JPH0148033B2 - - Google Patents

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JPH0148033B2
JPH0148033B2 JP60050716A JP5071685A JPH0148033B2 JP H0148033 B2 JPH0148033 B2 JP H0148033B2 JP 60050716 A JP60050716 A JP 60050716A JP 5071685 A JP5071685 A JP 5071685A JP H0148033 B2 JPH0148033 B2 JP H0148033B2
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JP
Japan
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rotary
compressed air
thread
housing
drive
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JP60050716A
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English (en)
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JPS60212191A (ja
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Beruneuatsuseru Horusuto
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Kochs Adler AG
Original Assignee
Kochs Adler AG
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Publication date
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Publication of JPS60212191A publication Critical patent/JPS60212191A/ja
Publication of JPH0148033B2 publication Critical patent/JPH0148033B2/ja
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    • DTEXTILES; PAPER
    • D05SEWING; EMBROIDERING; TUFTING
    • D05BSEWING
    • D05B21/00Sewing machines with devices for automatically controlling movement of work-carrier relative to stitch-forming mechanism in order to obtain particular configuration of seam, e.g. programme-controlled for sewing collars, for attaching pockets

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Textile Engineering (AREA)
  • Sewing Machines And Sewing (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、縫成頭部と、縫成すべき加工片と縫
成頭部との間に二次元相対運動を生ずる送り装置
とを有し、縫成頭部に回転ハウジングが支持さ
れ、この回転ハウジング内に針を保持する針棒
が、縫成頭部の主駆動軸により駆動されるクラン
ク伝動装置によつて昇降駆動可能に支持され、回
転ハウジングが中空軸により針軸線のまわりに回
転可能に支持され、上糸が給糸装置から中空軸を
通つて、回転ハウジング内に設けれた天秤用伝動
装置および場合によつては糸締め装置へ供給可能
であり、昇降運動可能な材料押さえ片用駆動装置
が回転ハウジング内に設けられ、この駆動装置へ
エネルギーが少なくとも1つの供給線路を介して
外部から供給可能である、自動ミシンに関する。
従来技術 ドイツ連邦共和国特許第1158800号明細書から
公知のこのような自動ミシンでは、縫成頭部の腕
に取付けられる回転ハウジングと中釜を受入れる
中釜支持体が同じ回転角で駆動可能である。回転
ハウジングには、上糸が回転軸線に対して同心的
に供給される。回転ハウジングへ入つた後の糸の
案内はわからない。さらに材料押さえ片の駆動装
置へエネルギーをどのように供給するかもわから
ない。
米国特許第1049520号明細書から公知のクラン
クハンドル刺しゆう機では、針と中釜と材料押さ
え片が針の縦軸線のまわりに回転可能に設けられ
ている。軸線方向運動を伝達するため、操作カム
の係合する環状溝をもつ摺動環が設けられて、機
械の静止部分から機械の回転可能な部分へ駆動運
動を導入するのに役立つ。こうして例えば材料押
さえ片の昇降運動および針棒の運動が伝達され
る。このような力伝達はかみ合う構造部分の間に
遊隙を必要とするので、このような構成では、ク
ランクハンドル刺しゆう機において充分であるよ
うな毎分1000回転以下の比較的低い回転数しか得
られない。さらにこのような力の導入は振動なし
には行なわれないが、運動を縫い目形成に同期し
て行なう場合には、振動のないことが保証されね
ばならない。さらにこのような力導入の構造的構
成は比較的大きい摩耗を受けるので、例えば閉鎖
油空間内で充分な潤滑を確保せねばならない。
特開昭55−16993号公報から2本針ミシンが公
知であり、その縫成頭部には針棒を案内する回転
ハウジングが設けられて、いわゆる接線縫いを可
能にするため、中釜支持体と共に同じ回転角で回
転可能である。糸は縫成頭部の静止部分から供給
される。これにより回転ハウジングの回転可能性
がある程度制限される。なぜならば糸は、天秤か
ら分割された針棒への導入までの途中で、回転ハ
ウジングの回転の際交差するかまたは互いにねじ
れることがあるからである。材料押さえ片はばね
荷重を受け、また縫成頭部の静止部分に設けられ
た空気圧シリンダを介して操作される摺動環を介
して力を受ける。
発明が解決しようとする問題点 本発明の基礎になつている課題は、必要な駆動
装置を回転ハウジング内に設けることができ、回
転ハウジングの自由な回転可能性を妨げることな
く駆動装置へエネルギーを供給できるように、最
初にあげた種類の自動ミシンを構成することであ
る。
問題点を解決するための手段 本発明によればこの課題は、中空軸に対して同
心的に少なくとも1つの供給線路用回転導通装置
が設けられ、この回転導通装置内に上糸用の同軸
的な穴も設けられていることによつて解決され
る。
本発明による手段によつて、エネルギーしかも
基本的には電気エネルギー、圧力液体または圧縮
ガスを回転ハウジングへ供給ることができ、特に
必要な駆動装置を回転ハウジング内に設けること
ができる。したがつて駆動装置は従来のミシンに
おけるように縫い目形成工具等に対し固定配置す
ることができる。
特許請求の範囲第2項による手段は、回転ハウ
ジング内の機能を制御するための場所を節約しか
つ信頼性のある構造を可能にする。特許請求の範
囲第2項によるこの構成はさらに特許請求の範囲
第3項による付加的手段を可能にし、すなわちい
ずれにせよ圧縮空気回転導通装置を介して供給さ
れる圧縮空気は、天秤伝動装置の天秤の近くまで
上糸を通すのにも使用することができる。
実施例 本発明のそれ以外の利点および特徴は、特許請
求の範囲の実施態様項と図面による実施例の以下
の説明から明らかになる。
図面に示す自動ミシンは架台1をもち、この架
台上に加工片3およびこれに縫い合わされる裁断
片4の送り装置2と縫成頭部5とが設けられてい
る。
送り装置2は原理的には四節リンクからなるリ
ンク機構6をもち、このリンク機構は制御円板7
に伝動結合している。この制御円板7は、架台1
に取付けられている伝動装置9の出力軸8上に取
付けられている。伝動装置9を介する制御円板7
の回転駆動は、同様に架台1に設けられている縫
成頭部5の駆動電動機10から行なわれる。駆動
電動機10は伝動ベルト11を介して中間伝動装
置12を駆動する。この中間伝動装置12から別
の伝動ベルト13を介して、外側にハンドル車1
4をもつ縫成頭部5の主駆動軸15の駆動が行な
われる。第3の伝動ベルト16を介して中間伝動
装置12と伝動装置9との間の伝動結合が行なわ
れる。
リンク機構6は架台1に固定された軸17によ
り形成される固定回転中心をもつている。この軸
17上には、縫成頭部5の主方向に対してほぼ直
角に向いて制御円板7より上にある連結棒18が
揺動可能に支持されている。この連結棒18は案
内ローラ19をもち、このローラが制御円板7の
上面にある溝状制御曲線20へはまつている。
軸17には制御円板7により下にある別の連結
棒21が支持され、上部連結棒18に対してほぼ
直角に、したがつて縫成頭部5の主方向に対して
ほぼ平行に延びている。この連結棒21も上方へ
突出する案内ローラ22をもち、このローラが制
御円板7の下面に形成された溝状制御曲線23へ
はまつている。制御曲線20,23は閉じた曲線
としてそれぞれ制御円板7の全周にわたつて延び
ており、当然非円形である。
軸17とは反対の側にある上部連結棒18の端
部には、下部連結棒21に対して平行に配置され
た中間レバー25がピン継手24により枢着され
て、同様に制御円板7より上に延びている。軸1
7およびピン継手24から遠い方にある下部連結
棒21および中間レバー25の自由端には、ピン
継手26,27により出力連結棒28が枢着され
て、上部連結棒18に対し平行に延びている。こ
の出力連結棒28は制御円板7の下に延びてい
る。4つの枢着点17,24,26,27により
決定されるリンク機構6は、第1図からわかるよ
うにほぼ直角でほぼ等辺の平行四辺形リンク機構
である。出力連結棒28には加工片保持体29が
結合されて、加工片3および裁断片4を収容して
いる。これまで述べた限りでは、この自動ミシン
は市販され、原理的には米国特許第4347797号明
細書に相当するドイツ連邦共和国特許第3000831
号明細書から公知である。
縫成頭部5はほぼ垂直に延びる直立柱30をも
ち、この直立柱から水平に上部腕31と同様にハ
ウジング状の下部基板32が延びている。腕31
の自由端の下面には、回転ハウジング33が軸線
34のまわりに揺動可能に設けられている。この
軸線34上には針35とそれを保持する針棒36
も設けられている。ねじ37により回転ハウジン
グ33は、軸線34に対して同軸的に腕31内に
支持された中空軸39の端面フランジ38に取付
けられている。特に軸受40により腕31内に支
持された中空軸39上には、歯付きベルト車41
が滑りキー42により相対回転しないように取付
けられている。この歯付きベルト車41は歯付き
ベルト43を介して別の歯付きベルト車44に伝
動結合され、後者の歯付きベルト車44は直立柱
30内で軸受45,46により支持される軸47
に相対回転しないように結合されている。この軸
47の下部範囲でこの軸47上に歯車48が相対
回転しないように結合され、この歯車48に扇形
歯車49がかみ合つている。扇形歯車49は角形
レバー50に形成されており、このレバー50は
直立柱30と基板32との移行範囲で揺動軸51
のまわりに支持され、ハウジング開口52から出
ている。この角形レバー50は結合レバー53に
より制御レバー54と揺動可能に結合され、この
制御レバー54は架台1にある固定揺動軸55の
まわりに支持されている。制御レバー54には上
方へ突出する案内ローラ56が支持されて、制御
円板7の下面に形成された閉じた制御曲線57へ
はまつている。このような回転ハウジング用伝動
装置58を介して、回転ハウジング33が加工片
保持体29を駆動するため駆動され、しかもさら
に後述するように針35が縫い目経過に対して接
線方向に動くように駆動される。
軸47の下端には別の歯付きベルト車59が相
対回転しないように結合されて、歯付きベルト6
0により歯付きベルト車61に伝動結合され、後
者の歯付きベルト車61は基板32内で軸線34
に対し同心的に支持される中空軸62上に相対回
転しないように取付けられている。この中空軸6
2の上端には中釜支持体63が取付けられてい
る。これにより中釜支持体用伝動装置64が形成
され、これにより中釜支持体63が回転ハウジン
グ33と同じ角度だけ揺動せしめられる。
直立柱30内の軸受65に支持される主駆動軸
15により傘歯車伝動装置66を介して、直立柱
30軸受67,68に支持される垂直な分配軸6
9が駆動され、その上端に歯付きベルト車70が
相対回転しないように取付けられている。この歯
付きベルト車70により歯付きベルト71を介し
て、軸線34に対し同軸的な中空軸39上に軸受
73により支持された二重歯付きベルト車72が
駆動される。この場合歯付きベルト71は上部歯
付きベルト車部分74にかけ回されている。下部
歯付きベルト車部分75から歯付きベルト76が
歯付きベルト車77へ通じ、この歯付きベルト車
77の取付けられている軸78を介して針棒36
の駆動が行なわれる。回転ハウジング33内に軸
受79,80により支持される軸78は、傘歯車
伝動装置81を介して、回転ハウジング33の軸
受82,83に水平に支持される軸84を駆動す
る。この軸84は針棒36に隣接する端部にクラ
ンク85をもち、このクランクのクランクピン8
6を介して天秤用伝動装置87と針棒36が駆動
される。
針棒36は針棒揺動片90の上部支持体88お
よび下部支持体89に軸線方向移動可能に支持さ
れている。支持体88と89との間において針棒
36に駆動ピン91が取付けられ、このピン91
上に回転可能に設けられるクランクレバー92は
クランク85のクランクピン86と相対回転しな
いように結合されているので、軸84により針棒
36の昇降駆動が行なわれる。
針棒36から遠い方にある軸84の端部には揺
動片用伝動装置93が設けられて、軸84上に相
対回転しないように取付けられた偏心輪94をも
ち、この偏心輪94が引張り棒95を介してクラ
ンク96に関節結合され、このクランク96が相
対回転しないように取付けられている軸97は、
軸84の下でこれに対し平行に回転ハウジング3
3内に支持されている。この軸97には針棒揺動
片90が相対回転しないように取付けられている
ので、針棒36の昇降運動中この針棒揺動片90
が揺動運動し、いいわゆる針送りを行なう。
回転ハウジング33は、揺動片用伝動装置93
の側および針棒36のある側にそれぞれ取外し可
能な蓋98,99をもつている。
分配軸69の下端には歯付きベルト車100が
相対回転しないように取付けられ、この歯付きベ
ルト100により歯付きベルト101を介して歯
付きベルト車102が駆動され、中空軸62内に
支持される中釜軸103がこの歯付きベルト車1
02に相対回転しないように取付けられている。
この中釜軸103により、中釜支持体63内に支
持される傘歯車伝動装置104および歯付きベル
ト伝動装置105を介して、同様に中釜支持体6
3内に支持されて水平回転軸線をもつ中釜106
が駆動される。この中釜用伝動装置は全体に符号
107をつけられ、同様に分配軸69から歯付き
ベルト71を介して誘導される針棒、針棒揺動片
および天秤用の伝動装置はまとめて符号108を
つけられている。
中空軸39の上端は、腕31内の回転ハウジン
グ伝動装置より上に形成された支持ひれ109に
軸線―半径方向滑り軸受110により回転可能に
支持されている。この滑り軸受110より上にお
いて中空軸39には、締付け環111によりスリ
ツト付きフランジブシユ112が取付けられてい
る。このフランジブシユ112はその上端に半径
方向へ突出するフランジ113をもち、このフラ
ンジ113が端面でこれに当る制御軸115のフ
ランジ114へねじ116により相対回転しない
ように結合されている。同様に軸線34に対し同
軸的に中空軸39より上に設けられたこの制御軸
115は、したがつて中空軸39に相対回転しな
いように結合されている。
制御軸115には、軸線34に対して平行に偏
心配置されて盲穴により形成される異なる軸線方
向長さの複数の供給通路117,117′,11
7″が形成され、そのうち第7図には供給通路1
17のみが示されている。この供給通路117は
半径方向外方へ延びる横穴118により外部へ開
いている。同じことが他の供給通路についてもい
える。
これらの供給通路117,117′,117″に
は、制御軸115のフランジ114の端面で、管
接続片122により管119,120,121が
それぞれ接続されている。管接続片122をフラ
ンジ114へ取付けることができるように、フラ
ンジ114は充分大きい凹所123をもつてい
る。
制御軸115上には同じ構成の供給環124,
125,126,127が設けられて、それぞれ
その内周に環状通路128をもち、これらの通路
は軸線方向において横穴118と一致している。
これらの供給環124〜127はそれぞれ端面に
軸線方向へ突出する環状カラー129をもち、供
給環124〜127を軸線方向および半径方向に
互いに固定するため、このカラー129が次の供
給環の隣接する端面にある対応凹所130へはま
つている。この範囲にはそれぞれ1つの内側環状
密封片131も設けられて、2つの隣接する供給
環124〜127の境界面を半径方向外方に対し
て密封し、同時に制御軸115の外側にも接して
いるので、隣接する供給環124〜127の環状
通路128が互いに気密に密封されている。供給
環124〜127のこの積層体の下面は下部軸受
蓋132上にあり、この軸受蓋132は軸線―半
径方向玉軸受133を介して軸線方向下方へ移動
しないけれども制御軸115に対し自由に回転可
能に支持されている。供給環124〜127の積
層体に当る上部軸受蓋134も、軸線―半径方向
玉軸受135を介して自由に回転可能に制御軸1
15に対して支持され、玉軸受135は止め輪1
36により制御軸115に対し上方へ固定されて
いる。
上部軸受蓋134と下部軸受蓋132はボルト
137により互いに結合され、このボルトは供給
環124〜127の外周に形成された凹所138
も貫通しているので、供給環124〜127の積
層体は軸線方向に締付けられ、他方供給124〜
127環は軸常蓋132および134に対して回
転不可能である。
下部軸受蓋132は、回り止め片139により
支持ひれ109したがつて腕31に対し回転不可
能に固定されているので、供給環124〜127
も腕31に対して回転不可能に固定されている。
軸受蓋132,134、供給環124〜127お
よび制御軸115からなる積層体は圧縮空気回転
導通装置170を形成している。
供給環124〜127の各環状通路128には
管140,140′,140″,140が通じ
て、それぞれ管接続片141により対応する供給
環124〜127に取付けられている。
制御軸115には軸線34に対して同心的に穴
142が形成されて、その上部範囲に広がつた導
入部分143をもつている。制御軸115の下端
においてこの穴142の延長線上に管144が設
けられて、管119〜121と同様に中空軸39
の穴145を通つて下方へ延びている。この管1
44は中空軸39の下部フランジ38に取付けら
れている。このためフランジ38の下面に凹所1
46が形成され、この中へ管144が締付け保持
されている。管端部147は、通常のように糸張
力の粗調節を行なう初荷重部148の範囲にあ
る。
導入部分143のすぐ下で穴142へ、外から
斜め下方へあけられた圧縮空気通路149が通じ
て、既に述べたように上の供給環127の環状通
路128に接続されている。これを経て圧縮空気
が吹込まれると、圧縮空気通路149が穴142
へ通ずる所にベンチユリ効果が生ずるので、上か
ら導入部分143を通つて穴142へ導入される
上糸150は、穴142および管144を通つて
管端部147の所まで送られる。斜めの圧縮空気
通路149と穴142との合流範囲には、したが
つて一種のベンチユリノズルが形成される。上糸
150は巻糸の形の給糸装置151から引出さ
れ、糸案内片152,153、導入部分143、
穴142および管144を通つて初荷重部148
へ導かれる。そこから糸150は、糸張力の微調
節に役立つ糸締め装置154を経て天秤伝動装置
87の天秤155へ供給される。そこから上糸1
50は針35へ導かれる。天秤155は双腕に形
成されて、回転ハウジング33から出るその上端
に上糸150用の輪156をもつている。その下
端157はクランクピン86上に回転可能に支持
されている。天秤155はさらに図示しない中間
の支点で連結棒158の一端に関節結合され、こ
の連結棒の他端は回転ハウジング33内に固定配
置されたピン159に揺動可能に支持されてい
る。
管119,120,121は種々の駆動装置へ
の圧縮空気供給に役立つ。管119により、糸締
め装置154の釈放用駆動装置として役立つ空気
圧シリンダ160への供給が行なわれる。管12
0,121は、材料押さえ片162の昇降駆動装
置として役立つ複動空気圧シリンダへの供給に役
立つ。
作 用 送り装置2の制御円板7にある制御曲線20,
23は、ポケツトである裁断片4を縫い目114
により加工片3へ縫い付けるように構成されてい
る。裁断片4と共に加工片3を導入しまたは取出
す間、針35は加工片保持体29に対し中間点1
64にある。この中間点164は、縫い目163
の完成後加工片3および裁断片4を縫うことなく
縫い目163の終端点165から中間点164へ
移動させることによつて得られる。加工片保持体
29が加工片3および裁断片4と共にこの区間を
終端点165から中間点164へ通過する間、回
転ハウジング33および中釜支持体63は、制御
曲線57の適当な構成のため、第3図に示す中立
初期位置へ回転して戻され、この位置で針送り駆
動装置をもつ普通のミシンにおけるように、図の
面に対して直角に延びる面内で針送り運動が行な
われる。
揺動片用伝動装置93の作用により、針35の
昇降運動に針棒揺動片90の揺動運動が重畳され
るので、針35の図面には示してない先端が閉じ
た楕円状軌道を描き、換言すれば針35が既に述
べた針送り運動を行なう。さらに送り装置2が加
工片保持体29を連続的に移動させて、裁断片4
をもつ加工片3と針35との相対運動が縫い目1
63の経過に従つて行なわれる。制御曲線57に
より回転ハウジング用伝動装置58を介して、そ
のつどの縫い目個所166において、針送り運動
が第11図に示すように縫い目163に対し接線
方向167に行なわれる。中釜支持体用伝動装置
64により、中釜106がそのつど正しい位置を
とるようにすることができる。したがつて縫い目
始端点168から縫い目終端点165へ縫い目が
形成される間、加工片3および裁断片4には最小
の移動力しか生じない。
回転ハウジング33の回転運動中天秤155も
共に回される。糸の供給が中空軸39を通して行
なわれ、給糸装置151が中空軸39および制御
軸115と共に回されるので、糸の供給も変化し
ない。
第1図および第2図から、第11図に示す縫い
目個所166の所で、中立位置に対し接線方向1
67を得るため回転ハウジング33がどのように
角αだけ揺動されるかがわかる。
【図面の簡単な説明】
第1図は加工片にポケツト裁断片を縫い付ける
自動ミシンの平面図、第2図は第1図の矢印の
方向に見た自動ミシンの正面図、第3図は中立位
置へ回転ハウジングを揺動させた場合における自
動ミシンの縫成頭部を第2図の矢印の方向に見
た拡大側面図、第4図は回転ハウジングの中央を
通る拡大垂直縦断面図、第5図は回転ハウジング
を第4図の矢印の方向に見た正面図、第6図は
回転ハウジングを第4図の矢印の方向に見た背
面図、第7図は第3図において左上に位置する本
発明の回転導通装置の一部を切欠いた拡大側面
図、第8図は第7図の−線に沿う水平断面
図、第9図は第7図の−線に沿う水平断面
図、第10図は第7図の−線に沿う水平断面
図、第11図はポケツトを縫い付けられた加工片
の平面図である。 2……送り装置、3……加工片、5……縫成頭
部、15……主駆動軸、33……回転ハウジン
グ、34……針軸線、35……針、36……針
棒、39……中空軸、87……天秤用伝動装置、
142……穴、150……上糸、151……給糸
装置、154……糸締め装置、162……材料押
さえ片、170……回転導通装置。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 縫成頭部と、縫成すべき加工片と縫成頭部と
    の間に二次元相対運動を生ずる送り装置とを有
    し、縫成頭部に回転ハウジングが支持され、この
    回転ハウジング内に針を保持する針棒が、縫成頭
    部の主駆動軸により駆動されるクランク伝動装置
    によつて昇降駆動可能に支持され、回転ハウジン
    グが中空軸により針軸線のまわりに回転可能に支
    持され、上糸が給糸装置から中空軸を通つて、回
    転ハウジング内に設けられた天秤用伝動装置およ
    び場合によつては糸締め装置へ供給可能であり、
    昇降運動可能な材料押さえ片用駆動装置が回転ハ
    ウジング内に設けられ、この駆動装置へエネルギ
    ーが少なくとも1つの供給線路を介して外部から
    供給可能であるものにおいて、中空軸39に対し
    て同心的に少なくとも1つの供給線路用回転導通
    装置170が設けられ、この回転導通装置170
    内に上糸150用の同軸的な穴142も設けられ
    ていることを特徴とする、自動ミシン。 2 材料押さえ片162および場合によつては設
    けられる糸締め装置用の空気圧駆動装置が設けら
    れ、回転導通装置が圧縮空気回転導通装置170
    として構成され、縫成頭部5に対して回転不可能
    な圧縮空気供給管140,140′,140″,1
    40がこの圧縮空気回転導通装置へ通じ、回転
    ハウジング33に対して回転不可能な管119,
    120,121が、この圧縮空気回転導通装置か
    ら中空軸39を通つて駆動装置へ導かれているこ
    とを特徴とする、特許請求の範囲第1項に記載の
    自動ミシン。 3 圧縮空気回転導通装置170内に、回転ハウ
    ジング33の方へ向きかつ上糸150用穴142
    へ通ずる圧縮空気通路149が形成され、圧縮空
    気供給管140″に接続されていることを特徴と
    する、特許請求の範囲第1項または第2項に記載
    の自動ミシン。 4 回転ハウジング内に補助機能用の少なくとも
    1つの別な駆動装置が設けられ、この駆動装置用
    の供給線路が回転導通装置に形成されていること
    を特徴とする、特許請求の範囲第1項ないし第3
    項の1つに記載の自動ミシン。
JP60050716A 1984-03-27 1985-03-15 回転ハウジング付き縫成頭部をもつ自動ミシン Granted JPS60212191A (ja)

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IT1184211B (it) 1987-10-22
JPS60212191A (ja) 1985-10-24

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