JPH05155545A - エレベーターの速度制御装置 - Google Patents

エレベーターの速度制御装置

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JPH05155545A
JPH05155545A JP3324738A JP32473891A JPH05155545A JP H05155545 A JPH05155545 A JP H05155545A JP 3324738 A JP3324738 A JP 3324738A JP 32473891 A JP32473891 A JP 32473891A JP H05155545 A JPH05155545 A JP H05155545A
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JP
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remaining distance
distance
car
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remaining
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JP3324738A
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English (en)
Inventor
Katsunori Hirose
克則 廣瀬
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Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Abstract

(57)【要約】 【構成】 残距離演算回路16Aにより、あらかじめパ
ルス発生器から計数回路7を通じて入力される計数値を
基に走行距離データがRAM15Aに格納され、かつ位
置検出器10からの位置信号を基に位置データもRAM
15Aに格納され、上記走行距離データと位置データの
関係が正常であると判断された場合は、残距離推測設定
回路20により、位置検出器10が故障したときでもそ
れまで認識していた位置データとかごの走行方向により
今回の位置データが推測設定され、それに基づいてRA
M15Aから走行距離データが取り出されて残距離が演
算される。 【効果】 位置検出器10が故障した場合でも正確な残
距離を求めることができ、それに対応した速度指令を正
確に抽出することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、エレベーターをマイ
クロコンピュータを用いて制御するのに好適なエレベー
ターの速度制御装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のエレベーターの速度制御装置の構
成を図5、図6及び図7を参照しながら説明する。図5
〜図7は、例えば特開昭62−215487号公報に示
された従来のエレベーターの速度制御装置の構成を示す
図である。
【0003】図5において、シーブ1に巻掛けられたロ
ープ2の垂下両端にはそれぞれエレベーターのかご3と
釣合錘4が結合されている。電動機5はシーブ1を駆動
し、パルス発生器6は電動機5の回転からかご3の走行
距離に比例したパルスを発生する。計数回路7はパルス
発生器6からのパルスを計数し、マイクロコンピュータ
8は計数回路7からのデータを取り込んで所定の演算処
理を行う。また、各階床に対応して昇降路にプレート9
が設けられ、かご3に位置検出器10が設けられてい
る。この位置検出器10は、かご3が各階床に接近しプ
レート9を通過すると位置データをマイクロコンピュー
タ8へ送出する。
【0004】図6において、マイクロコンピュータ8
は、入力ポート11、出力ポート12、CPU13、R
OM14及びRAM15から構成されている。
【0005】図7は従来のエレベーターの速度制御装置
の機能構成を示すブロック図である。図7において、残
距離演算回路16及び探索ポインタ制御回路17はそれ
ぞれ処理機能を表し、残距離テーブル18及び速度指令
テーブル19はそれぞれROM14に記憶されたデータ
群である。
【0006】つぎに、前述した従来例の動作を説明す
る。従来の速度指令演算方法は以下に述べるようなもの
であった。まず、図7に示すように、あらかじめ算出さ
れた残距離テーブル18と、それに対応する速度指令テ
ーブル19をROM14に設定しておき、残距離演算回
路16により計数回路7からの走行距離データを基に残
距離が算出され、探索ポインタ制御回路17によりその
残距離を基に残距離テーブル18の中に近似した値が探
し出される。残距離テーブル18内から近似値を探し出
したら、その位置に対応する速度指令が速度指令テーブ
ル19から取り出されていた。
【0007】また、残距離演算回路16により、位置検
出器10から出力される位置データを基に残距離が補正
されていた。なお、プレート9の配置は、各階床毎に、
図5に示すように昇降方向に3段、かつ各段の横方向に
3枚の最大9枚設けられるようになっており、位置デー
タに基づくかご3の位置の認識は、各プレートの並び方
の違いによる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】上述したような従来の
エレベーターの速度制御装置では、位置検出器10がオ
ン(ON)故障又はオフ(OFF)故障した場合は、残
距離の補正を間違うおそれがあり、間違った残距離を算
出したときは速度指令の異常が発生するという問題点が
あった。
【0009】この発明は、前述した問題点を解決するた
めになされたもので、位置検出器がON故障又はOFF
故障したときでも正確な残距離を求めることができ、ひ
いては残距離対応の安全な速度指令を出力することがで
きるエレベーターの速度制御装置を得ることを目的とす
る。
【0010】
【課題を解決するための手段】この発明の請求項1に係
るエレベーターの速度制御装置は、次に掲げる手段を備
えたものである。 〔1〕 かごの走行距離に比例したパルスを発生するパ
ルス発生手段。 〔2〕 前記かごに設置され各階床に対応して設けた非
連続なプレートに対向したときに位置情報を発生する位
置検出器。 〔3〕 前記かごの現在位値を認識していない場合は前
記パルスをカウントして求めた走行距離情報及び前記位
置情報を記憶手段に格納し、前記かごの現在位値を認識
している場合には前記走行距離情報及び前記位置情報に
基づいて終端階床までの残距離を算出する残距離演算手
段。 〔4〕 前記位置検出器が故障したときには前記記憶手
段に格納された走行距離情報及び位置情報に基づいて前
記残距離を推定する残距離推定手段。 〔5〕 前記各残距離に基づいて速度指令を算出する速
度指令演算手段。
【0011】この発明の請求項2に係るエレベーターの
速度制御装置は、次に掲げる手段を備えたものである。 〔1〕 かごの走行距離に比例したパルスを発生するパ
ルス発生手段。 〔2〕 前記かごに設置され各階床に対応して設けた非
連続なプレートに対向したときに位置情報を発生する位
置検出器。 〔3〕 電源投入後前記かごの現在位値を認識するまで
は低速運転をさせるようにそれに対応した残距離を算出
し、前記かごの現在位値を認識した場合には前記パルス
をカウントして求めた走行距離情報及び前記位置情報を
記憶手段に格納して前記走行距離情報及び前記位置情報
に基づいて終端階床までの残距離を算出する残距離演算
手段。 〔4〕 前記位置検出器が故障したときには前記記憶手
段に格納された走行距離情報及び位置情報に基づいて前
記残距離を推定する残距離推定手段。 〔5〕 前記各残距離に基づいて速度指令を算出する速
度指令演算手段。
【0012】
【作用】この発明の請求項1に係るエレベーターの速度
制御装置においては、パルス発生手段によって、かごの
走行距離に比例したパルスが発生され、前記かごに設置
された位置検出器によって、各階床に対応して設けた非
連続なプレートに対向したときに位置情報が発生され
る。また、残距離演算手段によって、前記かごの現在位
値が認識されていない場合は前記パルスをカウントして
求めた走行距離情報及び前記位置情報が記憶手段に格納
され、前記かごの現在位値が認識されている場合には前
記走行距離情報及び前記位置情報に基づいて終端階床ま
での残距離が算出される。さらに、距離推定手段によっ
て、前記位置検出器が故障したときには前記記憶手段に
格納された走行距離情報及び位置情報に基づいて前記残
距離が推定される。そして、速度指令演算手段によっ
て、前記各残距離に基づいて速度指令が算出される。
【0013】この発明の請求項2に係るエレベーターの
速度制御装置においては、パルス発生手段によって、か
ごの走行距離に比例したパルスが発生され、前記かごに
設置された位置検出器によって、各階床に対応して設け
た非連続なプレートに対向したときに位置情報が発生さ
れる。また、残距離演算手段によって、電源投入後前記
かごの現在位値が認識されるまでは低速運転をさせるよ
うにそれに対応した残距離が算出され、前記かごの現在
位値が認識された場合には前記パルスをカウントして求
めた走行距離情報及び前記位置情報が記憶手段に格納さ
れて前記走行距離情報及び前記位置情報に基づいて終端
階床までの残距離が算出される。さらに、残距離推定手
段によって、前記位置検出器が故障したときには前記記
憶手段に格納された走行距離情報及び位置情報に基づい
て前記残距離が推定される。そして、速度指令演算手段
によって、前記各残距離に基づいて速度指令が算出され
る。
【0014】
【実施例】
実施例1.この発明の実施例1の機能構成を図1を参照
しながら説明する。図1は、この発明の実施例1の機能
構成を示すブロック図であり、ハードウエアの構成は原
則として上述した従来装置のものと同様である。なお、
各図中、同一符号は同一又は相当部分を示す。
【0015】図1において、この発明の実施例1は、図
7に示す従来例の構成に残距離推測設定回路20及び連
動している切換スイッチ21、22を追加したものであ
る。また、メモリとして電池バックアップRAM15A
を用いている。なお、残距離演算回路16Aは以下に説
明するようにその機能が従来と異なる。
【0016】ところで、請求項1に係るこの発明のパル
ス発生手段は、前述したこの発明の実施例1ではパルス
発生器6に相当し、この発明の残距離演算手段は、実施
例1では計数回路7、残距離演算回路16A及び切換ス
イッチ21、22から構成され、この発明の残距離推定
手段は、実施例1では残距離推測設定回路20に相当
し、この発明の速度指令演算手段は、実施例1では探索
ポインタ制御回路17、残距離テーブル18及び速度指
令テーブル19から構成されている。
【0017】つぎに、前述した実施例1の動作を図2を
参照しながら説明する。図2は、この発明の実施例1の
動作を示すフローチャートである。
【0018】まず、ステップ30において、走行距離デ
ータと位置データの値から、現在位置をCPU13(残
距離演算回路16A)が認識しているかどうかが判断さ
れる。ROM14の中にあらかじめ走行距離データと位
置データの関係を示す値(例えば、理論値)を設定して
おき、この値と等価な値が電池バックアップRAM15
Aに格納されていれば現在位置をCPU13が認識して
いると判断してステップ31に移る。また、その値が等
価でない場合にはステップ35において走行距離データ
と位置データをRAM15Aに格納しながら全昇降路に
ついて運転させる。そして、この場合は処理が出口に移
行する。なお、各データは、例えば、走行距離データと
して、1m、2m、…、10m、11m、…、位置デー
タとして、1階、2階、3階、…、のような値である。
【0019】ステップ31において、かご3がプレート
9に進入したかどうかが判断される。プレート進入時に
は位置データとして3枚分のプレートに相当するビット
データが入力されるので、全ビットがOFF以外のとき
はプレート進入と判断してステップ32に移行する。ま
た、全ビットがOFFのときにはプレート外と判断して
ステップ36に移行し、計数回路7からの走行距離デー
タと位置検出器10からの位置データに基き終端階床ま
での残距離を算出する。ここで、終端階床とは最上階及
び最下階をいう。
【0020】ステップ32において、位置データとして
3枚分のプレートに相当するビットデータが入力された
かどうかが判断される。このとき、3ビット以外の信号
入力があれば位置検出器10の故障と判断してステップ
33に移行する。また、3ビットがONしていても現在
認識している位置から次にくる位置の値を走行方向から
判断し妥当でない位置データが入力された場合も、位置
検出器10の故障と判断してステップ33に移行する。
それ以外のときはプレート進入時に、正常な位置データ
が取り込めていると判断してステップ36に移行し通常
の残距離の算出を行う。すなわち、計数回路7から入力
される走行距離データと位置検出器10から入力される
位置データに基づいて残距離を算出する。そして、この
場合も処理が出口に移行する。
【0021】ステップ33において、前回(直前)の位
置データに、かご3の走行方向から±1加減算した値を
今回(現在)の位置データとして推測設定する。なお、
前回の位置データはRAM15Aに格納されている。
【0022】ステップ34において、推測設定した今回
の位置データに基づき、それに対応した走行距離データ
をRAM15Aから取り出して残距離を算出する。そし
て、処理が出口に移行する。
【0023】すなわち、ステップ30、31、35及び
36の処理動作が残距離演算回路16Aに相当し、ステ
ップ32の処理動作が切換スイッチ21、22に相当
し、そして、ステップ33及び34の処理動作が残距離
推測設定回路20に相当することになる。
【0024】この発明の実施例1は、前述したように、
初期段階でパルス発生器6から計数回路7を通じて入力
されるパルスの計数値を基に走行距離データをRAM1
5Aに格納し、かつ位置検出器10からの信号を基に位
置データもRAM15Aに格納する。そして、この走行
距離データと位置データの関係が正しいと判断した場合
は、位置検出器10が故障したときでもそれまで認識し
ていた位置データと、かご3の走行方向とより今回の位
置データを推測設定したので、位置検出器10が故障し
た場合でも正確な残距離を求めることができ、ひいては
その残距離に対応した速度指令を正確に抽出することが
できるという効果を奏する。
【0025】実施例2.この発明の実施例2の機能構成
を図3を参照しながら説明する。図3は、この発明の実
施例2の機能構成を示すブロック図であり、ハードウエ
アの構成は原則として上述した従来装置のものと同一で
ある。なお、各図中、同一符号は同一又は相当部分を示
す。
【0026】図3において、この発明の実施例2は、図
7に示す従来例の構成に残距離推測設定回路20及び切
換スイッチ21、22を追加したものである。また、メ
モリとしてSRAM15Bを用いている。なお、残距離
演算回路16Bは以下に説明するようにその機能が従来
と異なる。
【0027】ところで、請求項2に係るこの発明のパル
ス発生手段は、前述したこの発明の実施例2ではパルス
発生器6に相当し、この発明の残距離演算手段は、実施
例2では計数回路7、残距離演算回路16B及び切換ス
イッチ21、22から構成され、この発明の残距離推定
手段は、実施例2では残距離推測設定回路20に相当
し、この発明の速度指令演算手段は、実施例2では探索
ポインタ制御回路17、残距離テーブル18及び速度指
令テーブル19から構成されている。
【0028】つぎに、前述した実施例2の動作を図4を
参照しながら説明する。図4は、この発明の実施例2の
動作を示すフローチャートである。
【0029】ステップ40において、電源投入直後であ
るかどうかが判断され、電源投入直後であればステップ
46に移行する。
【0030】ステップ46において、位置データを参照
してプレート進入かどうかが判断され、進入していれば
ステップ47において前回(直前)のプレート進入時の
位置データと、今回のプレート進入時の位置データとの
関係が走行方向により妥当な値かどうかが判断され、異
常であればステップ50に処理を移行する。なお、前回
の位置データはSRAM15Bに格納されている。ま
た、正常であればステップ48において位置認識済フラ
グを設定する。
【0031】ステップ49において、走行距離データと
位置データをSRAM15Bに格納しながら全昇降路に
ついて運転させる。
【0032】ステップ50において、低速運転モードが
指定される。すなわち、低速運転になるような速度指令
が速度指令テーブル19から抽出されるように、残距離
を設定する。そして、この場合は処理が出口へ移行す
る。
【0033】ステップ41において、位置認識済フラグ
を参照してCPU13(残距離演算回路16B)が現在
位置を認識しているかどうかが判断され、認識済でない
場合はステップ46に移行し、認識済である場合にはス
テップ42以下の処理に移行する。
【0034】ステップ42において、かご3がプレート
9に進入したかどうかが判断される。プレート進入時に
は位置データとして3枚分のプレートに相当するビット
データが入力されるので、全ビットがOFF以外のとき
はプレート進入と判断してステップ43に移行する。ま
た、全ビットがOFFのときにはプレート外と判断して
ステップ51に移行し、計数回路7からの走行距離デー
タと位置検出器10からの位置データに基き終端階床ま
での残距離を算出する。そして、この場合は処理が出口
に移行する。
【0035】ステップ43において、位置データとして
3枚分のプレートに相当するビットデータが入力された
かどうかが判断される。このとき、3ビット以外の信号
入力があれば位置検出器10の故障と判断してステップ
44に移行する。また、3ビットがONしていても現在
認識している位置から次にくる位置の値を走行方向から
判断し妥当でない位置データが入力されたら、位置検出
器10の故障と判断してステップ44に移行する。それ
以外のときはプレート進入時に、正常な位置データが取
り込めていると判断してステップ51に移行し通常の残
距離の算出を行う。
【0036】ステップ44において、前回(直前)の位
置データに、かご3の走行方向から±1加減算した値を
今回(現在)の位置データとして推測設定する。なお、
前回の位置データはSRAM15Bに格納されている。
【0037】ステップ45において、推測設定した今回
の位置データに基づき、それに対応した走行距離データ
をSRAM15Bから取り出して残距離を算出する。そ
して、処理が出口に移行する。
【0038】すなわち、ステップ40、41、42、4
6〜51の動作が残距離演算回路16Bに相当し、ステ
ップ43の動作が切換スイッチ21、22に相当し、ス
テップ44及び45の動作が残距離推測設定回路20に
相当することになる。
【0039】この発明の実施例2は、前述したように、
電源投入後、位置検出器10からの位置データの正常な
値が取り込めるまで低速運転を実施し、位置データの変
化順から正常な値が取り込まれていると判断した場合
は、位置検出器10が故障したときでもそれまで認識し
ていた位置データと、かご3の走行方向とより今回の位
置データを推測設定したので、位置検出器10が故障し
た場合でも正確な残距離を求めることができ、ひいては
その残距離に対応した速度指令を正確に抽出することが
できるという効果を奏する。
【0040】なお、各実施例において、速度指令演算を
終端階減速用として実施すれば前述した効果がより発揮
されることになる。
【0041】
【発明の効果】この発明の請求項1に係るエレベーター
の速度制御装置は、以上説明したとおり、かごの走行距
離に比例したパルスを発生するパルス発生手段と、前記
かごに設置され各階床に対応して設けた非連続なプレー
トに対向したときに位置情報を発生する位置検出器と、
前記かごの現在位値を認識していない場合は前記パルス
をカウントして求めた走行距離情報及び前記位置情報を
記憶手段に格納し、前記かごの現在位値を認識している
場合には前記走行距離情報及び前記位置情報に基づいて
終端階床までの残距離を算出する残距離演算手段と、前
記位置検出器が故障したときには前記記憶手段に格納さ
れた走行距離情報及び位置情報に基づいて前記残距離を
推定する残距離推定手段と、前記各残距離に基づいて速
度指令を算出する速度指令演算手段とを備えたので、位
置検出器がON故障又はOFF故障したときでも正確な
残距離を求めることができ、残距離対応の安全な速度指
令を出力することができるという効果を奏する。
【0042】この発明の請求項2に係るエレベーターの
速度制御装置は、以上説明したとおり、かごの走行距離
に比例したパルスを発生するパルス発生手段と、前記か
ごに設置され各階床に対応して設けた非連続なプレート
に対向したときに位置情報を発生する位置検出器と、電
源投入後前記かごの現在位値を認識するまでは低速運転
をさせるようにそれに対応した残距離を算出し、前記か
ごの現在位値を認識した場合には前記パルスをカウント
して求めた走行距離情報及び前記位置情報を記憶手段に
格納して前記走行距離情報及び前記位置情報に基づいて
終端階床までの残距離を算出する残距離演算手段と、前
記位置検出器が故障したときには前記記憶手段に格納さ
れた走行距離情報及び位置情報に基づいて前記残距離を
推定する残距離推定手段と、前記各残距離に基づいて速
度指令を算出する速度指令演算手段とを備えたので、位
置検出器がON故障又はOFF故障したときでも正確な
残距離を求めることができ、残距離対応の安全な速度指
令を出力することができるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施例1の機能構成を示すブロック
図である。
【図2】この発明の実施例1の動作を示すフローチャー
トである。
【図3】この発明の実施例2の機能構成を示すブロック
図である。
【図4】この発明の実施例2の動作を示すフローチャー
トである。
【図5】従来のエレベーターの速度制御装置の構成を示
す図である。
【図6】従来のエレベーターの速度制御装置のマイクロ
コンピュータを示すブロック図である。
【図7】従来のエレベーターの速度制御装置の機能構成
を示すブロック図である。
【符号の説明】
6 パルス発生器 7 計数回路 8 マイクロコンピュータ 9 プレート 10 位置検出器 13 CPU 14 ROM 15A 電池バックアップRAM 15B SRAM 16A、16B 残距離演算回路 17 探索ポインタ制御回路 18 残距離テーブル 19 速度指令テーブル 20 残距離推測設定回路 21、22 切換スイッチ

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 かごの走行距離に比例したパルスを発生
    するパルス発生手段と、前記かごに設置され各階床に対
    応して設けた非連続なプレートに対向したときに位置情
    報を発生する位置検出器と、前記かごの現在位値を認識
    していない場合は前記パルスをカウントして求めた走行
    距離情報及び前記位置情報を記憶手段に格納し、前記か
    ごの現在位値を認識している場合には前記走行距離情報
    及び前記位置情報に基づいて終端階床までの残距離を算
    出する残距離演算手段と、前記位置検出器が故障したと
    きには前記記憶手段に格納された走行距離情報及び位置
    情報に基づいて前記残距離を推定する残距離推定手段
    と、前記各残距離に基づいて速度指令を算出する速度指
    令演算手段とを備えたことを特徴とするエレベーターの
    速度制御装置。
  2. 【請求項2】 かごの走行距離に比例したパルスを発生
    するパルス発生手段と、前記かごに設置され各階床に対
    応して設けた非連続なプレートに対向したときに位置情
    報を発生する位置検出器と、電源投入後前記かごの現在
    位値を認識するまでは低速運転をさせるようにそれに対
    応した残距離を算出し、前記かごの現在位値を認識した
    場合には前記パルスをカウントして求めた走行距離情報
    及び前記位置情報を記憶手段に格納して前記走行距離情
    報及び前記位置情報に基づいて終端階床までの残距離を
    算出する残距離演算手段と、前記位置検出器が故障した
    ときには前記記憶手段に格納された走行距離情報及び位
    置情報に基づいて前記残距離を推定する残距離推定手段
    と、前記各残距離に基づいて速度指令を算出する速度指
    令演算手段とを備えたことを特徴とするエレベーターの
    速度制御装置。
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