JPH02235739A - 塩化ビニル樹脂被覆された木理化粧シート及び木理化粧ボードの製造方法 - Google Patents

塩化ビニル樹脂被覆された木理化粧シート及び木理化粧ボードの製造方法

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JPH02235739A
JPH02235739A JP1044914A JP4491489A JPH02235739A JP H02235739 A JPH02235739 A JP H02235739A JP 1044914 A JP1044914 A JP 1044914A JP 4491489 A JP4491489 A JP 4491489A JP H02235739 A JPH02235739 A JP H02235739A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、家具調度品及び事務用品の表面化粧材を始め
、建築物の内装材、並びに船舶等の内面材などに有用な
塩化ビニル樹脂被覆木理化粧シート及びボード並びにそ
れらの製造方法に関する.(従来の技術) 従来、かかる表面化粧材等の分野において、表面の保護
及び美的効果の持続等のために、合成樹脂フィルムとり
わけ塩化ビニル樹脂フィルムを校板貼りシート及び校板
貼り化粧板の上に被覆する方法が取られている. この樹脂フィルムの被覆は、従来より、例えば!!18
7図および第8図を参照してわかるように,まず接着剤
3lを模板貼りシート3等の校板表面7に塗布し、その
上に塩化ビニル樹脂フィルム30を重ね、次いでこの積
層体を二枚の金属鏡面板のj【■に入れ、場合により離
型性フィルムを塩化ビニル樹脂フィルム30と鏡面板の
間に介在させ、そしてプレス機中で熱圧締等により圧着
一体化するという手順により,基本的に行なわれてきた
しかし、この方法では、鏡面板の平滑性かそのまま反映
されて、第7図に示すように,得られるシートの塩化ビ
ニル樹脂表面32は、いたって平滑な仕上がりとなる。
従って、本来凹凸のある佼板の木理かシート表面に表現
されないため、シート製品は、単な,る樹脂シートのよ
うな感触しか得られず、模板らしい材質感を殆どもたな
いという欠点かあった。また、硬い鏡面板で以て直接的
に加圧する方法であるため、鏡面板上の傷や混入異物に
より、それらに対応する形状の損傷か塩化ビニル樹脂表
面32に現われてシート製品の商品価値か大きく減少す
る場合があった. そこで、これの改良方法として、従来は、特開昭62−
23748号公報等に示されるように,軟らかいクッシ
ョン材例えばベーバークッションやゴム系クッションを
オーバーレイ塩化ビニル樹脂フィルムの上に載せ、これ
を前記のように圧締処理する方法(以下,方法Aと略す
る.)、または熱圧締時軟化溶融する合成樹脂フィルム
をオーバーレイ塩化ビニル樹脂フィルムの上に載せ、こ
れを前記のように圧締処理する方法(以下,方法Bと略
する.)が取られていた。
(発明か解決しようとする課題) 方法Aは、クッション材の弾性を利用して、熱圧締時軟
化溶融した塩化ビニル樹脂を佼板表面の凹部に押し込め
る方法である. しかし、クッション材自体は熱圧締時溶融しないため、
塩化ビニル溶融樹脂を校板の凹部特に微細で複雑な導管
部に充分に侵入させることができず、従って第8図に示
すように,得られるシート製品の塩化ビニル樹脂表面3
3は、緩やかな凹凸しか持たず校板の木理に正確に対応
しない表面となり、校板らしい立体感か得られない.一
方、方法Bは、熱圧締時、合成樹脂フィルムが溶融し、
この圧力て以て塩化ビニル溶融樹脂を佼板の凹部に押し
込める方法である. しかし,合成樹脂フィルムに大変適するものとして考え
られる塩化ビニル樹脂フィルムを使用した場合、塩化ビ
ニル溶融樹脂を模板の導管内部まで侵入させつるものの
、熱圧締時塩化ビニル樹脂フィルム同士が密着してしま
い、圧締処理後両者を引き剥すことが極めて困難となる
. そこで、一般に、加熱時であっても塩化ビニル樹脂と密
着しない離型性フィルム例えば20鉢厚のポリエステル
フィルムを、オーバーレイ塩化ビニル樹脂フィルムとそ
の上側の合成樹脂フィルムとの間に介在させる手段が取
られてきた。
しかし,ポリエステルフィルムのような離型性フィルム
は一般に熱圧締時の軟化か充分でないため、これの介在
が障害となワて、塩化ビニル溶融樹脂を校板の特に導管
内に充分に侵入させることかてきず、結局得られるシー
ト製品は、第8図に示したような,模板木理に正確に対
応しない緩やかな凹凸表面を持つシートとなり、校板が
持つ雅趣、美的効果を充分に表現することかてきないも
のであった. 本発明は、上述の問題を解消するべくなされたものて、
その目的とするところは,校板の木理に正確に対応する
同調凹凸表面をシート上面またはボード上面に確実に形
成しつる塩化ビニル樹脂被覆木理化粧シート及びボード
の製造方法を提供することにある. また、本発明は、枳板木理に対応する同調凹凸表面.を
有する塩化ビニル樹脂被覆木理化粧シート及びボードの
提供を目的とする。
(課題を解決するための手段) 本発明者は、上記の問題を解決すべく鋭意研究したとこ
ろ、熱圧締時軟化溶融するが塩化ビニル樹脂とは接着性
を持たない合成樹脂フィルムを、佼板貼りシート上にオ
ーバーレイする塩化ビニル樹脂フィルムと鏡面板との間
に介在させて、下記のようにプレス機中で圧締処理をす
ると、校板の木理に対応する同調凹凸表面を形成する樹
脂被覆木理化粧シートを、離型性フィルムを用いずに確
実に製造しうろことを見い出し、本発明を完成させた。
すなわち、本発明の塩化ビニル樹脂被覆木理化粧シート
の製造方法は、校板の木理に対応する同調凹凸表面を形
成する樹脂被覆木理化粧シートを製造する方法において
、熱圧締時溶融する接着剤を疾板貼りシートの校板表面
に塗布し,次に軟質塩化ビニル樹脂フィルムを前記校板
貼りシートの接着剤表面の上に重ね、さらにその上に、
熱圧締時軟化溶融するが前記塩化ビニル樹脂フィルムと
接着しない合成樹脂フィルムを載せ,これを熱圧締しそ
して連続して冷圧締し,その後前記合成樹脂フィルムを
剥離することを特徴とするものである。
また、本発明のかかる製造方法は、校板貼りシートに代
えて戻板貼りボードを用いた場合にも適用できる.従っ
て、本発明は、校板の木理に対応する同調凹凸表面を形
成する樹脂被覆木理化粧ボードを製造する方法において
、熱圧締時溶融する接着剤を校板貼りボードの枳板表面
に塗布し、次に軟質塩化ビニル樹脂フィルムを前記佼板
貼りボードの接着剤表面の上に重ね、さらにその上に、
熱圧締時軟化溶融するが前記塩化ビニル樹脂フィルムと
接着しない合成樹脂フィルムを載せ、これを熱圧締しそ
して連続して冷圧締し,その後前記合成樹脂フィルムを
剥離することを特徴とする塩化ビニル樹脂被覆木理化粧
ボードの製造方法にも関する。
また、本発明は、上記の両方の製造方法に従って製造さ
れ、軟質塩化ビニル樹脂フィルムを校板貼りシートまた
はボードの表面に接着剤を介して被覆してなり、かつ校
板の木理に対応する同調凹凸表面を形成してなる塩化ビ
ニル樹脂被覆木理化粧シートおよび同木理化粧ボードに
関する。
さらに、本発明は、製品として得られた塩化ビニル樹脂
被覆木理化粧シートを接着剤により,校板貼りボードに
使われる基板に接着し、圧締することにより製造してな
る塩化ビニル樹脂被覆木理化粧ボードにも関する. 本発明ては、塩化ビニル樹脂フイルムとして、例えば5
0ル〜250ル厚の軟質塩化ビニル樹脂フィルムか適用
される。
また本発明で用いる合成樹脂フィルムは、熱圧締時軟化
溶融するが同時にその時塩化ビニル樹脂とは接着しない
性質を有するものであればよく、例えばポリエチレンフ
ィルムまたはアイオノマー樹脂フィルムが利用できる。
この樹脂フィルムの厚さは、使用する校板の導管部等の
凹部の深さにより決定されるか,一般に約301L〜約
1501Lの厚さのフィルムか用いられる. また本発明において、校板貼りシート及び校板貼りボー
ドに塗布する接着剤は、塩化ビニル樹脂との良好な接着
性に加え、熱圧締時の温度により軟化溶融しつる特性を
有するものてあればよく、例えば熱可塑性接着剤、とり
わけ水溶性メラミン樹脂、スチレンーブタジエン樹脂、
酢酸ビニル樹脂などの接着剤を適用することができる.
熱圧締の温度で充分に軟化溶融しない性質の接着剤であ
ると、熱圧締時、溶融ポリエチレン等が塩化ビニル溶融
樹脂を模板表面の凹部深く押し込めることができ、忠実
な浮彫りをシート表面に形成できなくなるという問題が
生じる。
さらに、本発明に用いる校板貼りシートは、校板を不織
布等のシート状物で裏打ちしたもので、従来から使用さ
れているものが利用できる.裏打ちのための接着剤とし
ては、例えばスチレンーブタジエン系接着剤等が適用さ
れる。
模板としては,各種の銘木、例えば、檜、楢、欅、桜、
楡、黒柿、栃木、キハダ、シオジ、タブノキ,アカダモ
、マコレ、タモ、セン、ミズナラなどの国産材、および
チーク、ローズウッド,マホガニー、ハーザイメーフ゜
ル、ウ才一ノレナット,ゼブラウッド、コクタン、アボ
デイラ、シタン,マンガシロ,タオ、サテンウッド、ブ
ラジリアンローズ、アンデスローズ、ワンダーウッド、
ブラジリアンコア、アフリカンローズ、ユーラシアンチ
ーク、ホワイトタガヤ、ハンゼルローズ、アマゾンロー
ズ、タマクラ、カリン,ハーシモン、ロイヤルパイン、
チンチャンローズ,シャム柿,ブヒ′ンガ,オリーツウ
才一ノレナット、クラロウ才一ルナット、アイリスロー
ズ、シルバーローズ、レオ、インドハートなどの輪人材
を一定の厚さ、例えば0.15ないし0.60msの厚
さに切削した化粧単板か使用され、校板はいわゆる薄模
きのものでも、またいわゆる厚佼きのものでもよい.柾
目、追柾、板目または杢など、木理については問わない
さらに、本発明に用いる校板貼りボードは、上記の校板
を、佼板貼りシートの場合と同様な接着剤により平滑な
基板の上に貼着したもので,従来から使用されているボ
ードを利用できる。使用される基板としては、合板特に
ラワン合板、繊維板例えば硬質繊維板(ハードボード)
,とりわけ中密度U&維板(MDF).並びに無機質板
例えば珪酸カルシウム板8石綿スレート、石綿セメント
パーライト板および石膏ボードなどが挙げられる。
但し、合板を基板とする校板貼りボードのうち、合板の
中芯が一部欠落して空洞を形成するものや中芯か部分的
に重なって存在するものなどは、微視的に見ると表面の
平滑性が悪く、圧締時プレス圧力がボード表面全体に均
等に加わらないおそれかあるので,適用を避けるべきで
ある.また、本発明において重要な圧締処理は、例えば
戻板貼りシートまたは校板貼りボード、塩化ビニル樹脂
フィルムおよびポリエチレンフィルムの積層体を二枚の
金属鏡面板の間に入れ、コールド・ホット平プレス機の
中で、前記両フィルムか軟化溶融する条件(例えば12
5゜C、8kg/c■2の条件)で熱圧締しそして連続
して冷圧締する(圧力を解除せずに強制冷却する)こと
により行なう。
熱圧締の条件は、使用する材料の種類、厚さ等を考慮し
て適宜選択される. また,本発明方法により製造された塩化ビニル樹脂被覆
木理化粧シートを平滑な基板に貼着、圧締して同木理化
粧ボードとして製品化する場合、校板貼りボードに使用
される基板、例えば合板や繊維板などを前記の基板とし
て適用することがてきる.貼着のための接着剤には、水
性ビニルウレタン系または酢酸ビニル系のものが適用で
きる。
また、圧締工程は、比較的低い温度、圧力の条件の熱圧
締で足りる。
(作用) 本発明ては、オーバーレイ塩化ビニル樹脂フィルム上に
重ねる緩衝用フィルムとして、熱圧締時軟化溶融するが
同時にその時該塩化ビニル樹脂フィルムと接着性を持た
ない合成樹脂フィルムを適用したことにより、熱圧締に
おいて、その溶融合成樹脂の圧力で以て塩化ビニル溶融
樹脂を佼板貼りシート(または校板貼りボード)の佼板
表面の凹部深〈特に導管部の深部まで侵入させることか
でき、かつ圧締処理の後において、合成樹脂フィルムの
剥離が容易なものとなる。従って、得られるシート製品
(ボード製品)の塩化ビニル樹脂表面に、校板の木理に
正確に対応する同調凹凸表面を確実に形成することがで
きる。また、合成樹脂フィルムの介在により、金属鏡面
板上の傷や混入異物の影響を緩和することがてきる. (実施例) 以下、本発明の実施例を図面により説明する。
実施例l 第1図に示すように、この実施例の塩化ビニル樹脂被覆
木理化粧シ一トlは、0.25mI1厚の戻板(ミズナ
ラ)2を接着剤10により不織布9で裏打ちした佼板貼
りシ一ト3の上に、0.15mm厚の軟質塩化ビニル樹
脂フィルム5を接着剤4により積層圧着してなり、シー
ト上面は、佼板表面7の木理に対応する同調凹凸表面8
を有してなる。
この木理化粧シ一トlの製法は、次の通りである。まず
、水溶性のスチレンーブタジエン系熱硬化性接着剤10
を坪量2Qg/s2の不織布9上に塗布し,そしてその
上に佼板2を貼着し,これを105’CX120秒x 
 7kg/c■2の条件で加熱圧着することにより,校
板貼りシ一ト3を得た. 次に、校板貼りシ一ト3の佼板表面7を研摩した後、溶
剤型のポリウレタン系接着剤4を校板表而7に塗布し、
その後これを自然乾燥させた。
そして、第2図に示すように、軟質塩化ビニル樹脂フィ
ルム5を接着剤4の塗布された校板貼りシ一ト3の上に
重ね、さらにその上に0.10■■厚の低密度ポリエチ
レンフィルムである合成樹脂フィルム6を載せ,これを
二枚の金属鏡面板20、20の間に入れ,ホット・コー
ルド平プレス機の中に8盤2l、2lの間で熱圧締しそ
して連続して冷圧締した。熱圧締は125℃xlO分x
  8kg/cm2の条件で行ない、冷圧締は、lO分
X  8kg/C■2の条件で行なった。圧締処理中は
常に加圧状態とした。たたし、熱圧締時、残留溶剤およ
び水分等を逃すため、エアー抜きを数回行なってもよい
。この圧締処理により、樹脂フィルム5、6か共に溶融
し、第3図に示すような製品を得た。
その後、第3図に示す製品をプレス機内より取り出し,
と面の合成樹脂フィルム6を塩化ビニル樹脂フィルム5
より引き剥がすと、浮彫り加工されたような、模板の木
理に正確に対応する同調凹凸表面8か形成された塩化ビ
ニル樹脂被覆木理化粧シ一トlを得た。
実施例2 第4図に示すように、この実施例の塩化ビニル樹脂被覆
木理化粧ボード11は、実施例lの校板貼りシ一ト3に
代えて校板貼りボード12を適用したものである。すな
わち、0.25m■厚の校板(ミズナラ)2を接着剤l
4により中密度繊維板13に貼着した模板貼りボードl
2の上に、0.15mm厚の軟質塩化ビニル樹脂フィル
ム5を接着剤4により積層圧着してなり,シート上面は
、校板表面7の木理に対応する同調凹凸表面8を有して
なる。
この木理化粧ボード11は、実施例lの同様の手順、条
件て製造してなる。すなわち,まず水溶性スチレンーブ
タジエン系熱硬化性接着剤l4を中密度ta維板l3上
に塗布し、そしてその上に校板2を貼着し、これをtO
S°Cx  120秒x  7kg/cm’の条件で加
熱圧着することにより、佼板貼りボードl2を得た。
次に、模板貼りボードl2の模板表面7を研摩した後、
溶剤型のポリウレタン系接着剤4を校板表面7に塗布し
、その後これを自然乾燥させた。
そして、第5図に示すように、軟質塩化ビニル樹脂フィ
ルム5を接着剤4の塗布された校板貼りボードl2の上
に重ね、さらにその上に0.10mm厚の低密度ポリエ
チレンフィルムである合成樹脂フィルム6を載せ、これ
をホット・コールド平プレス機の内に入れ、金属鏡面板
20を樹脂フィルム6と熱盤2lの間に配置して,熱圧
締をしそして連続して冷圧締をした。熱圧締は125゜
C×15分×Elkg/cm2の条件で行ない、冷圧締
は、15分× 8kg/cm2の条件で行ない、圧締時
間をやや長めに取った。圧締処理中は、常に加圧状態と
した。ただし、熱圧締時数回のエア抜きを必要により行
なった。
かかる圧締処理により、樹脂フィルム5,6か共に溶融
し,第6図に示すような製品を得、その後,この製品を
プレス機内より取り出し、上面の合成樹脂フィルム6を
塩化ビニル樹脂フィルム5より引き剥がすと、浮彫り加
工されたような、校板の木理に正確に対応する同調凹凸
表面8か形成された塩化ビニル樹脂被覆木理化粧ボード
l1を得た。
(発明の効果) 以上説明したように、本発明の塩化ビニル樹脂被覆木理
化粧シート及び同木理化粧ボードの製造方法は、校板の
木理に正確に対応する同調凹凸表面をシート上面または
ボード上面に確実にかつ作業性良く形成することかてき
、しかも合成樹脂フィルムか緩衝材となって鏡面板上の
傷や混入異物による悪影響を低減することができる。
また、本発明の塩化ビニル樹脂被覆木理化粧シート及び
同木理化粧ボードは、佼板木理に正確に対応する同調凹
凸表面を有し、模板表面の自然な立体感か忠実に再現さ
れ、木材特有の暖かみや深みなどの材質感を損なうこと
かなく、美的効果か非常に優れたものとなり商品価値か
著しく向上する.
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の実施例1の塩化ビニル樹脂被覆木理化
粧シートを示す断面図、 第2図は本発明に従い第1図の木理化粧シートを製造す
る際のホット・コールドプレス機内の各部材の積層配列
を示す図、 第3図は本発明の製法による製造中途の塩化ビニル樹脂
被覆木理化粧シートを示す断面図、第゛4図は本発明の
実施例2の塩化ビニル樹脂被覆木理化粧ボードを示す断
面図、 第5図は本発明に従い第4図の木理化粧ボードを製造す
る際のホット・コールドプレス機内の各部材の積層配列
を示す図、 第6図は本発明の製法による製造中途の塩化ビニル樹脂
被覆木理化粧ボードを示す断面図,第7図及び第8図は
従来の製法による塩化ビニル樹脂被覆木理化粧シートを
示す断面図てある。 図中、 塩化ビニル樹脂被覆木理化粧シート 校板 校板貼りシート 接着剤 軟質塩化ビニル樹脂フィルム 合成樹脂フィルム 校板表面 同調凹凸表面 1l・・・塩化ビニル樹脂被覆木理化粧ボードl2・・
・校板貼りボード 第2 図 (ほか2名) 笛3図 汀5 図 第6図 第 図 第8 コ 1一壜1ヒビニル樹脂祖1木理化粧シート2一楔板 3 疾才友.1占リシート 4・接著削 5・・軟頁1化ビニル柑詣フ4ルム 6.・・今戚栖脂フィルム 7・疾板表面 8・・同調凹.l!ll!ll表面 11・・塚化し゛ニル樹脂被覆本哩化析ざード12・・
・接販貼り水゛−ド

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)■板の木理に対応する同調凹凸表面を形成する樹
    脂被覆木理化粧シートを製造する方法において、熱圧締
    時溶融する接着剤を■板貼りシートの■板表面に塗布し
    、次に軟質塩化ビニル樹脂フィルムを前記■板貼りシー
    トの接着剤表面の上に重ね、さらにその上に、熱圧締時
    軟化溶融するが前記塩化ビニル樹脂フィルムと接着しな
    い合成樹脂フィルムを載せ、これを熱圧締しそして連続
    して冷圧締し、その後前記合成樹脂フィルムを剥離する
    ことを特徴とする塩化ビニル樹脂被覆木理化粧シートの
    製造方法。
  2. (2)■板の木理に対応する同調凹凸表面を形成する樹
    脂被覆木理化粧ボードを製造する方法において、熱圧締
    時溶融する接着剤を■板貼りボードの■板表面に塗布し
    、次に軟質塩化ビニル樹脂フィルムを前記■板貼りボー
    ドの接着剤表面の上に重ね、さらにその上に、熱圧締時
    軟化溶融するが前記塩化ビニル樹脂フィルムと接着しな
    い合成樹脂フィルムを載せ、これを熱圧締しそして連続
    して冷圧締し、その後前記合成樹脂フィルムを剥離する
    ことを特徴とする塩化ビニル樹脂被覆木理化粧ボードの
    製造方法。
  3. (3)合成樹脂フィルムとしてポリエチレンフィルムま
    たはアイオノマー樹脂フィルムを用いることを特徴とす
    る請求項1または請求項2記載の製造方法。
  4. (4)請求項1記載の方法に従って製造され、軟質塩化
    ビニル樹脂フィルムを■板貼りシートの表面に接着剤を
    介して被覆してなり、かつ■板の木理に対応する同調凹
    凸表面を形成してなることを特徴とする塩化ビニル樹脂
    被覆木理化粧シート。
  5. (5)請求項2記載の方法に従って製造され、軟質塩化
    ビニル樹脂フィルムを■板貼りボードの表面に接着剤を
    介して被覆してなり、かつ■板の木理に対応する同調凹
    凸表面を形成してなることを特徴とする塩化ビニル樹脂
    被覆木理化粧ボード。
  6. (6)請求項4記載の塩化ビニル樹脂被覆木理化粧シー
    トを接着剤により、■板貼りボードに使われる基板に接
    着し、圧締することにより製造してなることを特徴とす
    る塩化ビニル樹脂被覆木理化粧ボード。
JP1044914A 1989-02-23 1989-02-23 塩化ビニル樹脂被覆された木理化粧シート及び木理化粧ボードの製造方法 Expired - Lifetime JPH07110526B2 (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH07290673A (ja) * 1994-04-22 1995-11-07 Noda Corp 化粧板およびその製造方法
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