y2 JP16173886U JP16173886U JPH0518343Y2 JP H0518343 Y2 JPH0518343 Y2 JP H0518343Y2 JP 16173886 U JP16173886 U JP 16173886U JP 16173886 U JP16173886 U JP 16173886U JP H0518343 Y2 JPH0518343 Y2 JP H0518343Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
conveyance
thin plate
endless
endless strip
guide member
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP16173886U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS6367564U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP16173886U priority Critical patent/JPH0518343Y2/ja
Publication of JPS6367564U publication Critical patent/JPS6367564U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0518343Y2 publication Critical patent/JPH0518343Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Pinball Game Machines (AREA)
  • Delivering By Means Of Belts And Rollers (AREA)
  • Feeding Of Articles By Means Other Than Belts Or Rollers (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、紙幣やカード等の薄板状体を搬送す
る場合に使用される装置で、詳しくは、第1無端
帯状体とこれに対向配設された複数の第2無端帯
状体との間に、薄板状体の挾持搬送経路を構成す
るとともに、前記第2無端帯状体の隣接間を通し
て薄板状体を前記挾持搬送経路に合流案内するガ
イド部材を、その先端側ほど第1無端帯状体の搬
送方向下手側に位置する姿勢で設けてある薄板状
体用搬送装置に関する。
〔従来の技術〕
この種の薄板状体用搬送装置としては、第6図
に示すように、前記第1無端帯状体を構成する平
ベルト4と第2無端帯状体を構成するタイミング
ベルト9のうち、タイミングベルト9の搬送始端
部及び搬送終端部の各プーリ径を同一径に構成す
るとともに、前記ガイド部材11を構成する一対
のガイド板11a,11bを、搬送上手側に位置
するタイミングベルト9の搬送終端部外方から搬
送下手側に位置するタイミングベルト9の搬送始
端部と平ベルト4との間に向う傾斜姿勢に構成し
たものが知られている(文献を示すことができな
い)。
〔考案が解決しようとする問題点〕
しかしながら、この従来の搬送装置による場合
は、搬送上手側に位置するタイミングベルト9の
搬送終端部とこれに近接位置する一方のガイド板
11aならびに平ベルト4との間にほぼ三角形状
の空間Sが形成されているため、搬送される薄板
状体Mの端部に皺や曲がり癖等が付いている場合
では、この薄板状体Mの端部が前記空間S内に入
り込み易く、しかも、このように入り込んだ薄板
状体Mの端部がタイミングベルト9に接触した
際、このタイミングベルト9の戻り側への回動力
を受けるため、薄板状体Mが空間S内に増々押し
込まれることとなり、その結果、詰まりによる搬
送停滞を招来する問題があつた。
本考案の目的は、薄板状体の挾持搬送終路の合
流部における合理的な改造をもつて、構造の簡素
化を図りながら詰まりによる搬送停滞を抑制する
ことができるようにする点にある。
〔問題点を解決するための手段〕
本考案による薄板状体用搬送装置は、前記ガイ
ド部材の搬送上手側に位置する第2無端帯状体の
搬送終端側の回動径を、その搬送始端側の回動径
よりも小に構成するとともに、この第2無端帯状
体の搬送終端部を、前記ガイド部材と第1無端帯
状体との間に入り込み位置させてある事を特徴と
するものであり、それによる作用・効果は次の通
りである。
〔作用〕
前記ガイド部材の搬送上手側に隣接位置する第
2無端帯状体の搬送終端側の回動径を小さくする
ことによつて、この第2無端帯状体の搬送終端側
を、ガイド部材と第1無端帯状体との間に形成さ
れる空間の奥部に深く入り込み位置させることが
できるから、第2無端帯状体の隣接間に薄板状体
の合流案内路を形成しながらも、これら両第2無
端帯状体間の非強制搬送距離を大幅に減少するこ
とができるとともに、薄板状体の端部が第2無端
帯状体の搬送終端部とガイド部材との間に入り込
むことも抑制することができる。
〔考案の効果〕
従つて、搬送される薄板状体の端部に皺や曲り
癖等が付いている場合でも、この薄板状体の端部
が上手側の第2無端帯状体の終端部とガイド部材
との間に入り込むことが非常に少なく、しかも、
両第2無端帯状体の非強制搬送距離も短くなるか
ら、従来の搬送装置に比して、薄板状体を詰まり
のない状体で確実、スムーズに搬送することがで
きる。しかも、前記第2無端帯状体の終端回動径
及びその回動位置を前述の如く工夫するだけでよ
いから、例えば、前記第2無端帯状体の搬送終端
部から前記ガイド部材側に向かつて突出する搬送
ガイド杆や搬送ガイドベルトを別途設ける場合に
比して、構造の簡素化を図り乍ら所期の目的を達
成することができたのである。
〔実施例〕
以下、本考案の実施例を図面に基づいて説明す
る。
第5図は遊技設備を示し、島を構成するフレー
ム1の両側面の上下中間部夫々に、パチンコ台や
スロツトマシン等の複数の遊技台2を横方向に所
定間隔を隔てて列状に取付け、これら遊技台2,
2の隣接間のうち、二台置きに位置する隣接間
夫々には、百円硬貨又は千円札等の紙幣Mの投入
に基づいて、その投入額又は選択された金額に相
当する数の遊技球又は遊技メダルを払い出す周知
構造の貸出しユニツトAを介在するとともに、前
記遊技台2,2の背面間には、各貸出しユニツト
Aの紙幣識別機aを通過した紙幣Mを島構成フレ
ーム1の一端部に搬送する搬送装置Bを配設して
ある。
前記搬送装置Bは、第1図乃至第4図に示すよ
うに、断面略コの字状に成形された搬送フレーム
3の上下両フランジ部分3a,3aに、紙幣搬送
方向に所定間隔を隔てて2本の第1回転軸5を取
付け、これら両第1回転軸5の中間部に形成した
ロール6に渡つて、第1無端帯状体の一例で、前
記搬送フレーム3の開口幅よりも少し小なる幅を
有する第1平ベルト4を巻回してある。また、前
記搬送フレーム3の上下両フランジ部分3a,3
aの、平ベルト4よりも少し開口部側に片寄つた
箇所には、前記第1回転軸5と平行な縦軸芯周り
で回転自在な複数本の第2回転軸7を、紙幣搬送
方向に所定間隔を隔てて取付け、これら各第2回
転軸7の中間部に夫々形成したロール8に渡つ
て、第2無端帯状体の一例で、前記第1平ベルト
4との間で紙幣Mの挟持搬送経路を構成する第2
平ベルト9を巻回してある。
前記各第2平ベルト9は、前記貸出しユニツト
Aの取付けピツチと同一又はほぼ同一の長さに構
成されている。
また、前記貸出しユニツトAの紙幣識別機aか
ら延設された紙幣送出し案内部材10と第1平ベ
ルト4との間には、前記紙幣識別機aを通過した
紙幣Mを前記第2平ベルト9の隣接間を通して挟
持搬送経路に合流案内するガイド部材11を設け
てある。このガイド部材11は、紙幣送出し案内
部材10の両側から搬送下手側に位置する第2平
ベルト9の搬送始端部と第1平ベルト4との間に
向かつてほぼハの字状に架設される一対のガイド
板11a,11bとから構成されている。
前記各第2平ベルト9を駆動回転自在に巻回支
持するロール8群のうち、搬送終端部に位置する
ロール8の径を、他のロール8の径よりも小に構
成するとともに、この小径のロール8を、前記ガ
イド部材11の上手側ガイド板11aと第1平ベ
ルト4との間に形成されるほぼ三角形状の空間S
内に深く入り込み位置させてある。
そしてこのように各第2平ベルト9の搬送終端
部の回動径を小さくする事によつて、この第2平
ベルト9の搬送終端部を前記の三角形状空間S内
に深く入り込み位置させることができるから、前
記第2平ベルト9,9の隣接間に紙幣Mの合流案
内路を形成しながらも、これら両第2平ベルト
9,9間の非強制搬送距離を大幅に減少すること
ができるとともに、紙幣Mの端部が前記三角形状
空間S内に入込むことを抑制することができる。
それ故に、搬送される紙幣Mに皺や曲がり癖が
付いている場合でも、この紙幣Mを詰まり等の無
い状態で次の第2平ベルト9に確実、スムーズに
受け渡し搬送することができるのである。
尚、図中12は、前記搬送フレーム3の両フラ
ンジ部分3a,3aの先端に着脱自在に嵌合され
る透明樹脂製のカバーである。13は、前記第1
平ベルト4の第1回転軸5に伝動用チエーン14
を介して連動された駆動用モータであり、前記搬
送フレーム3に固定されたブラケツト15を介し
て取付けられている。16は前記平ベルト4を所
定の張力で巻回する為のテンシヨン機構である。
〔別実施例〕
上述の実施例では、前記第1無端帯状体4及び
第2無端帯状体9を夫々平ベルトから構成した
が、前記第2無端帯状体9又は両無端帯状体4,
9をタイミングベルトから構成してもよい。要す
るに、これら両無端帯状体4,9としては、紙幣
等の薄板状体Mを挟持搬送することのできるもの
であれば如何なるベルトを使用してもよい。
尚、実用新案登録請求の範囲の項に図面との対
照を便利にする為に符号を記すが、該記入により
本考案は添付図面の構造に限定されるものではな
い。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第5図は本考案に係る薄板状体用搬
送装置の実施例を示し、第1図は要部の拡大横断
平面図、第2図は搬送装置全体の横断平面図、第
3図は搬送装置全体の正面図、第4図は搬送装置
全体の側面図、第5図は遊技設備の正面図であ
る。第6図は従来の搬送装置を示す要部の拡大横
断平面図である。 4……第1無端帯状体、9……第2無端帯状
体、10……ガイド部材、M……薄板状体。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 第1無端帯状体4とこれに対向配設された複数
    の第2無端帯状体9との間に、薄板状体Mの挾持
    搬送経路を構成するとともに、前記第2無端帯状
    体9,9の隣接間を通して薄板状体Mを前記挾持
    搬送経路に合流案内するガイド部材11を、その
    先端側ほど第1無端帯状体4の搬送方向下手側に
    位置する姿勢で設けてある薄板状体用搬送装置で
    あつて、前記ガイド部材11の搬送上手側に位置
    する第2無端帯状体9の搬送終端側の回動径を、
    その搬送始端側の回動径よりも小に構成するとと
    もに、この第2無端帯状体9の搬送終端部を、前
    記ガイド部材11と第1無端帯状体4との間に入
    り込み位置させてある薄板状体用搬送装置。
JP16173886U 1986-10-21 1986-10-21 Expired - Lifetime JPH0518343Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16173886U JPH0518343Y2 (ja) 1986-10-21 1986-10-21

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16173886U JPH0518343Y2 (ja) 1986-10-21 1986-10-21

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6367564U JPS6367564U (ja) 1988-05-07
JPH0518343Y2 true JPH0518343Y2 (ja) 1993-05-17

Family

ID=31088332

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP16173886U Expired - Lifetime JPH0518343Y2 (ja) 1986-10-21 1986-10-21

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0518343Y2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPS6367564U (ja) 1988-05-07

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH0518343Y2 (ja)
JPS62153049A (ja) 紙幣搬送装置
JP4233410B2 (ja) 紙幣搬送装置
JPH045482Y2 (ja)
JPH0420844Y2 (ja)
JP3015989B2 (ja) コインの搬送ダクト装置
JP2520930Y2 (ja) 紙葉等の取り込み装置
CA2122252C (en) Bank note transporting apparatus in game machine island
JP2509405Y2 (ja) 紙幣搬送装置
JPH0348110Y2 (ja)
JP2657606B2 (ja) 紙片の搬送装置
JP7399532B1 (ja) 紙葉類搬送装置
JPS6121738Y2 (ja)
JPH0720119Y2 (ja) 遊技設備
JPH11185103A (ja) 薄片案内部材ならびにその利用装置
US3780844A (en) Ticket accepting machines in particular for public transit system
JP2905829B2 (ja) 券銭分離装置
JP4553511B2 (ja) 薄片搬送装置ならびにその利用装置
JPH0512853Y2 (ja)
JP2897853B2 (ja) 遊技機島の紙幣受継ぎ搬送装置
JPH061552Y2 (ja) 紙葉類の折れ防止ガイド装置
JPH0613155Y2 (ja) 紙幣等の搬送装置
JP2533254Y2 (ja) メダル貸機等における紙幣送り出し装置
JPH0430200Y2 (ja)
JP2726862B2 (ja) 料金収納機における券銭分離装置