JPH02500266A - コンベヤ装置 - Google Patents

コンベヤ装置

Info

Publication number
JPH02500266A
JPH02500266A JP62506000A JP50600087A JPH02500266A JP H02500266 A JPH02500266 A JP H02500266A JP 62506000 A JP62506000 A JP 62506000A JP 50600087 A JP50600087 A JP 50600087A JP H02500266 A JPH02500266 A JP H02500266A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
conveyor
pallet
conveyor device
circulation
grounding
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP62506000A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2766479B2 (ja
Inventor
ファーリオン,オトマー
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Individual
Original Assignee
Individual
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Individual filed Critical Individual
Publication of JPH02500266A publication Critical patent/JPH02500266A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2766479B2 publication Critical patent/JP2766479B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B65CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
    • B65GTRANSPORT OR STORAGE DEVICES, e.g. CONVEYORS FOR LOADING OR TIPPING, SHOP CONVEYOR SYSTEMS OR PNEUMATIC TUBE CONVEYORS
    • B65G17/00Conveyors having an endless traction element, e.g. a chain, transmitting movement to a continuous or substantially-continuous load-carrying surface or to a series of individual load-carriers; Endless-chain conveyors in which the chains form the load-carrying surface
    • B65G17/002Conveyors having an endless traction element, e.g. a chain, transmitting movement to a continuous or substantially-continuous load-carrying surface or to a series of individual load-carriers; Endless-chain conveyors in which the chains form the load-carrying surface comprising load carriers resting on the traction element
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B65CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
    • B65GTRANSPORT OR STORAGE DEVICES, e.g. CONVEYORS FOR LOADING OR TIPPING, SHOP CONVEYOR SYSTEMS OR PNEUMATIC TUBE CONVEYORS
    • B65G35/00Mechanical conveyors not otherwise provided for
    • B65G35/06Mechanical conveyors not otherwise provided for comprising a load-carrier moving along a path, e.g. a closed path, and adapted to be engaged by any one of a series of traction elements spaced along the path
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B65CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
    • B65GTRANSPORT OR STORAGE DEVICES, e.g. CONVEYORS FOR LOADING OR TIPPING, SHOP CONVEYOR SYSTEMS OR PNEUMATIC TUBE CONVEYORS
    • B65G2201/00Indexing codes relating to handling devices, e.g. conveyors, characterised by the type of product or load being conveyed or handled
    • B65G2201/02Articles

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Intermediate Stations On Conveyors (AREA)
  • Control Of Conveyors (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 コンベヤ装置 本発明は請求の範囲第1項前段に記載のパレット用コンベヤ装置に関する。
実際にはこのタイプのコンベヤ装置は互いに平行に延設された搬送チェーンと個 々のチェーン部に取着された帯状の支持カバーを有し、該支持カバーの上面は平 滑な連続搬送面を形成している。前記パレットの脚部は上記搬送面上に置かれ、 前記パレットの荷重を受けて摩擦により搬送面と共に移動している。従い、前記 パレットが障害物に当った場合、例えば作業ステーションの前で待機中のパレッ トの列の後部に衝突したような場合、前記搬送チェーンはパレットの脚の下で空 転することになる。
上記のようなコンベヤライン上に設けられた作業ステーションには通常、非常に 高価な機械が備えられているため、上記循環コンベヤの搬送速度は前記作業ステ ーションにおける加工物の処理時間を考慮して設定しなければならず、過去にパ レットを個別の駆動装置により前記作業ステーションに迅速に引き込み又、コン ベヤ上に押し出すことで作業ステーションでの加工物供給時間の無駄を省くこと が提案されている。
上記タイプの補助搬送装置は例えばマルタクロス機構又は同様の間欠駆動機構を 備えており、その出力部が前記パレットに直接作用するようになっている。現実 には、パレットの寸法が大きい場合間欠駆動機構の寸法もそれに従って大きくな り、小規模な作業ステーションやパレットが地表近くを搬送されるような場合搬 送面の下に上記間欠駆動機構を設置することは困難である。上記のような場合は 、間欠駆動機構付近は作業性も悪く、保守作業も実施が困難であり、更に上記作 業ステーションでは金属切削等が行われるので切り粉が上記間欠駆動機構内部に 侵入し、損傷を生ずる可能性がある。
本発明は、主搬送速度よりはるかに速い速度でパレットを作業ステーション内に 引き込む上記のタイプの間欠駆動機構を付加することなく上述の問題を解決する ことを目的とする。
装置により達成することができる。
本発明に依するコンベヤ装置においては、少くとも2つの循環コンベヤがそれぞ れ異なった速度で常時走行しており、これらのコンベヤは概ね密閉されたコンベ ヤ面を備えているため金属の切粉には影響されない。パレットの接地部材は上記 コンベヤ面に載っており、コンベヤ面と上記接地部材との摩擦は制御可能となっ ているためパレットは速い方の搬送速度のコンベヤに接続することも遅い方の搬 送速度のコンベヤに接続することも任意である。また、接続を切り換える際、間 欠駆動機構の場合、機構自体の余分な質量を加速若しくは減速させなければなら ないのに対し、本発明に依るコンベヤ装置においては加速若しくは減速を行なう のはパレットとその上に載った加工物の質量のみである。更に、本発明に依るコ ンベヤ装置は高さを非常に低くすることが可能であり保守作業を必要とする複雑 な機械部品も作業ステーション近傍には存在しない。また、本コンベヤ装置は急 速に往復運動するような部分がないため事故の危険性も大きく減少する。最後に 、本発明に依るコンベヤ装置では前記2つの循環コンベヤの駆動機は異なる速度 で運転することができるので高速と低速のコンベヤの速度比も簡易に変更可能で ある。
本発明の有利な改良形式は従属請求の範囲に掲載されている。
例えば、請求の範囲第2項に記載のコンベヤ装置では、ブレーキが解除された場 合、コンベヤ移動搬送面からパレットに伝わる力が特に小さくなっている。
また、請求の範囲第3項に記載した本発明の改良形式においては、定置式の作動 手段は上記ブレーキ位置の切り換えが必要とされるコンベヤの地点にだけ設けれ ば良い。
請求の範囲第4項に記載のコンベヤ装置では、前記接地部材の車輪は車輪の端面 全体が搬送面上に載り、循環コンベヤ上に落ちて来る可能性のある切粉を排除す る効果を持っている。この場合も前記接地部材が非作動位置にある場合前記車輪 は循環コンベヤ上を端部の狭い部分で接触しながら(はとんど滑らずに)回転す るため、この部分ではコンベヤからパレットには非常に小さい力しか伝達されな いが、一方、他の接地部材では上記車輪はその端面全体をコンベヤ上に載せてい るためコンベヤからパレットに大きな力を確実に伝達することができる。
請求の範囲第6項のコンベヤ装置においては、接地部材のシューが循環コンベヤ 上に落ちた切粉を排除するようになっており、更に請求の範囲第6項に記載の接 地部材は機械的に非常に単純で頑強な構造を有することを特徴としている。
請求の範囲第7項に記載の本発明の改良形式では、前記接地部材はどちらの方向 にも調整可能であるため、最初の区間の循環コンベヤに対し90°の角度で走行 する横方向のコンベヤ区間にもパレットを交換することなく搬送ができるように なっている。
また、請求の範囲第9項に記載の本発明の改良形式においては前記接地部材の作 動位置においては最大限の駆動力を伝達し、非作動位置においては最小限の力し か伝達しない特徴を有している。
請求の範囲第10項に記載の本発明の改良形式においては、前記接地部材が非作 動位置にある場合に非常に小さい力しか伝達されないばかりでなく、前記接地部 材の作動位置と非作動位置間の切換えが小さな力で行なえるようになっている。
更に、請求の範囲第11項に依れば、上記接地部材の作動位置と非作動位置間の 切換えに要する機械的な力は循環コンベヤの動きを利用して供給される。従って 個々のパレットには、保守作業が必要となるバッテリーのような動力源が不要に なっている。
また、請求の範囲第12項に記載の本発明の改良形式では、接地部材の切換えに 要する力の供給は、最初の直線コンベヤから90°の角度で延びる第2のコンベ ヤに移動するときにも維持されるようになっている。
請求の範囲第13°項に依れば、パレットがその主軸方向に移動しているのか或 いは第2の軸線方向に移動しているのかが自動的に認識され、その瞬間的な搬送 方向に沿って他の接地部材の後になる接地部材は自動的に1対の組として制御さ れるようになっている。
請求の範囲第14項のコンベヤ装置では伝達力制御用の電子回路を作動させるの に必要とされる電圧の供給も2つの循環コンベヤの相対的な速度差から得られる ようになっている。
また、上記の場合電圧発生機により充電する小さな、保守作業の不要な蓄電池を 付加して、電圧の変化を平滑化すると共に、循環コンベヤが完全停止した後迅速 に制御回路を再起動できるようにすることも可能である。
請求の範囲第16項のコンベヤ装置では、パレットが待機中の他のパレットの列 後部や障害物に当ったとき、好ましくは、パレットと両方の循環コンベヤとの摩 擦接触が完全に解除されてパレットが互いに高速で衝突しないようにされている 。
また請求の範囲第17項に依る本発明の改良形式においては、通常は基準速度で 移動する搬送経路上の地点でも個々のパレットの加速、減速を行なうことができ るため、外乱により生じたコンベヤ装置上でのパレット配分の乱れは、コンベヤ 装置自体に付属する手段を用いることなく中央制御コンピューターの指示により 迅速に対処することができる。
請求の範囲第18項に依る本発明の改良形式では、高速コンベヤとパレット間の 摩擦接触は、この場合接触面が2倍にできるため極めて良好な値となっている。
更にパレットへの駆動力は対称に伝達されるためパレット速度を変えてもパレッ トの主軸方向に対してトルクが発生しない。
次に、請求の範囲第19項に依る本発明の改良形式では、前記作業ステーション をパレットの縁まで近づけることができる。また、この改良形式では移動パレッ トの外側面が平滑な形状であることも特長である。
更に、請求の範囲第22項に依るコンベヤ装置は、多数のパレットが1つの経路 で搬送され、その搬送速度を数個所でのみ変える必要がある場合に特に適してお り、機械的に特に頑丈で経済的なパレットを備えることができる。
そして、請求の範囲第24項に記載の改良形式においては循環コンベヤはパレッ トが載る平坦な連続表面と、固定板の上に沿って移動するのに適した平滑な連続 した側面を有している。
以下に本発明を、添付図面を参照して詳細に説明する。こ第1図は、パレットの 平面略本図と、パレットを異なる速度で移動させることが可能な2つのチェーン コンベヤの部分切取図; 第2図は、第1図に示したパレットの接地部材の1つの垂直断面図; 第3図は、第2図による接地部材の角部の平面図;第4図は、第1図に示すパレ ット用の改良形の接地部材を示す平面略本図; 第5図は、もう1つの改良形接地部材の垂直断面図;第6図は、別の改良形接地 部材を示す第5図と同様の図;第7図は、更に別の改良形接地部材の1部であり 、垂直軸まわりに回転可能な車輪の平面図; 第8図は、第1図と同様な図であるが、2組のチェーンコンベヤを設け、パレッ トの速度を多様に変更するようにした実施例; 第9図は、直角に交差する部分を有する搬送経路上を移動可能な改良形パレット の平面図; 第10図は、第9図に示したパレットの接地部材の下側を図示した平面図; 第11図は、第10図に示したパレットの機械的、電気的ブロック線図; 第12図は、第1図又は第8図と同様であるが、この場合パレット搬送速度を2 段階に調整するために3つのチェーンコンベヤを備えた実施例を示す図; 第13図は、斜め方向に向けて設置できる改良形パレットの下側の平面図; 第14図は、第13図のパレットの接地部材のシューの下側の平面図: 第15図は、第14図のシューのxv−xv線に沿った断面図;そして、第16 図は、改良形コンベヤ装置の切取部平面図である。
第1図に示すパレット10は破線で示した加工物12を、図示していない種々の 作業ステーションを経由して搬送している。パレット10を移動させるために第 1のチェーンコンベヤ14と第2のチェーンコンベヤ16が設けられており、矢 印18と20の長さが示すようにチェーンコンベヤ16はチェーンコンベヤ14 より速い速度で動いている。図においてパレット10は右側に2つの接地部材2 2.24を備え、左側にはやはり2つの接地部材26.28を備えており、上記 接地部材22から28はまず第1にパレット10と加工物12の重量をチェーン コンベヤ14と16に伝達し、同時にパレット10とチェーンコンベヤ14及び 16の一方との間に制御可能な摩擦接触抵抗による牽引力を発生させている。上 記パレットとチェーンコンベヤ間の摩擦抵抗の制御方法に関してはもっと詳細に 後述するが、簡単に言えば、上記制御は、例えばパレット10が低速で動く必要 があるときはチェーンコンベヤ14との摩擦抵抗が接地部材22と24により発 生し、その一方、接地部材26と28はチェーンコンベヤ16との間の摩擦抵抗 を解消するような方法で行なわれる。このためパレット10はチェーンコンベヤ 14と共に移動するが、チェーンコンベヤ16は接地部材26と28の下部を動 くことができ、該接地部材26と28は一時的に垂直方向の支柱としての機能の みを果たすことになる。反対にパレット10が高速で動く必要がある場合、接地 部材26.28とチェーンコンベヤ16との間に摩擦抵抗を発生し、接地部材2 2.24とチェーンコンベヤ14との間の摩擦抵抗は解消され、それにより接地 部材22.24はチェーンコンベヤ14上を滑動し、支柱としての機能のみを果 たすことになるのである。
それぞれの接地部材とチェーンコンベヤとの間の摩擦抵抗の発生、解消の制御は コンベヤの枠組と一体の作動部材、例えば第1図に示したカムレール30及び3 2と個々の接地部材22.24の従動ローラー34の協働により行なわれる。パ レット10の同じ側に配置された従動ローラー34が同時に作動するように、そ れらに対応するカムレール30.32と接地部材の従動ローラ34は、異なる平 面上に設置し、カムレール30.33を、前後に並んだ従動ローラー34の部分 に配置しても良い。また上記のようにする代わりに、各接地部材の制御機構を機 械的に連結して従動ローラーが1つだけしか必要でないようにすることも可能で ある。
第2図と第3図は接地部材の最初の実施例を示す。
図において接地部材はヨーク状のフレーム36を有し、そのフレーム36の側面 には車軸38が固定されており、硬質ゴム製のタイヤ42を備えた車輪4oが上 記車軸38回りを回転するように取着されている。更に車輪40には歯付きリム 44が車輪40に対して回転しないように取着され、該リム40は歯付き部材4 6と協働するようになっている。上記部材46はフレーム36に支持されたピン 50上に取着されている曲がり制動桿48の自由端に固着されている。上記制動 桿48は作動アーム52を有し、該作動アーム52の端部はカム溝56内を移動 する球状の従動部材54を形成している。上記カム溝56は作動スライド58に 設けられており、該作動スライドはガイド片60とガイドねじ62及びガイド溝 64を介して前記フレーム36に対して横方向に滑動するように配設されている 。また、前記カム溝56は第3図に示す形状でその下のフレーム36の上部壁に は開口66が設けられその内側寸法はカム溝56の行程より大きな幅を持つよう に設定されている。制動桿48の作動アーム52は上記開口部66内面に案内さ れている。
第2図に見られるように、前記ピン50の位置は制動桿48の被駆動アーム68 が、歯付き部材46と歯付きリム44が噛合するときに該リム44に対し略接線 方向に延びるように設定されている。また、制動桿48は、板はね72のばね受 けを構成する第3のアーム70を備え、板ばね72のり、バネ受け74の位置は 、上記制動桿48が噛合したときと解除されたときとで上記板はね72が、不安 定な中立位置からそれぞれ反対方向に同量だけ撓むように設定されている。
接地部材とチェーンコンベヤ間の上述の動きを容易にするため、上記チェーンコ ンベヤは実際のチェーンに取着した直方体の形の支持板76を有しており、それ ぞれの支持板76の上面は平滑な搬送面78を形成している。また上記支持板7 6の側面には側板80,82がそれぞれ設けられ上記支持板76と共にチェーン コンベヤのリンクチェーンを密封している。
上記側板80.82を搬送面78より少し上方まで延長して同時に接地部材22 の側面ガイドを兼ねるようにすることもできる。前記作業ステーションにおいて は、パレットは別個の位置決め手段により正確に工作機械に対して整合位置にセ ットされるため、上記作業ステーション間のパレット搬送には上記側面ガイドに よる案内で充分な機能を発揮する。
第3図に示す改良形の実施例では各々の接地部材の作動スライド58は、搬送方 向に対し平行に延設された連結稈84と搬送方向に対して直角に延設された連結 稈86とにより連結されており、それにより搬送方向に対して前後に並んだ接地 部材のブレーキは作動及び解除が同時に行なわれると共に、搬送方向に対して横 に並んだ接地部材のブレーキでは反対の動作が行なわれる。
次に、第4図に示す改良形の接地部材においては、車輪88は搬送方向に対して 直角に移動可能な車軸受けに取着された、搬送面78に垂直な車軸まわりに回転 するように配設されている。上記車軸受は2つの側面案内片92.94によりガ イドされ、車輪88は車軸受90にボルト98で固着した短車軸96に取着され ている。また第4図の短車軸96の下面は車軸88の下面と同じ高さにそろえら れている。
前記車軸受90が第4図に示す位置にある場合、車輪88はチェーンコンベヤの 搬送方向に対して直角方向の微小な滑りを発生しながら搬送面78上を回転する ため、車輪のこの位置ではチェーンコンベヤからパレットには実質的には力が伝 達されない。反対に、前記車軸受90が、車輪88がチェーンコンベヤに完全に 載る位置(図に破線で示す位置)まで第4図の右方向に移動した場合、車輪88 はもはや回転せず、摩擦抵抗によりチェーンコンベヤに牽引されることになる。
この状態では、上記チェーンコンベヤ14の搬送面とパレット10との間には大 きな摩擦抵抗が存在し、パレット10は障害物に衝突しない限りチェーンコンベ ヤ10と共に移動する。何故なら接地部材22の車輪88が第4図に破線で示し た位置にあるときにはそれに対応する接地部材26の車輪はチェーンコンベヤ1 6の縁で回転し、その位置は第4図に示した位置とちょうど鏡像対象となってい るためである。第4図に示すような形の接地部材を用いる場合、内側の側板80 は搬送面78より下で終っていることが理解されよう。しかし、この場合でも側 板80は前記支持板76の内側面と接触を保っているためチェーンコンベヤのリ ンクチェーンの密封は保たれている。同様に第5図と第6図に示す改良形接地部 材の場合にもこの状態は保たれている。
第5図に示す接地部材にはチェーンコンベヤに直角な方向に動くシュー100が 付属しており、該シューの下面に低摩擦カバー102と高摩擦カバー104が取 着されている。上記2つのカバーの境界線は搬送方向に平行に延びており、カバ ー102と104の2つの表面は互いに滑らかに接合しているため、上記シュー 100は第5図に示した位置からパレッ) 10−を持ち上げることなく右方向 に移動して、上記高摩擦カバー104を搬送面78上に連続的に移動させて行く ことが可能となっている。従って、上記シュー100が右方向に移動するにつれ て搬送面78とシュー100との間、即ちパレット10との間の摩擦抵抗が増加 することになる。第5図には、リンクチェーンの接合ビン11O1内側接合板1 08、外側接合板106等のチェーンコンベヤ内部構造が示されている。
第6図に示す改良形接地部材では、第5図における低摩擦カバー102は、搬送 方向に対して垂直な車軸まわりに、シュー100の軸受114.116に保持さ れて回転するローラー112に置き換えられている。また第6図のローラー11 2はその最下部の高さが前記高摩擦カバー104の表面と同一になるようにされ ている。
第7図に示す改良形接地部材においても、該接地部材とチェーンコンベヤ間の相 対運動が互いに抵抗を受けることなくできるように車輪118が用いられており 、この点では第2図に示した接地部材の場合と同様である。しかし、第2図の接 地部材の場合にはチェーンコンベヤと接地部材間に摩擦抵抗を発生させるために 車輪40を強力に制動していたのに対し、第7図の接地部材では摩擦抵抗を発生 させるために車輪118は第7図に示した位置から90度回転され、車軸が搬送 方向に対して平行になるようにされる。この位置では車軸118は回転すること ができず、前記接地部材はチェーンコンベヤに牽引されることになる。
搬送面78に垂直に設けた軸まわりの上述の車軸118の回転を可能とするため 、車輪118は搬送面78に垂直な枢軸ビン122を有する軸受ブラケット12 0に配設されており、上記枢軸ピンは接地部材の枠組(詳細は図示せず)に取着 され、やはり図示していないサーボモータにより回転される構成となっている。
第7図に示す接地部材を採用する場合、パレット10の側面ガイド手段、例えば 前記側板80.82の一方の2つの側面上を走る1対のローラーを付加するのが 好ましい。
第8図に示すように、低速チェーンコンベヤ14を2つ、高速チェーンコンベヤ 16を2つ設け、接地部材22から28の数もそれに応じて2倍にすることもで きる。上記構成により左右対称に力が伝達されることになり、パレット10の主 軸まわりにトルクが発生しなくなる。
第9図は第1図と同様なチェーンコンベヤ14と16と、それらに直角に延設さ れたチェーンコンベヤ14aと16aの配置を示す。図においてパレット10は 対角線上に配設された4つの接地部材22から28を備え、それぞれの接地部材 22から28は第5図に示したと同様に構成されている。しかし、第10図に示 すようにシューの低摩擦カバー102と高摩擦カバー104との境界線124は シューの長手方向の軸に対称になるように直角に折れ曲がっている。従って、第 9図に示すような接地部材の対角線上の配置では上記境界線の2つの部分は第5 図の実施例の場合と同様な形でチェーンコンベヤの縁に係合することになる。こ こで、シュー100の移動はせる際にパレット10がチェーンコンベヤ14と1 6の上を移動しているか、或いはチェーンコンベヤ14aと16a上を移動して いるかは問題にならない。しかし、搬送方向に対して前後方向に並んだ片側の1 組の接地部材は同時に作動し、他の1組も反対の動作を同時に行なわねばならな いため、互いに直角に延設された搬送経路のそれぞれの区間で上記の同時動作さ せる接地部材の組をその都度法めることが重要である。
パレット10の側面には、それぞれのコンベヤ上を滑ることなく2つずつの組に なって移動する4つの動力輪126.128゜130、132が設けられている 。ここで、チェーンコンベヤ14と16はどの場合でも異なる速度で運転される ため、どんなときにも上記動力輪のうち少くとも1つはチェーンコンベヤにより 駆動されており、これを用いて前記接地部材を調整するのニ必要とされる力をチ ェーンコンベヤの動きから取り出すことが可能となり、これによりパレット10 は専用の動力源を搭載する必要がなくなると共にカムレール30及び32等の定 置制御手段は大きな力を伝達するように設計する必要がなくなっている。
上述の目的のため、第11図に示すように動力輪126.128は差動歯車装置 134の1つの入力軸に連結されており、動力輪130.132は上記差動歯車 装置134の他の入力軸に連結されている。
また、上記差動歯車装置134の出力軸136は1対の歯車138と140を介 して、入力軸136の反対方向に回転する第2の軸142を駆動しており、軸1 36及び142は切替継手144から150を介して接地部材22から28の制 御部材152から158に接続されている。ここで、切替継手144から150 の制御は制御装置160により行われ、制御部材152から158は1方若しく は他方へ動かないようになっている。
上記制御装置160は前記切替継手144から150のそれぞれ2つずつを同じ 方向に作動させるように制御するが、このためには制御装置160は接地部材の うち、同時に作動させるべき組合せが、例えば22.24と26.28なのか、 或いは24.28と22.26なのかを認識する必要がある。これは反対側に位 置する2つの動力輪、上記の実施例においては動力輪126と130にシンクロ 162と164を配置し、それらの出力信号を合成することにより可能となる。
即ち、もし合成信号が得られたとするなら第9図のパレットは縦方向に進行して いることにな横方向に進行していることにフヨる。
軸142には更に小形の直流発電機166が連結され、制御装置160の作動に 必要な電力を供給している。
第9図と第11図は枠組と一体の作動手段と協働する制御用センサ168から1 74を示している。上記制御用センサ168から174は機械式スイッチ、近接 スイッチ、光学式センサのいずれでも良い。ここで上記センサ168と172は 高速搬送速度を調!し、センサ168はチェーンコンベヤ14と16上を動く際 、又センサ172はチェーンコンベヤ14aと16a上を動く際に作動する。同 様に制御用センサ170と174は第9図の縦方向及び横方向の低速搬送速度を 調整するのに用いられる。
上記に加え、パレット10は近接スイッチ176、178を備え、上述の実施例 においては制御用センサ170.174と同様に低速搬送速度の調整に使用して いる。しかし上記近接スイッチ170、174を前記制御装置160に別個の入 力として接続すると共に制御装置160を、近接スイッチ176、178から信 号が検出された場合接地部材22から28の全部をチェーンコンベヤとの間に低 摩擦状態に切り替えるように設計して、障害物に当って遅れたパレットの下でチ ェーンコンベヤがほとんど抵抗なく動けるよにすることもできる。
上述のように制御装置160で接地部材22から28を制御する際に、2チヤン ネルの受信機180をパレットに設置することにより、パレット10の速度をパ レットの移動距離とは無関係に、必要に応じて切替えることができる。即ち、上 記受信機18の出力によりパレット10の搬送速度を高速若しくは低速に調整す ることにより外乱によりパレット列に生じた疎密を迅速かつ簡単に平準化するこ とができる。
制御装置160はまた、継手140から150をパルス状に作動させることがで き、それにより接地部材22から28の可動部分を小刻みに移動させることがで きる。この方法により、第4図から第6図及び第10図に示したような接地部材 において接地部材と搬送面との間の摩擦抵抗を準連続的に変えることが可能とな り、そのため、ある一定速度から他の一定速度への移行の際加速特性を任意に設 定することが可能である。
第12図は、第8゛図に示したものと同様なコンベヤ装置の平面図である。しか し、低速搬送用にはチェーンコンベヤ14が1本だけしか設けられておらず、高 速搬送用には上記コンベヤに対し2本のチェーンコンベヤ16が対称に配置され ている。
上述のパレットの実施例においては、明示の目的のみのために、接地部材をパレ ット本体の外形線より外側に図示している。しかし、実際には、パレットが全体 的に平滑な外形を持つように上記の接地部材はパレット外形線の内側に配置する ことが理解されよう。
第13図はパレット下面の図であり第9図に示したと同様に接地部材が配列され ているが、本図のパレットは互いに直角を成す2方向に搬送可能であるだけでな く、第13図に示す位置から45度回転した状態でも搬送することができる。
上記のため多様な接地部材がピッチサークル182上に配置されている。図にお いて各辺の中央に位置する接地部材は第9図と全く同じ参照番号を付してあり、 45度回転した状態の、正方形パレット10の対角線上にある接地部材は文字a を付しである。
第14図と第15図に示すよう上記接地部材はそれぞれ、低摩擦カバー102と 高摩擦カバー104とを有するシュー100を備えている。しかし、シュー10 0には更に調整移動方向に延設された中央溝184が備えられており、該中央溝 184の側壁と底部にも同様に低摩擦材が貼付されている。
運転中それぞれの搬送方向に対して両側面にある接地部材はチェーンコンベヤ1 4と16の上を移動し、一方搬送方向に対して前後方向にある接地部材は、搬送 面より高い位置【、。
ある支持レール186上を摺動材料で内張すした溝184で摺動しながら移動す る。この方法によりパレット10は傾くことなく支持され、同時に側面方向をガ イドされることになる。
第13図に示したパレットは縦方向だけでなく、横方向にも同様に移動可能であ ることが理解されよう。更に本パレットは45度回転した状態で縦又は横方向に 移動可能である。
パレット10を45度及び90°又はこれらを組み合わせた角度に回転させるこ とは斜めの搬送経路上を搬送する際に有利なだけではない。作業ステーションに おいてはしばしばパレットは、加工物の特定の面を工具に対向させるために、元 の位置から45度及び90°又はこれらの組み合わせの角度で回転されるからで ある。また、加工物の上記の同じ面は後続の作業ステーションで再度同様の位置 にある工具に対向させられることが多く、そのためパレットは2度回転させられ ることになる。それに対して、第13図に図示した実施例においては、上記パレ ットはコンベヤ装置上に上記の回転したままの状態で戻すことができ、次の作業 ステーションにも直接この状態で供給できるためパレットを回転する工程が2度 省略できる。
上述の実施例においては異なる速度で進むチェーンコンベヤとパレットとの間の 摩擦接触をパレットに設けた継手部材を制御することにより調整する。チェーン コンベヤは所望の経路通りに延設することができる。
前記パレットとチェーンコンベヤとの間の摩擦接触の調整は、逆に前記チェーン コンベヤの1つにそれぞれ係合する固定式の接地部材を前記パレットに配設し、 前記チェーンコンベヤを所定の場所で進行方向に対して横方向に偏向させて、パ レットの前記継手部材と前記チェーンコンベヤのいずれかとを任意に係合させる ことにより、達成することもできる。
第16図はその実施例を示す。
パレット10は、その前部及び後部にガイドレール1920両側面に係合するガ イドローラ188.190を備えており、それにより前記パレット10は進行方 向に対して横向きの案内をされている。前記パレット10の下側には4つの接地 部材22から28が設けられており、該接地部材は固定構造で、この接地部材を 介して前記パレットは高速チェーンコンベヤの16a 、 16bのチェーンの 第16図に示す位置に載っている。
低速側のチェーンコンベヤは14aと14bとの2つのチェーンから成り、第1 6図に示す位置で前記パレット10の下方若しくは側方を自由に走行している。
また、搬送経路上の矢印194で示す地点で前記チェーン14a 、 14b及 び16a 、 16bは横方向に偏倚しており、この地点からは低速走行する前 記チェーン14aと14bがそれまで前記チェーン16a 、16bが占めてい た横方向における位置を占めている。従い第16図の進行方向では、矢印194 に示す地点で、前記接地部材22から28は前記14a 、 14bから前記1 6a 、16bに移行し、それにより上記地点で前記パレット10は低速から高 速に加速される。
互いに隣接した上記チェーン14aと16a及び14bと16bの組は、互いに 中央案内板196で離隔されており、該中央案内板の上縁は前記チェーンの上面 より下側に設けられている。
また、前記チェーン16a 、 16bの外側はそれぞれ案内板198で案内さ れており、前記チェーン16a 、 16bの外側はそれぞれ案内板200で案 内されている。上記の案内板の上縁も、前記チェーンコンベヤにより形成される 搬送面より下側に位置している。
個々のチェーン部分の横方向への偏倚を可能とするために、各々のチェーンは、 垂直ピン204を介して互いに連結されたチェーン片202から成っている。チ ェーン片は、進行方向の前端及び後端が前記ピン204と同軸の円筒面になって いる以外は概ね三角形をしている。
第16図の実施例は、搬送経路に沿って速度変化をさせる個所が少なく、非常に 多数のパレットを循環させるような場合に特に適している。この場合、上記パレ ットは、特に単純で頑強な構造になる。
16a 14a 16b 14b 特許庁長官 吉 1)文 毅 殿 1 特許出願の表示 PCT/EP 8710 O551 、発明の名称 コンベヤ装置 3 特許出願人 住 所 ドイツ連邦共和国、デー−7014コJレンベストノ−イムイルティス ベーク 31 氏 名 フ7−リオン、オドマー 4代理人 住 所 東京都港区虎ノ門−丁目8番10号静光虎ノ門ビlしT105 電話( 504)O’721 5 補正書の提出年月日 1988年5月10日 ユ」乙でヒ辷装置 本発明は請求の範囲第1項前段に記載のパレット用コンベヤ装置に関する。
上記のタイプのコンベヤ装置はGB−A 869900に開示されている。GB −A 869900に開示されたコンベヤ装置ではパレットの搬送速度を搬送経 路の特定の区画で変えることが可能となっている。上記のために、異った速度で 運転される2つのチェーンコンベヤが設けられており、そのうちの1つは標準速 度で走行し、搬送経路全体にわたって延設されているが、もっと高速で走行する 第2のコンベヤは短距離の加速区間にのみ設けられている。上記第2のコンベヤ は油圧シリンダにより上昇させることができるようになっているため、パレット を上記第1のコンベヤから持ち上げて、連続的に、もっと速い速度で移動させる 。
上記の公知コンベヤ装置は機構的に複雑であり、上記の速度変化個所を低コスト で変更することができないため、種々の生産ラインに対応して使用するのには適 当でない。さらに、公知のコンベヤ装置としては、互いに平行に延設された搬送 チェーンを備え、各々のチェーン片にはヨーク状の支持キャップが取着され、該 支持キャップの上面が平滑な連続搬送面を形成するものも知られている。パレッ トの脚部は上記搬送面上に置かれ、パレットの荷重を受けて摩擦により牽引され る、従って前記パレットが例えば加工ステージョンの前で待機中のパレット列の 後部等の障害物に衝突した場合、前記搬送チェーンはパレット脚部の下で空転す る。上記のようなコンベヤ装置を備えた製造ラインに設けられた加工ステージョ ンには非常に高価な機械が備えられているが、前記循環コンベヤの搬送速度は前 記加工ステージョンにおける加工物の工作時間を考慮して設定しなければならな いため既に、前記パレットを別々の駆動装置で前記加工ステージョンに迅速に引 き込み、又コンベヤ上に押し出すことにより、加工物を加工ステージョンに供給 する無駄な時間を減らすことが提案されている。
上記タイプの補助コンベヤ装置は例えばマルタクロス機構又は同種の間欠駆動機 構を備えておりその出力部が直接前記パレットに作用するようになっている。現 実には、パレット寸法が大きい場合間欠駆動機構もそれに応じて大きくなり、小 規模な加工ステージョンやパレットが地表近くを搬送されるような場合には上記 間欠駆動機構を前記搬送面の下に設置することは困難である。また、上記のよう な場合は上記間欠駆動機構付近は作業性も悪く、保守作業も実施が困難となる。
更に、上記作業ステーションでは金属の切削等が行なわれるため切り粉が上記間 欠駆動機構内部に侵入し、損傷を生ずる可能性がある。
本発明の目的は、標準搬送速度よりはるかに速い速度でパレットを前記作業ステ ーションに送入すると共に搬送経路上で速度を変更する地点を簡易に変更するこ とが可能なコンベヤ装置を提供することである。
上記目的は請求の範囲第1項に示す本発明に依るコンベヤ装置により達成するこ とができる。
本発明に依するコンベヤ装置においては、少くとも2つの循環コンベヤがそれぞ れ異なった速度で常時走行しており、これらのコンベヤは概ね密閉されたコンベ ヤ面を備えているため金属の切粉には影響されない。パレットの接地部材は上記 コンベヤ面に載っており、コンベヤ面と上記接地部材との摩擦は制御可能となっ ているためパレットは速い方の搬送速度のコンベヤに接続することも遅い方の搬 送速度のコンベヤに接続することも任意である。また、接続を切り換える際、間 欠駆動機構の場合、機構自体の余分な質量を加速若しくは減速させなければなら ないのに対し、本発明に依るコンベヤ装置においては加速若しくは減速を行なう のはパレットとその上に載った加工物の質量のみである。更に、本発明に依るコ ンベヤ装置は高さを非常に低くすることが可能であり保守(以下余白) 荀−求一辺一範二皿 1、互いに平行に延設され、略密閉搬送面を持つ、少くとも2つの循環コンベヤ (14、16)と、該循環コンベヤ(14゜16)上に接地部材(22から28 )を介して支えられたパレット(10)とを備え、前記循環コンベヤ(14、1 6)のうち少くとも2つは異なる速度で走行し、前記パレッ) (10)と前記 異なる速度で走行する循環コンベヤ(14、16)のグループとの間の摩擦係合 が変位により制御可能なコンベヤ装置において、前記パレット(10)と循環コ ンベヤ(14、16)との間の摩擦係合が、前記循環コンベヤ(14、16)の 前記搬送面(78)と前記パレット(10)の前記接地部材(22から28)と の間の摩擦係合を制御することにより行なわれ、上記制御が前記循環コンベヤ( 14、16)の1つと協働する全部の接地部材(22がら28)に同時に、しか も前記循環コンベヤ(14、16)の別々のものと協働する前記接地部材(22 から28)グループ間では逆位相に行なわれることを特徴とするコンベヤ装置。
Z 前記接地部材(22から28)の各々は、搬送方向に垂直で、かつ搬送面( 78)に平行な軸(38)回りに回転する車輪(40)と該車輪(40)に作用 する制御可能なブレーキ(44゜46)とを具備したことを特徴とする請求の範 囲第1項に記載のコンベヤ装置。
3、前記ブレーキ(44、46)を、その作動位置及び作動解除位置に、弾性及 び/又は摩擦抵抗によりロックする手段(72; 56 、54)を備えたこと を特徴とする請求の範囲第2項に記載のコンベヤ装置。
4、前記接地部材(22から28)の各々は、前記搬送面(78)に対して垂直 に配設された軸(96)まわりに回転する車輪(88)と、該車輪(88)を前 記循環コンベヤ(14、16)に対して横断方向に変位させる調整手段(90) を具備したことを特徴とする請求の範囲第1項に記載のコンベヤ装置。
5、前記車輪(88)は大きな直径を有する短車輪(96)に取着され、前記短 車軸(96)の下側端面は前記車輪の下側端面と同一面にあることを特徴とする 請求の範囲第4項に記載のコンベヤ装置。
6、前記接地部材(22から28)はシュー(100)を備え、該シュー(10 0)の底面は、互いに隣接して配置された高摩擦部(104)と低摩擦部(10 2)を有することを特徴とする請求の範囲第1項に記載のコンベヤ装置。
7、 前記接地部材(22から28)は正方形の頂点に配設され、前記パレット の主軸に対して45°の傾斜方向に移動可能である曇とを特徴とする請求の範囲 第4項から第6項までのいずれか1項に記載のコンベヤ装置。
8、前記高摩擦表面部と低摩擦表面部(102、104)との間の境界線(12 4)は、それぞれ前記パレットの前記主軸に平行に延設されて互いに直角を成す 直線部分を備えたことを特徴とする請求の範囲第6項に関する限りの請求の範囲 第7項に記載のコンベヤ装置。
9、前記接地部材(22から28)は、その低摩擦部である底面(102)を前 記搬送面上に有すると共に、上記低摩擦部近傍に配設された、前記搬送面(78 )に平行で、殿送方向に対して直角な車軸を有するローラー112を具備したこ とを特徴とする請求の範囲第1項に記載のコンベヤ装置。
(以下余白) 国際調査報告 国際調査報告

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.互いに平行に延設され、略密閉した搬送面を持つ、少くとも2つの循環コン ベヤと、前記循環コンベヤ上に接地部材を介して支えられたパレットとを備えた コンベヤ装置において、前記循環コンベヤ(14,16)のうち少くとも2つは 異なる速度で動いており、前記接地部材(22から28)と前記循環コンベヤ( 14,16)の前記搬送面(78)との間の摩擦係合が制御可能であると共に、 上記制御が、前記循環コンベヤ(14,16)の1つと協働する前記接地部材( 22から28)全部に同時に行なわれ、しかも前記循環コンベヤ(14,16) の1つと係合した前記接地部材(22から28)の異なる組については互いに逆 の位相で行なわれることを特徴とするコンベヤ装置。 2.前記接地部材(22から28)の各々は、搬送方向に垂直で、かつ搬送面( 78)に平行な車軸(38)回りに回転する車輪(40)と該車輪(40)に作 用する制御可能なブレーキ(44,46)とを具備したことを特徴とする請求の 範囲第1項に記載のコンベヤ装置。 3.前記ブレーキ(44,46)を、その作動位置及び作動解除位置に、弾性及 び/又は摩擦抵抗によりロックする手段(72;56,54)を備えたことを特 徴とする請求の範囲第2項に記載のコンベヤ装置。 4.前記接地部材(22から28)の各々は、前記搬送面(78)に対して垂直 に配設された車軸(96)まわりに回転する車輪(88)と、該車輪(88)を 前記循環コンベヤ(14,16)に対して横断方向に動かす調整手段(90)を 具備したことを特徴とする請求の範囲第1項に記載のコンベヤ装置。 5.前記車輪(88)は大きな直径を有する短車軸(96)に取着され、前記短 車軸(96)の下側端面は前記車輪の下側端面と同一面にあることを特徴とする 請求の範囲第4項に記載のコンベヤ装置。 6.前記接地部材(22から28)はシュー(100)を備え、該シュー(10 0)の底面は、互いに隣接して配置された高摩擦部(104)と低摩擦部(10 2)を有することを特徴とする請求の範囲第1項に記載のコンベヤ装置。 7.前記接地部材(22から28)は正方形の頂点に配設され、前記パレットの 主軸に対して45°の傾斜方向に移動可能であることを特徴とする請求の範囲第 4項から第6項までのいずれか1項に記載のコンベヤ装置。 8.前記高摩擦表面部と低摩擦表面部(102,104)との間の境界線(12 4)は、それぞれ前記パレットの前記主軸に平行に延設されて互いに直角を成す 直線部分を備えたことを特徴とする請求の範囲第6項に関する限りの請求の範囲 第7項に記載のコンベヤ装置。 9.前記接地部材(22から28)は、その低摩擦部である底面(102)を前 記搬送面上に有すると共に、上記低摩擦部近傍に配設された、前記搬送面(78 )に平行で、搬送方向に対して直角な車軸を有するローラー112を具備したこ とを特徴とする請求の範囲第1項に記載のコンベヤ装置。 10.前記接地部材(22から28)は各々、車軸が前記搬送面(78)に平行 な面内において進行方向に対して直角又は平行に調節可能である車輪(118) を具備することを特徴とする請求の範囲第1項に記載のコンベヤ装置。 11.前記循環コンベヤ(14,16)上の前記パレット(10)は、滑らずに 動く側面の動力輪(126から132)を備え、該動力輪(126から132) は差動歯車装置134の2つの入力部に連結され、該差動歯車装置は、互いに反 対方向に回転する2つの駆動軸(136,142)を駆動し、次に該駆動軸(1 36,142)は調整可能な継手(144,150)を介して、前記接地部材( 22から28)の可動部分に作用して摩擦抵抗を制御する制御手段(152から 158)に連結されていることを特徴とする請求の範囲第1項から第10項まで のいずれか1項に記載のコンベヤ装置。 12.前記パレット(10)は、前後に、別の動力輪(128,132)を有し 、 該動力輪(128,132)は前記差動歯車装置(134)の入力軸に回転可能 に接続されていることを特徴とする請求の範囲第11項に記載のコンベヤ装置。 13.前記動力輪(126から130)のうち、互いに反対側の位置にある2つ の動力輪にはシンクロ(162,164)が協働しており、上記2つのシンクロ の合成出力は、前記パレットの進行方向に依り、どの接地部材(22から28) を同時に作動させるかを決定するために用いられることを特徴とする請求の範囲 第12項に記載のコンベヤ装置。 14.前記差動歯車装置(134)の出力により駆動される電圧発生機(166 )を備えたことを特徴とする請求の範囲第11項から第13項のいずれか1項に 記載のコンベヤ装置。 15.前記パレット(10)は、制御用センサ(168から174)を保持して おり該制御用センサは、枠組と一体になった作動手段と協働して前記パレット( 10)を低速の搬送手段(14)若しくは、もっと高速で走行する搬送手段(1 6)に接続することを特徴とする請求の範囲第1項から第14項までのいずれか 1項に記載のコンベヤ装置。 16.近接スイッチ(176,180)を備え、その応答により、前記循環コン ベヤ(14,16)のうち前記パレットと少くとも高速側との摩擦係合、好まし くは前記循環コンベヤの全部との摩擦係合を中断することを特徴とする請求の範 囲第1項から第15項までのいずれか1項に記載のコンベヤ装置。 17.前記パレット(10)と低速側循環コンベヤ(14)若しくは高速側循環 コンベヤ(16)との摩擦係合を選択的に樹立するための無線作動の制御回路( 180)を具備したことを特徴とする請求の範囲第1項から第16項までのいず れか1項に記載のコンベヤ装置。 18.2つの高速循環コンベヤ(16)が1つ若しくは2つの低速循環コンベヤ (14)の外側に配設されていることを特徴とする請求の範囲第1項から第17 項までのいずれか1項に記載のコンベヤ装置。 19.前記接地部材は前記パレット(10)の下面の外形線より内側に配置され ていることを特徴とする請求の範囲第1項から第18項までのいずれか1項に記 載のコンベヤ装置。 20.前記接地部材(22から28)は4つ、好ましくは4の整数倍の複数個で あり、共通のピッチ内(182)上に外周方向に規則的に配設されたことを特徴 とする請求の範囲第19項に記載のコンベヤ装置。 21.前記接地部材(22から28)のシュー(100)は、それぞれ前記ピッ チ内の半径方向に延設され、支持レール(186)上を低摩擦材を介して摺動ず る溝(184)を備えることを特徴とする請求の範囲第20項に記載のコンベヤ 装置。 22.前記パレット(10)は固定式の接地部材(22から28)を備えると共 に、進行方向に垂直方向には恒久的に案内されており(188から192)、搬 送経路の所定の地点(194)で前記循環コンベヤ(14,16)が前記パレッ ト案内装置(188から192)に対して傾斜して延設されているため、前記循 環コンベヤの任意の一方若しくは他方が、前記接地部材(22から28)の走行 経路と整合することを特徴とする請求の範囲第1項に記載のコンベヤ装置。 23.前記循環コンベヤ(14,16)は搬送部材(202)を有する搬送チェ ーン(14a,14b,16a,16b)から成り、上記搬送部材(202)は 搬送面に対して垂直なピン(204)まわりに傾くことが可能であると共に搬送 経路の少くとも前記所定の地点(194)ではその両側面が案内板(196から 200)と係合しながら走行することを特徴とする請求の範囲第22項に記載の コンベヤ装置。 24.前記循環コンベヤ(14,16)の前記搬送部材は略直方体の外形である が前記搬送方向に対して前部面及び後部面は前記枢軸ピンと同心の円筒面で構成 されていることを特徴とする請求の範囲第23項に記載のコンベヤ装置。
JP62506000A 1986-10-03 1987-09-28 コンベヤ装置 Expired - Lifetime JP2766479B2 (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
DE19863633702 DE3633702A1 (de) 1986-10-03 1986-10-03 Foerdereinrichtung
DE3633702.1 1986-10-03

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH02500266A true JPH02500266A (ja) 1990-02-01
JP2766479B2 JP2766479B2 (ja) 1998-06-18

Family

ID=6310986

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP62506000A Expired - Lifetime JP2766479B2 (ja) 1986-10-03 1987-09-28 コンベヤ装置

Country Status (5)

Country Link
US (1) US4941563A (ja)
EP (1) EP0319549B1 (ja)
JP (1) JP2766479B2 (ja)
DE (2) DE3633702A1 (ja)
WO (1) WO1988002345A1 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6851636B2 (en) 2000-09-22 2005-02-08 Daiwa Seiko, Inc. Fishing reel

Families Citing this family (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
GB2303601B (en) * 1995-07-25 1999-04-28 Ace Assembly Systems Ltd Conveyor systems
US5709375A (en) * 1996-09-25 1998-01-20 Heidelberg Finishing Systems, Inc. Sheet material collating system
WO1999015445A1 (en) * 1997-09-22 1999-04-01 Middlesex General Industries, Inc. Snap-in runners for conveyor carriers
DE19826863B4 (de) * 1998-06-17 2004-11-25 Robert Bosch Gmbh Werkstückträger
US6938752B2 (en) 2001-08-08 2005-09-06 Jervis B. Webb Company Belt conveyor system with carrier plate
DE102004030870A1 (de) * 2004-06-25 2006-02-02 Siemens Ag Behälter zum Transportieren von Stückgütern
EP1972584A3 (en) * 2007-03-22 2011-11-09 Muller Martini Mailroom Systems, Inc. Buffer for closing gaps in product flow, and wrapping system incorporating such buffer
WO2012129693A1 (en) * 2011-03-31 2012-10-04 Ats Automation Tooling Systems Inc. Self-aligning pallets and a system for automated conveying of components through an assembly line
CN105201253A (zh) * 2015-10-20 2015-12-30 湖南三捷智能泊车有限责任公司 一种立体车库链条式车辆输送装置
DE102015225834A1 (de) * 2015-12-17 2017-06-22 Optima consumer GmbH Transportsystem für eine Anlage, insbesondere eine Herstell-, Verpackungs-, Abfüll-, Montage-, und/oder Bearbeitungsanlage
CN109775245B (zh) * 2019-02-26 2023-09-05 南京信息职业技术学院 基于环形输送线的工业新型传感器组合创新应用实训装置

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS514084B1 (ja) * 1971-01-27 1976-02-09
JPS5257643A (en) * 1975-10-31 1977-05-12 Sanyo Kiko Kk Pallet

Family Cites Families (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
GB869900A (en) * 1958-05-23 1961-06-07 King Ltd Geo W Improvements in or relating to conveyor systems
DE1756438C3 (de) * 1968-05-21 1975-01-23 Robert Bosch Gmbh, 7000 Stuttgart Für Fließfertigung bestimmte Förderbahn
DE1811986A1 (de) * 1968-11-30 1970-06-11 Dieter Bruhm Einrichtung zum Foerdern und Sortieren von Stueckgut
US3690433A (en) * 1970-07-16 1972-09-12 Polaroid Corp Nonsynchronous transfer apparatus
US3724052A (en) * 1970-08-03 1973-04-03 Bendix Corp Over travel linkage for assembly machine station
US3929079A (en) * 1971-04-30 1975-12-30 Gunnar Thure Eliassen Transport system
DE2253632C2 (de) * 1972-11-02 1982-09-16 E. Th. Noack, Inh. Ing. Leopold Masino Verpackungsmaschinen, 7500 Karlsruhe Übergabegerät
FR2269440A1 (en) * 1974-05-02 1975-11-28 Saunier Duval Drive device for guided carriage - has guide rollers on slide outside support for drive roller
US4256221A (en) * 1979-09-26 1981-03-17 Rwc, Inc. Workpiece assembly machinery
DE3408963A1 (de) * 1984-03-12 1985-09-19 Liebherr-Verzahntechnik Gmbh, 8960 Kempten Transportvorrichtung zum foerdern von traegern
US4757893A (en) * 1987-04-06 1988-07-19 Shabram Jr Lyle F Apparatus for positively spacing attached devices along a moving timing chain

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS514084B1 (ja) * 1971-01-27 1976-02-09
JPS5257643A (en) * 1975-10-31 1977-05-12 Sanyo Kiko Kk Pallet

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6851636B2 (en) 2000-09-22 2005-02-08 Daiwa Seiko, Inc. Fishing reel

Also Published As

Publication number Publication date
EP0319549A1 (de) 1989-06-14
DE3764806D1 (de) 1990-10-11
US4941563A (en) 1990-07-17
JP2766479B2 (ja) 1998-06-18
WO1988002345A1 (en) 1988-04-07
DE3633702A1 (de) 1988-04-14
EP0319549B1 (de) 1990-09-05

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5577593A (en) Carrier conveyor system
US5465827A (en) Transport arrangement for movable members
US4564100A (en) Carrier conveyor system
JPH02500266A (ja) コンベヤ装置
CA1057212A (en) Material handling apparatus
JPS61178319A (ja) 可傾荷台付自走キヤリツジ
CZ50496A3 (en) Device for shifting treated parts through a sequence of treatment stations
JP3687834B2 (ja) 作業用台車式搬送装置
KR20080022531A (ko) 주행대차
JPH05162839A (ja) 可動体使用の搬送設備
JPH04306162A (ja) パレット搬送設備
JPS61114910A (ja) ばら荷等の搬送装置
JPH05170325A (ja) 可動体使用の搬送設備
JP2783026B2 (ja) 可動体使用の搬送設備
JP2913878B2 (ja) 可動体搬送設備
CN105235696A (zh) 一种电动摆渡车
JPH0721452Y2 (ja) 仕分け装置
JPS6153287B2 (ja)
JP2714702B2 (ja) キャリヤ自走式コンベヤ
JPH09175642A (ja) 可動体使用の搬送設備
JP3202346B2 (ja) 搬送装置
CN220765638U (zh) 一种零件台板补给随行装置
JPH05170327A (ja) 自走体使用の床側搬送設備
JPH01139418A (ja) 高速自動仕分装置の荷物移載方法
CN118255115A (zh) 一种用于智能加工机群的输送装置和智能加工结构