JPH02208057A - 液体噴射記録装置 - Google Patents

液体噴射記録装置

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JPH02208057A
JPH02208057A JP1027636A JP2763689A JPH02208057A JP H02208057 A JPH02208057 A JP H02208057A JP 1027636 A JP1027636 A JP 1027636A JP 2763689 A JP2763689 A JP 2763689A JP H02208057 A JPH02208057 A JP H02208057A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、シリアルタイプの液体噴射記録装置に関する
。
〔従来の技術〕
従来、インクの小滴を飛翔させて被記録材上に文字や記
号あるいは画像等の情報を記録する複数吐出口を有する
液体噴射記録ヘッドを使用したシリアルタイプの液体噴
射記録装置が一般に知られている。
これらの従来の液体噴射記録装置では情報を被記録材上
に記録するために、記録ヘッドを被記録材の行方向に対
して相対的に複数回ずらせて一定方向に走査させること
により、記録ヘッド幅の帯状の記録を被記録材上に繰返
して、所望の面積の記録を得ていた。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかしながら、上述したような構成の従来の液体噴射記
録装置では、上述の帯状の記録と次”の帯状の記録との
接合部に不連続部が生じて、筋状に見える場合がある。
第３図はこのような従来のシリアルタイプの記録装置の
記録部の概略を示す。ここで、５０１は被記録材、　５
０３は記録用ヘッド、５０５はインクタンク、５０δは
プラテン、５１２は帯状の記録、および５１３は帯状の
記録の接合部である。筋状の記録が肥められるのはこの
接合部５１３においてである。
この筋状の記録が発生する原因としては複数の要素があ
り、しかも全ての要素をまだ把握できていないが、最近
の研究により主たる原因の１つに帯状記録５１２と帯状
記録５１２の不連続部５１３における液滴の滲み方が、
それ以外の、例えば帯状記録５１２の中央部分の滲み方
と異ることによるということが分かってきた。
すなわち、帯状記録５１２の行方向（垂直方向）の両端
部では液滴の滲む面積が大きく、次の帯状の記録が前の
帯状の記録の大きく滲んだ部分の上に記録されるという
こととなり、そのため例え帯状記録の画素と次の帯状記
録の画素の間隔を一定になるように、被記録材５０１の
紙送りを精度良く行なっても上述の接合部５１３は結果
的に濃い筋状の記録となってしまった。
以上の現象を図面を用いてさらに説明すると、第３図の
記録ヘッド部５０３近傍の被記録材方向から見た拡大概
略を第４図に示すが、本図に示すように、被記録材５０
１上に帯状の記録５１２が記録されている。その帯状記
録領域の垂直方向（行方向の）両端部での、帯状記録領
域の中央部分よりも広がった液滴の滲みを２０２で表し
ている０次の帯状記録の端部がこの滲み２０２上に記録
され、結果的にこの部分が濃い記録となり、筋状に見え
る場合があった。特に多色を重ねて記録する場合にはそ
の現象の発生割合が著しかった。
また、この液滴の滲み量は被記録材５０１の材質の特性
により個々で異っており、上述の筋の発生度合は一定で
なかった。なお、２０３は電気熱変換体の駆動回路、２
０４はインク供給管、および２０５は噴射された液滴で
あり、吐出口からの液滴の大きさは全て略等しい。
そこで、本発明の目的は、上述の欠点を除去し、帯状記
録の接合部に筋または縞模様が発生しない液体噴射記録
装置を提供することにある。
（課題を解決するための手段） かかる目的を達成するため、本発明は記録液の小滴を被
記録面上へ噴射する行方向の複数個の並列液滴噴射手段
を有する記録ヘッドを用いて情報の記録を行うシリアル
タイプの液体噴射記録装置において、複数個の並列液滴
噴射手段の中で端部に位置する数個を駆動する端部用駆
動回路を、残りの並列液滴噴射手段を駆動する駆動回路
とは別に設け、端部用駆動回路の駆動電位又は駆動パル
ス幅を可変にすることにより、端部の数個のみの飛翔液
滴の径を調整する端部液滴径可変手段を具備したことを
特徴とする。
〔作　用〕
本発明は、複数個の並列？＆滴噴射手段の端部の数個を
駆動する駆動回路を残りの並列液滴噴射手段の駆動回路
と別に設け、端部液滴径可変手段により上記端部の駆動
回路の駆動電位又は駆動パルス幅を可変にして端部の数
個のみの液滴径を変化させるようにしたので、帯状の記
録と次の帯状記録の接合部にすしが発生しないようにす
ることができ、人力情報に忠実な筋模様のない記録が得
られる。また、これにより、本発明によればにじみ率に
ばらつきのある用紙を使用する事ができる。
〔実施例〕
以下、図面を参照して本発明の実施例を詳細に説明する
。
第１図は本発明の一実施例の要部構成を示す。
第１図において、本実施例のマルチ吐出ロインクジエツ
トヘッドではガラス等の基体３０１上に、ＨｒＢ２等の
電気熱変換体く発熱抵抗体）、およびＡ１等の電極３０
２を薄膜作成工程やフォトリソグラフ工程により形成し
、その上をＳ、０．等の保護膜で保護している。更に、
その保護膜上に、各電気熱変換体に対して各々所定の溝
形状に掘り込んだ１枚の溝付きガラス板３０３を基体３
０１上に張り合わせ、このガラス板３０３内の多溝に記
録液の供給管２０４から記録液を供給し、電気熱変換体
駆動回路３０４．３０５をワイヤーボンディング３０６
で上述の各型１３０２に接続してインクジェットヘッド
を作成している。
すなわち、本実施例の記録用ヘッドはオンデマンド方式
の液滴噴射記録ヘッドであり、詳しくは液体を吐出して
飛翔的液滴３０７．３０８を形成するために設けられた
オリフ・イス（吐出口）３００と、このオリフィス３０
０に連通して液滴を形成するための熱エネルギーが液体
に作用する部分である熱作用部を構成の一部とする液流
路（図示せず）とを有する液吐出部と、基板３０１上に
設けられた熱作用部の発熱抵抗層に電気的に接続して、
少なくとも一対の対置する電極３０２が設けられ、これ
ら電極３０２の間に熱発生部が形成されている電気熱変
換体（第２図参照）とを具備する。
また特に、本実施例では１２個の吐出口列３００の内、
上下両端の４個の電気熱変換体は、列中央部８個の電気
熱変換体駆動回路３０５とは別の、駆動電位可変な電気
熱変換体駆動回路３０４に接続している。
供給管２０４　に供給される記録用インクは例えば、イ
エロー、マゼンタ、シアン、ブラック等の染料インクを
用いる。
いま、記録用インクの液滴径をｄ、被記録材５０１上の
画素径をＤとした場合にＤ／ｄを液滴に対する被記録材
のにじみ率とすると、例えば帯記録の接合部で筋が発生
しないように、被記録材５０１の紙送りと、駆動条件を
調整して、端部の駆動回路３０４の駆動電位を中央部の
駆動回路３０５の駆動電位と同じように制御すると、に
じみ率３．０５以上の被記録材５０１で帯状記録の接合
部に筋（模様）の発生が認められた。
そこで、駆動電位を端部の駆動回路３０４のみ、被記録
材５０１上での筋の発生状態を見ながら、〜５％はど低
下させたところ、他の記録品位を劣化させる事なく、に
じみ率３．１５までの被記録材に筋がない記録を行なう
ことができた。第１図はこのときの記録状態を示し、こ
こで３０７は中央部の飛翔中の通常の大きさの液滴、３
０８は端部の飛翔中の小型の液滴、３０９は液滴３０８
のみで得られる本来の記録画素、３１０は端部特有のに
じみの結果得られた記録画素、および３１１は中央部の
記録画素であり、画記録画素３１０と３１１は結果とし
てほぼ同径となっている。このため記録画素は記録領域
５１２からはみ出さず、筋模様は発生しない。
なお、熱エネルギーを利用する前述のマルチ吐出ロイン
クジエツトヘッドの代わりに電歪素子を利用するピエゾ
ジェット方式のヘッドを用いても良いことは勿論である
。
また、端部用の制御回路３０４の駆動パルス幅を〜１４
％程度まで少さく変化させても上記実施と同じような結
果が得られることが確証された。
第２図は、第１図の本発明実施例の回路系の要部の概略
回路構成を示す。本図において、６０１は上述の駆動回
路３０４．３０５に対してパラレル画像信号（ドツト信
号）を出力するシリアルパラレル変）＾回路、６０２は
一定駆動の電位の電源を出力する電源回路、６０３は電
源回路６０２から供給された電源の駆動電位をマニュア
ルで任意に下げることの可能な駆動電位可変回路である
。駆動電位可変回路６０３としては、例えば可変抵抗器
、可変コンデンサ等を用いることができる。電源回路６
０２から出力した一定電位の電源はそのまま中央部用駆
動回路３０５へ供給され、駆動電位可変回路６０３で調
整された比較的低電位の電源は端部用駆動回路３０４に
供給される。６０４は上述の電気熱変換体、であり、電
８ｉ３０２　、を介して駆動回路３０４．３０５に接続
している。
なお、上述の駆動電位可変回路６０３の代りに、駆動パ
ルス幅を少さく可変にする駆動パルス幅可変回路を設け
、この駆動パルス幅可変回路により端部用駆動回路３０
４の駆動パルス幅を調整するようにしてもよい。
すなわち、要するに、端部から出力する液滴３０８（第
１図参照）の径を中央部から出力する液滴３０７の径よ
りも任意に小さく調整できるような調整手段（回路）が
端部駆動回路３０４に対して設けられていれば、本発明
の目的は達成される。
（発明の効果） 以上説明したように、本発明によれば、複数個の並列液
滴噴射手段の端部の数個を駆動する駆動回路を残りの並
列液滴噴射手段の駆動回路と別に設け、端部液滴径可変
手段により上記端部の駆動回路の駆動電位又は駆動パル
ス幅を可変にして端部の数個のみの液滴径を変化させる
ようにしたので、帯状の記録と次の帯状記録の接合部に
すしが発生しないようにすることができ、入力°情報に
忠実な筋模様のない記録が得られる。また、これにより
、本発明によればにじみ率にばらつきのある用紙を使用
する事ができる効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
第１図は本発明の一実施例の記録ヘッド近傍の構成を拡
大して示す概略斜視図、 第２図は第１図の実施例における概略回路構成を示すブ
ロック図、 第３図は記録装置の要部構成を示す概略斜視図、 第４図は従来装置の記録ヘッド近傍の構成を拡大して示
す概略斜視図である。 基体、 電極、 溝付きガラス板、 駆動電位可変の端部用駆動回路、 駆動電位固定の中央部用駆動回路、 ワイヤーボンディング、 中央部の飛翔中の通常の大きさの 液滴、 端部の飛翔中の小型の液滴、 液滴３０８のみで得られる本来の記録 画素、 端部特有のにじみの結果得られた記録 画素、 中央部のにじみのほとんどない記録画 素、 被記録材、 帯状の記録領域、 駆動電位可変回路、 電気熱変換体。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 １）記録液の小滴を被記録面上へ噴射する行方向の複数
    個の並列液滴噴射手段を有する記録ヘッドを用いて情報
    の記録を行うシリアルタイプの液体噴射記録装置におい
    て、 前記複数個の並列液滴噴射手段の中で端部に位置する数
    個を駆動する端部用駆動回路を、残りの並列液滴噴射手
    段を駆動する駆動回路とは別に設け、 前記端部用駆動回路の駆動電位又は駆動パルス幅を可変
    にすることにより、前記端部の数個のみの飛翔液滴の径
    を調整する端部液滴径可変手段を具備したことを特徴と
    する液体噴射記録装置。
JP1027636A 1989-02-08 1989-02-08 液体噴射記録装置 Expired - Lifetime JP2746633B2 (ja)

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