JPH035004Y2 - - Google Patents

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JPH035004Y2
JPH035004Y2 JP1983145749U JP14574983U JPH035004Y2 JP H035004 Y2 JPH035004 Y2 JP H035004Y2 JP 1983145749 U JP1983145749 U JP 1983145749U JP 14574983 U JP14574983 U JP 14574983U JP H035004 Y2 JPH035004 Y2 JP H035004Y2
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JP
Japan
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cassette holder
cassette
chassis
shaft
holder
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JP1983145749U
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JPS6054255U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、テープカセツトを使用するVTR等
の磁気記録再生装置に装備されるカセツトホルダ
ー装置の改良に関する。
従来のVTRのカセツトホルダー装置は第3図
に示す如く、カセツトホルダー3の両側板32,
32のカセツト挿入口33から離れた位置に回転
自由に架設されたシヤフト5の両端にアーム6,
6を突設し、該アーム6,6にリンク7,7をX
字状に組合せて、カセツトホルダー3をシヤーシ
11上に昇降可能に支持しており、該ホルダー3
に開設されたカセツト挿入口33よりテープカセ
ツト9を装填して下降させ、シヤーシ上のVTR
シリンダ1に対向させている。
ところが近年のVTRの小形化に伴つて、シリ
ンダ1とカセツトホルダー3とを出来るだけ接近
させて配備する必要が生じており、従来のカセツ
トホルダー装置ではシヤフト5がカセツト挿入口
とは反対側即ちシリンダ1側に設けられている
為、カセツト装着状態(第3図2点鎖線)に於て
シリンダ1とシヤフト5とが互いに接近し、干渉
しあう問題が生じている。この為従来は第4図に
示す如くシヤフト5に切欠き50を形成して対処
していたが、この方法では小形化に限度があつ
た。然もシヤフトの強度を確保する為に特殊鋼の
使用が強いられるので、シヤフトの加工性が悪
く、又軽量化を進める上でも問題があつた。
又、カセツトホルダー3は、シリンダー側が、
アーム6とリンク7で支えられ、先端が前方へ延
長され突出した構造となつているから、カセツト
挿入時に一方の側板32或いはカセツト挿入口3
3の端が押されると、カセツトホルダー3はリン
ク7の先端を支点として容易に傾き、カセツトホ
ルダー3の水平姿勢を損う問題があつた。
(目的) 本考案の目的は、シリンダとカセツトホルダー
とを接近して設けても、ホルダー装着時に両者が
互いに接触干渉しない構造のカセツトホルダー装
置を提供することである。
(構成) 本考案はカセツトホルダー3の両側板32,3
2に回転自由に架設されたシヤフトの両端に、ア
ーム6,6を直角に突設してコ字状枠8を形成
し、該アーム6,6の中央部にリンク7,7をX
字状に組合せて交叉点を枢止し、シヤーシ11上
に上記アーム6,6の先端及びリンク7,7の一
端の何れか一方を枢支し、他方はシヤーシに摺動
可能に係合し、カセツトホルダー3の側板32,
32には上記アーム6,6の基端及びリンク7,
7の他端の何れか一方を枢支し、他方はカセツト
ホルダーへ摺動可能に係合して、カセツトホルダ
ー3をシヤーシ11上に昇降可能に支持するカセ
ツトホルダー装置に於て、カセツトホルダー3の
両側板32,32はカセツト挿入口33を挟んで
両側に設けられ、上記シヤフト51の両端部は、
カセツトホルダー3の両側板32,32のカセツ
ト挿入口33側の端部で、且つカセツト挿入口3
3の上方位置を貫通して軸支され、両側板32,
32から外側へ突出するシヤフト両端に夫々前記
アーム6,6の基端部が固定されていることを特
徴とする。
(作用) コ字状枠8のアーム6,6とリンク7,7は、
交叉点を中心として互いに開き方向或いは閉じ方
向に相対回転すると同時に、カセツトホルダーの
側板32,32やシヤーシ11に沿つて摺動し、
或は枢支点を中心にして揺動する。この際、左右
一対のリンク及びアームは、シヤフト51の連結
によつて確実に連動してカセツトホルダー3は常
に左右が水平に保たれてシヤーシ11に対し昇降
動作を行なう。尚、シヤフト51はカセツト挿入
口33の上方位置に配備されているから、カセツ
ト挿入の邪魔になることはない。
(特有の効果) シヤフト51はカセツトホルダー3のカセツト
挿入口33側に設けられており、カセツトホルダ
ー3のシリンダ1側には、シリンダに対する障害
物が無いので、カセツトホルダー3とシリンダ1
とを接近させて配備しても、カセツトホルダー装
着時に両者が互いに接触干渉することはない。
以下図示する実施例に基づいて本考案を詳述す
る。
第1図及び第2図は本考案に係るカセツトホル
ダー装置をVTRに実施した例を示している。第
1図はカセツトホルダー3がシヤーシ11上から
離脱している状態を示し、第2図はカセツトホル
ダー3の装着状態を示す。テープカセツト(図示
せず)はカセツトホルダー3のカセツト挿入口3
3より装填される。
シヤーシ11上にはカセツトホルダー3を両側
より保持するホルダー支持板2,2が突設されて
おり、該支持板のシリンダ1側には長孔状の案内
溝20が開設されている。
カセツトホルダー3の両側板32,32のカセ
ツト挿入口33側の上端にはシヤフト51が貫通
して枢支されており、該シヤフト51の両端には
アーム6,6が突設され、止めピン60,60に
よつて固定されてコ字状枠8を形成している。ア
ーム6,6の先端にはガイドローラ61,61が
装備され、ホルダー支持板2,2の案内溝20,
20に摺動可能に嵌まつている。
上記アーム6,6の中央部にはリンク7,7が
夫々枢支ピン64,64によつて枢支されてお
り、該リンク7,7の上端にはガイドローラ7
0,70が装備され、カセツトホルダー3の両側
板32,32のシリンダ1側に開設された長孔状
の案内溝31,31に摺動可能に嵌まつており、
他端はシヤーシ上のホルダー支持板2,2に止め
ピン71,71によつて枢支されている。
一方のアーム6の先端部にはバネ係止片65が
突設され、該係止片とホルダー支持板2との間に
はコイルバネ4を介装し、コ字状枠8とリンク
7,7とを開き方向に、即ちカセツトホルダー3
を上昇させる方向に付勢している。
又、カセツトホルダー3の一方の側板32には
係止爪34が突設され、該係止爪はカセツトホル
ダー装着時に、シヤーシ11上に設けられた爪受
部(図示せず)と係脱操作可能に係合し、カセツ
トホルダー3を装着位置に保持する。
第1図に示す状態から、カセツトホルダー3を
下方に押圧して下降させると、コ字状枠8とリン
ク7,7は、コイルバネ4に抗して閉じ方向に動
作する。この際、コ字状枠及びリンクに装備され
たガイドローラ61及び70は、夫々の案内溝2
0,31に沿つて滑動する。この案内溝の案内に
よるコ字状枠及びリンクの動作に伴つて、カセツ
トホルダー3は略平行に移動し、装着寸前には垂
直下降してシヤーシ11上に第2図に示す如く収
まる。このとき、係止爪34は爪受部に係合して
カセツトホルダー3を装着位置に保持する。
第2図の状態から、係止爪34の係合を解放す
ると、コ字状枠8及びリンク7,7はコイルバネ
4の付勢力によつて開き方向に動作し、カセツト
ホルダー3は第1図に示す状態に自動的に戻る。
第2図に示す如く、カセツトホルダー3は装着
位置に於て、シリンダ1の一部をシリンダ側の開
口部に収容する。もし従来の構造をとり、カセツ
トホルダーのシリンダ側にコ字状枠のシヤフトを
配備すれば、図から明らかな様にシヤフトとシリ
ンダとは互いに接触干渉することになる。これに
対して本実施例ではカセツトホルダー3のシリン
ダー側には何ら障害物がないので、第1図及び第
2図に示す如き配置が可能である。この為、シヤ
フト51には第4図に示す様な切欠きは不要であ
り、シヤフトをプラスチツク等の軽量低強度の材
質とすることが出来る。従つて本考案はVTRの
小形化・軽量化に有効である。しかもカセツト挿
入時に側板32或いは挿入口33の端が押されて
も、シヤフト51の端部を直接に押し下げるのみ
で、従来の第3図の場合の様に挺子作用は働かな
い。従つて一対のアーム6,6はシヤフト51と
一体に回転して、ホルダー3は水平姿勢を保つて
昇降することが出来る。
尚本実施例に於ては、ホルダー支持板及びホル
ダー側板の案内溝を夫々シリンダー側に設けたが
他の配置も可能である。又案内溝の形状を変える
ことによつて、カセツトホルダーの昇降姿勢を
様々に変えることが可能である。但し、カセツト
ホルダーは装着直前に水平姿勢となつて垂直に下
降し、上昇端ではカセツト挿入口を若干上向きに
する姿勢となるのが望ましい。
【図面の簡単な説明】
第1図及び第2図は本考案に係るカセツトホル
ダー装置の斜視図及び側面図であり、第3図は従
来のカセツトホルダー装置の斜視図、第4図は従
来のカセツトホルダー装置の問題部分を示す斜視
図である。 11……シヤーシ、3……カセツトホルダー、
32……ホルダー側板、33……カセツト挿入
口、51……シヤフト、6……アーム、7……リ
ンク、8……コ字状枠。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. カセツトホルダー3のカセツト挿入口33を挟
    んで両側に側板32,32を突設し、該側板3
    2,32とシヤーシ11の間に、アーム6,6と
    リンク7,7をX字状に組み合わせて交叉点64
    を枢止したリンク機構を設けてカセツトホルダー
    3をシヤーシ上へ昇降可能に支持したものに於
    て、前記カセツトホルダー3は、カセツト挿入口
    33側の両側板32,32の上部に亘つて1本の
    シヤフト51を回転自由に挿通し、シヤフト51
    の両端は両側板32,32を貫通して夫々外方へ
    突設し、前記アーム6の上端を側板32から外方
    へ突出しているシヤフト端部へ固定して、一体の
    コ字枠8を構成し、リンク7の下端はシヤーシへ
    枢止し、アーム6は下端及びリンク7の上端は、
    夫々シヤーシ及びカセツトホルダー3へ摺動可能
    に係合して、カセツトホルダー3をシヤーシ11
    上に昇降可能に且つ水平姿勢を保つて支持してい
    ることを特徴とするカセツトホルダー装置。
JP14574983U 1983-09-19 1983-09-19 カセットホルダ−装置 Granted JPS6054255U (ja)

Priority Applications (1)

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JP14574983U JPS6054255U (ja) 1983-09-19 1983-09-19 カセットホルダ−装置

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JP14574983U JPS6054255U (ja) 1983-09-19 1983-09-19 カセットホルダ−装置

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Publication Number Publication Date
JPS6054255U JPS6054255U (ja) 1985-04-16
JPH035004Y2 true JPH035004Y2 (ja) 1991-02-08

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ID=30324634

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JP14574983U Granted JPS6054255U (ja) 1983-09-19 1983-09-19 カセットホルダ−装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5716289U (ja) * 1980-07-01 1982-01-27

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JPS5716289U (ja) * 1980-07-01 1982-01-27

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JPS6054255U (ja) 1985-04-16

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