JPH0438163A - 磁気継手の冷却構造 - Google Patents

磁気継手の冷却構造

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JPH0438163A
JPH0438163A JP14248190A JP14248190A JPH0438163A JP H0438163 A JPH0438163 A JP H0438163A JP 14248190 A JP14248190 A JP 14248190A JP 14248190 A JP14248190 A JP 14248190A JP H0438163 A JPH0438163 A JP H0438163A
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driven
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driving
magnet
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Taizo Azuma
東 泰造
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Ebara Corp
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は真空ポンプ又は圧縮機等の回転機械の回転体に
回転力を非接触で伝達するための磁気継手の冷却構造に
関するものである。
〔従来技術〕
磁気継手は機械的手段によらず動力を伝達する機構であ
り、回転軸が外部に達するための貫通部がなく回転機械
の内部を外部の雰囲気から完全に遮断することができる
ものである。このため回転機械が内部からの流体の漏れ
、若しくは内部への流体の侵入を嫌う場合は有効な動力
伝達手段であり、薬液ポンプ等に使用されている。
〔発明が解決しようとする課題〕
磁気継手は開口部が全く無いキャンを介して動力伝達を
行なうため密封性が完璧である。しかしながら、導電体
よりキャンを製作した場合、回転する磁束の貫通により
キャンに渦電流を生じ熱が発生する。キャンの材料とし
て木材、プラスチック等の絶縁物を用いれは渦電流は流
れないから、これによる熱の発生は無いが、強度や密封
性等の制約により通常、非磁性体金属と言われるステン
レス鋼等が使用きれる。しかしながらこれらの金属は導
電体であるため磁束を横切ることにより渦電流が発生し
、この渦電流による発熱は避けられない。ノ」−型の装
置においてもこの発熱量は数百Wにも達し、冷却が不十
分だと周囲部品の温度は数分で数百度に上昇する。この
過熱は磁石の磁力低下を惹起し、動力伝達不能(脱調)
に陥ってしまう。
上記キャンの冷却方法とし、水ポンプ等の低温の流体が
自己液として内部に充満している場合はこの自己液によ
る自然冷却が可能である。またこの冷却方法が主流であ
る。しかしながら真空ポンプのようにキャン内部が真空
或いは極めて希薄な気体である場合は自然冷却の方法は
、熱輻射のみであり充分な冷却は全く期待できない。
本発明は上述の点に鑑みてなされたもので、上記キャン
を強制的に冷却するキャン冷却手段を設けることにより
、上記欠点を除去した磁気継手の冷却構造を提供するこ
とを目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
上記課題を解決するため本発明は、回転機械の回転体に
磁気力により駆動側回転体から非接触で回転力を伝達す
る磁気継手の冷却構造を下記の如く構成した。
前記磁気継手は回転機械の回転体軸に直接又は間接的に
連結されたロータ軸と該ロータ軸外周との間に所定の間
隙を置いて同心円状で且つ回転自在に支承して配置され
た円筒状のホイールとを具備し、該ロータ軸外周には被
動側磁石又は被動側導電体又は被動側ヒステリシス材体
を設けると共に、円筒状のホイール内周には該被動側磁
石又は被動側導電体又は被動側ヒステリシス材体と対応
させて駆動側導電体又は駆動側磁石又は駆動側ヒステリ
シス材体を固着し、ロータ軸とホイールの間で且つロー
タ軸の先端を覆うように回転機械内を外部雰囲気から遮
断するキャンを設け、円筒状のホイールには回転軸に垂
直な端面又は内周面に流路溝を設け、該円筒状のホイー
ルの回転時の該流路溝を通る冷却用気体によりキャンの
冷却を行なうことを特徴とする。
また、波路溝は回転軸に垂直な端面に複数の凹状溝を切
削して形成したことを特徴とする。
また、前記流路溝は円筒状のホイールの内周の所定位置
に複数の翼を所定の間隔で設け、該翼と翼の間を流路溝
としたことを特徴とする。
また、前記流路溝は円筒状のホイールの内周に複数の前
記駆動側導電体又は駆動側磁石を所定の間隔で設け該駆
動側導電体と駆動側導電体の間又は前記駆動側磁石と駆
動側磁石の間を流路溝としたことを特徴とする。
また、前記磁気継手は前記回転機械の回転体軸に直接又
は間接的に連結されロータ軸の端部に固定された被動側
ハブと、駆動側軸の端部に固定され該被動側ハブと対向
して配置された駆動側ハブとを具備し、被動側ハブの駆
動側ハブとの対向面には被動側磁石又は被動側導電体又
は被動側ヒステリシス材体を設けると共に駆動側ハブの
被動側ハブとの対向面には該被動側磁石又は被動側導電
体又は被動側ヒステリシス材体と対応させて駆動側導電
体又は駆動側磁石又は駆動側ヒステリシス材体を設け、
回転機械側の支持部材に固定され、被動側ハブと駆動側
ハブの間で且つ回転機械内を外部雰囲気から遮断するキ
ャン又は隔壁を設け、駆動側ハブのキャン対向面に流路
溝を設け、該駆動側ハブの回転時の該流路溝を通る冷却
用気体によりキャン又は隔壁の冷却を行なうことを特徴
とする。
また、前記流路溝は駆動側ハブの複数の駆動側磁石又は
駆動側導電体を所定の間隔で設け、該駆動側磁石と駆動
側磁石の間又は駆動側導電体と駆動側導電体の間を流路
溝としたことを特徴とする。
また、前記流路溝は駆動側ハブのキャンに対向する面に
複数の凹状溝を設けて形成したことを特徴とする。
〔作用〕
磁気継手を上記の如く構成することにより、駆動側ホイ
ール又は駆動側ハブの回転に連動してロータ軸も回転し
、キャン又は隔壁が被動側磁石又は被動(ml導電体と
被動側導電体又は駆動側磁石との間に発生する磁束を横
切ることになり、これによりキャン又は隔壁内に渦電流
か発生し、この渦電流のジュール熱によりキャンは過熱
される力釈駆動側ホイール又は駆動側ハブの回転により
、前記流路溝を通る冷却用気体によりキャン又は隔壁が
冷却きれるから、磁気継手の安全な連続運転が可能とな
る。
〔実施例〕
以下、本発明の一実旅例を図面に基づい説明する。
第1図は本発明の第1の実施例である磁気継手の冷却構
造をスクリュー式真空ポンプに用いた例を示す断面図で
ある。スクリュー式真空ポンプは主として、王ケーシン
グ1、吸込側ケーシング2及び吐出側端面板3を具備し
、雄ロータ5及び雌ロータ6が主ケーシング1内にロー
タ軸受7により回転自在に支承きれている。また、吸込
側ケーシング2内には雄ロータ5及び雌ロータ6のそれ
ぞれのロータ軸端に固着され且つ互い噛み合うタミング
キア5a、5aが配置きれている。なお、雄ロータ5及
び雌ロータ6のそれぞれのロータ軸が主ケーシング1及
び吐出側端面板3を貫通する、部分には密封部材8が設
けられ、主ケーシング1内が外部から遮断される構造と
なっている。
上記構造の゛スクリュー式真空ポンプは、雄ロータ5の
ロータ軸に動力が伝達され、雄ロータ5が回転するとタ
ミングギャ5a、6aを介して動力が雌ロータ6のロー
タ軸に伝達され、雌ロータ6も回転する。
雄ロータ5のロータ軸5bを延長し、吐出側端面板3及
び磁気継手支持板4を貫通させ、該ロータ軸5bの端部
に磁気継手の被動側ハブ10を固定し、該被動側ハブ1
0の外周には被動側磁石10aが固着されている。
前記磁気継手支持板4にはロータ軸5bの軸端に固定さ
れた被動側ハブ10を覆ってキャン11が固定し、該キ
ャン1工によりスクリュー式真空ポンプ内を外部雰囲気
から遮断している。被動側磁石10aとキャン11内周
との間には所定の間隙が設けられており、互いに摺接し
ないようになっている。
キャン11の外周には円筒状の磁気継手の駆動側ホイー
ル9が配置され、該駆動側ホイール9の内周面には前記
被動側磁石i0aと対応する駆動側磁石9aが固着され
ている。この駆動側磁石9aとキャン11の外周面の間
には所定の間隙が設けられており、互いに摺接しないよ
うになっている。また、駆動側ホイール9は軸受14を
介してボス13に支承きれている。ボス13はロッド1
6を介して磁気継手支持板4に固定されている。
また、ボス13の細部には貫通穴13aが設けられてい
る。
駆動側ホイール9に一体に形成されたブリー9bを回動
することにより、駆動側ホイール9の内周に固着された
駆動側磁石9aを回転し、該駆動側磁石9aと被動側磁
石10aの間の磁力の作用により、被動側ハブ10を介
して回転力がロータ軸5bに伝達きれ、雄ロータ5が回
転すると同時にタミングギア5a、6aを介して雌ロー
タ6も回転する。即ち、スクリュ式真空ポンプが駆動さ
れることになる。
駆動側ホイール9の回転軸と垂直な端面、即ちキャン1
1のフランジ部11aに対向する端面には、第2図及び
第3図に示すように凹状の流路溝17が設けられている
。なお、第2図は駆動側ホイール9の第1図のA−A矢
視図であり、第3図は第2図のB矢視図である。
上記構造の磁気継手において、駆動側ホイール9の回転
により、駆動側磁石9aと被動側磁石10aの間に発生
する磁束の磁力により被動側磁石10aが回転するが、
これにより駆動側磁石9aと被動側磁石10aの間に発
生する磁束をキャン11が切ることになるから、キャン
11の材料が導電体であれば、キャン11内に渦電流が
発生し、これによりキャン11が熱される。この渦電流
による加熱が高くなると磁気継手として不具合いが発生
することは前述の通りである。
そこで、上記のように駆動側ホイール9の回転軸と垂直
な端面に凹部状の流路溝17を設けると、駆動側ホイー
ル9が回転することにより、凸部と流路溝17とがそれ
ぞれファンの翼と翼間流路として作用し、空気が第1図
中の矢印に示すように、ボス13に設けられた貫通穴1
3a及び駆動側ホイール9の流路溝17を通って流れ、
この冷却用空気によりキャン11が冷却されることにな
る。
上記構造とすることにより、駆動側ホイール9が回転し
ている限り冷却用空気(主として大気)はボス13等の
貫通穴13a及び流路溝17を通って流れ、安定したキ
ャン11の冷却が可能となる。
なお、本実施例では貫通穴13aを駆動側ホイール9に
同心の円筒形状としたが、ボス13を貫通する穴であれ
はどのような穴でもよいことは当然である。
なお、上記実施例では駆動側ホイール9の一端のみを軸
受14を介してボス13に回転自在に支承する所謂片持
ち支持の例を示したが、駆動側ホイール9の他端も軸受
を介して例えは磁気継手支持板4に回転自在に支承許せ
る所謂両端支持としてもよいことは当然である。
第4図は本発明の第2の実施例である磁気継手の冷却構
造を示す図で、同図(a)は断面図1.同図(b)は駆
動側ホイールの内面展開図である。
なお、同図において、第1乃至第3図と同一符号を付し
た部分は同一部分を示す。また、他の図面においても同
様とする。なお、木実凡例においては、ロータ軸5bよ
り先のスクリュー式真空ポンブの構造は第1図と同一で
あるから、その図示は省略する。以下、他の実施例にお
いても同様とする。
第4図に示すように、駆動側ホイール9の内周面の所定
の位置に複数の翼9eを所定の間隔で設けている。この
翼9cは軸方向に対して所定の角度で配置されいる。
上記構造の磁気継手において、駆動側ホイール9を回転
すると、翼9eと翼9eの間の流路溝を通って、矢印A
、Bに示すように空気が流れ、この空気の流れにより、
キャン11は効果的に冷却きれる。
第5図は本発明の第3の実施例である磁気継手の冷却構
造を示す図で、同図(a)は断面図、同図(b)は駆動
側ホイールの内面展開図である。
本実施例では、駆動側ホイール9に設けた複数の駆動側
磁石9aを所定の間隔で配置し、該駆動側磁石9aと駆
動側磁石9aの間を流路溝としている。この場合、各駆
動側磁石9aは軸方向に対して所定の角度で配置きれい
る。
上記構造の磁気継手において、駆動側ホイール9を回転
すると、駆動側磁石9aと駆動側磁石9aの間の流路溝
を通って、矢印A、Bに示すように空気が流れ、この空
気の流れにより、キャン11は効果的に冷却される。
なお、上記実施例においては駆動側ホイール9の内周面
に設けた駆動側磁石9aも被動側ハブ10の外周に設け
た被動側磁石10aを磁石である同期型としたが、両者
とも磁石である必要がなく、一方を磁石とし、他方を導
電体又は磁化されな磁性体即ちヒステリシス材体とする
所謂誘導型とすることも可能である。また、磁石も永久
磁石に限定されるものではなく、電磁石でもよいことは
当然である。
また、上記実施例では、ロータ軸5bの端部に固定され
た被動側ハブ10の外周に被動側磁石10aを設け、さ
らにその外周に駆動側ホイール9の内周に設けた駆動側
磁石9aを対向させる、シノンダ型の磁気継手を例に説
明したが、本発明の冷却構造で対象とする磁気継手の構
造はこれに限定されるものではない。
例えは、第f図に示すように、駆動側ホイール9の一端
部を軸受14bを介して、磁気継手支持板4の側部に直
接支承させる構造の磁気継手でもよい。なお、第孕図に
おいてはキャン冷却手段の図示は省略する。
また、第7図及び第8図に示すように、ロータ軸5bの
端部に被動側ハブ10を固定し、この被動側ハブ10に
対向させて駆動側ロータ軸9dの端部に固定された駆動
側ハブ9−1を配置し、被動側ハブ10の駆動側ハブ9
−1との対向面に被動側磁石10aを設け、駆動側ハブ
9−1の被動側ハブ10との対向面に駆動側磁石9aを
設けた構造の所謂ディスク型の磁気継手としてもよい。
第7図(a)は本発明の第5の実施例である磁気継手の
冷却構造の断面図、同図(b)は駆動側磁石の同図(a
)B−B矢視図である。第7図の場合は、駆動側ハブ9
−1の駆動側磁石9aと被動側ハブ10の被動側磁石1
0aの間に隔壁11を磁気継手支持板4に固定して配置
しいる。駆動側ハブ9−1のキャン11との対向面に設
ける駆動側磁石9aは同図(b)に示すように、扇形の
駆動側磁石9aと駆動側磁石9aを所定の間隔を設けて
配置している。従って、駆動側磁石9aと駆動(II 
i石9aとの間が中心から放射状に伸びる波路溝となる
。駆動側ロータ軸9dの中心部には駆動側ハブ9−1の
中心に形成された穴と連通ずる中空穴9gが設けられて
いる。図中、Mは駆動モータである。
上記構造の磁気継手の冷却構造において、駆動モータで
駆動側ロータ軸9dを回転きせると、駆動側磁石9aと
被動側磁石10aの間を通る磁束の磁力により被動側ハ
ブ10及びロータ軸5bが回転する。これにより、該磁
束を隔壁11がこの磁束を横切ることになるから、隔壁
11に渦電流が発生し、そのジュール熱により、隔壁1
1の温度は上昇しようとするが、前記駆動側磁石9aと
駆動側磁石9aとの間の流路溝を矢印Aに示すように空
気が流れ、この空気の流れにより隔壁11は効果的に冷
却きれる。なお、駆動側ハブ9−1の中心に形成された
穴には駆動側ロータ軸9dの中空穴9gを通って空気が
供給される。
第8図(a)は本発明の第6の実施例である磁気継手の
冷却構造の断面図、同図(b)は駆動側ハブの同図(a
)B−B矢視図である。第7図の場合は、駆動側ハブ9
−1の隔壁11の対向面の所定の位置(図では、駆動側
磁石9aの外周側)に放射状に凹状の流路溝9fを設け
ている。駆動モータで駆動側ロータ軸9dを回転させる
と、駆動側ロータ軸9dの中空穴9gを通って空気は流
路溝9fを矢印Aに示すように流れ、この空気の流れに
より隔壁11は効果的に冷却される。
なお、上記第5及び第6実旌例においては、被動側ハブ
10と駆動側ハブ9−1の間に配置され、スクリュー式
真空ポンプ内を外部雰囲気から完全に遮断する隔壁11
を設ける例を示したが、被動側ハブ10と駆動側ハブ9
−1の配置位置等によっては複雑なキャンとする必要も
ある。
また、第7図及び第8図においても駆動側磁石9a及び
被動側磁石10aのいずれか一方を磁石とし、他方を導
電体又はヒステリシス材体とする所謂誘導型とすること
も当然可能であり、また、磁石も永久磁石に限定される
ものではなく、i@石でもよいことは当然である。
また、上記実施例においては、何れもロータ軸5bはス
クリュー式真空ポンプの雄ロータ5に直結する例を示し
た力釈直結するものに限定きれるものではなく、例えば
増減速のギアを介し間接的に連結される構造であっても
よいことは当然である。
また、上記実例では磁気継手をスクリュー式真空ポンプ
の動力伝達手段として用いる例を示したが、本磁気継手
はスクリュー式真空ポンプ以外の回転式真空ポンプは勿
論のこと、真空ポンプ以外の例えば圧縮機等の回転機械
の動力伝達手段としても利用できることは当然である。
〔発明の効果〕
以上説明したように本発明によれは下記のような優れた
効果か得られる。
即ち、駆動側ホイール又は駆動側ハブの回転に連動して
ロータ軸も回転し、キャンが被動側磁石又は被動側導電
体と被動側導電体又は駆動側磁石との間に発生する磁束
を横切ることになり、これによりキャン内に渦電流が発
生し、この渦電流のジュール熱によりキャンは過熱され
るが、駆動側ホイール又は駆動側ハブの回転により、前
記流路溝を通る気体のファン効果によりキャン又は隔壁
が効果的に冷却させるから、磁気継手の安全な連続運転
が可能となる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の実施例である磁気継手の冷却構造を示
す断面図、第2図は第1図の駆動側ホイールのA−A矢
視図、第3図は第2図のB矢視図、第4図は本発明の第
2の実施例である磁気継手の冷却構造を示す図で、同図
(a)は断面図、同区(b)は駆動側ホイールの内面展
開図、第5図は本発明の第3の実施例である磁気継手の
冷却構造を示す図で、同図(a)は断面図、同図(b)
は駆動側ホイールの内面展開図、第6図は本発明の第4
の実施例である磁気継手の冷却構造を示す断面図、第7
図は本発明の第5の実施例である磁気継手の冷却構造を
示す図で、同図(a)は断面図、同図(b)は駆動側磁
石の同図(a)のB−B矢視図、第8図は本発明の第6
の実施例である磁気継手の冷却構造を示す図で、同図(
a)は断面図、同図(b)は駆動側ハブの同図(a)の
B−B矢視図である。 図中、1・・・主ケーシング、2・・・・吸込側ケーシ
ング、3・・・吐出側端面板、4 ・・・磁気継手支持
板、5 ・雄ロータ、6・ ・雌ロータ、7・ ・軸受
、8 ・・密封部材、9・ ・駆動側ホイール、10・
・・被動側ハブ、11 ・キャン、12・冷却ハウシン
グ、13・ ボス、14・・・軸受、16・・・・ロッ
ド、17・ 流路溝。 特許出願人 株式会社荏原製作所 代理人 弁理士 熊谷隆(外1名) I′! 第 1図 (J酪l門“喘11イ刺71.1−ルA−A 来復)第
2図 (B天イ見) 第3 図 第6図 (a) Cb) 第4図 tb) 第5図 (I!2) (b) 第 7図 (b) 第 8図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 (1)回転機械の回転体に磁気力により駆動側回転体か
    ら非接触で回転力を伝達する磁気継手において、 前記磁気継手は前記回転機械の回転体軸に直接又は間接
    的に連結されたロータ軸と、 該ロータ軸外周との間に所定の間隙を置いて同心円状で
    且つ回転自在に配置される円筒状のホィールとを具備し
    、 該ロータ軸外周には被動側磁石又は被動側導電体又は被
    動側ヒステリシス材体を設けると共に、前記円筒状のホ
    ィール内周には該被動側磁石又は被動側導電体又は被動
    側ヒステリシス材体と対応させて駆動側導電体又は駆動
    側磁石又は駆動側ヒステリシス材体を固着し、 前記ロータ軸と前記ホィールの間で且つ前記ロータ軸の
    先端を覆うように前記回転機械内を外部雰囲気から遮断
    するキャンを設け、 前記円筒状のホィールの回転軸に垂直な端面又は内周面
    に流路溝を設け、該円筒状のホィールの回転時の該流路
    溝を通る冷却用気体により前記キャンを冷却することを
    特徴とする磁気継手の冷却構造。 (2)前記流路溝は回転軸に垂直な端面に複数の凹状溝
    を切削して形成したことを特徴とする請求項(1)記載
    の磁気継手の冷却構造。 (3)前記流路溝は円筒状のホィールの内周の所定位置
    に複数の翼を所定の間隔で設け、該翼と翼の間を流路溝
    としたことを特徴とする請求項(1)記載の磁気継手の
    冷却構造。(4)前記流路溝は円筒状のホィールの内周
    に複数の前記駆動側導電体又は駆動側磁石を所定の間隔
    で設け該駆動側導電体と駆動側導電体の間又は前記駆動
    側磁石と駆動側磁石の間を流路溝としたことを特徴とす
    る請求項(1)記載の磁気継手の冷却構造。 (5)回転機械の回転体に磁気力により駆動側回転体か
    ら非接触で回転力を伝達する磁気継手において、 前記磁気継手は前記回転機械の回転体軸に直接又は間接
    的に連結されたロータ軸の端部に固定された被動側ハブ
    と、駆動側軸の端部に固定され該被動側ハブと対向して
    配置された駆動側ハブとを具備し、 前記被動側ハブの駆動側ハブとの対向面には被動側磁石
    又は被動側導電体又は被動側ヒステリシス材体を設ける
    と共に、前記駆動側ハブの被動側ハブとの対向面には該
    被動側磁石又は被動側導電体又は被動側ヒステリシス材
    体と対応させて駆動側導電体又は駆動側磁石又は駆動側
    ヒステリシス材体を設け、 前記回転機械側の支持部材に固定され、前記被動側ハブ
    と駆動側ハブの間で且つ前記回転機械内を外部雰囲気か
    ら遮断するキャンを設け、 前記駆動側ハブのキャン対向面に流路溝を設け、該駆動
    側ハブの回転時に該流路溝を通る冷却用気体により前記
    キャンを冷却することを特徴とする磁気継手の冷却構造
    。 (6)前記流路溝は前記駆動側ハブの複数の駆動側磁石
    又は駆動側導電体を所定の間隔で設け、該駆動側磁石と
    駆動側磁石の間又は駆動側導電体と駆動側導電体の間を
    流路溝としたことを特徴とする請求項(5)記載の磁気
    継手の冷却構造。 (7)前記流路溝は前記駆動側ハブの前記キャンに対向
    する面に複数の凹状溝を設けて形成したことを特徴とす
    る請求項(5)記載の磁気継手の冷却構造。
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JP14248190A Pending JPH0438163A (ja) 1990-05-31 1990-05-31 磁気継手の冷却構造

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JP (1) JPH0438163A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100670938B1 (ko) * 2005-07-12 2007-01-17 한국건설기술연구원 프리스트레스가 도입된 구조용 유리부재
JP2008163865A (ja) * 2006-12-28 2008-07-17 Anest Iwata Corp 磁気カップリングを介して駆動源に結合した流体機械
JP2013129485A (ja) * 2011-12-21 2013-07-04 Ricoh Co Ltd パンチ屑回収箱、用紙後処理装置及び画像形成装置
CN104518641A (zh) * 2013-09-30 2015-04-15 中达电通股份有限公司 永磁调速联轴器

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