JPH0413916Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0413916Y2 JPH0413916Y2 JP17521286U JP17521286U JPH0413916Y2 JP H0413916 Y2 JPH0413916 Y2 JP H0413916Y2 JP 17521286 U JP17521286 U JP 17521286U JP 17521286 U JP17521286 U JP 17521286U JP H0413916 Y2 JPH0413916 Y2 JP H0413916Y2
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- JP
- Japan
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- piezoelectric
- piezoelectric diaphragm
- metal powder
- kneaded material
- diaphragm
- Prior art date
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- Expired
Links
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Landscapes
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Description
【考案の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本考案は圧電体による振動板を用いた圧電振動
子に係り、特にスピーカー、マイクロホン等の電
気音響変換器に使用される圧電振動子に関する。
子に係り、特にスピーカー、マイクロホン等の電
気音響変換器に使用される圧電振動子に関する。
従来の圧電振動子はセラミツクス系の膜状圧電
体の両面に膜状電極を設けてなる。
体の両面に膜状電極を設けてなる。
しかし上記従来例においては、電気音響器とし
て使用すると、圧電振動板のＱが高いため、共振
点の鋭いピークに続いて寄生振動によるレスポン
スの凹凸を生じ、高調波歪が多くなり、音質が悪
化すると共に中低音域で音圧レベルが低下すると
いう問題点があつた。
て使用すると、圧電振動板のＱが高いため、共振
点の鋭いピークに続いて寄生振動によるレスポン
スの凹凸を生じ、高調波歪が多くなり、音質が悪
化すると共に中低音域で音圧レベルが低下すると
いう問題点があつた。
本考案圧電振動子は上記の問題点を解決するた
め、図示のように圧電振動板１の中心部に金属粉
２と接着剤３の混練物４を貼着せしめてなる。
め、図示のように圧電振動板１の中心部に金属粉
２と接着剤３の混練物４を貼着せしめてなる。
このような構成とすることにより圧電振動板１
の中心部の混練物４でＱが抑制され、振動モード
が改善されることになる。
の中心部の混練物４でＱが抑制され、振動モード
が改善されることになる。
以下図面により本考案の実施例を説明する。
図面は本考案圧電振動子の一実施例を示す断面
図、１は圧電振動板である。この圧電振動板１
は、例えばセラミツクス系の膜状圧電体５を２枚
貼り合わせ、その貼り合わせ面及び両外側面に膜
状電極６ａ，６ｂを形成し、これらの電極６ａ，
６ｂにリード線７ａ，７ｂを接続してなる積層型
のものである。この積層型の圧電振動板１は電歪
効果を大きくとれるので好ましいが、セラミツク
ス系の膜状圧電体の両面に膜状電極を形成し、こ
れらの電極にリード線を接続してなる単層型のも
のでもよい。この積層型の圧電振動板１の両面中
心部には金属粉２と接着剤３の混練物４が貼着さ
れている。
図、１は圧電振動板である。この圧電振動板１
は、例えばセラミツクス系の膜状圧電体５を２枚
貼り合わせ、その貼り合わせ面及び両外側面に膜
状電極６ａ，６ｂを形成し、これらの電極６ａ，
６ｂにリード線７ａ，７ｂを接続してなる積層型
のものである。この積層型の圧電振動板１は電歪
効果を大きくとれるので好ましいが、セラミツク
ス系の膜状圧電体の両面に膜状電極を形成し、こ
れらの電極にリード線を接続してなる単層型のも
のでもよい。この積層型の圧電振動板１の両面中
心部には金属粉２と接着剤３の混練物４が貼着さ
れている。
金属粉２としては密度が８以上の金属粉で銅、
鉛、鉄、真鍮等の粉末を用いることができる。
鉛、鉄、真鍮等の粉末を用いることができる。
接着剤３としてはエポキシ系、ポリエステル
系、アクリル系、酢酸ビニール系、ゴム系等の接
着剤を用いることができる。
系、アクリル系、酢酸ビニール系、ゴム系等の接
着剤を用いることができる。
このような構造の本考案圧電振動子を例えばス
ピーカーとして使用する場合、電極６ａ，６ｂ間
にリード線７ａ，７ｂを介して音声信号を入力す
ると、圧電振動子１が振動し、音声を再生するこ
とができる。圧電振動板１の両面中心部には混練
物４が貼着されているためＱが抑制され、振動モ
ードが改善されることになる。そのため、寄生振
動が発生しなくなり、高周波歪をなくし音質の改
善を計ることができると共に中低音域での音圧レ
ベルを高めることができる。
ピーカーとして使用する場合、電極６ａ，６ｂ間
にリード線７ａ，７ｂを介して音声信号を入力す
ると、圧電振動子１が振動し、音声を再生するこ
とができる。圧電振動板１の両面中心部には混練
物４が貼着されているためＱが抑制され、振動モ
ードが改善されることになる。そのため、寄生振
動が発生しなくなり、高周波歪をなくし音質の改
善を計ることができると共に中低音域での音圧レ
ベルを高めることができる。
この場合、圧電振動板１の大きさに応じて混練
物４中の金属粉２の使用量を加減することにより
振動モードを最適にすることができる。
物４中の金属粉２の使用量を加減することにより
振動モードを最適にすることができる。
上述のように本考案によれば、圧電振動板１の
中心部に金属粉２と接着剤３の混練物４を貼着せ
しめてなるので、圧電振動板１の中心部の混練物
４でＱが抑制され、振動モードが改善されること
になるため、寄生振動が発生しなくなり、高周波
歪をなくし音質の改善を計ることができると共に
中低音域での音圧レベルを高めることができる。
中心部に金属粉２と接着剤３の混練物４を貼着せ
しめてなるので、圧電振動板１の中心部の混練物
４でＱが抑制され、振動モードが改善されること
になるため、寄生振動が発生しなくなり、高周波
歪をなくし音質の改善を計ることができると共に
中低音域での音圧レベルを高めることができる。
図面は本考案圧電振動子の一実施例を示す断面
図である。 １……圧電振動板、２……金属粉、３……接着
剤、４……混練物。
図である。 １……圧電振動板、２……金属粉、３……接着
剤、４……混練物。
Claims (1)
- 圧電振動板の中心部に金属粉と接着剤の混練物
を貼着せしめてなる圧電振動子。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP17521286U JPH0413916Y2 (ja) | 1986-11-14 | 1986-11-14 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP17521286U JPH0413916Y2 (ja) | 1986-11-14 | 1986-11-14 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6381595U JPS6381595U (ja) | 1988-05-28 |
| JPH0413916Y2 true JPH0413916Y2 (ja) | 1992-03-30 |
Family
ID=31114325
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP17521286U Expired JPH0413916Y2 (ja) | 1986-11-14 | 1986-11-14 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0413916Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| DE69939096D1 (de) | 1998-11-02 | 2008-08-28 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | Piezoelektrischer Lautsprecher |
-
1986
- 1986-11-14 JP JP17521286U patent/JPH0413916Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6381595U (ja) | 1988-05-28 |
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