JPH02131513A - 施肥装置付田植機 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は施肥装置付田植機に関する。

〔従来の技術〕

この種の施肥装着付田植機において、従来は、例えば実
開昭６３−９２５２２号公報の第４図で示すように、施
肥装置の肥料繰出し機構（１５）と苗植付機構の揺動ア
ーム（８）とを連結ロソド（１ｏ）で連結していた（こ
こでの図番は実開昭６３−９２５２２号公報第４図中の
番号である）。

〔発明が解決しようとする課題〕

この場合には、苗植付装置を経由した動力で施肥装置が
駆動されるので、例えば苗植付装置側で株間を変更すべ
く株間変速部を揉作した場合には、施肥装置に人力され
る回転数が変化する。そうすると、繰出し機、溝の駆動
回転数が変化するので、圃場の植付面債に比例して必要
となる施肥量を維持すべくその都度繰出し機構側の開口
調節を行う必要があった。

本発明の目的は施肥装置への伝動系に簡単な変更を加え
ることによって、林間調節操作にかかわらず、繰出し調
節を必要とせず、その煩雑さを解消できるものを提供す
る点にある。

〔課題を解決するための手段〕

本発明による特微構成は原動部からの動力を変速するミ
ッションケースの走行変速部に対して、走行装置と、株
間変速部を備えた苗埴付装誼と、施肥装誼とを並列に伝
動連結してある点にあり、その作用効果は次の通りであ
る。

〔作　用〕

つまり、林間変速部を備えた苗植付装置と施肥装置とを
並列に接続することによって、両者の直接の関係を断つ
ことができ、株間調節を行っても施肥装置側で繰出し量
を調節する必要がない。それでいて、苗植付装置と施肥
装置とは前記走行変速部から動力を受けるので、足回り
と同期した動力が得られ、走行速度と関係する植付け及
び施肥が従来通り行なえる。

〔発明の効果〕

施肥装置と苗植付装置とを前記走行変速部に並列に伝動
連結することによって、株間調節の都度、施肥装置の繰
出し量調節を必要とする、操作性の煩雑さが解消され、
株間調節時はその調節摸作だけ行なばよい。

〔実施例〕 第３図に示すように、機体前部に原動部としてのエンジ
ン（１）及びミッションケース（２）を配置するととも
に、操縦部（３）をはさんで後端に、昇降リンク機構（
４）を介して苗植付装置（Ａ）及び、施肥装置（Ｂ）を
取付け、田植機を構成する。苗植付装置（Ａ）　　は前
記ミンションケース（２）の走行変速部（１９）より動
力伝達を受けるフィードケース（５）と、このフィード
ケース（５）に一体連結され後端部に回転式苗植付機構
（６）を軸支した植付ケース（７）と、前記フィードケ
ース（５）に支持され一定ストロークで左右に往復移動
する苗のせ台（８）とでなる。一方、施肥装置（Ｂ）は
肥料を貯留したホッパ（９〉　と、ホンパ（９）からの
肥料を一定量毎に繰出す繰出し機構（１０）と、繰り出
されてきた肥料を施肥部位に誘導する流下ホース（ｌ１
）と、施肥部位に肥料を投下する作溝器（１２）とから
なる。

伝動構造について説明する。第１図に示すように、エン
ジン（１）からダブルベル｝　（１３）及び静油圧式無
段変速装置（３５）を介して人力軸（１４）に入力され
た動力は、第１伝動軸（１７）に遊嵌されている中継ギ
ヤ（１５）を介して前車軸デフ機構（１６）に出力され
るとともに、前後進切換クラッチ機構（１８）を介して
第１伝動軸（１７）に出力され、この第１伝動軸（１７
）より後車軸デフ機構（３４）に伝達される。以上より
、走行変速部（１９）を構成する。一方、入力軸（１４
）と一対のギヤ（２０），　（２１）を介して伝動連結
される第２伝動軸（２２）とトルクリミッタ（２３）を
介装した第３伝動軸（２４）とに亘って三段の株間変速
部（２５）が形成されるとともに、第３伝動軸（２４）
より動力伝達を受ける植付用出力軸（２６）が二つの伝
動シャフ｝　（２７），　（２７）を介して前記フィー
ドケース（５）に伝動連結されている。一方、前記後車
軸デフ機構（３４）に対しては施肥装置（Ｂ）への出力
軸（２８）が出力取出可能に枢支され、伝動シャフ｝　
（２９）を介して前記フィードケース（５）に伝動連結
されている。

第２図に示すように、このフィードケース（５）内では
植付伝動系とは別系統の施肥用伝動系が構成され、この
施肥用伝動系が植付ケース（７）一側面に突設された回
転アーム（３０）と肥料繰出し機構（ＩＱ）の揺動アー
ム（３２）と両者（３０），　（３２）を連結する連結
ロッド（３１）とを介して繰出し機構（１０）を駆動す
る。

従って、前後輪からなる走行装置（３３）と、苗植付装
Ｗ　（Ａ）　　と、，施肥装ｆｆｉ（Ｂ）　　とが前記
走行変速Ｂ（１９）に対して並列に伝動連結してある。

〔別実施例〕

第４図に示すように、株間変速部（２５）を前記フィー
ドケース（５）に装備するとともに、植付動力を株間変
速部（２５）を介して苗植付機構（６）に出力し、施肥
動力を株間変速ｆｌ　（２５）を迂回して前記回転アー
ム（３０）から肥料繰出し機構（１０）に出力する形態
を採ってもよい。

尚、特許請求の範囲の項に図面との対照を便利にする為
に符号を記すが、該記入により本発明は添付図面の構造
に限定されるものではない。

【図面の簡単な説明】

図面は本発明に係る施肥装買付田植機の実施例を示し、
第１図は全体伝動系統を示す構成図、第２図は施肥装置
を示す＋′ｌＵ：ｊ面図、第３図は全体側面図、第４図
は全体伝動系の別実方印例を示す構成図である。 （１）・・・・・・原ＤＢ、　（２）・・・・・・ミソ
ションケース、（１９）・・・・・・走行変速部、 （３３）・・・・・・走行装置、 （３４）・・・・・・後車軸デフ機溝、（Ａ）・・・・
・・苗植付装置、 （Ｂ）・・・・・・施肥装置。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、原動部（１）からの動力を変速するミッションケー
   ス（２）の走行変速部（１９）に対して、走行装置（３
   ３）と、株間変速部（２５）を備えた苗植付装置（Ａ）
   と、施肥装置（Ｂ）とを並列に伝動連結してある施肥装
   置付田植機。 ２、後車軸デフ機構（３４）に伝動機構を介して施肥装
   置（Ｂ）を直結している施肥装置付田植機。