JPH0490822A - 排ガス処理方法 - Google Patents

排ガス処理方法

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JPH0490822A
JPH0490822A JP2202556A JP20255690A JPH0490822A JP H0490822 A JPH0490822 A JP H0490822A JP 2202556 A JP2202556 A JP 2202556A JP 20255690 A JP20255690 A JP 20255690A JP H0490822 A JPH0490822 A JP H0490822A
Authority
JP
Japan
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exhaust gas
bag filter
gas
filter
pulse jet
Prior art date
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Pending
Application number
JP2202556A
Other languages
English (en)
Inventor
Kazuo Sakanaya
和夫 魚屋
Akira Takei
武井 彰
Kazuyoshi Miura
三浦 千好
Yukio Iida
飯田 往男
Mamoru Ushiogi
潮木 守
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
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Publication date
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  • Filtering Of Dispersed Particles In Gases (AREA)
  • Treating Waste Gases (AREA)
  • Filtering Materials (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は燃焼装置、燃焼炉などから排出される排ガスの
処理方法に関し、酸性ガス(塩化水素、塩素、フッ素な
どのハロゲン化合物、イオウ酸化物など)を含む排ガス
の処理方法として有利に利用できる排ガスの処理方法に
関する。
〔従来の技術〕
排ガス中の酸性ガス(塩化水素、塩素、フッ素などのハ
ロゲン化合物、イオウ酸化物など、ただし、窒素酸化物
NOxを除く)を除去するた約、排ガス中に中和剤(例
えば、消石灰、炭酸カルシウム、生石灰、水酸化マグネ
シウム、ドロマイトなど)を吹き込み、フィルタ方式に
より粉体を捕集しながら、同時に酸性ガスを中和して、
系外へ排出する方法においては、フィルタ部でのろ過速
度(LV)は従来、0.3〜0.6m/min、程度で
、通気抵抗(△P)も50〜150 mmAq位でツタ
そのときの酸性ガス除去率は、当量比(中和剤当量/酸
性ガス当量)3で概ね95%以上、フィルタ出口での煤
塵濃度は数■/Nm’以下であった。
〔発明が解決しようとする課題〕
従来法のろ過速度(L V) 0.3〜0.6 m/m
in。
で装置をつくるとろ布面槽が大きくなり、装置自体が大
型化する傾向にあった。装置の大型化は設置面積の増大
、設備費及び据付費等の増大につながるので不利な点が
あった。そこでこれら問題点を解消するためには、装置
を小型化する必要があった。
装置を小型化するためには、従来法のろ過速度(L V
l 0.3〜0.6 m/min、を増大させ、従来法
と同等の酸性ガス除去率を維持しながら、フィルタ出口
での煤W濃度も数mg/Nm3以下に抑え、かつ、通気
抵抗(ΔP)を100〜150mmAqで運転できるこ
とが大前提となる。
そこで本発明は上記技術水準に鑑み、上記装置の小型化
を実現するため、この目的に適したフィルタの決定、及
び除去率、出口煤塵濃度、通気抵抗を考慮した装置運転
方法について研究し、排ガス処理方法の最適運転法を提
供しようとするものである。
〔課題を解決するための手段〕
本発明は排ガスを中和吸収剤と接触させて排ガス中の酸
性ガスを中和吸収させて、生成する反応生成物をバグフ
ィルタで集塵する排ガス処理方法において、 ■ 120〜250℃の排ガス流に中和吸収剤を、排ガ
ス中のNOxを除く酸性ガスに対して当量以上になるよ
うに供給し、 ■ 反応生成物を含有する排ガスを、繊維径3〜20μ
mの繊維よりなり、かつ打込み密度200〜1000g
/ゴのバグフィルタを0.6〜1.8m/minの濾過
速度で通過させ■ 逆洗量0.2〜5 R/min 、
逆洗圧力0,1〜7 kg / ctiの空気により該
バグフィルタをパルスジェット逆洗する ことを特徴とする排ガス処理方法である。
本発明に適するバグフィルタ材質および物性値として次
のものが好適であることを認めた。
i)材質:無機質・・・ガラス繊維、 セラミック繊維 有機質・・・テフロン繊維 アラミド繊維 PPS (ポリフェニレ ンサルファイド)wi維 li)形状:lit、布状及びフェルト状いずれでもよ
いが、ガラス繊維、セラミック繊維 については織布の方が好ましい。ま た、有機質についても同様であるが、 この場合はフェルト状が好ましい。
in)繊維径:3μm〜20μm iv )打込み密度(フィルタの単位面積m2当りの繊
維重量g):200〜1000g/m2好ましくは50
[1〜900 g/m2の範囲 上記フィルタをバグ状に成形し、下記条件にて排ガス処
理することによって本発明の目的を達成できる。
(1)バグフィルタ前未処理排ガス温度:120〜25
0  ℃ (2)ろ過速度: 0.6〜1.8 m/min好まし
くは0.8〜1.5 m/m1nの範囲 (3)中和剤(粉体でもスラリーでもよい)供給量:消
石灰を例にとると、酸性ガス量 に対して消石灰を当量仕で1〜6゜ 好ましくは2〜5の範囲 (4)バグフィルタの逆洗方法: パルスジェット方式、機械振動力 式、リバース方式などがあるが、 パルスジェット方式とする。
(5)パルスジニー7 )方式の条件 i)パルスジェット圧力 0.1〜7 kg / cd
、好ましくは0.3〜2 kg / ctlの範囲】i
)逆洗時の空気量 0.2〜5 f! / m’、好ま
しくは0.5〜1..5 j’ / m’〔作用〕 (1)  ろ過速度を上げると、煤塵、供給中和剤(例
えば消石灰)などの粉体のバグフィルタからの吹き抜は
現象が起こり、バグフィルタ出口での煤塵濃度の原因に
なるので、バグフィルタ材は緻密で厚く、かつ通気性に
富んだものとし、粉体の吹き抜は現象を防止する。
(2) バグフィルタの表面は、毛羽立ちをもたせ、上
記粉体が付着しやすいものとし、バグフィルタ表面に均
一な厚い粉体堆積層ができやすくする。これは、酸性ガ
スの中和吸収がこの粉体堆積層で起こるので、この中和
吸収を効率よく行なうた杓にも、均一で厚い粉体堆積層
が必要になるからである。
(3)ただし、バグフィルタ表面に形成した粉体堆積層
は酸性ガスの中和吸収を完了した後は、バグフィルタ表
面から取除き、新たな堆積層を形成する必要があり、そ
のために、ノ<グフィルタの逆洗をしなければならない
。ただし、逆洗をする際、逆洗しすぎると堆積層が一度
に落下し、酸性ガスの中和吸収力が激減して、バグフィ
ルタ出口から、ある瞬間高濃度の酸性ガスが漏出するの
で好ましくなく、堆積層を一定量残しながら逆洗操作を
行なう必要があり一そのためには前述した運用方法(含
、条件)の採用が必須である。この運用は、通常の集塵
を目的とする場合とは全く異るものである。
〔実施例〕
第1図に本発明による排ガス処理方法を実施する装置の
一例を示す。
未処理の排ガスは減温装置1内に導入され、水噴霧ノズ
ル2により、120〜250℃に減温される。水噴霧ノ
ズル2から中和吸収剤のスラリーを噴霧することもでき
るが、本発明では特に必要ない。排ガス中に含まれる飛
灰等は減温装置1下部の減温装置ダスト排出ロータリー
バルブ4から排出される。排ガスはダクト3内を通り、
反応集塵装置6に送られる。ダクト3の途中に設置され
た噴射ノズル5からは、中和吸収剤及び/又は反応助剤
を排ガス中へ噴射し、排ガス中の酸性ガス(HCI 、
 SOXなど)と気相接触して中和吸収される。
反応集塵装置6にはバグフィルタが装填されており、そ
のフィルタの物性は次の通りである。
フィルタの物性: l)材質   ガラス繊維 ■)形成   織布 iii )繊維径  6μm iv >打込み密度  850g/m2第2図に実施例
のバグフィルタの通気抵抗圧損ΔP)実測値を示す。通
気速度(LV>1.0m/minで、圧損は約13mm
Aqである。
第3図に実施例のバグフィルタ上に煤塵、中和吸収剤、
反応助剤及び中和吸収生成物(総称してダストという)
が堆積している状況下での、ろ過速度(LV)と通気抵
抗(圧損)の関係を示す。ダスト負荷600g/m2で
、ろ過速度1m/minのとき、通気抵抗(圧損)は4
0mmAqであり、100 mmAqを下回る良好な通
気性を示した。
上記実施例のバグフィルタを用い、排ガス量21000
 Nm3/h 、ガス温度190〜200℃、装置入口
)ICI 、 SOx ljA度各々400〜800p
pm 、 50〜150 ppmの条件下で、ろ過速度
1.0m/minでガスを流した。装置入口部からは中
和吸収剤として消石灰を、当量比(Ca (OH) 2
/ 2 ftcI 、 SOX )で3〜3.5になる
ように排ガス中へ噴射した。
またバグフィルタの逆洗は逆洗圧力0.5〜1、0 k
g/ Cm’ 、時間100〜150ms (0,1〜
0、15 Sec、)の条件で実施した。
その結果、装置の圧損は100〜150 mmAqの範
囲で安定した値を示し良好であった。この時の装置出口
のHCI及びSOx濃度は、各々25ppm以下及び2
0 ppm以下を安定して維持し、良好な操業状況であ
った。また装置出口の煤塵濃度は1■/Nm″以下であ
り、従来法に比べ、全く遜色ないものであった。
〔発明の効果〕
本発明によって、排ガス処理装置が小型化した。すなわ
ち、ろ過速度を従来の0.3〜0.6m/minから、
0.6〜1.8 m / minまで増大することがで
きるようになり、しかも通気抵抗は従来の100〜15
0 cnmAqの範囲にあり、酸性ガス除去率も従来と
同じ高い除去率(95%以上)を達成できた。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を実施する排ガス処理装置の
概略図、第2図は同実施例のバグフィルタの通気抵抗を
示す図表、第3図は同実施例のバグフィルタに堆積した
ダスト層の通気抵抗を示す図表である。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 排ガスを中和吸収剤と接触させて排ガス中の酸性ガスを
    中和吸収させて、生成する反応生成物をバグフイルタで
    集塵する排ガス処理方法において、 (1)120〜250℃の排ガス流に中和吸収剤を、排
    ガス中のNOxを除く酸性ガスに対して当量以上になる
    ように供給し、 (2)反応生成物を含有する排ガスを、繊維径3〜20
    μmの繊維よりなり、かつ打込み密度200〜1000
    g/m^3のバグフイルタを0.6〜1.8m/min
    の濾過速度で通過させ(3)逆洗量0.2〜5l/mi
    n、逆洗圧力0.1〜7kg/cm^3の空気により該
    バグフイルタをパルスジェット逆洗する ことを特徴とする排ガス処理方法。
JP2202556A 1990-08-01 1990-08-01 排ガス処理方法 Pending JPH0490822A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH06154534A (ja) * 1992-09-22 1994-06-03 Kazuo Mizutani バッグ式反応集塵機のクリーニング制御方法
KR20030073149A (ko) * 2002-03-08 2003-09-19 위니아만도 주식회사 에어컨 실내기의 받침구조
JP2020520791A (ja) * 2017-05-19 2020-07-16 ゼネラル エレクトリック テクノロジー ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフツングGeneral Electric Technology GmbH 粒子状物質の排出が少ない布製フィルタ

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JP2020520791A (ja) * 2017-05-19 2020-07-16 ゼネラル エレクトリック テクノロジー ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフツングGeneral Electric Technology GmbH 粒子状物質の排出が少ない布製フィルタ

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