JPH0221496A - 半導体集積回路装置 - Google Patents

半導体集積回路装置

Info

Publication number
JPH0221496A
JPH0221496A JP63169266A JP16926688A JPH0221496A JP H0221496 A JPH0221496 A JP H0221496A JP 63169266 A JP63169266 A JP 63169266A JP 16926688 A JP16926688 A JP 16926688A JP H0221496 A JPH0221496 A JP H0221496A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
constant current
circuit
mosfet
constant
current
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP63169266A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2698833B2 (ja
Inventor
Hideo Miwa
三輪 秀郎
Kazuhiro Tsuruoka
鶴岡 一浩
Hiromichi Yamauchi
宏道 山内
Hitoshi Endo
遠藤 均
Masanori Odaka
小高 雅則
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi ULSI Engineering Corp
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi ULSI Engineering Corp
Hitachi Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi ULSI Engineering Corp, Hitachi Ltd filed Critical Hitachi ULSI Engineering Corp
Priority to JP63169266A priority Critical patent/JP2698833B2/ja
Publication of JPH0221496A publication Critical patent/JPH0221496A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2698833B2 publication Critical patent/JP2698833B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Logic Circuits (AREA)
  • Static Random-Access Memory (AREA)
  • Control Of Electrical Variables (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、半導体集積回路装置に関するもので、例え
ば、バイポーラ・CMOS型のランダム・アクセス・メ
モリ (以下、バイポーラ・CMO8型O8Mと称す)
等に利用して特に有効な技術に関するものである。
〔従来の技術〕
MOSFET (絶縁ゲート型電界効果トランジスタ)
を基本構成とするメモリアレイと、バイポーラトランジ
スタとCMOS(相補型MO3FET)及びこれらが組
み合わされてなるB1−CMOS複合論理ゲート回路を
基本構成とする周辺回路とを具備するバイポーラ・CM
OS型RAMがある。バイポーラ・CMOS型RAMの
上記周辺回路は、差動形態とされるバイポーラトランジ
スタを基本構成とするプリアンプやメインアンプ等を含
み、これらのアンプ等に動作電流を供給する複数の定電
流源を含む。
バイポーラ・CMOS型RAMについては、例えば、特
開昭56−58193号公報等に記載されている。
〔発明が解決しようとする課題〕
第5図には、本願発明者等がこの発明に先立って開発し
たバイポーラ・CMOS型RAMの定電圧発生回路VG
及びその関連部の部分的な回路図が示されている。第5
図において、バイポーラ・CMOS型RAMは、複数の
サブメモリアレイSMO等に対応して設けられる複数の
プリアンプPAO等と、これらのプリアンプの相補出力
信号r・Tを受けるセンス回路SC及びデータ出力バッ
ファDOBを含む、プリアンプPAO等は、トランジス
タT7及びT8を基本構成とするレベルシフト回路と、
差動トランジスタT9・TIOを基本構成とする差動増
幅回路とをそれぞれ含む、また、センス回路SCは、ト
ランジスタT1及びT2を基本構成とするカスケード回
路を含み、データ出力バッファDOBは、トランジスタ
T13及びT14を基本構成とする入カニミッタフォロ
ワ回路ならびに差動トランジスタT15・T16を基本
構成とするメインアンプを含む。
プリアンプPAO等のレベルシフト回路及び差動増幅回
路には、NチャンネルMO5FETQ22〜Q24から
なる定電流源がそれぞれ設けられる。また、センス回路
SCのカスケード回路には、NチャンネルMO3FET
Q25〜Q28からなる定電流源が設けられ、データ出
力バッファD。
Bの入カニミッタフォロワ回路及びメインアンプには、
NチャンネルMO3FETQ28〜Q30からなる定電
流源がそれぞれ設けられる。
バイポーラ・CMOS型RAMは、さらに、トランジス
タT22及びT23とPチャンネル間O5F ETQ 
9ならびにNチャンネルMO3FETQ32及びQ33
とにより構成され定電圧Vcsを形成する定電圧発生回
路VCを含む。この定電圧Vcsは、定電流源を構成す
る上記MO3FETQ25〜Q30のゲートに直接供給
されるとともに、PチャンネルMO3FETQ7及びN
チャンネルMO3FETQ19〜Q21により構成され
選択信号SO等に従って選択的に伝達状態とされるスイ
ッチ回路を介して、定電流源を構成する上記MO3FE
TQ22〜Q24のゲートに供給される。これにより、
プリアンプPAO等は、対応する選択信号sQ等に従っ
て選択的に動作状態とされる。つまり、第5図のバイポ
ーラ・CM。
S型RAMでは、サブメモリアレイSMO等に対応して
複数個設けられるプリアンプPAO等の定電流源をNチ
ャンネルMO3FETにより構成し、これらのMOSF
ETを選択信号SO等に従って選択的にオン状態とする
ことで、動作電流を削減し、低消費電力化を図っている
ところが、上記バイポーラ・CMOS型RAMには、次
のような問題点があることが明らかとなった。すなわち
、上記定電圧発生回路VGは、その回路構成上、電源電
圧や周辺温度の変動を充分補償しえないことに加えて、
定電流源を構成するNナヤンネルMO3FETQ22〜
Q30も、その電気的特性が比較的大きなプロセスバラ
ツキを呈する。このため、上記プリアンプやメインアン
プ等に供給される動作電流が不安定な値となり、最悪条
件時において、充分な動作特性を得ることができない。
その結果、等価的にバイポーラ・CMOS型RAMの高
速化が制限され、あるいはその低消費電力化が制限され
る。
この発明の目的は、MOSFETにより構成されかつプ
ロセスバラツキ等の影響を受けにくい比較的安定した定
電流源を提供することにある。この発明の他の目的は、
複数の定電流源を含むバイポーラ・CMOS型RAM等
の高速化と低消費電力化を推進することにある。
この発明の前記ならびにその他の目的と新規な特徴は、
この明細書の記述及び添付図面から明らかになるであろ
う。
〔課題を解決するための手段〕
本願において開示される発明のうち代表的なものの概要
を簡単に説明すれば、下記の通りである。
すなわち、NチャンネルMOS F ETからなる複数
の定電流源を含むバイポーラ・CMOS型RAM等に、
所定の定電圧を形成する定電圧源と、上記定電圧を受け
第1の定電流を形成する第1の定電流源と、Pチャンネ
ルMO3FETからなり上記第1の定電流を受けて第2
の定電流を形成する電流ミラー回路と、上記第2の定電
流をそのドレイン電流とし上記複数の定電流源を構成す
るNチャンネルMOS F ETと実質的に電流ミラー
形態とされるNチャンネルMO3FETとを含む定電圧
発生回路を設けるものである。
〔作  用〕
上記した手段によれば、電流ミラー形態とされる上記P
チャンネルMO3FETあるいはNチャンネルMOS 
F ETのゲート幅比率に従った任意の値を有しかつプ
ロセスバラツキ等の影響を受けにくい比較的安定した定
電流を供給しうる定電流源を実現できる。これにより、
バイポーラ・CMO5型RAM等に含まれるプリアンプ
及びメインアンプ等の動作特性を安定化し、等価的にバ
イポーラ・CMO5型RAM等の高速化と低消費電力化
を図ることができる。
〔実施例〕
第2図には、この発明が通用されたバイポーラ・CMO
S型RAMの一実施例の回路ブロック図が示されている
。同図の各回路素子ならびに各ブロックを構成する回路
素子は、公知のバイポーラ・CMO5集積回路の製造技
術によって、特に制限されないが、単結晶シリコンのよ
うな1個の半導体基板上において形成される。以下の図
において、チャンネル(バックゲート)部に矢印が付加
されるMOSFETはPチャンネル型であり、矢印の付
加されないNチャンネルMO3FETと区別される。ま
た、図示されるバイポーラトランジスタは、トランジス
タT31及びTa2を除き、すべてNPN型トランジス
タである。
第2図において、この実施例のバイポーラ・CMOS型
RAMは、半導体基板の大半の面積を占めて配置される
メモリアレイMARYを、その基本構成とする。メモリ
アレイMARYは、特に制限されないが、8個のサブメ
モリアレイSMO〜SM7を含む。
メモリアレイMARYを構成するサブメモリアレイSM
O〜SM7は、第2図のサブメモリアレイSMOに代表
して示されるように、水平方向に配置されるm+1本の
ワード線WO〜Wmと1.垂直方向に配置されるfi+
1組の相補データ線DO・DO”Dn−Dnとをそれぞ
れ含む、これらのワード線及び相補データ線の交点には
、(m+1)x (n+1)(固のスタティック型メモ
リセルMCがそれぞれ格子状に配置される。
各メモリセルMCは、第2図に例示的に示されるように
、Nチャンネル型の駆動MO3FETQ11及びC12
をそれぞれ含む、これらのMO3FETQII及びC1
2のゲート及びドレインは、互いに交差結合される。M
O3FETQI l及びC12のドレインと回路の電源
電圧との間には、特に制限されないが、ポリシリコン(
多結晶シリコン)層からなる高抵抗値の負荷抵抗R1及
びR2がそれぞれ設けられる。ここで、回路の電源電圧
は、特に制限されないが、+5Vのような正の電源電圧
とされる。MO3FETQI l及びC12のソースは
、回路の接地電位に結合される。これにより、駆動MO
5FETQI 1及びC12は、上記負荷抵抗R1及び
R2とともに、このバイポーラ・CMOS型RAMの記
憶素子となるフリツプフロツプを構成する。
これらのフリップフロツブの入出力ノードとなるMO3
FETQI 1及びC12のドレインは、Nチャンネル
型の伝送ゲートMO3FETQI 3及びC14を介し
て、対応する相補データ線の非反転信号線DO及び反転
信号線Doにそれぞれ結合される。また、これらの伝送
ゲートMO3FETQ13及びC14のゲートは、対応
するワード線WOに共通結合される。
他のメモリセルMCも、すべて上記メモリセルMCと同
一の回路構成とされる。サブメモリアレイSMO〜SM
7の同一の列に配置されるm+1個のメモリセルMCの
入出力ノードは、対応する伝送ゲートMO3FETを介
して、対応する相補データIKDO・DO〜Dn−Dn
にそれぞれ共通結合される。また、サブメモリアレイ5
M0−3M7の同一の行に配置される8x (n+1)
個のメモリセルMCの伝送ゲートMO5FETQI 3
及びC14等のゲートは、対応するワード線WO〜Wm
にそれぞれ共通結合される。
メモリアレイMARYのサブメモリアレイ5M0−3M
7を構成するワード線W Ow W mは、Xアドレス
デコーダXADに結合され、択一的に選択状態とされる
XアドレスデコーダXADには、特に制限されないが、
XアドレスバフファXABから1+1ピントの相補内部
アドレス信号axQ〜axi(ここで、例えば非反転内
部アドレス信号axQと反転内部アドレス信号axQを
あわせて相補内部アドレス信号axQのように表す。以
下同様)が供給され、タイミング発生回路TGからタイ
ミング信号φcoが供給される。ここで、タイミング信
号φceは、通常ロウレベルとされ、バイポーラ・CM
OS型RAMが選択状態とされるとき所定のタイミング
でハイレベルとされる。
XアドレスデコーダXADは、上記タイミング信号φc
aがハイレベルとされることで選択的に動作状態とされ
る。この動作状態において、XアドレスデコーダXAD
は、上記相補内部アドレス信号axQ〜axiをデコー
ドし、メモリアレイMARYの対応するワード線W O
” W mを択一的にハイレベルの選択状態とする。
XアドレスバッファXABは、外部端子AXO〜AXi
を介して供給されるXアドレス信号AXO〜AX+を取
り込み、これを保持する。また、これらのXアドレス信
号をもとに、上記相補内部アドレス信号axQ〜axi
を形成し、XアドレスデコーダXADに供給する。
一方、メモリアレイMARYのサブメモリアレイSMO
〜SM7を構成する相補データ線Do・DO=Dn−D
nは、その一方において、対応するPチャンネルMO3
FETQI・Q2等を介して回路の電源電圧に結合され
、その他方において、カラムスイッチC3Wの対応する
カラムスイッチC3O−C37の対応する相補スイッチ
MO3FETQ3・C15及びQ4・C16等にそれぞ
れ結合される。
上記PチャンネルMO3FETQI及びQ2等は、その
ゲートが回路の接地電位に結合されることで常時オン状
態とされ、対応する相補データ線DO・DO−Dn−D
nC対する負荷MO3FETとして作用する。
カラムスイッチC5O〜CS7は、特に制限されないが
、サブメモリアレイSMO〜SM7の相補データ線DO
−τ了〜Dn −Dnに対応して設けられるn+1組の
相補スイッチMO3FETQ3・C15及びC4・Q1
0等をそれぞれ含む。
これらの相補スイッチMOS F ETの一方は、前述
のように、対応するサブメモリアレイSMO〜SM7の
対応する相補データ線DO・D O= D n・Dnに
それぞれ結合され、その他方は、対応する相補共通デー
タ線CDO・CD0−C1)?・CD7にそれぞれ共通
結合される。各相補スイッチMO3FETのPチャンネ
ルMOSFETQ3及びC4等ならびにNチャンネルM
O3FETQI5及びC16等のゲートは、それぞれ共
通結合され、対応するYアドレスデコーダYADO−Y
AD7から、対応するデータ線選択信号YO〜Ynある
いはそのインバータ回路N1等による反転信号がそれぞ
れ供給される。
カラムスイッチC3O〜C37の相補スイッチMO3F
ETQ3・C15及びC4・C16等は、対応する上記
データ線選択信号YO〜Ynが択一的にハイレベルとさ
れることで同時にオン状態とされる。その結果、サブメ
モリアレイ5M0−3M7の対応する1本の相補データ
線が、対応する相補共通データ線CD0−CD0〜CD
?・てゴr7に選択的に接続される。
YアドレスデコーダYADO〜YAD7には、特に制限
されないが、YアドレスバッファYABからj−2ビツ
トの相補内部アドレス信号ayQ〜土yj−3が共通に
供給され、アレイ選択回路ASLから対応するアレイ選
択信号s O−s 7がそれぞれ供給される。
YアドレスデコーダYADO〜YAD7は、対応する上
記アレイ選択信号SO〜S7がハイレベルとされること
で、選択的に動作状態とされる。
この動作状態において、YアドレスデコーダYADO−
YAD7は、上記相補内部アドレス信号上yO=ayj
−3をデコードし、対応する上記データ線選択信号YO
〜Ynを択一的に形成して、対応するカラムスイッチC
8O〜C57に供給する。
その結果、サブメモリアレイSMO〜SM7のうちアレ
イ選択信号5Q−s7によって指定される1 11&の
サブメモリアレイから、データ線選択信号YO〜Ynに
よって指定される1組の相補データ線が、対応する相補
共通データ線CDO・CDO〜CD?・CD7に接続さ
れる。
YアドレスバッファYABは、外部端子AYO〜AYj
を介して供給されるYアドレス信号AYO〜AYJを取
り込み、これを保持する。また、これらのYアドレス信
号をもとに、相補内部アドレス信号ayO〜ayjを形
成する。このうち、特に制限されないが、上位3ビツト
の相補内部アドレス信号a yj−2〜a y jは、
アレイ選択回路ASLに供給され、その他の相補内部ア
ドレス信号上yO〜ayj−3は、Yアドレスデコーダ
YADo−YAD7に共通に供給される。
相補共通データ線CDO・CDO〜CD7・CD7は、
対応するプリアンプPAO−PA7の入力端子にそれぞ
れ結合され、さらに対応するライトアンプWAO〜WA
7の出力端子にそれぞれ結合される。
プリアンプPAO−PA7の出力端子は、相輔読み出し
信号線r’rに共通結合され、さらにセンス回路SCの
入力端子に結合される。センス回路SCの出力端子は、
データ出力バッファDOBの入力端子に結合され、デー
タ出力バッファD。
Bの出力端子はさらにデータ出力端子Doutに結合さ
れる。プリアンプPAO〜PA7には、上記アレイ選択
回路ASLから、対応するアレイ選択信号5oxs7が
それぞれ供給される。また、データ出力バッファDOB
には、タイミング発止回路TGから、タイミング信号φ
asが供給される。ここで、タイミング信号φasは、
バイポーラ・CMOS型RAMが読み出しモードで選択
状態とされるとき、所定のタイミングでハイレベルとさ
れる。一方、ライトアンプWAO〜WA7の入力端子は
、相補書き込み信号線w−wに共通結合され、さらにデ
ータ入カバソファDIBの入力端子に結合される。デー
タ入力バッファDIBの入力端子は、データ入力端子デ
ータinに結合される。ライトアンプWAO〜WAYに
は、上記アレイ選択回路ASLから対応するアレイ選択
信号5o−slがそれぞれ供給されるとともに、タイミ
ング発生回路TGからタイミング信号φWが共通に供給
される。ここで、タイミング信号φWは、特に制限され
ないが、バイポーラ・CMOS型RAMが書き込みモー
ドで選択状態とされるとき、所定のタイミングでハイレ
ベルとされる。
プリアンプPAO〜PA7は、対応する上記アレイ選択
信号5Q−s7がハイレベルとされることで、選択的に
動作状態とされる。この動作状態において、プリアンプ
PAO−PA7は、対応するサブメモリアレイSMO〜
SM7の選択されたメモリセルMCから、対応する相補
共通データ線CD0−CL)O〜CD?・CD7を介し
て出力される読み出し信号を増幅し、電流信号に変換し
て、センス回路SCに伝達する。
センス回路SCは、上記プリアンプPAONPA7から
伝達される電流信号を、電圧信号に戻し、データ出力バ
ッファDOBに伝達する。
データ出力バッファDOBは、上記タイミング信号φo
sがハイレベルとされることで、選択的に動作状態とさ
れる。この動作状態において、データ出カバ7フアDO
Bは、上記センス回路SCから伝達される電圧信号をさ
らに増幅し、読み出しデータとして、データ出力端子D
ouLから外部に送出する。
上記プリアンプPAO−PA7とセンス回路SCならび
にデータ出カバ7フアDOBは、後述するように、Nチ
ャンネルMOSFETからなる複数の定電流源を含む。
これらのMOSFETは、そのゲートに定電圧発生回路
VGから所定の定電圧Vcmが供給されることで、定電
圧発生回路VGの終段に設けられたNチャンネルMOS
FETと電流ミラー形態とされる。その結果、上記定電
圧Vcmに従った所定の定電流が、定電流源を構成する
上記MOS F ETのプロセスバラツキに影響される
ことなく安定に形成される。
プリアンプPAO−FAT、センス回路SC及びデータ
出力バッファDOBならびに定電圧発生回路VCの具体
的な回路構成とその動作については、後で詳細に説明す
る。
データ人力バッファDIBは、バイポーラ・CMOS型
RAMが書き込みモードとされるとき、データ入力端子
Dinを介して外部から供給される書き込みデータを相
補書き込み信号とし、相補署き込み信号線w−wを介し
てライトアンプWAO〜WA7に伝達する。
ライトアンプWA O−WA 7は、上記アレイ選択信
号5o−s7が択一的にハイレベルとされることで、選
択的に動作状態とされる。この動作状態において、ライ
トアンプWAO〜WA7は、データ入力バンフyDIB
から供給される相補書き込み信号に従った書き込み電流
を形成し、対応する相補共通データ線CD0−CD0〜
CD?・CD7を介して、サブメモリアレイ5M0−3
M7の選択されたメモリセルMCに伝達する。
アレイ選択回路ASLには、上記YアドレスバッファY
ABから上位3ビツトの相補内部アドレス信号土yj−
2〜土yjが供給され、タイミング発生回路TGから上
述のタイミング信号φcoが供給される。
アレイ選択回路ASLは、上記タイミング信号φceが
ハイレベルとされることで、選択的に動作状態とされる
。この動作状態において、アレイ選択回路ASLは、上
位3ビツトの相補内部アドレス信号まyj−2〜ayj
をデコードし、対応する上記アレイ選択信号s O−s
 7を択一的にハイレベルとする。
タイミング発生回路TGは、外部から制御信号として供
給されるチップ選択信号C8及びライトイネーブル信号
WEをもとに、上記各種のタイミング信号を形成し、各
回路に供給する。
第1図には、第2図のバイポーラ・CMOS型RAMの
定電圧発生回路VGとその関連部の一実施例の回路図が
示されている。同図により、この実施例のバイポーラ・
CMO8型RA Mの定電圧発生回路VGとプリアンプ
PAO−PA7.センス回路SC及びデータ出力バッフ
ァDOBの具体的な回路構成と動作の概要を説明する。
第1図において、プリアンプPAO〜PA7は、プリア
ンプPAOに代表して示されるように、対の差動トラン
ジスタT9・TIOを基本構成とする。トランジスタ1
゛9のベースは、トランジスタT7及びダイオードD4
を介して回路の電[電圧に結合され、またNチャンネル
MO3FETQ22からなる定電流源を介して回路の接
地電位に結合される。トランジスタT7のベースは、対
応する相補共通データ線の非反転信号線CD0−CD7
に結合される。これにより、トランジスタT7とダイオ
ードD4ならびにMO3FETQ22からなる定電流源
は、トランジスタT9に対するレベルシフト回路を構成
する。同様に、トランジスタTIOのベースは、トラン
ジスタT8及びダイオードD5を介して回路の電源電圧
に結合され、またNチャンネルMO3FETQ24から
なる定電流源を介して回路の接地電位に結合される。ト
ランジスタT8のベースは、対応する相補共通データ線
の反転信号111ICDO−CD7に結合される。
これにより、トランジスタT8とダイオードD5ならび
にMO3FETQ24からなる定電流源は、トランジス
タTIOに対するレベルシフト回路を構成する。
定電流源を構成する上記MO3FETQ22〜Q2/l
のゲートは共通結合され、定電圧発生回路VGから、N
チャンネル型の伝送ゲー)MO3FETQ19を介して
、定電圧Vcmが供給される。
MO3FETQ22〜Q24の共通結合されたゲートと
回路の接地電位との間には、NチャンネルMO3FET
Q21が設けられる。上記伝送ゲー)MO3FETQI
 9のゲートには、対応する上記アレイ選択信号sO〜
s7がそれぞれ供給される。また、上記MO3FETQ
21のゲートには、PチャンネルMO3FETQ7及び
NチャンネルMO3FETQ20からなるインバータ回
路を介して、対応する上記アレイ選択信号5O−s7の
反転信号がそれぞれ供給される。
対応するアレイ選択信号SO〜s7がロウレベルとされ
るとき、上記MO3FETQ21がオン状態となり、伝
送ゲートMO3FETQ19はオフ状態となる。したが
って、定電流源を構成するMO3FETQ22〜Q24
は、そのゲートが回路の接地電位のようなロウレベルと
され、すべてオフ状態となる。その結果、プリアンプP
AO〜PA7は、非動作状態とされる。一方、対応する
アレイ選択信号SO〜S7がハイレベルとされると、上
記MO5FETQ21はオフ状態となり、代わって伝送
ゲートMO3FETQI 9がオン状態となる。したが
って、MO3FETQ22〜Q24は、そのゲートに所
定の定電圧Yenが供給されることで、定電流源として
作用する。その結果、上記差動トランジスタT9・TI
OならびにトランジスタT7及びT8には、所定の動作
電流が供給され、対応するプリアンプPAO〜PA7が
択一的に動作状態とされる。このとき、差動トランジス
タT9・TIOは、対応するサブメモリアレイSMO〜
SM7の選択されたメモリセルMCから相補共通データ
線CDO・CDO〜CD7・CD7を介して出力される
読み出し信号をもとに、所定の電流信号を形成する。こ
れらの電流信号は、相補読み出し信号線r−rを介して
、センス回路SCに伝達される。
センス回路SCは、特に制限されないが、そのベースが
共通結合される一対のトランジスタT11及びT12を
含む。これらのトランジスタの共通結合されたベースは
、ダイオードD6を介して回路の電源電圧に結合される
とともに、NチャンネルMO5FF、TQ26からなる
定電流源を介して回路の接地電位に結合される。トラン
ジスタT11及びT12のコレクタは、対応する負荷抵
抗RIO及びR11を介して回路の電源電圧に結合され
るとともに、センス回路scの反転出力端子S及び非反
転出力端子Sとして、データ出力バッファDOBのトラ
ンジスタT14及びT13のベースにそれぞれ結合され
る。また、トランジスタTll及びT12のエミッタは
、上記相補読み出し信号線の非反転信号線r及び反転信
号線rにそれぞれ結合されるとともに、NチャンネルM
O3FETQ25及びQ27からなる定N流源を介して
回路の接地電位に結合される。これらのMO3FETQ
25〜Q27のゲートには、特に制限されないが、定電
圧発生回路VCから上記定電圧■cmが常時供給される
これらのことから、トランジスタTll及びT12のベ
ース電圧は、上記ダイオードD6の順方向電圧によって
決まる所定のレベルに固定される。
したがって、トランジスタTll及びT12のエミッタ
電圧すなわち相補読み出し信号線の非反転信号線「及び
反転信号線「のレベルは、そのベース電圧よりそれぞれ
のベース・エミッタ電圧分だけ低い所定のレベルに固定
される。このため、相補読み出し信号線「・Tは、その
レベルを変化させることなく、言い換えるならばチャー
ジ又はディスチャージ動作をともなうことなく、選択さ
れたメモリセルMCの読み出し信号に従った所定の電流
信号を伝達できるものとなる。これにより、この実施例
のバイポーラ・CMOS型RAMの読み出し動作は、相
補読み出し信号線r−rに結合される寄生容量の影響を
受けることなく、高速化される。
相補読み出し信号線「・下を伝達される電流信号は、ト
ランジスタTll及びT12のコレクタ電流の変化とし
て、負荷抵抗RIO及びRLIに伝達される。このため
、負荷抵抗RIO及びR11の両端には、上記電流信号
に従った電圧降下が生じ、これによってトランジスタT
ll及びT12のコレクタ電圧が変化する。トランジス
タT11及びT12のコレクタ電圧は、センス回路SC
の反転出力信号S及び算反転出力信号Sとして、データ
出力バッファDOBに伝達される。
データ出力バッファDOBは、特に制限されないが、一
対の差動トランジスタT15・T16からなるメインア
ンプを基本構成とする。トランジスタT15及びT16
のコレクタは、対応する負荷抵抗R12及びR13を介
して回路の電源電圧に結合され、その共通結合されたエ
ミッタは、NチャンネルMO3FET30からなる定電
流源を介して回路の接地電位に結合される。特に制御さ
れないが、トランジスタT15のベースには、トランジ
スタT13とNチャンネルMO3FETQ28からなる
定電流源とにより構成される入カニミッタフォロワ回路
を介して、上記センス回路SCの非反転出力信号Sが供
給される。同様に、トランジスタT16のベースには、
トランジスタT14とNチャンネルMO3FETQ29
からなる定電流源とにより構成される入力エミッタフオ
ロワ回路を介して、上記センス回路SCの反転出力信号
Sが供給される。定電流源を構成するMO3FF、TQ
28〜Q30のゲートには、特に制限されないが、定電
圧発生回路VGから上記定電圧■Cmが常時供給される
トランジスタT16には、さらにトランジスタT17が
並列形態に設けられる。トランジスタT17のベースに
は、上述のタイミング信号φoeのインバータ回路N2
による反転信号が供給される。トランジスタT16のコ
レクタは、オーブンエミッタ型の出力トランジスタTt
8のベースに結合される。出力トランジスタ718のコ
レクタは回路の電源電圧に結合され、そのエミッタはデ
ータ出力端子DauLに結合される。
これらのことから、上記タイミング信号φOeがロウレ
ベルとされるとき、トランジスタT17は、そのベース
がハイレベルとされるため、オン状態となる。したがっ
て、トランジスタT16のコレクタ電圧すなわち出力ト
ランジスタT18のベース電圧は、センス回路SCから
供給される相補出力信号s−sに関係なくロウレベルに
画定され、出力トランジスタT18はカットオフ状態と
される。一方、上記タイミング信号φoeがハイレベル
とされると、トランジスタT17は、そのベース電圧が
ロウレベルとされるため、カフ トオフ状態となる。し
たがって、トランジスタT16のコレクタ電圧すなわち
出力トランジスタT18のベース電圧は、センス回路S
Cから供給される非反転出力信号Sのレベルが反転出力
信号Sより高いことを条件に、言い換えると選択された
メモリセルMCから出力された読み出し信号が論理“1
“であることを条件に、回路の電源電圧のようなハイレ
ヘルとされる。その結果、出力トランジスタT18はオ
ン状態となり、データ出力端子Doutには、回路の電
d79電圧より出力トランジスタT18のベース・エミ
ッタ電圧分だけ低いハイレヘルの出力信号が送出される
定電圧発生回路VGは、特に制限されないが、トランジ
スタT1〜T4とダイオードD1及びD2ならびに抵抗
R3〜R8からなる定電圧源を含む、この定電圧源は、
いわゆるIOKあるいは100に型の定電圧発生回路と
同様な作用により、回路の電源電圧や周辺温度の変動に
影響されにくい比較的安定した定電圧Vcを、トランジ
スタT2及びT4の共通結合されたベース電位として、
形成する。
定電圧発生回路VGは、さらに、そのベースに上記定電
圧Vcを受けるトランジスタT5を含む。
トランジスタT5のエミッタは抵抗R9を介して回路の
接地電位に結合され、そのコレクタは、ダイオード形態
とされるPチャンネル型(第1導電型)のMO3FET
Q5 <第1のMOSFET)を介して回路の電源電圧
に結合される。これにより、トランジスタT5及び抵抗
R9は第1の定電流−として作用し、そのエミッタ電流
if(第1の定電流)はそのままM OS F E T
Q 5のドレイン電流となる。
M OS F E T’ Q 5の共通結合されたゲー
ト及びドレインは、さらにPチャンネルMOS F E
TQ6 (第2のMOSFET)のゲートに結合される
M OS F E T Q 6のソースは回路の電源電
圧に結合され、そのドレインは、トランジスタT6のベ
ースに結合されるとともに、直列形態とされるダイオ−
FD3ならびにIiチャンネル型(第2導電型)のMO
SFETQI7  (第3のλ40SFET)を介して
回路の+A’fn電位に結合される。ここで、ダイオー
ドD3は、その順方向電圧がトランジスタT 6のベー
ス・工j7り電圧と同じになるように設d1・され、M
OSFETQI7はダイオード形態とされる。
トランジスタT6の二ルクタは回路の電源電圧に結合さ
れ、その工之7タは、NチャンネルM0SFETQlB
を介して回路の接地磁位に結合される。MOSFETQ
I 8は、そのゲートが回路の電源電圧に結合されるこ
とで常時オン状態とされ、1−ランジスタT6に対する
負荷手段として作用する。トランジスタT6のエミッタ
電流は、この定電圧発生回路VCの出力信号すなわち上
記定電圧Vcmとされ、前述のように、定電流源を構成
する上記MO3FETQ22〜Q30 (第4のMOS
FET)のゲートに共通に供給される。
これらのことから、上記MOSFET’Q6は、M O
S F E T Q 5と電流ミラー形態とされ、上記
トランジスタT6は、MOSFETQI 8とともに一
つの出力エミッタフォロヮ回路を構成する。
一方、ダイオ−VD3が、前述のように、トランジスタ
T6のベース・エミッタ電流と同一の順方向電圧を持つ
ように設計されることで、トランジスタ1゛6のエミッ
タ電圧すなわち定電圧Vcmは、MOSFETQI7の
共通結合されたゲート及びドレインの電圧に等しいもの
となる。したがって、MQSFETQI 7は、トラン
ジスタT6及びMOSFETQI8からなる出カニミッ
タフォロワ回路を介して、複数の定電流源を構成する上
記MO3FETQ22〜Q30と実質的な電流ミラー形
態とされる。
つまり、定電圧Vcに従ってトランジスタT5のエミッ
タ電流として形成される第1の定電流11体、まずその
ままMO3FETQ5のドレイン電流とされ、このMO
3FETQ5と電流ミラー形態とされるMOSFETQ
6のドレイン電流すなわち第2の定電流12として伝達
される。ここで、定電流12は、MO3FETQ5及び
Q6のゲート幅をそれぞれW5及びw6とするとき、i
 2 = i 3 X (W6/W5)  ・・・・・
・(11となり、MO3FETQ5及びQ6のゲート幅
の比率に従った任意の値をとる。
定電流12は、概ねそのままMOSFETQI7のドレ
イン電流とされ、さらに、このMOSFETQI7と電
流ミラー形態とされる上記MO3FETQ22〜Q30
のドレイン電流として伝達される。ここで、例えばMO
SFETQ30によリデータ出カバソファDOBのメイ
ンアンプに供給される動作電流すなわち第3の定電流i
3は、MO3FETQ17及びQ30のゲート幅をそれ
ぞれWI?及びW2Oとするとき、 i 3 = i 2 X (W30/W! ?)  ・
・・・(2)となり、MO3FETQI 7と定電礪源
を構成するM OS F E T Q 30 *のゲー
ト幅の比率に従った任意の値をとる。
前迷のように、トランジスタT5のベースに供給される
定電圧Vcは、回路の電源電圧や周辺温度の変動に影響
されにくい比較的安定した値をとり、この定電圧Vcを
もとに形成される第1の定電流ifも、同様に安定した
値となる。第2の定電流12の値は、上記(1)式に示
されるように、上記第1の定電流11の値と、電流ミラ
ー形態とされるMO3FETQ5及びQ6のゲート幅比
率とにより決定される。また、第3の定電流i3の値は
、上記(2)式に示されるように、上記第2の定電流t
2の値と、電流ミラー形態とされるMO3FETQ1?
及びQ30等のゲート幅比率とにより決定される0周知
のように、同一の基板に形成されるMO3FETQ5及
びQ6ならびにMO3FETQ17及びQ30等のゲー
ト幅は、はぼ同一のプロセスバラツキを呈する。したが
って、上記(1)式及び(2)式に含まれるゲート幅比
率は、プロセスバラツキの影響を受けにくい安定した値
となり、結果的にデータ出力バッファDOBのメインア
ンプ等に供給される定電流i3等は、プロセスバラツキ
の影響を受けにくい安定した値をとることとなる。これ
により、プリアンプやメインアンプ等の動作特性が安定
化されるため、等価的にバイポーラ・CMO5型O5M
をさらに高速化し低消費電力化することができる。
以上のように、この実施例のバイポーラ・CMO8型O
8Mは、NチャンネルMOS F ETにより構成され
プリアンプPAO〜PA7やデータ出力バッファDOB
のメインアンプ等に動作電流を供給する複数の定電流源
を含む。これらの定電流源には、バイポーラ・CMOS
型RAMに内蔵される定電圧発生回路VGから、所定の
定電圧Vcmが共通にあるいは選択的に供給される。こ
の実施例において、定電圧発生回路VCは、回路の電源
電圧や周辺温度等の変動に影響されにくい比較的安定し
た定電圧Vcを形成する定電圧源と、この定電圧Vcを
受け第1の定電流+1を形成する定電流源と、一対のP
チャンネルMOS F ETからなり上記定電流11を
もとに第2の定電流12を形成する電流ミラー回路と、
上記定電流12をそのドレイン電流とし上記複数の定電
流源を構成するNチャンネルMO3FETと出力エミッ
タフォロワ回路を介して実質的に電流ミラー形態とされ
るNチャンネルM OS F E T Q 17とを含
む。
上記第2の定電流12の値は、電流ミラー形態とされる
PチャンネルMO3FETQ5及びQ6のゲート幅比率
に従って決定され、プリアンプやメインアンプ等に供給
される動作電流i3等は、上記MO3FETQ17と定
電流源を構成するNチャンネルMO3FETQ30等と
のゲート幅比率に従って決定される。これらのゲート比
率は、関係するMOS F ETが同一の基板上に形成
されほぼ同一のプロセスバラツキを呈することから、プ
ロセスバラツキの影響を受けにくい比較的安定したもの
とされる。このため、最終的にプリアンプあるいはメイ
ンアンプ等に供給される動作電流は、回路の電源電圧や
周辺温度の変動に影響されにくくかつプロセスバラツキ
の影響を受けにくい比較的安定した値をとる。これによ
り、プリアンプやメインアンプ等の動作を安定化でき、
結果的にバイポーラ・CMO5型O5Mをさらに高速化
し低消費電力化できるものである。
以上の本実施例に示されるように、この発明をバイポー
ラ・CMOS型RAM等の半導体集積回路装置に適用し
た場合、次のような効果が得られる。すなわち、 (1) NチャンネルMO3FETからなる複数の定電
流源を含むバイポーラ・CMOS型RAM等に、所定の
定電圧を形成する定電圧源と、上記定電圧を受け第1の
定電流を形成する第1の定電流源と、一対のPチャンネ
ルMO3FETからなり上記第1の定電流をもとに第2
の定電流を形成する電流ミラー回路と、上記第2の定電
流をそのドレイン電流としかつ上記複数の定電流源を構
成するNチャンネルMO5FETと実質的に電流ミラー
形態とされるNチャンネル間O3FETとを含む定電圧
発生回路を設けることで、電流ミラー形態とされる上記
PチャンネルMO3FETあるいはNチャンネルMOS
 F ETのゲート幅比率に従った任意の値を有し、か
つプロセスバラツキの影響を受けにくい比較的安定した
定電流を形成できるという効果が得られる。
(2)上記(1)項において、複数の定電流源をNチャ
ンネルMO5FETで構成し、これを所定の制御信号あ
るいは選択信号に従って選択的にオン状態とすることで
、複数の定電流源を含むバイポーラ・CMOS型RAM
等の平均的な動作電流を削減できるという効果が得られ
る。
(3)上記+11項において、複数の定電流源を、入力
インピーダンスの大きなNチャンネル間O3FETによ
り構成することで、これらのNチャンネル間O3FET
を、定電圧発生回路に設けられる1個のNチャンネルM
OS F ETと同時に電流ミラー形態とできるため、
定電圧発生回路等の回路素子数を削減し、そのレイアウ
ト所要面積を縮小できるという効果が得られる。
(4)上記(3)項において、定電圧発生回路に設けら
れるNチャンネル間O3FETと複数の定電流源を構成
するNチャンネル間O3FETとの間に、エミ・7タフ
オロワ回路を設けることで、同時に電流ミラー形態とし
うるNチャンネル間O3FETの数を拡大できるため、
定電圧発生回路等の回路素子数をさらに削減し、そのレ
イアウト所要面積をさらに縮小できるという効果が得ら
れる。
(5)上記(11項〜(4)項により、上記複数の定電
流源から動作電流を受けるプリアンプあるいはメインア
ンプ等の動作を安定化し、かつ平均的な動作電流を削減
できるという効果が得られる。
(6)上記(1)項〜(5)項により、複数の定電流源
を含むバイポーラ・CMOS型RAM等の動作を安定化
し、等価的にその高速化と低消費電力化を図ることがで
きるという効果が得られる。
以上本発明者によってなされた発明を実施例に基づき具
体的に説明したが、この発明は上記実施例に限定される
ものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々変更可
能であることはいうまでもない。例えば、第1図におい
て、センス回路SC及びデータ出力バンファDOBに設
けられるNチャンネルMO3FETQ25〜Q30は常
時オン状態とされるが、例えばチップ選択信号C5等に
従って選択的にオン状態とすることで、さらに低消費電
力化を図ることができる。この場合、定電圧発生回路V
GとこれらのMOSFETとの間に、PチャンネルMO
3FETQ?及びNチャンネルMO5FETQI 9〜
Q21からなるようなスイッチ回路を設ければよい、定
電圧発生回路VGから出力される定電圧Vcmは、例え
ば第3図に示される定電圧V c m nのように、出
力エミッタフォロワ回路を介することなく、定電流源を
構成するNチャンネルMO3FETQ31等に直接供給
されることもよい、また、第3図に示されるように、定
電流源がPチャンネルMO3FETQ8等によって構成
される場合、これをPチャンネルMO3FETQ5と電
流ミラー形態とし、定電圧Vc m pを供給する形と
してもよい、定電圧発生回路VCに設けられる定電圧源
は、例えば第4図に示されるような回路構成としてもよ
いし、回路の電源電圧や周辺温度の変動に影響されにく
いことを条件に、任意の回路構成をとることができる。
定電圧発生回路VCから定電圧Vcmを受ける定電流源
は、例えばECL回路の電流スイッチ回路等に動作電流
を供給するためのものであってもよい。第2図において
、バイポーラ・CMOS型RAMは、メモリアレイMA
RYに代表されるような複数のメモリマントを含むもの
であってもよいし、逆にl IIIのアレイのみによっ
て構成されるものであってもよい。メモリアレイMAR
Yの各メモリセルMCを構成する抵抗R1及びR2は、
PチャンネルMO3FETからなるアクティブ負荷に置
き換えることもできる。さらに、第1図に示されるプリ
アンプPAO〜PA7.センス回路SC,データ出力バ
ッフ7DOB及び定電圧発生回路VGの具体的な回路構
成や、第2図に示されるハ#−ラ・CMOS型RAMの
ブロック構成ならびに制御信号あるいはアドレス信号の
組み合わせ等、種々の実施形態を採りうる。
以上の説明では主として本発明者によってなされた発明
をその背景となった利用分野であるバイポーラ・CMO
S%RAMに通用した場合について説明したが、それに
限定されるものではなく、例えば、バイポーラRAM等
の各種半導体記憶装置や同様な定電流源を含む各種のデ
ィジタル集積回路等にも通用できる0本発明は、少なく
ともMOSFETからなる定電流源を含む半導体集積回
路装置に広く通用できる。
〔発明の効果〕
本願において開示される発明のうち代表的なものによっ
て得られる効果を簡単に説明すれば、下記のとおりであ
る。すなわち、Nチャンネル間O3FETからなる複数
の定電流源を含むバ・イボーラ・CMOS型RAM等に
、所定の定電圧を形成する定電圧源と、上記定電圧を受
け第1の定電流を形成する第1の定電流源と、一対のP
チャンネルMOS F ETからなり上記第1の定電流
をもとに第2の定電流を形成する電流ミラー回路と、上
記第2の定電流をそのドレイン電流としかつ上記複数の
定電流源を構成するNチャンネル間O3FETと実質的
に電流ミラー形態とされるNチャンネルMOS F E
Tとを含む定電圧発生回路を設けることで、起動制御し
やすくかつプロセスバラツキの影響を受けにくい比較的
安定した定電流源を実現できる。これにより、複数の定
電流源を含むバイポーラ・CMOS型RAM等の動作を
安定化し、等価的にその高速化と低消費電力化を図るこ
とができるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は、この発明が通用されたバイポーラ・CMOS
型RAMの定電圧発生回路及びその関連部の一実施例を
示す回路図、 第2図は、第1図の定電圧発生回路等を含むバイポーラ
・CMOS型RAMの一実施例のブロック図、 第3図は、この発明が通用されたバイポーラ・CMOS
型RAMの定電圧発生回路及びその関連部の第2の実施
例を示す回路図、 第4図は、この発明が通用されたバイポーラ・CMOS
型RAMの定電圧発生回路の第3の実施例を示す回路図
、 第5図は、この発明に先立って本願発明者等が開発した
バイポーラ・CMOS型RAMの定電圧発生回路及びそ
の関連部を示す回路図である。 MARY・・・メモリアレイ、5M0−5M?・・・サ
ブメモリアレイ、MC・・・メモリセル、C3W、C3
O−C37・・・カラムスイッチ、PAO−PA7・・
・プリアンプ、SC・・・センス回路、DOB・・・デ
ータ出力バッファ、■G・・・定電圧発生回路。 1゛1〜T23・・・NPN型バイポーラトランジスタ
、T31〜T32・・・PNP型バイポーラトランジス
タ、Ql〜Q9・・・PチャンネルMO3FET、Ql
 1〜Q33・・・Nチャンネル間O3FET、R1−
R18・・・抵抗、Di〜D8・ ・ ・ダイオード、
N1〜N2・ ・ ・CMOSインバータ回路。 XAD・・・Xアドレスデコーダ、YADO〜YAD7
・・・Yアドレスデコーダ、XAB・・・Xアドレスバ
ッファ、YAB・・・Yアドレスバッファ、WAO〜W
A?・・・ライトアンプ、DI’B・・・データ入カバ
フファ、ASL・・・アレイ選択回路、TO・・・タイ
ミング発生回路。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、所定の定電圧を形成する定電圧源と、上記定電圧を
    受け第1の定電流を形成する第1の定電流源と、ダイオ
    ード形態とされ上記第1の定電流をそのドレイン電流と
    する第1導電型の第1のMOSFETと、上記第1のM
    OSFETと電流ミラー形態とされ第2の定電流を形成
    する第1導電型の第2のMOSFETと、ダイオード形
    態とされ上記第2の定電流をそのドレイン電流とする第
    2導電型の第3のMOSFETと、上記第3のMOSF
    ETと実質的に電流ミラー形態とされ第3の定電流を形
    成する第2導電型の第4のMOSFETとを具備するこ
    とを特徴とする半導体集積回路装置。 2、上記第4のMOSFETは、1個の上記第3のMO
    SFETに対して複数個設けられるものであって、上記
    第3のMOSFETの共通結合されたゲート及びドレイ
    ンと複数の上記第4のMOSFETの実質的に共通結合
    されたゲートとの間には、エミッタフォロワ回路が設け
    られ、上記エミッタフォロワ回路を構成するバイポーラ
    トランジスタのベースと上記第3のMOSFETとの間
    には、上記バイポーラトランジスタのベース・エミッタ
    電圧と同一の順方向電圧を持つレベルシフト用のダイオ
    ードが設けられるものであることを特徴とする特許請求
    の範囲第1項記載の半導体集積回路装置。 3、上記エミッタフォロワ回路の出力端子と上記第4の
    MOSFETのゲートとの間には、さらに、所定の制御
    信号に従って選択的に伝達状態とされるスイッチ回路が
    設けられるものであることを特徴とする特許請求の範囲
    第1項又は第2項記載の半導体集積回路装置。 4、上記半導体集積回路装置は、バイポーラ・CMOS
    型RAMであって、上記第4のMOSFETは、上記バ
    イポーラ・CMOS型RAMのプリアンプ及びメインア
    ンプ等に含まれる定電流源を構成するものであることを
    特徴とする特許請求の範囲第1項、第2項又は第3項記
    載の半導体集積回路装置。 5、実質的に電流ミラー形態とされる第3及び第4のM
    OSFETと、上記第3のMOSFETの共通結合され
    たゲート及びドレインと上記第4のMOSFETのゲー
    トとの間に設けられるエミッタフォロワ回路と、上記エ
    ミッタフォロワ回路を構成するバイポーラトランジスタ
    のベースと上記第3のMOSFETとの間に設けられ上
    記バイポーラトランジスタのベース・エミッタ電圧と同
    一の順方向電圧を持つレベルシフト用のダイオードとを
    具備することを特徴とする半導体集積回路装置。 6、上記第4のMOSFETは、1個の上記第3のMO
    SFETに対して複数個設けられるものであることを特
    徴とする特許請求の範囲第5項記載の半導体集積回路装
    置。
JP63169266A 1988-07-07 1988-07-07 半導体集積回路装置 Expired - Lifetime JP2698833B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP63169266A JP2698833B2 (ja) 1988-07-07 1988-07-07 半導体集積回路装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP63169266A JP2698833B2 (ja) 1988-07-07 1988-07-07 半導体集積回路装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0221496A true JPH0221496A (ja) 1990-01-24
JP2698833B2 JP2698833B2 (ja) 1998-01-19

Family

ID=15883325

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP63169266A Expired - Lifetime JP2698833B2 (ja) 1988-07-07 1988-07-07 半導体集積回路装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2698833B2 (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH03222195A (ja) * 1990-01-25 1991-10-01 Nec Corp センス増幅回路
JPH04182991A (ja) * 1990-11-19 1992-06-30 Hitachi Ltd 電流源制御方式及び、それを使用したセレクタ回路及び、それを使用したメモリ回路を含む集積回路
JPH05109295A (ja) * 1991-10-15 1993-04-30 Nec Corp 半導体メモリ装置
JPH0945085A (ja) * 1995-07-28 1997-02-14 Nec Corp 半導体メモリ

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH03222195A (ja) * 1990-01-25 1991-10-01 Nec Corp センス増幅回路
JPH04182991A (ja) * 1990-11-19 1992-06-30 Hitachi Ltd 電流源制御方式及び、それを使用したセレクタ回路及び、それを使用したメモリ回路を含む集積回路
JPH05109295A (ja) * 1991-10-15 1993-04-30 Nec Corp 半導体メモリ装置
JPH0945085A (ja) * 1995-07-28 1997-02-14 Nec Corp 半導体メモリ

Also Published As

Publication number Publication date
JP2698833B2 (ja) 1998-01-19

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH0863973A (ja) 集積回路用パワーオン回路
US4833648A (en) Multiport ram hybrid memory cell with fast write
JPH1166858A (ja) 半導体記憶装置
US4984207A (en) Semiconductor memory device
JP2666604B2 (ja) 差動増幅器およびこれを用いたラッチ回路並びにラッチ回路を用いたメモリ装置及びその情報読み出し方法
JPH0586000B2 (ja)
JPH0221496A (ja) 半導体集積回路装置
US5239501A (en) Static memory cell
JP3251281B2 (ja) 半導体集積回路装置
US5428312A (en) ECL interface circuit
JP2650107B2 (ja) 半導体集積回路装置
JP2569033B2 (ja) 半導体記憶装置
JPS61246993A (ja) 半導体集積回路装置
EP0528799B1 (en) Read/write/restore circuit for memory arrays
JP2610882B2 (ja) 半導体集積回路装置
JP2000174611A (ja) 半導体回路および半導体記憶装置
Heimsch et al. a 3.8-ns 16 K BiCMOS SRAM
KR0140214Y1 (ko) 스태틱형 메모리셀
JPH0448820A (ja) 半導体集積回路
JPH06187787A (ja) 半導体記憶装置とそのパイプライン動作制御方法
JPS63197089A (ja) 半導体記憶装置
JP3109046B2 (ja) 半導体集積回路装置
JPS63293788A (ja) 半導体記憶装置
JPS59139727A (ja) Cmos集積回路装置
JPS5974732A (ja) Cmos集積回路装置