JPH0418221Y2 - - Google Patents

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JPH0418221Y2
JPH0418221Y2 JP1987130537U JP13053787U JPH0418221Y2 JP H0418221 Y2 JPH0418221 Y2 JP H0418221Y2 JP 1987130537 U JP1987130537 U JP 1987130537U JP 13053787 U JP13053787 U JP 13053787U JP H0418221 Y2 JPH0418221 Y2 JP H0418221Y2
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JP
Japan
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housing
contact
secondary locking
locking
locking part
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JP1987130537U
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Description

【考案の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 この考案はハウジングに収容されたコンタクト
を、ハウジングと一体の2次係止部で2次係止す
るようにしたコネクタに関する。
「従来の技術」 従来のこの種のコネクタは第18図及び第19
図に示すように構成されていた。すなわち直方体
状のハウジング11に前後方向に延長したコンタ
クト収容室12が形成され、各コンタクト収容室
12にはソケツトコンタクト13がそれぞれ後方
から挿入されて収容されている。図に示してない
がそのコンタクト13はそれ係止爪がコンタクト
収容室12内の段部に係止されて抜け止めとされ
る。コンタクト13の後方端にケーブル14が接
続されている。
ハウジング11の上、下面の各後方部はそれぞ
れコンタクト収容室12に適する開口15が形成
され、その開口15を塞ぐ2次係止部16が配さ
れる。2次係止部16の内面に形成された係止突
起17の前面が、コンタクト13に一体に形成さ
れた突部(スタビライザ)18の背面と近接対向
してコンタクト13が後方から抜けるのが防止さ
れ、つまり、コンタクト13の2次係止が達成さ
れる。2次係止部16の前縁がハウジング11と
ヒンジ19により一体に連結され、2次係止部1
6の内面後部に形成された係止爪21がハウジン
グ11に形成された後方部22と係合して、2次
係止部16で開口15を蓋した状態が保持され
る。
この従来のコネクタにおいて2次係止部16の
開閉を繰返すと、ヒンジ19に応力が局部的に集
中するためヒンジ19が切れたり、劣化して、2
次係止部16の開閉を行うことができなくなるこ
とがあつた。またコネクタの梱包時、あるいは輪
送時に、2次係止部16に過大な力が加わると、
ヒンジ19が破損することがあつた。更にハウジ
ング11の製作時に、2次係止部16を開いた状
態で金型を製作するため、金型が大きくなる欠点
もあつた。
なお、2次係止部を、実開昭61−168575に示す
ようにバンドでハウジングに連結したものもある
が、これはバンドが長く、それだけバンドが他物
体に接触し易く、バンドを破損するおそれがあつ
た。
「問題点を解決するための手段」 この考案によればハウジングの底面後方にコン
タクト収容室に達する開口が形成され、その開口
を塞ぐ2次係止部が着脱自在にハウジングに取付
けられ、その2次係止部の前面にコンタクトの突
部の背面が係合されてコンタクトが係止され、ハ
ウジングの左右の両側壁の後部は互いに外側へ拡
大され、その拡大部の下部に後方からスリツトが
形成され、そのスリツトのわずか下に前方から係
合凹部が形成されて左右及び上下にたわむことが
できる弾性係合部が一体に形成され、これら弾性
係合部の係合凹部に2次係止部の左右の両端にそ
れぞれ一体に突出された係合爪がそれぞれ挿入係
合され、その両弾性係合部の底面と上記2次係止
部の左右両端部とにU字状バンドの両端がそれぞ
れ一体に連結され、上記コンタクト収容室間の各
隔壁と対向して上記2次係止部の内面側に前後に
延長した挿入溝が形成され、その挿入溝の後方部
の溝底面側の溝幅が拡大されて溝凹部とされ、上
記隔壁の後方部の側面下部に上記溝凹部に挿入係
合される係止突部が突出形成されている。
このようにこの考案のコネクタによれば2次係
止部はU字状バンドでハウジングに連結されてい
るため、2次係止部の着脱を繰返してもバンドは
劣化し難く、かつ梱包及び輸送中に2次係止部が
衝撃を受けてもバンドは破損し難く、しかもその
バンドは比較的短かいため、他物体のぶつかるお
それが少ない、また2次係止部を後方より前方へ
挿入するようにしてハウジングに取付けるため、
コンタクトの中途挿入に対してそのコンタクトを
正規の位置まで挿し込む能力があり、ハウジング
と2次係止部との係止は弾性係合部と係合爪との
係止だけではなく、隔壁と挿入溝との係止もある
ので、2次係止のハウジングに対する保持力が高
く、コンタクトの後方からの抜けを確実に防止す
ることができる。
「実施例」 第1図乃至第4図はこの考案の実施例における
ハウジングを示し、第5図、第6図にその一部を
破断し、かつコンタクトを外した状態を示し、第
7図、第8図にそのコンタクトを収容した状態を
示す。ハウジング31はほぼ直方体をしており合
成樹脂材の成形品で構成されている。ハウジング
31にその前後に延長した複数のコンタクト収容
室32が左右に配列して形成されている。各コン
タクト収容室32にはその内面の上面前方部に前
後方向における段部33が第5図、第6図に示す
ように形成されている。
各コンタクト収容室32にはその後方からソケ
ツトコンタクト34が挿入収容される。この時、
第7図、第8図に示すように、コンタクト34の
前方端部に切起された係止爪35が段部33に係
止されてコンタクト34の抜止めとされる。その
コンタクト34の後端部に接続されたケーブル3
6がハウジング31から後方に導出される。
ハウジング31の底面後方部に、コンタクト収
容室32に達する開口37が形成され、開口37
と対向して2次係止部38が配される。2次係止
部38の左右の両端に係合爪39がそれぞれ一体
に突出形成される。一方ハウジング31が左右の
両側面に左右方向にたわむことができる弾性係合
部41が一体に形成される。弾性係合部41は第
4図に示すようにハウジング31の側面より突出
し、かつ、前後方向に延長したスリツト42が後
方から切込まれ、また係合凹部43が前方から切
込まれて弾性的にたわみ易いようにされている。
左右の弾性係合部41の底面と、2次係止部3
8の左右の両端の底面との間にU字状バンド44
が一体に形成されている。後述で明らかにするよ
うに左右の係合爪39がそれぞれ係合凹部43に
挿入係合することができる。隣接コンタクト収容
室32間の隔壁45と対向して、2次係止部38
の内面側に前後に延長した挿入溝46が形成され
ている。挿入溝46の後方端部の溝底面が溝凹部
47とされ、この溝凹部47に挿入されるべき係
止突部48が隔壁45の後方端の底面に突出され
ている。2次係止部38の挿入溝46間の前方端
部はハウジング31の隔壁45の間に挿入される
挿入部49とされている。
2次係止部38をハウジング31に取付けるに
は次のようにする。まず第9図、第10図に示す
ように、2次係止部38の挿入部49側を開口3
7を通じてコンタクト収容室32に挿入する。次
に第11図及び第12図に示すようにその挿入部
49と開口37の前縁との係合点を軸として第1
2図に矢印で示すように2次係止部38の後方端
部をコンタクト収容室32内に押し込む。この状
態で第13図及び第14図に示すようにコンタク
ト34の突部(スタビライザ)51の背面に2次
係止部38の挿入部49の前面が近接対向してコ
ンタクト34はその後方への抜けに対して二重に
係止される。
またこの時、2次係止部38の両端の係合爪3
9が、ハウジング31の両弾性係合部41を左右
に弾性的に拡げた後、係合凹部43内に第15
図、第16図に示すように係合爪39が挿入され
る。更に第13図、第14図に示すように2次係
止部38の溝凹部47内に隔壁45の係止突部4
8が挿入される。これらのため2次係止部38は
ハウジング31から後方へ抜け出るのが係止さ
れ、かつ上下方向においても係止される。またこ
の例では1つ置きの係止突部48の両面に圧入突
条52が形成され、圧入突条52が溝凹部47内
に圧入されて2次係止部38はハウジング31に
上下方向において係止される。
「考案の効果」 以上述べたようにこの考案においてはハウジン
グ31と2次係止部38とはヒンジではなくヒン
ジを長くしたバンド44で連結されているため、
2次係止部38をハウジング31に着脱する際に
応力が局部的に集中することがなく、バンド44
は切れ難い。
2次係止部38をハウジング31に容易に装着
することができ、しかもその際にコンタクト34
が第17図に示すように半挿入状態にあつても、
2次係止部38の挿入部49でコンタクト34の
突部51を押し込み、コンタクト34をその正常
の挿入位置まで挿入することができる。
2次係止部38がハウジング31の底面に隣接
し、しかもバンド44は弾性係合部41の底面と
2次係止部とを連結させているため、バンド44
の幅H(第2図)を比較的大きくとることができ、
かつバンド44の長さを短くすることができるた
め、他物体がバンド44に接触し難く、かつ梱
包、輸送時に、2次係止部38に衝撃が加わつて
も破損するおそれがない。
また前記例では、ハウジング31と2次係止部
38との係止は、弾性係合部41と係合爪39と
の係止だけではなく、隔壁45と挿入溝46との
圧入又は引掛け方式によつても係止されているた
め、2次係止部38のハウジング31に対する保
持力が高く、コンタクト34の後方からの抜けを
確実に防止することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案のソケツトに用いられるハウ
ジング31の正面図、第2図はその右側面図、第
3図は第1図の背面図、第4図は第1図の斜視
図、第5図はハウジング31の1半部とコンタク
ト34とを示す斜視図、第6図はその断面図、第
7図はハウジング31にコンタクト34を挿入し
た状態を示す斜視図、第8図はその断面図、第9
図はハウジング31に2次係止部38を装着し始
めを示す斜視図、第10図はその断面図、第11
図はハウジング31に対する2次係止部38の装
着途中を示す斜視図、第12図はその断面図、第
13図はこの考案のコネクタの1半部を示す斜視
図、第14図はその断面図、第15図はこのコネ
クタの右側面図、第16図はハウジングに2次係
止部を装着した背面図、第17図は半挿入コンタ
クトを2次係止部38で挿込む状態を示す断面
図、第18図は従来のコネクタの分解図、第19
図は従来のコネクタの断面図である。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 直方体状のハウジングが合成樹脂材により構成
    され、 そのハウジングに前後方向に延長した複数のコ
    ンタクト収容室が左右に配列され、 上記ハウジングの底面後方部に上記各コンタク
    ト収容室を達する開口が形成され、 上記各コンタクト収容室には後方からコンタク
    トがそれぞれ挿入収容され、 各コンタクトはその係止爪が上記コンタクト収
    容室内の段部と係合し、 上記開口を塞いで2次係止部が上記ハウジング
    に着脱自在に取付けられ、 その2次係止部の前面に上記コンタクトの突部
    の背面が係合されてコンタクトが係止され、 上記ハウジングの左右の両側壁の後部は互いに
    外側へ拡大され、その拡大部の下部に後方からス
    リツトが形成され、そのスリツトのわずか下に前
    方から係合凹部が形成されて左右及び上下にたわ
    むことができる弾性係合部が一体に形成され、 これら弾性係合部の上記係合凹部に、上記2次
    係止部の左右の両端にそれぞれ一体に突出された
    係合爪がそれぞれ挿入係合され、 上記両弾性係合部の底面と上記2次係止部の左
    右の両端部とにそれぞれ、U字状バンドの両端が
    一体に連結され、 上記コンタクト収容室間の各隔壁と対向して上
    記2次係止部の内面側に前後に延長した挿入溝が
    形成され、その挿入溝の後方部の溝底面側の溝幅
    が拡大されて溝凹部とされ、上記隔壁の後方部の
    側面下部に上記溝凹部に挿入係合される係止突部
    が突出形成され、 てなるコネクタ。
JP1987130537U 1987-08-26 1987-08-26 Expired JPH0418221Y2 (ja)

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JP1987130537U JPH0418221Y2 (ja) 1987-08-26 1987-08-26

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JPS6434770U JPS6434770U (ja) 1989-03-02
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