JPH01253227A - 電解コンデンサに用いる封口栓の製造方法およびその封口栓形成用シートの製造方法 - Google Patents

電解コンデンサに用いる封口栓の製造方法およびその封口栓形成用シートの製造方法

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JPH01253227A
JPH01253227A JP8005088A JP8005088A JPH01253227A JP H01253227 A JPH01253227 A JP H01253227A JP 8005088 A JP8005088 A JP 8005088A JP 8005088 A JP8005088 A JP 8005088A JP H01253227 A JPH01253227 A JP H01253227A
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sheet
sealing plug
rubber
fluororesin film
rubber sheet
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Tatsuzo Otsuka
大塚 達三
Shoichi Terada
寺田 昌一
Terubumi Takeda
竹田 光史
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Nippon Valqua Industries Ltd
Nihon Valqua Kogyo KK
Original Assignee
Nippon Valqua Industries Ltd
Nihon Valqua Kogyo KK
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 九肌血狡歪透1 本発明は、電解コンデンサに使用する封口栓の製造方法
およびその封口栓形成用シートの製造方法に関し、特に
封口栓形成用シートを打抜いて小寸法の封口栓を得る場
合に、作業性のよい封口栓形成用シートを製造する方法
に関する。
日の  自″、fらびに の11 電解コンデンサに用いる封口栓は、コンデンサ素子を内
蔵したケースの開口部に装着されて、開口部のシールを
するものである。この封口栓は、コンデンサ内がトリク
レンなどの有機洗浄溶剤で洗浄されることから、この有
機洗浄溶剤にさらされることになり、またコンデンサ素
子に含浸した駆動用電解液の蒸発物にもさらされている
。そのため、封口栓としては、電気絶縁性、耐食性、気
密性に優れた材料で構成されたものが使用され、従来か
ら、エチレンプロピレンゴム、ブチルゴム、クロロプレ
ンゴムなどのゴムにフッ素樹脂を接着した構造のものが
使用されている(実開昭55=22107号公報、実開
昭55−63151号公報、特開昭55−138226
号公報、特公昭62−36377号公報)。
このようなゴムとフッ素樹脂の2層構造になっている封
口栓の製法としては、次の方法が知られている。
(1)ゴム生地とフッ素樹脂製フィルムをあらかじめ、
封口栓の形状寸法にし、ておき、両者を加熱加圧成形し
て、ゴムを加硫させてフッ素樹脂に接合させる方法。
(2)ゴム生地(シート状)とフッ素樹脂製フィルムを
加熱加圧成形して、ゴムを加硫させてフッ素樹脂製フィ
ルムに接合して、2層シートを成形し、次いで、この2
層シートを封口栓の寸法に打抜き加工して成形する方法
しかしながら、前者(1)の方法では、封口栓が一般に
、直径1〜4IlflX肉厚0.5〜4IlfI程度の
大変率さい寸法であるから、成形作業が困雛であるとい
う不都合を有する。
これに対して後者(2)の方法では、前者(1)の方法
に比較して、打ち抜き工程が増大するが、ある程度作業
性が良くなる。しかしながら、封口栓が大変率さい寸法
であることから、後者(2)の方法にあっては、大きな
シートから多数個の封口栓を打ち抜いた場合に、封口栓
のゴム製部分同士が付着し合い、後工程でこれら封口栓
を引き剥す工程が必要となり、作業が煩雑になるという
不都合を有する。
また、前記(1)、(2)の方法では、加熱加圧成形時
に、ゴムの加硫時に発生するガスが、ゴム生地とフッ素
樹脂フィルムとの間から良好に排出されず、この間に空
洞が生じて封口栓の物性に悪影響を与える虞があった。
九肌立旦刀 本発明は、上記従来技術が有する不都合を解消するもの
であって、封口栓製造時における封口栓同士の付着を有
効に防止し得て、ゴム生地とフッ素樹脂製フィルムとの
間に空洞を生じさせずに、絶縁特性、シール特性、耐食
性に優れた電解コンデンサ用封口栓を容易に製造するこ
とのできる電解コンデンサ用封口栓の製造方法およびそ
の封口栓を形成するためのシートの製造方法を提供する
ことを目的とする。
1匪立且l かかる目的を達成するために、本発明に係る封口栓用シ
ートの製造方法は、フッ素樹脂製フィルムの接合面にゴ
ム製シートを重ね合せ、このゴム製シートの表面に織布
を介在させ、これらを加熱加圧成形することにより、ゴ
ム製シートを加硫させてフッ素樹脂製フィルムに接合さ
せることを特徴としている。また、本発明に係る電解コ
ンデンサ用封口栓の製造方法は、上記のようにして得ら
れる封口栓用シートを栓形状に打ち抜くことを特徴とし
ている。
このような本発明に係る電解コンデンサ用封口栓ないし
は封口栓形成用シートの製造方法によれば、フッ素樹脂
製フィルムの接合面にゴム製シートを重ね合せ、このゴ
ム製シートの表面に織布を介在させた状態で、これらを
加熱加圧成形するようにしているので、ゴムの加硫時に
発生するガスが織布を通して外部に流出され、ゴム製シ
ートとフッ素樹脂製フィルムとの間に空洞がほとんど生
ぜず、得られる封口栓の緒特性が向上する。
また、本発明では、加熱加圧成形工程後に織布を剥離さ
せるようにした場合に、ゴム製シートの表面に凹凸の屈
面が形成されることになるので、後工程で打ち抜かれた
封口栓におけるゴム面も凹凸の屈面となり、付着面積が
小さくなり、このゴム面相互が付着して、多数の封口栓
が塊状になるようなことはなくなる。したがって、打ち
抜き工程後に、封口栓相互を剥離させる作業が不要とな
り、作業工程の歩留が大幅に向上する。
え五旦l左煎盈墨 以下、本発明を図面に示す実施例に基づき詳細に説明す
る。
第1図(A)は本発明の一実施例に係る電解コンデンサ
用封口栓の断面図、第1図(B)は同図(A)に示すB
−B線に沿う正面図、第2図は同実施例に係る封口栓を
用いた電解コンデンサの概略断面図である。
電解コンデンサに用いる封口栓を形成するための本発明
に係るシートの製造方法では、まず、フッ素樹脂製フィ
ルムの接合面にゴム製シートを重ね合せ、次いで、この
ゴム製シートの表面に織布を介在させて、これらを加熱
加圧成形する。この加熱加圧成形により、ゴム製シート
を加硫させてフッ素樹脂製フィルムに接合させる。
フッ素樹脂製フィルムの接合面にゴム製シートを重ね合
わせる際には、一対のロール間でこれらを圧着すること
が好ましい、その後の作業工程が容易になるからである
。しかしながら、本発明にあっては、必ずしもロールで
圧着することなく、次工程の加熱加圧成形工程を行なう
ことも可能である。
加熱加圧成形工程は、たとえば金型内にフッ素樹脂製フ
ィルムとゴム製シートと織布との予備積層体を入れ、金
型を加熱させながら加圧することにより行なう、加熱温
度は、たとえば150〜200℃が好ましく、加圧力は
、たとえば2〜50m/−が好ましく、加熱加圧時間は
3〜15分程度が好ましい、加熱加圧成形工程は、織布
が予め巻回固定された一対のロール間に、フッ素樹脂製
フィルムとゴム製シートとの予備積層体を通し、この積
層体を加熱加圧することにより行なうこともできる。こ
の場合には、織布を後工程で剥離する必要がなくなる。
このような加熱加圧成形工程では、ゴム製シートを構成
するゴムが加硫されて、フッ素樹脂製シートに良好に接
着することになるが、このゴムの加硫時に発生するガス
(ゴム中に混入している空気ないし加硫によって発生ず
るアルコール、アセトフェノン等のガス)が、織布を通
して外部へ良好に排出される。
なお、金型内で加熱加圧成形を行なった場合には、後工
程で織布をゴム製シートから引き剥すことになる。これ
により、ゴム製シート表面に、織布の目に対応した多数
の凹凸が形成される。
次いで、このようにして得られた2層シートを封口栓形
状に打ち抜き加工すれば、たとえば第1図に示す封口栓
2が多数得られる。
本発明方法で用いるフッ素樹脂製フィルムは、最終的に
得られる第1.2図に示ずような封口栓2におけるライ
ニング部4となるものであるため、電解液および溶剤等
の化学薬品に強く、耐炎性をも有するフィルムであるこ
とが要求される。このような要求を満足するフッ素樹脂
製フィルムの材質としては、たとえばテトラフルオロエ
チレンとエチレンとの共重合体(ETFBと略す)、テ
トラフルオロエチレンとへキサフルオロプロピレンとの
共重合体(FEPと略す)、テトラフルオロエチレンと
パーフルオロアルキルビニルエーテル共重合体(PFA
と略す)、クロロトリフルオロエチレンとエチレン共重
合体(ECTFBと略す)、ポリビニルフルオライド(
PVFと称す)、ポリビニリデンフルオライド(PVD
Fと略す)、ポリクロロトリフルオロエチレン(PCT
FEと略す)、ポリテトラフルオロエチレン(PTFE
と略す)等がある。このフッ素樹脂製フィルムの肉厚は
、0.01〜1.0鴎であることが好ましい、このよう
なフッ素樹脂製フィルムの接合面は、予めナトリウム−
アンモニア液、もしくはナトリウム−ナフタリン−ヒド
ロフラン等の混合液で粗面化処理しであることが必要で
ある。後工程におけるゴム製シートとの接合を良好にす
るためである。
本発明方法で用いるゴム製シートは、最終的に得られる
第1.2図に示すような封口栓2における栓本体6とな
るものであるため、コンデンサ素子7が収容された容器
8の開口部10を密封できる程度の柔軟性が要求される
。このような要求を満足するゴム製シートとしては、た
とえばエチレンプロピレンゴムの他に、ブチルゴムクロ
ロプレンゴムないしはその他のゴム材などをシート状に
加工したものが用いられる。
ゴム製シートの表面に介在される織布は、最終的に得ら
れる第1.2図に示すような封口栓におけるライニング
部4表面に微小な凹凸部12を有する粗面を形成すると
共に、加熱加圧工程時に発生するガスを外部へ都合良く
逃すためのものであり、ある程度の耐熱性と適度な凹凸
表面とを有することが要求される。このような要求を満
足する繊布の材質としては、たとえばレーヨン、キュプ
ラ、アセテート、ビニロン、ナイロン、ビニリデン、塩
化ビニル、ポリエステル、アクリル、ポリエチレン、ポ
リプロピレン、ガラス等があり、その織方としては、た
とえば平織、あや識、朱子織、目抜平織、からみ織、模
しゃ繊、杉あや総ないしはゴムの表面に凹凸が転写され
るその他の織方がある。なお、本発明で用いる織布は、
網状物をら含む広い概念である。
几皿ニガ】 以上説明してきたように、本発明に係るコンデンサ用封
口栓ないしは封口栓形成用シートの製造方法によれば、
フッ素樹脂製フィルムの接合面にゴム製シートを重ね合
せ、このゴム製シートの表面に織布を介在させた状態で
、これらを加熱加圧成形するようにしているので、ゴム
の加硫時に発生するガスが織布を通して外部に流出され
、ゴム製シートとフッ素樹脂製フィルムとの間に空洞が
ほとんど生ぜず、得られる封口栓の緒特性が向上する。
また、本発明では、加熱加圧成形工程後に織布を剥離さ
せるようにした場合に、ゴム製シートの表面に凹凸の粗
面が形成されることになるので、後工程で打ち抜かれた
封口栓におけるゴム面も凹凸の粗面となり、付着面積が
小さくなり、このゴム面相互が付着して、多数の封口栓
が塊状になるようなことはなくなる。したがって、打ち
抜き工程後に、封口栓相互を剥離させる作業が不要とな
り、作業工程の歩留が大幅に向上する。
【図面の簡単な説明】
第1図(A)は本発明の一実施例に係る電解コンデンサ
用封口栓の断面図、第1図(B)は同図(A>に示すB
−B線に沿う正面図、第2図は同実施例に係る封口栓を
用いた電解コンデンサの概略断面図である。 2・・・封口栓   4・・・ライニング部6・・・栓
本体 代理人  弁理士  鈴 木 俊一部 組1図 (j\)           (B)第  2  図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1)フッ素樹脂製フィルムの接合面にゴム製シートを重
    ね合せ、このゴム製シートの表面に織布を介在させ、こ
    れらを加熱加圧成形することにより、ゴム製シートを加
    硫させてフッ素樹脂製フィルムに接合させることを特徴
    とする電解コンデンサに用いる封口栓を形成するための
    シートの製造方法。 2)前記フッ素樹脂製フィルムの接合面は、粗面化処理
    されていることを特徴とする請求項第1項に記載のシー
    トの製造方法。 3)前記ゴム製シートを加硫させてフッ素樹脂製フィル
    ムに接合させた後に、ゴム製シートから前記織布を剥離
    させて、ゴム製シートの表面に凹凸の粗面を形成するこ
    とを特徴とする請求項第1項または第2項に記載のシー
    トの製造方法。 4)請求項第3項に記載の封口栓を形成するためのシー
    トを打ち抜くことにより封口栓を形成することを特徴と
    する電解コンデンサに用いる封口栓の製造方法。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0218922A (ja) * 1988-07-07 1990-01-23 Matsushita Electric Ind Co Ltd 電解コンデンサー用ラミネート封口栓の製造方法
JPH0412626U (ja) * 1990-05-24 1992-01-31

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0218922A (ja) * 1988-07-07 1990-01-23 Matsushita Electric Ind Co Ltd 電解コンデンサー用ラミネート封口栓の製造方法
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