JPH02207726A - 養魚槽における給餌方法 - Google Patents

養魚槽における給餌方法

Info

Publication number
JPH02207726A
JPH02207726A JP1030350A JP3035089A JPH02207726A JP H02207726 A JPH02207726 A JP H02207726A JP 1030350 A JP1030350 A JP 1030350A JP 3035089 A JP3035089 A JP 3035089A JP H02207726 A JPH02207726 A JP H02207726A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
feed
fish
tank
powder
artificial compound
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP1030350A
Other languages
English (en)
Inventor
Tatsuya Tsurumi
鶴見 達也
Toshiaki Nishizaka
西阪 俊昭
Yoshiichi Mito
水戸 芳一
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Aluminium Co Ltd
Original Assignee
Nippon Aluminium Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nippon Aluminium Co Ltd filed Critical Nippon Aluminium Co Ltd
Priority to JP1030350A priority Critical patent/JPH02207726A/ja
Publication of JPH02207726A publication Critical patent/JPH02207726A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02ATECHNOLOGIES FOR ADAPTATION TO CLIMATE CHANGE
    • Y02A40/00Adaptation technologies in agriculture, forestry, livestock or agroalimentary production
    • Y02A40/80Adaptation technologies in agriculture, forestry, livestock or agroalimentary production in fisheries management
    • Y02A40/81Aquaculture, e.g. of fish

Landscapes

  • Farming Of Fish And Shellfish (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、稚魚等を養殖するための養魚槽における給餌
方法に関するものである。
(従来の技術) 従来、養魚槽においては、人手により給餌するのが一般
的であった。
また自動的な給餌方法として、人工配合飼料を貯留する
貯留槽と、この貯留槽内の人工配合飼料を切出す回転フ
ィーダーと、この回転フィーダーにより切出した人工配
合飼料を短管から吹出すためのブロワ−とを備えた給餌
機を用いて、タイマーにより設定した時刻に設定した時
間だけ給餌する方法があった。
(発明が解決しようとする課題) 栽培漁業における稚魚育成のための養魚槽は、通常複数
槽設置されており、これら6槽に粉粒体状の人工配合飼
料を給餌するためには、次のような条件が必要である。
すなわち、人工配合飼料を貯蔵位置から各養魚槽に運搬
する。この距離はlO〜100 m程度である。°また
、各養魚槽毎に予め計重された所定量の人工配合飼料を
槽面積に対して可能な限り均一に分散散布する。これは
、集中投餌した場合、各稚魚当りの投餌量にバラツキを
生じて成長度に不均一を生じるためであり、さらには人
工配合飼料が養魚槽の底に沈み易く、有効に稚魚に与え
られないばかりでなく、残餌となり、養魚槽の底を汚す
ので清掃に大きな労力を要するからである。また給餌開
度は、1日当り数回から数千回に分けて与える。また給
餌の時刻、1回当りの給餌量、1回当りの給餌時間は、
稚魚の成長に応じて適切な条件を設定する。特に初期段
階では微量の人工配合飼料を長時間にわたって散布する
必要がある。また飼料の種類(粒度)についても、稚魚
の成長に応じて適切なものを選定する。
しかしながら上記従来の人手による給餌方法では、気象
条件の厳しい日も含め、絶え間なく給餌する必要があり
、大きな労力を要する。また均一散布、あるいは微量・
長時間散布の点で、バラツキと限界がある。
また上記従来の給餌機を用いた給餌方法では、複数の養
魚槽への給餌は不可能であり、各槽毎に給餌機を必要と
するので不経済である。また散布範囲が給餌機のごく近
くに限られ、集中散布しかできない。これを解決するた
めに養魚槽の4隅に各々給餌機を設置することも考えら
れるが、これでは非常に不経済であり、しかも均一性に
限界がある。また養魚槽上にレールを設置して、給餌機
をレールに沿って移動させることも考えられるが、コス
トが膨大で非現実的である。また人工配合飼料を予め計
重してから貯留槽に投入する必要があり、充分な省力化
が図れない。
また養魚槽周辺は高湿度環境下にあり、槽近傍に位置す
る従来の給餌機では、短管を通して容易に湿気や水蒸気
が浸入する。この結果短管内および貯留槽内の人工配合
飼料は吸湿し、装置各部で付着や詰まりを生じ、供給に
支障を生じ易かった。
さらには、吸湿した人工配合飼料は酸化変質しやすく、
飼料そのものの機能をも失うことがあった。
(課題を解決するための手段) 上記課題を解決するため、本発明の養魚槽における給餌
方法は、粉状あるいは粒状の人工配合飼料を貯留する貯
留槽を備えた粉粒体定量供給装置により複数の養魚槽に
各々対応して配置された複数の輸送管内に前記貯留槽内
の人工配合飼料を選択的に定量供給し、この人工配合飼
料を圧縮空気供給源からの気流により搬送し、前記各養
魚槽の近傍に各々配置されかつ前記輸送管に接続された
分配器により前記人工配合飼料を前記気流と共に複数の
分岐管に分配し、これら分岐管の先端を前記各養魚槽の
水中または水面上の各所に分散配置しておいて、前記人
工配合飼料を前記気流により前記分岐管の先端から散布
すると共に、前記貯留槽に貯留された人工配合飼料の重
量を検出する計重装置からの信号と計時装置からの信号
とが人力されかつ予め前記各養魚槽への給餌条件が設定
されている制御装置により前記粉粒体定量供給装置を制
御して、前記各養魚槽への広範囲かつ均一な給餌を自動
的に行なうものである。
(作用) 粉粒体定量供給装置から選択的に定量供給された人工配
合飼料が気流により所定の輸送管を通って搬送され、分
配器により複数の分岐管に分配され、各分岐管の先端か
ら所定の養魚槽内に均−散布される。この給餌は、粉粒
体定量供給装置が制御装置により駆動されて、各養魚槽
毎に予め設定された時刻に予め設定された量だけ自動的
に行われる。
(実施例) 以下、本発明の一実施例を第1図〜第7図に基づいて説
明する。
第1図は本発明の一実施例における養魚槽における給餌
方法の説明図で、1は例えばテーブルフィーダからなる
粉粒体定量供給装置2に付設されたホッパー状の貯留槽
で、この貯留槽1には粉状あるいは粒状の人工配合飼料
が貯留されている。
粉粒体定量供給装置2は、貯留槽1内の人工配合飼料を
切出して定量供給するものであり、この粉粒体定量供給
装置2には、例えばコンプレッサーからなる圧縮空気供
給源3から冷凍式の空気乾燥機4とエアーフィルタ5と
減圧弁6とフロメータ7とコック8とを介して人工配合
飼料搬送用の気流が供給されており、減圧弁6により気
流の圧力を調整でき、コック8により気流の流量を調整
できるようになされている。粉粒体定量供給装置2には
、切出した人工配合飼料を搬送するための例えばホース
等の可撓管からなる複数(本実施例では2本)の輸送管
lOの一端が接続されており、これら輸送管10の他端
は分配器11に接続されている。各分配器11には例え
ばホース等の可撓管からなる複数(本実施例では4本)
の分岐管12の一端が接続されており、分岐管12の他
端は養魚槽13上の各所に位置している。すなわち輸送
管10および分配器11は養魚$613と同数設けられ
ており、分配器11は各養魚槽13の近傍に設置されて
いる。粉粒体定量供給装置2には貯留槽1内の人口配合
飼料の重量を計重する例えばロードセルからなる計重装
置15が組込まれており、計重装置15の検出信号出力
端は粉粒体定量供給装置2を制御する制御装置16の入
力端に電気的に接続されている。制御装置16は例えば
マイクロコンピュータからなり、この制御装置16には
、粉粒体定量供給装置2に交流電源を供給するインバー
タ17と、計時動作を行なう計時装置18と、貯留槽1
内の人工配合飼料のglmを表示する表示装置19等が
組込まれている。
粉粒体定量供給装置2は、第2図に示すような構造であ
る。すなわち第2図において、21は基台であり、この
基台21の上部には、ブラケット22を介して駆動装置
としての速度制御可能な電動機23が取付けられている
。電動機23には制御装置16のインバータ17から交
流電源が供給されており、例えば交流電源の周波数を可
変することにより速度制御される。基台21の上面には
、円筒状のスリーブ24が載置されており、このスリー
ブ24上には円板状のケーシング25が載置されている
。スリーブ24は、下端内周が基台21上面の段部21
aと係合し、上端内周がケーシング25下面の段部25
aと係合しており、水平方向の相対移動が規制されてい
る。ケーシング251面には、底壁1aを有する円筒状
の貯留槽1と、この貯留槽1の下端外周に嵌合する環状
フランジ27とが載置されており、環状フランジ27の
内周下端は貯留槽1の外周下端の段部1bと上下方向に
係合している。基台21の上面には、上端部が環状フラ
ンジ27の外周と適当間隔をあけて対向する複数のブラ
ケット28の下端が固着されており、各ブラケット28
上にはトグルクランプ29が取付けられている。このト
グルクランプ29は、ハンドルを手動操作することによ
り開閉可能で、閉状態では、前記環状フランジ27の上
面を下方へ押圧する。これにより貯留槽1とケーシング
25とスリーブ24とが基台21の上面側へ押圧され、
上下方向の移動が規制される。なおケーシング25の上
面に形成された環状の四部には、環状フランジ27の下
面に当接するOリング30が装着されている。貯留槽1
の上端部外周には、環状フランジ31が嵌合しており、
この環状フランジ31には、蝶番32により貯留槽1の
上端を閉塞する蓋33が開閉自在に取付けられている。
環状フランジ31には、蝶番32と反対側の位置にトグ
ルクランプ34が取付けられており、このトグルクラン
プ34は、ハンドルを手動操作することにより開閉可能
で、閉状態では、蓋33の上面を下方へ押圧する。これ
により蓋33が貯留槽1の上端に押圧され、[33がロ
ックされる。
なお環状フランジ31の上面に形成された環状の凹部に
は、蓋33の下面に当接するOリング35が装着されて
いる。貯留槽1の内部には、底壁1aの近傍に複数の撹
拌羽根37が放射状に配置されており、これら撹拌羽根
37は、ケーシング25の下面に固着されたハウジング
38内の複数の軸受39により回動自在に支持された回
転軸40の上端部に固着されている。回転軸40の下端
部にはカップリング41が装着されており、回転軸40
はカップリング41により電動機23の出力軸23aと
連結されている。ケーシング25の上面に形成された円
形の凹部には、円板状のロータリーディスク43が配置
されており、このロータリーディスク43の上面は、貯
留槽1の底壁1aの下面に近接対向し、かつ一部が貯留
槽1の外周よりも半径方向外側へ突出している。ロータ
リーディスク43は、ケーシング25の下面に固着され
たハウジング44内の複数の軸受45により回動自在に
支持された回転軸46の上端に固着されている。回転軸
46の下端部外周には歯車47が固着されており、この
歯車47は、回転軸40の外周に固着された歯車48と
噛合っている。
ロータリーディスク43には、第3図に詳細に示すよう
に、外周部に多数の貫通孔50が円周方向等間隔おきに
形成されており、貯留槽1の底壁1aには、ロータリー
ディスク43の上方に位置する部分に円弧状の切欠部5
1が形成されている。
ケーシング25には、貯留槽1の外周よりも半径方向外
側の位置に、1個の貫通孔50と連通可能な粉粒体供給
孔52が形成されている。環状フランジ27には、粉粒
体供給孔52と同径で同一軸芯の孔53が形成されてお
り、粉粒体供給孔52には圧縮空気供給源3から気流が
供給されている。環状フランジ27上には、制御装置1
6により制御される図外の駆動装置により往復回転駆動
される円板状の回転板54が回動自在に設置されており
、この回転板54には円周方向等間隔おきに複数(本実
施例では2個)の孔55が形成されている。孔55には
輸送管10が接続されており、回転板54の回転により
いずれかの孔55が孔53に連通ずる。なお環状フラン
ジ27の上面に形成された環状の凹部には、回転板54
の下面に当接するOリング56が装置されており、この
Oリング56は孔53.55を囲むように配置されてい
る。撹拌羽根37は、回転軸40の上端に固着された円
錐形の回転体58と、この回転体58の下端部外周に円
周方向等間隔おきに固着された複数の板状の支持部材5
9と、各支持部材59に例えばスポンジからなる弾性体
60を介して取付けられた断面はぼく字状の可動板61
とにより構成されており、可動板61の下端は貯留槽1
の底壁1aに当接している。すなわち第4図のように、
可動板61は弾性体60の付勢力により下端が矢印で示
す撹拌羽根37の回転方向に向かうように付勢されてお
り、これにより可動板61の下端は貯留槽1の底壁1a
に押付けらる。また可動板61が貯留槽1の底壁1aに
形成された切欠部51に位置したときには、可動板61
の下端は弾性体60の付勢力によりロータリーディスク
43の上面に押付けられる。
分配器11は、第5図に示すような構造である。
すなわち第5図において、64は円盤状の分配器本体で
あり、この分配器本体64には、中心部に貫通孔65が
形成されており、さらにこの貫通孔65から半径方向に
沿って分配器本体64の外周に至る複数(本実施例では
4個)の孔66が放射状に形成されている。分配器本体
64にはバイブロ8.69の一端と分岐管12の一端と
が接続されており、バイブロg、69は貫通孔65に連
通し、分岐管12は孔66に連通している。バイブロ8
.69の他端はいわゆるティースからなる三方分岐継手
70を介して輸送管10に接続されている。
養魚槽13上には、第6図および第7図のように、幅方
向中央の位置に長手方向に沿って梁72が設置されてお
り、これら梁72は複数の支柱73を介して例えば天井
に支持されている。輸送管10は梁72に沿って梁72
の長手方向中央部まで配管され、さらに案内索74に沿
って水面上適当な高さの位置まで配管されて、案内索7
4の先端に取付けられた分配器1]に接続されている。
一端が分配器11に接続された分岐管12は、梁72に
案内され、さらに梁72に長手方向等間隔おきに取付け
られた案内索75に案内されて、他端が水面上所定の高
さに位置している。すなわち分岐管12の他端は、各養
魚を乃13の幅方向中央に位置し、かつ長手方向等間隔
おきに位置している。
次に給餌方法を説明する。予め設定された所定時刻にな
ると、制御装置16のインバータ17から電動機23に
交流電源が供給される。これにより電動機23が作動し
て出力軸23aとカップリング41と回転軸40とを介
して撹拌羽根37が回転し、貯留槽1内の人工配合飼料
が撹拌されて底壁1aの切欠部51からロータリーディ
スク43の複数の貫通孔50の内部に落下する。このと
き、弾性体60の付勢力により撹拌羽根37の可動板6
1の下端が撹拌羽根37の回転方向に付勢されてロータ
リーディスク43の上面に押付けられるので、貯留槽1
内の人工配合飼料の量の多少にかかわらず可動板61に
より一定量の人工配合飼料が貫通孔50に確実に押込ま
れる。そして貫通孔50の下端はケーシング25と近接
対向しているので、人工配合飼料はケーシング25によ
り支持され、貫通孔50に充填される。すなわちこの実
施例では、ケーシング25が粉粒体支持体として機能し
ている。一方、電動機23の動力は、出力軸23aとカ
ップリング41と回転軸40と歯車48と歯車47と回
転軸46とを介してロータリーディスク43に伝達され
、ロータリーディスク43が回転する。これにより貫通
孔50に充填された人工配合飼料が貫通孔50と一体に
粉粒体供給孔52に向けてケーシング25上を移動する
と共に、新たな貫通孔50に人工配合飼料が充填される
。ロータリーディスク43が所定角度回転した時点で、
人工配合飼料の充填された貫通孔50がケーシング25
の粉粒体供給孔52の位置に至る。ここで、粉粒体供給
孔52には、制御装置16により制御される圧縮空気供
給源3から搬送用の気流が上向きに供給されているので
、貫通孔50に充填されている人工配合飼料は、気流に
より孔53.55を通って一方の輸送管10内に流入す
る。このようにして所定時間毎に所定量の人工配合飼料
が輸送管10に供給され、気流により搬送される。なお
、単位時間当りに輸送管10に供給される人工配合飼料
の量は、貫通孔50の体積およびピッチとロータリーデ
ィスク43の回転速度とにより決定されるので、貫通孔
50の体積とピッチとを適当に選定することにより、微
少量の人工配合飼料の定量供給が可能であり、またイン
バータ17の出力周波数を可変してロータリーディスク
43の回転速度を可変することにより供給量を広範囲に
可変できる。
輸送管10内を空気流により搬送された人工配合飼料は
、三方分岐継手70とバイブロ8.69とを介して分配
器本体64の貫通孔65に供給される。このとき、三方
分岐継手70部分において、下側のバイブロ8は輸送管
10と一直線状であり、上側のバイブロ9は輸送管10
と90度の角度をなしているので、人工配合飼料はほと
んど全部が下側のバイブロ8を通る。気流は両h゛のバ
イブロ8゜69を通る。したがって貫通孔65の内部で
、気流と共に上側に向かう人工配合飼料と下側に向かう
気流とが衝突し、人口配合飼料は気流と共に複数の孔6
6に均一に分配される。孔66を通過した人工配合飼料
は、分岐管12に流入して分岐管12の内部を気流によ
り搬送され、分岐管12の他端から散布されて一方の養
魚槽13の水面に落下する。予め設定された所定量の人
工配合飼料の散布が完了すれば、制御装置16は電動機
23の作動を停止させる。
そして予め設定された所定時刻になると、制御装置16
により電動機23が駆動され、また制御装置16からの
指令により回転板54が正方向に180度回転駆動され
る。これにより他方の輸送管10が粉粒体供給孔52に
連通し、他方の養魚槽13に人工配合飼料が供給される
。予め設定された所定量の人工配合飼料の散布が完了す
れば、制御装置16は電動機23の作動を停止1−させ
る。
以下同様にして、粉粒体定量供給装置2が制御装置16
により制御され、予め設定された時刻に予め設定された
量の人工配合飼料が各養魚槽13に供給される。
このように、複数の分岐管12の先端を養魚槽13の水
面上に分散配置しておき、分岐管12の先端から人工配
合飼料を散布するので、養魚槽13の水面全域に均一に
人工配合飼料を供給することができる。したがって、養
魚槽13内の全ての稚魚に平等に人工配合飼料が行きわ
たり、稚魚の成長が均一化される。また人工配合飼料の
食べ残しが減少し、経済的であると同時に、養魚槽1の
底面の清掃の頻度が減少する。また各養魚槽13に対応
して輸送管10を設け、粉粒体定量供給装置2により選
択的に輸送管10に人工配合飼料を供給し、さらに各輸
送管10に対応して分配器11を設け、輸送管10の人
工配合飼料を複数の分岐管12に分岐させるという、2
段階の分岐を行なうので、1台の粉粒体定量供給装置2
により遠隔の複数の養魚槽13に給餌でき、経済的であ
る。
また貯留槽1内の人工配合飼料の重量を計重する計重装
置15と計時装置18とからの信号を演算処理する制御
装置16により粉粒体定量供給装置2を制御するので、
予め設定された時刻に予め設定された量の人工配合飼料
を各養魚槽13に供給でき、理想的な給餌を完全に自動
的に行なえる。
もちろん、1日の給餌回数や1回当りの給餌量等を各養
魚槽13毎に任意に設定できる。また粉粒体定量供給装
置2を高湿度環境下の養魚槽13から光分離れた位置に
設置できるので、長距離の分岐管12および輸送管10
内を通って湿気が容易に粉粒体定量供給装置2に浸入す
ることがなく、したがって吸湿による障害を良好に防止
できる。
また必要に応じて、人工配合飼料の0(給後に圧縮空気
供給源3からの気流のみを供給するアフターブローを行
ない、輸送流路の残留物を除去することができる。さら
に人工配合飼料の供給前に圧縮空気供給源3からの気流
のみを供給するプレブローを行ない、輸送流路の湿気や
水分を除去して乾燥させると同時に異物を除去すること
ができる。
このとき、本実施例のように空気乾燥機4を用いれば、
充分に低湿度の気流を供給できるので、乾燥効果を向上
させることができる。また本実施例のように、粉粒体定
量供給装置2を、ロータリーバルブの代わりにロータリ
ーディスク43を用いたテーブルフィーダー式にすれば
、貯留槽1内の人工配合飼料が湿っても確実に切出すこ
とができ、例えば粒径50μm程度の微粉状の人工配合
飼料から粒径2mm程度の顆粒状の人工配合飼料まで、
あらゆる粒径の人工配合飼料を定量供給し、給餌するこ
とができる。さらに、ロータリーディスク43の外周部
に多数の貫通孔50を円周方向等間隔おきに形成して、
この貫通孔50に人工配合飼料を充填する構造にすれば
、貫通孔50の体積とピッチとを適当に選定することに
より、ロータリーディスク43の回転速度に応じて広範
囲1こ人工配合飼料の供給量を可変でき、微少量の定量
供給が可能である。さらに本実施例のように、撹拌羽根
37を支持部材59と弾性体60と可動板61とにより
構成すれば、貯留槽1内の人工配合飼料の二の多少にか
かわらず常に一定量の人工配合飼料をロータリーディス
ク43の貫通孔50に充填できることから、ふ化直後に
必要な微量長時間均一分散散布を良好に実現できる。ま
た本実施例のような分配器11を用いれば、人工配合飼
料が壁に衝突して破砕されることにより粒径が小さくな
ってしまうというようなことがなく、稚魚の成長度に応
じた粒径を維持できると同時に、人工配合飼料が滞留す
るプツトスペースかないことから、吸湿等により人工配
合飼料か詰まって給餌不能に陥るようなことがない。ま
た本実施例のように、貯留槽1等をボルト・ナツト等を
用いて固定せず、トグルクランプ29を用いて基台2]
に固定したので、清掃等のだめの分解をワンタッチで行
うことができ、作業能率が飛躍的に向上する。
(別の実施例) 上記実施例においては、分岐管12の先端から直接人工
配合飼料を散布する例について説明したが、分岐管12
の先端にノズルを取付けて、ノズルから散布するように
してもよい。
また分岐管12の先端を水中に位置させることも可能で
ある。
また上記実施例においては、輸送管10および分岐管1
2としてホース等の=J撓管を用いたが、これらは必ず
しも可撓管でなくともよい。
また上記実施例においては、粉粒体定量供給装置2の撹
拌羽根37とロータリーディスク43とを共通の電動機
23により駆動する例について説明したが、これらは別
個の駆動装置により駆動してもよい。
また上記実施例においては、ロータリーディスク43の
外周部に、円周方向等間隔おきにかつ同一円周上に貫通
孔50を設けたが、貫通孔50の配置はこれに限定され
るものではなく、互いに半径の若干具なる2つの円周上
に各々複数の貫通孔50を等ピッチで設け、かつ一方の
円周上の貫通孔50と他方の円周上の貫通孔50とを互
いに半ピツチずらせて、全体として貫通孔50が千鳥状
になるように配置する等、各種の変形が可能である。
また上記実施例においては、粉粒体供給孔52と同時に
連通ずる貫通孔50が1個であるように粉粒体供給孔5
2の直径および位置を選定したが、複数の貫通孔50が
同時に粉粒体供給孔52に連通ずるように粉粒体供給孔
52の直径および位置を選定してもよい。
また上記実施例においては、電動機23の動力を歯車4
7.48によりロータリーディスク43に伝達したが、
動力伝達手段は歯車47.48に限定されるものではな
く、例えばベルト等の他の動力伝達手段を用いてもよい
(発明の効果) 以上説明したように本発明の養魚槽における給餌方法に
よれば、複数の分岐管の先端を各養魚槽の水面上に分散
配置しておき、分岐管の先端から人工配合飼料を散布す
るので、各養魚槽の水面全域に均一に人工配合飼料を供
給することができる。
したがって、養魚槽内の全ての稚魚に平等に人工配合飼
料が行きわたり、稚魚の成長が均一化される。また人工
配合飼料の食べ残しが減少し、経済的であると同時に、
養魚槽の底面の清掃の頻度が減少する。また各養魚槽に
対応して輸送管を設け、粉粒体定量供給装置により選択
的に輸送管に人工配合飼料を供給し、さらに各輸送管に
対応して分配器を設け、輸送管の人工配合飼料を複数の
分岐管に分岐させるという、2段階の分岐を行なうので
、1台の粉粒体定量供給装置により遠隔の複数の養魚槽
に給餌でき、経済的である。また貯留槽内の人工配合飼
料の重量を計重する計重装置と計時装置とからの信号を
処理する制御装置により粉粒体定量供給装置を制御する
ので、各養魚槽毎に予め設定された時刻に予め設定され
た口の人工配合飼料を供給でき、理想的な給餌を完全に
自動的に行なえる。また粉粒体定量供給装置を高湿度環
境下の養魚槽から光分離れた位置に設置できるので、長
距離の分岐管および輸送管内を通って湿気が容易に粉粒
体定量供給装置に浸入することがなく、したがって吸湿
による障害を良好に防止できる。また必要に応じて、人
工配合飼料の供給後に圧縮空気供給源からの気流のみを
供給するアフターブローを行ない、輸送流路の残留物を
除去することができる。さらに人工配合飼料の供給前に
圧縮空気供給源からの気流のみを供給するプレブローを
行ない、輸送流路の湿気や水分を除去して乾燥させると
同時に異物を除去することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例における養魚槽における給餌
方法の説明図、第2図は第1図における粉粒体定量供給
装置の要部の断面図、第3図は第2図におけるロータリ
ーディスク付近の概略平面図、第4図は第2図における
撹拌羽根の正面図、第5図は第1図における分配器の断
面図、第6図は第1図における養魚プールの平面図、第
7図は同縦断正面図である。 1・・・貯留槽、2・・・粉粒体定量供給装置、3・・
・圧縮空気供給源、10・・・輸送管、11・・・分配
器、12・・・分岐管、13・・・養魚槽、15・・・
計重装置、16・・・制御装置、18・・・計時装置特
許出願人 日本アルミニウム工業株式会社第2図 第3図 第4図 第5図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1、粉状あるいは粒状の人工配合飼料を貯留する貯留槽
    を備えた粉粒体定量供給装置により複数の養魚槽に各々
    対応して配置された複数の輸送管内に前記貯留槽内の人
    工配合飼料を選択的に定量供給し、この人工配合飼料を
    圧縮空気供給源からの気流により搬送し、前記各養魚槽
    の近傍に各々配置されかつ前記輸送管に接続された分配
    器により前記人工配合飼料を前記気流と共に複数の分岐
    管に分配し、これら分岐管の先端を前記各養魚槽の水中
    または水面上の各所に分散配置しておいて、前記人工配
    合飼料を前記気流により前記分岐管の先端から散布する
    と共に、前記貯留槽に貯留された人工配合飼料の重量を
    検出する計重装置からの信号と計時装置からの信号とが
    入力されかつ予め前記各養魚槽への給餌条件が設定され
    ている制御装置により前記粉粒体定量供給装置を制御し
    て、前記各養魚槽への広範囲かつ均一な給餌を自動的に
    行なうことを特徴とする養魚槽における給餌方法。
JP1030350A 1989-02-08 1989-02-08 養魚槽における給餌方法 Pending JPH02207726A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1030350A JPH02207726A (ja) 1989-02-08 1989-02-08 養魚槽における給餌方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1030350A JPH02207726A (ja) 1989-02-08 1989-02-08 養魚槽における給餌方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH02207726A true JPH02207726A (ja) 1990-08-17

Family

ID=12301401

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1030350A Pending JPH02207726A (ja) 1989-02-08 1989-02-08 養魚槽における給餌方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH02207726A (ja)

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0576255A (ja) * 1991-09-26 1993-03-30 Nippon Alum Co Ltd 給餌装置
CN102919187A (zh) * 2012-11-21 2013-02-13 浙江海洋学院 海水养殖饲料供给装置
CN103478058A (zh) * 2013-10-09 2014-01-01 上海海洋大学 水流式自动投饵装置
CN103926865A (zh) * 2014-04-16 2014-07-16 江苏恒深洋机械有限公司 一种计重投饲机的智能无级调速控制器
CN103988802A (zh) * 2014-06-05 2014-08-20 中国水产科学研究院渔业机械仪器研究所 一种网箱养殖自动投饲平台***及操作方法
KR20160016208A (ko) * 2014-08-04 2016-02-15 이상준 어류 양식장용 사료공급장치
WO2017145325A1 (ja) * 2016-02-25 2017-08-31 エイブル株式会社 粉粒体供給装置

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0576255A (ja) * 1991-09-26 1993-03-30 Nippon Alum Co Ltd 給餌装置
CN102919187A (zh) * 2012-11-21 2013-02-13 浙江海洋学院 海水养殖饲料供给装置
CN103478058A (zh) * 2013-10-09 2014-01-01 上海海洋大学 水流式自动投饵装置
CN103926865A (zh) * 2014-04-16 2014-07-16 江苏恒深洋机械有限公司 一种计重投饲机的智能无级调速控制器
CN103988802A (zh) * 2014-06-05 2014-08-20 中国水产科学研究院渔业机械仪器研究所 一种网箱养殖自动投饲平台***及操作方法
KR20160016208A (ko) * 2014-08-04 2016-02-15 이상준 어류 양식장용 사료공급장치
WO2017145325A1 (ja) * 2016-02-25 2017-08-31 エイブル株式会社 粉粒体供給装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP0061335B1 (en) Pneumatic granular or seed applicator
EA007368B1 (ru) Устройство, способ и система для нанесения веществ на фураж, зерно или растительную массу перед или после уборки
JPH02207726A (ja) 養魚槽における給餌方法
AU2005273002B2 (en) Apparatus and process for cooling and de-steaming calcined stucco
GB2163634A (en) Seed sprouting apparatus and method
CN210959385U (zh) 一种小麦拌种装置
JPH03130028A (ja) 給餌装置
CN109757179B (zh) 一种生物肥料撒料机
CN207519339U (zh) 一种肥料种子混合播种机构
CN207430132U (zh) 一种饲料加工过程混合装置
CN214842197U (zh) 一种有机肥生产设备
GB2084960A (en) Dust generator
CN213386303U (zh) 一种粉料称重投加装置
CN210145941U (zh) 一种农业种植用化肥搅拌装置
CN210630200U (zh) 一种玉米雾化拌种机
CN220310289U (zh) 一种肥料增效改良剂生产装置
CN210841538U (zh) 草料混料装置
JPH0732654B2 (ja) 養魚プールにおける給餌方法およびそれに用いる粉粒体定量供給装置
JPH0740847B2 (ja) 給▲餌▼装置
CN220351131U (zh) 一种塞盘干料***自动添加微量元素的装置
CN219939327U (zh) 一种种鸡养殖自动输配料***
CN220023889U (zh) 一种水产养殖投料设备
CN115399273B (zh) 大型渔场养殖饲料自动化投喂方法及投喂装置
CN219228345U (zh) 一种水稻栽培育秧装置
CN218389366U (zh) 一种多路风送式投料***