JPH04105179U - 制御マイク付きトイレ部品 - Google Patents

制御マイク付きトイレ部品

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Publication number
JPH04105179U
JPH04105179U JP1991005940U JP594091U JPH04105179U JP H04105179 U JPH04105179 U JP H04105179U JP 1991005940 U JP1991005940 U JP 1991005940U JP 594091 U JP594091 U JP 594091U JP H04105179 U JPH04105179 U JP H04105179U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
toilet
microphone
parts
voice control
control
Prior art date
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Pending
Application number
JP1991005940U
Other languages
English (en)
Inventor
英二 三輪
禎昭 七野
勝紀 冨田
Original Assignee
株式会社イナツクス
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Publication date
Application filed by 株式会社イナツクス filed Critical 株式会社イナツクス
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 トイレ機器を音声制御するためのマイクの設
置施工を簡便化する。 【構成】 温水洗浄装置などのトイレ機器を音声制御す
るためのマイク36、38をスイッチパネル32や便座
16、便蓋18、ペーパーホルダ34などに設ける。 【効果】 トイレ部品を便器やトイレルームの壁面に取
り付けるだけでマイクの設置が行なわれ、設置施工が簡
単である。マイクが制御マイク付きトイレ部品に組み込
まれて一体的となっているから、マイクが目立たず、マ
イクが悪戯を受けにくい。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、便座、便蓋、ペーパーホルダ、リモコンボックスなどの制御マイク 付きトイレ部品に係り、特に人体臀部の温水洗浄を行う温水洗浄装置などのトイ レ機器を音声制御するためのマイクを有した制御マイク付きトイレ部品に関する 。
【0002】
【従来の技術】
従来の温水洗浄装置付便器においては、トイレ使用者がスイッチを操作するこ とにより温水噴出や温風吹出が行われている。
【0003】 ところが、トイレは多数人によって使用されるものであるから、使用者が触れ ることによりスイッチが汚れるおそれがある。また、使用者によっては直に指で 触れることに対し不快感を感ずることもある。
【0004】 このような問題点を解決するために、音声認識装置によって温水洗浄装置を作 動させるようにしたものが提案された(実願昭61−85962号)。同号にお いて、制御用のマイクは、便座ボックスの上面に配置された制御装置ケーシング に取り付けられている。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】
上記の如く、マイクをトイレ部品とは別体としておくと、その設置の手間がか かったり、あるいはトイレルームの中で目立ったものとなって悪戯を受けたりし 易いという問題があった。
【0006】
【課題を解決するための手段】
請求項1の制御マイク付きトイレ部品は、基端側に枢支部を備え、洋風便器上 面に起倒回動自在に設置される便座又は便蓋よりなるトイレ部品において、該便 座又は便蓋の先端部分に、トイレ機器の音声制御装置のマイクを設けたことを特 徴とするものである。
【0007】 請求項2の制御マイク付きトイレ部品は、トイレルームに設置されるペーパー ホルダよりなるトイレ部品において、該ペーパーホルダのうちトイレルームの室 内空間に臨む面に、トイレ機器の音声制御装置のマイクを設けたことを特徴とす るものである。
【0008】 請求項3の制御マイク付きトイレ部品は、トイレ機器の操作部よりなるトイレ 部品であって、トイレ壁面に取り付けられるトイレ部品において、該コントロー ルボックスのうちトイレルームの室内空間に臨む面に、トイレ機器の音声制御装 置のマイクを設けたことを特徴とするものである。
【0009】
【作用】
本考案のトイレ部品(便座、便蓋、ペーパーホルダ又は操作部)においては、 音声制御用のマイクが設けられているから、このトイレ部品を便器やトイレルー ムの壁面に取り付けるだけでマイクの設置が行なわれ、設置施工が簡単である。
【0010】 また、この制御マイク付きトイレ部品を有するトイレルームにおいては、マイ クが該制御マイク付きトイレ部品に組み込まれて一体的となっているから、マイ クが目立たず、従ってマイクが悪戯を受けにくい。
【0011】
【実施例】
以下図面を参照して実施例について説明する。 第1図は実施例に係る制御マイク付きトイレ部品を有するトイレルームの側面 図である。このトイレルームには温水洗浄装置付洋風便器10が設置されている 。この洋風便器10の便鉢12の奥側上面部に便座ボックス14が設けられてお り、この便座ボックス14に便座16と便蓋18がヒンジにより枢着されている 。この便座ボックス14内には、先端側の洗浄ノズル本体が該便鉢12内へ突出 可能な温水洗浄ノズル20のほか、第2図に模式的に示す如く、温水タンク22 、該温水タンク22内の温水をノズル16へ供給するためのポンプ24、便鉢1 2内へ向けて温風を吹き出す臀部乾燥用の温風ブロワ26のほか、ポンプ24や ブロワ26を制御するための制御装置28が設置されている。
【0012】 第1図の30はロータンクである。32は操作部としてのスイッチパネル、3 4はペーパーホルダであり、それぞれトイレルームの壁面に取り付けられている 。このスイッチパネル32には、第4図にも拡大して示す如く、便座16に着座 した使用者の頭部を指向する指向性マイク36が設けられている。また、前記便 座16の先端には、第5図にも拡大して示す如く、該便座16がロータンク24 に立てかけられたときに、便鉢12の前方に起立する男子小用使用者の頭部を指 向する指向性マイク38が設けられている。
【0013】 このスイッチパネル32には、主電源のON−OFFスイッチのほか、温水洗 浄や温風吹出の手動操作用のスイッチが設けられている。さらに、このスイッチ パネル32は、便器10の側方に配置されており、該便器の使用者を検知する人 体検知センサ40を備えている。これらマイク36、38、センサ40の検出信 号は制御装置28に入力されている。
【0014】 このスイッチパネル32は、さらに、制御装置で識別された指示音声の内容を 表示するための表示部42、44、46を備えている。42は温風表示部であり 、温風の吹出量を表示する。本実施例ではLEDより成る発光部が3段に配置さ れており、温風が弱のときは下段のみが点灯し、中間のときは下段及び中段が点 灯し、強のときは下、中及び上段が点灯する。44は洗浄表示部であり、6段階 にわたって弱から強まで洗浄強さを表示する。この場合も、洗浄が強くなるほど 下段から点灯するLEDの数が増える。46は洗浄ノズルを2本設けた場合のも う一本の洗浄ノズルの洗浄強さの表示部である。48はストップスイッチであり 、温風吹出や洗浄を手動にて停止させるためのものである。50は時計である。
【0015】 本実施例において、温水噴出や温風吹出は音声認識装置を有する制御装置28 によって制御される。
【0016】 音声認識装置としては、各種のものが公知であるが、以下に好適な該装置につ いて説明する。
【0017】 音声認識装置には、大別して単語認識方式のものと単音節認識装置方式のもの とがあるが、前者が好適である。即ち、周知の如く、単語を音素あるいは音節単 位に認識しようとすると、セグメンテーションや調音結合により高精度な認識は 難しく、装置構成が著しく複雑化する。これに対し、単語認識方式においては、 認識単語の標準パターンを予め作成しておき、入力された単語のスペクトル変化 を標準パターンと比較し、最も良く似ているパターンに分類することにより当該 単語を正確に識別することが容易である。とりわけ、本考案の如きシャワートイ レにおいては、これを作動させるべき単語が少数で足りるから、この単語認識方 式により、十分に対応でき、その装置構成コストの低減化も可能である。
【0018】 この単語認識装置は、通常のもので良く、第3図の如く音声信号を前処理シス テムA、音響分析システムB、単語認識システムCにて処理し、これを出力する 型式のもの52が採用できる。
【0019】 前処理システムでは、音声区間の検出、プリエンファシス、雑音除去などが行 われる。音響分析システムでは特徴パラメータの抽出が行われ、単語認識システ ムでは標準パターンとこの特徴パラメータとの対比がなされ、入力音声の識別が 行われる。本実施例においては、この識別結果に基いてポンプ24や温風ブロワ 26へ作動電力を供給する。
【0020】 本考案においては、識別対象となる単語を予め定めておき、この単語は例えば トイレの入口や壁面に使用説明書として添付しておくのが好適である。
【0021】 この単語としては、例えば「おんすいせんじょう」「ゆがすくない」「ゆがお おすぎる」「ゆをとめろ」「おんぷうでろ」「おんぷうとまれ」等が挙げられる 。もちろん、この単語は任意であるが、適度に短く、使用者が発音し易い単語が 好適であり、かつ上記の如く2以上の単語を組み合せたものとしておくことによ り、音声認識装置の識別がより正確となり、誤動作が防止されるようになる。
【0022】 なお、本考案では、「ゆがぬるい」に対応して水温の上昇がなされ、「ゆがあ つい」に対応して水温の下降がなされるよう、温水タンクのヒータへの通電量を 制御するよう構成することも可能である。
【0023】 このように構成されたトイレルームにおいては、音声制御用のマイクが便座1 6やスイッチパネル32に設けられているから、この便座16及びスイッチパネ ル32を便器10やトイレルームの壁面に取り付けるだけでマイク38、40の 設置が行なわれ、設置施工が簡単である。また、このトイレルームにおいては、 マイクが便座16やスイッチパネル32に組み込まれて一体的となっているから 、マイク38、40が目立たず、従ってマイクが38、40悪戯を受けにくい。 第5図は本考案の実施例に係る便蓋の要部斜視図、第6図は実施例に係るペー パーホルダの斜視図である。
【0024】 第5図において、便蓋18の先端にマイク54が設けられている。本考案では 、この便蓋18を便座と共に起立させた場合、便蓋18の先端が便座の先端より も上方に突出するようにし、マイク54が集音し易いよう構成するのが好適であ る。
【0025】 第6図において、ペーパーホルダ34は、背板部34aと、該背板部34aの 左右両端側から前方へ延出する腕部34b、34cと、腕部34b、34cの対 向面にそれぞれ設けられた突部34dと、紙切板34eと、一方の腕部34bの 先端面に設けられた音声制御用のマイク56とを有している。このマイク56は 、図示以外の部分に設けても良いが、図示の如く、腕部の先端面に設ければ、集 音性が向上する。
【0026】 本実施例においては、前記人体検知センサ40が便器10の使用者を検知して いるときにのみ上記の音声による制御が可能とされている。即ち、上記の音声が マイク36、、38で入力されたとしても、人体が現に便器10の使用姿勢(例 えば、倒伏した便座16に着座した姿勢、又は便鉢12の前方にて起立した男子 小用使用姿勢)をとらない限りは、制御装置28はブロワ26やポンプ24を作 動させない。従って、トイレの近くで立話しなどの会話が行なわれ、この会話の 中に上記の「おんすいせんじょう」「おんぷうでろ」などの単語が含まれていた としても、それだけでは温水噴出や温風吹出はなされない。
【0027】 さらに、本実施例においては、マイク36、38が使用姿勢の使用者の頭部を 指向して設置された指向性マイクであるため、実質的に使用姿勢の使用者の発す る言語のみがこのマイク36、38にて集音される。従って、トイレ外からの言 語(以下、雑音ということがある。)による誤作動が防止される。
【0028】 また、このマイク36、38が指向性マイクであるから、その感度を高くして も、トイレ外からの雑音を集音しない。従って、このマイク36、38の感度を 高めることにより、使用者が小さな声で指示言語を発しても、確実に制御するこ とができる。さらに、種々の雑音除去システムを設けることなく、音声の認識率 を高めることができる。
【0029】
【考案の効果】
以上の通り、本考案の請求項1、2、3の制御マイク付きトイレ部品によれば 、トイレ機器を音声制御するためのマイクの設置施工がきわめて簡単に行なえる 。また、トイレルームに設置されたマイクが目立たないので、悪戯を受けること も防止される。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1図は実施例装置の側面図である。
【図2】第2図は制御系統図である。
【図3】第3図は音声認識装置の構成を示すブロック図
である。
【図4】第4図は別の実施例を示す要部斜視図である。
【図5】第5図は異なる実施例を示す斜視図である。
【図6】第6図は実施例に係るペーパーホルダの斜視図
である。
【符号の説明】
12 便鉢 16 便座 18 便蓋 20 温水洗浄ノズル 22 温水タンク 24 ポンプ 26 温風ブロワ 32 スイッチパネル(操作部) 32 ペーパーホルダ 36 マイク 38 マイク 54 マイク 56 マイク 40 人体検知センサ 48 音声認識装置

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基端側に枢支部を備え、洋風便器上面に
    起倒回動自在に設置される便座又は便蓋よりなるトイレ
    部品において、該便座又は便蓋の先端部分に、トイレ機
    器の音声制御装置のマイクを設けたことを特徴とするト
    イレ部品。
  2. 【請求項2】 トイレルームに設置されるペーパーホル
    ダよりなるトイレ部品において、該ペーパーホルダのう
    ちトイレルームの室内空間に臨む面に、トイレ機器の音
    声制御装置のマイクを設けたことを特徴とするトイレ部
    品。
  3. 【請求項3】 トイレ機器の操作部よりなるトイレ部品
    であって、トイレ壁面に取り付けられるトイレ部品にお
    いて、該コントロールボックスのうちトイレルームの室
    内空間に臨む面に、トイレ機器の音声制御装置のマイク
    を設けたことを特徴とするトイレ部品。
JP1991005940U 1991-02-14 1991-02-14 制御マイク付きトイレ部品 Pending JPH04105179U (ja)

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JPH04105179U true JPH04105179U (ja) 1992-09-10

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Application Number Title Priority Date Filing Date
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JP (1) JPH04105179U (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2020156846A (ja) * 2019-03-27 2020-10-01 Toto株式会社 トイレ用音声案内装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2020156846A (ja) * 2019-03-27 2020-10-01 Toto株式会社 トイレ用音声案内装置

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