JPH036031Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH036031Y2
JPH036031Y2 JP6415784U JP6415784U JPH036031Y2 JP H036031 Y2 JPH036031 Y2 JP H036031Y2 JP 6415784 U JP6415784 U JP 6415784U JP 6415784 U JP6415784 U JP 6415784U JP H036031 Y2 JPH036031 Y2 JP H036031Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
signal
level
circuit
meter
output
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP6415784U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS60177516U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP6415784U priority Critical patent/JPS60177516U/ja
Publication of JPS60177516U publication Critical patent/JPS60177516U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH036031Y2 publication Critical patent/JPH036031Y2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Circuits Of Receivers In General (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、FMチユーナのシグナルメータ回路
に関する。
(従来技術) FMチユーナのシグナルメータは、入力信号レ
ベルの大小を示すためのものである。つまり、
FMチユーナにおいては、FM放送局を受信する
と、まずその電波が10.7MHzのIF(中間周波数)
信号に変換される。ここで、そのIF信号が整流
され直流分が抽出されると、その抽出した直流分
をシグナルメータが表示する。これにより、アン
テナへの入力信号のレベルを検知することができ
る。
第3図は、このようなFMチユーナのシグナル
メータの回路構成を示すもので、FMアンテナ1
に取込まれた電波は、フロントエンド2、セラミ
ツクフイルタ3,4及びリミツタ5,6,7を経
てFM検波器8に出力される。
一方、リミツタ5,6,7からの信号は、レベ
ル検波器9,10,11に取込まれた後、加算器
12によつて加算される。この加算出力は、シグ
ナルメータ駆動回路13及びレベル設定回路14
に供給される。
そして、シグナルメータ15は、シグナルメー
タ駆動回路13からの駆動信号を受けて駆動す
る。また、レベル設定回路14においては、入力
信号のレベルが予め可変抵抗器16によつて設定
されたレベル以下の入力であるとき、ミユート信
号を発生する。
ここで、シグナルメータ15は、通常のアナロ
グ表示の他に、発光ダイオードによつてデイジタ
ル表示を行うものもある。また、リミツタ5,
6,7、FM検波器8、レベル検波器9,10,
11、加算器12、シグナルメータ駆動回路1
3、レベル設定回路14は、集積回路化されてい
る場合も多い。
そして、FM放送局を受信すると、その電波は
フロントエンドによつて10.7MHzのIF(中間周波
数)信号に変換され、リミツタ5,6,7により
振幅が制限された後、FM検波器に出力される。
次いで、レベル検波器9,10,11がリミツタ
5,6,7のIF信号レベルに応じた信号レベル
を検波すると、加算器12がそれぞれの検波結果
を加算し、この加算結果をシグナルメータ駆動回
路13に供給する。
そして、シグナルメータ15はシグナルメータ
駆動回路13からの駆動信号を受けて、入力信号
のレベルを表示する。
(考案が解決しようとする課題) しかしながら、上述した従来のシグナルメータ
回路では、各リミツタ5,6,7が動作するレベ
ル以上の信号が入力された場合、振幅を制限する
各リミツタ5,6,7の動作のため、シグナルメ
ータの振れは一定となつてしまう。このため、振
幅制限の信号レベル以上の入力信号が入力された
場合であつても、その入力信号レベルを把握する
ことが困難となる。このような場合、S/Nや歪
が最良点であることを表示する受信状態とはなり
得ない場合もある。
つまり、第4図において、たとえば発光ダイオ
ードによつて構成されたシグナルメータは、A,
B,C,Dを発光点(動作点)としている。
したがつて、たとえばシグナルメータがDの点
で発光動作を行つた場合、アンテナへの入力信号
のレベルが最大であることを示すことになる。し
かし、同図から解るとおり、シグナルメータがフ
ルスケールのDの点で発光動作を行つた場合であ
つても、区間Fにおいて、ステレオ放送受信時に
おけるS/Nが最低値に達していないことにな
る。言い替えれば、入力すべき信号のレベルが飽
和点に達しない前に最大が表示されるため、不合
理である。
ここで、第4図の横軸はアンテナ入力レベル、
縦軸は出力レベルやS/Nを示している。また、
区間Fは、加算器12の出力レベルEが飽和状態
となる直前からステレオ放送受信時のS/Nが飽
和状態(最低レベル)となつた直後における区間
である。
また、ここでの飽和状態とは、S/Nの飽和領
域に入つたことを意味する。つまり、FMチユー
ナにおいては、入力信号のレベルが小さいときは
S/Nは悪く、そのレベルが増加するにつれてノ
イズが減少しS/Nが改善される。そして、ステ
レオ信号とモノラル信号とでは異なるが、あるレ
ベルに達すると、それ以上は入力レベルを上げて
もS/Nは改善されない領域に入る。
本考案は、このような事情に対処して成された
もので、S/N飽和領域においても入力信号のレ
ベルを適切に示すことができるシグナルメータ回
路を提供することを目的とする。
(課題を解決するための手段) 本考案のシグナルメータ回路は、上記目的を達
成するために、FMチユーナのFM波径路中に選
択的に所定期間減衰回路を挿入する挿入手段と、
前記減衰回路が挿入されている期間内にFM波の
入力レベルを検知してホールドするレベル検出手
段と、前記レベル検出手段の出力により駆動され
るシグナルメータとを備えてなることを特徴とす
る。
(作用) 本考案のシグナルメータ回路では、挿入手段が
FMチユーナのFM波径路中に選択的に所定期間
減衰回路を挿入すると、レベル検出手段がその期
間内にFM波の入力レベルを検知してホールド
し、シグナルメータがレベル検出手段の出力によ
つて駆動される。
したがつて、入力信号ののレベルを所定量減衰
させるようにしたので、シグナルメータの動作点
をS/N飽和領域にまで及ぶようにすることがで
きる。
(実施例) 以下、本考案の実施例の詳細を図面に基づいて
説明する。なお、第3図と共通する部分には同一
符号を付し重複する説明を省略する。
第1図は、本考案のシグナルメータ回路の一実
施例を示すものである。なお、以下に説明する図
において、シグナルメータは発光ダイオードによ
りデイジタル表示を行うものとする。
同図に示すように、シグナルメータ回路には、
第3図に示した従来のシグナルメータ回路に加
え、次のような構成要素が付加されている。
つまり、FM局に同調したことを知らせる同調
信号を検出する同調信号検出回路20、この出力
により駆動されるタイマー21、この出力により
駆動されるスイツチドライバ22、入力信号のレ
ベルを所定量減衰させる減衰回路24、FMアン
テナ1とフロントエンド2との間に減衰回路24
を選択的に挿入するスイツチ回路23が備えられ
ている。
そして、スイツチドライバ22の出力により、
スイツチ回路23を介して減衰回路24が挿入あ
るいは非挿入状態とされる。
また、加算器12の出力側には、その出力レベ
ルが所定値以上であることを検出するレベル検出
器17、この出力によりその動作が制御されるメ
ータドライバ18,19が設けられている。
なお、レベル検出器17はタイイマ21の出力
によりトリガされ、これにより入力信号のレベル
が検出されるようになつている。また、これらメ
ータドライバ18,19は、同調信号検出回路2
0からの非同調検知出力によりその動作状態がリ
セツトされるようにもなつている。
メータドライバ18,19の出力側には、これ
らの出力に基づいて発光表示を行うシグナルメー
タ15A,15Bが設けられている。
このような構成のシグナルメータ回路は、次の
ような動作を行う。
まず、スイツチ回路23は通常、減衰回路24
を非挿入とする接点位置に切換えられている。
そして、同調信号検出回路20がFM局に同調
したことを検出すると、タイマー21が駆動され
る。ここで、その同調信号は、たとえばシンセサ
イザチユーナの場合、自動停止信号等である。
タイマー21が駆動すると、スイツチドライバ
22が動作し、これによりスイツチ回路23が減
衰回路24を挿入とする接点位置側に切換わる。
ここで、スイツチ回路23がその位置側に切換わ
る時間は、タイマー21が駆動すべき時間内とさ
れており、この時間は予め定められている。
これにより、減衰回路24がFMアンテナ1と
フロントエンド2との間に挿入された状態にな
り、FMアンテナ1の出力は減衰されてフロント
エンド2に供給される。
一方、レベル検出器17は、タイマー21の出
力の発生によりトリガされ、これにより加算器1
2の出力を検出する。
このとき、加算器12の出力が所定レベルを越
えている場合、メータードライバ18,19は動
作状態に制御され、その動作状態はホールドされ
る。また加算器12の出力が所定レベル以下のと
き、メータードライバ18,19は非動作状態と
される。
そして、次の同調操作等で同調信号が無くなる
と、同調信号検出回路20の出力は無くなり、非
同調状態となるため、メータドライバ18,19
はリセツトされる。またタイマー21が所定時間
経過すると、スイツチ回路23はスイツチドライ
バ22からのドライブ信号により、減衰回路24
がFMアンテナ1とフロントエンド2との間から
除去する状態に切換わる。
ここで、減衰回路24がFMアンテナ1とフロ
ントエンド2との間に挿入されたときは、FMア
ンテナ1の出力が減衰回路24で減衰された後で
フロントエンド2に供給されることになる。これ
により、第3図に示した加算器12の出力特性の
横軸が右側方向に移動したのと等価となる。
つまり、第2図に示すように、加算器12の出
力は、通常、入力レベルが25dBfで飽和する。こ
の飽和までの区間において、シグナルメータ15
はA,B,C,Dの順に発光動作を行う。
ここで、たとえばDの点の発光レベルを20dBf
とし、減衰回路24の減衰量を20dBfとする。
このとき、アンテナ1を介して得られる入力信
号のレベルは、減衰回路24によつて20dBfだけ
減衰させられるため、Dの点を基準とすると、横
軸が20dBだけ(+)側に移動する。これにより、
減衰回路24の非挿入状態の25,35,45,55……
dBfは、挿入後の5,15,25,35……dBfに対応
するため、加算器12の出力は見かけ上、入力に
対して破線に示したようになる。
この結果、加算器12の出力は、その非飽和レ
ベルが20dB拡大したことと等価となる。
したがつて、減衰回路24の減衰量を適宜設定
することにより、第4図における区間Fの範囲の
入力に対応し、シグナルメータ15A,15Bが
発光動作を行うため、最大同調点を表示させるこ
とができる。
この結果、S/N飽和領域においても入力信号
のレベルを適切に示すことが可能となる。
なお、上述した減衰回路24を挿入するタイミ
ングは、加算器12の出力が入力に対して十分に
立上つており、シグナルメータ駆動回路13及び
シグナルメータ15が動作を終了した後の方が聴
感上の不自然感が少ない。また、減衰回路24を
挿入したときシグナルメータ15が非点灯となる
可能性もあるので、シグナルメータ駆動回路13
にもホールド機能を持たせることが望ましい。更
に、減衰回路24の挿入、非挿入におけるシーケ
ンス中は、オーデイオ信号に大きな変動が与えら
れるためにミユーテイングをかけることが望まし
い。
このように、本実施例においては、入力信号の
見かけ上のレベルを所定量減衰させ、シグナルメ
ータの動作点をS/N飽和領域にまで及ぶように
したので、S/N飽和領域においても入力信号の
レベルを適切に示すことが可能となる。
この結果、FM局の電波の強さが機器の性能上
十分か否か、あるいは入力の強さの絶対値等をシ
グナルメータ回路の飽和特性に関係なく知ること
ができる。
なお、本実施例においては、減衰回路24の挿
入位置をFMアンテナ1とフロントエンド2との
間とした場合について説明したが、この例に限ら
ずFMアンテナ1からリミツタ7までの間であれ
ばどの位置であつても同様の効果を得ることがで
きる。
また、スイツチ回路23においては、減衰回路
24の入力側および出力側の両方に接続しなくと
もよく、通常動作に支障がなければ入力側または
出力側の一方にのみ設けたり、信号ラインを終端
したりする形でもよい。
また本実施例においては、レベル検波器17を
独立させて設けた場合について説明したが、この
例に限らず、シグナルメータ駆動回路13と組み
合わせるようにしてもよく、この場合には回路構
成が簡素化される。
更に本実施例においては、メータドライバ1
8,19を2個設けた場合について説明したが、
この例に限らず必要に応じて3つ以上であつても
よい。この場合には、各メータドライバの数にシ
グナルメータの数を対応させる必要がある。この
場合の例を、第2図のロ、ロで示している。
また各メータドライバ18,19のホールド機
能は、レベル検出器17に持たせるようにしても
よい。
更にまた、本実施例においては、減衰回路24
を1個設けた場合について説明したが、この例に
限らず減衰回路24を多段として入力の全レベル
に対応させ、各段に応じ表示器を追加して表示さ
せることにより、信号入力レベルに対しリニアリ
テイのよい表示を行わせることもできる。
また、本実施例においては、同調信号検出回路
20に同調信号を与える場合について説明した
が、この例に限らず、同調信号に代え別途一定時
間間隔毎の信号を供給するようにしてもよい。こ
の場合には、たとえばFMアンテナ1を回動させ
て良好なオンテナ方向の位置を捜すとき等におい
て好適する。
(考案の効果) 以上説明したように、本考案のシグナルメータ
によれば、入力信号のレベルを所定量減衰させ、
シグナルメータの動作点をS/N飽和領域にまで
及ぶようにしたので、S/N飽和領域においても
入力信号のレベルを適切に示すことが可能となる
ため、S/N飽和領域においても入力信号のレベ
ルを適切に示すことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案のシグナルメータ回路の一実施
例を示すブロツク図、第2図はその動作を説明す
るための特性図、第3図は従来のシグナルメータ
回路の一例を示すブロツク図、第4図はその動作
を説明するための特性図である。 1……FMアンテナ、2……フロントエンド、
3,4……セラミツクフイルター、5,6,7…
…リミツタ、8……FM検波器、9,10,11
……レベル検波器、12……加算器、13……シ
グナルメータ駆動回路、15,15A,15B…
…シグナルメータ、17……レベル検出器、1
8,19……メータドライバ、20……同調信号
検出回路、21……タイマー、23……スイツチ
回路、24……減衰回路。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. FMチユーナのFM波径路中に選択的に所定期
    間減衰回路を挿入する挿入手段と、前記減衰回路
    が挿入されている期間内にFM波の入力レベルを
    検知してホールドするレベル検出手段と、前記レ
    ベル検出手段の出力により駆動されるシグナルメ
    ータとを備えてなることを特徴とするシグナルメ
    ータ回路。
JP6415784U 1984-04-27 1984-04-27 シグナルメ−タ回路 Granted JPS60177516U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6415784U JPS60177516U (ja) 1984-04-27 1984-04-27 シグナルメ−タ回路

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6415784U JPS60177516U (ja) 1984-04-27 1984-04-27 シグナルメ−タ回路

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS60177516U JPS60177516U (ja) 1985-11-26
JPH036031Y2 true JPH036031Y2 (ja) 1991-02-15

Family

ID=30594975

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP6415784U Granted JPS60177516U (ja) 1984-04-27 1984-04-27 シグナルメ−タ回路

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS60177516U (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPS60177516U (ja) 1985-11-26

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4280139A (en) Muting circuit for a television receiver
US4598426A (en) Variable intermediate bandwidth AM receiver
US5483694A (en) Radio receiver with an intermodulation detector
JPS6139731A (ja) 雑音検出器
JPH036031Y2 (ja)
US4189679A (en) Noise detecting circuit having noise-immune AGC
US5303410A (en) Signal strength meter circuit for radio receiver
US6452919B1 (en) Assessment of digital signals, especially radio data signals
JPS6230542B2 (ja)
JPS6112431B2 (ja)
JPS6218982Y2 (ja)
JP2983559B2 (ja) Rf増幅回路
JPS6329446B2 (ja)
JPS6246098B2 (ja)
KR890006334Y1 (ko) 다방식 음성수신 중간 주파회로
JPS5880921A (ja) 受信機
KR900001225Y1 (ko) Fm 방송수신 모드의 스테레오/모노 자동절환 회로
JPS5937725A (ja) デイジタルチユ−ニングラジオ受信機
JP3250408B2 (ja) ラジオ放送受信装置
JPH0779171A (ja) 受信機
JPS6079830A (ja) Fm受信機
JPH0352260B2 (ja)
JPH09181990A (ja) 映像信号検出回路
JPH09294080A (ja) Amラジオ受信機
JPH053931B2 (ja)