JPH02208151A - 傾き検出装置 - Google Patents

傾き検出装置

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JPH02208151A
JPH02208151A JP1027057A JP2705789A JPH02208151A JP H02208151 A JPH02208151 A JP H02208151A JP 1027057 A JP1027057 A JP 1027057A JP 2705789 A JP2705789 A JP 2705789A JP H02208151 A JPH02208151 A JP H02208151A
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JP
Japan
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positive
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reset
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inclination
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JP1027057A
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Toshiaki Takahashi
俊明 高橋
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Alpine Electronics Inc
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Alpine Electronics Inc
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〈産業上の利用公費〉 本発明は傾き検出装置に係わり、特に所定角度以上の傾
き変化を正確に検出する傾き検出装置に関する。
〈従来技術〉 被測定部材の傾きや揺れを検出し、これらが所定の大き
さ以上になった時、スイッチング信号を出力して警報を
発生する装置があり、車の盗難防止用などに広く用いら
れている。すなわち、車を盗む場合には、外から揺すっ
たり、傾けたり、ジヤツキで持ち上げたりする。このた
め、車に所定角度以上の傾き変化が生じたり、揺れが生
しる。
そこで、傾き検出装置や揺れ検出装置を車に取り付け、
所定角度す上の傾き変化や揺れが検出された時、警報を
発生して車の盗難を防止する。
ところで、従来のモーシ冒ンセンサ装置は、磁石が埋め
込まれた振り子と該振り子船直方向真下のブラケットに
取り付けられた磁気抵抗素子を有し、傾斜により振り子
が傾いた時生じる磁気抵抗素子の抵抗変化に基づいて所
定角度以上の傾き変化を検出するものであった。
〈発明が解決しようとする課題〉 しかし、従来のモーシ1ンセンサ装置では車が傾いて駐
車される場合には、その都度磁気抵抗素子のセンターが
振り子に対向するようにセンタリングしなければならず
操作が面倒であった。
又、従来のモーシ嘗ンセンサ装置では、磁気抵抗素子の
抵抗変化に基づいて生じる信号のレベルに基づいてアナ
菅グ的に所定角度以上の傾き変化を検°出するものであ
り、精度の高い傾き検出ができないという問題があった
以上から本発明の目的は、センタリングが不要であり、
しかもデジタル的に高精度に所定角以上の傾き変化を検
出できる傾き検出装置を提供することである。
く課題を解決するための手段〉 上記課題は、被測定部材の揺れや傾きにより互いに位相
の異なる人相、B相の2つの信号を発生するセンサと、
一方向に連続して傾いている時に前記2相信号に少なく
とも2回以上の状態変化があったことを検出する状態変
化検出部と、状態変化の時間間隔を監視する間隔監視部
と、状態変化の時間間隔が設定時間より大きい時、傾き
発生信号を出力する傾き識別部により達成される。
く作用〉 センサから出力される人相、B相の2相信号に、例えば
2回の状態変化があったことが状態変化検出部により検
出され、しかも間隔監視部により該状態変化の時間間隔
が設定時間以上であることが判別された時、傾き識別部
は所定角以上の傾き変化が生じたものとして傾き発生を
警報する。
〈実施例〉 第1図は本発明の傾き検出装置のブロック図である。図
中、11は傾き検出センサであり、振り子と、該振り子
の動きに応じて回動する磁気ドラムと、磁気ドラムに対
抗して配設された磁気抵抗素子(MR素子)を有し、被
測定部材例えば車両に傾き変化が生じると互いに90°
位相の異なる人相、B相の2つの信号を発生する。
12 m、 12 bはセンサから発生する2相信号の
波形を整形及び増幅して矩形波である2相信号A、Bを
発生する整形増幅w!i路、13はA相、B相信号の各
立ち上がり及び立ち下がり部分で傾き方向に応じて正パ
ルス列PPまたは負パルx 列NPを発生する方向判別
・4倍回路、14A、14Bはそれぞれ正パルスPPま
たは負パルスNPがそれぞれ連続して少なくとも2回発
生したことを検出する正方向のカウンタ及び負方向のカ
ウンタである。尚、方向判別・4倍回路13とカウンタ
14A、14Bにより、2相信号に少なくとも2回以上
の状態変化があったことを検出する状態変化検出部10
1が形成される。
ISA、15Bはそれぞれ正パルスPP、負パルスNP
の時間間隔が所定時間以上であるかを監視する時間間隔
監視回路、18A、16Bは揺れ検出リセット回路であ
や、それぞれ正方向パルスPP、負方向パルスNPの時
間間隔が所定時間以下の時、これらパルスは揺れによる
ものと見做して正方向カウンタ14A、負方向カウンタ
14Bをリセットするリセット信号*5RPA、*5R
PBを発生する。
17A、17Bはそれぞれ正方向及び負方向に傾き中に
、連続して2個以上の正パルスPPまたは負パルスNP
が検出され(2相信号に少な(とも2回以上の状態変化
が検出され)、シかもパルス間隔(状態変化の時間間隔
)が設定時間より大きい時、正方向及び負方向の傾き発
生信号IOA。
ICBを出力する正方向傾き識別回路、負方向傾き識別
回路である。18は正方向及び負方向の傾き発生信号I
OA、ICBの論理和である傾き発生信号tCを出力す
るノアゲート、19は揺れ誤動作防止回路であり、傾き
発生信号ICが出力されても1、それ以後に継続して発
生する状態変化(正パルスPPまたは負パルスNP)の
時間間隔が短い時には揺れと見做して傾き発生信号の出
力を禁止する。尚、正方向及び負方向傾き識別回路17
A、17Bとノアゲート18と揺れ誤動作防止回路19
により傾き識別部102が形成される。
20は外部から強制リセット信号ERPを発生する強制
リセット部、21はリセット回路であり、強制リセット
信号ERP及び正パルスPPの発生により負方向のカウ
ンタ14Bをリセットするリセット信号RPBを発生す
ると共に、強制リセット信号ERP及び負パルスNPの
発生により正方向のカウンタ14Aをリセットするリセ
ットパルスRPAを発生する。22A〜22Bはノアゲ
ートである。
状態変化検出部101により傾き検出センサ11から出
力される人相、B相の2相信号に例えば2回の状態変化
が発生したことが検出され、しかも時間間隔監視部15
A、15Bにより該状態変化の時間間隔が設定時間以上
であることが判別されると、傾き識別部102は所定角
以上の傾き変化が生じたものとしてへイレペルの傾き発
生信号IC’を出力する。
尚、強制リセット部20から発生する強制リセット信号
ERP及び正パルスPPにより負方向のカウンタ14B
をリセットすると共に、強制リセット信号ERP及び負
パルスNPによゆ正方向のカウンタ14Aをリセットす
る。強制リセット信号ERPによりカウンタ14A、1
4Bをリセットすることにより、センタリングすること
なく検出角度を初期状態から確実に検出することができ
る。又、正パルスPPまたは負パルスNPにより負方向
または正方向カウンタ14B、14Aをリセットするこ
とにより揺れやシ謬ツク等により発生する傾き検出の誤
動作を防止できる。
更に、揺れ検出リセット回路16Aにより正パルスPP
の時間間隔を監視し、該時間間隔が所定時間以下の場合
には正方向のカウンタ14Aをリセットする。又、同様
に揺れ検出リセット回路16Bにより負パルスNPの時
間間隔を監視し、該時間間隔が所定時間以下の場合には
負方向のカウンタ14Bをリセットする。このように構
成することにより、状態変化を記憶した自分自身の方向
信号(正または負パルス)が揺れのような比較的短い時
間間隔の状態変化で終わった場合、その時点で自分自身
の状態変化の記憶を消すことができ、誤動作を防止でき
る。
又、傾き検出部102の揺れ誤動作防止回路19は、傾
き発生信号ICが出力されても、それ以後に継続して発
生する状態変化(正パルスPPまたは負パルスNP)の
時間間隔が短い時には揺れと見做し、へイレベルの傾き
発生信号IC’の出力を禁止する。このように構成する
ことにより、第1の揺れやシ冒ツクにより生じるパルス
列の最後のパルスと、時間をおいて生じる第2の揺れや
シ嘗ツクのパルス列の先頭パルスとで傾きが生じたと誤
って検出される誤動作を防止できる。
以下、第1図の各部について詳細に説明する。
第2図は傾き検出センサとしての磁気式エンコーダの構
造図であり、同図(a)は側面図、同図(b)は正面図
である。l1mは側面り字状の取り付は部材、11bは
磁気センサである。磁気センサ11bは、ガラス上に形
成されたパーマ四イ薄膜パターンの磁気抵抗素子本体と
、互いに90 位相がずれた人相、B相の2つの信号を
発生する電気回路とから構成されている。llcは磁気
センサ11bを取や付は部材に取り付けるネジ、lid
は周側面に所定ピッチで着磁された磁気ドラムであり、
磁気センサllbとは微小間隙をおいて対向している。
lieは振り子、llfは先端に振9子が固定されると
共に他端に磁気ドラムが固定され、振り子と一体に回動
することにより磁気ドラムを同様に回動させるサスペン
ダー 11gは磁気ドラム、サスペンダーを回動可能に
支持する支持部である。
磁気式エンコーダが取り付けられた被測定部材が傾くと
、振り子lieは鉛直方向を向くように振れ、これに応
じて磁気ドラムlidが回動し、磁気センサllbから
2相信号が出力される。
第3図は磁気式エンコーダの動作原理説明図である。磁
気抵抗素子はパターンの長手方向に電流を通ずる時、そ
の電気抵抗値Rがこれと直交する磁界Hが存在する時に
減少するという特性を有している。このため、磁気抵抗
素子MRa、MRbのパターンを、第3図(a)に示す
ようにドラムの着磁パターンに対応させて配置すると、
換言するならば、磁気抵抗素子MRa、MRbを互いに
λ/2(λは着磁パターンのピッチを示す)の位相をず
らして配置すると、磁気抵抗素子MRa、MRbの抵抗
値が着磁パターンの移動に従って交互に小さくなり、第
3図(a)の状態では、磁気抵抗素子MRaの抵抗値は
小となり、磁気抵抗素子MRbの抵抗値は大となる。こ
の結果、出力端子0UT(第311To))からはドラ
ムの回転、すなわち着磁パターンの移動にしたがって、
交流の信号出力を得ることができる。
尚、磁気センサは実際には、第3図(e)、(d)に示
すように、磁気抵抗素子a、(i=1〜4)、b(i−
1〜4)を組み合わせてブリッジ構成とすることにより
、出力電圧の増加、温度特性の改善を図9、また磁気抵
抗素子a、からドラムの着磁パターンリッチに対して1
/4波長ずれた位置に別の磁気抵抗素子b1を配列する
ことによって、出力端子00T1からはインクリメント
エンコーダに必要な人相信号出力を、又、出力端子0U
T2からはB相信号出力を得ることができる。
第4図はA相及びB相の2相信号を入力され、傾き方向
に応じて1周期当り4個の正パルス列PPまたは負パル
ス列NPを発生する方向判別・4倍回1113の動作説
明用の波形図であり、正方向に傾いた場合を示している
。図中、A、Bは互いに90位相がずれたA相信号、B
相信号、ΔAはA相信号から所定時間遅延した信号、Δ
BはB相信号から所定時間遅延した信号、*ΔA、*Δ
Bは信号ΔA、ΔBの否定信号(*は否定を意味する)
、PlはA・*ΔAの論理層演算により発生する正パル
ス、P2はB・*ΔBにより発生する正パルス、P3は
*A・ΔAにより発生する正パルス、P4は*B・ΔB
により発生する正パルス、PPは正パルス列である。
第5図は第1図における傾き検出装置の要部回路図であ
り、第1図と同一部分には同一符号を付している。尚、
連続して2回の状態変化が発生した時(連続して2個の
正パルスPPまたは負パルスNPが発生した時)、所定
角度以上の傾き変化が発生したものとしているため、カ
ウンタ14A。
14Bは共に1個のDタイプのフリップ7四ツブで構成
されている。又、時間間隔監視回路15A。
15Bは共に時定数回路を有し、所定の時間T6を設定
している。
以下、第6図の波形図を参照しながら第5図の動作を説
明する。
(a)正パルス間隔Tが設定時間T、より長い場合正方
向に傾いて第1の正パルスP1が発生すると、フリップ
7四ツブ(カウンタ)14AはセットされてQlはへイ
レベルとなる。この結果、時間監視回415にの時定数
回路出力電圧Uは第6図(IL)に示すように漸減し、
設定時間T、後にスレッシ謬−ルドレペル以下(ローレ
ベル)となる。
しかる後、第2の正パルスP2が発生すると、時間監視
回路ISAのナントゲート出力01JT1は該正パルス
幅だけローレベルになる。この時、時定数回路出力電圧
υも胃−レベルとなっているため、正方向傾き識別回路
17Aのノアゲート出力ICAはへイレベルとなって正
方向へ所定角度以上の傾きが発生したが検出される。す
なわち、TNT の正パルスが連続して2個発生した場
合に・ は、該正パルスは揺れやシアツクによるものでなく、所
定角以上の傾き変化により発生したものとして傾き発生
信号を出力する。
(b)正パルス間隔Tが設定時間T、以下の場合正方向
に傾いて第1の正パルスP1が発生すると、フリップフ
ロップ(カウンタ)14AはセットされてQlはへイレ
ベルとなる。これにより、時間監視回路15Aの時定数
回路出力電圧Uは第6図(b)に示すように漸減する。
しかし、T<T、であるから、出力電圧Uがローレベル
となる前に、第2の正パルスP2が発生し、時間監視回
路15Aのナントゲート出力0UT1は正パルスP2の
幅だけローレベルになる。このように、0UTIがロー
レベルになっている間、時定数回路出力電圧Uはへイレ
ベルとなっているため、正方向傾き識別回路17Aのノ
アゲート入力は同時に田−レベルとなることがないため
、その出力IOAはローレベルとなり、正パルスが2個
連続して発生しても傾きによるものでないと見做して傾
き発生信号を出力しない。すなわち、T<T、の正パル
スが連続して2個発生した場合には、該正パルスは揺れ
やシアツクによるものであると見做して傾き発生信号を
出力しない。
(0)i曳ヱ」」1作 強制リセットは傾き検出装置の動作開始に先立って、強
制リセット部20の押し釦BTを押圧することにり行わ
れる。すなわち、押し釦BTの押圧により、所定時間幅
の外部リセット信号ERPがリセット回路21の各ノア
ゲートを介してフリップ7田ツブ14 A、 14 B
のリセット端子R1゜R2に入力され、これらをリセッ
ト状態(初期状態)にする。この結果、従来のようにセ
ンタリングしな(ても、傾き変化を初期状態から正確に
検出できる。
又、7リツプ7田ツブ14A、14Bのリセットは外部
リセット信号による強制リセットだけではな(、正パル
スPPが発生すると負方向フリップフリップ14Bがリ
セットされ、負パルスNPが発生すると正方向フリップ
フロップ14Aがリセットされる。この結果、揺れやシ
璽ツクによる誤動作を防止できる。
以上が第5図の動作であるが、この第5図の回路では揺
れと傾きが所定時間おいて発生すると誤動作する場合が
ある。すなわち、第7図に示すように揺れによゆパルス
列P1〜P3が発生して停止し、しかる後所定時間経過
してから傾きによるパルスP4.P5が発生すると、揺
れ最後のパルスP3と傾き最初のパルスP4とにより時
間間隔が大きい2つの正パルスが構成され、これにより
所定角以上の傾き変化が発生したものとして誤動作をす
る場合がある。
そこで、本発明においては揺れ検出リセット回路16A
、16Bを設は上記誤動作をしない、ようにしている。
第8図は正方向の揺れ検出リセット回$16Aであり、
負方向の揺れ検出リセット回路16Bも同様に構成され
ている。又、第9図は揺れ検出リセット回路の動作説明
用の各部波形図である。
第1の揺れにより正パルスP1〜P3が発生し、第2の
揺れにより正パルスP4.P5が発生し、傾きにより正
パルスP6〜P8が発生するものとする。
フリップフロップ14Aが第1の正パルスP1によりセ
ットされ、第2の正パルスP2によりリセットされると
、*Q1出力はへイレベルになるから、揺れ検出リセッ
ト回路16Aの時定数回路出力Vは漸減する。そして、
出力電圧Vがスレッシ嘗−ルドレベルVア8以上でへイ
レベルの間、ナントゲート出力$5RPAはローレベル
になり、ノアゲート22人の出力であるリセット信号R
Pはへイレベルとなる。このリセット信号RPによりブ
リップ70ツブ14Aはリセット状態となっているから
、この間に正パルスPPが発生しても状態変化をしない
。この結果、第3の正パルスP3が発生しても、ブリッ
プフロップ14Aはリセット状態を継続しく*Q1→*
Q1’ ) 、時定数回路出力Vは漸減を継続しくV−
V’)、!7セツト信号RPもへイレベルを継続する(
RP−hRP′)。そして、v<vTHになった時にリ
セット信号RP’はローレベルとなる。この結果、揺れ
の最後のパルスP3を7リツプフロツプ(カウンタ)1
4Aはカウントせず、しかもリセット状態(初期状態)
を維持するから次の正パルス(例えば正パルスP4)を
2個目と見做して誤動作することはない。
以上は揺れにより奇数個の正パルスP1〜P3が発生し
た場合であるが、偶数個の正パルスが発生する場合には
以下のように動作する。すなわち、第2の揺れによる最
初の正パルスP4によりフリッププロップ14Aはセッ
トされ、第2の正パルスP5によりリセットされるから
第2のパルス発生後*Q1出力(*Q1’)はへイレペ
ルとなる。
この結果、第2のパルス25発生後に時定数回路出力V
は漸減し、所定時間へイレベルを保持するから、この間
リセット信号RP’が出力されフリップフロップ14A
は初期状態とな9、次の正パルス(例えばパルスP6)
を2個目と見做して誤動作することはない。
ところで、以上の構成だけでは第10図に示すように、
第1の揺れやシ茸ツクによ9生じるパルス列の最後のパ
ルスP1と、時間をおいて生じる第2の揺れやシ■ツク
のパルス列の先頭パルスP2とで、連続して2個の正パ
ルスが検出され、これにより所定角以上の傾き変化が生
じたと誤って検出される場合がある。
そこで、本発明においては、傾き識別部102に揺れ誤
動作防止回路19を設け、上記誤動作を防止している。
第11図はかかる揺れ誤動作防止回路19の詳細図であ
ゆ、2つの時定数回路19a、19bと/9トゲー)1
9o、19dとダイオードで構成されたオア回1s19
・を有している。
第12図に示すように第2の揺れの先頭パルスである正
パルスP2(第12図)を2個目の正パルスと見做して
、正方向傾き識別回路17Aが傾き発生信号ICを出力
すると、第1の時定数回路19aの出力v1は信号IC
の立ち上がり時から所定の時定数で漸減し、時間T8後
にスレッシ璽−ルドレペルvTH以下となる。この結果
、ノットゲ−) 19 o出力lは時間T、の間口−レ
ベルとなる。
出力Iが四−レベルとなると第2の時定数回路19bの
出力v2も漸減を開始する。しかし、揺れの場合には時
定数回路19bの出力v2がスレッシ璽−ルドレベルv
TH以下となる前に、揺れによる負パルスN4.NS、
正パルスP3が発生するからコンデンサCは直ちに充電
されて再び漸減し、v2はスレッシ買−ルドレベルv7
H以下にならない。このため、ノットゲート19dの出
力である傾き発生信号IC’はへイレベルとならず、所
定角度以上の傾きがあったと誤検出されることがない。
尚、傾き発生信号ICが出力された後設定時間Ti上、
揺れによる正パルスまたは負パルスが発生しない場合に
は、第2の時定数回路19bの出力v2は設定時間Tl
i過後にローレベルになるから(第12図点線参照)、
この場合には揺れ誤動作防止回路19はへイレベルの傾
き発生信号ICを出力する。
尚、以上では連続して2回同一方向において2相信号に
状態変化があった時に傾きが発生したと見做したが、2
回に限ることはなく3回以上であってもよい。
〈発明の効果〉 以上本発明によれば、センサから出力される人相、B相
の2相信号に例えば2回の状態変、化があうたことが検
出され、しかも該状態変化の時間間隔が設定時間以上で
あることが判別された時、所定角以上の傾き変化が生じ
たものとして傾き発生信号を出力するように構成したか
ら、傾き以外の変動(揺れやシ冒ツク等)をキャンセル
し、しかも初期状態において状態変化ギリギリの所にい
て風等により傾いても瞑って傾き変化があったと判定す
ることがなく、確実に人為的な行為による傾きを検出で
きる。
又、本発明によれば、強制リセット信号発生部を設け、
強制リセット信号及び正パルスにより負方向のカウンタ
部をリセットし、強制リセット信号及び負パルスにより
正方向のカウンタ部をリセットするように構成したから
、センタリング操作をしなくても正確に初期状態からの
傾き変化を検出でき、しかも揺れやシ璽ツクによる11
41!!F作をよロ確実に防止できる。
更に本発明によれば、正パルスの時間間隔が所定時間以
下の場合には正方向のカウンタ部をリセットし、負パル
スの時間間隔が所定時間以下の場合には負方向のカウン
タ部をリセットするように構成したから、揺れやシ璽ツ
クにより時間間隔の短い正または負パルスが連続して2
個発生しても傾き発生信号を出力しないようにでき、揺
れやシ璽ツクによる誤動作を防止できる。
又、本発明によれば、状態変化の時間間隔が設定時間よ
り大きい時であっても、それ以後の所定時間内に継続し
て状態変化が生じた時には揺れであったと判定でき、揺
れにより誤動作を防止できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係わる傾き検出装置のブロック図、 第2図は傾き検出センサの外観図、 第3図は磁気抵抗素子を用いた磁気式センサの動作原理
説明図、 第4図は方向判別・4倍回路の動作説明波形図、第5図
は傾き検出装置の要部口#1図、第6図は時間間隔監視
回路の動作説明用波形図、第7図は揺れによる誤検出の
説明図、 第8図は揺れ検出リセット回路図、 第9図は揺れ検出リセット回路の動作説明用の波形図、 第10図は揺れによる誤検出説明用波形図、第11図は
揺れ誤動作防止回路図、 第12図はその動作説明用の波形図である。 特許出願人        アルパイン株式会社代理人
          弁理士 齋藤千幹第2図 第3図((7) 第3図(C) 第4図 第6図 (a) CA 第7図 第8図 第10図 第77 図 IC’ 第9図 第12図

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)被測定部材の揺れや傾きにより互いに位相の異な
    るA相、B相の2つの信号を発生するセンサを備え、こ
    れら2相信号を用いて所定角以上の被測定部材の傾き変
    化を検出する傾き検出装置において、 一方向に連続して傾いている時に前記2相信号に少なく
    とも2回以上の状態変化があったことを検出する状態変
    化検出部と、 状態変化の時間間隔を監視する間隔監視部と、状態変化
    の時間間隔が設定時間より大きい時、傾き発生信号を出
    力する傾き識別部を有することを特徴とする傾き検出装
    置。
  2. (2)前記状態変化検出部は、A相、B相信号の各立ち
    上がり及び立ち下がり部分で傾き方向に応じて正パルス
    列または負パルス列を発生するパルス発生部と、正パル
    スまたは負パルスがそれぞれ連続して少なくとも2回発
    生したことを検出する正方向のカウンタ部及び負方向の
    カウンタ部を有することを特徴とする特許請求の範囲第
    1項記載の傾き検出装置。
  3. (3)強制リセット信号発生部を設け、強制リセット信
    号及び正パルスにより負方向のカウンタ部をリセットし
    、強制リセット信号及び負パルスにより正方向のカウン
    タ部をリセットすることを特徴とする特許請求の範囲第
    2項記載の傾き検出装置。
  4. (4)正パルスの時間間隔が所定時間以下の場合には正
    方向のカウンタ部をリセットし、負パルスの時間間隔が
    所定時間以下の場合には負方向のカウンタ部をリセット
    するリセット部を有することを特徴とする特許請求の範
    囲第3項記載の傾き検出装置。
  5. (5)前記傾き検出部は、状態変化の時間間隔が設定時
    間より大きい時であっても、以後継続して所定時間内に
    状態変化が生じた時には傾き発生信号を出力しないこと
    を特徴とする特許請求の範囲第1項記載の傾き検出装置
JP1027057A 1989-02-06 1989-02-06 傾き検出装置 Pending JPH02208151A (ja)

Priority Applications (1)

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JP1027057A JPH02208151A (ja) 1989-02-06 1989-02-06 傾き検出装置

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