JPH035187Y2 - - Google Patents

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JPH035187Y2
JPH035187Y2 JP20323585U JP20323585U JPH035187Y2 JP H035187 Y2 JPH035187 Y2 JP H035187Y2 JP 20323585 U JP20323585 U JP 20323585U JP 20323585 U JP20323585 U JP 20323585U JP H035187 Y2 JPH035187 Y2 JP H035187Y2
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JP
Japan
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fender
covers
parts
fuel tank
wheel
Prior art date
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JP20323585U
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JPS62108187U (ja
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  • Cooling, Air Intake And Gas Exhaust, And Fuel Tank Arrangements In Propulsion Units (AREA)
  • Body Structure For Vehicles (AREA)
  • Automatic Cycles, And Cycles In General (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は4輪バギー車のフロントフエンダー構
造に関する。
(従来技術及びその問題点) 従来のフロントフエンダーは、第5図に示すよ
うに中央フエンダー部13と、外側フエンダー部
40との2ピースに分割されており、外側フエン
ダー部40は燃料タンク2を覆う部分を連結部4
0aとして左右の部分が一体に形成されている。
このような2分割式で燃料タンク2を覆う部分
40aを一体に備えていると、次のような不都合
が生じる。
(1) 連結部40aにより燃料タンク2の容量が大
きく制限される。
(2) 外側フエンダー部40の左右の部分のうち一
方の部分が破損した場合には外側フエンダー部
40全体を交換しなければならず、不経済であ
る。
(3) 外側フエンダー部40を樹脂で製造する場合
に、大きな金型が必要になり、製造に手間がか
かると共に、運搬等にも手間がかかる。
(4) 左右の一方のサスペンシヨン等を点検する場
合に、外側フエンダー全部40を取外さなけれ
ばならない。
(問題を解決するための手段) 上記を解決するために本考案は、4輪バギー車
の前部を覆うフロントフエンダーを、左前輪を覆
う左フエンダー部と、右前輪を覆う右フエンダー
部と、両前輪間の中間部分を覆う中央フエンダー
部とに3分割し、左右のフエンダー部の後端を燃
料タンクの前部側面にそれぞれ固定し、左右のフ
エンダー部に中央フエンダー部側の端部を、中央
部フエンダーと共に車体の前部フレームに固定し
ている。
(実施例) 本考案を適用した4輪バギー車の前部を示す第
2図において、1は左右1対の前部フレームであ
つて、前下端部から燃料タンク2側へと後上り状
に延び、前部フレーム1には左右1対の前輪5
a,5bが支持されている。6は操縦ハンドル、
8は前輪懸架用のサスペンシヨンであり、サスペ
ンシヨンは8は左右の各前輪5a,5b毎にそれ
ぞれ配置されている。フロントフエンダー10は
両前輪の5a,5bの上方と前部フレーム1の前
上側及び両側を覆つており、本考案に従つて3分
割されている。即ち左前輪5aの上方及び前部フ
レーム1の左側を覆う左フエンダー部11と、右
前輪5bの上方及び前部フレーム1の右側を覆う
右フエンダー部12と、左右フエンダー部11,
12の間に配置されて前フレーム1の前上部を覆
う中央フエンダー部13とに3分割されている。
フロントフエンダー10の分解斜視図を示す第
1図において、中央フエンダー部13は前端部と
中間部と後端部にそれぞれ左右に1対ずつボルト
孔15を有している。左フエンダー部11は傾斜
状上端縁11aの前端部、中間部及び後端部にボ
ルト孔18をそれぞれ備え、後端縁には上下にボ
ルト孔19を備え、また後部の上端縁には右側に
突出するブラケツト部にボルト孔20を備えてい
る。右フエンダー部12は左フエンダー部11と
対称な形状に形成されており、左フエンダー部1
1と同様なボルト孔18,19,20を備えてい
る。
前部フレーム1には前端部と中間部とにウエル
ドナツト23を有するブラケツト24が固着され
ている。燃料タンク2の前部の左右両側には、上
下1対の横向きの埋込みナツト26が設けられる
と共に、上向きの埋込みナツト27が設けられて
いる。
左フエンダー部11の後端部は横からの2本の
ボルト30及び上方からの1本のボルト31によ
り燃料タンク2の左側前部に固定されている。横
からのボルト30はボルト孔19を通つて燃料タ
ンク2のナツト26に螺着され、上からのボルト
31はボルト孔20を通つてナツト27に螺着さ
れている。左フエンダー部11の前端部と中間部
のボルト孔18部分は中央フエンダー部13の左
側のボルト孔15部分と共に、ボルト33により
前部フレーム1の左側のブラケツト24(ナツト
23)に共締めされている。左フエンダー部11
の傾斜状上端縁の後端部のボルト孔18部分は、
U形金具35aを有するナツト35及びボルト3
6により、中央フエンダー部13の左側後端部の
ボルト孔15部分に締結されている。
右フエンダー部12及び中央フエンダー部13
の右側は上記左側の取付け構造と同様に、ボルト
30,31,33,36及びナツト35等によ
り、前部フレーム1の右側ブラケツト24部分及
び燃料タンク2の右側部分に固定されている。
第3図は中央フエンダー部3の後端部と左フエ
ンダー部11の後端部との締結部分の断面図を示
しており、ナツト35のU形金具35a部分が左
フエンダー部11の上端縁に嵌合し、U形金具3
5aの外側(左側)に中央フエンダー部13の左
端部が位置し、ボルト36により両フエンダー部
11,13が締結されている。
第4図は前部フレーム1の左側ブラケツト24
の断面図を示しており、ブラケツト24の左側に
順次左フエンダー部11及び中央フエンダー部1
3の左端部が配置され、ボルト33により締結さ
れている。
(作用) 例えば第2図の左側のサスペンシヨン8等を点
検する場合には、左フエンダー部11のみをを取
外す。また左フエンダー部11が破損した場合に
は、左フエンダー部11のみを交換する。
また右側のサスペンシヨン8(図示せず)等を
点検する場合には、右フエンダー部12のみを取
外す。また右フエンダー部12が破損した場合に
は、右フエンダー部12のみを交換する。
(考案の効果) 以上説明したように本考案は、4輪バギー車の
前部を覆うフロントフエンダーを、左前輪を覆う
左フエンダー部と、右前輪を覆う右フエンダー部
と、両前輪間の中間部分を覆う中央フエンダー部
とに3分割し、左右のフエンダー部の後端を燃料
タンクの前部側面にそれぞれ固定し、左右のフエ
ンダー部の中央フエンダー部側の端部を、中央部
フエンダーと共に車体の前部フレームに固定して
いるので次のような利点がある。
(1) フロントフエンダーを左右のフエンダー部1
1,12と中央フエンダー部13とに3分割し
ているので、第5図の従来例のように左右のフ
エンダー部を一体に成形する場合に比べ、燃料
タンク2を覆う部分を一体成形する必要がな
く、従つて燃料タンク2の容量の制限を除くこ
とができ、燃料タンク容量を充分に大きく採る
ことができる。
(2) フロントフエンダーを小さな部品に3分割す
るので、第5図の従来例に比べ、フロントフエ
ンダー製造用の金型の大型化を防ぎ、製造が容
易になる。
(3) 左右のフエンダー部11,12に分割してい
るので、例えば一方のサスペンシヨン8のみを
点検する場合には、左右のフエンダー部11,
12のうち一方のみを取外せばよく、手間がか
からない。
(4) 左右のフエンダー部11,12に分割してい
るので、例えば左右のフエンダー部11,12
の一方が破損した場合に、破損した側のフエン
ダー部のみを交換すればよく、修理コストが安
くなる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案を適用したフロントフエンダー
の分解斜視図、第2図は本考案のフロントフエン
ダーを備えた4輪バギー車の前部の斜視図、第
3、第4図はフエンダー部の接合部の部分断面
図、第5図は従来例の分解斜視図である。 1……前部フレーム、2……燃料タンク、5a
……左前輪、5b……右前輪、11……左フエン
ダー部、12……右フエンダー部、13……中央
フエンダー部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 4輪バギー車の前部を覆うフロントフエンダー
    を、左前輪を覆う左フエンダー部と、右前輪を覆
    う右フエンダー部と、両前輪間の中間部分を覆う
    中央フエンダー部とに3分割し、左右のフエンダ
    ー部の後端を燃料タンクの前部側面にそれぞれ固
    定し、左右のフエンダー部の中央フエンダー部側
    の端部を、中央部フエンダーと共に車体の前部フ
    レームに固定したことを特徴とする4輪バギー車
    のフロントフエンダー構造。
JP20323585U 1985-12-27 1985-12-27 Expired JPH035187Y2 (ja)

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JP20323585U JPH035187Y2 (ja) 1985-12-27 1985-12-27

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JP20323585U JPH035187Y2 (ja) 1985-12-27 1985-12-27

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JPS62108187U JPS62108187U (ja) 1987-07-10
JPH035187Y2 true JPH035187Y2 (ja) 1991-02-08

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JP2529827B2 (ja) * 1986-03-20 1996-09-04 スズキ株式会社 不整地走行用鞍乗型車両の車体構造

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JPS62108187U (ja) 1987-07-10

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