JPH01309072A - 静電荷像現像用トナー - Google Patents

静電荷像現像用トナー

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JPH01309072A
JPH01309072A JP63139420A JP13942088A JPH01309072A JP H01309072 A JPH01309072 A JP H01309072A JP 63139420 A JP63139420 A JP 63139420A JP 13942088 A JP13942088 A JP 13942088A JP H01309072 A JPH01309072 A JP H01309072A
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toner
amount
powder
silica powder
fine powder
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JP63139420A
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Katsuhiko Tanaka
勝彦 田中
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    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、電子写真、静電記録及び静電印刷等における
静電荷像を現像すΔための新規なトナーに関する。
[従来の技術] 従来、電f写真法としては米国特許第2.297゜69
1時、特公昭42−23910号公報、及び特公昭43
−24748号公報などに、種々の方法が記載されてい
るが、それらは要するに、光導電性絶縁体層上に−様な
静電荷を与え、該絶縁体層に光像を照射することによっ
て静″、ttm像を形成し、次いで該Wi像を当該技術
でトナーと呼ばれる微粉末によって現像+1j視化し、
必要に応じて紙などに粉像を転写した後、加熱、加圧、
或いは溶剤蒸気などによって定着を行なうものである。
これらの電子写真法等に適用される現像方法としては、
大別して乾式現像法と湿式現像法とがある。前者は、更
に二成分系現像剤を用いる方法と、−成分系現像剤を用
いる方法として)1分される。二成分系現像剤誌に属す
るものには、トナーを搬送するキャリヤーの種類により
、鉄粉キャリヤーを用いるマグネットブラシ法、ビーズ
・キャリヤーを用いるカスケード法、ファーを用いるフ
ァーブラシ法等がある。
又、−成分系現像方法に属するものには、トナー粒子を
噴霧状態にして用いるパウダークラウド法、トナー粒子
を直接的に静電Ws41t面に接触させて現像する接触
現像法(コンタクト現像、又はトナー現像ともいう)、
トナー粒子を静’−rLffi像面に直接接触させず、
トナー粒子を荷電して静電潜像の有する電界により該潜
像面に向けて飛行させるジャンピング現像法、磁性の導
電性トナーを静電潜像面に接触させて現像するマグネド
ライ法淳がある。
これらの現像法に適用するトナーとしては、従来、天然
あるいは合成樹脂中に染料、顔料を分散させた微粉末が
使用されている0例えば、ポリスチレンなどの結着樹脂
中に着色剤を分散させたものを1〜301L程度に微粉
砕した粒子がトナーとして用いられている。磁性トナー
としてはマグネタイトなどの磁性体粒子を含有せしめた
ものが用いられている。いわゆる二成分現像剤を用いる
方式の場合には、トナーは通常ガラスピーズ、鉄粉など
のキャリヤー粒子と混合されて用いられる。
又、トナーは、現像される静電潜像の極性に応じて正ま
たは負の電荷が保有せしめられる。
トナーに電荷を保有せしめるためには、トナーの成分で
ある樹脂の摩擦帯電性を利用することも出来るが、この
方法ではトナーの帯電性が小さいので、現像によって得
られる画像はカプリ易く、不!!T IIなものとなる
。そこで、所望の摩擦帯電性をトナーに付与するために
、帯電性を付与する染料、顔料、更には電荷制御剤を添
加することが行われている。
今日、当該技術分野で知られている電荷制御剤としては
、ニグロシン染料、アジン系染料、モノアゾ染料の金属
錯塩、サリチル酸の金属錯塩、ナフトエ酸の金属錯塩、
ジカルボン酸の金属錯塩、銅フタロシアニン顔料などが
ある。
中でも、サリチル酸の金属錯体は、摩擦帯電による電荷
付与能力も高く、淡色であるためカラートナー、磁性ト
ナーに区別なく広範に使用できる負荷電性の電荷制御剤
である。しかしながら、従来公知にされているサリチル
酸誘導体の金属錯塩(例えば特開昭62−145255
、特公昭55−42752)の摩擦帯電縫の環境依存性
は大きい、そのため従来公知のサリチル酸誘導体の金属
錯塩を電荷制御剤として用いたトナーにより得られる複
写画像は、環境による画像濃度変動が発生し易い、特に
流動性付与の目的からトナーにはシリカ微粉末を外添す
る場合が多いが、この現象は、シリカ微粉末を外添した
トナーやバインダー樹脂としてポリエステルを用いたト
ナーについて特に顕著である。
従って、トナーの摩擦帯電縫の環境依存性を低下させる
電荷制御剤の開発が当該技術分野で強く要請されている
[発明が解決しようとする問題点] 本発明の目的は、かかる問題点を解決したトナーの電荷
制御の新しい技術を提供することにある。
本発明の目的は、鮮やかな有彩色現像剤の提供にある。
さらに本発明の目的は、シリカ微粉末を外添した場合に
、摩擦帯電縫の環境変動が著しく抑制される静電荷像現
像用トナーの提供にある。
また1本発明の別の1」的は、バインダー樹脂としてポ
リエステルを用いても摩擦帯電量の環境変動の少ない静
電荷像現像用トナーの提供にある。
[発明の構成] 本発明の静電荷像現像用トナーは、少なくともひとつの
カルボキシル基あるいはスルホキシル基を置換基として
有するサリチル酸誘導体の金属化合物を電荷制御剤とし
て含有せしめたことをひとつの特徴としている。
本発明者は、前記の目的を達成するために検討を行った
結果、カルボキシル基あるいはスルホキシル基を置換基
として有するサリチル酸誘導体の金属化合物の使用によ
れば、シリカ微粉末を外添すると摩擦帯電量の環境依存
性の少ないトナーが得られることを確認した。
本発明は、そうした知見に基づいて完成されたものであ
る。
本発明においてサリチル酸誘導体の金属化合物の例とし
ては、以下のごとき化合物を挙げることができる。
本発明のカルボキシル基あるいはスルホキシル基を有す
るサリチル酸誘導体の金属化合物の特徴は、摩擦帯電量
が充分高く、しかも一般の化合物とは逆に低温低湿工程
それが低下することである。この原因は不明であるが、
置換基として導入したカルボキシル基やスルホキシル基
が作用しているものと考えられる。
本発明のカルボキシル基あるいはスルホキシル基を有す
るサリチル酸誘導体の金属化合物のこの様な性質により
、本発明の電荷制御剤を用いたトナーは、シリカを外添
した状態で、摩擦帯電量の温度、湿度による変動が著し
く低Fする。この原因は、低温低湿下はど摩擦帯電量が
増大するシリカの効果を本発明のカルボキシル基あるい
はスルホキシル基を有するサリチル酸誘導体の金属化合
物の低温低湿下はど摩擦帯電量が低下するという効果が
補償したためと考えられる。
本発明のサリチル酸誘導体の金属化合物をトナーに含有
させる方法としては、トナー内部に添加する方法と外添
する方法とがある。内添する場合1本発明の電荷制御剤
の添加量は、結着樹脂の種類、必要に応じて使用される
添加量の有無、トナーの製造方法によって決定されるも
ので、一義的に限定されるものでは無いが、 0.1〜
20fi醍部、好ましくは0.5〜lO重量部の範囲で
用いられる。
また、外添する場合は、樹脂100重量部に対し0.0
1〜101量部が好ましく、メカノケミカル的にf1体
粒子表面に固着させることが好ましい。
また、従来公知の電荷制御剤を本発明の電荷制御剤と悪
影響を与えない程度に組み合せて使用することもできる
また、本発明の必須構成成分であるシリカ微粉末は流動
性付与剤として外添されるが、その際。
トナーの摩擦帯電量が高温高湿下で不充分となり、画像
濃度の低下を引き起こす場合が多い、そのために、シリ
カ微粉末をシランカップリング剤あるいはシリコンオイ
ル等で処理することが行なわれているが、そうしたシリ
カ微粉末を用いると今度は低温低湿下で摩擦帯電量が過
大となり、やはり画像濃度の低下等の原因となる。
しかし、本発明のサリチル酸誘導体の金属化合物は、シ
リカの摩擦帯電量の環境変動を補償する効果があるので
、本発明のサリチル酸誘導体の金属化合物を含有するト
ナーにシリカ微粉末を外添すると摩擦帯電量の変動は著
しく小さくなる。
本発明に使用される着色剤としては、カーボンブラック
、ランプブラック、鉄黒、群青、ニグロシン染料、アニ
リンブルー、フタロシアニンブルー、フタロシアニング
リーン、ハンザイエローG、ローダミン6G、レーキ、
カルコオイルブルー、クロムイエロー、キナクリドン、
ベンジジンイエロー、ローズベンガル、トリアリールメ
タン系染料、七ノアゾ系、ジスアゾ系洗顔料等従来公知
の洗顔料をも単独あるいは混合して使用し得る。
本発明に使用される結着樹脂としては、ポリスチレン、
ポリ−p−クロロスチレン、ポリビニルトルエンなどの
スチレン及びその置換体の単重合体;スチレン−p−ク
ロロスチレン共重合体、スチレン−プロピレン共重合体
、スチレン−ビニルトルz 7 共ifl 合体、スチ
レン−ビニルナフタレン大玉合体、スチレン−アクリル
酸メチル共重合体、スチレン−アクリル酸エチル共重合
体、スチレン−アクリル酸ブチル共重合体、スチレン−
アクリル酸オクチル共重合体、スチレン−メタクリル酸
メチル共重合体、スチレン−メタクリル酸エチル共重合
体、スチレン−メタクリル酸ブチル共重合体、スチレン
−α−クロルメタクリル酸メチル共東合体、スチレン−
7クリロニトリル共重合体。
スチレン−ビニルメチルエーテル共ffi合体、 スチ
レン−ビニルエチルエーテル共重合体、スチレン−ビニ
ルメチルケトン共重合体、スチレン−ブタジェン共重合
体、スチレン−イソプレン共重合体、スチレン−7クリ
ロニトリル一インデン共重合体、 ス+レンーマレイン
酸共重合体、スチレン−マレイン酸エステル共重合体な
どのスチレン系共重合体;ポリメチルメタクリレート、
ポリブチルメタクリレート、ポリ塩化ビニル、ポリ酢酸
ビニル、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリエスチル
、ポリウレタン、エポキシ樹脂、ポリビニルブチラール
、ポリアクリル酸樹脂、ロジン、変性ロジン、テルペン
樹脂、フェノール樹脂、脂肪族又は脂環族炭化水素樹脂
、芳香族系石油樹脂、塩素化パラフィン、パラフィンワ
ックスなどがあげられ、単独或いは混合して使用できる
本発明に用いられるポリエステル樹脂のモノマー成分と
しては以下のものが挙げられる。
多価アルコール成分としては、エチレングリコール、プ
ロピレングリコール、1.3−ブタンジオール、l、4
−ブタンジオール、2.3−ブタンジオール、ジエチレ
ングリコール、ジプロピレングリコール、トリエチレン
グリコール、 1.S−ヘンタンジオール、1.6−ヘ
キサンジオール、ネオペンチルグリコール、ペンタエリ
スリトールジアリルエーテル、トリメチレングリコール
、2−エチル−1,3−ヘキサンジオール、水素化ビス
フェノールA、又は次式で表わされるビスフェノール誘
導体等のジオール類が挙げられる。
また、三価以上のアルコールとして、グリセリン、ソル
ビットソルビタン等が挙げられる。
酸成分としては、フマル酸、マレイン酸、シトラコン酸
、イタコン酸などの不飽和ジカルボン酸類、またはこれ
らの酸無水物、コ/\り酸、アジピン酸、セパシン酸、
アゼライン酸などのジカルボン酸類またはこれらの酸無
水物、フタル酸、テレフタル酸などの芳香族系ジカルボ
ン酸及びこれらの低級アルキルエステルなどが挙げられ
る。
また、三価以上の酸としては、トリメリット酸、ピロメ
リット酸等およびこれらの酸無水物及び低級アルキルエ
ステル等が挙げられる。
さらに、特に圧力定着用に好適な結着樹脂として限定し
てあげると下記のものが単独或いは混合して使用できる
ポリオレフィン(低分子量ポリエチレン、低分子量ポリ
プロピレン、酸化ポリエチレン、ポリ−4−弗化エチレ
ンなど)、エポキシ樹脂、ポリエステル樹脂、スチレン
−ブタジェン共重合体(モノマー比5〜30:95〜7
0)、オレフィン共重合体(エチレン−アクリル酸共重
合体、エチレン−アクリル酸エステル大東合体、エチレ
ン−メタクリル酸共重合体、エチレン−メタクリル酸エ
ステル共重合体、エチレン−塩化ビニル共重合体、エチ
レン−酢酸ビニル共重合体、アイオノマー樹脂)、ポリ
ビニルピロリドン、メチルビニルエーテル−無水マレイ
ン酸共重合体、マレイン酸変性フェノール樹脂、フェノ
ール変性テルペン樹脂。
さらに本発明のトナーは、二成分系現像剤として用いる
場合にはキャリヤー粉と混合して用いられる0本発明に
使用しうるキャリヤーとしては、公知のものが使用可能
であり、例えば鉄粉、フェライト粉、ニッケル粉の如き
磁性を有する粉体。
ガラスピーズ1及びこれらの表面を樹脂等で処理したも
の、などがあげられる。
さらに本発明のトナーは更に磁性材料を含有させ磁性ト
ナーとしても使用しうる0本発明の磁性トナー中に含ま
れる磁性材料としては、マグネタイト、ヘマタイト、フ
ェライト等の酸化鉄、鉄。
コバルト、ニッケルのような金属或いはこれらの金属と
のアルミニウム、コバルト、銅、鉛、マグネシウム、ス
ズ、亜鉛、アンチモン、ベリリウム、ビスマス、カドミ
ウム、カルシウム、マンガン、セレン、チタン、タング
ステン、バナジウムのような金属との合金およびその混
合物等が挙げられる。これらの強磁性体は平均粒径が0
.1〜2μ程度、好ましくはO01〜1.0 gのもの
が望ましく、トナー中に含有させる量としては樹脂成分
100重量部に対し約20〜200重量部、特に好まし
くは樹脂成分100重量部に対し407150重量部で
ある。
本発明のトナーは、必要に応じて添加剤を混合してもよ
い、添加剤としては、例えばテフロン、ステアリン酸亜
鉛の如き滑剤、酸化セリウム、炭化ケイ素等の研磨剤、
カーボンブラック、酸化スズの如き導電性付与剤、低分
子量ポリスチレンなどの定着助剤、酸化アルミニウムの
如き流動性付与剤等がある。
本発明に係る静電荷像現像用トナーを作製するには前記
の本発明に係る電荷制御剤をビニール系、非ビニール系
熱可塑性樹脂及び着色剤としての顔料又は染料、必要に
応じて磁性材料、添加剤等をボールミルその他の混合機
により充分混合してから加熱ロール、ニーグー、エクス
トルーダー等の熱混練機を用いて、溶融、 和及び練肉
して樹脂類を互いに相溶せしめた中に顔料又は染料を分
散又は溶解せしめ、冷却固化後粉砕及び分級して平均粒
径5〜20%のトナーを得ることが出来る。あるいは結
着樹脂溶液中に材料を分散した後、噴霧乾燥することに
より得る方法、あるいは、結着樹脂を構成すべき単量体
に所定材料を混合して乳化懸濁液とした後に重合させて
トナーを得る重合法トナーSJ造法あるいはコア材とシ
ェル材からなるいわゆるマイクロカプセルトナーのコア
部および/又はシェル部に含有させる方法等の力V、が
応用出来る。
これらの方法により作製されたトナーは、従来公知の7
段で、電f写真、静電記録及び静電印刷等における静電
荷像を顕像化するための現像用には全て使用できるもの
で下記の如き優れた効果を奏するものである。
すなわち1本発明のサリチル酸誘導体の金属化合物の摩
擦帯電量は充分高く、シかも従来の電荷制御剤のそれと
は異なり、低温低湿になる程低下する。従って、低温低
湿下で摩擦帯電量が著しく増大するシリカの如き外添剤
を添加しても、トナーの摩擦帯電量の環境変化による変
動を著しく抑制できる。また、酸価を有するスチレン−
アクリル系樹脂やポリエステルの如き摩擦帯電量が大き
く、しかもそれが高温高湿下で著しく低下するバインダ
ー樹脂を用いたとしても従来トナーには見られない摩擦
帯電量の環境安定性が得られる。
従って1本発明のサリチル酸誘導体の金属化合物を含有
したトナーは、従来トナーには見られない環境依存性の
少ない高濃度の画像を提供し得るものである。
[実施例] 以下、本発明を実施例により具体的に説明するが、これ
は、本発明をなんら限定するものではない、なお、以下
の配合における部数はすべて重量部である。
実施例1 上記材料をブレングーで混合した後、130℃に加熱し
た2本ロールで混練した。混練物を自然放冷後、カッタ
ーミルで粗粉砕した後、ジェット気流を用いた微粉砕機
を用いて粉砕し、さらに風力分級機を用いて分級して、
粒径5〜20終■の微粉体を得た。
粒径50〜80μ層の鉄粉キャリア95部に対し、該微
粉末5部の割合で採取し、それぞれ高温・高湿(32,
5℃、85%)、常温・常湿(23℃、80%)、低温
・低湿(15℃、 10%)に4日間放置した。その後
、各環境条件下で20秒間振とうし、キャリアと該微粉
末を混合した0次いで、ブローオフ法により帯電量を測
定した。
その結果を表1に示すが、該微粉体の摩擦帯電t:は、
どの環境条件下においても充分であり、しかも低湿下に
なるに従って、低下している。
さらに該微粉末1kgにヘキサメチルジシラザンで処理
したシリカ微粉末4gを外添した。この微粉末5i91
1に対し、粒径50〜80μ層の鉄粉キャリア95fi
の割合で採取し、上述の各環境下に4日間放置した。そ
の後、各環境条件下で20秒間振とうし、ブローオフ法
により帯電量を測定した。
その結果を表1に示すが、摩擦帯電量は、どの環境条件
下においても充分であり、しかも変動は非常に僅かであ
った。
ヘキサメチルジシラザンで処理したシリカ微粉末の代わ
−りに、シリコンオイルで処理したシリカ微粉末4gを
該微粉末1kgに外添した。この微粉末の摩擦帯電量を
上述の方法で測定した。
結果を表1に示すが、摩擦帯電量はどの環境条件下にお
いても充分であり、しかも変動は非常に僅かであった。
実施例2〜6 実施例1の例示化合物1をそれぞれ例示化合物2、3.
9.10.11に変える以外は実施例1と同様に微粉体
を得、各環境下における摩擦帯電量を測定した。結果を
表1に示すが、実施例1と同様に低湿下はど摩擦帯電量
が減少する傾向が見られた。
さらに、ヘキサメチルジシラザンで処理したシリカ微粉
末あるいはシリコンオイルで処理したシリカ微粉末を該
微粉体に外添した微粉末についても各々、実施例1と同
様に摩擦帯電量を測定した。
表1に示したように、実施例1と同様な良好な結果が得
られた。
比較例1 実施例1の例示化合物を以下に示す化合物に変える以外
は、実施例1と同様に微粉体を得、各環境ドにおける摩
擦帯電量を測定した。
結果を表1に示した。充分な摩擦帯電量を示すが、高湿
下はど低下しているのが分る。
さらに、該微粉末にヘキサメチルジシラザンで処理した
シリカ微粉末あるいはシリコンオイルで処理したシリカ
微粉末を外添した微粉末についても各々、実施例1と同
様に摩擦帯電量を測定した。
結果を表1に示したが、15℃、10%の環境下での摩
擦帯電量が著しく増大し、環境変動が大きくなった。
実施例7 (ポリエステル(酸価10,08価15)  100部
E記材料をブレングーで混練した後、110℃に加熱し
た2本ロールで混練した。混線物を自然放冷後、カッタ
ーミルで粗粉砕した後、ジェット気流を用いた微粉砕機
を用いて粉砕し、さらに風力分級機を用いて分級して粒
径5〜20Hの微粉体を得た。
粒径50〜80編−の鉄粉キャリア35部に対し該微粉
末5部の割合で採取し、それぞれ高温・高湿(32,5
℃、85%)、常温・常湿(23℃、60%)。
低温・低湿(15℃、10%)に4日間放置した。その
後、各環境条件下で20秒間振とうし、キャリアと該微
粉末を混合し、ブローオフ法により帯電量を測定した。
その結果を表2に示すが、該微粉体の摩擦帯電量は、ど
の環境条件下においても充分であり、しかも低湿下にな
るに従って、低下している。
さらに、ヘキサメチルジシラザンで処理したシリカ微粉
末あるいは、シリコンオイルで処理したシリカ微粉末を
該微粉体に外添した微粉末についても各々、実施例1と
同様に摩擦帯電量を測定した。
表2に示すように、摩擦帯電量はどの環境条件下におい
ても充分であり、しかも変動は非常に僅かであった・ 実施例8〜12 実施例2の例示化合物1をそれぞれ例示化合物2、3.
9.10.11に変える以外は実施例2と同様に微粉体
を得、各環境下における摩擦帯電量を測定した。結果を
表2に示すが、実施例2と同様に低湿下はど摩擦帯電量
が減少する傾向が見られた。
さらに、実施例6と同様に、ヘキサメチルジシラザンで
処理したシリカ微粉末を外添した該微粉体およびシリコ
ンオイルで処理したシリカ微粉末を外添した該微粉体に
ついても摩擦帯電量を測定した。
結果を表2に示すが実施例6と同様に良好な結果が得ら
れた。
比較例2 実施例6の例示化合物を比較例1で用いた化合物に変え
る以外は、実施例6と同様に微粉体を得、各環境下にお
ける摩擦帯電量を測定した。
表2に示したように、 32.5℃、85%の高湿Fで
はS擦帯電屋が著しく低く、!5℃、10%の低湿ドで
は高い。
またへキサメチルジシラザンで処理したシリカ微粉末を
外添した該微粉体およびシリコンオイルで処理したシリ
カ微粉末を外添した該微粉体についても摩擦帯電量を測
定した。
結果を表2に示すが、シリカ末外添の場合と比べて、−
層環境変動が激しくなった。
(以下余白) 実施例13 L記材料を予備混合した後、150°Cに熱した2本ロ
ールで混練し、冷却後カッターミルで粗粉砕し、ジェッ
ト気流を用いた微粉砕機にて粉砕し、さらに風力分級機
を用い分級して体積平均粒径11μmの微粉体を得た。
これを疎水性コロイダルシリカ0.4部と混合し、トナ
ーを得た。
シリカ未外添トナーおよびシリカ外添トナーの各環境下
での摩擦帯電量を測定した。結果を表3に示すが、シリ
カ外添トナーの摩擦帯電量は、はとんど湿度の影響を受
けていない。
市販の複写41(商品名MP−8570、キャノン■袈
)にて本実施例のトナーの複写テストをしたところ、各
環境とも高濃度の鮮明な画像が得られた。
比較例3 実施例13の例示化合物!の代わりに、3−tert−
ブチルサリチル酸Cr錯体を1部用いる他は実施例1と
同様にトナーを得、複写テストを行った。
表3に示したように、シリカ外添トナーの摩擦帯電l註
は、低湿ドで著しく増加し、高湿下で低下した。そのた
め、低湿ドでは、低い濃度の不鮮明な画像となった。
実施例14 L記材料を用いる外は実施例13と同様の方法で体積平
均粒径12μ層のトナーを得た。
平均粒径50〜80μ閣の鉄扮キャリア100部に対し
、該トナー5部の割合で混合して現像剤を作成した。市
販の電子複写機(商品名MP−5000、キャノン■製
)を用いて複写テストを行なった。
各環境下での摩擦帯電酸と画像濃度を表3にまとめた。
摩擦帯電量の環境依存性が小さいために、各環境ともに
、高濃度の鮮明な画像が得られた。
(以下余白1 [発明の効果] 本発明のトナーは環境依存性が低いので、どんな環境に
も共通して利用でき、しかもその変化にも対応し、常に
良好な画像を得ることができる。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)少なくともひとつのカルボキシル基あるいはスル
    ホキシル基を置換基として有するサリチル酸誘導体の金
    属化合物を電荷制御剤として含有する現像剤において、
    シリカ微粉末を外添剤として添加することを特徴とする
    静電荷像現像用トナー。
  2. (2)シリカ微粉末がシリコンオイル処理あるいはカッ
    プリング剤処理によって疎水化されたシリカ微粉末であ
    ることを特徴とする請求項1記載のトナー。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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