JPH02107869A - メタルガスケットの製造方法 - Google Patents
メタルガスケットの製造方法Info
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- JPH02107869A JPH02107869A JP26049988A JP26049988A JPH02107869A JP H02107869 A JPH02107869 A JP H02107869A JP 26049988 A JP26049988 A JP 26049988A JP 26049988 A JP26049988 A JP 26049988A JP H02107869 A JPH02107869 A JP H02107869A
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- 229910052751 metal Inorganic materials 0.000 title claims abstract description 51
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Landscapes
- Gasket Seals (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
（産業上の利用分野）
本発明は、内燃機関のシリンダヘッド部等において使用
する金属製のメタルガスケットに関するものである。
する金属製のメタルガスケットに関するものである。
（従来の技術）
近時、エンジンの高性能化に伴って金属板を基材とする
メタルガスケットが開発されているが、これらメタルガ
スケットのシール面にはシール材として、高ニトリルゴ
ム、フッ素ゴム、シリコーン樹脂がコーティングされて
いた。
メタルガスケットが開発されているが、これらメタルガ
スケットのシール面にはシール材として、高ニトリルゴ
ム、フッ素ゴム、シリコーン樹脂がコーティングされて
いた。
（発明が解決しようとする課題）
しかしながら昨今のエンジンの高性能化に伴い、ガスケ
ットに掛かる熱負倚が益々増加の傾向にあるため、現在
ミクロシール剤として使用している高ニトリルゴム、フ
ッ素ゴムおよびシリコーン樹脂では、その使用温度限界
に達していると思われる。
ットに掛かる熱負倚が益々増加の傾向にあるため、現在
ミクロシール剤として使用している高ニトリルゴム、フ
ッ素ゴムおよびシリコーン樹脂では、その使用温度限界
に達していると思われる。
そこで、従来のメタルガスケットより耐熱性、柔軟性な
らびに加工性が優れたメタルガスケットが要望されてい
る。
らびに加工性が優れたメタルガスケットが要望されてい
る。
（課題を解決するための手段）
上述の要望を満足させるため本発明においては、金属板
の面に熱硬化性接着剤を介して膨張黒鉛の薄層を被着し
てメタルガスケットを構成する。
の面に熱硬化性接着剤を介して膨張黒鉛の薄層を被着し
てメタルガスケットを構成する。
（作 用）
上述のように本発明においては、メタルガスケットの基
板となる金属板の面に熱硬化性接着剤を介して膨張黒鉛
の薄層を被着した。そしてこの膨張黒鉛は従来使用して
いた高ニトリルゴム、フッ素ゴム、およびシリコーン樹
脂よりも耐熱性にすぐれている上に、シール材としての
柔軟性と加工性にもすぐれているから、本発明によれば
、従来のメタルガスケットより、耐熱性および柔軟性な
らびに加工性にすぐれたメタルガスケットを得ることが
できる。
板となる金属板の面に熱硬化性接着剤を介して膨張黒鉛
の薄層を被着した。そしてこの膨張黒鉛は従来使用して
いた高ニトリルゴム、フッ素ゴム、およびシリコーン樹
脂よりも耐熱性にすぐれている上に、シール材としての
柔軟性と加工性にもすぐれているから、本発明によれば
、従来のメタルガスケットより、耐熱性および柔軟性な
らびに加工性にすぐれたメタルガスケットを得ることが
できる。
（実施例）
以下、図面について本発明の詳細な説明する。
第１図および第２図は本発明によるメタルガスケットの
部分拡大断面図で、図中１はメタルガスケットの基材で
ある金属板で、本実施例では銅板である。
部分拡大断面図で、図中１はメタルガスケットの基材で
ある金属板で、本実施例では銅板である。
本実施例においては、鋼板１の表面をトリクロロエチレ
ンで十分に洗浄脱脂を行った後、その面に熱硬化性接着
剤（フェノール変性ニトリルゴム）２を塗布し、その上
に膨張黒鉛粉末をのせて圧縮ロールで１０〜１５０ μ
ｍの厚さでコーティングし、その後加熱炉中で硬化温度
の１５０°Ｃで５分間加熱処理することにより膨張黒鉛
の薄層３を被着させてメタルガスケットの素材を形成し
た。
ンで十分に洗浄脱脂を行った後、その面に熱硬化性接着
剤（フェノール変性ニトリルゴム）２を塗布し、その上
に膨張黒鉛粉末をのせて圧縮ロールで１０〜１５０ μ
ｍの厚さでコーティングし、その後加熱炉中で硬化温度
の１５０°Ｃで５分間加熱処理することにより膨張黒鉛
の薄層３を被着させてメタルガスケットの素材を形成し
た。
なお第１図は金属板１の片面にのみ熱硬化性接着剤２を
介して膨張黒鉛の薄層３を被着したものであり、第２図
は金属板ｌの両面に熱硬化性接着剤２を介して膨張黒鉛
の薄層３をそれぞれ被着したものである。
介して膨張黒鉛の薄層３を被着したものであり、第２図
は金属板ｌの両面に熱硬化性接着剤２を介して膨張黒鉛
の薄層３をそれぞれ被着したものである。
第３図〜第５図は本発明のメタルガスケットの素材を量
産する装置の一例を示すもので、図中１はメタルガスケ
ットの基材である金属板（鋼板）で、ＩＡはその金属板
１を巻回したものであり、矢印Ｂの方向に金属板１を送
り出すようになっている。４はその金属板１の脱脂装置
、５は接着剤塗布装置で、６は接着剤乾燥装置であり、
この乾燥装置６を通過した金属板１は矢印Ｃの如く次工
程の膨張黒鉛のコーティング装置に送られる。
産する装置の一例を示すもので、図中１はメタルガスケ
ットの基材である金属板（鋼板）で、ＩＡはその金属板
１を巻回したものであり、矢印Ｂの方向に金属板１を送
り出すようになっている。４はその金属板１の脱脂装置
、５は接着剤塗布装置で、６は接着剤乾燥装置であり、
この乾燥装置６を通過した金属板１は矢印Ｃの如く次工
程の膨張黒鉛のコーティング装置に送られる。
第４図は金属板１の片面のみにコーティングする装置で
あり、第５図は金属板１の両面にコーティングする装置
である。図中７は膨張黒鉛粉末、８はそのホッパー、９
は密度調整用スクレイパ−１０は厚さ調整および圧縮用
ロールである。
あり、第５図は金属板１の両面にコーティングする装置
である。図中７は膨張黒鉛粉末、８はそのホッパー、９
は密度調整用スクレイパ−１０は厚さ調整および圧縮用
ロールである。
また熱硬化性接着剤としては、前記したフェノール変性
ニトリルゴムの他に、フェノール樹脂、フェノール−ブ
タジェン共重合、フェノール−ポリアミド、ビスフェノ
ール型エポキシ、エポキシ−フェノール、エポキシポリ
アミド、ブタジェン−アクリロニトリル等がある。
ニトリルゴムの他に、フェノール樹脂、フェノール−ブ
タジェン共重合、フェノール−ポリアミド、ビスフェノ
ール型エポキシ、エポキシ−フェノール、エポキシポリ
アミド、ブタジェン−アクリロニトリル等がある。
上述のように膨張黒鉛のコーティング層は、膨張黒鉛粉
末を金属板上に積層して圧縮ロールで圧延することによ
り、所望の密度と厚さのコーティング層を得るものであ
るが、その密度についての試験結果を示せば、次の第１
表の通りである。
末を金属板上に積層して圧縮ロールで圧延することによ
り、所望の密度と厚さのコーティング層を得るものであ
るが、その密度についての試験結果を示せば、次の第１
表の通りである。
第１表
以上の結果から、膨張黒鉛の密度は０．５〜１．２ｇ／
ｃｍ”の範囲が適当であると考えられる。
ｃｍ”の範囲が適当であると考えられる。
またコーティング層の厚さについて行った試験結果を示
せば、次の第２表の通りである。
せば、次の第２表の通りである。
第２表
以上の結果から、コーティング厚さが３０ｕＩｌ以下の
場合にはコーティングむらが発生する。また、コーティ
ング厚さが１００μｍ以上の場合にはビード加工時にビ
ードのスソの部分で膨張黒鉛が剥離することが認められ
た。これらの事実から判断すると、コーティングの厚さ
は３０〜１００ μｍの範囲が最適であると考えられる
。
場合にはコーティングむらが発生する。また、コーティ
ング厚さが１００μｍ以上の場合にはビード加工時にビ
ードのスソの部分で膨張黒鉛が剥離することが認められ
た。これらの事実から判断すると、コーティングの厚さ
は３０〜１００ μｍの範囲が最適であると考えられる
。
また膨張黒鉛をコーティングした本発明のメタルガスケ
ットと従来のメタルガスケットとの耐熱性の比較試験結
果を示せば、次の第３表の通りである。
ットと従来のメタルガスケットとの耐熱性の比較試験結
果を示せば、次の第３表の通りである。
以上の結果から、膨張黒鉛をコーティングした本発明の
メタルガスケットは従来のメタルガスケットと比較して
、耐熱性がすぐれていることがわかった。
メタルガスケットは従来のメタルガスケットと比較して
、耐熱性がすぐれていることがわかった。
（発明の効果）
上述のように本発明においては、メタルガスケットの基
板となる金属板の面に熱硬化性接着剤を介して膨張黒鉛
の薄層を被着した。そしてこの膨張黒鉛は従来使用して
いた高ニトリルゴム、フッ素ゴム、およびシリコーン樹
脂よりも耐熱性にすぐれている上に、シール材としての
柔軟性と加工性にもすぐれているから、本発明によれば
、従来のメタルガスケットより、耐熱性および柔軟性な
らびに加工性にすぐれたメタルガスケットを得ることが
できるという効果が得られる。
板となる金属板の面に熱硬化性接着剤を介して膨張黒鉛
の薄層を被着した。そしてこの膨張黒鉛は従来使用して
いた高ニトリルゴム、フッ素ゴム、およびシリコーン樹
脂よりも耐熱性にすぐれている上に、シール材としての
柔軟性と加工性にもすぐれているから、本発明によれば
、従来のメタルガスケットより、耐熱性および柔軟性な
らびに加工性にすぐれたメタルガスケットを得ることが
できるという効果が得られる。
第１図は金属板の片面に膨張黒鉛をコーティングした本
発明メタルガスケットの部分拡大断面図、第２図は金属
板の両面に膨張黒鉛をコーティングした本発明メタルガ
スケットの部分拡大断面図、第３図〜第５図は本発明メ
タルガスケットの製造工程の説明図である。 ｌ・・・金属板 ２・・・熱硬化性接着剤
３・・・膨張黒鉛の薄層
発明メタルガスケットの部分拡大断面図、第２図は金属
板の両面に膨張黒鉛をコーティングした本発明メタルガ
スケットの部分拡大断面図、第３図〜第５図は本発明メ
タルガスケットの製造工程の説明図である。 ｌ・・・金属板 ２・・・熱硬化性接着剤
３・・・膨張黒鉛の薄層
Claims (1)
- １、金属板の面に熱硬化性接着剤を介して膨張黒鉛の薄
層を被着してなるメタルガスケット。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP26049988A JPH02107869A (ja) | 1988-10-18 | 1988-10-18 | メタルガスケットの製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP26049988A JPH02107869A (ja) | 1988-10-18 | 1988-10-18 | メタルガスケットの製造方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH02107869A true JPH02107869A (ja) | 1990-04-19 |
| JPH0563670B2 JPH0563670B2 (ja) | 1993-09-13 |
Family
ID=17348818
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP26049988A Granted JPH02107869A (ja) | 1988-10-18 | 1988-10-18 | メタルガスケットの製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH02107869A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO1993008420A1 (en) * | 1991-10-21 | 1993-04-29 | Mccord Payen Incorporated | Embossed composite gasket |
| JPH0616769U (ja) * | 1991-03-25 | 1994-03-04 | 石川ガスケット株式会社 | グラファイト層を備えた金属積層形ガスケット |
| JPH0635735U (ja) * | 1991-04-05 | 1994-05-13 | 石川ガスケット株式会社 | ガスケット |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS53105653A (en) * | 1977-02-25 | 1978-09-13 | Nippon Pillar Packing | Method of producing composite gasket |
-
1988
- 1988-10-18 JP JP26049988A patent/JPH02107869A/ja active Granted
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS53105653A (en) * | 1977-02-25 | 1978-09-13 | Nippon Pillar Packing | Method of producing composite gasket |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0616769U (ja) * | 1991-03-25 | 1994-03-04 | 石川ガスケット株式会社 | グラファイト層を備えた金属積層形ガスケット |
| JPH0635735U (ja) * | 1991-04-05 | 1994-05-13 | 石川ガスケット株式会社 | ガスケット |
| WO1993008420A1 (en) * | 1991-10-21 | 1993-04-29 | Mccord Payen Incorporated | Embossed composite gasket |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0563670B2 (ja) | 1993-09-13 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
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