JPH02255761A - ポリアミド樹脂組成物 - Google Patents

ポリアミド樹脂組成物

Info

Publication number
JPH02255761A
JPH02255761A JP7779289A JP7779289A JPH02255761A JP H02255761 A JPH02255761 A JP H02255761A JP 7779289 A JP7779289 A JP 7779289A JP 7779289 A JP7779289 A JP 7779289A JP H02255761 A JPH02255761 A JP H02255761A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
group
resin composition
nylon
weight
mica
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP7779289A
Other languages
English (en)
Inventor
Mitsuo Saka
坂 三男
Akio Aoyama
彰夫 青山
Hideji Tsuchikawa
土川 秀治
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
JSR Corp
Original Assignee
Japan Synthetic Rubber Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Japan Synthetic Rubber Co Ltd filed Critical Japan Synthetic Rubber Co Ltd
Priority to JP7779289A priority Critical patent/JPH02255761A/ja
Publication of JPH02255761A publication Critical patent/JPH02255761A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 a、産業上の利用分野 本発明は、耐熱性、寸法安定性に優れ、耐衝撃性の改良
されたポリアミド樹脂組成物に関する。
b、従来の技術 テトラメチレンジアミンとアジピン酸およびそれらの機
能誘導体からなるポリアミド樹脂は、ナイロン46樹脂
として知られている。
このナイロン46樹脂は、引張強度、曲げ強度などの機
械的強度に優れ、また耐熱性、摺動特性などに優れてい
るために、有用なエンジニアリングプラスチックとして
その実用上の価値が大きい。
しかし、ナイロン46樹脂は寸法安定性が劣るという欠
点を持っている。この欠点を改良するために、ミネラル
強化剤などを添加する方法があるが、この方法では耐衝
撃性は十分には改良されない。
C0発明が解決しようとする問題点 本発明者らは、ナイロン46樹脂に各種無機物充填剤を
添加し、寸法安定性の改良を試みたが、得られた樹脂の
耐衝撃性の向上は見られず、実用の供し得なかった。
そこで本発明者らは、耐熱性、寸法安定性および耐衝撃
性に優れた熱可塑性樹脂組成物について鋭意検討した結
果、ナイロン46樹脂にマイカおよび特定な変性ゴム質
重合体を溶融混合することにより、従来にない性能を有
する熱可塑性樹脂組成物が得られることを見い出し、本
発明に到達した。
d0問題点を解決するための手段 本発明は、ポリテトラメチレンアジパミド(a)50〜
80重量%、マイカ(b)15〜45重量%、およびエ
ポキシ基、酸無水物基、カルボキシル基、アミノ基から
選ばれる少な(とも1種の官能基を有する化合物によっ
て変性された変性ゴム質重合体(C)5〜20重量%を
溶融混合してなることを特徴とするポリアミド樹脂組成
物を提供するものである。
以下、さらに詳細に本発明を説明する。
本発明の(a)成分として用いられるナイロン46樹脂
は、下記の一般式 %式%) を有するもので、分子量からいえば相対粘度(η  :
測定温度30℃、97%硫酸を使用し、el 濃度I K /100m1で測定)が2〜4.5の範囲
のものが好ましく、さらに好ましくは2,5〜3.5、
特に好ましくは3〜3.5の範囲にあるものである。
(a)成分であるナイロン46の使用量は50〜80重
量%であり、好ましくは60〜75重量%である。使用
量が50重量%未満では耐衝撃性や成形性などが著るし
く低下し、また、80重量%を超えた場合は寸法安定性
の改良効果がみられない。
本発明に用いる(b)成分のマイカは、例えば、KA1
2  (AISi301o)(OH)2で表わされるア
ルミナケイ酸塩であり、比重2.74〜2.95、粒径
20〜600μ、モース硬度2゜4・−3などの特性を
持つフレーク状のミネラル充填剤が好ましい。また、マ
イカは必要に応じてシランカップリング剤などで前処理
したものも使用することができる。
(b)成分であるマイカの使用量は15〜45重量%で
あり、好ましくは25〜35重量%である。使用量が1
5重量%未満では寸法安定性の改良効果が乏しく、また
、45重量%を超えると耐衝撃性や成形外観などが低下
して好ましくない。
本発明の(e)成分の変性ゴム質重合体のゴム質重合体
は、ゴム状重合体、熱可塑性エラストマー、またはこれ
らにスチレン系単量体を主成分とする単量体をグラフト
重合して得られるグラフト共重合体を指し、ここにいう
ゴム状重合体、熱可塑性エラストマー、グラフト共重合
体は、2種以上を混合して用いることもできる。
さらに詳しく説明すると、上記ゴム状重合体としては、
ポリブタジェン、スチレン−ブタジェン共重合体、アク
リロニトリル−ブタジェン共重合体、ポリイソプレンな
どのジエン系ゴム、エチレン−プロピレン共重合体やエ
チレン−プロピレン−ポリエン共重合体などのオレフィ
ン系ゴム、ポリアクリル酸エステルなどのアクリル系ゴ
ムなどが挙げられる。
また上記熱可塑性エラストマーとしては、スチレン−ブ
タジェンブロック共重合体、水素化スチレン−ブタジェ
ンブロック共重合体、エチレン−プロピレンエラストマ
ー、スチレングラフトエチレン−プロピレンエラストマ
ー、熱可塑性ポリエステルエラストマー、エチレン系ア
イオノマー樹脂などがある。
なお、スチレン−ブタジェンブロック共重合体には、A
B型、ABA型、ABAテーパー型、ラジアルテレブロ
ック型などが含まれる。さらに、それらの水素化物も含
まれる。
さらに上記グラフト共重合体とは、ラテックス状のゴム
状重合体、熱可塑性エラストマーにスチレン系単量体を
乳化グラフト重合することによって得た重合体、または
ゴム状重合体、熱可塑性エラストマーをスチレン系単量
体を主成分とする溶媒に溶解し、その溶液を塊状重合、
溶液重合、懸濁重合などの方法により重合して得た重合
体などをいう。
本発明において、上記ゴム質重合体などから変性ゴム質
重合体(c)を製造する場合、エポキシ基、酸無水物基
、カルボキシル基、アミノ基から選ばれる少なくとも1
種の官能基を有する化合物が用いられる。
変性ゴム質重合体の製造方法としては、■前記ゴム状重
合体、熱可塑性エラストマーおよびグラフト共重合体の
製造時に、上記官能基を有するビニル化合物、連鎖移動
剤、重合開始剤など、例えばエポキシ基含有不飽和化合
物、酸無水物基含有不飽和化合物、カルボキシル基含有
不飽和化合物、アミノ基含有不飽和化合物、カルボキシ
ル基含有の連鎖移動剤、アミノ基含有の連鎖移動剤、カ
ルボキシル基含有の重合開始剤、アミノ基含有の重合開
始剤などを存在させて重合する方法、■上記ゴム状重合
体、熱可塑性エラストマーおよびグラフト共重合体に■
と同様の」二足官能基を有するビニル化合物、連鎖移動
剤、重合開始剤を添加する方法などがある。
■の製造法としては公知の重合法が適用され、例えば乳
化重合法、懸濁重合法、溶液重合法、塊状重合法などが
ある。■の製造法には、必要に応じてパーオキサイドの
存在下に押出機、バンバリーミキサ−、ニーダ−で混練
する方法がある。
ここで用いられるパーオキサイドとしては、公知の有機
過酸化物のすべてが使用できる。
例えば、2,5−ジメチル−2,5−ジ(tert−ブ
チルパーオキシ)ヘキシン−3,2,5−ジメチル−2
,5−ジ(t e r t−ブチルパーオキシ)ヘキサ
ン、2,2′−ビス(tert−ブチルパーオキシ)−
p−ジイソプロピルベンゼンジクミルパーオキサイド、
ジーtert−ブチルパーオキサイド、tert−ブチ
ルパーオキシベンゾエート、1,1−ビス(t e r
 t−ブチルパーオキシ)−3,3,5−1リメチルシ
クロヘキサン、2,4−ジクロルベンゾイルパーオキサ
イド、ベンゾイルパーオキサイド、p−クロルベンゾイ
ルパーオキサイド、アゾビスイソブチロニトリルなどで
あり、好ましくは2,5−ジメチル−2,5−ジ(t 
e r t−ブチルパーオキシ)ヘキサン、2.5−ジ
メチル−2,5−ジ(t e rt−ブチルパーオキシ
)ヘキシン−3である。
上記パーオキサイドの使用量は、ゴム状重合体、熱可塑
性エラストマーまたはグラフト共重合体100重量部に
対し0゜05重量部以」二、好ましくは0.1〜1重量
部である。
エポキシ基含有不飽和化合物としては、例えば下記一般
式(I)、(II)および(m)で表わされるような不
飽和グリシジルエステル類、不飽和グリシジルエーテル
類、エポキシアルケン類、p−グリシジルスチレン類な
どの不飽和エポキシ化合物が挙げられる。
の炭化水素基である。) +0−または÷である。
R′ R−C−CH2 \1 (m) (Rはエチレン系不飽和結合を有するC2〜18の炭化
水素基である。R′は水素またはメチル基である。) 具体的には、グリシジルアクリレート、グリシジルメタ
フレリート、イタコン酸グリシジルエステル類、ブテン
カルボン酸エステル類、アリルグリシジルエーテル、2
−メチルアリルグリシジルエーテル、スチレン−p−グ
リシジルエーテル、3.4−エポキシブテン、3,4−
エポキシ−3−メチル−1−ブテン、3,4−エポキシ
−1−ペンテン、3,4−エポキシ−3−メチルペンテ
ン、5,6−エボキシー1−ヘキセン、ビニルシクロヘ
キセンモノオキシド、p−グリシジルスチレンなどが挙
げられる。これらは1種または2種以上が使用できる。
酸無水物基含有不飽和化合物としては、無水マイレン酸
、無水イタコン酸、クロロ無水マイレン酸、無水シトラ
コン酸、ブテニル無水コハク酸、テトラヒドロ無水フタ
ール酸などがあり、特に好ましい化合物としては、無水
マイレン酸である。
これらの化合物は1種または2種以上で使用できる。
カルボキシル基含有不飽和化合物としては、アクリル酸
、メタクリル酸、クロトン酸、ケイ皮酸、イタコン酸、
マイレン酸などがあり、好ましくはアクリル酸、メタク
リル酸である。これらのカルボキシル基含有不飽和化合
物は1種または2種以上で使用される。
アミノ基含有不飽和化合物としては、一般式(式中、R
1は水素、メチル基、エチル基を表わし、R2は水素、
炭素数1〜12のアルキル基、炭素数2〜12のアルカ
ノイル基、炭素数6〜12のフェニル基、炭素数6〜1
2のシクロアルキル基あるいはそれらの誘導体類を示す
。)で表わされるアミノ基または置換アミノ基の少なく
とも1種を有するビニル系単量体であり、具体例として
は、アクリル酸アミノエチル、アクリル酸プロピルアミ
ノエチル、メタクリル酸ジメチルアミノエチル、メタク
リル酸アミノプロピル、メタクリル酸フェニルアミノエ
チルおよびメタクリル酸シクロへキシルアミノエチルな
どのアクリル酸またはメタクリル酸のアルキルエステル
系誘導体類、N−ビニルジエチルアミンおよびN−アセ
チルビニルアミンなどのビニルアミン系誘導体類、アリ
ルアミン、メタクリルアミンおよびN−メチルアリルア
ミンなどのアリルアミン系誘導体類、アクリルアミドお
よびN−メチルアリルアミンなどのアクリルアミド系誘
導体およびp−アミノスチレンなどのアミノスチレン類
などが用いられる。
なかでもアリルアミン、メタクリル酸アミノエチル、メ
タクリル酸アミノプロピルおよびアミノスチレンなどが
、工業的規模で経済的に入手できることから、特に好ま
しく用いられる。これらのアミノ基または置換アミノ基
含有不飽和化合物は、1種または2種以上で使用される
カルボキシル基含有の連鎖移動剤の好ましい例としては
、チオグリコール酸、チオリンゴ酸、メルカプトプロピ
オン酸などがある。
アミノ基含有の連鎖移動剤としては、メルカプトメチル
アミン、β−メルカプトエチルアミン、γ−メルカプト
プロピルアミン、N−(β−メルカプトエチル)−N−
メチルアミン、N−(β−メルカプトエチル)−N−エ
チルアミン、N−(β−メルカプトエチル)−N−フェ
ニルアミン、N−(β−メルカプトエチル)−N−シク
ロヘキシルアミン、ビス−(4−アミノフェニル)ジサ
ルファイド、ビス−(2−アミノフェニル)ジサルファ
イド、ビス−(3−アミノフェニル)ジサルファイド、
p−メルカプトアニリン、O−メルカプトアニリン、m
−メルカプトアニリンおよびこれらの塩酸塩などが挙げ
られ、好ましくはβ−メルカプトエチルアミン、γ−メ
ルカプトプロピルアミン、β−メルカプトエチルアミン
塩酸塩、γ−メルカプトピロピルアミン塩酸塩およびビ
ス−(4−アミノフェニル)ジサルファイドなどである
カルボキシル基含有の重合開始剤としては、カルボキシ
ル基含有アゾ化合物およびカルボキシル基含有パーオキ
サイド化合物などがすべて使用できる。
好ましいカルボキシル基含有アゾ化合物としては、一般
式 %式% (式中、Rは水素、メチル、エチル基であり、nは1ま
たは2である。) で表わされるものが挙げられ、好適な例として、アゾビ
スシアノ吉草酸、アゾビスシアノプロピオン酸などがあ
る。
カルボキシル基含有パーオキサイドの好適な例としては
、サクシン酸、パーオキサイドなどがある。
アミノ基含有の重合開始剤としては、α、α−アゾビス
(γ−アミノーα、γ−ジメチルバレロニトリル)、α
、α −アゾビス(γ−メチルアミノ−α、γ−ジメチ
ルバレロニトリル)、α。
α′−アゾビス(γ−エチルアミノーα、γ−ジメチル
バレロニトリル)、α、α′−アゾビス(γ−プロピル
アミノーα、γ−ジメチルバレロニトリル)、α、α′
−アゾビス(γ−ジメチルアミノーα、γ−ジメチルバ
レロニトリル)、α。
α′−アゾビス(γ−ジエチルアミノーα、γ−ジメチ
ルバレロニトリル)、α、α′−アゾビス(γ−ジプロ
ピルアミノーα、γ−ジメチルバレロニトリル)および
p−アミノベンゾイルパーオキサイドなどが挙げられる
。好ましくはα、α′−アゾビス(γ−アミノーα、γ
−ジメチルバレロニトリル)である。
本発明で変性基として使用される各種官能基は、その熱
安定性の面からエポキシ基、カルボキシル基を使用して
変性した方が良好な熱可塑性樹脂組成物が得られる。こ
れらのうちでは組成物の加工性の点からエポキシ基が好
ましい。変性のために用いるエポキシ基、酸無水物基、
カルボキシル基、アミノ基などの官能基を含有する不飽
和化合物、連鎖移動剤および重合開始剤は、(c)成分
中に0.01〜30重量%、好ましくは0.1〜20重
量%、さらに好ましくは0.5〜10重量%の範囲で含
有される。0.01重量%未満では耐衝撃性が劣り、ま
た剥離現象がみられる場合がある。
30重量%を超えると耐衝撃性が劣る。
本発明における変性ゴム質重合体(C)の使用量は5〜
20重量%であり、好ましくは10〜15重量%である
。使用量が5重量%未満では耐衝撃性の改良効果が乏し
く、また、20重量%を超えると機械的強度、耐熱性な
どが低下して好ましくない。
本発明の樹脂組成物の配合方法は特に制限するものでな
いが、例えばタンブラ−、ヘンシェルミキサーなどで混
合し、さらにバッチニーダ−、バンバリーミキサ−1単
軸または2軸スクリユ一押出機で溶融混合する方法を挙
げることができる。
本発明の組成物には必要に応じて、さらに充填剤、他の
既知の重合体(例えばポリオレフィン類、変性ポリオレ
フィン類、ポリテトラフルオロエチレン、ポリフッ化ビ
ニリデンなど)、顔料、難燃剤、老化防止剤、安定剤、
帯電防止剤などを添加することができる。
本発明の樹脂組成物は優れた耐熱性、機械的強度、寸法
安定性、耐衝撃性を兼ね備えているため、エアダクト、
各種外装材、ドアハンドル、ブレーキレバー、その他機
能部材などの成形品を提供できる。
e、実施例 以下、実施例により本発明を具体的に説明するが、本発
明はこれら実施例に限定されるものではない。なお、実
施例、比較例にて得られた樹脂組成物は下記の試験方法
によって評価した。
く試験方法〉 ■引張強さ:ASTM  D638 引張速度 50m5+/分 ■曲げ強さ=ASTM  D790 曲げ速度 15mm/分 ■ 曲げ弾性率:ASTM D79゜ 曲げ速度 15+am/分 ■ アイゾツト衝撃強度:ASTM  D25623℃
、ノツチ付 ■ 荷重たわみ温度(HDT): ASTM  D648、 アニールなし ■ 寸法安定性:厚さ2mm、直径4インチの円盤を成
形し、23℃、相対湿度 50%で24時間放置後、最大 そり方向の一端を基板に固定し、 他端の基板からの距離を読み取 り、顕微鏡により非接触で測定 し、その距離をソリ変形量とし た。
実施例1〜4 ナイロン46とマイカおよび変性ゴム質重合体を表−1
に示した割合で混合し、次に押出機を用いて300〜3
30℃のシリンダー温度条件で溶融混合して成形し、ベ
レットを得た。このペレットを射出成形機によりテスト
ピースの成形を行なった。表−1に示した結果か゛ら、
本発明の成形品は本発明の目的とする物性のものが得ら
れていることがわかった。
ナイロン46:η、。13.0 マ イ カ :比重2.85、 フレーク径 200〜600μ 変性ゴム質重合体: 10重量%エポキシ基基柱性Pゴム 比較例1〜4 実施例1で使用したナイロン46、マイカ、変性ゴ′ム
質重合体を用いて表−1に示した組成で樹脂組成物を調
整し、その物性を実施例1と同様の方法で評価した。そ
の結果を表−1に示した。
比較例1は、ナイロン46およびマイカが本発明の範囲
外の組成物であり、耐衝撃性が改良されておらず好まし
くない。
比較例2は、本発明の変性ゴム質重合体が用いられてお
らず、目的とする耐衝撃性が得られていない。
比較例3.4は、マイカが本発明の範囲外の組成物であ
り、剛性、耐熱性、寸法安定性が低く、目的とする物性
を示しておらず好ましくない。
比較例5は、未変性ゴム質重合体を添加して実施例1と
同様の方法で評価したが、目的とする耐衝撃性が改良さ
れておらず好ましくない。
比較例6は、実施例3と同一含有率でもってナイロン4
6の代わりにナイロン66を用いた場合で、耐熱性、剛
性が本発明のナイロン46を用いた場合に比べ劣り、好
ましくない。
比較例7は、実施例3でのマイカの代わりにカオリンを
用いた場合で、剛性、耐熱性、寸法安定性などのバラン
スが十分でない。
比較例8は、ナイロン46単品を用いた場合で、剛性、
耐熱性および寸法安定性が十分でなく、目的とする物性
が得られ゛なかった。
以下余白 f0発明の効果 本発明のポリアミド樹脂組成物は、特定のマイカ充填物
とゴム質重合体をナイロン46に配合し、ある特定の範
囲内で成形することにより、剛性、耐衝撃性、耐熱性、
寸法安定性の物性バランスを有した樹脂組成物を得るこ
とができる。
従って、本発明の樹脂組成物は優れた物性バランスを有
することから、高度の品質を要求される自動車の外装・
内装部品、電気・電子分野の各種部品などの成形品を提
供するもので、産業上の利用価値は極めて大きい。
特許出願人  日本合成ゴム株式会社

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1.  ポリテトラメチレンアジパミド(a)50〜80重量
    %、マイカ(b)15〜45重量%、およびエポキシ基
    、酸無水物基、カルボキシル基、アミノ基から選ばれる
    少なくとも1種の官能基を有する化合物によって変性さ
    れたゴム質重合体(c)5〜20重量%を溶融混合して
    なることを特徴とするポリアミド樹脂組成物。
JP7779289A 1989-03-29 1989-03-29 ポリアミド樹脂組成物 Pending JPH02255761A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7779289A JPH02255761A (ja) 1989-03-29 1989-03-29 ポリアミド樹脂組成物

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7779289A JPH02255761A (ja) 1989-03-29 1989-03-29 ポリアミド樹脂組成物

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH02255761A true JPH02255761A (ja) 1990-10-16

Family

ID=13643839

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP7779289A Pending JPH02255761A (ja) 1989-03-29 1989-03-29 ポリアミド樹脂組成物

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH02255761A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5425909A (en) * 1992-07-20 1995-06-20 Industrial Technology Research Institute Heat treatment for particle reinforced alumina ceramic composite
EP0717072A1 (en) 1994-12-16 1996-06-19 Ube Industries Limited Xonotlite-reinforced organic polymer composition
WO2005063876A1 (ja) * 2003-12-25 2005-07-14 Jsr Corporation 熱可塑性エラストマー組成物およびその製造方法並びに成形品

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5425909A (en) * 1992-07-20 1995-06-20 Industrial Technology Research Institute Heat treatment for particle reinforced alumina ceramic composite
EP0717072A1 (en) 1994-12-16 1996-06-19 Ube Industries Limited Xonotlite-reinforced organic polymer composition
US5623013A (en) * 1994-12-16 1997-04-22 Ube Industries, Ltd. Xonotlite-reinforced organic polymer composition
WO2005063876A1 (ja) * 2003-12-25 2005-07-14 Jsr Corporation 熱可塑性エラストマー組成物およびその製造方法並びに成形品

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH047361A (ja) ポリアリーレンサルファイド樹脂組成物
US5786422A (en) Polyphenylene sulfide resin composition
JPH02255761A (ja) ポリアミド樹脂組成物
JP2573152B2 (ja) ポリアリーレンサルファイド、弾性重合体及び金属塩を含有する重合体混合物
JP7439078B2 (ja) 樹脂成型体、タイヤ、自動車用部品、及び、樹脂組成物
JP2001172499A (ja) 熱可塑性樹脂組成物
JPS63162750A (ja) 熱可塑性樹脂組成物
JPH03205452A (ja) ポリアリーレンサルファイド樹脂組成物
WO2013154040A1 (ja) 潤滑性熱可塑性樹脂組成物およびその成形品
JPH01215854A (ja) ポリフェニレンサルファイド系アロイ
JP2008214383A (ja) ポリアリ−レンスルフィド樹脂組成物
JP2004516379A (ja) 表面硬度及び耐スクラッチ性が向上されたポリプロピレン樹脂組成物
KR100501511B1 (ko) 폴리아미드 수지 조성물
KR0178526B1 (ko) 강화알파-폴리아미드 조성물 및 그의 제조방법
JPS62149749A (ja) 熱可塑性樹脂組成物
JP5797423B2 (ja) 樹脂組成物及びその成形体
JP6909417B1 (ja) ポリアミド樹脂組成物、及びポリアミド樹脂成形品
JPH05286097A (ja) 樹脂成形物
JPH08157714A (ja) ポリアミド樹脂成形物
JPH08183894A (ja) 熱可塑性樹脂組成物
JPH0254854B2 (ja)
JPS62179562A (ja) 熱可塑性樹脂組成物
JP2004107440A (ja) 成形用ポリアミド系樹脂組成物およびその製造方法並びに成形体
JPH0480263A (ja) Ppsを含有する樹脂組成物
JPH0436036B2 (ja)