JPH0238928B2 - - Google Patents

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JPH0238928B2
JPH0238928B2 JP59235216A JP23521684A JPH0238928B2 JP H0238928 B2 JPH0238928 B2 JP H0238928B2 JP 59235216 A JP59235216 A JP 59235216A JP 23521684 A JP23521684 A JP 23521684A JP H0238928 B2 JPH0238928 B2 JP H0238928B2
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JP
Japan
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imaging
light
overlap
array
degree
Prior art date
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Expired - Lifetime
Application number
JP59235216A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS61114219A (ja
Inventor
Hiroaki Tsucha
Michitaka Seya
Haruhisa Pponda
Michihiro Tokuhara
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
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Filing date
Publication date
Application filed by Canon Inc filed Critical Canon Inc
Priority to JP23521684A priority Critical patent/JPS61114219A/ja
Priority to US06/745,211 priority patent/US4641944A/en
Publication of JPS61114219A publication Critical patent/JPS61114219A/ja
Publication of JPH0238928B2 publication Critical patent/JPH0238928B2/ja
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  • Optical Systems Of Projection Type Copiers (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
[産業上の利用分野] 本発明は結像用光伝送体アレイによつて物体の
像を形成する結像光学系に係り、たとえば、複写
機等の光スキヤニング装置における結像光学系に
関する。 [従来技術] 光スキヤニング装置に用いられる結像光学系と
しては、従来、結像用光伝送体を千鳥状に二列配
列した複合列光学系が知られている(実公昭59−
9230号広報を参照)。 しかしながら、この結像光学系は、結像用光伝
送体を二列に配列するために、結像用光伝送体を
複数必要とし、またそれらの配列精度も非常に高
いものが要求される。そのために、製造工程の複
雑化およびコスト上昇を避けることができなかつ
た。 そこで、結像用光伝送体を一列に配列した結像
光学系が種々提案されている。 第8図は、光スキヤニング装置における従来の
結像光学系の構成を示す斜視図である。 同図において、原稿1は原稿台ガラス2上に裁
置され、原稿1の面(以下、原稿面とする。)が
光源3によつて照明される。原稿面での反射光
は、一列の結像用光伝送体アレイ4(以下、一列
アレイ4とする。)によつて感光体ドラム5上に
集束し、原稿面の像を感光体ドラム5上に結像さ
せる。したがつて、原稿1を光源3および一列ア
レイ4に対して相対的に矢印A方向に移動させる
ことで、感光体ドラム5上に原稿面全体の像に対
応した潜像を形成することができる。 しかしながら、一列アレイ4から感光体ドラム
5上へ集束する光は、中心部に比して周辺部の光
量が弱いという光量分布を有している。このよう
な光量分布を有する光が、第9図Aに示すように
感光体ドラム5上で一列に多数重なり合うと、第
9図Bに示すように光量むらが生じる。 第10図は、感光体ドラム5上の照明光の重な
り度Mと光量むらΔIとの関係を示すグラフであ
る。ただし、光量むらΔIは、第9図Bにおける
最大光量Imaxと最小光量Iminとを用いて表わさ
れ、ΔI=(Imax−Imin)/Imaxである。重なり
度Mは一列アレイ4の各素子の有効径Dと、感光
体ドラム5上での視野半径X0とで表わされ、M
=X0/Dである。また同グラフは、光量むらΔI
が重なり度Mに依存することを用いて数値シミユ
レーシヨンした結果である。 このグラフから明らかなように、重なり度Mが
M1,M2,M3,……の値を取る時に光量むらΔI
が小さくなることがわかる。一般に、複写機等に
おいて、画像に縞状のむらが現われなくなるのは
光量むらΔIが1.5%以下の時であることが確認さ
れている。したがつて、重なり度Mを上記各値に
設定すれば十分といえるが、重なり度Mの増大に
伴つて解像度も劣化するために、設定値はM1
たはM2であることが望ましい。 しかしながら原稿面と結像面との距離を一定と
した場合、重なり度MをM1またはM2に設定した
としても、実際には製造上重なり度Mにばらつき
が存在する。たとえば、M=M2とした一列アレ
イにおいて、重なり度Mに0.25のばらつきが存在
すると、最大4%の光量むらΔIが発生し得る。
このような光量むらΔIが存在すると、複写機で
は画像に縞状のむらが現われて実用に供すること
ができない。 [発明が解決しようとする問題点] このように、結像用光伝送体を一列に配列した
従来の結像光学系では、光量むらを除去すること
ができず、鮮明な結像を得ることができなかつ
た。 本発明は、一列配列の結像用光伝送体アレイで
あつても、光量むらを著しく軽減する結像光学系
を提供する。 [問題点を解決するための手段] 本発明による結像光学系は、一列または一列以
上の結像用光伝送体アレイによつて物体面の像を
結像面に結像する結像光学系において、前記物体
面又は前記結像面のいずれか一方の近傍であつ
て、前記結像用光伝送体アレイにより結像面上に
結像される光の光路中に、該光の中心線に関して
対称に2本の線状遮光部材を設け、該2本の線状
遮光部材により前記結像用光伝体アレイにより結
像面上に結像される該アレイの列方向の光の重な
り度による光量むらを補正することを特徴とす
る。 [作用] 上記線状遮光部材によつて重なり度Mのばらつ
きが存在しても光量むらΔIを十分に低く抑える
ことができる。 [実施例] 以下、本発明の実施例を図面を用いて詳細に説
明する。 第1図は、本発明による結像光学系の一実施例
の構成図であり、第2図は、本実施例における線
状マスクの斜視図である。ただし、第9図に示す
光学系と同一の部材には同一の番号を付してあ
る。 第1図において、感光体ドラム5の結像面近傍
には、二本の線状マスク6が支持枠7に支持さ
れ、光路の中心線に関して対称な位置に配置され
ている。したがつて、一列アレイ4を通過した光
の一部が二本の線状マスク6によつて遮光され
る。 次に、このような構成を有する本実施例の作用
効果を説明する。第3図に示すように、一列アレ
イ4の各素子の有効径をD、線状マスク6の幅を
W、光路の中心線と線状マスク6との距離をLと
する。 第4図および第5図は、重なり度をM2=3.25
として本実施例を構成した時の重なり度Mのばら
つきと光量むらΔIとの関係をWで変化させて示
したグラフであり、第4図はL=4D/10の場合、
第5図はL=6D/10の場合である。両グラフか
ら、光量むらΔIが1.5%以下となる重なり度Mの
ばらつき許容範囲を抽出し、次表に示す。
【表】
【表】 上表から明らかなように、線状マスク6の幅W
および配置位置(すなわち距離L)を適正に選択
することにより光量むらΔIを十分に減少させる
ことができる。本実施例では、線状マスク6が無
い場合(W=0の場合)に比べて、重なり度Mの
ばらつき許容範囲を2倍以上に広げることができ
る。 線状マスクの形状および配置位置には、種々の
変形例が考えられる。 第6図は、二本の線状マスク11を原稿面の側
に設けた第2実施例の構成図である。ただし、こ
の場合は、線状マスク11を光源3へ向けて傾斜
させ、照明光の損失を少なくすることが望まし
い。このように、線状マスクを物体面(ここでは
原稿面)の近傍に設けても、第1実施例と同様
に、重なり度Mのばらつき許容範囲を広げること
ができ、光量むらΔIを十分に減少させることが
できる。 第7図は、本発明の第3実施例の構成図であ
り、線状マスク31の断面形状を円形にしても上
記と同様の効果を得ることができる。 [発明の効果] 以上詳細に説明したように、本発明による結像
光学系は、簡単な線状遮光部材を設けることによ
り、一列の結像用光伝体アレイであつても光量む
らを実質的に排除でき、低コストで高品質の結像
を得ることができる。したがつて、たとえば複写
機等の光スキヤニング装置に用いた場合、縞状の
ピツチむらの無い良質の複写画像を得ることがで
きる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明による結像光学系の一実施例
の構成図、第2図は、本実施例における線状マス
クの斜視図、第3図は、本実施例の模式的構成
図、第4図および第5図は、重なり度をM2
3.25として本実施例を構成した時の重なり度Mの
ばらつきと光量むらΔIとの関係をWを変化させ
て示したグラフ、第6図ないし第7図は、各々本
発明の他の実施例の構成図、第8図は、光スキヤ
ニング装置における従来の結像光学系の構成を示
す斜視図、第9図AおよびBは、従来の結像光学
系の光量むらの発生を示す説明図、第10図は、
重なり度Mと光量むらΔIとの関係を示すグラフ
である。 4……結像用光伝送体アレイ、5……感光体ド
ラム、6,11,21,31……線状マスク。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 一列又は一列以上の結像用光伝送体アレイに
    よつて物体面の像を結像面に結像する結像光学系
    において、 前記物体面又は前記結像面のいずれか一方の近
    傍であつて、前記結像用光伝送体アレイにより結
    像面上に結像される光の光路中に、該光路の中心
    線に関して対称に2本の線状遮光部材を設け、該
    2本の線状遮光部材により前記結像用光伝送体ア
    レイにより結像面上に結像される該アレイの列方
    向の光の重なり度による光量むらを補正すること
    を特徴とする結像光学系。
JP23521684A 1984-06-21 1984-11-09 結像光学系 Granted JPS61114219A (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP23521684A JPS61114219A (ja) 1984-11-09 1984-11-09 結像光学系
US06/745,211 US4641944A (en) 1984-06-21 1985-06-17 Image exposing apparatus

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP23521684A JPS61114219A (ja) 1984-11-09 1984-11-09 結像光学系

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS61114219A JPS61114219A (ja) 1986-05-31
JPH0238928B2 true JPH0238928B2 (ja) 1990-09-03

Family

ID=16982798

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP23521684A Granted JPS61114219A (ja) 1984-06-21 1984-11-09 結像光学系

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH01108520A (ja) * 1987-10-22 1989-04-25 Canon Inc 屈折率分布型光学素子を用いた結像光学系

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS54154317A (en) * 1978-05-26 1979-12-05 Ricoh Co Ltd Aperture device of copying machines

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JPS54154317A (en) * 1978-05-26 1979-12-05 Ricoh Co Ltd Aperture device of copying machines

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JPS61114219A (ja) 1986-05-31

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