JPH02157430A - 電子ガバナ制御装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、ディーゼルエンジンの燃料の噴射装置を制御
する電子ガバナ制御装置に関するものである。

〔従来の技術〕

第３図は、従来のディーゼルエンジンの燃料噴射装置を
制御する電子ガバナ制御装置の構成を示す。同図におい
て、１は電子ガバナコントローラの直流電源、２はエン
ジンの回転数を検出する電磁ピックアップ、３は回転数
検出のためのパルスを発生する溝を外周に設けた円板で
ある。また、４は電子ガバナコントローラ、５は電子ガ
バナコントローラ４の出力を受けてレバー５１を動かす
アクチエータ、６はエンジンの燃料噴射装置Ｔのレバー
７１　と接続するための接続バーである。

次に動作について第４図に示す電子ガバナコントローラ
４の制御フローの概念を参照して説明する。電子ガバナ
コントローラ４は、直流電源１よシミ源供給を受け、電
磁ピックアップ２と円板３によりパルスでエンジンの回
転数を検知して、その値と設定値とを比較する。そして
、その比較結果に基づきアクチエータ５へ動作電流を流
し、このアクチエータ５のレバー５１を図示するＡから
Ｂの位置に動かす。これによシ、アクチエータ５のレバ
ー５１は、接続バー６によ多燃料制御装置７のレバー７
重をＡ１からＢ１の位置へ動かし、その燃料噴射量を調
整して、エンジン回転数が設計した一定の回転数になる
ように制御するものとなっている。

〔発明が解決しようとする課題〕

従来の電子ガバナ制御装置は以上のように構成されてい
るが、一般的に電子ガバナコントローラの直流電源に蓄
電池を使用しておシ、またこの蓄電池はエンジン起動す
るためのセルモータの駆動電源と共用している。そのた
め、蓄電池はセルモータ起動特大電流が流れる丸め、電
圧降下を起こすが、蓄電池の容量に余裕のない場合や劣
化した場合はその電圧降下が過大となシ、電子ガバナコ
ントローラの動作に要する最低電圧より低くなる。

その結果、アクチエータのレバーを動かすことができず
、起動しないという課題があった。

本発明は上記のような課題を解消するためになされたも
ので、そのような状態でもセルモータをまわすのに十分
な蓄電池容量があれば、電圧が降下しても確実に起動で
きるようにした電子ガバナ制御装置を得ることを目的と
する。

〔課題を解決するための手段〕 本発明に係る電子ガバナ制御装置は、電子ガバナコント
ローラをバイパスさせて直流電源（蓄電池）からアクチ
エータへ開閉器を介して接続することにより、エンジン
起動した時、直流電源よシ直接アクチエータのレバーを
動かす電流を供給させるようにしたものである。

〔作用〕

本発明においては、起動時にアクチエータへ動作電流を
供給する回路は起動開始してエンジンが着火する速度に
達するまで通電するようにする。

そして着火速度へ達し、エンジンが定格回転数へ自己で
回転数上昇するようになれば、開となるようＫする。そ
の後はセルモータへの電流供給が必要でなくなるので、
電子ガバナコントローラの電源電圧も正常になυ、回転
数の制御が行なわれる。

〔実施例〕

以下、本発明の実施例を図について説明する。

第１図は本発明の一実施例による電子ガバナ制御装置の
構成図である。同図において、１は電子ガバナコントロ
ーラの直流電源つまシ蓄電池、２はエンジンの回転数を
検出する電磁ピックアップ、３は回転数検出のためのパ
ルスを発生する溝を外周に設けた円板、４は電子ガバナ
コントローラである。また、５はこの電子ガバナコント
ローラ４の出力を受けてレバー５１を動かすアクチエー
タ、６はエンジンの燃料噴射装置７のレバー７１と接続
するための接続パー、８は蓄電池１からの回路を開閉す
る開閉器、９はアクチエータ５へ流す動作電流を制限す
るための制限抵抗である。

すなわち、この実施例が第３図に示した従来例のものと
異々る点は、電子ガバナコントローラ４をバイパスさせ
て蓄電池１からアクチエータ５へ開閉器８．制限抵抗９
を介して接続することによシ、エンジン起動時に蓄電池
１よシ直接アクチエータ５のレバー５１を動かす電流を
供給させるようにしたことである。なお、図中、同一符
号は同一または相当部分を示している。

次に、上記実施例構成の動作を第２図に示す電子ガバナ
の制御フローを参照して説明する。第２図において、ま
ず起動スイッチをオン（ＯＮ）すると、この時、セルモ
ータはまわシはしめ、開閉器８を閉として、アクチエー
タ５へ動作電流を流す。

それによシ、燃料噴射装置７のレバー７１が動き、エン
ジンへ燃料を供給する。そして、セルモータによシ、着
火速度（スピード）ｔで速度上昇すると、エンジンは供
給された燃料で着火して、自刃で回転数が上昇する。一
方、着火速度を他の装置で検出し、それによりバイパス
回路の開閉器８を開とし、蓄電池１よシのアクチエータ
５への電流供給はやめる。しかし、その時セルモータへ
の蓄電池１からの電流供給も不要となる。そのため、蓄
電池１の電圧は正常に回復しているので、電子ガバナコ
ントローラ４からの出力電流によシアクチエータ５は動
作し、燃料噴射装置７のレバー７１を動かし、設定回転
数になるよう制御される。このように、本実施例による
と、蓄電池の劣化時でもセルモータをまわすのに十分な
蓄電池の容量があれは、電圧が降下しても確実にエンジ
ンの起動を行うことができる。

なお、上記実施例における回路の開閉器８は電流容量が
問題なければ、継電器の接点開閉でもよく、制限抵抗９
は、電流制限できるものであれば何でもよく、またアク
チエータの容量に問題なけれに設ける必要はない。

〔発明の効果〕

以上のように本発明によれば、エンジン起動時に開閉す
るバイパス回路を設けたので、蓄電池の状態に関係なく
確実な起動ができる電子ガバナ制御装置が得られる効果
がある。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例による電子ガバナ制御装置の
構成図、第２図は上記実施例の制御７０−を示す説明図
、第３図は従来の電子ガバナ制御装置の構成図、第４図
は第３図における電子ガバナコントローラの制御フロー
を示す説明図である。 １・・・・直流電源（蓄電池）、２壷・１１拳電磁ピツ
クアツプ、３・・・・円板、４・・・・電子ガバナコン
トローラ、５・・・・アクチエータ、６・・・ｅ接続バ
ー、７・−・・燃料噴射装置、８・・・拳開閉器、９・
・・・制限抵抗。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 　電子ガバナコントローラから成り、その出力に基いて
   アタチエータを作動させてデイーゼルエンジンの燃料噴
   射装置を制御する電子ガバナ制御装置において、前記電
   子ガバナコントローラをバイパスさせて直流電源から直
   接前記アクチエータへ開閉器を介して接続したことを特
   徴とする電子ガバナ制御装置。