JPH0335344A - 電子機器システム - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （産業上の利用分野） 本発明は、例えば電子システム手帳のように、幾つかの
機能が記憶されたＩＣカードを機器本体に挿入すること
によりＩＣカード内の機能を使用することが可能な電子
機器システムの改良に関し、特に使用している機能ある
いはモードを示す表示方式が改良されたものに関する。

（従来の技術） 電子機器の中には、複数の機能を記憶しているＩＣカー
ドを機器本体に挿入することにより、該ＩＣカード内に
記憶された機能を機器本体側で利用し得るものがある。

例えば、電子システム手帳では、ワープロ機能を持たせ
るために、ＩＣカード内に漢字変換ソフトを記憶させた
ものが用いられている。

上述のような漢字変換カードを電子システム手帳本体に
挿入した場合には、液晶表示面に、機器本体に予め設け
られたモードシンボルが表示され、漢字変換機能を使用
していることが表示されるように構成されている。

（発明が解決しようとする課題） しかしながら、ＩＣカードによっては、かなり多数の機
能あるいはモードが記憶されていること）ｆ多い。例え
ば、上述した漢字変換カードでいえば、文節変換機能、
熟語変換機能等、複数の機能が記憶されていることが多
い。また、電子システム手帳では多くの種類のＩＣカー
ドが使用される。

ところが、従来の電子システム手帳では、ＩＣカード内
の上記のような複数の機能のそれぞれに応じた使用表示
がなされていない。すなわち、ＩＣカード内の何れの機
能が現在動作されているのかが、表示画面上では認識す
ることができなかった。

本発明の目的は、何れのＩＣカードを挿入した場合であ
っても、どの機能が現在動作されているのかを確実に視
認し得ることを可能とする表示方式を備えた電子機器シ
ステムを提供することにある。

（課題を解決するための手段） 本発明の電子機器システムは、ＩＣカードと、該ＩＣカ
ードが挿入されてＩＣカード内に記憶された複数の機能
の何れかを選択して利用する機器本体とを有する電子機
器システムであって、該ＩＣカードの少なくとも一方面
に、記憶されている複数の機能を示す、複数の機能表示
が設けられており、該機器本体には、ＩＣカード挿入時
にＩＣカード上の該機能表示を外部から視認させるため
の窓部が形成されており、かつ該窓部近傍に、窓部から
視認し得る複数の機能表示の位置に対応して、選択され
た機能を示す表示手段が設けられており、そのことによ
り上記目的が達成される。

（実施例） 本発明を実施例について以下に説明する。本実施例は、
本発明を電子システム手帳に適用したものである。第２
図に本実施例電子システム手帳の機器本体ｌの一部を略
図的に示す。機器本体ｌには、液晶表示部２が設けられ
ている。成品表示部２の近傍に、窓部３が設けられてい
る。この窓部３は、後述するＩＣカード上の機能表示を
外部から視認することを可能とするために設けられてい
るものであり、機器本体ｌのケースに開口を形成するこ
とにより、あるいは該開口を透明樹脂等の透明部材によ
り閉成することにより形成されている。

窓部３の近傍において、液晶表示部２には、シンボルマ
ーク（）４〜８が設けられている。これらのシンボルマ
ーク４〜８の何れかは、ＩＣカードに記憶されている機
能ソフトにより駆動される機器本体の制御により、状態
が変化させられれて（マ）となるように構成されている
。以下では、シンボルマーク４〜８の何れかを（）状態
から（マ）状態とすることを「点灯」と称することにす
る。

第３図を参照して、ＩＣカード９の一方の面には、複数
の機能表示１０−１４が印刷されている。

このＩＣカード９は漢字変換カードであり、機能表示ｌ
Ｏ〜１４として、「文節」、「熟語」、「音訓」、「記
号」及び「コード」が印刷されている。即ち、このＩＣ
カード９では、文節変換機能、熟語変換機能等の５種類
の機能プログラムが、内蔵のＲＯＭに書込まれている。

また、シンボルマーク４〜８の点灯制御を行うための処
理手順も、該ＲＯＭ内に書込まれている。

このような電子システム手帳の使用に際しては、第３図
の矢印Ａ方向にＩＣカード９を機器本体ｌに挿入する。

挿入した状態を第１図に略図的に示す。前述のように窓
部３は機能表示が窓部を通して判読し得る位置に形成さ
れているので、窓部３に、ＩＣカード９上に印刷された
機能表示１０〜１４が現れることになる。

そして、ＩＣカード内に記憶された複数の機能のうち、
何れかｌの機能、例えば文節変換機能を使用している際
には、機能表示「文節」ｌｏの位置に対応したシンボル
マーク４が点灯される。即ち、前述したとおり、ＩＣカ
ード９内に記憶されている各機能ソフトには、個々の機
能を使用した際に、シンボルマーク４〜８のうち、使用
中の機能を示す機能表示１０−１４に対応した位置のシ
ンボルマークが点灯する処理手順が書込まれ゛ている。

従って、ＩＣカード９を機器本体に挿入し、ＩＣカード
９内の機能を使用する場合、何れの機能が現在動作され
ているかを窓部３を通して簡単に判別することができる
。

また、本実施例の構造では、シンボルマーク４〜８は、
単なる印であり、個々の機能に固有の名称で示されてい
るものではないため、固定化されていない。すなわち、
他の種類のＩＣカードを挿入して使用する際にも、同様
に現在選択されている機能を示すことが可能である。

尚、上述の実施例では、表示手段として、液晶表示部２
に設けたシンボルマーク４〜８が設けられているが、表
示手段は液晶表示部２とは別個に設けてもよい。即ち、
窓部３の近傍に於いて、複数の機能表示の位置に対応し
た表示手段を設ける限り、表示手段自体の構成について
は任意である。

また、本発明は、電子システム手帳に限らず、外部記憶
用にＩＣカードを用いた電子機器システム一般に適用し
得るものである。

（発明の効果） 以上のとおり、本発明では、ＩＣカードを挿入した状態
で、ＩＣカード内の複数の機能ソフトのうち、選択使用
されている機能ソフトが窓部近傍に配置された表示手段
により示されることになるため、何れの機能ソフトを使
用しているかを容易にかつ明確に把握することが可能と
なる。

しかも、ＩＣカードの表面に設けられた機能表示を利用
するものであり、機器本体側の表示手段に機能表示固有
の名称等を用いるものではないため、機器本体側の表示
手段が特定のＩＣカードに対応したものに固定化されな
い。よって、種々のＩＣカードを挿入した場合に、何れ
の場合においても選択している機能を表示させることが
可能となる。

４、　　　の、　な春日 第１図は本発明の一実施例に於いてＩＣカードを機器本
体に挿入した状態を略図的に示す部分平面図、第２図は
機器本体を略図的に示す部分平面図、第３図はＩＣカー
ドの一例を説明するための部分平面図である。

ｌ・・・機器本体、２・・・表示部、３・・・窓部、４
〜８・・・シンボルマーク、９・・・ＩＣカード、ｌＯ
〜１４・・・機能表示。

以上

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、ＩＣカードと、該ＩＣカードが挿入されてＩＣカー
   ド内に記憶された複数の機能の何れかを選択して利用す
   る機器本体とを有する電子機器システムであって、 該ＩＣカードの少なくとも一方面に、記憶されている複
   数の機能を示す、複数の機能表示が設けられており、 該機器本体には、ＩＣカード挿入時にＩＣカード上の該
   機能表示を外部から視認させるための窓部が形成されて
   おり、かつ該窓部近傍に、窓部から視認し得る複数の機
   能表示の位置に対応して、選択された機能を示す表示手
   段が設けられている電子機器システム。