JPH04308433A - 電子機器の電源切換回路 - Google Patents
電子機器の電源切換回路Info
- Publication number
- JPH04308433A JPH04308433A JP3099706A JP9970691A JPH04308433A JP H04308433 A JPH04308433 A JP H04308433A JP 3099706 A JP3099706 A JP 3099706A JP 9970691 A JP9970691 A JP 9970691A JP H04308433 A JPH04308433 A JP H04308433A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- power supply
- transistor
- switching circuit
- supply voltage
- backup
- Prior art date
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- Pending
Links
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 5
- 238000013459 approach Methods 0.000 description 1
- 238000007796 conventional method Methods 0.000 description 1
- 238000001514 detection method Methods 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Stand-By Power Supply Arrangements (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、主電源の他にバックア
ップ電源を有する例えばビデオカメラ等の電子機器に採
用する場合に好適な電源切換回路に関するものである。
ップ電源を有する例えばビデオカメラ等の電子機器に採
用する場合に好適な電源切換回路に関するものである。
【0002】
【従来の技術】携帯用のビデオカメラ等の電子機器にお
いては、電源として一般にバッテリーが使用されている
が、いわゆる電池切れによる不意の動作停止を防止する
ため、主バッテリーの他にバックアップバッテリーを備
え、主バッテリーの電圧が所定レベル以上降下した場合
にバックアップバッテリーから電源電圧を供給するよう
にしたものがある。
いては、電源として一般にバッテリーが使用されている
が、いわゆる電池切れによる不意の動作停止を防止する
ため、主バッテリーの他にバックアップバッテリーを備
え、主バッテリーの電圧が所定レベル以上降下した場合
にバックアップバッテリーから電源電圧を供給するよう
にしたものがある。
【0003】従来、このような電子機器における電源切
換回路は図4のように1本のダイオードDによって構成
されている。すなわち、主バッテリーEMとバックアッ
プバッテリーEB の間をダイオードDで連結し、通常
は主バッテリーEM からの電圧が出力端子Tに供給さ
れているが、主バッテリーEM から供給される電圧が
バックアップバッテリーEB から供給される電圧より
もVF1(ダイオードDの順方向電圧:約 0.7V)
だけ電圧降下するとダイオードDがオンとなり、バック
アップバッテリーEB の電圧が出力端子Tに供給され
るようにしているものである。
換回路は図4のように1本のダイオードDによって構成
されている。すなわち、主バッテリーEMとバックアッ
プバッテリーEB の間をダイオードDで連結し、通常
は主バッテリーEM からの電圧が出力端子Tに供給さ
れているが、主バッテリーEM から供給される電圧が
バックアップバッテリーEB から供給される電圧より
もVF1(ダイオードDの順方向電圧:約 0.7V)
だけ電圧降下するとダイオードDがオンとなり、バック
アップバッテリーEB の電圧が出力端子Tに供給され
るようにしているものである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところがダイオードD
のスイッチング抵抗がほぼ0に近くなる順方向電圧は約
0.7Vであるが、ダイオードDは実際には図5に示す
ように、この順方向電圧VF1以下であっても或る程度
電流が流れており、つまり、バックアップバッテリーE
B は、主バッテリーの電圧低下により電圧供給源とし
て切り換えられる前から電源電圧が消費されていること
になる。このため、バックアップバッテリーに切り換わ
った後は、電子機器のユーザーが予定している使用時間
だけ電子機器を使用することができないという問題があ
り、従来の方法ではバックアップ電源としての信頼性が
低いという問題があった。
のスイッチング抵抗がほぼ0に近くなる順方向電圧は約
0.7Vであるが、ダイオードDは実際には図5に示す
ように、この順方向電圧VF1以下であっても或る程度
電流が流れており、つまり、バックアップバッテリーE
B は、主バッテリーの電圧低下により電圧供給源とし
て切り換えられる前から電源電圧が消費されていること
になる。このため、バックアップバッテリーに切り換わ
った後は、電子機器のユーザーが予定している使用時間
だけ電子機器を使用することができないという問題があ
り、従来の方法ではバックアップ電源としての信頼性が
低いという問題があった。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明はこのような問題
点に鑑みて、主電源電圧が所定レベル低下した際にバッ
クアップ電源電圧が供給されるように切り換える電源切
換回路を、主電源電圧とバックアップ電源電圧の電位差
が所定のレベル以上になった時に導通する第1のトラン
ジスタと、この第1のトランジスタの導通に伴って通電
されバックアップ電源電圧を供給する第2のトランジス
タと、第1のトランジスタの通電に伴って発生する第2
のトランジスタの通電制御波形を急峻化させるブリーダ
抵抗とを有して構成するようにしたものである。
点に鑑みて、主電源電圧が所定レベル低下した際にバッ
クアップ電源電圧が供給されるように切り換える電源切
換回路を、主電源電圧とバックアップ電源電圧の電位差
が所定のレベル以上になった時に導通する第1のトラン
ジスタと、この第1のトランジスタの導通に伴って通電
されバックアップ電源電圧を供給する第2のトランジス
タと、第1のトランジスタの通電に伴って発生する第2
のトランジスタの通電制御波形を急峻化させるブリーダ
抵抗とを有して構成するようにしたものである。
【0006】
【作用】この構成により、主電源とバックアップ電源の
切換電位差を大きくし、かつ切換時のスイッチング動作
を急峻にすることができる。
切換電位差を大きくし、かつ切換時のスイッチング動作
を急峻にすることができる。
【0007】
【実施例】図1は本発明の一実施例を示すものであり、
一点鎖線で囲った1が電源切換回路である。この電源切
換回路1は主バッテリーEM とバックアップバッテリ
ーEB を切り換えて出力端子Tに供給し、例えばDC
−DCコンバータを介して電子機器の各回路部に電源供
給を行なうものであり、電源切換回路1において、トラ
ンジスタQ1 のベースには主バッテリーEM とバッ
クアップバッテリーEB の電位差が抵抗r1 ,r2
によって分圧されて供給されており、すなわちこのト
ランジスタQ1 は、主バッテリーEM とバックアッ
プバッテリーEB の電位差(EB−EM )=VEB
(r1 +r2 )/r1 となったときにオンとされ
るものである。(但し、VEBはトランジスタQ1 の
ベース−エミッタ間電圧=0.6V)
一点鎖線で囲った1が電源切換回路である。この電源切
換回路1は主バッテリーEM とバックアップバッテリ
ーEB を切り換えて出力端子Tに供給し、例えばDC
−DCコンバータを介して電子機器の各回路部に電源供
給を行なうものであり、電源切換回路1において、トラ
ンジスタQ1 のベースには主バッテリーEM とバッ
クアップバッテリーEB の電位差が抵抗r1 ,r2
によって分圧されて供給されており、すなわちこのト
ランジスタQ1 は、主バッテリーEM とバックアッ
プバッテリーEB の電位差(EB−EM )=VEB
(r1 +r2 )/r1 となったときにオンとされ
るものである。(但し、VEBはトランジスタQ1 の
ベース−エミッタ間電圧=0.6V)
【0008】また
、トランジスタQ2 は、トランジスタQ1 の通電に
伴ってトランジスタQ2 にベース電源が供給され導通
状態になるから、この時点からバックアップ電源電圧E
B を出力端子Tに供給することができる。ところで、
本実施例ではトランジスタQ2 に流入するベース電流
はブリーダ抵抗r3 を流れることになるので、このブ
リーダ抵抗r3 の両端の電位差がVBEになったとき
にトランジスタQ2 が急速にオンに駆動される。
、トランジスタQ2 は、トランジスタQ1 の通電に
伴ってトランジスタQ2 にベース電源が供給され導通
状態になるから、この時点からバックアップ電源電圧E
B を出力端子Tに供給することができる。ところで、
本実施例ではトランジスタQ2 に流入するベース電流
はブリーダ抵抗r3 を流れることになるので、このブ
リーダ抵抗r3 の両端の電位差がVBEになったとき
にトランジスタQ2 が急速にオンに駆動される。
【0009】この電源切換回路1では、主バッテリーE
M とバックアップバッテリーEB の切換電位差VF
2は、上記VEB(r1 +r2 )/r1 の式で設
定できるものであり、例えば、r1 =r2 に設定す
るとVF2が 1.2Vにできる。そのため、バックア
ップバッテリーEB は少なくとも主バッテリーEM
がその端子電圧を 1.2V低下させたときに切り換わ
ることになり、主バッテリーEM を優先的に電源とし
て使用し、バックアップバッテリーEB を温存するこ
とが可能となる。そしてさらに、ブリーダ抵抗r3 に
よりトランジスタQ2 のベース電流を抑制させてトラ
ンジスタQ2 の通電動作を急峻化することにより、主
バッテリーEM とバックアップバッテリーEB の電
位差が設定された切換電位差VF2となる以前から、バ
ックアップバッテリーEB が消費されることを防止す
ることができる。
M とバックアップバッテリーEB の切換電位差VF
2は、上記VEB(r1 +r2 )/r1 の式で設
定できるものであり、例えば、r1 =r2 に設定す
るとVF2が 1.2Vにできる。そのため、バックア
ップバッテリーEB は少なくとも主バッテリーEM
がその端子電圧を 1.2V低下させたときに切り換わ
ることになり、主バッテリーEM を優先的に電源とし
て使用し、バックアップバッテリーEB を温存するこ
とが可能となる。そしてさらに、ブリーダ抵抗r3 に
よりトランジスタQ2 のベース電流を抑制させてトラ
ンジスタQ2 の通電動作を急峻化することにより、主
バッテリーEM とバックアップバッテリーEB の電
位差が設定された切換電位差VF2となる以前から、バ
ックアップバッテリーEB が消費されることを防止す
ることができる。
【0010】本実施例によるトランジスタQ2 による
通電状態は図2の実線によって示される。なお、図2の
点線は前記図4のダイオードDによる電源切換回路の場
合を示し、図2の一点鎖線は本実施例においてブリーダ
抵抗r3 を設けなかった場合を示すものである。
通電状態は図2の実線によって示される。なお、図2の
点線は前記図4のダイオードDによる電源切換回路の場
合を示し、図2の一点鎖線は本実施例においてブリーダ
抵抗r3 を設けなかった場合を示すものである。
【0011】図3は本発明の他の実施例を示すものであ
り、図1における抵抗r2 の代りにトランジスタQ3
による定電流源を接続し、電源切換動作の安定性を高
めたものである。
り、図1における抵抗r2 の代りにトランジスタQ3
による定電流源を接続し、電源切換動作の安定性を高
めたものである。
【0012】
【発明の効果】以上説明したように本発明の電源切換回
路は、主電源とバックアップ電源の電位差検出手段を第
1のトランジスタで構成して切換電位差を大きく設定す
ることを可能とし、かつブリーダ抵抗を設けることによ
り、第1のトランジスタの通電に伴って通電されバック
アップ電源電圧を供給する第2のトランジスタの通電動
作を急峻化させているため、主電源からバックアップ電
源に切り換わる前のバックアップ電源の消耗は防止され
、バックアップ電源に切り換わった後はバックアップ電
源によって十分な時間だけ電源供給を行なうことができ
、バックアップ電源の信頼性を大きく向上させることが
できるという効果がある。
路は、主電源とバックアップ電源の電位差検出手段を第
1のトランジスタで構成して切換電位差を大きく設定す
ることを可能とし、かつブリーダ抵抗を設けることによ
り、第1のトランジスタの通電に伴って通電されバック
アップ電源電圧を供給する第2のトランジスタの通電動
作を急峻化させているため、主電源からバックアップ電
源に切り換わる前のバックアップ電源の消耗は防止され
、バックアップ電源に切り換わった後はバックアップ電
源によって十分な時間だけ電源供給を行なうことができ
、バックアップ電源の信頼性を大きく向上させることが
できるという効果がある。
【図1】本発明の電源切換回路の一実施例を示す回路図
である。
である。
【図2】本実施例の動作の説明図である。
【図3】本発明の電源切換回路の他の実施例を示す回路
図である。
図である。
【図4】従来の電源切換回路を示す回路図である。
【図5】従来の電源切換回路の動作の説明図である。
1 電源切換回路
Q1 ,Q2 ,Q3 トランジスタr1 ,r2
,r3 抵抗
,r3 抵抗
Claims (1)
- 【請求項1】 電子機器に供給されている主電源電圧
とバックアップ電源電圧の電位差が所定のレベル以上に
なった時に導通する第1のトランジスタと、該第1のト
ランジスタの導通に伴って通電され前記バックアップ電
源電圧を前記電子機器に供給する第2のトランジスタと
、前記第1のトランジスタの通電に伴って発生する前記
第2のトランジスタの通電制御波形を急峻化させるブリ
ーダ抵抗とを有し、前記主電源電圧が所定レベル低下し
た際に前記バックアップ電源電圧が前記電子機器に供給
されるようにしたことを特徴とする電子機器の電源切換
回路。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3099706A JPH04308433A (ja) | 1991-04-05 | 1991-04-05 | 電子機器の電源切換回路 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3099706A JPH04308433A (ja) | 1991-04-05 | 1991-04-05 | 電子機器の電源切換回路 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04308433A true JPH04308433A (ja) | 1992-10-30 |
Family
ID=14254511
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3099706A Pending JPH04308433A (ja) | 1991-04-05 | 1991-04-05 | 電子機器の電源切換回路 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH04308433A (ja) |
-
1991
- 1991-04-05 JP JP3099706A patent/JPH04308433A/ja active Pending
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