JPH02216263A - 動物繊維材料のエポキシ化処理方法 - Google Patents

動物繊維材料のエポキシ化処理方法

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JPH02216263A
JPH02216263A JP26732688A JP26732688A JPH02216263A JP H02216263 A JPH02216263 A JP H02216263A JP 26732688 A JP26732688 A JP 26732688A JP 26732688 A JP26732688 A JP 26732688A JP H02216263 A JPH02216263 A JP H02216263A
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animal fiber
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、動物繊維材料のエポキシ化処理方法に関する
ものである。更に詳しく述べるならば、本発明は、表皮
組織中にスケールを有する動物繊維を含む材料に対し、
その表皮組織を保護し、その塩水性や機械的強度を低下
させることなく防縮性を付与することのできるエポキシ
化処理法に関〔従来の技術〕 一般に、動物繊維のフェルト化の原因は、種々の要因を
含み単純ではないが、動物繊維表面に存在するウロコ状
スゲールの形態に起因するV!擦係数の異方性が主要要
因であることがよく知られている。
すなわち、動物繊維の、毛先に向う方向における摩擦係
数μmと、毛根に向う方向における摩擦係数μ2との差
が、大きければ大きい程当該動物繊維はフェルト化しや
すいのである。このため、動物繊維に対する防縮加工は
、一般に、上記μmとμ2とを如何にして等しくするか
について苦心しているのである。
一般に防縮加工度は、下記のように定義される摩擦係数
の異方性(D、、  F、、 E)により表わされる。
動物繊維材料の防縮のもう一つの原理的方法は、シーブ
スキンのように、全繊維の方向(毛根→毛先)を一定方
向に揃えて製品化することであって、このようにすれば
、得られた製品はフェルト化しないことが知られている
。しかし、動物繊維材料は、例えば紡績工程などで、繊
維方向がランダムになるため、上記方法を現実化するこ
とは極めて困難である。
従って、現在のところ、動物繊維材料の防縮のために、
繊維表面の摩擦係数の異方性を解消することが現実的な
方法である。このような防縮方法として、第1表記載の
ものが知られている。
以下余白 第  1  表 動物繊維の各種防縮処理方法 2)脱スケール Vantean加工(金属塩存在下の塩素処理)酵素処
理 第1表中、上記樹脂被覆法(1)には下記の問題点があ
る。一般に動物繊維の表面は疎水性で、この繊維の撥水
機能を示しており、このために、この疎水性繊維表面を
親水性ポリマーで被覆することは非常に難しい。そこで
、動物繊維表面の疎水性を有機或いは無機塩素剤で水溶
液で処理してこれを親水性にし、次にカチオン性のポリ
アミドエビクロロヒドリンで処理する方法が知られてい
る。この方法によれば、得られる製品の防縮性は良好で
あるが、動物繊維本来の撥水性が低下し、使用した化学
薬剤、即ち塩素剤、亜硫酸塩からなる脱塩素剤などが、
動物繊維内部まで浸透し、そこで化学反応を生起し、そ
の結果、動物繊維組繊細胞を接合する、親水性非ケラチ
ン譬蛋白質(シスチン含量が非常に少なく、それだけ架
橋密度が少なく、水膨潤が高い)からなる細胞膜複合体
が溶出され、動物繊維のMi織接接合力低下させ、その
結果、動物繊維の機械的強度が低下する。
−F記脱スケール法(2)には下記の問題点がある。す
なわち、動物繊維のスケールが除去されるため、得られ
る製品の防縮性は良好であるが、撥水性の低下、および
上記方法1)の場合と同様に繊維の機械的強度の低下な
どを避けることができない。
上記スケール先端の除去方法(3)には下記の問題点が
ある。すなわち、動物繊維のスケールの先端を除去する
のであるから、上記方法l)および2)に比べて、当然
防縮効果は低いが、やはり化学処理が施される場合、繊
維の撥水機能が低下するとともに繊維の機械的強度も低
下する。また、放電処理が含まれる場合、繊維の撥水機
能が低下する。
上記スケール間の細胞膜複合体の除去方法(4)には、
下記の問題点がある。すなわち、動物繊維には、極少量
ではあるが、各Mi繊細胞を接合する細胞膜複合体が存
在し、これが溶出すると、繊維の機能性に重要な影啓を
及ぼすことが見出されている。特に、この方法4)が施
されると各組織間の接合力が低下し、そのため、繊維強
度が低下し、また、オルソ、バラ−コルテックスの間の
小膨潤差が減少し、均一に膨潤化する結果、捲縮の発現
性の低下が顕著どなり、更に、当然の事ながら、細胞膜
複合体の除去によって、水膨潤性が低下し、このため、
スケールの膨潤機能が低下し、スケールの***が抑制さ
れ、この結果として一部防縮性が得られると言われてい
る。
〔発明が解決しようとする課題〕
上述のような従来までの防縮加工方法は、動物繊維の本
来の特性を損傷しながら、そのフェルト化のみを防止し
ようとするものであった。その結果、下記のような問題
点を生じていた。
1)動物繊維の本来の特質である吸水と撥水の両立が阻
害され、吸水性の繊維に改質され、水分の吸収が早く、
又放湿も早く、それだけ熱移動が激しく、保温性に欠く
繊維になってしまい、更に、防汚性、静電気帯電性、染
色性にも影響を及ぼすものである。
2)防縮処理が強度の化学的処理を含み、それによって
、不可避的に細胞■々複合体が溶出し易くなり、すると
組織間の接合する能力がそれだけ減少し、繊維の力学的
強度の低下が著るしい。
3)細胞膜複合体が溶出することによって、繊維の伸張
−回復に及ぼす力学的応答性が低下し、その結果、捲縮
の発現性が低下し、嵩高性、含気性、圧縮弾力性の低下
した繊維に改質され、特に、嵩高性の低下が、含気率の
低下に影響し、従って、空気の持つ低い熱伝導の役割が
阻害され、又水蒸気拡散に対しても悪影響を及ぼす結果
となり、消費学的衣料性能からも不満足なものとなる。
本発明は、これらの問題点を解決するために、撥水性を
低下させずに、又繊維の内部を保護しつつ、スケールと
スケールとの間をポリマーで架橋することにより、これ
ら問題点を解消しようとするものである。
〔課題を解決するための手段および作用〕本発明の動物
繊維材料のエポキシ化処理方法は、動物繊維を含有する
材料を、本質的に中性塩の飽和水溶液からなる第1段処
理浴により湿潤−膜膨潤処理し、次に、前記第1段処理
浴に還元剤を添加して調製した第2段処理浴により還元
処理し、次に、前記第2段処理浴にエポキシ化合物を添
加して調製した第3段処理浴により架橋重合処理するこ
とを含むものである。
すなわち、本発明は、従来まで考えられてきた上記方法
1)から4)とは全く相違する新規な処理方法を提供し
ようとするものである。
動物繊維、例えば羊毛を水に浸漬すると、ウロコ状形態
のスケールは***し、摩擦係数の異方性が大きくなり、
このためフェルトするのである。
従って、水中でスケールが***しないように、スケール
とスケールとの間をセットして固定し、すなわち、スケ
ールとスケールとの間を親水性のポリマーで架橋固定す
ることができれば、撥水性、吸水性、放湿性などを含め
て、羊毛繊維の本来の特性をなんら…なうことなく、水
中でのスケールの***が防止され、その結果フェルト化
は発生しなくなる。幸いにも、動物繊維のスケールとス
ケールとの間には、細胞膜複合体が存在し、これが各組
織を接合する役目を演じているが、この成分は、シスチ
ン架橋の少ない親水性非ケラチン質蛋白質からなるもの
であって水による膨潤性が非常に高く、水の浸透に対す
る水路の役割をはだすものである。従って、この複合体
を固定すれば、当然、水中でのスケールの***を防止す
ることができ、その結果、動物繊維材料はフェルト化し
なくなるのである、ここに本発明の独創的着想がある。
すなわち本発明の課題を解決するためには、下記三要件
: ■)スケールが水中で***しない状態で反応させること
2)スケール表皮のエピクチクルの撥水性を損なわない
こと。
3)スケールとスケールとの間の細胞膜複合体と反応さ
せてスケール間を架橋すること。
を満足させねばならない。動物繊維、例えば羊毛繊維を
フェルト化させずに、洗濯する方法としてドライ−クリ
ーニング法が広く知られている。
このドライクリーニングは非水系で行われるから、当然
、水によるスケールの***を抑制することができる。通
常の水系処理では、水の作用によってスケールは***し
フェルト化することは避けられない。しかし、動物繊維
を中性塩の飽和水溶液にtitMし、アーー・ンフエル
トボール試験機でフェルト化試験をすると、フェルト化
は著しく抑制されることが認められる。これは、繊維内
の水が繊維外に移動し、繊維全体が膜膨潤化するためで
あり、当然スケールの***は抑制される結果になる。
各種濃度の塩化ナトリウム水溶液による羊毛繊維のフェ
ルト化を第2表に示す。
第2表 塩化ナトリウム水溶液の各種濃度 における羊毛繊維のフェルト化 フェルトボール密度の相対値 60分 シェイキング 1.00 0.81 0.60 0.52 塩化ナトリウムの濃度 (%、 wt/ν) 0  (純水) 20.0 24.0 26.5 (飽和水溶液) 註=1)未処理羊毛のフェルI・ボール密[(u’r=
0.1268g/c−d)を、1とした。
2)フェルトボール試験は、1.W、T、O,Test
Methods 20−69に従った。
第2表から明らかなように、 中性塩の飽和水溶 液中では、羊毛繊維は、脱膨潤し、その結果フェルト化
が抑制される。そして、この飽和水溶液中で羊毛繊維に
過マンガン酸カリのような酸化剤を反応させると、それ
は羊毛繊維の表皮組織のみに反応し、羊毛の内部組織を
保護することが広く知られている。
本発明方法において、中性塩の飽和水溶液が、動物繊維
と親水性の多官能性のエポキシ化合物との反応に利用さ
れる。
本発明方法において、中性塩として最適なものは、塩化
ナトリウム、硫酸ナトリウム、および炭酸ナトリウムで
あり、又、これらの中性塩は、動物繊維と親水性多官能
エポキシ化合物との反応の触媒としても有効なものであ
る。この触媒効果から言うと、硫酸ナトリウム、塩化ナ
トリウム、炭酸ナトリウム、の順、即ち塩基性度、電気
陰性度の高い順に従って、エポキシ基の反応率が高くな
るが、溶解度の温度差等を考慮すると塩化ナトリウムを
用いることが実用的に効果が高い。
塩化ナトリウムの飽和水溶液の濃度は、0°Cでは、2
6.28wt%であり、80゛Cでは、27.54wL
%である。
本発明方法の第1段階において、前述のように動物繊維
を含む材料(以下これを単に動物繊維材料と記す)を、
本質的に中性塩の飽和水溶液からなる第1段処理浴によ
り処理する。この第1段処理は、好ましくは30゛C〜
50″C1より好ましくは35〜45“Cの温度で、好
ましくは10〜30分間、より好ましくは15〜25分
間行われる。また、動物繊維材料と第1段処理浴との浴
比について格別の制限はないが、−aには1:10〜1
:30であることが好ましい。この第1段処理によって
動物繊維は湿潤膜膨潤され従って、繊維表面のスケール
が、***することはない。
本発明方法の第2段階において、第1段処理浴に還元剤
が添加され、このようにして調製された第2段処理浴に
よって動物繊維材料が処理される。
本発明に使用される還元剤は、好ましくは酸性亜硫酸ナ
トリウム、亜硫酸ナトリウム、および千オ硫酸ナトリウ
ムから選ばれる。
第2段処理浴に含まれる還元剤の濃度は、好ましくは1
%〜5%−t/vであり、動物繊維材料と第2段処理浴
との浴比は一般に1:10〜1:30であることが好ま
しい。第2段処理は、好ましくは30″C〜50°Cよ
り好ましくは35〜45°Cの温度で、好ましくは10
〜30分間、より好ましくは15〜25分間行われる。
本発明の還元処理によって、動物繊維に対し、その内部
を保護しつ\、その表皮組織のスケール間に存在する細
胞膜複合体領域中のジサルファイド架橋結合(−SS−
)を還元し、これをシスティン基(−3H)に変換する
。動物繊維表皮組織に形成されたシスティン基は、次の
段階のエポキシ架橋重合反応における架橋重合(サイド
)を形成するものである。
本発明方法の第3段階において、第2段処理浴にエポキ
シ化合物を添加して第3段処理浴を調製により、これに
よって、還元処理された動物繊維材料を処理する。
本発明に用いられるエポキシ化合物としては、好ましく
は親水性多官能性グリシジルエーテル化合物、より好ま
しくは、グリセロールグリシジルエーテル化合物が用い
られる。
このようなエポキシ化合物としては、好ましくは200
〜1,000 、より好ましくは約270の平均分子量
と、好ましくは1〜6個、より好ましくは2〜6個の平
均エポキシ官能基数を有するものが用いられる。
第3段処理浴中のエポキシ化合物の濃度は、好ましくは
1〜5%wt/v、より好ましくは2〜3%−t/vで
あり、動物繊維材料と、第3段処理浴との浴比は、1:
10〜1:30であることが好ましい 第3段処理浴中において、中性塩および還元剤は、動物
繊維とエポキシ化合物との反応の触媒として機能するも
のであるが、第3段処理浴中に、更に好ましくは0.5
〜2%−t/vの、より好ましくは約2.5〜3.5%
wt/vのホウ弗化亜鉛を触媒として含んでいてもよい
第3段処理における架橋重合処理は、好ましくは60〜
90°C5より好ましくは、75〜85℃の温度で、好
ましくは、30〜90分間、より好ましくは50〜70
分間行われる。
本発明方法に使用されるエポキシ化合物は親水性である
ことが好ましい、一般に、架橋ポリマーが疎水性である
と、動物繊維の吸湿性、吸水性、放湿性が阻害される。
本発明方法においてスケールとスケールとの間に三次元
的な架橋を形成させるために、多官能性のエポキシ化合
物による、処理が施される。このエポキシ化合物として
は、例えばグリセロールポリグリシジルエーテルで平均
分子置駒270、平均エポキシ官能基数2.0のナガセ
化成株式会社製、ブナコールEχ313□314を用い
ることが本処理効果を高めるために好ましいものであっ
た。しかしながら、塩化ナトリウムの飽和水溶液に、動
物繊維、例えば羊毛繊維を浸漬し、次に処理液にエポキ
シ化合物を添加し、80″Cまで昇温しで動物繊維に反
応させても、動物繊維材料のフェルト化を防止すること
はできないのである。
第3表に、羊毛繊維に対するエポキシ化合物(ブナコー
ルEX)の付着量と、得られるフェルトボールの密度に
及ばず反応媒体の影響の一例を示す。
第3表 エポキシ化合物の付着it(%)に及ぼす反応媒体とフ
ェルトボール密度 未処理 水         4.5 1.0 1.25 註:1)未処理羊毛のフェルトボール密度(UT−0、
1268g / co! )を、■として計算した。
2)羊毛繊維を40°Cの塩化ナトリウムの飽和水溶液
に入れ、次に5%−t/vのブナコールEχ313を添
加し、80°Cまで昇温し、60分間、処理した後、水
洗、乾燥した。
」二記第3表の結果から、塩化ナトリウム飽和水溶液が
、エポキシ処理において、羊毛繊維の付着量の増加から
れかるように、約2倍の触媒効果を示しているが、しか
しフェルト化防止には、何の影響もないことがわかる。
本発明方法においては、羊毛繊維材料を塩化ナトリウム
の飽和水溶液中で酸性亜硫酸ナトリウムで還元処理をし
、次に同浴でエポキシ処理をした所、非常に良好な結果
が得られることが見出されたのである。
第4表には、塩化ナトリウム飽和水溶液系エポキシ化合
物処理液による羊毛繊維の処理における還元剤(酸性亜
硫酸塩)の効果の一例が示されている。
臥下余白 第4表 塩化ナトリウム飽和水溶液系のエポキシ処理に及ぼす酸
性亜硫酸塩の効果 註?1)未処理羊毛のフェルトボール密度(UT=0、
1268 g / cIll )を、1として計算した
2)羊毛繊維を40°Cの飽和塩化ナトリウム水溶液に
入れ、次に5%wt/vのブナコールEx313と3%
−t/vの酸性亜硫酸ナトリウムを添加(無添加)し、
80°Cまで昇温し、60分間処理し、水洗、乾燥した
3)未処理羊毛のS)1基世は、10r/gwoolで
あり、酸性亜硫酸ナトリウムによる塩化ナトリウム飽和
水溶液中での還元処理では、55 、IIM / g 
1voolであった。
動物繊維、例えば羊毛繊維を、塩化ナトリウムの飽和水
溶液中で、酸性亜硫酸ナトリウムにより表皮組織内のジ
サルファイド(SS)架橋結合を還元すると、システィ
ン基(SH)が生成する。
このS H基は、非常に化学反応性が高く、エポキシ化
合物と迅速に反応し、親水性多官能性を有するエポキシ
化合物は、生成したSH基を起点として容易に三次元的
に架橋重合する。この結果、スケールとスケールとの間
に存在する細胞膜複合体を固定し、水中におけるスケー
ルの***を防止することができる。
一般に、エポキシ化合物は、塩基性度、および/又は電
気陰性度の商い触媒を用いると、その架橋重合が促進さ
れることは周知であるが、還元剤として使用された亜硫
酸塩も、エポキシ化反応の重要な触媒であり、従って、
この亜硫酸塩の役割は、エポキシ化反応の架橋サイトを
増加させ、更に架橋重合を促進させることにある。この
還元処理によって、親水性でSS架橋密度の少ない(非
ケラチン蛋白質)細胞膜複合体をエポキシ化することが
可能になり、かつそのエポキシ架橋密度を高め、スケー
ルとスケールとの間を架橋固定し、その結果、細胞膜複
合体の水膨潤を抑え、スケールの***を防ぎ、フェルト
化を防止することが可能になったのである。
本発明方法における還元処理に用いられる還元剤は、エ
ポキシ化反応の触媒としても作用する。
塩基度の強い亜硫酸ナトリウム、チオ硫酸ナトリウムの
場合は、絹繊維では良好であるが、羊毛の場合、中性塩
の飽和水溶液中で、40゛Cで還元し、80°Cでエポ
キシ処理を同浴で行なう様な条件では、加水分解され易
いので、反応条件を緩慢な条件(50°Cから60°C
)に設定する必要がある。
従って、本発明方法に最適な還元剤は、酸性亜硫酸ナト
リウムである。
エポキシ化反応の触媒としては、酸性亜硫酸ナトリウム
、亜硫酸ナトリウム、チオ硫酸ナトリウム、硼弗化亜鉛
、塩化錫、が適当であるが、最適な使用方法は、中性塩
の飽和水溶液中で、動物繊維、例えば羊毛繊維を、酸性
亜硫酸ナトリウムにより40°C520分間還元処理し
、次に、同浴に、本発明で規定したエポキシ化合物を添
加し、更に0.1%−L/vから2%−t/v好ましく
は約1%4/Vの硼弗化亜鉛を、第3段処理浴に添加し
、80°Cまで昇温し、30分から90分間、最適な条
件としては、60分間処理することが望ましい。
又還元剤の添加方法としては、全使用量の半量を還元処
理工程に、残り半量をエポキシ処理工程に入れてもよい
エポキシ化反応処理後、脱液し、40゛C前後で温水洗
、冷水で水洗し、これを繰り返し行ない、80°Cから
110°C1好ましくは、85°Cで乾燥する。
本発明方法に用いられる動物m維は、ケラチン蛋白質を
主成分とし、その表皮組織にウロコ状のスケールを有す
るものが好ましく、羊毛、およびアンゴラ、カシミヤ、
ラマ、ビキュウナ、アルバカ、キャメル、モヘヤーなど
の獣毛を用いることが好ましい。
動物繊維材料は、バラ毛、トップ、糸条、繁織物などの
いづれの形態のものであってもよい。
〔実施例〕
本発明を実施例によって具体的に説明する。
裏施倒土 動物繊維として、オーストラリア産シロブシャー羊毛ト
ップtogを、日本染色機株式会社製の12色カラーベ
ットを用いて、予め調製した塩化ナトリウム(食塩)1
12gと0.1%−t/vの浸透側、Tergitol
 TMN (ユニオンカーバイド社製)からなる塩化ナ
トリウム飽和水溶液(第1段処理浴)300−の入った
容器に装填し、40℃で約10分間浸漬した。次に、2
%−t/vの酸性亜硫酸ナトリウムを第1段処理浴に添
加し、この第2段処理浴中で40℃で20分間、羊毛ト
ップに還元処理を施した。次に、エポキシ化合物、ブナ
コール313(ナガセ化成工業株式会社製)を3%wL
/vと、触媒として、2%−t/vの酸性亜硫酸ナトリ
ウムと、1%wt/vの硼弗化亜鉛とを第2段処理浴に
添加し、得られた第3段処理浴を1℃/winで80°
Cまで昇温し、この温度で羊毛トップを60分間処理し
た。エポキシ化反応処理後、羊毛トップを脱液し、40
’Cの湯でよく水洗し、冷水で水洗し、85℃の熱風乾
燥機で乾燥した。エポキシ化処理羊毛のフェルト性、撥
水性、耐圧縮抵抗性を測定し第5表に示す。
第5表 エポキシ化処理羊毛の性能 処 理  フェルトボール密度 撥水性 圧縮抵抗力6
0分 シェイキング sec  kg/ yt 2.5
”c4未処理       1     >24h  
  3.50註:1)フェルトボール密度の測定: I
、W、T、O,TestMethod 20−69の方
法の方法に従った。未処理羊毛のフェルトボール密度(
UT=0、1268 g / cd )を、1とした。
2)?9水性の試験:試料1gを開繊し、500m1の
ビーカーに300In1の蒸留水をいれ、試料を液面に
置き、沈陣速度を測定した。
3)圧縮抵抗力の測定:ピストンシリンダー法を採用し
、試料2.5gを直径5c+aの容器に入れ、繊維充填
密度42.5■/dから127.5mg/mまで圧縮す
るのに要する力を測定した。
4 ) CI/1lercosett処理は、被処理物
にバッチ式で、活性塩素量1.8%owfで塩素処理を
行ない、脱塩素後、付着量が2.0%owfになるよう
に親水性のカチオン系1(ercosett樹脂で処理
することによって行った。
リノ60°S)1kgを、日本染色機株式会社製高圧染
色機(容12kg)中に、糸を横に寝かせて層状に装入
し、実施例1と同様に処理した。浴比は1:10であり
、薬剤及び薬剤量、処方すべて実施例1記載の通りであ
った。
得られた羊毛メリヤス糸を編み、密度0.41の温布と
し、その耐洗濯性及び糸の強力を測定した。
結果を第6表に示す。
第6表 処理梳毛メリヤス糸の耐洗濯性と糸強力第5表記載の結
果から明らかなように、本発明の方法に従って処理され
た羊毛繊維は、その撥水性を損なうことなく、高度の防
縮性を得ることができ、更に、その耐圧縮性を、顕著に
向上させることができた。
JJt例−亀 動物繊維として梳毛メリヤス糸2/3ONm(メ未処理 7.3 60.9 80.0 88.0 375.6 14.8
註:1)耐洗濯性の試験は、IWS Te5t Met
hodsTM−31,1980に従って試験した。
2)糸の強力試験には、tlster連続系強力試験機
を使用した。
IWSの試験基準によれば、洗濯試験法5への3回の繰
り返しの洗濯試験で、面積収縮率が10%以下であれば
、外蓋用衣料として十分な耐洗濯性があるとしている。
しかし本発明方法の実施例に従って処理された動物繊維
材料は、この基準に十分合格出来るものであり、又、繊
維の力学的強度が更に向上していた。
尖隻貫主 動物繊維としてカシミヤ及びアンゴラの繊維、それぞれ
10gを、実施例1と同一の方法に従って処理した。
処理後、フェルトボール密度を測定した。結果を第7表
に示す。
以下余白 第7表 カシミヤ及びアンゴラ繊維のエポキシ処理註:l)フェ
ルトボール密度の測定は、1.W、T、O。
Te5t Methods 20−69に従った。
2)未処理のフェルトボール密度(カシミヤ1JT=0
.1039 g /c艷、アンゴラtlT=0.090
9g/cui)を、■として計算した。
カシミヤやアンゴラの風合を損なうことなく、かつ、表
面の撥水性を低下させることなくこれに防縮処理をする
ことは、今日まで非常に難しい課題であった。しかし、
本発明方法に従って処理すれば、十分所期の目的を果た
すことができ、カシミヤ毛混、アンゴラ毛混材料につい
ても、それらに高い耐洗濯性を賦与することが可能にな
った。
〔発明の効果] 本発明方法により、1)動物繊維の本来の特性の一つで
ある表皮の撥水性を損なうことなく、2)繊維内部の皮
質組織を保護しつつ、3)繊維の力学的強度の低下を伴
うことなく、4)繊維への吸湿性、吸水性、放水性に影
響を与えることなく二5)繊維強度を向上させ、6)水
中におけるスケールの***を防止して、動物繊維材料に
高度の防縮性を賦与することができる。これに加えて、
1)還元剤、例えば酸性亜硫酸ナトリウムで処理するた
め動物繊維材料は漂白され、同時に光沢性にも賦与され
、2)防縮性の向上に伴い、ピリング性が改良され、3
)エポキシ化合物による官能基封鎖の処理により表皮組
織が強化されるので、耐薬品性、防虫性、耐光性、防黴
性の向上をも期待される。
本発明方法の基本は、塩化ナトリウムのような中性塩の
飽和水溶液を使用して第1段前処理することにより、繊
維の内部を膜膨潤状態にし、化学薬剤の浸透を抑制し、
繊維の表面にのみに第2゜3段処理を集中させ、それに
よって繊維の力学的強度の低下を防止し、スケールとス
ケールとの間に存在する親水性の細胞膜複合体領域中の
シスチン(SS)架橋を、還元剤により還元して、シス
ティン(S R)を生成し、この非常に反応性に富むS
H基を反応サイトにして、中性塩、還元剤および必要に
より硼弗化亜鉛を触媒としてエポキシ化合物で架橋重合
させる点にある。エポキシ化合物は、脂肪族水酸基、芳
香族水酸基、カルボキシル基、アミノ基、イミノ基など
と結合すると言われているが、本発明の如く、スケール
とスケールとの間でエポキシ化合物を架橋重合しようと
する場合、表皮組織を形成する蛋白質の架橋密度と水膨
潤性が、この架橋重合反応に密接に関係し、表皮組織に
おけるシスティン(S)()の形成が穫めて重要な要因
をなす。ここに本発明方法の特質と基本があるのである
従来まで、羊毛繊維の防縮加工については、かなりの研
究がなされているが、しかし、まだ十分に満足できる水
準には到達していない。一方、高級獣毛、例えば、カシ
ミヤ、アンゴラ、等については、防縮処理の研究は殆ど
行われていない。このことは羊毛繊維の防縮加工方法と
して使用されている処方は、これら高級獣毛繊維には適
用出来ないということを如実に示している。本発明方法
は、これらの高級獣毛の改質にあって、例えばカシミヤ
繊維の場合、繊維は細く、特異な風合を存しているが、
しかし、フェルト化し易く、耐ピリング性が悪く、弾力
性が低く、吸水すると弾力性が著しく低下するなどの問
題点を有しているが、このような繊維の1發水性、力学
的強度を低下させることなく、その防縮性、耐ピリング
性、弾力性等を改良することが、本発明方法によっては
じめて可能になったのである。
本発明方法の実施態様を要約すれば下記の通りである。
1、 前記中性塩が塩化ナトリウム、炭酸ナトリウム、
および硫酸ナトリウムから選ばれる請求項1記載の方法
2、前記湿潤−説膨潤処理が、30〜50″Cの温度で
行われる、請求項1記載の方法。
3、前記還元剤が、酸性亜硫酸ナトリウム、亜硫酸ナト
リウム、およびチオ硫酸ナトリウムから選ばれる請求項
1記載の方法。
4、前記還元処理が、30〜50″Cの温度で行われる
、請求項1記載の方法。
5、前記第2段処理浴中の前記還元剤の濃度が1〜5%
wt/vである、請求項1記載の方法。
6、前記還元処理における動物繊維材料と第2処理浴と
の浴比(重量)が、1:xo−t:3oである、請求項
1記載の方法。
7、 前記還元処理により、動物繊維の表皮組織のスケ
ール間に存在する細胞膜複合体領域に存在するジサルフ
ァイド架橋結合(−SS−)を還元し、システィン基(
−3H)を特徴する請求項1記載の方法。
8、 前記エポキシ化合物が、親水性多官能性グリシジ
ルエーテル化合物から選ばれる、請求項1記載の方法。
9、 前記エポキシ化合物がグリセロールグリシジルエ
ーテル化合物から選ばれる、請求項1記載の方法。
10、前記架橋重合処理において、前記第3処理浴中の
エポキシ化合物の濃度が1〜5%−t/vである、請求
項1記載の方法。
11、前記架橋重合処理が、60〜90°Cの温度で行
われる、請求項1記載の方法。
12、前記第3段処理浴が、更に0.5〜2%−t/v
のホウ弗化亜鉛を含む、請求項1記載の方法。
13、前記動物繊維がケラチン蛋白質を主成分とし、そ
の表皮組織がウロコ状スケールを有する、請求項1記載
の方法。
14、前記動物繊維が、羊毛、アンゴラ毛、カシミヤ毛
、ラマ毛、ビキュウナ毛、アルバカ毛、キャメル毛、お
よびモヘヤー毛から選ばれる、請求項1記載の方法。
15、前記動物繊維材料が、バラ毛、トップ、糸条、お
よび編lll1物から選ばれる、請求項1記載の方法。
16、前記架橋重合処理された動物繊維材料が、脱液、
水洗、乾燥される、請求項1記載の方法。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、動物繊維を含有する材料を、本質的に中性塩の飽和
    水溶液からなる第1段処理浴により湿潤−脱膨潤処理し
    、次に、前記第1段処理浴に還元剤を添加して調製した
    第2段処理浴により還元処理し、次に、前記第2段処理
    浴にエポキシ化合物を添加して調製した第3段処理浴に
    より架橋重合処理する、 ことを含む、動物繊維材料のエポキシ化処理方法。
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