JPH0447805Y2 - - Google Patents

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、追記記録が可能な光デイスク等のデ
イスクを回転可能に収納してなるデイスクカート
リツジに関する。

〔考案の概要〕

本考案は、カートリツジ内に収納されたデイス
クの信号記録部がカートリツジ内壁面に接触しな
いようにデイスクをカートリツジ内に支持するシ
リコーンゴム等により形成されるデイスク支持部
材に、板金等の剛性が大の板材により形成される
脚片部材を、その端部を突出してインサート成形
し、この脚片部材を介してデイスク支持部材をカ
ートリツジ内壁面にかしめにより固着することに
よつて、デイスク支持部材はデイスク支持面の高
さ精度が確保されて常に平坦状に保持され、デイ
スクを安定して支持できるようにしたものであ
る。

〔従来の技術〕

従来、追記記録が可能な光デイスク等のデイス
クは、記録及び／又は再生装置に装着されない不
使用時に塵埃の付着等による汚損、他のものとの
接触等による損傷から生ずる情報信号の書込み及
び読出しエラーを防止するため、所定のカートリ
ツジに収納されている。この種のカートリツジと
しては特公昭61−3015号公報に開示されるよう
に、上下両面板に上記カートリツジに収納された
デイスクの信号記録部の一部及び回転中心部に設
けたチヤツキング部を外方に臨ませる開口部が設
けられるとともに、上記カートリツジ内には、上
記デイスクの少なくとも信号記録部がカートリツ
ジ内壁面に接触しないようになすため、デイスク
支持用のリブを一体に突出形成し、これらリブで
上記デイスクをその非信号記録部で支持するよう
に構成されているものがある。

このように構成されるデイスクカートリツジに
おいて、カートリツジに一体に設けたリブによつ
てデイスクを支持するものにあつては、デイスク
にたいする緩衝効果がなく、搬送時等に衝撃が加
わつたとき上述デイスクに損傷を与えてしまう虞
れがある。そこで、カートリツジの内面にゴムプ
レート等の弾性を有する緩衝片を配設し、この緩
衝片によつてデイスクを支持するようにすれば上
述したような衝撃による損傷を防止し得るように
したものが提案されている。

このようにゴムプレートを緩衝片としてカート
リツジの内面に固着するものはカートリツジの上
ハーフと下ハーフの内壁面の所定部位にゴムプレ
ートを接着剤による接着により固着するもの、ま
た所定部位に一対のピンを突設し、一方ゴムプレ
ートの周面には一対の水平脚部を一体に成形して
夫々の水平脚部にピンに対応して通孔を穿設して
おき、この通孔をピンに挿通してピンの頭部を超
音波によりかしめることによつて水平脚部を介し
て固着するものがあり、このようにして上下ハー
フに固着されるゴムプレートによつてデイスクを
支持し、上述したような衝撃による損傷を防止す
るように構成されている。

〔考案が解決しようとする問題点〕

前述のように構成される従来のデイスクカート
リツジにおいて、緩衝片としてのゴムプレートを
カートリツジの内壁面に接着剤により固着するも
のは塗布する接着剤の量が多い場合はゴムプレー
ト外周から食み出してデイスクの表面に付着して
汚損し、また接着剤の量が少ない場合はゴムプレ
ートの接着が不完全になつて、カートリツジ内で
のデイスクの揺動により剥離してデイスクがデイ
スクカートリツジの内面に直接接触してしまう等
の不具合が生じることになり、ゴムプレートの固
着において接着剤の塗布量及び塗布個所のコント
ロールに難点がある。

またゴムプレートをデイスクカートリツジの内
面に突設されるかしめピンのかしめにより固着す
るものはゴムプレートのかしめピン挿入部として
の脚片部も一体に成形されるため、この脚片部の
厚みにばらつきがある。この脚片部の厚みのばら
つきは成形上抑えられないことから、かしめピン
のかしめ作業においてこのかしめ高さを調整する
ことになり、このかしめ高さはゴムプレートのデ
イスク受け表面より低く抑えなければならず、こ
の調整が非常に困難で、即ちかしめ高さを低くす
るために脚片部を押圧するようにかしめピンをか
しめるとゴムプレートのデイスク受け部全体が凸
面状に変形してしまいデイスクを偏平に安定して
支持することができなくなり、この結果デイスク
が変形する事態が生じることになる。従つてこの
かしめピンのかしめにおいてはゴムプレートの脚
片部との間に間隔が生じるようにかしめなければ
ならず作業に高精度が欲求されることになり作業
性が悪くなる等の不具合がある。

しかもこのゴムプレートのかしめ脚片部はプレ
ート本体部と一体で剛性がないためカートリツジ
の落下時等の衝撃でデイスクの揺動摩擦によりゴ
ムプレートが捩られると脚片部がかしめピンから
抜脱し、ゴムプレートの脱落が発生するおそれが
ある。またゴムプレートをカートリツジに組付け
るには脚片部に剛性がないことから自動組付けが
困難で手作業により行うことになつて多くの手数
を要し、カートリツジの製造能率が低下する原因
となる等の不都合があつた。

そこで、本考案はかかる点に鑑み、カートリツ
ジ内でデイスクを支持するにあたり、十分に柔軟
性を有し緩衝効果の高い例えばシリコーンゴム等
でデイスク支持部材を構成した場合であつてもこ
の支持部材をカートリツジ内に確実に安定して固
着できてデイスクを常に安定して収納支持できる
ようにしたデイスクカートリツジを提供すること
を目的とする。

〔問題点を解決するための手段〕

本考案は、前述したような目的を達成するた
め、カートリツジ内に情報信号が記録されるデイ
スクを回転可能に収納して成るデイスクカートリ
ツジにおいて、デイスクの非信号記録部に対応す
るカートリツジの内壁面に、剛性が大の板材より
形成される脚片部材を、その端部を突出してイン
サート成形して成る柔軟性を有するデイスク支持
部材が脚片部材を介してかしめにより取付けられ
てデイスクを支持するように構成して成るもので
ある。

〔作用〕

かかる本考案によれば、カートリツジに収納さ
れたデイスクを支持する柔軟性のデイスク支持部
材は、これにインサート成形された剛性の脚片部
材を介してカートリツジ内壁面にかしめにより固
着されるので、このデイスク支持部材はカートリ
ツジ内面に平坦状に確実に固着されてカートリツ
ジの落下時等の衝撃によりデイスクが揺動摩擦し
てもインサート脚片部材により捩れが防止されて
脱落することがない。また脚片部材は剛性を有す
ることによりかしめによる自動組付けが可能とな
る。

〔実施例〕

以下、第１図〜第１０図を参照して本考案のデ
イスクカートリツジの一実施例を説明する。

本考案に係るデイスクカートリツジは、第１図
及び第２図に示すように、方形状をなす上ハーフ
１と下ハーフ２を互いに突合せ、複数のビス３に
より係合固定してなるカートリツジ４内に追記記
録が可能な光デイスク等の円盤状のデイスク５を
回転可能に収納して構成されている。そして、上
記カートリツジ４を構成する上下ハーフ１，２の
中央部には、ここに収納されるデイスク５の中心
部に設けたチヤツキング用ハブ６を外方に臨ませ
るチヤツキング機構挿入口７，８がそれぞれ形成
され、この挿入口７，８から所定間隔隔て前縁部
方向に亘つて上記デイスク５の信号記録部を径方
向に亘つて外方に臨ませ、上記デイスク５に対し
所定の情報信号を書込み及び書き込まれた情報信
号の読出しを行う光学ピツクアツプ等の情報信号
書込み読出し手段が臨む開口部９，１０が形成さ
れている。

また、カートリツジ４には、上記チヤツキング
機構挿入口７，８及び開口部９，１０を開閉操作
するスライド式のシヤツタ１１が取付けられてい
る。このシヤツタ１１は、薄いステンレス板等の
金属板をコ字状に折曲して形成され、上記カート
リツジ４の外側面に嵌合するようにして配設さ
れ、上記カートリツジ４の前縁部間に横方向にス
ライドベース１２とともに上記チヤツキング機構
挿入口７，８及び開口部９，１０を開閉する方向
にスライド可能に取付けられてなる。上記シヤツ
タ１１が固定されるスライドベース１２は、この
スライドベース１２の内方側一側面に形成した第
１のラツクギヤ１３と下ハーフ２に１４間に転勤
自在に噛合されたピニオンギア１５からなる連動
機構を介してトーシヨンスプリング１６により、
常時上記シヤツタ１１が上記チヤツキング機構挿
入口７，８及び開口部９，１０を開閉する方向に
偏倚されている。

さらに、カートリツジ４を構成する下ハーフ２
には、上記シヤツタ１１が閉塞位置にあるときこ
のシヤツタ１１を当該閉塞位置にロツクしておく
ロツク部材１７が上記シヤツタ１１の閉塞端部に
対応して取付けられている。

ところで、上記カートリツジ４を構成する上下
ハーフ１，２の内壁面であつて、チヤツキング機
構挿入口７，８を囲繞する内周側領域にはデイス
ク５の内周側非信号記録部５ａに対応して円周方
向に所定間隔をおいて複数の円弧形をなす枠状リ
ブ１８と長方形状をなす枠状リブ１９が突設され
て内周側凹面状保持部２０，２１が形成され、上
下ハーフ１，２の外側壁に略内接して突設されて
デイスク収納部２２を構成する円弧状リブ２３が
設けられる円周上に対応する位置である外周側領
域には上記デイスク５の外周側非信号領域５ｂに
対応して複数の円形をなす外周側凹面上保持部２
４が座ぐり状に形成されている。

そして、円形をなす内周側凹面状保持部２０及
び外周側凹面状保持部２４には、第４図に示すよ
うに円盤状に形成されたデイスク支持部材２５が
嵌合配設され、長方形板状をなす内周凹面状保持
部２１には、第５図に示すように長方形板状に形
成されたデイスク支持部材２５が嵌合配設され
る。これらデイスク支持部材２５及び２６は、十
分に弾性を有するシリコーンゴムをもつて形成さ
れるもので、例えばステンレス板等の板金からプ
レス加工によつて形成される脚片部材２７及び２
８を、その両端部２７ａ，２７ｂ及び２８ａ，２
８ｂを突出してインサート成形して構成されてい
る。

この脚片部材２７及び２８は両端部２７ａ，２
７ｂ及び２８ａ，２８ｂには夫々取付け通孔２７
_ａ１，２７_b1及び２８_a1，２８_b1が穿設され、また
中央部２７ｃ及び２８ｃは表面側に高い段付き加
工されて長孔２７_c1，２７_c2及び２８_c1，２８_c2が
穿設されてる。そしてこの脚片部材２７及び２８
は段付き中央部２７ｃ及び２８ｃがデイスク支持
部材２５及び２６にインサートされるものとされ
デイスク支持部材を形成するシリコーンゴムは段
付き中央部２７ｃ及び２８ｃの表面側と裏面側の
部位が長孔２７_c1，２７_c2及び２８_c1，２８_c2を通
して一体化されデイスク支持部材２５及び２６と
脚片部材２７及び２８との密着が良好となる。ま
たこの状態でデイスク支持部材２５及び２６の裏
面と脚片部材２７及び２８の両端部２７ａ，２７
ｂ及び２８ａ，２８ｂの裏面とは同一面となされ
ている。なお図示の例では脚片部材２７及び２８
は全体的に長方形状、即ち帯状に形成されている
が円盤状デイスク支持部材２５にインサートする
脚片部材２７は段付き中央部２７ｃをデイスク支
持部材２５より小径の円形状に形成してもよい。
また両脚片部材２７及び２８は板金に限ることな
く、剛性を有する板体例えばデイスク支持部材２
５，２６の成形材より融点が高く剛性を有する剛
性樹脂板により形成できるものである。

このように形成されてなるデイスク支持部材２
５，２６は、内周側凹面状保持部２０及び外周側
凹面状保持部２４の深さより稍々肉厚であつて
稍々小型に形成され、上記各保持部２０及び２４
に嵌合配設したとき、デイスク受け面となる上面
が上記保持部２０及び２４から突出し、且つ周壁
２５ａ，２６ａの内周囲との間に僅かの間隙が形
成されるようになされている。

そしてこのように形成されるデイスク支持部材
２５及び２６を配設する各凹面状保持部２０，２
１及び２４には上記脚片部材２７及び２８の取付
け通孔２７_a1，２７_b1及び２８_a1，２８_b1に挿通
される一対のピン２９ａ，２９ｂ，３０ａ，３０
ｂ及び３１ａ，３１ｂが突設されている。

即ち、第６図及び第７図に示すように円形の内
周側凹面状保持部２０においては、これを形成す
る円弧形枠状リブ１８に直径方向に対してデイス
ク支持部材２５の脚片部材２７の両端部２７ａ，
２７ｂが嵌挿できる一対の切欠部１８ａ，１８ｂ
を形成してこの両切欠部１８ａ，１８ｂの略中央
に位置してピン２９ａ，２９ｂを突設してあり、
また第１０図に示すように長方形の内周側凹面状
保持部２１においてはこれを形成する長方形枠状
リブ１９の長手方向の両端部にデイスク支持部材
２６の脚片部材２８の両端部２８ａ，２８ｂが嵌
挿される延長部１９ａ，１９ｂを形成してこの両
延長部１９ａ，１９ｂにピン３０ａ，３０ｂを突
設してある。一方、円形の外周側凹面状保持部２
４においては第８図及び第９図に示すように円形
座ぐり部の直径方向に対向してデイスク支持部材
２５の脚片部材２７の両端部２７ａ，２７ｂが嵌
挿される一対の凹部２４ａ，２４ｂを形成して両
凹部２４ａ，２４ｂにピン３１ａ，３１ｂを突設
してある。

このように成形されて成る円形を為す内周側凹
面状保持部２０及び外周側凹面状保持部２４には
円形のデイスク支持部材２５を嵌挿すると共に、
脚片部材２７の両端取付け通孔２７_a1，２７_b1を
ピン２９ａ，２９ｂ及び３１ａ，３１ｂに嵌挿し
てこの夫々のピンの先端部を、また長方形状をな
す内周側凹面状保持部２１には長方形のデイスク
支持部材２６を嵌挿すると共に脚片部材２８の両
端取付け通孔２８_a1，２８_b1をピン３０ａ，３０
ｂに嵌挿してこのピン先端部を夫々例えば超音波
かしめ方式によりかしめることにより、各凹面状
保持部２０，２１及び２４に対して各デイスク支
持部材２５，２６を固着する。

このように各凹面状保持部２０，２１及び２４
に嵌挿配設されたデイスク支持部材２５，２６
は、上記保持部２０，２１及び２４の深さより肉
厚であるので、第３図に示すように上面のデイス
ク支持面は突出状態にある。また、内周側凹面状
保持部２０，２１は上下ハーフ１，２の内壁面か
ら枠状リブ１８，１９を突出して形成され、外周
側凹面状保持部２４は上下ハーフ１，２の内壁面
を座ぐり状に穿設して形成されてなるデイスク支
持部材２５，２６の上面のデイスク支持面は、内
周側で高く外周側で低い態様となつている。従つ
て、カートリツジ４内に収納されるデイスク５
は、第３図に示すように、記録及び／又は再生装
置にデイスクテーブルにチヤツキングされない不
使用状態では内周側のデイスク支持部材２５，２
６によつて当接支持されることになる。また、上
記デイスク５に反りがあるような場合には、外周
面が外周側のデイスク支持部材２５によつて当接
支持されて上記反りが押さえられる。

この実施例では、デイスク支持部材２５，２６
上面デイスク受け面に梨地状の粗面を形成して吸
引防止部３２を設けるようにしているが、上記吸
引防止部３２は、デイスク受け面とデイスク５と
の密着性、例えばデイスク５がデイスク受け面上
に載置され、たのデイスク受け面側が撓まされ上
記デイスク５面と上記デイスク受け面間において
吸盤構造が形成されることを阻害するようなもの
であればいずれの構造のものであつても良い。例
えば、デイスク支持部材上面のデイスク受け面に
中心から放射状に溝を穿設してデイスク５との間
の吸引による密着性を阻害するようにした吸引防
止部となしたもの、あるいはデイスク支持部材上
面のデイスク受け面に中心から放射状に突条部を
突設して同様の作用を有する吸引防止部となした
ものであつても良い。なお、上記溝及び突条部は
螺旋状に形成したものであつても良い。さらに、
デイスク支持部材上面のデイスク受け面の中央部
をあらかじめ膨出するように突出形成し、この膨
出した位置に対応して下面側に支持部を突設して
おき、上記デイスク受け面上にデイスクが載置さ
れこのデイスク受け面が撓まされることを防止し
て吸引防止部となすこともできる。

なお、脚片部材２７，２８の取付け通孔は一対
に限ることなく３個以上形成することにより３個
所以上でかしめにより止着することも可能であ
る。また、この脚片部材２７，２８のかしめはピ
ンの熱溶融かしめにより行うことができ、特に脚
片部材を板金により形成した場合はこの熱溶融か
しめが有効である。

このように各デイスク支持部材２５，２６は各
凹面状保持部２０，２１及び２４に対して嵌挿
し、脚片部材２７，２８をピン２９ａ，２９ｂ，
３０ａ，３０ｂ及び３１ａ，３１ｂによりかしめ
ることにより止着するので経年変化がほとんどな
く長期間にわたつて安定して止着保持でき、特に
剛性の脚片部材をかしめることにより止着するの
で柔軟性のデイスク支持部材が変形することな
く、そのデイスク支持面の高さ精度を確保できて
デイスク５を均一に安定して支持できる等の利益
がある。

以上、本考案は前述した実施例に限らず、本考
案の要旨を逸脱することなく、その他種々の構成
が取り得ることは勿論である。

例えばデイスク支持部材２５，２６及び脚片部
材２７，２８の形状は図示のものに限ることなく
配設個所に応じて適宜変形でき、またカートリツ
ジ４の内部構造、例えばシヤツタ１１の開閉偏倚
機構も各種の構成を採用でき、ロツク機構は省略
してもよい。

〔考案の効果〕

以上のように本考案によればカートリツジの内
壁面に固着されてデイスクを支持する柔軟性を有
するデイスク支持部材は剛性が大の脚片部材がイ
ンサート成形され、この脚片部材を介してかしめ
により固着するのでこのかしめ部の厚みばらつき
が極小に抑えられてかしめ高さの調整が容易とな
ると共にかしめ部には従来の如き間隙を設ける必
要がなく確実なかしめ固着が可能となつてデイス
ク支持面の高さ精度を確保できて、デイスクを均
一に安定して支持できる。

また、デイスク支持部材はかしめ止着部の剛性
が大となることによりカートリツジの落下時等の
衝撃によるデイスクの揺動摩擦によつても捩れが
生じることなく、脱落が防止されて信頼性が向上
し、しかもカートリツジへの組込みの自動化が可
能となつて、省力化が図れ、製造能率が向上され
る等の効果を有する。

【図面の簡単な説明】

第１図は本考案に係るデイスクカートリツジを
構成する下ハーフを透視して示す斜視図、第２図
は同、デイスクカートリツジの全体斜視図、第３
図は同、デイスクカートリツジの一部拡大断面
図、第４図は本考案に用いられる円盤状のデイス
ク支持部材の上面側斜視図、第５図は本考案に用
いられる長方形状のデイスク支持部材上面側斜視
図、第６図は第４図に示すデイスク支持部材を内
周側凹面状保持部に配設した状態の平面図、第７
図は第６図の横断面図、第８図は第４図に示すデ
イスク支持部材を外周側凹面状保持部に配設した
状態の平面図、第９図は第８図の横断面図、第１
０図は第５図に示すデイスク支持部材を内周側凹
面状保持部に配設した状態の平面図である。 図中、１は上ハーフ、２は下ハーフ、４はカー
トリツジ、６はデイスク、２５，２６はデイスク
支持部材、２７，２８は脚片部材、２７_a1，２７
_ｂ１，２８_a1，２８_b1は取付け通孔、２９ａ，２９
ｂ，３０ａ，３０ｂ，３１ａ，３１ｂはかしめピ
ンである。

Claims (1)

1. 【実用新案登録請求の範囲】 カートリツジ内に情報信号が記録されるデイス
   クを回転可能に収納して成るデイスクカートリツ
   ジにおいて、 デイスクの非信号記録部に対応するカートリツ
   ジの内壁面に、剛性が大の板材より形成される脚
   片部材を、その端部を突出してインサート形成し
   て成る柔軟性のデイスク支持部材が上記脚片部材
   を介してかしめにより取付られたことを特徴とす
   るデイスクカートリツジ。