JPH0121763B2 - - Google Patents

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JPH0121763B2
JPH0121763B2 JP59100638A JP10063884A JPH0121763B2 JP H0121763 B2 JPH0121763 B2 JP H0121763B2 JP 59100638 A JP59100638 A JP 59100638A JP 10063884 A JP10063884 A JP 10063884A JP H0121763 B2 JPH0121763 B2 JP H0121763B2
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JP
Japan
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mold
formwork
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air supply
air
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JP59100638A
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Masao Ando
Shigeo Ando
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業の利用分野〕 本発明は、上下金型の一方の成形面に複数の真
空吸引孔を設け、この真空吸引孔を装置外の真空
ブロワーと接続し、該吸引孔を設けた金型の周囲
に金型に対して上下動するように型枠を設けたセ
メントモルタル成形品製造装置に関する。
〔従来の技術分野〕
かかる装置は、特開昭56−133111号公報の第6
図に開示されている。このような装置は型枠が型
の周囲を上下に摺動する方の型に真空吸引装置を
設けない特公昭54−202209号に示された形式が使
用できない場合がある。例えば成形物の垂直断面
が植木鉢形ならばこれでよいが、逆の通常の台形
の場合は上型の周囲に型枠を取付ける本願発明に
関する成型装置でなければならない。
〔発明が解決しようとする問題〕
しかしこの種の装置の搾水吸引には水を搬送す
る空気の流通及び排水経路の問題があり、搬送空
気の供給には金網と脱水布あるいはこれと水切鉄
板からなる濾過ユニツトが寄与しているが、型枠
が成形面からの空気の供給を遮断している上記型
式の成形装置においては、搾水のために真空吸引
力を作用させるには積極的に給気通路を設ける必
要がある。真空吸引孔によつて成形面に接続され
た搾水吸引室または搾水吸引通路を外気と連通す
ることによつていくらかの改善ができるが、成形
面に空気を供給して搾水のための搬送の用に供す
るのが更に効果的である。しかしかかる空気の供
給も型枠が邪魔をしているので金型の中に比較的
長い経路を求めなければならない。
そこで本発明の目的は、冒頭記載の形式の装置
において、搾水吸引のための搬送空気の補助供給
に関して改善されたセメントモルタル成形装置を
提供することにある。
〔問題を解決するための手段〕
この目的は、成形面に少くとも1個の給気口を
開設し、該給気口を型枠に設けた連結通路を介し
て空気源と連通することによつて達成することが
できる。
〔作用〕
このような構成によつて金型の成形面とは反対
の面から空気の供給や排水を行うことを余儀なく
されている形式の成形装置において、より短かい
経路によつて空気の供給が可能である。またこの
給気口が型枠と金型の摺動面より成形空間上面外
周に開口する場合には、金型内の経路を一切省
き、極めて短い通路によつて成形面に空気を供給
することが可能となり、かかる通路の形成も非常
に容易となる等の優れた効果を有するものであ
る。
〔実施例〕
以下において、本発明のいくつかの実施例を示
す添付図面を参照しつつ、本発明の諸特徴を更に
詳述する。
第1図は上下動するプレスピストンの上端に下
型を設け、上型に搾水吸引口を設けたセメントモ
ルタル成形品製造装置の1実施例を示し、装置の
基盤に設けたシリンダ1内を上下動する油圧ピス
トン2の上端に、ピストンロツド3を介して支持
台4を固定し、支持台4の上面に下型5(成形材
料Mが供給されたところを示す)が固定配置され
る。下型(型台)5の上方には機枠(図示せず)
に設けた上部取付台6の下面に摺動自在に摺動ブ
ロツク7が支持され、摺動ブロツク7には上部取
付台6に取付けられた空気シリンダ8内を摺動す
るピストン9に連絡するピストンロツド10の端
部が固定されている。摺動ブロツク7の下面には
上型11が取付けられ成形面である下面には、真
空吸引孔13が複数個一定間隔で分配穿設されて
いる。上型11下部の外周には型枠14が、シリ
ンダ15aによつて上下動自在に設けられる。真
空吸引孔13は、上型11に設けた搾水吸引通路
あるいは搾水吸引室15及び型枠14に設けた搾
水排出口16、連結管44(端部を示す)を介し
て装置外の真空源、例えば真空ブロワーに連結さ
れている。摺動ブロツク7のピストンロツド10
と連結する側とは反対側には原料供給装置18を
設けてある。摺動ブロツク7は2つの位置の間を
水平に移動する。一方の位置(第1図の位置)に
おいては、下型5が上昇する上型11および型枠
14と共に成型空間が形成できる位置である。他
方の位置は、シリンダ19で上下動する受台20
に上型下面12が上下に整合し、この位置で成形
後上型11が搬送する成形品を受台20に受渡す
ことができる。上型11の周囲の型枠14は、成
形後依然として成形品の側面を取巻き、受台20
へ受渡すまで、そのままの状態にあり、受渡位置
で上昇して成型品との接触を離れる。
第2図乃至第7図は、本発明の装置のそれぞれ
5つの実施例を示す成形完了時の上下金型の拡大
断面図である。
第2図について述べれば、上型11の下面12
は真空吸引孔13によつて搾水吸引室15と連通
している。上型下面12には、脱水布と金網また
はこれらと水切鉄板からなる公知の水切装置すな
わち濾過ユニツト41が取付けられ、成形品Pと
接する。上型11の内部には搾水吸引室15が形
成され、その上部は上蓋42によつて閉鎖されて
いる。型枠14外周の1箇所に搾水排出口16が
穿設され、その端部は上型の1側壁に設けた開口
43を介して搾水吸引室15と連通し、他端は真
空ブロワーに接続する連結管の端部44を嵌挿固
着してある。搾水吸引室15の底部と搾水排出口
16の底部は圧縮成形時に相対的に移動するが、
ほぼ面一になつているのでその排水が所定真空吸
引力において極めて容易な構造になつている。上
型11の上蓋42に孔45を穿設し、搾水吸引室
15を外気と連通すれば、搾水吸引室15に溜つ
た水を搬送する空気の供給を補助的に受けること
ができるが、この孔はなくてもよい。本発明の特
徴は、主として型枠14に給気通路46を設けた
点にあり、第2図の実施例では、型枠14と金型
(上型)11の間の摺動面に例えば垂直方向に設
けた給気連結通路47を介して、成形空間特にそ
の上端に導き、搾水と型離れの役に供する。すな
わち上型の下面で濾過ユニツト41との間に空気
を供給する。この空気によつて圧縮時に濾過ユニ
ツトを通して搾り出される水分をこの空気に搬送
させて真空吸引孔13を通過させて搾水吸引室1
5に導き、搾水排出口16を経て排出容易とな
る。濾過ユニツト41は、一般的には脱水布と金
網でも使用可能であるが、金型下面に空気を供給
する本発明の場合には、水切鉄板は不可欠と考え
るべきである。摺動面に設ける連結通路47は、
その最端経路として垂直であることが望ましい
が、下部は傾斜させることも考えられる。連結通
路47は、型枠14あるいは金型11の面に溝を
形成することによつて容易に形成できるが垂直の
溝であれば、整合する溝を両方の部材に設けても
よいことは明らかである。型枠14に設ける給気
通路46は、図示の如く、垂直方向において中間
位置に水平に穿設した孔によることが一般に考え
られるが、それよりも下方に水平に設けるとか、
傾斜して設けて、連結通路47を短かく、あるい
は金型下面に直接開口させれば、不要ならしめる
こともできる。
第3図及び第4図の実施例は、実公昭56−
42011号に示された給水管54の水を搬送する大
気の吸引管53を連結管55を介して上型の搾水
吸引通路15の上流に設けた型式の装置を示し、
15は第2図のように1つの搾水吸引室ではな
く、第4図から明らかなように、数本の円筒状搾
水吸引通路となし、型枠14に設けた搾水排出口
16に接続する部分は、搾水吸引通路15のすべ
てに連通する集水部51となつている。搾水排出
口16の他端は真空ブロワーに接続する吸引管の
接続部17に接続している。この実施例の場合、
型枠14に設ける給気通路46と型枠14と金型
11の摺動面に設ける連結通路47は、円筒状搾
水吸引通路15に連結しないように、隣接する通
路の中間に設ける。また第3図に示すように、型
枠14の上部から空気を導入するようにしたL字
孔の形式の給気通路62を設け;搾水排出口16
及び接続部17の障害を克服することができる。
第5図の実施例は、第2図の実施例において型
枠14に設けた搾水排出口16を設けず、搾水吸
引室15の底部63近くにその下端を有する搾水
排水管61を上方に導き、金型11の上蓋42を
貫通させて外部に導いてある。この実施例では水
を上方に吸引しなければならないので高い吸引力
によつても排水に困難を伴うことは避けられな
い。上蓋42の孔45は省けないと思われる。吸
引排水管61の効果を少しでも良好にするため
に、金型11内の搾水吸引室15の底面を吸引排
出管61の下端部に向つて下向きに傾斜させてあ
る。
第6図の実施例は、第5図の実施例に対して、
異なるところは、金型成形面に空気を供給する連
結通路61が型枠14と金型11の間の摺動面に
設けることなく、金型11内に設けられている点
のみである。成形面の周囲に給気口が配置される
点でもそれ程相違がない。型枠14に設ける給気
通路46との接続の点で多少留意する必要があ
り、型枠14と上型11の垂直方向の相対移動に
よつて連結通路61と給気通路46の間の遮断を
回避するため拡開部64を設ける。この拡開部は
図示の通り型枠14に設ける代りに、金型11側
に設けてもよいことは明らかである。
第7図は、第3図の実施例に近いが、その相違
するところは、給気連結通路71を、型枠14と
上型11の摺動面ではなく、上型11内部に設
け、しかも第6図の連結通路62が外周に近接し
ているのに対し、成形面の中央に開口する1本の
連結通路71を形成してある。もつとも中央に1
つの開口を設けてもその作用は限られているの
で、第3図、第6図の方式と組合せて実施するこ
とができることは言うまでもない。
本発明は、以上の通り上型に型枠を設け、その
上型は水平移動のみを行い、下型が上下する実施
例として図示説明したが、上型が上下動して下型
が水平移動する形式のもの、また下型に型枠を設
け、下型より真空吸引によつて搾水するもの等に
も適用でき、本発明の特許請求の範囲を逸脱して
いないものと思料する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明におけるセメントモルタル成形
品製造装置を断面で示した概略図、第2図は本発
明の1実施例を示す上型と下型の成形完了時にお
ける縦断面図、第3図は第2の実施例を示す第2
図と同様の図で第4図の線―における断面
図、第4図は第3図の線―における断面図、
第5図、第6図及び第7図も、第3、第4及び第
5の実施例を示す第2図と同様の図である。 5……下型、11……上型、13……真空吸引
孔、14……型枠、15……搾水吸引室、15a
……シリンダ、16……搾水排出口、41……濾
過ユニツト、42……上蓋、43……開口、44
……連結管端部、45……孔、46……給気通
路、47……給気連結通路。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 上下金型の一方の成形面に複数の真空吸引孔
    を設け、この真空吸引孔を装置外の真空ブロワー
    と接続し、該吸引孔を設けた金型の周囲に金型に
    対して上下動するように型枠を設けたセメントモ
    ルタル成形品製造装置において、該成形面に少く
    とも1個の給気口を開設し、該給気口を型枠に設
    けた連結通路を介して空気源と連通したことを特
    徴とする前記セメントモルタル成形品製造装置。 2 給気口を金型の成形面の外周に設け、給気口
    に接続する通路を金型と型枠が接触する摺動面の
    いずれか一方または両方に設けた溝とし、この溝
    に上記型枠に設けた連結通路を接続することを特
    徴とする前記特許請求の範囲第1項記載の装置。 3 前記型枠に設けた連結通路の金型に接する端
    部に拡張部を設けたことを特徴とする前記特許請
    求の範囲第1項または第2項記載の装置。 4 上記給気口と上記型枠に設けた連結通路を接
    続する通路を金型内に設け、型枠に設けた連結通
    路と接続する金型内の通路の端部に拡張部を設け
    たことを特徴とする前記特許請求の範囲第1項記
    載の装置。
JP10063884A 1984-05-21 1984-05-21 セメントモルタル成形品製造装置 Granted JPS60245508A (ja)

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JP10063884A JPS60245508A (ja) 1984-05-21 1984-05-21 セメントモルタル成形品製造装置

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JPS60245508A JPS60245508A (ja) 1985-12-05
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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS56133111A (en) * 1980-03-24 1981-10-19 Ando Shigeo Manufacturing machine for cement mortar molding

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5642011Y2 (ja) * 1978-10-13 1981-10-01

Patent Citations (1)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS56133111A (en) * 1980-03-24 1981-10-19 Ando Shigeo Manufacturing machine for cement mortar molding

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JPS60245508A (ja) 1985-12-05

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