JPH0143347Y2 - - Google Patents

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JPH0143347Y2
JPH0143347Y2 JP1983156496U JP15649683U JPH0143347Y2 JP H0143347 Y2 JPH0143347 Y2 JP H0143347Y2 JP 1983156496 U JP1983156496 U JP 1983156496U JP 15649683 U JP15649683 U JP 15649683U JP H0143347 Y2 JPH0143347 Y2 JP H0143347Y2
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underframe
pillow
pillow beam
reinforcing
sleeper
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JP1983156496U
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は、中空材構成の台枠のまくらはりの改
良に関するものである。
[従来技術とその課題] 鉄道車両の車体は、第1,2,3図に示すよう
に、床を構成する台枠1に、台車2で支持を受け
る位置にまくら木方向、詳しくは、車体3の長手
方向と直交する方向に、まくらはり4を設ける。
そして、床上の乗客荷重と床下の機器荷重は、床
から側方向へ伝えられ、車体側構構造5で受けて
まくらはり4に伝達し、台車2の空気ばね6(第
2図)、または、心ざら7、側受8(第3図)に
より支持する。
まくらはりは、第4図aに示すように、側構か
らの垂直荷重と、側受、または、空気ばねとの反
力、あるいは、第4図bに示すように、側構から
の垂直荷重付近で心ざらとの反力により、特に、
まくらはり4の中央付近で曲げモーメントが大き
くなり、その分、まくらはり4の中央付近には強
度が必要となる。
第5図に示すように、例えば、アルミニウム合
金などの大形中空材よりなる床構造材9を車体の
長手方向に並設した構造の台枠1に、まくらはり
4を設ける場合、第6,7,8図で示すように、
厚さt1の床構造材9の下にまくらはり4を沿わせ
ると、まくらはり4の厚さは第7図に示すように
t2となり、従つて台枠1全体の厚さt3は、t3
t1+t2となる。t3は車床上面との間でできるだけ薄
く構成することが望ましく寸法が制限される。こ
のようにt3が制限されることは、まくらはり4の
厚さt2に制限を受けることになり、まくらはり4
としては、断面2次モーメントが小さく、強度が
不足する。
また台枠1のまくらはり4付近には、台車2に
装架されているモータ(図示略)を床上から点検
するために、第9,10図に示すように床点検口
14を設け、これに蓋16を施したものがある。
上述したように、従来一般の台枠のまくらはり
構造は、その厚さt3に制限をうけ、従つて、まく
らはり4の厚みt2も制限をうけ、まくらはり4の
断面2次モーメントが小さく、強度が不足すると
いう問題点がある。
本考案の目的は、このような実情に鑑みなされ
たもので、簡単な而も合理的手段によつて従来技
術の問題点を解消せしめ、台枠の厚さt3の制限内
で、断面2次モーメントの大きなまくらはりを提
供せんとするものである。
[課題を解決するための手段] 従来技術の課題を解決する本考案の構成は、大
形中空材を、車体の長手方向にそつて並設して形
成せる台枠に、台車で支持を受ける位置にまくら
はりを設けた台枠構造体において、前記まくらは
りの車体中心寄りに対応する前記台枠に開口部を
設け、この開口部に入り込み、かつ、前記台枠の
上面と一致する上面をもつ増厚補強部を前記まく
らはり上に設けたことを特徴とするものとする。
[実施例] 第11図〜第21図について本考案実施例の詳
細を説明する。
第11図〜13図について第1の実施例を、第
14〜16図について第2の実施例を、第17〜
19図について第3の実施例を、第20,21図
について第4の実施例を説明する。
先ず、第11〜13図により第1の実施例を説
明する。
第11図は要部の平面図を、第12図は断面
図、第13図はまくらはりの拡大断面を示してい
る。即ち、この実施例は、大形中空材からなる床
構造材11aを、車体の長手方向にそつて並設し
て形成せる台枠11に、台車で支持を受ける位置
にまくらはり12を設けた台枠構造体において、
前記まくらはり12の中央付近の床構造材11a
に開口部11cを設け、この開口部11cに入り
込み、かつ、前記台枠11と一致する上面をもつ
増厚補強部12aを上記まくらはり12上に設け
る。このとき、まくらはり12の前後側端縁部1
2cに前後の床構造材を載せかければ構造的に安
定する。t1は床構造材の厚さ、t2はまくらはり1
2端部の厚み、t3は台枠11の厚さ、もしくは、
増厚補強部12aを含めたまくらはり12中央部
の厚みである。図中13は側はりである。
次に、第14〜16図について第2の実施例を
説明する。第14図は前記開口部11cを含む点
検口14を設けた要部の平面を、第15図は断面
図、第16図はまくらはり12中央部の拡大断面
を示している。即ち、この実施例は、前記第1の
実施例で示したまくらはり12の増厚補強部12
aの前後側に、前記床構造材11aを切除した前
記開口部11cを含むモータの点検口14を形成
したものであり、この点検口14には、床構造
材、または、その他の形材からなる蓋(図示略)
が施蓋されるものである。
第17〜19図について第3の実施例を説明す
る。第17図は要部の平面を、第18図は断面
を、第19図はまくらはりの中央部拡大断面図を
示している。この実施例は、まくらはり12の中
央部の前後側端縁上に、台枠11と上面が一致す
る高さを有する補強材12bを、まくらはり12
の長手方向にそつてとりつけたもので、また、こ
の補強材12bの長さは、第17図から明らかな
ように、前記点検口14の寸法と一致させる。そ
して、補強材12b間には、床構造材11b、ま
たは、床上面を構成する部材を介装するものであ
る。
また、前記補強材12bの外側面全長にわた
り、点検口14に施蓋する蓋(図示略)の蓋受1
5を設けもたのである。
次に、第20,21図について第4の実施例を
説明すると、第20図は要部の平面を、第21図
はその拡大断面を示している。この実施例は、前
記第3実施例で説明した補強材12bを、まくら
はり12の前後側端縁より若干内側にとりつけ、
まくらはり12の前後側端縁部に床構造材11a
の端部受12cを形成し、まくらはり12部に隣
接する床構造材をまくらはり12に載せかけるこ
とにより、構造的に安定させ、組立てを容易にす
ることができるようにしたものである。
[考案の効果] 上述のように本考案の構成によれば、次のよう
な効果が得られる。
まくらはりの中央付近に、台枠の上面と一致す
る上面をもつまくらはりの増厚補強部を設けたの
で、台枠の厚さt3の制限内において、まくらはり
の増厚補強部を図ることができるとともに、台枠
と増厚補強部の上面とが一致することから余分で
無駄な構成をとることもなく、特に、中央部にお
ける断面2次モーメントを大きくでき、その構成
も簡易であるなど実用上の効果は大きい。
【図面の簡単な説明】
第1図は一般的車両におけるまくらはりを示す
車両の側面図、第2図、および、第3図は同上ま
くらはりと台車の取合いを示す説明図、第4図
a,bはまくらはりの曲げモーメント特性図、第
5図は床構造材による台枠の一般例を示す斜視
図、第6図は点検口を有する一般例の平面図、第
7図は第6図A−A線の断面図、第8図は第6図
のB−B線の拡大断面図、第9図は点検口をもつ
台枠の平面図、第10図は第9図C−C線の拡大
断面図、第11図は本考案第1実施例のまくらは
り構造を示す台枠要部の平面図、第12図は第1
1図D−D線の拡大断面図、第13図は第12図
E−E線の拡大断面図、第14図は第2実施例を
示し、まくらはり部にモータ点検口を設けた台枠
要部の平面図、第15図は第14図F−F線の拡
大断面図、第16図は第14図G−G線の拡大断
面図、第17図は第3実施例のまくらはり部にモ
ータ点検口を有する台枠の要部平面図、第18図
は第17図H−H線の拡大断面図、第19図は第
17図はI−I線の拡大断面図、第20図は第4
実施例のまくらはり部の平面図、第21図は第2
0図J−J線の拡大断面図である。 11……台枠、11a,11b……床構造材、
11c……開口部、12……まくらはり、12a
……増厚補強部、12b……補強材、12c……
床構造材の端部受。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 大形中空材を、車体の長手方向にそつて並設
    して形成せる台枠に、台車で支持を受ける位置
    にまくらはりを設けた台枠構造体において、 前記まくらはりの車体中心寄りに対応する前
    記台枠に開口部を設け、この開口部に入り込
    み、かつ、前記台枠の上面と一致する上面をも
    つ増厚補強部を前記まくらはり上に設けたこと
    を特徴とする中空材構成の台枠のまくらはり。 (2) まくらはりの増厚補強部を、まくらはりの車
    両前後側端縁にそう補強材にて形成し、該補強
    材間に、床構造材を介設した実用新案登録請求
    の範囲第1項記載の中空材構成の台枠のまくら
    はり。 (3) まくらはりの増厚補強部を、まくらはりの車
    両前後側端縁にそい、かつ、夫々外側に点検蓋
    受を設けた補強材にて形成し、補強材間に床構
    造材を介設した実用新案登録請求の範囲第1項
    記載の中空材構成の台枠のまくらはり。 (4) まくらはりの増厚補強部を、まくらはりの車
    両前後側端縁より若干内方にそつた補強材にて
    形成し、まくらはりの前後側端縁に床構造材の
    受部を形成するとともに、補強材間に床構造材
    を介設した実用新案登録請求の範囲第1項記載
    の中空材構成の台枠のまくらはり。
JP15649683U 1983-10-07 1983-10-07 中空材構成の台枠のまくらはり Granted JPS60119671U (ja)

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