JPH029377Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH029377Y2 JPH029377Y2 JP1980132111U JP13211180U JPH029377Y2 JP H029377 Y2 JPH029377 Y2 JP H029377Y2 JP 1980132111 U JP1980132111 U JP 1980132111U JP 13211180 U JP13211180 U JP 13211180U JP H029377 Y2 JPH029377 Y2 JP H029377Y2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- output
- voltage
- transistor
- power supply
- base
- Prior art date
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- Expired
Links
- 230000001052 transient effect Effects 0.000 claims description 3
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 230000015556 catabolic process Effects 0.000 description 1
- 238000001514 detection method Methods 0.000 description 1
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 1
- 230000001939 inductive effect Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Continuous-Control Power Sources That Use Transistors (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本考案は定電圧電源回路であつて、特に出力側
の電圧上昇を抑制する回路に関する。
の電圧上昇を抑制する回路に関する。
第１図は従来技術の基本的な定電圧電源回路例
である。電源と負荷の負極側は直通とし、正極側
ラインに制御用トランジスタ１を直列に配設し、
NPN型トランジスタ１のコレクタを電源の正極
に、エミツタを負荷に接続し、出力電圧分割抵抗
２を通して負荷側の出力電圧の一部をツエナダイ
オード３等の基準電圧とを比較増幅器４に加え比
較差電圧を増幅して、逆相（この場合は前記電圧
差を小さくする方向を指す）出力を前記制御トラ
ンジスタ１のベースに加えて、コレクタ・エミツ
タ間の内部抵抗を変化させて、負荷電流の変化に
対して出力電圧を一定に保つている。ただし、制
御用トランジスタ１は電源側から負荷側へ電流を
流す一方通行であり、出力電圧分割抵抗器２は電
力消費の小さい高抵抗値とするので、負荷側の設
定電圧を保つが、何かの原因で負荷側電圧が設定
値より高くなつた場合には、この定電圧回路には
定電圧補正の能力がなく、負荷側および出力電圧
分割抵抗器２を通して流れる電流により自然復帰
するしかない。出力側電位が急上昇した場合には
エミツタ電位はベース電位より高くなり、ベー
ス・エミツタ間の逆耐圧を超えて、制御用トラン
ジスタ１を破壊する場合もある。このような状態
は誘導性負荷の電流が急激に変化する過渡動作時
に逆起電力で供給電圧より上昇するとか、高い電
圧に充電された容量性負荷を接続した際に顕著で
ある。
である。電源と負荷の負極側は直通とし、正極側
ラインに制御用トランジスタ１を直列に配設し、
NPN型トランジスタ１のコレクタを電源の正極
に、エミツタを負荷に接続し、出力電圧分割抵抗
２を通して負荷側の出力電圧の一部をツエナダイ
オード３等の基準電圧とを比較増幅器４に加え比
較差電圧を増幅して、逆相（この場合は前記電圧
差を小さくする方向を指す）出力を前記制御トラ
ンジスタ１のベースに加えて、コレクタ・エミツ
タ間の内部抵抗を変化させて、負荷電流の変化に
対して出力電圧を一定に保つている。ただし、制
御用トランジスタ１は電源側から負荷側へ電流を
流す一方通行であり、出力電圧分割抵抗器２は電
力消費の小さい高抵抗値とするので、負荷側の設
定電圧を保つが、何かの原因で負荷側電圧が設定
値より高くなつた場合には、この定電圧回路には
定電圧補正の能力がなく、負荷側および出力電圧
分割抵抗器２を通して流れる電流により自然復帰
するしかない。出力側電位が急上昇した場合には
エミツタ電位はベース電位より高くなり、ベー
ス・エミツタ間の逆耐圧を超えて、制御用トラン
ジスタ１を破壊する場合もある。このような状態
は誘導性負荷の電流が急激に変化する過渡動作時
に逆起電力で供給電圧より上昇するとか、高い電
圧に充電された容量性負荷を接続した際に顕著で
ある。
本考案は定電圧電源回路において、リアクテイ
ブ負荷時に生じ易い過渡動作時の出力電圧の一時
的上昇を防止し、負荷および定電圧電源回路保護
を目的とする。
ブ負荷時に生じ易い過渡動作時の出力電圧の一時
的上昇を防止し、負荷および定電圧電源回路保護
を目的とする。
本考案は補正用のPNP型トランジスタ５のベ
ースを制御用トランジスタ１のベース回路に、コ
レクタを出力の負極に、エミツタを順方向接続の
ダイオード６を通して出力の正極に接続すること
により、PNP型トランジスタ５とNPN型トラン
ジスタ１のエミツタとエミツタ、ベースとベース
を結んだ回路であるから、NPN型の導通バイア
ス状態ではPNP型カツトオフであり、PNP型の
導通状態ではNPN型はカツトオフとなるので、
通常の動作時には補正用トランジスタ５は動作し
ないが、出力側の電圧が設定値を超えて制御用ト
ランジスタ１がカツトオフすると、補正用トラン
ジスタ５が導通して設定値より上昇した電圧を引
き下げるように動作する。補正用のトランジスタ
５のエミツタと直列のダイオード６は、制御用ト
ランジスタ１の導通時には補正用トランジスタ５
が確実にカツトオフであり、制御用トランジスタ
１と補正用トランジスタ５が同時に導通しないた
めの保護用である。
ースを制御用トランジスタ１のベース回路に、コ
レクタを出力の負極に、エミツタを順方向接続の
ダイオード６を通して出力の正極に接続すること
により、PNP型トランジスタ５とNPN型トラン
ジスタ１のエミツタとエミツタ、ベースとベース
を結んだ回路であるから、NPN型の導通バイア
ス状態ではPNP型カツトオフであり、PNP型の
導通状態ではNPN型はカツトオフとなるので、
通常の動作時には補正用トランジスタ５は動作し
ないが、出力側の電圧が設定値を超えて制御用ト
ランジスタ１がカツトオフすると、補正用トラン
ジスタ５が導通して設定値より上昇した電圧を引
き下げるように動作する。補正用のトランジスタ
５のエミツタと直列のダイオード６は、制御用ト
ランジスタ１の導通時には補正用トランジスタ５
が確実にカツトオフであり、制御用トランジスタ
１と補正用トランジスタ５が同時に導通しないた
めの保護用である。
本考案を第２図により説明する。NPN型制御
用トランジスタ１のコレクタを電源正極にエミツ
タを負荷に接続し、出力側と負極間に出力電圧分
割抵抗２を設け定電圧制御用の検知電圧を取り出
し、比較増幅器４に加えツエナダイオード３の出
力と比較し電圧差を増幅して制御トランジスタ１
のベース電流とし、定出力電圧を得る。出力側か
らダイオード６を通してPNP型補正用トランジ
スタ５のエミツタに入り、コレクタは負極側に接
続する補正用トランジスタ５のベースは制御トラ
ンジスタ１のベース及び比較増幅器４の出力と接
続し、比較増幅器４の出力がなく制御用トランジ
スタ１のエミツタ電圧がベース電圧より高くなる
と補正用トランジスタ５が動作し、出力側の高電
圧を補正する。
用トランジスタ１のコレクタを電源正極にエミツ
タを負荷に接続し、出力側と負極間に出力電圧分
割抵抗２を設け定電圧制御用の検知電圧を取り出
し、比較増幅器４に加えツエナダイオード３の出
力と比較し電圧差を増幅して制御トランジスタ１
のベース電流とし、定出力電圧を得る。出力側か
らダイオード６を通してPNP型補正用トランジ
スタ５のエミツタに入り、コレクタは負極側に接
続する補正用トランジスタ５のベースは制御トラ
ンジスタ１のベース及び比較増幅器４の出力と接
続し、比較増幅器４の出力がなく制御用トランジ
スタ１のエミツタ電圧がベース電圧より高くなる
と補正用トランジスタ５が動作し、出力側の高電
圧を補正する。
本考案は従来の定電圧電源回路に補正用トラン
ジスタ５と保護ダイオード６を追加するのみで出
力回路での過電圧を防止し、負荷と定電圧回路の
簡易で実用的な保護回路である。
ジスタ５と保護ダイオード６を追加するのみで出
力回路での過電圧を防止し、負荷と定電圧回路の
簡易で実用的な保護回路である。
なお上記回路の他の正極接地や負極側制御の回
路等についても、電流に合せて使用トランジスタ
の極性を合わせれば同様の効果がある。
路等についても、電流に合せて使用トランジスタ
の極性を合わせれば同様の効果がある。
第１図は従来の定電圧電源回路図で、第２図は
本考案の一実施例を示す定電圧電源回路である。 １，５……制御用トランジスタおよび補正用ト
ランジスタ、２……出力電圧分割抵抗器、３……
ツエナダイオード、４……比較増幅器、６……ダ
イオード。
本考案の一実施例を示す定電圧電源回路である。 １，５……制御用トランジスタおよび補正用ト
ランジスタ、２……出力電圧分割抵抗器、３……
ツエナダイオード、４……比較増幅器、６……ダ
イオード。
Claims (1)
- 出力電圧制御用のNPN型トランジスタのコレ
クタを電源の正極に、エミツタを負荷に接続し、
負荷側の出力電圧の一部を基準電圧と比較して誤
差分を増幅して逆相出力を前記制御用トランジス
タのベースに加える形式の定電圧電源回路におい
て、補正用のPNP型トランジスタのベースを制
御用トランジスタのベース回路に、コレクタを出
力の負極に、エミツタを順方向接続のダイオード
を通して出力の正極に接続してなり、リアクデイ
ブ負荷時に生じ易い、過渡動作時の出力電圧の一
時的上昇を防止するようにしたことを特徴とする
定電圧電源回路。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1980132111U JPH029377Y2 (ja) | 1980-09-17 | 1980-09-17 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1980132111U JPH029377Y2 (ja) | 1980-09-17 | 1980-09-17 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5755021U JPS5755021U (ja) | 1982-03-31 |
| JPH029377Y2 true JPH029377Y2 (ja) | 1990-03-08 |
Family
ID=29492367
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1980132111U Expired JPH029377Y2 (ja) | 1980-09-17 | 1980-09-17 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH029377Y2 (ja) |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5432172U (ja) * | 1977-08-08 | 1979-03-02 |
-
1980
- 1980-09-17 JP JP1980132111U patent/JPH029377Y2/ja not_active Expired
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5432172U (ja) * | 1977-08-08 | 1979-03-02 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5755021U (ja) | 1982-03-31 |
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