JPH0226927Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0226927Y2 JPH0226927Y2 JP12785484U JP12785484U JPH0226927Y2 JP H0226927 Y2 JPH0226927 Y2 JP H0226927Y2 JP 12785484 U JP12785484 U JP 12785484U JP 12785484 U JP12785484 U JP 12785484U JP H0226927 Y2 JPH0226927 Y2 JP H0226927Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- furnace
- slab
- slabs
- zone
- burner
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 238000010438 heat treatment Methods 0.000 claims description 16
- 238000002791 soaking Methods 0.000 claims description 8
- 238000002485 combustion reaction Methods 0.000 description 1
- 238000005192 partition Methods 0.000 description 1
- 230000005855 radiation Effects 0.000 description 1
- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
Landscapes
- Tunnel Furnaces (AREA)
- Heat Treatments In General, Especially Conveying And Cooling (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本考案は、スラブ用連続加熱炉に関するもので
ある。
ある。
(従来の技術)
従来、前記スラブ用連続加熱炉としては、種々
の形式のものがあるが、たとえば、特公昭55−
43048号公報で、スラブを直立状態で加熱する連
続加熱炉が提案されている。
の形式のものがあるが、たとえば、特公昭55−
43048号公報で、スラブを直立状態で加熱する連
続加熱炉が提案されている。
この炉では、スラブが直立状態で搬送されるの
で、炉内容積を小とし、かつ、圧延した場合、そ
の表面となるスラブ表面に傷をつけることがない
という利点を有する。
で、炉内容積を小とし、かつ、圧延した場合、そ
の表面となるスラブ表面に傷をつけることがない
という利点を有する。
(考案の解決しようとする問題点)
しかしながら、スラブは、スラブの側方で、か
つ、炉の上下部に配置したバーナでのみ加熱する
ため、スラブを均一加熱することができないばか
りか、スラブ底面にスキツドマークが生じやすい
という欠点を有する。
つ、炉の上下部に配置したバーナでのみ加熱する
ため、スラブを均一加熱することができないばか
りか、スラブ底面にスキツドマークが生じやすい
という欠点を有する。
(問題点を解決するための手段)
本考案は、前記欠点を除去するために、加熱帯
に炉幅方向に突出した炉側壁部を設け、ここに軸
流バーナを設け、かつ、均熱帯にサイドバーナを
設ける構成とすることにより、スラブを均一加熱
でき、かつ、スラブ下面を加熱してスキツドマー
クの発生を防止したものである。
に炉幅方向に突出した炉側壁部を設け、ここに軸
流バーナを設け、かつ、均熱帯にサイドバーナを
設ける構成とすることにより、スラブを均一加熱
でき、かつ、スラブ下面を加熱してスキツドマー
クの発生を防止したものである。
(実施例)
次に、本考案を一実施例である図面にしたがつ
て説明する。
て説明する。
図において、1は連続加熱炉を示し、予熱・加
熱帯2と均熱帯3とからなり、各帯の下部には溝
型搬送ローラ4が、天井部には、左・右一対の省
降可能なガイドレール5が、また、炉床部にはス
ケール排出用開口6が設けてある。そして、前記
開口6は、炉本体の下部に設けた水封トラフ11
に断熱ダンパー12を介して連通している。
熱帯2と均熱帯3とからなり、各帯の下部には溝
型搬送ローラ4が、天井部には、左・右一対の省
降可能なガイドレール5が、また、炉床部にはス
ケール排出用開口6が設けてある。そして、前記
開口6は、炉本体の下部に設けた水封トラフ11
に断熱ダンパー12を介して連通している。
したがつて、搬送ローラ4により炉内搬送され
るスラブWは、ガイドレール5の昇降調整により
その上端部が位置決めされ、転倒することなく直
立状態で搬送されることになる。
るスラブWは、ガイドレール5の昇降調整により
その上端部が位置決めされ、転倒することなく直
立状態で搬送されることになる。
また、予熱・加熱帯2の側壁の一部は炉幅方向
に突出し、この突出した炉側壁部7に、軸流バー
ナ8が炉装入口1aに向つて設けてあり、かつ、
スロート部7にはサイドバーナ8aが設けてあ
る。
に突出し、この突出した炉側壁部7に、軸流バー
ナ8が炉装入口1aに向つて設けてあり、かつ、
スロート部7にはサイドバーナ8aが設けてあ
る。
一方、均熱帯3の炉壁には、サイドバーナであ
る輻射バーナ9が、搬送ローラ4の上下部にそれ
ぞれ設けてある。なお、10は仕切壁で、均熱室
Rを上下に2区画し、輻射バーナ9a,9bの燃
焼量を調節することにより2室R1,R2の温度を
コントロール可能としてある。また、サイドバー
ナ9cはスラブWの下面を加熱するものである。
る輻射バーナ9が、搬送ローラ4の上下部にそれ
ぞれ設けてある。なお、10は仕切壁で、均熱室
Rを上下に2区画し、輻射バーナ9a,9bの燃
焼量を調節することにより2室R1,R2の温度を
コントロール可能としてある。また、サイドバー
ナ9cはスラブWの下面を加熱するものである。
前記構成からなるため、スラブWは、予熱・加
熱帯2では軸流バーナで、均熱帯3ではサイドバ
ーナ9により加熱されるものである。
熱帯2では軸流バーナで、均熱帯3ではサイドバ
ーナ9により加熱されるものである。
なお、前記実施例では、炉内搬送装置を、溝型
ローラ4とガイド部材である天井部に位置するガ
イドレール5から構成したが、前記ガイドレール
は、第4図に示すように、炉側壁に進退可能に複
数のガイドレールを設けて、スラブの大きさに対
応して、選択使用するようにしてもよい。
ローラ4とガイド部材である天井部に位置するガ
イドレール5から構成したが、前記ガイドレール
は、第4図に示すように、炉側壁に進退可能に複
数のガイドレールを設けて、スラブの大きさに対
応して、選択使用するようにしてもよい。
(考案の効果)
以上の説明で明らかなように、本考案にかかる
スラブ用連続加熱炉によれば、スラブは予熱・加
熱帯では軸流バーナで加熱されるため、従来のも
のに比べて均一加熱され、かつ、均熱帯ではサイ
ドバーナでスラブの底面も加熱されるため、より
一層均一加熱されるとともに、スラブ底面にスキ
ツドマークの付着も防止されることとなる。
スラブ用連続加熱炉によれば、スラブは予熱・加
熱帯では軸流バーナで加熱されるため、従来のも
のに比べて均一加熱され、かつ、均熱帯ではサイ
ドバーナでスラブの底面も加熱されるため、より
一層均一加熱されるとともに、スラブ底面にスキ
ツドマークの付着も防止されることとなる。
第1図は本考案にかかるスラブ用加熱炉の平面
断面図、第2図は第1図の−線断面図、第3
図は第1図の−線断面図で、第4図はガイド
レールの取付方の他の実施例を示す断面図であ
る。 2……予熱・加熱帯、3……均熱帯、4……搬
送ローラ、5……ガイドレール、7……突出炉側
壁部、8……軸流バーナ、9a〜9c……サイド
バーナ、W……スラブ。
断面図、第2図は第1図の−線断面図、第3
図は第1図の−線断面図で、第4図はガイド
レールの取付方の他の実施例を示す断面図であ
る。 2……予熱・加熱帯、3……均熱帯、4……搬
送ローラ、5……ガイドレール、7……突出炉側
壁部、8……軸流バーナ、9a〜9c……サイド
バーナ、W……スラブ。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 炉幅方向に突出した炉側壁部に軸流バーナを
配設した多帯式加熱帯と、サイドバーナを配設
した均熱帯とで炉本体を構成し、炉内搬送手段
によりスラブを直立状態で搬送することを特徴
とするスラブ用連続加熱炉。 (2) 前記炉内搬送手段が、溝型ローラとスラブの
上部両側に位置するガイド部材とからなること
を特徴とする前記実用新案登録請求の範囲第1
項に記載のスラブ用連続加熱炉。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12785484U JPS6143256U (ja) | 1984-08-22 | 1984-08-22 | スラブ用連続加熱炉 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12785484U JPS6143256U (ja) | 1984-08-22 | 1984-08-22 | スラブ用連続加熱炉 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6143256U JPS6143256U (ja) | 1986-03-20 |
JPH0226927Y2 true JPH0226927Y2 (ja) | 1990-07-20 |
Family
ID=30686484
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP12785484U Granted JPS6143256U (ja) | 1984-08-22 | 1984-08-22 | スラブ用連続加熱炉 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6143256U (ja) |
-
1984
- 1984-08-22 JP JP12785484U patent/JPS6143256U/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6143256U (ja) | 1986-03-20 |
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