JPH03136801A - 化粧板の製造方法 - Google Patents
化粧板の製造方法Info
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- JPH03136801A JPH03136801A JP27382189A JP27382189A JPH03136801A JP H03136801 A JPH03136801 A JP H03136801A JP 27382189 A JP27382189 A JP 27382189A JP 27382189 A JP27382189 A JP 27382189A JP H03136801 A JPH03136801 A JP H03136801A
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Landscapes
- Finished Plywoods (AREA)
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は突板などの木質単板貼りされた化粧板の製造方
法に関する。
法に関する。
従来、たとえば、突板などの木質化粧単板を台板に貼着
する場合に、接着剤として用いられる合成樹脂を木質化
粧単板中に含浸させる方法として、(イ)合成樹脂に有
機溶媒を配合して、樹脂の貼着の粘度を下げ、浸透性を
高める方法、(ロ)繊維組織の間隙中の水分、空気を減
圧下で除去すると同時に樹脂を含浸する方法、(ハ)樹
脂を加圧して圧入する方法、 などがとられている。
する場合に、接着剤として用いられる合成樹脂を木質化
粧単板中に含浸させる方法として、(イ)合成樹脂に有
機溶媒を配合して、樹脂の貼着の粘度を下げ、浸透性を
高める方法、(ロ)繊維組織の間隙中の水分、空気を減
圧下で除去すると同時に樹脂を含浸する方法、(ハ)樹
脂を加圧して圧入する方法、 などがとられている。
しかしながらこれらの従来方法においては、含浸される
樹脂は、予め樹脂と硬化材を混合したものを用いるため
、有機溶媒を使用する場合は、相対的な合成樹脂の含量
は、10〜20%位となるため、含浸量が少なく、かつ
硬化度も小さい。
樹脂は、予め樹脂と硬化材を混合したものを用いるため
、有機溶媒を使用する場合は、相対的な合成樹脂の含量
は、10〜20%位となるため、含浸量が少なく、かつ
硬化度も小さい。
さらに、有機溶媒を多量に使用することによる作業環境
の悪化、大気の汚染、資源の損失など好ましくない現象
を招く。
の悪化、大気の汚染、資源の損失など好ましくない現象
を招く。
また時間を経過した後に再使用しようとすると、有機溶
媒が蒸発してしまい使用不可能な状態となってしまうと
いった事態が生じ、資材面での不経済を招くことになる
。また1、2液を当初から混合して塗布すると、時間が
経過すると再使用はできない。さらに減圧、加圧して含
浸させる場合は、含浸処理に特定の設備を必要とし、ま
た硬化段階においても特殊な硬化装置を使用しなければ
ならず多大な設備費を必要とし、結果的に生産コストの
上昇を招いていた。
媒が蒸発してしまい使用不可能な状態となってしまうと
いった事態が生じ、資材面での不経済を招くことになる
。また1、2液を当初から混合して塗布すると、時間が
経過すると再使用はできない。さらに減圧、加圧して含
浸させる場合は、含浸処理に特定の設備を必要とし、ま
た硬化段階においても特殊な硬化装置を使用しなければ
ならず多大な設備費を必要とし、結果的に生産コストの
上昇を招いていた。
しかも、減圧、加圧による合成樹脂の含浸工程での、含
浸処理の所要時間は、数時間を要し、生産性の低減を来
す上、使用した薬品の回収も困難であり、全体の製造工
程は煩雑なものとなり、工業的に量産するには現実的で
はなかった。
浸処理の所要時間は、数時間を要し、生産性の低減を来
す上、使用した薬品の回収も困難であり、全体の製造工
程は煩雑なものとなり、工業的に量産するには現実的で
はなかった。
特に突板などの木質化粧単板を台板に接着するとき、接
着剤の含浸が木質化粧単板に充分に行なわれず、木質単
板の台板への接着および材質の強化が充分でない場合が
生ずる。
着剤の含浸が木質化粧単板に充分に行なわれず、木質単
板の台板への接着および材質の強化が充分でない場合が
生ずる。
〔問題点を解決するための手段とその作用〕本発明方法
は上記のように、木質化粧単板を台板に接着するとき、
接着剤として用いる樹脂が、木質化粧単板に充分含浸し
ないという問題点を解決するため、次のような手段をと
ったものである。
は上記のように、木質化粧単板を台板に接着するとき、
接着剤として用いる樹脂が、木質化粧単板に充分含浸し
ないという問題点を解決するため、次のような手段をと
ったものである。
すなわち、台板表面に、二液反応硬化型樹脂の第一液を
塗布した後咳台板1表面に木質化粧単板2を積層すると
ともにその表面に塗布された二液反応硬化型樹脂の第一
液と反応し硬化する第二液12を塗布し最後にこれらを
圧締し、第一液及び第二液を単板内部へ含浸させること
により、反応させ、木質化粧単板を台板に接着させるも
のである。
塗布した後咳台板1表面に木質化粧単板2を積層すると
ともにその表面に塗布された二液反応硬化型樹脂の第一
液と反応し硬化する第二液12を塗布し最後にこれらを
圧締し、第一液及び第二液を単板内部へ含浸させること
により、反応させ、木質化粧単板を台板に接着させるも
のである。
本発明方法は上記の手段を採用することにより、接着剤
として用いる樹脂の木質化粧単板への含浸を確実なもの
とし、木質化粧単板の台板への接着の強固さと、その材
質の強度を向上したものである。
として用いる樹脂の木質化粧単板への含浸を確実なもの
とし、木質化粧単板の台板への接着の強固さと、その材
質の強度を向上したものである。
[構成の説明〕
以下本発明方法の構成について説明する。
まず第1図に示すように台板1表面に二液反応硬化型樹
脂の第1液l、をロールコータ−、フローコーター、ス
プレーなどの塗装装置を用いて塗布する。
脂の第1液l、をロールコータ−、フローコーター、ス
プレーなどの塗装装置を用いて塗布する。
台板1としては、台板、繊維板、板紙、パーティクルボ
ード、合成樹脂板、金属板、コンクリート系板などを用
いることができる。
ード、合成樹脂板、金属板、コンクリート系板などを用
いることができる。
二液反応硬化型樹脂とは、主剤と硬化剤の二液よりなり
、該二液を混合させることによって硬化を開始する合成
樹脂のことを指す。
、該二液を混合させることによって硬化を開始する合成
樹脂のことを指す。
たとえば、主剤にエポキシ樹脂、硬化剤にポリアミド類
、主剤にポリウレタン樹脂、硬化剤にポリイソシアネー
ト類、主剤にアクリル系樹脂、硬化剤にアミノ系樹脂を
各々用いたもの等が一例として挙げられる。
、主剤にポリウレタン樹脂、硬化剤にポリイソシアネー
ト類、主剤にアクリル系樹脂、硬化剤にアミノ系樹脂を
各々用いたもの等が一例として挙げられる。
ここでいう、台板1表面に塗布される二液反応硬化型樹
脂の第一液とは、該二液のどちらであるかを区別するた
めに、便宜的に名付けているものであり、必ずしも主剤
と硬化剤のどちらか一方に限定して定義しているわけで
はない。しかし、硬化剤は着色されている場合が多いた
め、化粧単板表面に塗布することは好ましくないので、
台板表面に塗布する第一液!、として用いることが好ま
しい。
脂の第一液とは、該二液のどちらであるかを区別するた
めに、便宜的に名付けているものであり、必ずしも主剤
と硬化剤のどちらか一方に限定して定義しているわけで
はない。しかし、硬化剤は着色されている場合が多いた
め、化粧単板表面に塗布することは好ましくないので、
台板表面に塗布する第一液!、として用いることが好ま
しい。
次に、第2図に示すようにこの二液反応硬化型の第一液
!1の塗布された台板1表面に化粧単板2を積層すると
ともに、第3図のように、化粧単板2の表面に、台板1
表面に塗布された二液反応硬化型樹脂の第1液!、と反
応して硬化する第二液2□を塗装装置を用いて塗布する
。
!1の塗布された台板1表面に化粧単板2を積層すると
ともに、第3図のように、化粧単板2の表面に、台板1
表面に塗布された二液反応硬化型樹脂の第1液!、と反
応して硬化する第二液2□を塗装装置を用いて塗布する
。
また、化粧単板2は、あまり厚いと、二液反応硬化型樹
脂の第一液111及び第二液2□の浸透含浸が行なわれ
にくくなるため、0.2−3 m m、好ましくは0.
2−1.2mm厚の木質単板2を用いるのが好ましい。
脂の第一液111及び第二液2□の浸透含浸が行なわれ
にくくなるため、0.2−3 m m、好ましくは0.
2−1.2mm厚の木質単板2を用いるのが好ましい。
化粧単板2上に塗布される二液反応硬化型樹脂の第二液
とは、二液反応硬化型樹脂の第一液に対応したものであ
り、第一液が硬化剤であれば、第二液は主剤であり、ま
た第一液が主剤であれば、第二液は硬化剤となる。
とは、二液反応硬化型樹脂の第一液に対応したものであ
り、第一液が硬化剤であれば、第二液は主剤であり、ま
た第一液が主剤であれば、第二液は硬化剤となる。
二液反応硬化型樹脂の主剤と硬化剤の塗布量の割合は、
一般式に用いられる主剤と硬化剤の混合割合に順次任意
に決められるものであってよいが主剤30−300g/
m”、硬化剤20−100g /m”程度の範囲にある
ことが好ましい。
一般式に用いられる主剤と硬化剤の混合割合に順次任意
に決められるものであってよいが主剤30−300g/
m”、硬化剤20−100g /m”程度の範囲にある
ことが好ましい。
ついで、第4図のように得られた積層体は、プレスに挿
入され、圧締され、化粧単板内ヘニ液反応硬化型樹脂の
第−液、第二液は浸透し、混合され、硬化し、化粧単板
を接着し強化することができる。
入され、圧締され、化粧単板内ヘニ液反応硬化型樹脂の
第−液、第二液は浸透し、混合され、硬化し、化粧単板
を接着し強化することができる。
また、二液反応硬化型樹脂として、熱硬化型樹脂接着剤
を用いた場合、ホットプレスを用い、90−170℃で
加熱圧締することにより、短時間で、化粧単板の接着2
強化をなし得る。
を用いた場合、ホットプレスを用い、90−170℃で
加熱圧締することにより、短時間で、化粧単板の接着2
強化をなし得る。
a 台板表面に二液反応硬化型樹脂の第−液を塗布し、
該台板表面に化粧単板を積層するとともに、その表面に
、台板表面に塗布された二液反応硬化型の樹脂の第二液
を塗布し、加熱するか、あるいはすることなく圧締し、
第−液、第二液を単板内部へ含浸させ、反応、接着、硬
化させることにより、第1液、第二液を別々に用い、化
粧単板内で混合され、初めて硬化を開始するため、使用
前の第−液、第二液のポットライフは確保され、時間が
経った後再使用する際にも不都合を生じることがない。
該台板表面に化粧単板を積層するとともに、その表面に
、台板表面に塗布された二液反応硬化型の樹脂の第二液
を塗布し、加熱するか、あるいはすることなく圧締し、
第−液、第二液を単板内部へ含浸させ、反応、接着、硬
化させることにより、第1液、第二液を別々に用い、化
粧単板内で混合され、初めて硬化を開始するため、使用
前の第−液、第二液のポットライフは確保され、時間が
経った後再使用する際にも不都合を生じることがない。
b 樹脂の含浸硬化は、台板表面へ化粧単板を貼着は、
加熱するか、あるいはすることなく圧締する工程の中に
組込まれているため、樹脂の含浸硬化のために特別な設
備を設ける必要がな(、含浸工程に要していた処理時間
も大幅に短縮することができ、製造工程の煩雑さは解消
され、コストパフォーマンス及び生産性が向上される。
加熱するか、あるいはすることなく圧締する工程の中に
組込まれているため、樹脂の含浸硬化のために特別な設
備を設ける必要がな(、含浸工程に要していた処理時間
も大幅に短縮することができ、製造工程の煩雑さは解消
され、コストパフォーマンス及び生産性が向上される。
C物理的な加圧方法による含浸方法であるために、樹脂
を有機溶媒により浸透性を高める必要もなく、有機溶媒
の使用による作業環境の悪化や大気の汚染といった諸問
題も起こすことがない。
を有機溶媒により浸透性を高める必要もなく、有機溶媒
の使用による作業環境の悪化や大気の汚染といった諸問
題も起こすことがない。
d 同時に、化粧単板内で混合された二液反応硬化型樹
脂は化粧単板から台板へ向けて浸出し、台板と化粧単板
の強固な接着を果たす。
脂は化粧単板から台板へ向けて浸出し、台板と化粧単板
の強固な接着を果たす。
台板よりなる台板表面に、二液反応硬化型樹脂の第−液
としてジエチレン・ジアミン20g/m”の割合で塗布
し、この上に、化粧単板として、0.5mm厚のセンの
天然木突板を積層し、この化粧単板表面に、台板表面に
塗布された二液反応硬化型樹脂の第−液(主剤)、エポ
キシ樹脂と反応し硬化する第二液(硬化剤)としてエポ
キシ樹脂300g/m”の割合で塗布する0次いで、該
積層板をホットプレスにて、145℃で30分間熱圧締
することにより、表面強化木質単板貼化粧板を得る。
としてジエチレン・ジアミン20g/m”の割合で塗布
し、この上に、化粧単板として、0.5mm厚のセンの
天然木突板を積層し、この化粧単板表面に、台板表面に
塗布された二液反応硬化型樹脂の第−液(主剤)、エポ
キシ樹脂と反応し硬化する第二液(硬化剤)としてエポ
キシ樹脂300g/m”の割合で塗布する0次いで、該
積層板をホットプレスにて、145℃で30分間熱圧締
することにより、表面強化木質単板貼化粧板を得る。
第1〜4図二本発明方法の工程を示す。
に台板
2:木質単板
3ニブレス
ll:第1液
12:第2液
第2図
第3図
第4 図
Claims (1)
- (1)台板表面に、木質化粧単板を貼着してなる化粧板
の製造方法において、 台板表面に、二液反応硬化型樹脂の第一液を塗布した後
、 該第板表面に木質化粧単板を積層するとともにその表面
に台板の表面に塗布された二液反応硬化型樹脂の第一液
と反応し硬化する第二液を塗布し、 つぎに、台板に対して木質化粧単板を圧締することによ
り、前記第一液及び第二液を前記単板内部へ含浸させる
ことにより前記第1液、第2液を反応させ、 木質化粧単板を台板に接着させる、 ことを特徴とする化粧板の製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1273821A JP2524229B2 (ja) | 1989-10-23 | 1989-10-23 | 化粧板の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1273821A JP2524229B2 (ja) | 1989-10-23 | 1989-10-23 | 化粧板の製造方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH03136801A true JPH03136801A (ja) | 1991-06-11 |
JP2524229B2 JP2524229B2 (ja) | 1996-08-14 |
Family
ID=17533029
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1273821A Expired - Lifetime JP2524229B2 (ja) | 1989-10-23 | 1989-10-23 | 化粧板の製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2524229B2 (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH071405A (ja) * | 1993-06-18 | 1995-01-06 | Noda Corp | 化粧板及びその製造方法 |
JPH07144303A (ja) * | 1993-06-07 | 1995-06-06 | Noda Corp | 化粧板およびその製造方法 |
WO2004022334A1 (en) * | 2002-09-03 | 2004-03-18 | Trong Son Lam | Composite veneer and method of manufacturing thereof |
CN106827107A (zh) * | 2017-01-25 | 2017-06-13 | 广东耀东华装饰材料科技有限公司 | 一种防表面龟裂同步对纹饰面胶合板的制造方法 |
-
1989
- 1989-10-23 JP JP1273821A patent/JP2524229B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH07144303A (ja) * | 1993-06-07 | 1995-06-06 | Noda Corp | 化粧板およびその製造方法 |
JPH071405A (ja) * | 1993-06-18 | 1995-01-06 | Noda Corp | 化粧板及びその製造方法 |
WO2004022334A1 (en) * | 2002-09-03 | 2004-03-18 | Trong Son Lam | Composite veneer and method of manufacturing thereof |
CN106827107A (zh) * | 2017-01-25 | 2017-06-13 | 广东耀东华装饰材料科技有限公司 | 一种防表面龟裂同步对纹饰面胶合板的制造方法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2524229B2 (ja) | 1996-08-14 |
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