JPH04151026A - 回転動力の伝達機構 - Google Patents

回転動力の伝達機構

Info

Publication number
JPH04151026A
JPH04151026A JP2269454A JP26945490A JPH04151026A JP H04151026 A JPH04151026 A JP H04151026A JP 2269454 A JP2269454 A JP 2269454A JP 26945490 A JP26945490 A JP 26945490A JP H04151026 A JPH04151026 A JP H04151026A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
spline shaft
boss
spline
roll
magnet
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2269454A
Other languages
English (en)
Inventor
Masayuki Ueki
植木 正行
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Tokin Corp
Original Assignee
Tokin Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Tokin Corp filed Critical Tokin Corp
Priority to JP2269454A priority Critical patent/JPH04151026A/ja
Publication of JPH04151026A publication Critical patent/JPH04151026A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Friction Gearing (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、真空中における回転動力の伝達機構に関する
ものである。
[従来の技術] 真空技術の発展と共に、真空を利用して製品の製造を行
い、製品を高性能化することが行われるようになってい
る。
第3図に示すのは、真空を利用して磁気記録媒体を製造
する方法の概略図である。この製造方法においては、真
空51中でフィルム52が、送り出しロール53からガ
イドロール54を介して膜形成部55に送られる。ここ
で、膜形成部551;送られたフィルム52に、磁気記
録層となる磁性膜56が形成される。磁性膜56が形成
されたフィルム52は、再び送られ、やはりガイドロー
ル57を介して巻き取りロール58に巻き取られる。
この時、送り出しロール53と巻き取りロール58には
フィルム52の搬送を行うため印加される回転動力を伝
達する機構を有し、かつ、その機構は送り出しロール5
3や巻き取りロール58の脱離時には回転動力の動力源
と切り離せる構成か必要である。
従来は、この回転動力の伝達方法として、第4図に示す
ような方法を取っていた。従来の方法において回転動力
は1回転動力の動力源61からシャフト64を介して、
真空容器62に穿設されている回転導入口63を通り、
駆動側ボス受け65一端に伝達される。駆動側ボス受け
65に伝達された回転動力は、駆動側ボス受けの孔内に
固定されているインボリュート型スプラインボス66を
介してこのボスの溝に対応する歯を有するインボリュー
ト型スプライン軸67の一端67gに伝達される。スプ
ライン軸67に伝達された回転動力は、更に軸67の他
端67b側に設けられたロール68の−・端の円筒突起
68a内に固定されているインボリュート型スプライン
ボス69に嵌合うことで、このボス69を介して、ロー
ル68に伝達される。ここで、スプライン軸67には、
一端側が軸67周囲に固定され、他端側か開口した円筒
状で、開口側で外方に移動するにつれて、しだいにその
孔の断面が広くなるような鍔70が備わっており、ロー
ル68の脱離時に回転動力源11とロール18の切り離
しの為に行うスプライン軸67の軸方向の移動71を行
い、且つ、装着時にはスプライン軸67がロール68の
スプラインの軸の歯に対応するボス69内から外れない
ようにねじ72により固定される。なお1図示はしない
が必要に応じ軸受は機構を設けることができることはい
うまでもない。
[発明が解決しようとする課題] 以上述べたように従来の回転動力伝達機構では。
回転動力源61とロール68の切り離し及び連結し固定
する作業をスプライン軸67に取り付けた鍔70により
行っていた。更にスプラインの軸67とボス69との間
に吸着するような力がないため3回転動力を伝達する際
の振動などによって緩みが生じ外れることを防止するた
めに固定ねじ72を用いていた。したがって、固定のた
めねじ72を確実に止めることが必要であった。ところ
がねじ22による固定で確実に固定しようとねじ72を
回しすぎると、ねじ72の破損や伝達機構の部品の破損
などが生じるため適正な力で回す必要がある。逆に固定
が甘ければ1機械的な振動等でねじ72が緩み、その結
果スプラインの軸67が外れることが生じていた。そこ
で2本発明の技術課題は上記問題を解消するため回転動
力の伝達機構を改良し、伝達機構の信頼性を向上した回
転動力の伝達機構を提供することにある。
[課題を解決するための手段] 本発明によれば、スプライン軸両端に設けられた歯を、
これに対応する第1及び第2のボス部に夫々嵌合わせて
回転動力を伝達するスプライン機構において、前記スプ
ライン軸の周囲に配された電磁コイルと、前記第1及び
第2のボス部のうちの一方に隣接して配された第1の磁
石とを備え。
前記スプライン軸は磁性材料から構成され、軸方向に沿
って移動可能に設けられていることを特徴とする回転動
力の伝達機構が得られる。
本発明によれば、前記回転動力の伝達機構において、前
記ボス部の他方に隣接して前記第1の磁石との対向面か
同極となるように第2の磁石を配したことを特徴とする
回転動力の伝達機構が得られる。
即ち1本発明は、スプライン軸のボス65の内部に設置
した磁石1で吸着するような力を発生させることにより
スプラインの軸67を固定し、またスプラインの軸の周
囲にこのスプライン軸67と同軸に設けた電磁コイルに
より、装着や離脱時には吸着力が反発力に変換されるよ
うにした回転動力の伝達機構である。
従って、装着時にはスプライン機構のスプライン軸67
他端とボス69との間で吸着し、一方。
スプライン軸67の一端とで反発するような力が常に発
生し、脱離時には遠隔操作で他端とボス69との吸着力
を反発力に変換でき、また、一端と他端との反発力を吸
着力に変換でき回転動力の伝達及び遮断が確実に行える
ので従来の固定ねじによる不確実な手間のかかる固定機
構は不要となった。
[作 用] 本発明においては1回転動力の伝達時など、スプライン
軸に対応するボスの内側に設置した各々の磁石によりス
プラインの軸側端とこれに対応するボスとの間に吸着す
るような力を発生させ、スプラインの軸の両端が各々の
ボスから抜けることを防止する。また、ロールの脱離時
には、コイル磁石とし、ロール側のボスとスプラインの
一端との間に反発力を発生させるとともに他端と駆動側
のボスとの間に吸着力を発生させて、スプライン軸を軸
方向に移動させる。
[実施例コ 以下1本発明の実施例を図面を参照して説明する。
第1図に本発明の一実施例の概略図を示す。図で2回転
動力が遮断された状態を示している。スプライン軸67
を図の左方に移動した状態、即ち。
ロール68のボス部69に嵌合することで1回転動力が
伝達される状態となる。この状態では1本発明の実施例
においても、第4図の従来例と同様に回転動力は1回転
動力の動力源61からシャフト64を介して、真空容器
62に設けられている回転導入口63を通り、駆動側ボ
ス受け65に伝達される。駆動側ボス受け65に伝達さ
れた回転動力は、駆動側ボス受け65に固定されている
インボリュート型のスプラインボス66を介してスプラ
イン軸67に伝達される。スプライン軸67に伝達され
た回転動力は、更にロール68に固定されているスプラ
インボス69を介してロール68に伝達される。尚、ス
プライン軸67は軸方向に移動可能である。ここまでは
従来の方法となんら変わらない。
ここで2本発明の一実施例においては、ロール68のボ
ス受け68a及び駆動側ボス受け65のスプラインボス
69.65の内側に各々磁石1゜2とへラドピース3,
4を介して設置し、さらに。
スプライン軸67を磁性材料で構成し、この軸67と同
軸となるようにこの軸67の周囲に電磁コイル5を配置
している。
以下に本発明の一実施例の詳細を示す。
スプライン軸67はインボリュート型スプライン軸で、
大径20.小径16.みぞ数6で、  545C,表面
硬質クロムメツキ処理(厚さ1μ■)で形成されている
。また、スプラインボス66はインボリュート型スプラ
インボスでスプライン軸67と嵌合するサイズで5US
304で形成されている。
一方、磁石1,2.はφ22mmX厚さ7 mmで希土
類系磁石(トーキン製LM19)である。また。
ヘッドピース3,4はφ22mmX厚さ3關でその材質
はFe−Co合金(トーキン製セメンジュール)からな
る。スプライン軸67の周囲に配されたコイル5は内径
φ25嘗謙X外形φ60關X長さ30mmで1巻数は3
00ターンである。
以上のように構成された本発明の一実施例は。
回転動力の伝達時など、スプライン軸67両端を対応す
るボス部69及び66を嵌合わせる1図で一端67aか
ら、他端67bがNとなるように電磁コイルを駆動し、
設置した磁石1にスプライン軸67一端とが反発し、他
方ロールに設置した磁石2にスプラインの軸67が吸引
されてスプライン軸が図では右方向に移動し、この軸6
7の他端67bがボス部69に嵌合することによりスプ
ライン軸67の一端67bとボス69との間が常に嵌合
した状態となるため、スプライン軸67がボス69から
外れることがなくなった。また、ロール68の脱離など
、スプライン軸67の動力源に向う軸方向の移動を必要
とするときは、コイル5に電流を流すことによって、ス
プライン軸67の一端67aがN、他端67bがONと
なるようにスプライン軸67の他端67bと磁石2との
間に反発力を発生させ、逆にスプラインの軸67の一端
67gと磁石1との間に吸引力を発生させ、スプライン
の軸67を矢印7で示す方向に移動する。
第2図に本発明の一実施例の回転動力の伝達不良の発生
頻度の測定結果を示し、併せて従来の回転動力伝達機構
による回転伝達不良発生頻度も示した。
第2図に示すように、従来の方法では回転の伝達時間の
長期化と共にスプライン軸の外れる確率が増加していた
が2本発明の一実施例では外れることがなくなった。
[発明の効果コ 以上、述べたように本発明により、信頼性が向上した回
転動力の伝達機構の提供が可能となった。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示す、第2図は本発明の効
果を示す、第3図は真空を利用し磁気記録媒体を製造す
る方法の概略図、第4図は従来の回転動力の伝達機構の
概略図。 図中、1・・・磁石、2・・・磁石、3・・・ヘッドピ
ース。 4・・・ヘッドピース、5・・・電磁コイル、51・・
・真空。 52・・・フィルム、53・・・送り出しロール、54
・・・ガイドロール、55・・・膜形成部、56・・・
磁性膜。 57・・・ガイドロール、58・・・巻き取りロール。 61・・・回転動力の動力源、62・・・真空容器、6
3・・・回転導入口、64・・・シャフト、65・・・
駆動側ボス受、け、66・・・スプラインボス、67・
・・スプライン軸、68・・・ロール、69・・・スプ
ラインボス。 0・・・鍔。 2・・・ねじ。 第2図 回転動力の伝達開始後の時間

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、スプライン軸両端に設けられた歯を、これに対応す
    る第1及び第2のボス部に夫々嵌合わせて回転動力を伝
    達するスプライン機構において、前記スプライン軸の周
    囲に配された電磁コイルと、前記第1及び第2のボス部
    のうちの一方に隣接して配された第1の磁石とを備え、 前記スプライン軸は磁性材料から構成され、軸方向に沿
    って移動可能に設けられていることを特徴とする回転動
    力の伝達機構。 2、第1の請求項記載の回転動力の伝達機構において、
    前記ボス部の他方に隣接して前記第1磁石との対向面が
    同極となるように第2の磁石を配したことを特徴とする
    回転動力の伝達機構。 以下余白
JP2269454A 1990-10-09 1990-10-09 回転動力の伝達機構 Pending JPH04151026A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2269454A JPH04151026A (ja) 1990-10-09 1990-10-09 回転動力の伝達機構

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2269454A JPH04151026A (ja) 1990-10-09 1990-10-09 回転動力の伝達機構

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH04151026A true JPH04151026A (ja) 1992-05-25

Family

ID=17472663

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2269454A Pending JPH04151026A (ja) 1990-10-09 1990-10-09 回転動力の伝達機構

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH04151026A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005024000A (ja) * 2003-07-01 2005-01-27 Shinko Electric Co Ltd ツースクラッチ
CN105508457A (zh) * 2016-01-26 2016-04-20 中国船舶重工集团公司第七一〇研究所 一种大扭矩电磁离合器
KR20180113359A (ko) * 2017-04-06 2018-10-16 자동차부품연구원 동력전달장치

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005024000A (ja) * 2003-07-01 2005-01-27 Shinko Electric Co Ltd ツースクラッチ
CN105508457A (zh) * 2016-01-26 2016-04-20 中国船舶重工集团公司第七一〇研究所 一种大扭矩电磁离合器
KR20180113359A (ko) * 2017-04-06 2018-10-16 자동차부품연구원 동력전달장치

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4071371B2 (ja) マグネット部材、該マグネット部材の製造方法、マグネット構造体、マグネット装置、現像ローラ、並びに現像装置
JPH06303732A (ja) 電動機及び電磁コイル・アセンブリ
JPH04151026A (ja) 回転動力の伝達機構
US6031309A (en) Electromagnet clutch
US3490672A (en) Motion control device
JP2017041938A (ja) アキシャルギャップ型回転電機
JP4652862B2 (ja) 分割コア式モータのステータ組み付け方法および組み付け用治具
JP2002340034A (ja) 無励磁作動形電磁連結装置
JP2003309956A (ja) 巻線装置
EP0944053A2 (en) A capstan motor and a tape driving system
JPH06341467A (ja) 電磁連結装置
JPH09140077A (ja) 回転機におけるロータ
JP2707429B2 (ja) パチンコ機の電動式打球装置
JP2006097738A (ja) 電磁クラッチ
JPH10101253A (ja) 巻取軸
JP2000175419A (ja) ロータリソレノイド
JPH0615141Y2 (ja) 電磁連結装置
JP3349969B2 (ja) 電磁クラッチ
USRE27537E (en) Motion control device
US8055168B2 (en) Magnet knife assembly for a toner developing device
JP2002326734A (ja) 画像形成装置のためのコアを有するローラ及びその形成方法、並びにプリント媒体送りアセンブリー
JP4749029B2 (ja) 電磁クラッチ
JPH0775989A (ja) 2軸独立駆動装置
JPS6222671Y2 (ja)
JP2008202647A (ja) 電磁クラッチ