JPH04147272A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JPH04147272A
JPH04147272A JP2272543A JP27254390A JPH04147272A JP H04147272 A JPH04147272 A JP H04147272A JP 2272543 A JP2272543 A JP 2272543A JP 27254390 A JP27254390 A JP 27254390A JP H04147272 A JPH04147272 A JP H04147272A
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JP
Japan
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process cartridge
signal
toner
image
gear
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JP2272543A
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English (en)
Inventor
Tadayoshi Ikeda
忠義 池田
Satoru Haneda
羽根田 哲
Hisao Sato
久夫 佐藤
Shizuo Morita
森田 静雄
Masakazu Fukuchi
真和 福地
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Konica Minolta Inc
Original Assignee
Konica Minolta Inc
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、電子写真方式により像担持体上にトナー像を
形成し、転写材上に転写して画像を得るようにした画像
形成装置に関する。特に、像担持体と現像手段、クリー
ニング手段の少なくとも一方とを一体化したプロセスカ
ートリッジを着脱自在に設けたプリンタ、複写機、7ア
クンミリ等の画像形成装置に関する。
〔従来技術〕
プリンタや複写機などの画像形成装置の小型化、軽量化
あるいは高機能化などにともない、画像形成装置の高密
度化、複雑化が進んでいる。一方、般ユーザーであるオ
ペレータでも簡単に保守・管理が行えるように、像担持
体と現像手段、クリニング手段の少なくとも一方とを一
体化したプロセスカートリッジを有する画像形成装置が
開発された。
このプロセスカートリッジを有するプリンタや複写機な
どの画像形成装置は、プロセスカートリッジ内の像担持
体などが消耗、劣化した場合、そのプロセスカートリッ
ジ自体を交換することにより、専門知識を有しないオペ
レータ自身が画像形成装置の保守・管理を容易に行うこ
とかでさるといそものである。そのI:めに、装置本体
にプロセスカートリンジの案内部材が設けられており、
プロセスカートリッジをこの案内部材に沿って挿入する
だけで最適な画像が得られるように装填できる。
このような場合従来の装置においては、プロセスカート
リッジの挿入方向と転写材の装填方向とlj直交してい
たため、プロセスカートリッジの取り扱い方向と転写材
の取り扱い方向が異なり、これら作業が面倒であったば
かりでなく、画像形成装置を設置するだめの空間的制約
が大きくならざるを得なかった。さらに、メインテナン
スの場合も作業空間を大きくとる必要があった。
これら欠点を解決すべく特開昭61−279870号公
報が提案された。すなわち、転写材の装填方向と上部筐
体に設けられたプロセスカートリ・/ジの着脱方向を一
致させることにより、消耗品の取り扱いや操作を容易に
すると共に、作業空間の制約を小さくすることのできる
画像形成装置が提案されてしする。
〔発明が解決しようとする問題点〕
しかし、特開昭61−279870号公報に開示されて
いる画像形成装置は、プロセスカートリッジヲ交換する
際には、上部筐体を開放してオペレータ自身がプロセス
カートリッジを上部筐体から引き出し、さらに、取り出
さなければならい。そのため、その作業は非常ノ二面倒
であるばかりでなく、プロセスカートリッジか重い、あ
るいは大きいとオペレータはかなりの力を必要とする。
さらに、ジャムが発生した場合には、狭い場所に手を入
れて転写材を取り除く必要があり、いくら上部筐体を開
放したとしても、十分な作業スペースを確保することが
できず、そのジャム処理作業は困難なものとなり、しか
も、トナーで汚れた部分や像担持体に直接子が触れるこ
とがあった。また、その作業スペースを確保するために
、プロセスカートリッジを移動若しくは取り外すにして
も、オペレータ自身が上部筐体からプロセスカートリッ
ジを大きく引き出す必要があり、そのような取外し作業
や装填作業は周辺をいためないように慎重な取扱いが要
求されこれら作業は煩わしく細かい神経を使わねばいけ
ないものとなり、従って熟練者でなければジャム処理を
安全に行うことができないという欠点を有している。
本発明は上記欠点を解決するためになされたもので、本
発明の目的は、プロセスカートリッジの移動や交換が簡
単な操作で行うことができ、がっ、搬送不良等の故障ト
ラブルがおきても初心者で充分対処できるようなメイン
テナンス性に優れ故障時処置操作が簡単確実に行えるよ
うにした画像形成装置を提供することにある。
〔問題点を解決するだめの手段〕
この目的は、下記(a)、(b)、(c)のいずれか1
項の技術手段によって達成される。
(a)一体構造の画像杉皮装置本体フレームにスライド
可能に設けられた像担持体を含むプロセスカートリッジ
が、転写体の搬送トラブル発生時または該カートリッジ
の保全点検時に発生させる信号に連動して一定量のリリ
ースと、該リリース方向に設けた外装カバーの開放が連
動するようにしたことを特徴とする画像形成装置。
(b)前記外装カバーは前記プロセスカートリッジの一
部が構成していることを特徴とする請求項1記載の画像
形成装置。
(c)前記開放された外装カバーは前記プロセスカート
リッジの案内手段とさせることを特徴とする請求項l記
載の画像形成装置。
〔実施例〕
次に、本発明を添付図面に示す一実施例に基づいて説明
する。
第1図は、本発明を適用したカラープリンタの主要断面
を左側面から示したものである。装置本体lOは、その
前面に操作パネル11と開閉自在の上部カバー12、ト
ナー供給カバー13、前面カバー14等によってかこま
れ、内部には着脱自在のプロセスカートリッジ15と給
紙カセットI6が収納されている。
第1図において、像担持体である感光体ベルト17は、
可接性のベルト表面に感光層を塗設したもので、駆動ロ
ーラ18と従動ローラ19の間に張設されている。駆動
ローラ18は、装置本体10に設けられたギヤと噛合し
ている駆動ギヤを介して回転しく後述する)、感光体ベ
ルト17を時計廻り方向に搬送する。また、間隔保持部
材20により、現像器23a〜23dと感光体ベルト1
7との距離を一定に保ち、安定して良好な画像を形成す
ることを可能としている。本実施例では、像担持体とし
て感光体ベル1−17を用いているが、本発明はこれに
眠られるものではなく、感光体ドラム等感光層を有する
既存の像担持体にも適用できる。
感光体ベルト17の周囲には、帯電手段2L H先手段
22、現像手段23a〜23d、転写手段24およびク
リーニング手段25が配設されている。
帯電手段は、感光体ベルト17の表面上の感光層を所定
極性で均一に帯電させるためJこ設けられており、コロ
ナ帯電器、スコロトロン帯電器など既存の帯!@21で
あり、OPC感光体に対してはスコロトロン帯電器が好
ましく用いられる。
露光手段は、半導体レーザ書き込み系ユニット22であ
り、帯電器21により帯電した感光体ベルト17の表面
を露光して静電潜像を形成する。
現像手段は、異なる色の現像剤、例えばイエロマゼンタ
、シアンおよびブラックの各色トナー(現像剤)をそれ
ぞれ収容した複数個の現像器23a〜23dである。こ
れら各現像器23a〜23dは、感光体ベルト17と所
定の間隙を保つ現像スリーブ231a〜231dと各色
トナーを撹拌する撹拌スクリュ232 a〜232dを
備え、感光体ベル)17上の静電潜像をトナー像に非接
触現像法により顕像化する機能を有している。この非接
触現像法は、接触現像法と異なり、感光体ベルト17上
に形成された先のトナー像を損なわないことと、感光体
ベルト17の移動を妨げないので、良好なカラー画像を
得ることができる。現像手段は、本実施例のように異な
る4色のトナーを用いるカラー現像に照らず、単色、2
色あるいは3色のトナーを用いてもよく、この場合の現
像手段はトナーの色の数だけの現像器を感光体ベル)1
7の周囲に配設すればよい。
転写手段は、転写コロナ放電器などの転写極24により
、感光体ベルト17上に形成されたトナー像を転写材上
に転写する。この転写手段として、転写極24のかわり
に転写ドラムなど既存の転写部材を用いてもよい。
クリーニング手段25は、クリーニングブレード251
を有しており、画像形成プロセス中は感光体ベルト17
の表面より離間した位置に保たれ、転写材にトナー像を
転写後のクリーニング時にのみ感光体ベルト17表面に
圧接して感光体ベルト17をクリーニングするように設
けられている。
回収ボックス26は、クリーニング手段25により除去
された感光体ベルト17上の残留トナーを廃トナースク
リュー261によってトナー回収管262を経て回収し
、収容するだめのものである。
本実施例においては、上述したプリンタの画像形成部を
構成する感光体ベル)17、帯電器21各色トナーを収
容した現像器23a〜23d1 クリーニング手段25
およびトナー回収ボックス26の各プロセス部が一体の
プロセスカートリッジ15内に収められてユニット化さ
れ、装置本体10に対して一括して着脱することができ
る。しかし、プロセスカートリッジ15内にユニット化
されるプロセス部はこれに限られるものではなく、少な
くとも感光体ベルト17と現像器23a〜23d若しく
は感光体ベルト17とクリーニング手段25がユニット
化されていればよく、その他プロセス部が一緒にユニッ
ト化されてもよい。
上述の構成を有するカラー画像形成装置によるカラー居
像形成のプロヤスは次のようにして行われる。
まず、プロセスカートリッジ15は第1の位置に装填さ
れており、画像形成が可能な状態である。
そして、装置本体lOとは別体の画像読み取り装置から
出力される第1の色の画像信号が前記レーザ書き込み系
ユニット22に入力されると、レーザ書き込み系ユニッ
ト22における半導体レーザー(図示せず)でレーザー
ビームが発生される。そのし〜ザービームが駆動モータ
(図示せず)ノニより回転されるポリゴンミラー221
により回転走査され、fθレンズ222、シリンドリカ
ルレンズ224および3枚のミラー223を経て、予め
帯電器21によって所定の電荷に一様帯電させられた感
光体ベルト17の周面上に投射され輝線を形成する。
一方、副走査方向に関しては、感光体ベルト17の特定
位置に対応したベルトインデックス(図示せず)を検出
して、あるいは、プリント指令信号を受け、この検出あ
るいは指令信号を基準にして画像信号による半導体レー
ザの変調が開始される主走査線が決定される。走査が開
始されると主走査方向に関しては、レーザビームがイン
デックスセンサ(図示せず)によって検知されこの検知
された信号を基準にして、第1の色の画像信号による半
導体レーザの変調が開始され、変調されたレーザービー
ムが感光体ベルト17の表面上を走査する。従って、レ
ーザービームによる主走査と感光体ベルト17の搬送に
よる副走査により一様帯電された感光体ベルト17の表
面上に第1の色に対応する潜像が形成される。この潜像
は、現像手段のうち第1の色に対応するイエロートナー
を収容した現像器23aにより現像されて、感光体ベル
ト17の表面上にイエロートナー像が形成される。その
後感光体ベルト17は、その表面上にイエロートナー像
を保持したまま、感光体ベルト17の表面より離間して
いるクリーニングブレード251の下を通過した後、第
2の色の画像形成に入る。
すなわち、イエロートナー像が形成された感光体ベル)
17は、帯電器21により再び一様帯電され、ついで第
2の色の画像信号が前記レーザー書き込み系ユニット2
2に入力され、前述した第1の色の画像信号の場合と同
様に、感光体ベルト17の表面上への書き込みが行われ
潜像が形成される。潜像は第2の色としてマゼンタトナ
ーを収容した現像器23bによって現像される。マゼン
タトナー像は、すでに形成されているイエロートナー像
の存在下に形成される。
同様にして、第3の色の画像信号による潜像形成後シア
ントナーを収容する現像器23Cでシアントナー像が形
成され、さらに、第4の色の画像信号による潜像形成後
ブラックトナーを収容する現1i123dで感光体ベル
ト17の表面上にブラックトナー像を重ね合わせて、カ
ラートナー画像が感光体ベルト17の表面上に形成され
る。
これら各現像器23a〜23dの現像スリーブ231a
〜231dには直流あるいはさらに交流のバイアスが印
加され、基体が接地された感光体ベル)17には非接触
現像(ジャンピング現像)が行われるようになっている
。なお、この非接触現像には、l成分現像剤あるいは2
成分現像剤いずれの現像剤でも用いることができる。l
成分現像剤を用いる場合には、小型化が図れるが、現像
の安定性の点で2成分現像剤を用いる現像法の方が優れ
ているので色再現上好ましい。
上述の如く感光体ベルト17の表面上に形成されたカラ
ートナー画像は、給紙カセット16から給紙ローラ27
により供給されタイミングローラ28により前記カラー
トナー画像とタイミングを合わせた転写材(転写紙)に
転写される。転写器24は、トナーと逆極性の高圧電源
出力を印加して転写を行う。
かくしてカラートナー画像を転写されt;転写材は、駆
動ローラ18に沿って急激(小径曲率)に方向変換をす
る感光体ベルト17により確実に分離されて、搬送ベル
ト29により上方に搬送される。なお、この搬送ベルト
29には、吸引手段291が備えてあり吸引しながら確
実に上方へ搬送する。そして、転写材は定着ローラ30
によってトナーを溶融固着された後、排紙ローラ31に
より排紙皿を兼用した上部カバー12の上面に排出され
る。
一方、転写材へカラートナー画像の転写を終えた感光体
ベルト17はさらに時計方向に搬送されて、本体フレー
ムに設けられた、除電ランプ又は除電極からなる除電装
置或は露光手段を配設した作用部材のブロック+02を
すぎ、そこで感光体ベルト17の面の除電等を行った上
で、クリーニングブレード251を圧接状態としたクリ
ーニング手段25によって残留したトナーの除去、清掃
が行われる。
クリーニング終了後は、再びクリーニングブレード25
1が感光体ベルト17から離間して、新たな画像形成の
プロセスに入る。
次に、プロセスカートリッジ15の駆動系およびプロセ
スカートリッジ移動の駆動系について第2図〜第5図を
参照にして説明する。
第2図は、プロセスカートリッジ15の駆動系およびプ
ロセスカートリッジ移動の駆動系を右側面から示した図
である。なお、本実施例で示したプロセスカートリッジ
15の駆動系およびプロセスカーリッジ移動の駆動系は
、2個のモータMl。
M2を用いて駆動するようにしたものである。
まず、感光体ベル)17の駆動系には、モータMlから
の駆動力が用いられる。ギヤG12はモータM1の軸の
ギヤGllに噛合するように配設されている。また、プ
ロセスカートリッジ15が画像形成可能な位置にある時
、感光体ベルト17を搬送する駆動ローラ18と同軸に
設けられた駆動ギヤG14は、ギヤG12と一体となっ
て回転するギヤGI3と噛合する。すなわち、モータM
1の回転は、ギヤGILギヤGI2、ギヤG13を介し
て、駆動ギヤG14に伝達されて適当な回転速度に調整
され、さらに、駆動ローラ18を同図において反時計廻
り方向に駆動ギヤG14と一体となって回転させて感光
体ベルト17を搬送する。
次に、現像器23a〜23d、廃トナースクリュー26
1、  )ナーホッパ−35およびプロセスカートリッ
ジ移動手段の駆動系について第2図、第3図を参照にし
て説明する。
本駆動系にはモータM2が用いられる。モータM2の回
動力は、モータM2の軸のギヤG21を介してギヤG2
2に伝達される。さらに、ギヤG22と同軸に、かつ、
一体に設けられたギヤG23に伝達され、現像器23a
〜23dの駆動系を駆動する。
まず、現像器23a〜23clの駆動系について説明す
る。
ギヤG23に伝達されたモータM2の回動力は、ギヤc
24bおよびギヤG24cに伝達され、また、ギヤG2
5aおよびギヤG25bを介して、ギヤG24aおよび
ギヤG24dに伝達される。さらに、1方向の回転のみ
を伝達するためオープンタイプのバネクラッチC21a
”C21dを介して、ギヤG24a〜G24dと同軸に
、かつ、プロセスカートリッジ15が画像形成可能な位
置にあってはプロセスカートリッジ15に設けられた現
像器駆動ギヤG27a〜G27dと噛合するようにギヤ
G 26a −G 26dが配設されている。そして、
現像器駆動ギヤG27a〜G27dに伝達された回転力
は、プロセスカートリッジ15に設けられたギヤを介し
て現像スリーブ231a〜231dと撹拌スクリュー2
32a〜232dに伝達して、現像器を駆動する。すな
わち、モータM2の回転は、ギヤG21、ギヤG22、
ギヤG23を介してギヤG24bおよびギヤG24cに
伝達し、さらにギヤG25a、ギヤG25bを介してギ
ヤG24aおよびギヤG24bに伝達し、そして、必要
に応じてクラッチを接続して現像器駆動ギヤG 27a
 −G 27dに伝達して現像器23a〜23dを駆動
する。なお、画像形成中の現像器23a〜23dの駆動
は、画像形成の各色に対応する現像器のみを駆動し、か
つ、後述するプロセスカートリッジ15の移動の際には
現像器23a〜23dを駆動しないようにするとよい。
このために、クラッチC21a−C21dのラチェット
(図示せず)に当接する爪を有するそれぞれのカム(図
示せず)を位相差をつけ、さらに、どのクラッチも接続
されないような位置を含めた5つの選択位置を設けてス
テップモータ(図示せず)によって制御するとよい。例
えば、各クラッチに対応する4つのカムの爪を72度の
位相差を同軸上に設け、ステップモータを72度ずつ回
転させることにより、現像器23a〜23dのうち1つ
のみが駆動するかあるいはいずれも駆動しないように制
御することができる。
次に、プロセスカートリッジ15の移動手段について説
明する。
ギヤG22に伝達されたモータM2の回転力は、ギヤG
22と一体となって回動するプーリP21とタイミング
ベルトTBIを介してプーリP22に伝達され、プロセ
スカートリッジ移動手段の駆動系を駆動する。
プロセスカートリッジ移動手段の駆動系に関して、プー
リ22に伝達された回転力は、プーリP22と一体とな
って回転するギヤG28と噛合しているギヤG29に伝
達し、さらに該ギヤG29と噛合しているギヤG30に
伝達される。そして、その回転力は、必要に応じて電磁
クラッチC22を介してギヤG31に伝達される。ギヤ
G31とギヤG32は交差軸歯稟であって、ギヤG31
に伝達された回転力をビニオンPに伝達する(第4図参
照)。このビニオンPは、プロセスカートリッジ15の
側面に設けらレタラックRと噛合することが可能であり
、ピニオンPの回動とラックRのスライドとによってプ
ロセスカートリッジ15を左右方向に移動させる。
このプロセスカートリッジ15の移動に関しては、後段
において詳説する。
次に、廃トナーの回収の駆動系について説明する。
プーリP22に伝達されたモータM2の回転力は、必要
に応じて、オープンタイプのバネクラッチC22Aを介
してプーリP23に伝達され、廃トナースクリュー26
1の駆動系を駆動する。
廃トナースクリュー261の駆動系に関して、該プーリ
P23と一体になって回転するギヤG33とプロセスカ
ートリッジ15の側面に設けられた廃トナースクリュー
駆動ギヤG34とが噛合して、プーリP23に伝達され
た回転力が廃トナースクリュー261を駆動する。廃ト
ナースクリュー261は、クリーニング手段25によっ
て除去された感光体ベルト】7上の残留トナーを回転す
るコイルバネを内蔵するトナー回収管262を通してト
ナー回収ボ、クス26へ搬送する。
次に、トナーホッパー35a〜35dの駆動系について
説明する。
プーリP23に伝達されたモータM2の回転力は、タイ
ミングベルトTB2を介してプーリP24に伝達され、
必要に応じてバネクラッチC24を介してギヤG35に
、さらに該ギヤG35と噛合しているギヤG36に伝達
される。そして、必要に応じて、バネクラッチC25a
 −C25aを接続してギヤC,36と一体となって回
転するギヤG 37a −G 37dと噛合しているギ
ヤG 38a −G 38dが回転する。そして、トナ
ーホッパー撹拌部材351a〜351 dがギヤG38
a−G38dと一緒に回転してトナーホッパー35a〜
35d内の供給用トナーを撹拌するとともに、ギヤG、
38a −G 38dと噛合しているギヤG39a−G
39dと同軸に設けられた供給トナースクリュー352
a〜352dが回転して供給用トナーをプロセスカート
リッジI5内の現像器23a〜23dに搬送する。
なお、トナーホッパー35a〜35dは、前記現像器2
3a〜23dの駆動と対応して駆動させる。すなわち、
画像形成中の色に対応する現像器が駆動していれば、同
色の供給用トナーを収容しているトナーホッパーだけを
駆動する。この駆動の制御には、バネクラッチC25a
 −C25dが用いられ、現像器駆動の制御と同様にス
テップモータとカム(いずれも図示せず)を用いて行う
ことができる。
なお、本実施例において感光体ベルト17の駆動系と現
像器23a〜23d1廃トナースクリユー261、トナ
ーホッパー35およびプロセスカートリング移動手段の
駆動系とは、2つのモータMl、M2を用いて駆動して
いるが、これらの駆動を1つのモータで行ってもよい、
あるいは、プロセスカートリッジ移動手段用に専用モー
タを設けてもよいことはいうまでもない。
次に、プロセスカートリッジ15の移動を第1図のAA
断面の矢視図である第5図と、プロセスカートリッジ1
5の移動を模式的に示した第6図を用いて説明する。
プロセスカートリッジ15にはその側面に移動のだめの
突出部材36とう/りRが設けられ、また、画像形成の
だめの駆動ギヤCI4、現像器駆動ギヤG 27a −
G 27dおよび廃トナースクリュー駆動ギヤG34が
設けられている。
一方、装置本体lOのプロセスカートリッジ収納室内に
は、プロセスカートリッジ15の突出部材36を嵌入さ
れることによりプロセスカートリッジ15を懸吊するガ
イド部材37と、駆動ギヤG14、現像器駆動ギヤG 
27a −G 27dおよび廃トナースクリュ駆動ギヤ
G34に対応するギヤG13、ギヤG26a〜G26d
およびギヤG33が配設されている。また、ピニオンP
がプロセスカートリッジ15に設けられたランクRと噛
合可能に設けられている。このようにして、プロセスカ
ートリッジ15は水平またはそれに近い斜め方向に移動
可能になる。このような移動方向は該プロセスカートリ
ッジ15を着脱するにあlユって極めて安全で操作性が
よく、また、後述するように移動時トナーホッパー35
と現像器23間のジヨイントを離したときにもプロセス
カートリッジの現像器からトナーがこぼれて飛散したり
しないという利点が生ずる。さらに、このガイド部材3
7には第1および第2のマイクロスイッチMSI、MS
2が設けられている。この第1および第2のマイクロス
イッチMSI、MS2は、プロセスカートリッジ15の
位置を検出するための検出手段である。ここで、第1お
よび第2のマイクロスイッチMSI、MS2は、プロセ
スカートリッジ15に設けられた駆動ギヤG14、現像
器駆動ギヤG 27a −G 27d 、廃トナースク
リュー駆動ギヤG34と装置本体10に設けられたギヤ
G13、ギヤG26a−C;26d、ギヤG33とが噛
合して画像形成が可能となる第1の位置、および、第1
の位置と比べさらに転写器24から離間した位置すなわ
ちプロセスカートリッジ15の挿入方向と逆方向に第1
の位置から退避した第2の位置を検出し、その位置信号
を制御部へ出力する。ただし、第2の位置は、プロセス
カートリッジ15の重心が装置10外にならないように
するとよい。これは、プロセスカートリッジ15の重心
が装置外にあると、ラックRとピニオンPの噛み合いが
悪くなり、プロセスカートリッジ15の取り出し、挿入
が困難になるためである。これら第1および第2の位置
を検出する位置検出センサは、マイクロスイッチだけに
限られるものではなく、光電スイッチ、磁気スイッチ等
を用いた既存の各種センサを用いてもよい。また、第1
および第2のマイクロスイッチMSI%MS2はガイド
部材37に設ける必要性はなく、算lおよび第2の位置
が検出できればよいので、装置本体10に設けてもよい
まず、プロセスカートリッジ15を取り出す場合、第6
図(a)に示すようにプロセスカートリッジ15が第1
の位置にあり、駆動ローラ18と転写極24とは所望の
距離を保ち(転写部材が転写ドラムの場合は適当な圧着
力を有し)、プロセスカートリッジ15に設けられた駆
動ギヤG14、現像器駆動ギヤG 27a −G 27
d 、廃トナースクリュー駆動ギヤG34と装置本体1
0に設けられたそれぞれを駆動するためのギヤG13、
ギヤG 26a −G 26d 、ギヤG33とは噛合
しており、画像形成が最適に行うことが可能な状態であ
る。また、ランクRとピニオンPとは噛合されている。
転写体のトラブル発生時には自動的に警報ランプが点灯
するとともにオペレータがそれを受けて、装置本体10
の前面に設けられた操作パネル11のプロセスカートリ
ッジ取り出しボタンを押すと制御部に取り出し信号が入
力される。また、プロセスカートリッジ15を保全点検
のために取出したいときも、前記取り出しボタンを押し
て同様の信号が入力される。この時、操作パネル11の
プリントボタンからのプリント信号および感光体ベルト
駆動部、定着部、排紙部、給紙部などの画像形成プロセ
スが作動しているという感光体ベルト駆動信号、定着駆
動信号、排紙駆動信号、給紙駆動信号などの画像形成プ
ロセス信号が出ていない状態であれば、制御部は先ず、
前面の外装カバー14の開放信号を発してそれを開放し
、更にプロセスカートリッジ移動手段の駆動部であるモ
ータM28よび電磁クラッチC22へ信号を発し、プロ
セスカートリッジ15をwclの位置から1g2の位置
に移動さすためにピニオンPを回転させ、ガイド部材3
7に沿って第2の位置の方向へプロセスカートリッジ1
5ヲ移動させる(第6図(b)参照)。この際プロセス
カートリッジ15は前述のように精密な径路にガイドさ
れながら移動するので周辺をいためたりすることなく移
動する。また、前面の外装カバー14の開放はプロセス
カートリッジ15の移動開始の信号によって自動的に行
わせてもよい。
そして、第6図(c)に示すようにプロセスカートリッ
ジ15が移動すると、第2のマイクロスイッチMS2が
OFFになることによりプロセスカートリッジ15が第
2の位置にまで移動したことを検知して制御部にその信
号を送る。制御部はその信号を受けると、電磁クラッチ
C22を解除するとともにモータM2の回転を止める。
すなわち、プロセスカートリッジ15は、ラックRとピ
ニオンPが噛合した状態で第2の位置で停止し、第1の
位置から第2の位置にまで退避する。
従って、この位置でジャム処理などの作業空間を大きく
確保でき、また、この状態で各相互部材間の距離も大き
く隔離され、開放された前面の外装カバー14も第2の
位置から手動で外に取り外すための案内ガイドを形成す
ることになり、プロセスカートリッジ15を全く熟練を
要することなく安心して、第2の位置から僅かに引き出
し、更にそのまま大きく移動することによって装置本体
lOより容易に取り出すことが可能になる。
逆に、プロセスカートリッジ15を装置本体10内に挿
入する場合、プロセスカートリッジ15を開かれた前面
の外装カバー14の内面を案内としてプロセスカートリ
ッジ15の突出部36をプロセスカートリッジ収納室内
のガイド部材37に沿わして挿入載置し、ラックRとピ
ニオンPを噛合させ、プロセスカートリッジ15が第6
図(C)に示す第2の位置にきて、更に、そこを僅か過
ぎて第6図(b)に示すように前記第2のマイクロスイ
ッチMS2をONさせる位置までもたらすことは、極め
て簡単な操作で、周辺への障害を気にすることなく作業
でき、しかも安全確実に短時間に完了させることが可能
になる。
この状態からプロセスカートリッジ15を画像形成が可
能な第1の位置に移動させるために、第2の位置にある
プロセスカートリッジ15をさらに挿入するか、あるい
は、操作パネル11のセットボタンを押すことにより制
御部にセット信号を入力する。制御部は、このセット信
号が入力されると、モータM2と電磁クラッチC22に
信号を送り、プロセスカートリッジ15を第2の位置か
ら第1の位置に移動させるためにビニオンPを回転(取
り出す場合の回転方向とは逆回転)させ、ガイド部材3
7に沿って第1の位置の方向へプロセスカートリッジ1
5を極めて精巧安全に自動的に移動させる(第6図(b
))。
さらに、プロセスカートリッジ15が移動すると、第6
図(a)に示すように第1のマイクロスインチMSIに
よりプロセスカートリッジ15が第1の位置にまで移動
したことを検知して制御部にその信号を送る。制御部は
その信号を受けると、電磁クラッチC22を解放すると
ともにモータM2の回転を止める。すなわち、プロセス
カートリッジ15は、第1の位置で停止し、プロセスカ
ートリッジ15に設けられた駆動ギヤG14、現像器駆
動ギヤG27a−G27d、廃トナースクリュー駆動ギ
ヤG34と装置本体lOに設けられたギヤG13、ギヤ
G26a〜G26d、ギヤG33と噛合して、画像形成
が可能な状態となる。この時、プロセスカートリッジ1
5内の各現像器23a〜23dのトナー補給口38a〜
38dに対し、対応するトナーホッパ35a〜35dの
各トナー搬送管353a〜353dの先端ジヨイント部
が自動的に接続してトナーの補給が行われる状態となる
。なお、図示はしないが移動中はジヨイント部が自動的
にはずされシャッタが閉められる。しかし現像器側の口
は、カートリッジが水平または水平に近い状態にあるの
で、上方に開口したままにしておいてもトナーがこぼれ
落ちることがないという利点が生まれる。従って、プロ
セスカートリッジ15の交換やジャム処理後、簡単な操
作をするだけでプロセスカートリッジ15が自動的に挿
入されるので、オペレータの煩わしさが大幅に軽減され
るばかりでなく、確実な画像形成の位置にプロセスカー
トリッジ15をセットできる。
一方、上部カバー開放手段を第7図を用いて説明する。
上部カバー12は、上部カバー軸39により軸支されて
いる。また、上部カバー軸39の周りに巻かれている巻
きバネ40と一方が装置本体lOに他方が上部カバーに
取り付けられたピン41によって上部カバー12は開放
するように、すなわち同図において反時計方向にバネ付
勢されている。また、ソレノイド42は、上部カバ〜1
2が閉じているときその上部カバー12を掛止すること
ができるように配設されている。
上述の構成を有する上部カバー開放手段により、画像形
成プロセス中の上部カバー12は、閉じた状態にあり、
また上部カバー12は排出ローラ31により排出される
転写済みの転写材の排出器を兼用している(第7図(a
))。そして、ジャム処理時などの場合、装置本体10
の前面に設けられた操作パネル11の取り出しボタンが
押され、がっ、画像形成プロセス信号が出力されていな
ければ、制御部は前述のようにプロセスカートリッジ移
動手段にプロセスカートリッジ15を移動させるように
移動信号を発するとともに、上部カバー開放手段である
ソレノイド42に開放信号を発する。開放信号を受けた
ソレノイド42は、その軸を後退、すなわち、上部カバ
ー12の掛止を止める。すると、バネ付勢されていた上
部カバー12はその付勢力により開放される(tJg7
図(b))。このようにして開放された上部カバー12
の開放口からジャムの原因となった転写材を簡単に見付
は出し、そして容易に取り除くことができる。なお、上
部カバー開放手段は、本実施例だけに限られるものでは
なく、上部カバー軸39と反対側に掛止することのでき
る部材を設けてもよい。また、上部カバー軸39にギヤ
と該ギヤと噛合するモータを設け、制御部からの開放信
号が出力されると該モータが回転して上部カバー12を
開放するようにしてもよい。この場合、制御部にセット
信号が入力されると該モータが逆方向に回転して上部カ
バー12を閉じるようにすることもできる。
前面の外装カバー14の開閉機構も前述の上部カバー1
2のものと全く同じに構成しであるので、更に詳しい説
明は、繰返しになるので省略する。
以上、説明したプロセスカートリッジ15の移動制御と
上部カバー12および前面の外装カバー14との開放制
御は、第8図に示すようになる。すなわち、制御部に取
り出し信号が入力され操作パネル11に表示される。こ
の時、その表示に連動して操作部からのプリント信号お
よび感光体ベルト駆動部、定着・排紙部、給紙部からそ
れぞれが駆動しているという感光体ベルト駆動信号、定
着・排紙駆動信号、給紙駆動信号が出ていない状態であ
れば制御部はプロセスカートリッジ移動手段に移動信号
を発する。プロセスカートリッジ移動手段部は、プロセ
スカートリッジ15を第1の位置から第2の位置に移動
さすためにプロセスカートリッジ移動駆動系を制御し、
プロセスカートリッジ15が第2の位置に移動したこと
を検知する位置検出信号が得られるとプロセスカートリ
ッジ移動駆動系を停止させる。一方、制御部はプロセス
カートリッジ移動手段に移動信号を発するとともに上部
カバー12の開放手段および前面の外装カバー14の開
放手段にも開放信号を発し上部カバー12および外装カ
バー14を開放する。換言すれば、ジャムが発生したり
、プロセスカートリッジ15を交換する際、先ずトラブ
ルが検知されると画像形成動作が停止する。そして、操
作パネル11上にその内容がメツセージとして表示点滅
されるとともにそれに連動して第9図に示すように前面
の外装カバー14が開放しプロセスカートリッジ15が
$2の位置に退避するとともに上部カバー12が開放し
、ジャム発生箇所のユニット部材の状況が装置本体10
の上方より詳細に観察され、ジャムとなった転写材を容
易に確認して取り除くことができ、また、感光体ベルト
の耐用回数満了や中間時の保全点検が必要なときの場合
はそのサインが操作パネル11に表示されると共に保全
点検交換作業のため第2の位置にあるプロセスカートリ
ッジ15はオペレータによって、更に、わずかに引き出
され、開放された前面の外装カバー14の内側の案内面
14Aを滑らせて取り外すことができるため、プロセス
カートリッジ15の保全点検や部品の交換が容易になる
尚、転写材のジャムトラブルやプロセスカートリッジ1
5の保全点検修理交換等のために第1位置から第2位置
への解放移動、即ちリリース指令が出されると、それに
よって前面の外装カバー14の開放や、上部カバー12
の開放やプロセスカートリッジ15のリリースが同時に
行われるようにしてもよいし、先ずリリースが始動し、
その始動を検出して前記各カバー12.14が開放され
るようにしてもよい。
また、前面の外装をプロセスカートリッジ15の一部で
兼ねさせ、スマートに画像形成装置を構成させることが
可能である。しかしこの場合にはプロセスカートリッジ
15の取り外し作業に当たって案内の役目をさせる外装
カバーの機能をもたせることが不可能になり、当然なが
らやや取り外しに難点がでてくる。
その他、トナー補給サイン、廃トナー満杯サインや供給
カセット内紙無しサインが操作パネル11に表示される
ので、実に処理操作が直感的でやり易くなる。ここでプ
ロセスカートリッジ15の後部に位置する廃トナー回収
ボックス26は、プロセスカートリッジが第2の位置に
後退しているときは装置本体lOの外部に出ているので
該ボックス26内の袋に集められた廃トナーを袋ごと簡
単に取り除ける。
本実施例では画像形成プロセスとして、感光体ベルト上
にカラートナー像を形成した後−回で転写材に転写する
作像法について述べたが、転写ドラム上の転写紙上に重
ねてトナー像を転写するカラー作像法であっても良い。
またモノクロプロセスを利用した通常のモノクロプリン
タにも適用可能である。また、現像方法として非接触現
像法の場合にについて述べたが、本発明はこの非接触現
像に限られるものではなく、接触現像にも適用できる。
さらに、本実施例で示した駆動系は、はんの−例にしか
過ぎず、これらギヤ、クラッチ、ベルト等の組み合わせ
に限られるものでもないことはいうまでもない。
第1O図には、本発明を適用した他の実施例として転写
ドラム形式の画像形成装置を示している。
プロセスカートリッジ15部分については、先の実施例
と大略向じだが、トナーホッパー35a ヲプロセスカ
ートリッジ15内にユニット化したものである。転写ド
ラム形式の画像形成装置は、感光体ベルト17の転写部
分に転写ドラム50を当接するようにしたもので、その
転写ドラム50は感光体ベルト17と同期を保って反時
計方向に回転する。転写ドラム50の外周には転写材を
巻き付けた状態として、巻き付けた転写材上に感光体ベ
ルト17上に形成した各色毎のトナー像を転写し、転写
材上で各色のトナー像を重ね合わせた後、転写ドラム5
0より分離し、定着後装置本体10の上部に排出したも
のである。
転写ドラム50の周縁部には、転写材を静電的に吸着す
るよう設けられた帯電器5011転写材を転写ドラム5
0に機械的に巻き付けるための巻き付は部材502が設
けられていて、巻き付は部材502は先端部にローラを
有していて、最初に転写材が転写ドラム50に巻き付く
時のみ当接する。また、転写ドラム500局面には、グ
リッパ503が設けられていて、同期して搬送された転
写材の先端部を保持するよう作用する。転写器504は
、感光体ベルト17上のトナー像を転写材上に静電的に
転写する。
分離除電極505と分離爪506は転写後の転写材を転
写ドラム50より分離させる。また、接離可能なりリー
チ507は、転写材分離後の転写ドラム50上に残留し
た付着トナーを除去するものである。
カセットI6から給紙された転写材は、同期を保ちなが
ら帯電器501によって帯電した転写ドラム50へと進
入し、巻き付は部材502で巻き付き、転写材先端がグ
リッパ503で保持されて、転写部へと回転し、転写部
において転写器504によって感光体ベル1−17上に
形成されたイエロートナ像を転写材上に転写する。最初
の転写を終えた転写ドラム50は回転を継続しクリーナ
507によりクリーニングされて次のトナー像を転写す
る。すなわち、2回転目にはマゼンタトナー像を、3回
転目にはシアントナー像を、4回転目にはブラックトナ
ー像を順次重ね合わせるようにして転写する。4色のト
ナー像の転写が終えたところで、転写材は分離除電極5
05で除電がなされ、分離爪506で転写材先端の保持
を解除したうえ分離して定着ローラ30へと搬送される
この実施例の画像形成装置では、転写ドラム50は装置
本体10側にあって移動可能なプロセスカートリッジ1
5には含まれない構造となっている。従って、プロセス
カートリッジ15の移動については前記実施例と同様に
行われる。
ここでプロセスカートリッジ15を第1の装填位置から
第2の装填位置に移動させると上部カバ12が開放され
て、転写器24、搬送路29、定着器30のまわりが広
いスペースをもって開放されるので故障処理がやり易く
なるが、このままだと感光体ベルトの露光部は光疲労を
起してしまうので、本体10に設けたプロセスカートリ
ッジ15のガイド部材37に沿った先端部に本体に固定
した支軸371のまわりに回動する感光体カバー372
を設け、該カバーは常に反時計方向にまわるようにトル
クばねで付勢されており、プロセスカートリッジ15が
第1の装填位置にあるときは該カートリッジの先端外部
の上面で押し上げられ第1図及び第10図に示すように
感光体ベルトは転写器24又は転写ドラム50に対向し
て開かれている。
しかし、第9図に示すように第2の装填位置に後退する
ときには、該カートリッジ15の先端部の感光体露出部
は該感光体カバー372によって囲まれ光密にされてい
る。
一方、除電ランプ又は除電極からなる除電装置或は露光
手段を配設した作用部材ブロック102に対し第1の装
填位置ではプロセスカートリッジ15の対応する位置に
窓154.155があけられている。
そして転写材に転写完了後感光体ベルト17の除電がで
きるようにしである。
しかし、プロセスカートリッジ15が第2位置に後退し
て上部カバー12が開放されると外光が前記窓154.
155から入って感光体を光疲労させてしまうことにな
る。それを防止するためにプロセスカートリッジ15が
第2の装填位置に後退したときは前記窓154.155
はガイド部材37に沿って本体IOに配設されたトナー
ホッパー35の架台103又は、第10図に示すような
特設の遮蔽板103Aの裏面に入ってかくれてしまい光
密か保たれるようにした。
〔発明の効果〕
以上詳述したように、トラブル発生や耐用回数満了や廃
トナー満杯等の信号により本発明は前記検知信号と連動
してプロセスカートリッジが画像形成可能な位置から退
避するとともに上部カバーおよび前面の外装カバーを開
放し、簡単確実にトラブル処理を行うことを可能にした
画像形成装置を提供することができた。
更に、本発明の画像形成装置は、簡単な操作で自動的に
プロセスカートリッジが移動し、かつ、上部カバーが開
放するので、オペレータは迷うことなく楽に、かつ、大
きな力を必要とせずにプロセスカートリッジを交換でき
る。また、ジャム処理に際してはプロセスカートリッジ
を第2の位置まで退避させ、上部カバーの開放口から装
置本体の内部を目視することができ、作業空間が大きく
確保できジャム処理の作業性を大幅に向上することがで
きるとともに、ジャムとなった転写材を取り出すときに
像担持体を傷付けるおそれがなくなるだけではなく、像
担持体に直接オペレータの手が触れることがなくなる。
さらに、機械的にプロセスカートリッジを水平または水
平に近い傾斜角で移動させかつ、該カートリッジの第2
位置からの取外し、第2位置への装填作業も開放状態の
外装カバーで案内することも可能にできるので、プロセ
スカートリッジに余計な振動を与えず、現像剤の飛散を
殆ど生じることなくプロセスカートリッジを交換あるい
はジャム処理でき、メインテナンス性の向上という効果
を奏するものである。なお、本画像形成装置がカラープ
リンタの場合、プロセスカートリッジの出し入れカセッ
トの出し入れジャム処理、トナー補給等を本体前面から
すべて操作できる構成としt:のでモノクロプリンタの
一方向操作性と同様の使い勝手メンテナンス性が実現で
き tこ 。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明を適用したカラープリンタの主要断面
を左側面から示す図。第2図は、本発明が係る駆動系を
右側面から示した図。第3図は、プロセスカートリッジ
移動の駆動系を上方から示ス図。第4図は、プロセスカ
ートリッジ移動の駆動系の要部を示す図。第5図は、第
1図におけるAA断面の矢視図。第6図は、プロセスカ
ートリッジの移動を模式的に示す模式図。第7図は、上
部カバーの解放機構を示す図。第8図は、制御系を示す
図。第9図は、プロセスカートリッジが第2の位置にあ
るときのカラープリンタを左側面から示した図。第1O
図は、本発明を適用した転写ドラム形式の画像形成装置
の主要断面図。 10・・・装置本体    11・・・操作パネル12
・・・上部カバー   14・・・前面の外装カバ14
A・・・内側案内面 15・・・プロセスカートリッジ 17・・・感光体ベルト18・・・駆動ローラ21・・
・帯電器 22・・・レーザー書き込み系ユニット23・・・現像
器     24・・・転写極25・・・クリーニング
手段 26・・・トナー回収ポック 36・・・突出部材 27・・・給紙ローラ 29・・・搬送手段 31・・・排紙ローラ 40・・・巻きバネ 50・・・転写ドラム 102・・・作用部材ブロック 103・・・架台     154,155・・・窓3
71・・・支軸     372・・・感光体カバーM
 l 、M 2・・・モータ  G14・・・駆動ギヤ
G 27a ” G 27d・・・現像器駆動ギヤGI
3.G26a−G26d−−−ギヤP・・・ピニオン 
   R・・・ラックMSI・・・第1のマイクロスイ
ッチ MS2・・・第2のマイクロスイッチ ス 37・・・ガイド部材 28・・・タイミングローラ 30・・・定着ローラ 39・・・上部カバー軸 42・・・ソレノイド 35・・・トナーホッパー

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)一体構造の画像形成装置本体フレームにスライド
    可能に設けられた像担持体を含むプロセスカートリッジ
    が、転写体の搬送トラブル発生時または該カートリッジ
    の保全点検時に発生させる信号に連動して一定量のリリ
    ースと、該リリース方向に設けた外装カバーの開放が連
    動するようにしたことを特徴とする画像形成装置。
  2. (2)前記外装カバーは前記プロセスカートリッジの一
    部が構成していることを特徴とする請求項1記載の画像
    形成装置。
  3. (3)前記開放された外装カバーは前記プロセスカート
    リッジの案内手段とさせることを特徴とする請求項1記
    載の画像形成装置。
JP2272543A 1990-10-11 1990-10-11 画像形成装置 Pending JPH04147272A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005266670A (ja) * 2004-03-22 2005-09-29 Fuji Xerox Co Ltd 画像形成装置及びプロセスカートリッジの着脱方法
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