JPH02307496A - 洗濯機 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［発明の目的コ （産業上の利用分野） 本発明は、洗い行程、すすぎ行程および排水行程を有す
ると共に、洗い行程とすすぎ行程とを含んだ連続コース
を有し、前記各行程および前記連続コースを選択的に実
行するようにした洗濯機に関する。

（従来の技術） 従来、洗濯機においては、洗い時間設定スイッチ、すす
ぎ内容設定スイッチ、一時停止スイッチ兼用のスタート
スイッチおよび排水スイッチ等の各種スイッチを備え、
そしてマイクロコンピュータによって洗い行程、すすぎ
行程および排水行程を実行するようにしたものがある。

この場合、マイクロコンピュータは上記各行程の他に、
洗い行程およびすすぎ行程を含んだ連続コースを実行し
得るようになっている。

この種洗濯機における操作パネルを第８図に示している
。上記連続コースを実行する場合には、洗い時間設定ス
イッチ１によって洗い時間を設定し、すすぎ内容設定ス
イッチ２によってすすぎ時間を設定した上で、スタート
スイッチ３をオン操作すると、洗い行程、排水行程、す
すぎ行程が順に実行される。

ところでこの種の洗濯機においては、同図に示すように
、排水スイッチ４が備えられており、この排水スイッチ
４をオンすると排水行程を最終行程として付加すること
が設定される。つまり、洗い時間設定とすすぎ時間の設
定を行なってからこの排水スイッチをオン操作し、スタ
ートスイッチをオンすると、上述したように、洗い行程
、排水行程、すすぎ行程を実行した後、最終行程として
排水行程が実行される。

（発明が解決しようとする課題） ところで、最近では、洗濯後に槽内に残った水を、再度
洗濯に使用する傾向が多くなっており、特に、連続コー
スにて洗濯運転をした場合には、その傾向は強い。

しかしながら、上述のものでは、連続コースについて排
水行程を最終行程で行なう設定をすると、次の不都合が
発生することがある。即ち、排水行程を行なうか否かの
決定、つまり洗濯水を再使用するか否かの決定は、予想
される洗濯水の汚れ度とか次回の洗濯物量等にも関係す
るものでもある。

しかして、使用者が、洗濯水の汚れ度が大きくなると予
測したり、あるいは次回の洗濯物量を多く予定して、最
終行程での排水行程「有り」モードで運転を開始してし
まった場合、使用者の予測に反して洗濯水の汚れ度が低
かったり、あるいは次回の洗濯物量が少なかったりする
と、排水の必要がなくなったにもかかわらず排水行程が
実行されてしまう。また、使用者によっては、連続コー
スで洗濯運転を行ないたい場合に、すすぎ内容設定スイ
ッチの操作とともに一連の操作として習慣的に、あるい
は不用意にまたは無意識に排水スイッチをオンしてしま
うことも多々あって、槽内の洗濯水が使用者の意に反し
て排出されることがあった。

一方、上記洗濯機では、排水行程を単独で実行したい場
合に次の不具合があった。

この種の洗濯機においては、電源スィッチ（図示しない
）のオン状態では、洗い時間のうち「１０分」が初期設
定されており、この状態で洗い時間設定スイッチ１をオ
ン操作すると、その回数に応じて洗い時間が「１５分」
、「７分」、「５分」、「２分」、「０分」といったよ
うに設定される。

なお上記「０分」は洗い行程を実行しないことを意味し
ている。また、すすぎ内容設定スイッチ２はそのオン操
作回数によって「標準」、「念入り」、「節約」、「す
すぎ無し」が順に設定されるようになっている。この第
８図の状態では、洗い時間「１０分」が初期設定されて
いて、「１０分」表示用の発光ダイオードｄが点灯して
いる。この初期設定状態つまり運転終了状態で、排水行
程を単独で実行するには、洗い時間設定スイッチ１を、
「０分」が設定されるまで（この場合洗い時間表示用の
発光ダイオードがすべて消灯するまで）の回数でオン操
作し、その後排水スイッチ４をオン操作し、さらにスタ
ートスイッチ３をオン操作するといった、かなり面倒な
スイッチ操作を要する。

また、洗濯運転状態で排水行程を単独に実行する場合に
は、スタートスイッチ１をオンして（この場合一時停止
スイッチとして機能する）、この時点で設定されている
洗い時間またはすすぎモードをそれぞれ「０分」または
「すすぎ無し」とするように、所定回数のスイッチ操作
をした上で、排水スイッチ４をオン操作し、さらにスタ
ートスイッチ１をオン操作するといったこれまた面倒な
操作を要する。

本発明は上記事情に鑑みてなされたものであり、その第
１の目的は、不用意に、あるいは使用者の意に反して排
水行程が実行されてしまうことのない洗濯機を提供する
にある。

第２の目的は、不用意に、あるいは使用者の意に反して
排水行程が実行されてしまうことがなく、さらに運転終
了状態で排水行程を実行する場合のスイッチ操作を簡略
化できる洗濯機を提供するにある。

第３の目的は、不用意に、あるいは使用者の意に反して
排水行程が実行されてしまうことがなく、さらに運転状
態で排水行程を実行する場合のスイッチ操作を簡略化で
きる洗濯機を提供するにある。

［発明の構成コ （課題を解決するための手段） 第１の目的を達成するための手段は、排水スイッチを備
え、且つ、実行する行程およびコースとして、洗い行程
、すすぎ行程および排水行程を有すると共に、洗い行程
とすすぎ行程とを含んだ連続コースを有し、前記各行程
および前記連続コースを選択的に実行するようにしたも
のにおいて、前記連続コースの最終行程として排水行程
の設定を禁止したところに特徴を有する。

第２の目的を達成するための手段は、排水スイッチを備
え、且つ、実行する行程およびコースとして、洗い行程
、すすぎ行程および排水行程を有すると共に、洗い行程
とすすぎ行程とを含んだ連続コースを有し、前記各行程
および前記連続コースを選択的に実行するようにしたも
のにおいて、前記連続コースの最終行程として排水行程
の設定を禁止するようにし、且つ、運転終了状態では排
水スイッチのみの操作に応じて排水行程を実行するよう
になっているところに特徴を有する。

第３の目的を達成するための手段は、排水スイッチを備
え、且つ、実行する行程およびコースとして、洗い行程
、すすぎ行程および排水行程を有すると共に、洗い行程
とすすぎ行程とを含んだ連続コースを有し、前記各行程
および前記連続コースを選択的に実行するようにしたも
のにおいて、前記連続コースの最終行程として排水行程
の設定を禁止するようにし、且つ、一時停止スイッチを
備え、運転状態では一時停止スイッチの操作後の排水ス
イッチの操作に応じて排水行程を実行するようになって
いるところに特徴を有する。

（作用） 洗い行程とすすぎ行程とを含んだ連続コースが実行され
る場合、排水スイッチの操作があっても、該連続コース
の最終行程として排水行程が設定されることはないので
、該連続コースの終了時点で、不用意に、あるいは使用
者の意に反して槽内の洗濯水が排水されてしまうことは
ない。

また、運転終了状態では排水スイッチのみの操作に応じ
て排水行程を実行するものの場合には、運転終了状態か
ら単独で排水行程を実行するについて、洗い時間設定ス
イッチを複数回操作し且つ排水スイッチを操作しさらに
スタートスイッチを操作しなければならない従来と違っ
て、スイッチ操作がきわめて簡略化される。

さらに、一時停止スイッチを備え、運転状態では一時停
止スイッチの操作後の排水スイッチの操作に応じて排水
行程を実行するものの場合、運転状態から単独で排水行
程を実行するについて、一時停止スイッチを操作し、そ
の上で、洗い時間設定スイッチやすすぎ内容設定スイッ
チを複数回操作して設定内容をクリアし且つ排水スイッ
チを操作しさらにスタートスイッチを操作しなければな
らない従来と違って、スイッチ操作がきわめて簡略化さ
れる。

（実施例） 以下本発明の一実施例につき第１図ないし第７図を参照
して説明する。

まず、第７図において、外箱１１内には洗い槽１２およ
び図示しない脱水槽を配設し、外箱１１後部の操作箱１
３には操作パネル１４を設けている。この操作パネル１
４には、第４図に示すように、水流切替スイッチ１５．
洗い時間設定スイッチ１６．すすぎ内容設定スイッチ１
７．排水スイッチ１８および一時停止スイッチ兼用のス
タートスイッチ１９が設けられていると共に、発光ダイ
オードから成る表示器２０ないし３２が設けられている
。これらスイッチ１５ないし１つおよび表示器２０ない
し３２は洗いに関連するものである。

なお、この操作パネル１４には、他に脱水に関連するス
イッチおよび表示器として、シャワーすすぎ内容設定ス
イッチ３３．脱水時間設定スイッチ３４、一時停止スイ
ッチ兼用のスタートスイッチ３５が設けられていると共
に、表示器３６ないし４３が設けられている。

電気的構成を示す第３図において、交流電源４４には洗
いモータ４５．排水弁４６．洗い側給水弁４７．脱水モ
ータ４８および脱水側給水弁４９をトライアック５０な
いし５５を介して図示のように接続している。これらト
ライアック５０ないし５５はマイクロコンピュータ５６
によってオンオフされるものであり、このマイクロコン
ピュータ５６には定電圧回路５７から制御電源が与えら
れるようになっている。また、このマイクロコンピュー
タ５６には、前述した洗い側の各種スイッチ１５ないし
１９．脱水側の各種スイッチ３３ないし３５からスイッ
チ入力が与えられるようになっており、このマイクロコ
ンピュータ５６は内部に保有した制御プログラムに従っ
て、各種スイッチ入力に応じ運転を制御するようになっ
ている。

しかして、このマイクロコンピュータ５６は、これが実
行する行程およびコースとして、洗い行程、すすぎ行程
および排水行程を有すると共に、洗い行程およびすすぎ
行程を含んだ連続コース。

洗い行程のみから成る洗いのみコース、すすぎ行程のみ
から成るすすぎのみコースを有する。なお、洗いのみコ
ースは洗い時間設定スィッチ１６０オン操作回数に応じ
てそれぞれ実行時間が切り替えられるようになっている
。即ち、電源オン直後または運転終了後の初期設定状態
では、実行時間「１０分」が設定され、以下、洗い時間
設定スイッチ１６の操作回数に応じて「１５分」、「７
分」、「５分」、「２分」、「０分Ｊ、ｒｌｏ分ｊ。

・・・といったように順次設定される。なお、「０分」
は洗い行程の実行無しを意味する。また、すすぎのみコ
ースは、すすぎ内容設定スイッチ１７のオン操作回数に
応じてその内容が切り替えられるようになっている。即
ち、上記初期設定状態では、「すすぎ実行せず」が設定
されており、以下、すすぎ内容設定スイッチ１７のオン
操作回数に応じて「標準」、「念入り」、「節約」、「
すすぎ実行せず」、・・・といったように順次設定され
る。これら各コースのタイムチャートの一例を第６因に
示している。ここで、特徴的なことは、連続コースの最
終行程は排水行程以外の行程となっているところにある
。つまり、後述から明らかとなるが、連続コースの最終
コースとしては排水スイッチ１８の操作があっても排水
行程が設定されることが禁止される制御モードとなって
いる。

さて、洗濯運転について、マイクロコンピュータ５６の
制御内容と共に説明する。

第１図および第２図にはマイクロコンピュータ５６の制
御内容を示している。電源スィッチがオンされると、ま
たは運転が終了されると、まず初期設定がなされる（ス
テップＳｌ）。この初期設定においては、水流として「
標準」が設定されていると共に、コースとして洗いのみ
コース（「標準」）が設定されており、すすぎコースに
ついては「すすぎ実行せず」が設定され、そして排水の
有無については「実行せず」が設定されている。

なお、この初期設定状態における操作パネル１４の表示
器２０ないし３２の点灯状態は第４図に示した通りであ
る。

使用者がこの初期設定状態で、いずれかのスイッチをオ
ン操作すると、そのスイッチに該当するスイッチ入力が
マイクロコンピュータ５６に与えられ（ステップＳ２）
、マイクロコンピュータ５６は、このスイッチがスター
トスイッチ１つでなく且つ排水スイッチ３２でもない場
合（ステップＳ３．ステップＳ４）には、操作されたス
イッチの操作内容に応じてコースを設定する（ステップ
Ｓ５’）。そして、スタートスイッチ１９がオン操作さ
れると、設定内容に応じたコースで運転が開始され（ス
テップＳ６）、排水スイッチ１８がオン操作されると排
水行程が単独で実行される（サブルーチン化されたステ
ップＳ７）。このことかられかるように、使用者におい
て、連続コースが設定した場合、排水スイッチ１８が操
作されたとしても、該排水スイッチ１８では排水行程が
実行されるのみであって、この連続コースの最終行程と
して排水行程が設定されることは禁止されている。なお
、排水スイッチ１８がオンされると、表示器２０ないし
３２の表示状態は第５図に示すように変更される。即ち
、排水「有り」表示用の表示器３２が点滅され、それ以
外はすべて消灯される。

マイクロコンピュータ５６は、いずれかのコースが設定
されて、そのコースで運転を開始すると、その後、再度
スタートスイッチ１９がオン操作されたか、つまり一時
停止スイッチとしての入力がないままに（ステップＳ８
で判断）設定運転時間が経過すると（ステップＳ９で判
断）、運転を終了【７（ステップ５１０）、初期設定に
戻る。

ここで、運転状態において、一時停止スイッチとしての
入力があると運転を停止しくステップＳ〕１）、排水ス
イッチ１８がオン操作されると（ステップＳ１２で判断
）、排水行程（サブルーチン化されたステップ８１３）
を実行する。この排水行程は、サブルーチン化されたス
テップＳ７および１３の内容をしめず第２図のように制
御される。即ち、排水弁４６をオンして（ステップＰ１
）、設定された排水時間を経過するか（ステップＰ２で
判断）、または排水スイッチ１８がオン即ち排水停止ス
イッチとしての入力があるか（ステップＰ３で判断）す
れば、排水弁４６をオフして（ステップＰ４）この排水
行程を終了する。

上述した本実施例によれば、連続コースの最終コー・−
スとして排水行程の設定を禁止するから、洗い行程とす
すぎ行程とを含んだ連続コースが実行される場合、該連
続コースの最終行程として排水行程が設定されることは
ないので、使用者が、不用意に排水スイッチ１８を操作
したとしても、該連続コースの終了時点で槽内の洗濯水
が排水されてしまうことはない。従って、使用者は、洗
濯水の再使用についての判断を洗濯水の汚れ度が判明し
た時点（該連続コースの終了時点）で、排水する、しな
いの決定ができて、水の無駄等をなくすことができる。

また、運転終了状態（初期設定状態）では排水スイッチ
１８のみの操作に応じて排水行程を実行するから、運転
終了状態から単独で排水行程を実行するについて、洗い
時間設定スイッチ１６を複数回操作し且つ排水スイッチ
１８を操作しさらにスタートスイッチ１９を操作しなけ
ればならない従来と違って、スイッチ操作をきわめて簡
略化できる。

さらに、一時停止スイッチ（スタートスイッチ１９にて
兼用）を備え、運転状態では一時停止スイッチの操作後
の排水スイッチ１８の操作に応じて排水行程を実行する
から、運転状態から単独で排水行程を実行するについて
、一時停止スイッチ（スタートスイッチ１９）を操作し
、その上で、すすぎ内容設定スイッチ１７と、進行度合
いによっては洗い時間設定スイッチ１６とを複数回操作
してクリアし且つ排水スイッチ１８を操作しさらにスタ
ートスイッチ１９を操作しなければならなかった従来と
違って、スイッチ操作をきわめて簡略化できる。

［発明の効果Ｊ 本発明は以上の記述にて明らかなように、次の効果を得
ることができる。

請求項１の洗濯機においては、連続コースの最終行程と
して排水行程が設定されることはないので、使用者が、
不用意に排水スイッチを操作したとしても、該連続コー
スの終了時点で槽内の洗濯水が排水されてしまうことは
なく、従って、使用者は、洗濯水の汚れ度が判明した時
点つまり該連続コースの終了時点で、洗濯水の再使用ま
たは廃棄について、状況を把握した上で決定でき、水の
無駄等をなくすことができる。

請求項２の洗濯機においては、上記効果を得ることがで
きるのに加え、運転終了状態から単独で排水行程を実行
するについてのスイッチ操作をきわめて簡略化できる。

請求項３の洗濯機においては、請求項１の洗濯機と同様
の効果を得ることができるのに加え、運転途中状態から
単独で排水行程を実行するについてのスイッチ操作をき
わめて簡略化できる。

【図面の簡単な説明】

第１図ないし第７図は本発明の一実施例を示し、第１図
および第２図はマイクロコンピュータの制御内容を示す
フローチャート、第３図は電気的構成を示す図、第４図
は操作パネルの正面図、第５図は表示器の表示状態が異
なる第４図相当図、第６図は各コースの一例を示すタイ
ムチャート、第７図は洗濯機の斜視図である。第８図は
従来例を示す第４図相当図である。 図中、１６は洗い時間設定スイッチ、１７はすすぎ内容
設定スイッチ、１８は排水スイッチ、１９はスタートス
イッチ（一時停止スイッチ）、４６は排水弁、５６はマ
イクロコンピュータである。 出願人　　株式会社　　東　　芝 代理人　　弁理士　佐　藤　　強 諮　２　図 第　３　図 第　４　図 ｊＰ、５　　図

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、排水スイッチを備え、且つ、実行する行程およびコ
   ースとして、洗い行程、すすぎ行程および排水行程を有
   すると共に、洗い行程とすすぎ行程とを含んだ連続コー
   スを有し、前記各行程および前記連続コースを選択的に
   実行するようにしたものにおいて、前記連続コースの最
   終行程として排水行程の設定を禁止したことを特徴とす
   る洗濯機。 ２、運転終了状態では排水スイッチのみの操作に応じて
   排水行程を実行するようになっていることを特徴とする
   請求項１記載の洗濯機。 ３、一時停止スイッチを備え、運転状態では一時停止ス
   イッチの操作後の排水スイッチの操作に応じて排水行程
   を実行するようになっていることを特徴とする請求項１
   記載の洗濯機。