JPH022524Y2 - - Google Patents

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JPH022524Y2
JPH022524Y2 JP16120984U JP16120984U JPH022524Y2 JP H022524 Y2 JPH022524 Y2 JP H022524Y2 JP 16120984 U JP16120984 U JP 16120984U JP 16120984 U JP16120984 U JP 16120984U JP H022524 Y2 JPH022524 Y2 JP H022524Y2
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  • Injection Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は横型締、竪鋳込型射出成形装置におい
て、射出装置を固定盤側に支持させる射出装置支
持構造に関するものである。
〔従来の技術〕
ダイカストマシンやプラスチツク用射出成形機
などの射出成形装置は従来、型締方向と射出方向
とが同方向のものが多かつたが、近年、水平方向
に型締めした金型のキヤビテイ内へ下方から溶湯
または樹脂を射出するようにした横型締、竪射出
型の射出成形装置が本出願人によつて開発されて
おり、例えば特公昭58−55859号公報等に開示さ
れている。
第5図は従来におけるこの種射出成形装置とし
てのダイカストマシンを射出装置近傍で破断して
固定盤側を見た側断面図であつて、床面上に固定
されて図の紙背側から手前側へ向つて延びるマシ
ンベース1上には、固定盤2と図示しない他方の
固定盤とが対向して立設されており、これら両固
定盤の4隅はコラム3によつて連結されている。
全体を符号4で示す射出装置は4本のコラム5で
連結された上下の固定盤6,7を備えており、両
固定盤6,7間には、射出シリンダ8が挟持され
るようにして固定されている。固定盤6上には、
鋳込スリーブ9を支持するブロツク10が、ラム
11を介して昇降自在に支持されており、鋳込ス
リーブ9には射出シリンダ8の油圧で垂直方向に
昇降するプランジヤ(図示せず)が軸支されてい
る。このように構成された射出装置4全体は、下
段一対のコラムに固定して垂下した一対のタイバ
12の下端部に一対の支持ビーム13をナツト1
4で固定してこの支持ビーム13で固定盤6を回
動自在に枢支させることによつて支持されてい
る。一方、固定盤2とその手前側の図示しない可
動盤とには、固定金型15と可動金型とがそれぞ
れ装着されており、可動盤とともに移動して水平
方向に型締される可動金型と固定金型15との接
合面には、キヤビテイと固定スリーブとが形成さ
れている。
そして、鋳込スリーブ9内に注湯したのち、ラ
ム11によつてブロツク10が上昇して鋳込スリ
ーブ9と固定スリーブとが接合されると、射出シ
リンダ8の油圧でプランジヤが上昇し、鋳込スリ
ーブ9内の溶湯が固定スリーブを介してキヤビテ
イ内へ射出されることにより鋳込みが行なわれ
る。
このような横型締、竪射出型の射出成形装置
は、鋳込スリーブ9内にある溶湯の長さが短かく
て溶湯の温度低下が少ないことや、溶湯と空気と
の接触面積が少なくて鋳込スリーブ9内のガスに
起因する巣の発生量が少ないこと、充填完了時に
射出プランジヤがキヤビテイに対向しているので
圧力が有効的に伝達されることなど、多くの優れ
た点を有しているが、射出装置4の支持構造にお
いて問題があつた。
〔考案が解決しようとする問題点〕
すなわち、前記従来の射出成形装置において
は、射出装置4全体がコラム3に基端部を固定さ
れて垂下するタイバ12で支持されているので、
射出装置4の重量によつてコラム3がたわみ、鋳
込スリーブ9と金型14側の固定スリーブとを接
合したときに接合面にすき間ができて鋳込み製品
にばりが発生したり、溶湯が噴出したりするおそ
れがあつた。また、タイバ12上端の取付部が空
間を占有するために金型の取付空間が狭くなつた
り、あるいは間隔の広いコラム3からタイバ12
が垂下されていることにより図示方向の機械幅が
広くなつて、機械を小型化するための障害となつ
ていた。
〔問題点を解決するための手段〕
以上のような問題点を解決するために本考案で
は固定盤を垂直部材とその下端から可動盤方向へ
延びる水平部材とで一体形成し、水平部材から垂
下した支持部材によつて射出装置を支持させた。
〔作用〕
水平部材がたわむことのない剛性を有している
ことにより、金型と射出装置とのスリーブ同士が
すき間なく接合されるとともに、射出装置支持部
材の上端部が空間を占有せず、また支持部材の垂
下間隔が狭くなる。
〔実施例〕
本実施例は本考案に係る射出装置支持構造を横
型締、竪鋳込型のダイカストマシンに実施した例
を示し、第1図はこれを実施したダイカストマシ
ンの縦断面図、第2図は第1図のAA断面図であ
る。図において、ダイカストマシン21は、横型
締ユニツト22と竪鋳込ユニツト23とを備えて
おり、横型締ユニツト22全体は、床面上に固定
されて第1図の左右方向へ延びるマシンベース2
4上に固定されている。すなわち、マシンベース
24の上端平面後端部に設けられた開口部の周縁
上には固定盤25が固定されている。この固定盤
25は、ほゞ正方形の垂直部材25aと、その下
端から可動盤28(後述)の方向へ水平に延びる
水平部材25bとでL字状に一体形成されてお
り、マシンベース24に固定された水平部材25
bは、垂直部材25aよりもやゝ小幅に形成され
ている。マシンベース24の他端部には、図示し
ない固定盤が固定盤25と対向して移動調節自在
に固定されており、固定盤25と図示しない固定
盤ととは、ナツト26で固定されたコラム27に
よつて4隅を連結されている。28は固定盤25
と対向してコラム27に嵌装された可動盤であつ
て固定盤25に対する遠近方向へ移動自在に形成
されており、図示しない固定盤側の型締シリンダ
との間は、トツグル機構29によつて連結されて
いる。30は固定盤25に装着されてキー31に
より上下方向への移動を規制された固定金型であ
り、また、32は可動盤28に装着されてキー3
3により上下方向への移動を規制された可動金型
であつて、これら両金型30,32は分割面34
を境にして水平方向へ開閉自在に接合されてい
る。両金型30,32には、キヤビテイ35と、
その下のくびれ部36と、くびれ部36に続き下
向きに開口した垂直孔部37とが分割面34で分
割されて設けられており、垂直孔部37には、同
じく半割状の固定スリーブ38が嵌着されてい
る。39は鋳込製品をキヤビテイ35内から押出
す製品押出装置である。
一方、竪鋳込ユニツト23は、固定盤25の水
平部材25bのねじ孔にねじ込まれて垂下された
支持部材としての4個のタイロツド40を備えて
おり、その間隔は前記コラム27の間隔よりも狭
く形成されている。タイロツド40はマシンベー
ス24を貫通して床面下のピツト41内へ係入さ
れており、その下端のねじ部には、平面視をコ字
状に形成された支持ビーム42の4隅が嵌挿され
ナツト43で固定されている。全体を符号44で
示す射出装置は、支持ビーム42によつて回動自
在に枢支されている。すなわち、射出装置44は
長方形状に形成された上部固定盤45と下部固定
盤46とを備えており、これら両固定盤45,4
6は、上部固定盤45にねじ込まれた4個のタイ
ロツド47を下部固定盤46の孔に挿通してねじ
部にナツト48を螺合することにより連結固定さ
れている。そして上部固定盤45はその長手側中
央部両側から突出するピン49を備えており、こ
のピン49をコ字状支持ビーム42の両脚中央部
に設けた孔に嵌合させて両脚で挟持させることに
より、射出装置44全体が支持ビーム42で回動
自在に枢支されている。50は上下の固定盤4
5,46で挟持されるようにしてその中心部に固
定された射出シリンダであつて、そのピストンロ
ツド51は、上部固定盤45を貫通して上方へ突
出しており、その突出端にはプランジヤ52がカ
ツプリング53を介して連結されている。54は
下部固定盤46に開口された給油用のポートであ
る。55は上部固定盤45に植設されされた一対
のラム56をラム孔に嵌合させることにより支持
されたブロツクであつて、下端段部をカツプリン
グ53と係合されており、このブロツク55に設
けたシリンダ57内へ導入される圧油およびピス
トンロツド51の下降によつてブロツク55が昇
降するように構成されている。ブロツク55の上
端部には、固定スリーブ38と同芯同径の円筒状
に形成された鋳込スリーブ58が固定されてお
り、ピストンロツド51の上昇位置においてシリ
ンダ57の油圧でブロツク55が上昇することに
より鋳込スリーブ58と固定スリーブ38とが同
心状に圧接され、ブロツク55が下降することに
より両スリーブ58,38が離間するように構成
されている。59は上部固定盤45に固定された
傾転シリンダであつてそのピストンロツド60の
作用端はタイロツド47に枢着されており、ピス
トンロツド60を図示の位置から後退させること
により、射出装置44全体がピン49を中心にし
て傾転し、鋳込スリーブ58への注湯が可能とな
るように構成されている。
以上のように構成されたダイカストマシンの動
作を説明する。図示のように鋳込スリーブ58内
にプランジヤ52を装入した状態で傾転シリンダ
59を作動させて射出装置44全体をピン49中
心に傾転させ、ひしやく等により鋳込スリーブ5
8内へ溶湯を注いだのち、傾転シリンダ59を逆
方向に作動させて射出装置44を直立させる。次
いでシリンダ57と射出シリンダ50とへ同時に
送油して鋳込スリーブ58とプランジヤ52とを
図示の状態のまゝ上昇させ、鋳込スリーブ58を
固定スリーブ38の下端面に押圧させる。このと
き、一方では型締シリンダによりトツグル機構2
9と可動盤28を介して可動金型32が移動し、
両金型30,32の型締めが完了しているので、
鋳込スリーブ58の押圧完了後、射出シリンダ5
0へ圧油を導くと、プランジヤ52が上昇し、両
スリーブ58,38とくびれ部36を経てキヤビ
テイ34内へ溶湯が射出される。射出完了後、製
品の冷却が終ると、鋳込スリーブ58を金型3
0,32から離し、型締シリンダを作動させて型
開きを行なつたのち、製品押出装置39を用いて
製品を金型30,32から取り出すことにより1
サイクル終了する。
第3図は本考案の他の実施例を第1図に対応し
て示すダイカストマシンの縦断面図、第4図は第
3図のBB断面図である。本実施例は、竪鋳込ユ
ニツト全体を水平方向へ移動調節自在にしたもの
であつて、第1図および第2図と同符号を付した
ものは、これと同構成であるからその説明を省略
する。図において、前記実施例で符号25を付し
た固定盤61は、垂直部材61aと水平部材61
bとでL字状に一体形成されていることは前記実
施例と同じであるが、水平部材61bの厚みが前
記水平部材25bよりも厚く形成されてマシンベ
ース24内へ係入されている。そしてこの水平部
材61bの下端部に形成された凹溝61cには、
方形板状に形成された支持盤62の凸条62aが
係合されており、これによつて支持盤62は水平
部材61bに対し型締方向と平行する方向へ移動
できるように構成されている。この支持盤62に
は前記実施例のタイロツド40よりも短かいタイ
ロツド63がねじ込まれて垂下されており、タイ
ロツド40の下端部には、支持ビーム42が支持
されている。支持ビーム42と射出装置44全体
の構成、ならびに射出装置44全体が支持ビーム
42に枢支されて傾転シリンダ59によつて傾転
することは前記実施例と同じである。そして、マ
シンベース24の上板裏面には空圧シリンダ64
がブラケツトを介して支持されており、そのピス
トンロツド65の作用端は、支持盤62の一端に
枢着されている。こうすることにより、空圧でピ
ストンロツド65を進退させると、竪鋳込ユニツ
ト23全体が型締方向と平行する方向に移動調節
されるので、金型30,32の寸法変化に対応し
て鋳込スリーブ58を金型30,32の固定スリ
ーブ38に正しく対向させることができる。鋳込
動作は前記実施例と同じである。
なお、前記各実施例は本考案をダイカストマシ
ンに実施した例を示したが、横型締、竪射出型の
プラスチツク用射出成形機にも同様に実施するこ
とができる。
〔考案の効果〕
以上の説明により明らかなように、本考案によ
れば射出成形装置の射出装置支持構造において、
固定金型を固定する固定盤を垂直部材とその下端
から固定盤方向へ延びる水平部材とで一体形成
し、水平部材から垂下した支持部材で射出装置を
支持させるように構成することにより、射出装置
全体が強固な可動盤で支持されているので、射出
装置がその重量で沈下することがなく、鋳込スリ
ーブと金型とのすき間からの溶湯噴出や接合面に
おけるばりの発生を防止することができるととも
に、射出装置支持部材の上端取付部が空間部を占
有せず、金型の取付空間を拡げることができる。
また射出装置支持部材の間隔を従来のコラム支持
の場合よりも狭くすることができるので、機械全
体の幅が縮小され、機械の小型化が計れる。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第4図は本考案に係る射出成形装
置の射出装置支持構造の実施例を示し、第1図は
これを実施したダイカストマシンの縦断面図、第
2図は第1図のAA断面図、第3図は本考案の他
の実施例を第1図に対応して示すダイカストマシ
ンの縦断面図、第4図は第3図のBB断面図、第
5図は従来の射出装置支持構造を実施したダイカ
ストマシンの側断面図である。 21……ダイカストマシン、24……マシンベ
ース、25,61……固定盤、25a,61a…
…垂直部材、25b,61b……水平部材、4
0,63……タイロツド、42……支持ビーム、
44……射出装置、49……ピン。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 横型締、竪射出型の射出成形装置において、機
    械基台上に固定される固定盤を、垂直部材とその
    下端から可動盤方向へ延びる水平部材とで一体形
    成するとともに、前記水平部材から垂下した支持
    部材により射出装置を支持させたことを特徴とす
    る射出成形装置の射出装置支持構造。
JP16120984U 1984-10-26 1984-10-26 Expired JPH022524Y2 (ja)

Priority Applications (8)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16120984U JPH022524Y2 (ja) 1984-10-26 1984-10-26
US06/789,807 US4655274A (en) 1984-10-26 1985-10-21 Horizontal mold clamping and vertical injection type die cast machine
CA000493639A CA1232723A (en) 1984-10-26 1985-10-23 Horizontal mold clamping and vertical injection type die cast machine
DE8585113470T DE3573223D1 (en) 1984-10-26 1985-10-23 Horizontal mold clamping and vertical injection type die cast machine
EP85113470A EP0179461B1 (en) 1984-10-26 1985-10-23 Horizontal mold clamping and vertical injection type die cast machine
KR1019850007919A KR900003061B1 (ko) 1984-10-26 1985-10-25 수평클램핑 및 수직사출식 다이캐스팅기
AU49107/85A AU555811B2 (en) 1984-10-26 1985-10-25 Horizontal mold clamping and vertical injection type die cast machine
CN85109227A CN1007594B (zh) 1984-10-26 1985-10-26 卧式铸模夹紧及立式注射型压铸机

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JP16120984U JPH022524Y2 (ja) 1984-10-26 1984-10-26

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Publication Number Publication Date
JPS6177153U JPS6177153U (ja) 1986-05-23
JPH022524Y2 true JPH022524Y2 (ja) 1990-01-22

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ID=30719124

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