JPH04246253A - エンジンの自動停止始動制御装置 - Google Patents

エンジンの自動停止始動制御装置

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JPH04246253A
JPH04246253A JP3218291A JP3218291A JPH04246253A JP H04246253 A JPH04246253 A JP H04246253A JP 3218291 A JP3218291 A JP 3218291A JP 3218291 A JP3218291 A JP 3218291A JP H04246253 A JPH04246253 A JP H04246253A
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田中 俊延
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渉 山本
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Suzuki Motor Corp
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    • F02COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
    • F02DCONTROLLING COMBUSTION ENGINES
    • F02D41/00Electrical control of supply of combustible mixture or its constituents
    • F02D41/30Controlling fuel injection
    • F02D41/3082Control of electrical fuel pumps
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F02COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
    • F02NSTARTING OF COMBUSTION ENGINES; STARTING AIDS FOR SUCH ENGINES, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • F02N11/00Starting of engines by means of electric motors
    • F02N11/08Circuits or control means specially adapted for starting of engines
    • F02N11/0814Circuits or control means specially adapted for starting of engines comprising means for controlling automatic idle-start-stop
    • F02N11/0818Conditions for starting or stopping the engine or for deactivating the idle-start-stop mode

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Combustion & Propulsion (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Control Of Vehicle Engines Or Engines For Specific Uses (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明はエンジンの自動停止始
動制御装置に係り、特に停止条件の成立によるエンジン
の停止から始動条件の成立によるエンジンの始動までの
間にバッテリの過放電を招来することなく燃料ポンプを
駆動し得るエンジンの自動停止始動制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】自動車等の車両においては、市街地の走
行中に、交叉点における赤信号等により頻繁に停車され
ることがある。このように停車している場合においても
、エンジンが運転されている限り燃料を消費するため、
停車中のアイドル運転により燃料消費率が低下する問題
がある。そこで、車両を停車させるとエンジンを停止し
、車両を発進させる際にはエンジンを始動させることに
より、一時的な停車中の不必要な燃料消費を無くして燃
料消費率の向上を図ったエンジンの自動停止始動制御装
置が提案されている。
【0003】このエンジンの自動停止始動制御装置は、
車両に搭載されたエンジンの運転中に所定の停止条件が
成立する場合には前記エンジンを停止すべく制御すると
ともにこのエンジンの停止後に所定の始動条件が成立す
る場合には前記エンジンを始動すべく制御するものであ
る。
【0004】このようなエンジンの自動停止始動制御装
置としては、特開平2−32459号公報に開示のもの
がある。この公報に開示のものは、エンジンの停止後に
所定の条件下でクラッチペダルを踏込み操作した場合に
、スタータ駆動指令信号により自動的にエンジンを始動
させる装置において、エンジン停止後の再始動時に、ク
ラッチペダルを踏込んだ後に放し操作(発進操作)した
時点から所定時間、前記スタータ駆動指令信号をマスク
することにより、誤ってスタータが駆動されることを防
止し、スタータの破損の回避を図ったものである。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、エンジンに
燃料を供給する燃料系には、気化器方式や燃料噴射弁方
式のものがある。いずれの方式の燃料系においても、燃
料タンクの燃料を送給するために燃料ポンプを備えてい
る。この燃料ポンプは、前記の自動停止始動制御装置の
停止条件の成立によりエンジンを停止すると駆動を停止
され、図7に示す如く始動条件が成立するスタータと同
時に駆動される。これは、自動停止始動制御装置の停止
条件の成立によりエンジンを停止した際には、イグニシ
ョンスイッチがオン状態であってもオルタネータの駆動
が停止されて発電していないため、燃料ポンプの駆動に
よりバッテリが放電されて過放電にいたる場合があるか
らである。
【0006】ところが、自動停止始動制御装置により停
止されたエンジンは、運転中であることから暖機状態に
ある。このため、エンジンの停止中に燃料系(例えば、
燃料噴射弁方式のものおいては、デリバリパイプやイン
ジェクタ)にベーパが発生する問題があり、始動条件の
成立によりエンジンを始動する際の再始動性を悪化させ
る不都合がある。これは、運転中のエンジンを停止・始
動する自動停止始動制御装置にとって、不利となる不都
合がある。
【0007】また、このような不都合を解消すべくエン
ジンの停止中に燃料ポンプを駆動してベーパを排除しよ
うとすると、前記の如くバッテリの過放電を招く不都合
がある。このため、エンジンの停止中に過放電されたバ
ッテリをエンジンの始動後に充分に充電すべく、充電電
流を増加させるようエンジンの回転を上昇させなければ
ならず、燃料消費が増大する不都合がある。
【0008】
【課題を解決するための手段】この発明は、このような
不都合を解消すべく、車両に搭載されたエンジンの運転
中に所定の停止条件が成立する場合には前記エンジンを
停止すべく制御するとともにこのエンジンの停止後に所
定の始動条件が成立する場合には前記エンジンを始動す
べく制御するエンジンの自動停止始動制御装置において
、前記停止条件の成立によるエンジンの停止から前記始
動条件の成立によるエンジンの始動までの間に所定の駆
動条件が成立する場合には前記エンジンの燃料ポンプを
駆動すべく制御する制御手段を設けたことを特徴とする
【0009】
【作用】この発明の構成によれば、制御手段は、停止条
件の成立によるエンジンの停止から始動条件の成立によ
るエンジンの始動までの間に所定の駆動条件が成立する
場合にはエンジンの燃料ポンプを駆動すべく制御するこ
とにより、必要時にのみ燃料ポンプを駆動するので、徒
にバッテリを放電させることがない。
【0010】
【実施例】次にこの発明の実施例を図に基づいて詳細に
説明する。
【0011】図1〜図6は、この発明の実施例を示すも
のである。図4において、2は自動停止始動制御装置で
ある。この自動停止始動制御装置2は、図示しない車両
に搭載されたエンジンの運転中に停止と始動とを制御す
る。自動停止始動制御装置2は、制御手段たる制御部4
を設けている。制御部4は、マイクロコンピュータ等に
より構成されている。なお、この実施例において、制御
部4は、前記エンジンの燃料・点火時期・アイドル回転
数等の制御とともに自動停止始動制御を行う。もちろん
、制御部4は、エンジン制御と自動停止始動制御とに別
途に設けることもできる。
【0012】制御部4は、バッテリ6により電源を供給
される。バッテリ6は、イグニションスイッチ8とメイ
ンリレー10とを介して制御部4に接続されている。ま
た、このバッテリ6には、スタータリレー12を介して
スタータ14が接続されている。スタータリレー12は
、前記イグニションスイッチ8と制御部4とに接続され
ている。
【0013】制御部4には、吸入空気量等の各種信号を
出力すると出力手段群16が入力側に接続されるととも
に、燃料噴射弁18とISC(アイドルスピードコント
ロール)バルブ20とイグニションコイル22と燃料ポ
ンプリレー24とダイアグノーシスランプ26とが出力
側に接続されている。イグニションコイル22は、ディ
ストリビュータ28を介して点火プラグ30に接続され
ている。また、燃料ポンプリレー24は、燃料ポンプ3
2に接続されている。
【0014】制御部4は、出力手段群16から入力する
信号により、燃料噴射弁18やISCバルブ20、イグ
ニションコイル22、燃料ポンプリレー24等の動作を
制御してエンジンを制御する。
【0015】また、制御部4には、クラッチスイッチ3
4と自動停止始動制御用の作動スイッチ36とが入力側
に接続されるとともに、自動停止始動制御用の作動ラン
プ38が出力側に接続されている。
【0016】制御部4は、エンジンの運転中に作動スイ
ッチ36をオンすると、前記出力手段群16とクラッチ
スイッチ36とから入力する信号により、所定の停止条
件が成立する場合は燃料噴射弁18やイグニションコイ
ル22への信号をカットしてエンジンを停止すべく制御
するとともに、所定の始動条件が成立する場合にはスタ
ータリレー12をオンしてエンジンを始動すべく制御す
る。
【0017】この制御部4によるエンジン制御と自動停
止始動制御とは、図5、図6に示す如く行われる。即ち
、制御部4は、図5に示す如く、イグニションスイッチ
8のオンにより電源を供給されてリセット(100)さ
れ、初期化(110)される。次いで、出力手段群16
等からの入力信号をA/D変換(120)し、タイムス
ケジュール(130)に従って、燃料噴射制御(140
)と点火時期制御及び通電角制御(150)とISC制
御(160)と燃料ポンプ制御(170)・ダイアグノ
ーシス制御(180)・自動停止始動制御(190)と
の、それぞれのメインルーチンを実行する。なお、燃料
ポンプ制御(170)・ダイアグノーシス制御(180
)・自動停止始動制御(190)は、各制御毎に分割す
ることもできる。また、制御部4は、図6に示す如く、
前記メインルーチンに対する回転角割込み(200)の
サブルーチンにより、回転角位置を算出(210)し、
点火・通電時期制御(220)し、噴射量制御(230
)し、リターン(240)する。
【0018】ところで、前記制御部4は、従来、燃料ポ
ンプリレー24を次のようにオン・オフして燃料ポンプ
32の動作を制御している。即ち、制御部4は、燃料ポ
ンプ制御(170)により、(A):イグニションスイ
ッチ8をイグニション位置(IG)にした後に所定時間
t1を経過していない場合と、(B):エンジンを運転
中の場合と、において、燃料ポンプリレー24をオンし
て燃料ポンプ32を駆動するよう制御する。一方、制御
部4は、燃料ポンプ制御(170)により、(C):イ
グニションスイッチ8をオフ(OFF)にした場合と、
(D):エンジンを停止中の場合と、において、燃料ポ
ンプリレー24をオフして燃料ポンプ32の駆動を停止
するよう制御する。
【0019】ところが、従来のこのような燃料ポンプ3
2の駆動・停止の制御は、エンジンの停止中に燃料系に
おいてベーパが発生し、エンジンの再始動性を悪化させ
る不都合がある。
【0020】そこで、このようなエンジンの自動停止始
動制御装置2において、制御部4によって、停止条件の
成立によるエンジンの停止から始動条件の成立によるエ
ンジンの始動までの間に、所定の駆動条件が成立する場
合には燃料ポンプ32を駆動すべく制御するものである
【0021】この発明の第1実施例においては、図1に
示す如く、制御部4によって、自動停止始動制御装置2
の停止条件の成立によるエンジンの停止中に機関温度た
る冷却水温度が設定値を越えていることを所定の駆動条
件とし、この駆動条件が成立する場合には燃料ポンプ3
2を駆動すべく制御する。この制御は、図5の燃料ポン
プ制御(170)において行われる。
【0022】次に第1実施例の作用を説明する。
【0023】図1において、制御部4は、燃料ポンプ制
御(170)により、まず、イグニションスイッチ8が
イグニション位置(IG)であるか否かを判断(117
0)する。
【0024】この判断(1170)がNOの場合には、
前述燃料ポンプ制御(170)の(C)であるので、燃
料ポンプリレー24をオフにして燃料ポンプ32を停止
(1171)する。一方、判断(1170)がYESの
場合には、自動停止始動制御(190)の所定の停止条
件の成立により燃料系や点火系が停止されるエンジンの
停止中であるか否かを判断(1172)する。
【0025】この判断(1172)がNOの場合には、
エンジンを運転中であるか否かを判断(1173)する
【0026】この判断(1173)がNOの場合には、
イグニションスイッチ8をイグニション位置(IG)に
した後に所定時間t1を経過したか否かを判断(117
4)する。
【0027】この判断(1174)がNOの場合には、
前述燃料ポンプ制御(170)の(A)であるので、燃
料ポンプリレー24をオンして燃料ポンプ32を駆動(
1175)する。一方、判断(1174)がYESの場
合には、前述燃料ポンプ制御(170)の(A)と(D
)との逆であるので、燃料ポンプ32を停止(1171
)する。
【0028】また、前記判断(1173)がYESの場
合には、前述燃料ポンプ制御(170)の(B)である
ので、燃料ポンプ32を駆動(1175)する。
【0029】前記判断(1172)が自動停止始動制御
(190)によるエンジンの停止中でYESの場合には
、冷却水温度Sが燃料系にベーパを発生する設定値S1
を越えているか否か(S>S1)を判断(1176)す
る。
【0030】この判断(1176)がNOの場合には、
燃料ポンプ32を停止(1171)する。これにより、
バッテリ6の徒な放電を防止することができる。一方、
判断(1176)がYESの場合には、燃料ポンプ32
を駆動(1175)する。これにより、燃料系に発生す
るベーパを排除して再始動性を向上することができる。
【0031】このように、所定の駆動条件が成立する場
合には燃料ポンプ32を駆動すべく制御することにより
、必要時にのみ燃料ポンプ32を駆動するので、徒にバ
ッテリ6を放電させることがない。
【0032】このため、エンジンの運転中に停止条件の
成立によりエンジンを停止してから始動条件の成立によ
りエンジンを始動するまでの間に、バッテリ6の過放電
を招来することなく燃料ポンプ32を駆動し得ることに
より、停止条件の成立により停止された暖機状態のエン
ジンの燃料系で発生するベーパを排除し得て、始動条件
の成立により暖機状態のエンジンを始動する際の再始動
性を向上することができる。また、バッテリ6の過放電
を招来することがなく放電を減少し得ることにより、エ
ンジン始動後に充電電流を増加させるようエンジンの回
転を上昇させる必要がなく、燃料消費を低減することが
できる。しかも、制御のプログラム上において対応し得
ることにより、部品の追加増設を要せず、コスト上昇を
回避することができる。
【0033】なお、この第1実施例における判断(11
72)及び判断(1176)は、判断(1173)のN
Oの後に、あるいは判断(1174)のNOの後に位置
させることもできる。
【0034】図3・4は、この発明の第2実施例を示す
ものである。
【0035】第2実施例においては、制御部4によって
、自動停止始動制御装置2の停止条件の成立によりエン
ジンを停止した後の、始動条件の成立によりエンジンの
始動を開始する所定時間t2前であるか否かを所定の駆
動条件とし、この駆動条件が成立する場合には燃料ポン
プ32を駆動すべく制御する。この制御は、図5の燃料
ポンプ制御(170)において行われる。
【0036】次に第2実施例の作用を説明する。
【0037】図2において、制御部4は、燃料ポンプ制
御(170)により、まず、イグニションスイッチ8が
イグニション位置(IG)であるか否かを判断(217
0)する。
【0038】この判断(2170)がNOの場合には、
燃料ポンプリレー24をオフにして燃料ポンプ32を停
止(2171)する。一方、判断(2170)がYES
の場合には、エンジンを運転中であるか否かを判断(2
172)する。
【0039】この判断(2172)がNOの場合には、
イグニションスイッチ8をイグニション位置(IG)に
した後に所定時間t1を経過したか否かを判断(217
3)する。
【0040】この判断(2173)がNOの場合には、
燃料ポンプリレー24をオンして燃料ポンプ32を駆動
(2174)する。一方、判断(2173)がYESの
場合には、燃料ポンプ32を停止(2171)する。
【0041】また、前記判断(2172)がYESの場
合には、燃料ポンプ32を駆動(2174)する。
【0042】前記燃料ポンプ32の停止の処理(217
1)の後に、自動停止始動制御(190)によるエンジ
ンの停止後にクラッチペダルの踏込みによるクラッチス
イッチ34のオン等の始動条件が成立し、この始動条件
の成立よりスタータ14を駆動してエンジンの始動を開
始する所定時間t2前であるか否かを判断(2175)
する。
【0043】この判断(2175)がNOの場合には、
燃料ポンプ32を停止(2171)したままとする。こ
れにより、バッテリ6の徒な放電を防止することができ
る。一方、判断(2175)がYESの場合には、燃料
ポンプ32を駆動(2174)する。これにより、燃料
系に発生するベーパを排除して再始動性を向上すること
ができる。
【0044】つまり、第2実施例においては、始動条件
の成立によりスタータ14を駆動してエンジンの始動を
開始する前に、燃料ポンプ32を駆動して燃料系に発生
したベーパを排除するものである。即ち、図3に示す如
く、始動条件の成立によりまず燃料ポンプ32を駆動し
て発生したベーパを排除した後にスタータ14を駆動す
るものである。いいかえれば、始動条件の成立によりス
タータ14の駆動に先立って燃料ポンプ32を駆動して
ベーパを排除するものである。
【0045】このため、エンジンの運転中に停止条件の
成立によりエンジンを停止してから始動条件の成立によ
りエンジンを始動する際に、バッテリ6の過放電を招来
することなく燃料ポンプ32を駆動し得ることにより、
停止条件の成立により停止された暖機状態のエンジンの
燃料系で発生するベーパを排除し得て、始動条件の成立
により暖機状態のエンジンを始動する際の再始動性を向
上することができる。また、バッテリ6の過放電を招来
することがなく放電を減少し得ることにより、エンジン
始動後に充電電流を増加させるようエンジンの回転を上
昇させる必要がなく、燃料消費を低減することができる
。しかも、制御のプログラム上において対応し得ること
により、部品の追加増設を要せず、コスト上昇を回避す
ることができる。
【0046】なお、第2実施例においては、制御部4の
プログラム上において処理したが、機械的に構成するこ
ともできる。即ち、クラッチスイッチ8として、第1の
踏込み状態においてオンする第1スイッチと前記第1の
踏込み状態よりも深い(踏込量が大)第2の踏込み状態
においてオンする第2スイッチとを設け、図3に示す如
く、始動条件が成立した際に先ず第1スイッチのオンに
より燃料ポンプ32を駆動し、次いで第2スイッチのオ
ンによりスタータ14を駆動する。これにより、機械的
な構成によって、自動始動によるスタータ14の駆動に
先立って燃料ポンプ32を駆動することができる。
【0047】また、第2実施例においては、判断(21
75)がYESの場合に燃料ポンプ32を駆動したが、
2点鎖線で示す如く、判断(2175)のYESの後に
冷却水温度Sが燃料系にベーパを発生する設定値S1を
越えているか否か(S>S1)の判断(2176)を挿
入し、この判断(2176)がNOの場合には燃料ポン
プ32を停止(2171)したままとし、一方、判断(
2176)がYESの場合には燃料ポンプ32を駆動(
2174)するように制御することもできる。
【0048】このように、冷却水温度の判断を加えるこ
とにより、さらに適切に燃料ポンプ32を駆動し得て、
バッテリ6の徒な放電をより確実に防止することができ
る。
【0049】
【発明の効果】このようにこの発明によれば、制御手段
によって必要時にのみ燃料ポンプを駆動するので、徒に
バッテリを放電させることがない。このため、エンジン
の運転中に停止条件の成立によるエンジンの停止から始
動条件の成立によるエンジンの始動までの間に、バッテ
リの過放電を招来することなく燃料ポンプを駆動し得る
ことにより、停止条件の成立により停止された暖機状態
のエンジンの燃料系で発生するベーパを排除し得て、始
動条件の成立により暖機状態のエンジンを始動する際の
再始動性を向上し得る。また、バッテリの過放電を招来
することがなく放電を減少し得ることにより、エンジン
始動後に充電電流を増加させるようエンジンの回転を上
昇させる必要がなく、燃料消費を低減することができる
。しかも、制御のプログラム上において対応し得ること
により、部品の追加増設を要せず、コスト上昇を回避す
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の第1実施例を示す燃料ポンプの駆動
条件成立時の制御のフローチャートである。
【図2】この発明の第2実施例を示す燃料ポンプの駆動
条件成立時の制御のフローチャートである。
【図3】この発明の第2実施例を示す始動条件成立時の
燃料ポンプ及びスタータのタイムチャートである。
【図4】この発明の実施例を示すエンジンの自動停止始
動制御装置のブロック図である。
【図5】エンジンの制御のメインフローチャートである
【図6】エンジンの制御のサブフローチャートである。
【図7】従来のエンジンの自動停止始動制御装置の始動
条件成立時の燃料ポンプ及びスタータのタイムチャート
である。
【符号の説明】
2  自動停止始動制御装置 4  制御部 6  バッテリ 8  イグニションスイッチ 10  メインリレー 12  スタータリレー 14  スタータ 16  出力手段群 18  燃料噴射弁 20  ISCバルブ 22  イグニションコイル 24  燃料ポンプリレー 26  ダイアグノーシスランプ 28  ディストリビュータ 30  点火プラグ 32  燃料ポンプ 34  クラッチスイッチ 36  作動スイッチ 38  作動ランプ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】 〕
  1. 【請求項1】  車両に搭載されたエンジンの運転中に
    所定の停止条件が成立する場合には前記エンジンを停止
    すべく制御するとともにこのエンジンの停止後に所定の
    始動条件が成立する場合には前記エンジンを始動すべく
    制御するエンジンの自動停止始動制御装置において、前
    記停止条件の成立によるエンジンの停止から前記始動条
    件の成立によるエンジンの始動までの間に所定の駆動条
    件が成立する場合には前記エンジンの燃料ポンプを駆動
    すべく制御する制御手段を設けたことを特徴とするエン
    ジンの自動停止始動制御装置。
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