JPH04152978A - 洗濯機の制御装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は発光素子および受光素子を有して洗濯水の汚れ
を検知する透過度検知手段を備えた洗濯機の制御装置に
関するものである。

従来の技術 従来より、発光素子と受光素子とにより洗濯液の透過度
を検知して、その透過度に応じて洗濯時間を設定する方
法が提案されている。この洗濯時間の設定は、受光素子
の出力信号の変化率が一定値以下になった時（飽和した
時）の出力信号の大きさに応じて、あらかじめＲＯＭに
記憶されたデータに基づいて洗濯時間を選びだすもので
あった。

そして飽和した時の受光素子の出力信号が極小さい時は
透過度が大きく洗濯物の汚れがひどいものとして、長時
間の洗濯を行っていた。

発明が解決しようとする課題 しかしながら、このような方法では発光素子の発光不良
、受光素子の接続信号線の断線やコネクタの外れなどの
異常時でも、洗濯物の汚れがひどいものとして、長時間
の洗濯を行ってしまうという課題があった。

本発明は上記課題に鑑み、受光素子の接続信号線の断線
やコネクタの外れなどの異常時でも洗濯機の使用者に不
都合の生じないようにすることを目的とする。

課題を解決するための手段 上記目的を達成するために本発明は、発光素子と受光素
子よりなシ、洗濯水の汚れを検知する透過度検知手段と
、洗濯物量を検知する布量検知手段と、前記透過度検知
手段と布量検知手段の出力を入力して洗濯機の工程を制
御する工程制御手段を備え、前記受光素子からの入力が
所定範囲外の場合は前記布量検知手段の出力に基づいて
洗濯およびすすぎ工程の制御を行う構成としている。

作用 この構成により、前記受光素子からの入力が異常の場合
でも、布量に応じて洗濯等の工程が行われるため、洗濯
物類に対して著しく不適合な洗濯を行うことがなく、使
用者に不便をかけることを防止できる。

実施例 以下、本発明の一実施例を第１図から第６図により説明
する。

本実施例における洗濯機の制御装置の構成は第１図に示
すように、洗濯兼脱水槽（以下洗Ａ［と称す）１を内装
する槽２を備え、洗濯槽１の内底部には攪拌翼３が回転
自在に配されている。この攪拌翼３は減速機構４を介し
てモータ６によシ駆動される。６は槽２の底部に設けら
れた排水口で、排水弁アに接続された排水バイブ８に光
センサ−９を配設する。１０は光センサ−９によシ排水
パイプ８中の洗濯液の透過度を検知することによシ洗濯
物の汚れを検知する透過度検知手段、１１は工程制御手
段で槽Ｚ内の水位を検知する水位検知手段１２や布量検
知手段１３等を入力し、洗濯、すすぎ、脱水の各工程を
制御する。槽２上部には給水弁１４が配設されている。

第２図に本発明による透過度検知手段の一実施例を示す
。９は光センサーで、発光素子９ａと受光素子９ｂを対
抗して配置し、発光素子９ａの発光出力を一定にして、
受光素子９ｂの出力信号を検知し、洗濯液の汚れを検知
する。発光素子９ａの発光出力は、マイクロコンピュー
タ１５の出力信号（パルス幅制御信号、以降ＰＷＭ信号
と称す）を制御し、洗濯液が清水の時に光センサー出力
信号が基準値となるよンに、透過度検知手段１ｏを制御
する。すなわち、ＰＷＭ信号をＤ／ム変換回路１０１Ｌ
によッ、直流電圧に変換し、コレクタ端子に発光素子９
！Ｌが接続されたＮＰＮ　）ランジスタ１０ｂのベース
電圧を制御し発光出力を制御する。トランジスタ１０ｂ
のエミッタ端子にエミッタ抵抗１０Ｃを接続し、定電流
効果を持たせる。

発光素子９ｂのエミッタ抵抗１０ｄの出力信号ｖｅはマ
イクロコンピータ１５のム／Ｄ変換入力端子に加える。

清水の時の受光素子９ｂの出力信号Ｖ、が基準値ＶＳと
なるように、発光出力制御し、Ｖ、からのセンサー電圧
変化を検知することにより透過度検知が可能となる。す
なわち、清水の時の出力調整電圧Ｖｓが透過度１００％
で、センサー電圧Ｖ、とｖｓの比、ｖｅ　／　ｖｓが透
過度となる。

第３図は、本発明による洗濯機の制御装置のブロック図
である。交流電源１６より工程制御手段１１へ交流電力
を加え、工程制御手段１１は、モータ５、排水弁７、給
水弁１４等を制御する。

１７はモータ６の進相用コンデンサである。１２は洗濯
槽１の水位を検知する水位検知手段で、１３は洗濯物量
を検知する布量検知手段、１６はマイクロコンピュータ
である。布量検知手段１３は洗い攪拌中におけるモータ
ｓ　ＯＦＦ時の攪拌翼３の惰性回転数を検知し布量を判
定するものである。すなわち、布量が少なければ、攪拌
制御中のモータ６　ＯＦＦ時における攪拌翼３およびモ
ータ５の惰性回転数が大きく、進相コンデンサ１了の減
衰パルス数は大きくなる。また布量が大きければ進相コ
ンデンサ１７のモータ５オフ時の減衰パルス数は小さく
なシ、布′ｊｔ検知ができる。１８は７・イツチング手
段で、マイクロコンピュータ１６からの制御信号によシ
モータ５、排水弁７、給水弁１４等の負荷を制御する。

１９は操作表示手段で、各種のスイッチ、表示部品から
なり、使用者が指示し、あるいは使用者に表示報知する
ものである。

第４図は、洗い運転中における透過度（センサー電圧）
の変化を示す。時間ＴＯから洗い攪拌が開始し、汚れが
衣類から落ちてくるとムのように基準電圧ｖｓから徐々
に低下するとともに次第に変化率も低下してＶ、の値と
なる。変化率が一定値以下になる飽和時のＴｓを飽和時
間と呼ぶ。マイクロコンピュータ１６はこのＴｓ時点で
のセンサー電圧Ｖ６に従ってあらかじめＲＯＭに記憶さ
れたデータに基づいて洗濯時間を選びだす。この時、汚
れがひどい場合はＢのようになジ飽和時の電圧Ｖ、はｖ
ｂのように低くなシ洗潅時間も長くなる。また、第２図
のトランジスタ９ｂのエミッタからマイクロコンピュー
タ１５のム／Ｄ変換入力端子の間の経路が断線したシす
ると、この入力電圧はほぼ零となりセンサー電圧ｖ６は
マイクロコンピータ１５がもつ異常判定の設定電圧ｖｋ
以下となシ、マイクロコンピュータ１５は光センサ−９
の異常と判定し、第５図に示すように布量検知手段１３
の入力によシ衣類の布量に基づいて洗い時間を決定する
。

次に、マイクロコンピュータ１５の制御内容を第６図に
より説明する。すなわち、洗濯工程における攪拌動作を
開始すると、ステップ２ｏにおいて光センサ９の出力電
圧Ｖｅの変化率ΔＶを演算する。たとえば、一定時間毎
に光センサ９の出力電圧Ｖを入力し、今回の出力電圧と
前回の出力電圧との差を求めることによシ行う。次に、
ステップ３ｏにおいて、変化率ΔＶ　７Ｆ所定値ム以下
となったかを判定する。この所定値ムは光センサ９の出
力電圧ｖ０が飽和する時点を定める。そして、ステップ
３Ｑにおいて変化率ΔＶ　７）ｈ所定値ム以下（飽和時
、つ、）と判定すれば、ステップ３１において、その飽
和時点における光センサ９の出力電圧ｖ６が所定値ｖｋ
より大きいか否かを判定する。

ｖｋよシ大きい場合は光センサ９は正常動作しているの
で、光センサ出力に基づく通常の洗濯制御を行う（ステ
ップ３２）。また、ステップ３１において光センサ出力
電圧ｖ０が所定値ｖｋ以下と判定すれば、光センサ９が
異常であると判定して布量検知手段の検知データに基づ
き、第５図に示す洗い時間を決定する（ステップ３３）
。

発明の効果 以上のようＶＬ、本発明の実施例によれば、元センサー
電圧が通常の運転では起こらない一定のレベル以下にな
った場合は、布量検知手段からの入力によシ衣類の布量
に基づいて工程を制御するため、発光素子の発光不良、
受光素子の接続信号線の断線やコネクタの外れなどの異
常時でも、著しく長い洗濯をＵつたりすることがなく、
洗濯機の使用者に不都合の生じないようにすることがで
きる。

【図面の簡単な説明】 第１図は本発明の一実施例における洗濯機の制御装置を
示すブロック図、第２図は同透過度検知手段のブロック
図、第３図は同洗濯機の制御装置のブロック図、第４図
は洗い時の透過度検知手段の出力信号変化を示す図、第
５図は同布量と水位と洗い時間の関係を示す図、第６図
は同マイクロコンヒーータの制御内容を示すフローチャ
ートである。 １・・・・・洗濯槽、３・・・・・・攪拌翼、６・・・
・・・モータ、了　・・・・排水弁、９・・・・・・光
センサ、１ｏ・・・・・透過度検知手段、１１・・・・
・工程制御手段、１２・・・・・・水位検知手段、１３
・・・・布量検知手段、１５・・・・マイクロコンピュ
ータ。 第 図 慾 図 鉛 図 １看１−腎Ｈ吐 第 図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 発光素子と受光素子よりなり、洗濯水の汚れを検知する
   透過度検知手段と、洗濯物量を検知する布量検知手段と
   、前記透過度検知手段と布量検知手段の出力を入力して
   洗濯機の工程を制御する工程制御手段を備え、前記受光
   素子からの入力が所定範囲外の場合は前記布量検知手段
   の出力に基づいて洗濯およびすすぎ工程の制御を行う洗
   濯機の制御装置。