JPH03167064A

JPH03167064A - 軌道走行車の方向転換方法

Info

Publication number: JPH03167064A
Application number: JP1308508A
Authority: JP
Inventors: Mitsuhiro Kishi; 光宏岸
Original assignee: Hikoma Seisakusho Co Ltd
Current assignee: Hikoma Seisakusho Co Ltd
Priority date: 1989-11-28
Filing date: 1989-11-28
Publication date: 1991-07-18
Anticipated expiration: 2011-03-27
Also published as: JPH0829703B2

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】〔産業上の利用分野］本発明は、軌道走行車の方向転換方法に関し、特に、軌
道上の車両を当該軌道から直角方向に移動さゼることの
できる軌道走行車の方向転換方法に関する。

〔従来の技術〕

この種の軌道走行車は、自動車等の車両のシャーシフレ
ームの前後両側部に軌道走行用車輪をそれぞれ昇降装置
によって昇降自在に装備したものが知られている。この
ような軌道走行車によれば、道路を走行するときには軌
道走行用車輪を昇降装置により一ト昇格納してタイヤで
道路上を走行し、また軌道上を走行するときには軌道走
行用車輪を昇降装置で下降固定して軌道上に乗せ、動力
タイヤを軌道に接触させることにより走行させている。

〔発明が解決しようとする課題〕

このような軌道走行車において、当該軌道から他の軌道
に移動させたり、あるいは当該軌道から取り合えず移動
する必要があるときには、従来は、−口、道路重両に戻
して道路車両として移動し方向を転換していた。このよ
うにするためには、軌道七同−平面に路面が存在する必
要があった。

しかしながら、このような条件の場所が軌道の延長上に
どこにでも存在する訳ではなく、方向転換等をすること
が任意に場所でできないという欠点があった。

大発明は、上記欠点を解消するためになされた４〕ので
、方向転換を容易にできる転子走行車の方向転換方法を
提供することを目的とする。

〔課題を解決するための手段〕

上記目的を達成するため、本発明の軌道走行車の方向転
換方法は、車両の前後両イ１ｊ１１部に軌道走行用の車
輪をそれぞれ贋、降装置によって昇降自在に装備し、か
つ当該車輪を前記児腎装置に文（＋　Ｌ、て方向転換可
能に取り付けてなる軌道走行車における方向転換の方法
であって、軌道に対して直角に仮設レールを敷設し、前
記車両を所定位置まで−Ｌ昇させて車輪を軌道に対して
直角方向に向け、車両の下降させて前記車輪を仮設レー
ルに乗せ、当該仮設レール上を移動させることを特徴と
するものである。

〔作用］本発明は、仮設レールをいつでも敷設可能にし、かつ転
達走行用の車両の向きを変更可能にすることにより、方
向の転換を可能とした。すなわち、方向転換が必要にな
った々きムこ、仮設レールを当該軌道に対して直角方向
にに敷設する。ごの仮設レールの−にに、軌道に対して
直角Ｖ向けた車輪を乗せる。これにより、仮設レール−
１−で車両を横方向に移動させて方向を変更する。

〔実施例〕

以下、大発明の一実施例を図面に基づいて説明する。

第１図ないし第９図は、本発明の一実施例を説明するた
めの図である。

ここで、第１図は本発明の軌道走行車の実施例を示す斜
視図、第２図は同実施例の要部を示す平面図、第３図は
同実施例の軌道用の車輪と昇腎装置の例を示す斜視図、
第４図は第３図の断面図である。

第１図ないし第４図において、軌道走行車１は、ガソリ
ンエンジンあるいはディーゼルエンジンを搭載した構成
となっている。この軌道走行車ｌは、シャーシフレーム
２の前後両側部に一般道路走行用のＭＮ輪であるゴムタ
イヤ３．４が取付けられてイル。マタ、この軌道走行車
１は、シャーシフレーム２の上に運転台５と、当該運転
台５の後方に荷台６とを設けた構成となっている。この
荷台６には、例えば工事用の工具や工事材料等が搭載さ
力、る。この軌道走行車１は、シャーシフレーム４に、
ゴムタイヤ３．４とは別な位置の前後両側部６、ニアウ
トリガ装置と兼用できる昇降装置７が取イ」けられてい
る。この昇降袋Ｗ７には、軌道レール（後述する）ｌ−
に載セる軌道走行用車輪である鉄輪８が設けられている
。

この昇降装置７は、シャーシフレーム２に取（ツけられ
ている円柱状の固定部９に対して昇降動する円柱状の昇
降柱１０を備えており、この昇降柱１０の下部には設置
板１１が設けられている。この界膝柱１０には、前記鉄
輪８を取り付けた基台１２が設けられており、前記基台
１２を含む昇降柱１０は、固定部９に対して回転可能に
なっている。

また、昇降柱ｌＯは、当該昇降柱１０に設けた固定孔Ａ
または固定孔Ｂと固定部９に設けた孔１４とにロック部
材ｊ３を挿入することにより固定可能としである。また
、昇降装置７の昇降柱１ｏの下部には格納孔Ｃが穿設し
てあり、昇降柱１ｏを固定部９内に収納したときに、格
納孔Ｃと孔１４とにロック部材１３を挿入することによ
り、昇降柱１ｏは固定される。

そして、昇降装置７の昇降柱１ｏを油圧等で所定量延ば
し、かつ固定孔Ａと孔１イとにロック部材１３を挿入す
ることにより、鉄輪８を軌道レール２ｏ上に載せて、軌
道レール２０上の走行を可能としたものである。また、
昇降装置７は、固定部９の内部で固定された油圧シリン
ダ２２が設けられ、当該油圧シリンダ２２のピストンに
接続されるロッド２３が昇降柱１０に連結されている。

そして、’Ｊｌｌｌ柱１０を固定部９から延ばし、固定
孔Ａと孔１４とにロック部材１３を挿入して昇降柱１０
を固定し、かつさらに油圧シリンダ２２によりロッド２
３を延ばすと、設置板１１が固定される支持柱２４が伸
び、軌道走行車１を浮かすとともに、鉄輪８を軌道レー
ル２０から浮かすことができるようになっている。

なお、上記油圧ソリンダ２２を駆動する装置については
、本発明と特に関係ないので省略する。

第５図は、本発明の実施例に用いる仮設レールを示す分
解斜視図である。第６図は補助レールの使用状態を示す
図である。

これらの図において、仮設レール３０は、短レール３１
と、長レール３２と、補助レール３３．３４と、スペー
サ°３５．３６とで組みひてられる。通常　短レール３
１と、補助レール３３．３４と、スペーサ３５七は、絹
づつ設けられている。短レール３１の＝−側面番こは、
Ｕ字状をしたスペーサ３５が嵌脱できる収納筒３７が設
けられている。また、長レール３２の一側面には、ｔＪ
字状をしたスペーサ３６が嵌脱できる収納筒３シ）が設
けられている。補助レール３３は、軌道シル２０トに載
置し移動しないようにするための掴持部３９が設けられ
ている。また、別の補助レール３４は、軌道レール２０
上に載置し移動しないようにするための掴持部４０が設
けられており、かつ端部の延長ができるようにレール台
部４１が設けられている。短レール３１は、軌道レール
２０の間に直角に、前記収納筒３７が内側に向くように
一定間隔で配置し、当該収納筒３７にスペーサ３５を嵌
入実ることにより、仮設レールの一部が形成されるよう
になっている。

また、長レール３２は、前記短レール３１の延長上で、
軌道レール２０．２０の間に一定間隔で収納筒３８が内
側を向くように配置し、当該収納筒３８にスペーサ３６
を嵌入することにより、仮設レールの一部が形成される
ようになっている。さらに、軌道□レール２０の上で、
短レール３１の隣接する部分の軌道レール２０の上には
、第６図に示すように、補助レール３３．３４が置かれ
る。これにより、第７図に示すように仮設レール３０は
、軌道レール２０．２０の間に敷設されて完成すること
になる。

もちろん、使用した後には、上記の手順とは逆の手順で
分解することができる。

このように構成された実施例の動作を第１図乃至第９図
を参照して説明する。

第８図および第９図は上記実施例の作用を説明するため
に示す説明図であり、第８図が軌道走行車１の転換方法
の説明図、第９１Ｐ］がその平面図である。

まず、軌道走行車１は、軌道レール２０トを走行してき
たものとする。そして、当該位置で方向の転換をしたい
ものとする。この場合、まず、ばらばらになっている短
レール３１、長レール３２、補助レール３３．３４、ス
ペーサ３５．３６を荷台６等から取り出す。

短レール３１を、各軌道レール２０．２０の間に直角に
、前記収納筒３７が内側に向くように一定間隔で、それ
ぞれ配置する。各短レール３１の該当収納筒３７にスペ
ーサ３５を嵌入することにより、仮設レールの一部が形
成される。

また、長レール３２は、ｉｑ記短レール３１の延長上で
、軌道レール２０．２０の間に一定間隔で収納筒３８が
内側を向くように配置する。長レール３２の該当収納筒
３８にスペーサ３６を嵌入することにより、仮設レール
の一部が形成されろ。さらに、軌ｊｒＩレル２０の１−
で、短レール３１の隣接するレール２０の一部には掴持
部３９．４０を介して補助レール３３．３４力＜置かれ
る。これにより、第７図および第９図（１）に示すよう
に仮設レール３０は、軌道レール２０．２０の間に敷設
さる（工程１００）。このとき、第９図（２）に示すよ
うに、鉄輪８は軌道レール２０に平行である。

次に、油圧シリンダ２２に作動油を供給してロッド２３
を延ばし、支持柱２４を伸張させる。これにより、第９
　［ｆｆｌ　（３）に示すように軌道走行車１は上弄し
、鉄輪８を軌道レール２０から浮かせる（工程］０１）
。

このような状態にしてから、第９図（４）に示すように
鉄輪８を軌道レール２０に対して直角に向けて固定する
（工程１０２）。

さらに、油圧シリンダ２２に供給されている作動油を抜
いてロッド２３の縮め、支持柱２４を縮退させる。これ
により、第、９図（５）、（６）に示すように、軌道走
行車１の鉄輪８を仮設レール３０に乗せる（工程１０３
）。

このような状態で、第９図（６）に示す矢印のように軌
道走行車１を移動さゼる（工程１０４）。

また、仮設レール３０−ヒを軌道走行車ｌが移動し次の
軌道レール２０の上にきたとき、鉄輪８を仮設置０レール３０に対して直角に向け、軌道レール２ｏに平行
として固定する（工程１０５）。そして、油圧シリンダ
２２に供給されている作動油を抜いてロンド２３の縮め
、支持柱２４を縮退させる。これにより、軌道走行車１
の鉄輪８を別の軌道レール２０に乗せる（Ｔ稈１０６）
。これにより、先程まで走行していた軌道レール２０の
隣のレール２０に移動することができ、移動先の軌道レ
ール２０上で軌道走行車１は走行が可能となる。

このような状態としてから、短レール３１および長レー
ル３２からスペーサ３５．３６を抜取ってばらばらとし
、かつ補助レール３３．３４も含めて回収する（工程１
０７）。

上記実施例では、複線の軌道レール２０．２０への移動
であったが、例えば軌道レール２０から一時退避させる
ように使用することもできる。

〔発明の効果〕

以上説明したように、本発明によれば仮設レールにより
軌道レール十の軌道走行車を自由に他の軌道レール等に
移動させることができるので、方向転換が自由にでき、
使用勝手が良いという効果がある。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の実施例を実現する軌道走行車の実施例
を示す斜視図、第２図は同軌道走行車の平面図、第３図
は同軌道走行車の昇降’！置と車輪の状態示す斜視図、
第４図は第３図の断面し１、第５図は同実施例を実現す
る仮設レールの分解斜視ｒＺｌ−第６図は仮設レールを
構成ずろ補助レールの設置状態を示す図、第７図は仮設
レールの敷設状態を示す斜視図、第８図は同実施例を説
明するだめの工程図、第９図は同実施例を説明するため
の説明図である。 ■・・・軌道走行車、２・・・シャーシフレーム、３．
４・・・ゴムタイヤ、５・・・運転台、７・・・昇降装
置、８・・・鉄輪（軌道走行用車輪）、９・・・固定部
、１０・・・昇降柱、１２・・基台、１３・・・ロック
部材、１４、Ａ、Ｂ、Ｃ・・・孔、３０・・・仮設レー
ル、３１・・・短レール、３２・・・長レール、３３．
３４・・・補助レール、３５．３６・・・スペーサ。２

Claims

【特許請求の範囲】

車両の前後両側部に軌道走行用の車輪をそれぞれ昇降装
置によって昇降自在に装備し、かつ当該車輪を前記昇降
装置に対して方向転換可能に取り付けてなる軌道走行車
における方向転換の方法であって、軌道に対して直角に
仮設レールを敷設し、前記車両を所定位置まで上昇させ
て車輪を軌道に対して直角方向に向け、車両の下降させ
て前記車輪を仮設レールに乗せ、当該仮設レール上を移
動させることを特徴とする軌道走行車の方向転換方法。