JPH03268360A - 半導体装置 - Google Patents

半導体装置

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JPH03268360A
JPH03268360A JP2066677A JP6667790A JPH03268360A JP H03268360 A JPH03268360 A JP H03268360A JP 2066677 A JP2066677 A JP 2066677A JP 6667790 A JP6667790 A JP 6667790A JP H03268360 A JPH03268360 A JP H03268360A
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compound semiconductor
iii
semiconductor layer
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の目的〕 (産業上の利用分野) 本発明は、半導体装置に係り、特に他の素子との集積化
が可能なSol構造の発光ダイオード素子(LED)に
関する。
(従来の技術) 半導体技術の進歩に伴い、光センサの分野でも高機能化
が進められており、高集積化が望まれている。そしてS
O■構造の出現により、種々のデバイスの集積化が可能
となってきている。
しかしながら従来、発光ダイオード素子(LED)は単
体として用いるかあるいは混成集積回路に組み込まれて
用いられるかが常であった。
これは、発光ダイオード素子か、砒化ガリウム(GaA
s) 、砒化アルミニウムガリウム(AIXGalx 
As)等の化合物半導体のpn接合における電子と正孔
の再結合による発光を用いるものであるため、化合物半
導体層を絶縁層等の表面にエピタキシャル成長するのが
困難であるためである。
すなわち、このような化合物半導体はエピタキシャル成
長によって形成したものが用いられるが、格子定数の異
なる下地層上に化合物半導体層をエピタキシャル成長す
るのが極めて困難であることから、モノリシックな集積
回路は構築が困難であるとされていた。
最近、5te2/Si基板上にゲルマニウム(Ge)島
領域を形成し、この島領域上にGaAsのpn接合を利
用した発光ダイオード(LED)が提案されている(応
用物理学会誌Vo1.22.No、7.July、19
83 pp、L450−L451) 、また、Ge島領
域上にGaAs層をエピタキシャル成長する方法につい
ても研究がなされている(米国材料学会誌Materi
als Re5earch 5ociety 5ysp
osju* Proceedings Vol、531
986 p181−188 )。
(発明が解決しようとする課題) しかしながら、上述したような集積回路上に発光ダイオ
ードを構築する場合、表面側のみがら電圧印加あるいは
光の取り出しを行わねばならず、電圧を接合界面に効率
よく印加することが困難である上、また、光を効率よく
導出するのも困難であり、発光効率の面からも、素子面
積の面からも実用的ではないという問題かあった。
本発明は前記実情に鑑みてなされたもので、他の素子と
の集積化が可能でかつ発光効率か高く占有面積の小さい
発光ダイオードを提供することを目的とする。
〔発明の構成〕
(課題を解決するための手段) そこで本発明の発光ダイオード素子では、絶縁膜上にG
e層を介して形成された第1導電型の高濃度の■−■化
合物半導体層上を互いに噛み合うような櫛歯状の第1領
域と第2領域とに分割し、第1領域にはコンタクト層を
介して第1の電極を形成すると共に、第2領域には高濃
度のλ/4多層膜からなる反射層を介して■−■化合物
半導体層からなるpn接合を形成し、さらにこの上層に
コンタクト層を介して第2の電極を形成するようにして
いる。
すなわち本発明の発光ダイオード素子では、絶縁膜上に
Ge層を介して形成された第1導電型の高濃度の■−■
化合物半導体層と、この第1導電型の高濃度の■−■化
合物半導体層上に櫛歯状の第1の電極形成領域を残して
選択的に、■−■化合物半導体多層膜からなる反射層と
、第1導電型の■−■化合物半導体層と、第2導電型の
■−■化合物半導体層と、第2導電型の高濃度の■−■
化合物半導体層とを順次積層せしめ、さらに前記第1導
電型および第2導電型の高濃度の■−v化合物半導体層
に、それぞれ第1および第2の電極を配設し、第1およ
び第2の電極間に所定の電圧を印加することにより、前
記第1および第2の導電型の■−■化合物半導体層間の
pn接合から、光を放出せしめるようにしている。
また、本発明では、絶縁膜上にGe層を介して形成され
た第1導電型の高濃度の■−v化合物半導体層と、第1
導電型の■−■化合物半導体のλ/4多層膜からなる反
射層を形成し、この反射層上をミアンダ状に形成された
トレンチによって第2電極を含むダイオード形成領域と
、第1電極形成領域とに分割し、ダイオード形成領域に
は第1導電型のm−v化合物半導体層と、第2導電型の
■−■化合物半導体層と、第2導電型の高濃度の■−■
化合物半導体層と、第2電極とを順次積層する一方、第
1電極形成領域には、反射層上に第1導電型の高濃度の
■−■化合物半導体層を介して第1電極とを形成し、第
1および第2の電極間に所定の電圧を印加することによ
り、第1および第2の導電型の■−■化合物半導体層間
のpn接合から、光を放出せしめるようにしている。
(作用) 上記構成によれば、絶縁膜上に形成したGe島領域上に
■−■化合物半導体層を形成し、この上層に■−■化合
物半導体からなるλ/4多層膜を用いた反射層を形成し
、この上層にpn接合を構成する半導体層を形成してい
るため、極めて整合性よく各層を形成することができ、
格子欠陥の発生も抑制され、良好な発光を生せしめるこ
とができる。
また、このλ/4多層膜の存在により発光した光は前方
へ導かれ、効率の向上をはかることがてきる。
さらにまた、ミアンダ状の分割領域を残して互いに噛み
合うような櫛歯状に電極(コンタクト)を形成している
ため、pn接合への電圧の供給か極めて効率よく均一に
行われる。
このようにして、基板の一方の面のみから電圧供給を行
うことができると共に、■−■化合物半導体からなる多
層膜によって光を効率よく表面方向に導出することがで
きる。
以上のように、絶縁膜上に高特性の発光ダイオードを形
成することができるため、他の素子との集積化が可能で
あり、絶縁膜の下部に受光素子、信号処理回路などを集
積化することができ、モノリシックな多機能デバイスの
形成が可能となる。
(実施例) 以下、本発明の実施例について図面を参照しつつ詳細に
説明する。
実施例1 この発光装置は、第1図(a)に要部を示すように、信
号処理回路等、他の素子の作り込まれたシリコン基板1
の表面を覆う酸化シリコン膜2上に、帯域溶融再結晶化
法(ZMR)法によって形成されたゲルマニウム(Ge
)島領域3上に高濃度のn十型^1 x Ga+−x 
As層4 (x−0,35)が形成され、この上層に、
櫛歯状をなすようにGaAs層と^1xGa1− y、
 As層とのλ/4多層膜5からなる反射膜、n型Al
 x Ga+−xAS層6、p型AI X Ga+−X
 As層7、高濃度のp型AIX Ga1− x As
層8が順次形成され、この上層に櫛歯状をなすように上
部電極9が形成され、さらにこの上部電極下のp型頭域
の櫛歯の間に位置するようにn+型^I X Ga1−
 X As層層上上直接同様の櫛歯状の下部電極1oが
配設され、発光波長λ−6600■の発光ダイオードを
構成してなるものである。
なお、p型^1xGal−XASAs層に形成される上
部電極9は金−ゲルマニウム(^u−Ge ) テ構成
すれ、n+型Alx Ga+−x As層層上上形成さ
れる下部電極10は金−亜鉛(Au−Zn )で構成さ
れている。
また、反射膜としてのλ/4多層膜5は、第1図(b)
に要部を拡大して示すように膜厚λ/4のn串型GaA
s層5aとn+型AI X Gat−x As層(x−
0,35)5bとを交互に30層積層して形成したもの
で、膜厚の4倍の波長を持つ光を選択的に反射する性質
を持つものである。
なお第1図では、電極表面を覆う絶縁膜および配線パタ
ーンは省略した。
次に、この発光装置の製造方法について説明する。
まず、第2図(a)に示すようにシリコン基板1内に、
所定の素子領域(図示せず)を形成した後、スパッタリ
ング法、CVD法等を用いて酸化シリコン膜2を形成し
た後、真空蒸着法によりゲルマニウム膜3を形成しバタ
ーニングし、さらにこの上層を、スパタリング法および
EB蒸着法で順次形成した2つの膜からなるるキャッピ
ング用の酸化シリコン膜Cによって被覆する。
この後、第2図(b)に示すように、10 ””Tor
r程度の真空中で、この基板を下部ヒータH1上で所定
の温度まで加熱した後、ストリップ状の上部ヒータH2
を用いて狭帯域を加熱溶融し、このストリップ状の上部
ヒータH2を動かし、微小領域づつ再結晶化させていく
ようにする。このとき再結晶化された領域は通常粒界を
伴って単結晶成長するが、セルフシード法またはフィル
タリング法等によってこの粒界の発生、成長を抑制する
ことができる。
続いて、第2図(C)に示すように、分子線エピタキシ
ー(MBE)法によって膜厚0.3μ−の高濃度のn十
型Al x Ga1− x As層4、膜厚165人の
GaAs層と膜厚165AのAt x Gat−x A
s層とを交互に計30層積層してなる反射膜としてのλ
/4多層膜5、膜厚1.0μsのn型Al X Ga1
− x As層6、膜厚0.7μsのn型Al x G
at−x As層7、膜厚0.3μsの高濃度のn型A
l x Ga1− x As層8を順次堆積する。
この後、第2図(d>に示すように、フォトリソグラフ
ィ法によって形成したレジストパターンRを介して反応
性イオンエツチング法により、前記λ/4多層膜5、n
型Al X Gat−x As層6、p型^X Ga1
− x As層7、高濃度のn型Al X Ga1− 
x As層8を櫛歯状にバターニングする。このときn
中型A1x Ga1− x As層4も深さ0.2μ相
まて残して除去する。
そして、このレジストパターンをそのままにして、12
%のGeを含有する^u−Ge層を真空蒸着法により堆
積し下部電極10を形成し450℃の窒素雰囲気中で2
.5分加熱し急冷する。この後、第2図(e)に示すよ
うに、レジストパターンを剥離除去し、再び上部電極形
成領域に窓を有するレジストパターンを形成してAu−
Ge層を真空蒸着法により堆積しく基板温度は250℃
とする)、リフトオフ法によりバターニングし、500
℃のフォーミングガス中で2分加熱し、上部電極9を形
成する。同様にしてAu−Zn層からなる下部電極10
を形成する。
さらに、第2図(f)に示すように、CVD法により、
酸化シリコン膜11を堆積し、電極取り出し用の窓Wl
 、W2を形成し、真空蒸着法により膜厚0.5μmの
アルミニウム層を堆積してパタニングし配線層12を形
成して、第1図に示した発光装置が完成する。
このようにして形成された発光装置は、酸化シリコン膜
上にZMR法によって形成されたGe島領域3の存在に
より、この上に、極めて整合性よくAt x Gat−
x As (x−0,35)が形成されており、欠陥の
ない良好なエピタキシャル成長層内に発光ダイオードが
形成されているため、高特性を得ることが可能である。
ここてGeの格子定数は5.66nmであるのに対し、
^1×ca+−x^s (xJ、35)の格子定数もこ
れと一致するため、極めて整合性の良好な^I X G
a1− X As層を形成することができる。
このように本発明によれば、絶縁膜の下部に受光素子、
信号処理回路などを集積化する一方で、絶縁膜の上層に
は高特性の発光ダイオードを形成することができ、モノ
リンツクな多機能デバイスの形成が可能となる。
また、この発光ダイオードは、基板の一方の面のみから
電圧供給を行うことができると共に、電極が互いにかみ
合うような櫛歯状をなしているため、n型Al X G
a1− X As層とn型Al x Gat−x As
層との間に最も効率よく電界をかけることができる。
さらに、n + AIX Ga1− X As層とn 
+ GaAs層との多層膜をn型Al X Ga1− 
X As層と、このn型AlxGa1− X As層へ
のコンタクトのための高濃度のAlxGa1− x A
s層との間に介在させており、界面での欠陥の発生もな
く光を効率よく表面方向に導出することができる。また
、この多層膜は高濃度のn十層からなり、コンタクト層
としての役割をもなしている。
ところで、発光ダイオードの発光波長は、pn接合を構
成する半導体層のバンドギャップ(El)によってきま
り、その波長とバンドギャップ(E、)との関係は次式
(1)によってあられされる。
E、  (eV)  =1. 2398/λ (nw)
−(1)この式(1)から、必要とする波長を得るため
に必要なバンドギャップが得られる。
ここで発光波長λ−6600■を得るために必要なバン
ドギャップは式(1)から、Eよ (eV)−1,87
85eVとなる。
Al x Ga+−x Asは混晶比Xによってノくン
ドギャ・ツブが変化する。
この混晶比Xとバンドギャップとの関係は、遷移の状態
が直接遷移である範囲0<x<0.45の範囲では温度
297Kにおいては、次式(2)%式% (2) この式にE t  (e V ) = 1 、8785
 e Vを代入すると、X−0,35が得られる。
さらに、Al x Ga+−X Asでは混晶比Xによ
って屈折率も変化する。混晶比x−0,35の場合、屈
折率は約3.32である。
したがって、この多層膜の反射率は、(第1図(b)参
照) 、GaAs層4、n + Alx Ga1− X
 As層5a。
n + GaAs層5b、n型Al x Ga+−x 
As層6の屈折パラメータをそれぞれnl、n2.n3
.nlとし、層数をNとしたとき次式(3)で表される
ここではnl−3,66 n2−3.32 n3−3.66 n(=3.32 であるから、これらの値を式(3)に代入して数値計算
を行うことにより、N−30以上としたとき反射率がほ
ぼ1となることがわかる。
このように、多層膜の組成は発光層およびコンタクト層
の組成に応じて格子整合性が最も良好となるように選択
すれば良く、例えばAlx Ga1− X As(x−
0,35)に格子定数が近いものとしてはGaAs層の
他、セレン化亜鉛(ZnSe:屈折率n−2゜66)、
砒化アルミニウム(AIAs:屈折率n−3゜178)
などがある。また、Inx Ga1− x^5yP1y
、(Alx Ga+−x ) y In+−y Pなど
の4元系の化合物半導体も有効である。
これらのうち4種の多層膜(iaAs/ Zn5e、 
GaAs/^1^5SAIGaAs/ GaAs、 G
aAs層 AlGaAsの膜数Nと反射率との関係を第
3図に示す。
このように、多層膜の構成材料の組成に応じて膜数を適
宜決定すれば、所望の反射率を得ることができることが
分かる。
また、多層膜の組成を選択することにより、これをバッ
ファ層として、他の組成比の発光層を整合性よく形成し
、異なる発光波長の発光ダイオードを得ることも可能で
ある。
実施例2 次に本発明の第2の実施例について説明する。
この発光装置は、多層膜5まで達するように形成された
トレンチTを介して互いにかみあうような櫛歯状をなす
ようにn型領域とp型領域とが分離され、n型電極19
とp型電極20とが同一面上すなわち同一高さに形成さ
れていることを特徴とするもので、上記構成に加え、p
n接合を構成する半導体層をGaAs層−xP×(x−
0,39)とした他は、実施例1の発光ダイオードと同
様である。
すなわち、他の素子の作り込まれたシリコン基板1の表
面を覆う酸化シリコン膜2上に、帯域溶融再結晶化法(
ZMR)法によって形成されたゲルマニウム(Ge)島
領域3上に形成された高濃度のn型^1 x Ga1−
 x As層4が形成され、この上層に、GaAs層と
Alx Ga1− x As層とのλ/4多層膜5から
なる反射膜、GaASi−X P X組成傾斜層5− 
 n型GaAs1− x P x層16、p型GaAs
1− x P x層17、高濃度のp型GaAs1−X
PX層18が順次形成され、この上層に櫛歯状をなすよ
うにp型電極19が形成され、さらにこの櫛歯の間に位
置する高濃度のn中型GaAs1− x P x層14
からなるコンタクト層上に同様の櫛歯状のn型電極2o
が配設され、発光波長λ−650nmの発光ダイオード
を構成してなるものである。
次に、この発光装置の製造方法について説明する。
まず、実施例1と同様、シリコン基板1内に、所定の素
子領域(図示せず)を形成した後、スパッタリング法、
CVD法等を用いて酸化シリコン膜2を形成した後、真
空蒸着法によりゲルマニウム膜3を形成しバターニング
し、さらにこの上層をキャッピング用の酸化シリコン膜
によって被覆する(スパタリング法およびEB蒸着法)
この後、10−6Torr程度の真空中で、この基板を
下部ヒータ上1上で所定の温度まで加熱した後、ストリ
ップ状の上部ヒータH2を用いて狭帯域を加熱溶融し、
このストリップ状の上部ヒータH2を動かし、微小領域
づつ再結晶化させていくようにする。
ここまでは実施例1と同様である。
続いて、第5図(a)に示すように、分子線エピタキシ
ー(MBE)法によって膜厚0.3μ圀の高濃度のn型
^1xGa1−×^5(x−0,4)層4、膜厚162
.5人のGILAS層と膜厚162.5人のAIX G
a+−x As (x −0,4)層とを交互に計30
層積層してなる反射膜としてのλ/4多層膜5、膜厚2
5μ讃のn型GaAs+−x P x組成傾斜層(x−
0−0,4)5−1膜厚50μ幅のn型GaAs1− 
x PX層16を堆積する。
この後、第5図(b)に示すように、フォトリソグラフ
ィ法によって櫛歯状のマスクMを形成しこのマスクを介
して、深さ0.7までZnイオンをイオン注入し、さら
に表面を高濃度にイオン注入し、n型GaAs1− x
 P x層16の上部を膜厚0.4μsのp型GaAs
1− X P X層17、膜厚0.3μmの高濃度のp
型GaAs1− x P x層18と化す。
この後、第5図(C)に示すように、フォトリソグラフ
ィ法によって形成したレジストパターンを介してレーザ
アシストKOHエツチング法により前記λ/4多層膜5
に達するように、前記イオン注入領域の外形に沿ってト
レンチTを形成し、p型領域pとn型頭域nに分離する
そして、第5図(d)に示すように、n型頭域nのn型
GaAs1− x P x層16の表面にn型イオンを
イオン注入しn + GaAs層−x P x層14と
する。
そして、^u−8I層を真空蒸着法により堆積しn型電
極19を形成し425℃の水素雰囲気中で2゜5分加熱
し急冷する。この後、p型電極形成領域に窓を有するレ
ジストパターンを形成して41層を真空蒸着法により堆
積しく基板温度は250℃とする)、リフトオフ法によ
りバターニングし、500℃のフォーミングガス中で2
分加熱し、n型電極20を形成する。
そして実施例1と同様にして配線を形成し、第4図に示
した発光装置が完成する。
この発光装置によれば、表面電極が同一表面上にあるた
め、実施例1の効果に加えて、配線が容易である。
ここてGe層層上上n+^I%Ga+−X^S層4を介
してλ/4多層膜5を形成したが、直接Ge層層上上λ
/4多層膜5を形成してもよい。
なお、前記2つの実施例において発光装置の各半導体層
は、基板上にエピタキシャル成長させる必要があり、こ
のエピタキシャル成長法としては、ここで用いた分子線
エピタキシー法(MBE法)の他、ガスソース分子線エ
ピタキシー法(GSMBE法)、有機金属気相成長法(
MOCV D法)、液相成長法(LPE法)等が用いら
れる。
また、各半導体層の組成は、下地との格子整合性および
発光色を考慮し、適宜変更可能である。
また、多層膜の組成を調整することにより、反射層とし
ての作用に加え、n型層とコンタクト層との格子不整合
を緩和するためのバッファ層としての作用を持たせるこ
とも可能である。
さらにまた、必要に応じて発光界面を構成する半導体層
と多層膜との間に組成傾斜層を介在させ伝導帯をなめら
かにつなぐようにすることによりさらに高効率の発光ダ
イオードを得ることが可能となる。
なお、各半導体層の不純物濃度や厚さについては、実施
例に限定されることなく必要に応じて適宜変更可能であ
る。
加えて、その他、本発明はその趣旨を逸脱しない範囲で
種々変形して実施することが可能である。
〔効果〕
以上説明してきたように、本発明によれば、絶縁膜上に
Ge層を介して形成された第1導電型の高濃度の■−v
化合物半導体層と、この第1導電型の高濃度の■−■化
合物半導体層上に櫛歯状の第1の電極形成領域を残して
選択的に、■−v化合物半導体多層膜からなる反射層と
、第1導電型の■−■化合物半導体層と、第2導電型の
■−■化合物半導体層と、第2導電型の高濃度の■−■
化合物半導体層とを順次積層せしめ、さらに前記第1導
電型および第2導電型の高濃度の■−V化合物半導体層
に、それぞれ第1および第2の電極を配設し、第1およ
び第2の電極間に所定の電圧を印加することにより、前
記第1および第2の導電型の■−■化合物半導体層間の
pn接合から、光を放出せしめるようにしているため、
他の素子との集積化が可能となり、格子不整合による欠
陥もなく高効率のモノリシックな多機能デバイスが形成
可能となる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の第1の実施例の発光装置を示す図、第
2図(a)乃至第2図(e)は同発光装置の製造工程を
示す図、第3図は多層膜の膜数と反射率との関係を示す
図、第4図は本発明の第2の実施例の発光装置を示す図
、第5図(a)乃至第5図(d)は同発光装置の製造工
程を示す図である。 1・・・シリコン基板、2・・・酸化シリコン膜、3・
・・ゲルマニウム(Ge)島領域、4・・・n中型^1
xGa1×AS層、5・・・λ/4多層膜、5− ・=
 n型GaASI−XP×組成傾斜層、6−n型Al 
xGal−X As層、7・・・p型^I X Ga1
− x As層、8−= p十型At x Ga1− 
x As層、9・・・上部電極、1o・・・下部電極、
11・・・酸化シリコン膜、12−・・配線層、14−
n+ GaAs1−)(P x層、16−= n型Ga
As+−x P x層、17 ・= p型GaAs1−
xPx層、18−p十型GaAs+−x P x層、1
9・・・p型電極、20・・・n型電極。 第2 図(ザ01) 第4 図 第5 図(予の1) 第5図(!の2)

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)基板表面に形成された絶縁層上にゲルマニウム(
    Ge)層を介して形成された第1導電型の高濃度のIII
    −V化合物半導体層と、 前記第1導電型の高濃度のIII−V化合物半 導体層上に、櫛歯状の第1の電極形成領域を残して選択
    的に順次形成されたIII−V化合物半導体のλ/4多層
    膜からなる反射層と、第1導電型のIII−V化合物半導
    体層と、第2導電型のIII−V化合物半導体層と、第2
    導電型の高濃度のIII−V化合物半導体層と、 さらに前記第1導電型および第2導電型の 高濃度のIII−V化合物半導体層にそれぞれ形成された
    第1および第2の電極とを具備し、 前記第1および第2の電極間に所定の電圧 を印加することにより、前記第1および第2の導電型の
    III−V化合物半導体層間のpn接合から、光を放出せ
    しめるようにしたことを特徴とする半導体装置。
  2. (2)前記第1導電型の高濃度のIII−V化合物半導体
    層は、砒化ガリウム(GaAs)層であることを特徴と
    する請求項(1)記載の半導体装置。
  3. (3)前記第1導電型の高濃度のIII−V化合物半導体
    層は、砒化アルミニウムガリウム(Al_xGa_1_
    xAs)層であることを特徴とする請求項(1)記載の
    半導体装置。
  4. (4)前記pn接合を構成するIII−V化合物半導体層
    はAl_xGa_1_−_xAs層であることを特徴と
    する請求項(1)乃至請求項(3)のいずれかに記載の
    半導体装置。
  5. (5)前記λ/4多層膜はGaAsとAl_xGa_1
    _−_xAsとの繰り返しによる多層膜であることを特
    徴とする請求項(1)乃至請求項(4)のいずれかに記
    載の半導体装置。
  6. (6)基板表面に形成された絶縁層上にGe層を介して
    形成された第1導電型の高濃度のIII−V化合物半導体
    層と、 前記第1導電型の高濃度のIII−V化合物半 導体層上に形成されたIII−V化合物半導体のλ/4多
    層膜からなる反射層と、 前記反射層上にミアンダ状に形成されたト レンチによって第2電極を含むダイオード形成領域と、
    第1電極形成領域とに分割せしめられ、前記ダイオード
    形成領域は第1導電型のIII −V化合物半導体層と、第2導電型のIII−V化合物半
    導体層と、第2導電型の高濃度のIII−V化合物半導体
    層と、第2電極とが順次積層され、前記第1電極形成領
    域は、前記反射層上に 第1導電型の高濃度のIII−V化合物半導体層を介して
    第1電極とを具備し、 前記第1および第2の電極間に所定の電圧 を印加することにより、前記第1および第2の導電型の
    III−V化合物半導体層間のpn接合から、光を放出せ
    しめるようにしたことを特徴とする半導体装置。
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