JPH01205210A - 制御設備故障監視装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明はプラント設備等の制御設備の付帯システムと
してのプラント設備等の故障ｅ異常監視を行なう制御設
備故障監視装置に関するものである。

〔従来の技術〕

第２図は従来の制御設備故障監視装置を示すブロック図
であり、図に訃いて、１はプラント設備の制御回路、２
は制御に使用される各種センサ群、３は制御回路１より
の制御出力により駆動されるアクチュエータ群、４は制
御回路１に対する操作指令入力群、５は制御回路１から
の情報を使用することにより制御状態の異常を発見する
ための異常検出回路、６は異常検出回路５からの指令に
より、異常発生時点の該当機能に関連したアクチュエー
タ・センサーおよび操作指令入力の状態を収集監視記憶
するためのプラント情報収集記憶回路、７はプラント情
報収集記憶回路６にて収集された情報に付帯する固定情
報を記憶するための機能対応固定情報記憶回路、８はプ
ラント情報収集記憶回路６および機能対応固定情報記憶
回路７よりの画情報を整理・編集する異常機能関連デー
タ編集回路で、プラント情報収集記憶回路６、機能対応
固定情報記憶回路７および異常機能関連データ編集回路
８により記憶編集手段を構成している。９は機能対応に
監視結果を表示出力するためのデータ表示用ＣＲＴ制御
回路、１０はデータ表示用ＣＲＴ制御回路９よりの出力
により駆動される監視ＣＲＴである。

次に動作について説明する。各種センサ群２および操作
指令入力群４の入力によりアクチュエータ群３に対し制
御動作が行なわれている場合、何らかの原因により制御
動作に異常が発生すると、異常検出回路５においては制
御動作の合理性を常にチエツクしている。例えば、所定
の制御において、ある設備が動作すれば、制御回路１は
一定の時間後にその設備に対応し九センサＡを検出する
はずであるが、検出しなければこれは異常発生といえる
。異常が検出されると、異常検出回路５はプラント情報
収集記憶回路６に指令を出す。プラント情報収集記憶回
ｈ！ｆ！６はそのタイミングで、各種センサ群２、操作
指令入力群４およびアクチュエータ群３の制御出力の状
態をすべてコピーする。

そして異常機能関連データ編集回路８において機能対応
固定情報記憶回路Ｔの固定メツセージ情報とプラント情
報収集記憶回路６よりの各データとを編集しデータ表示
用ＣＲＴ制御回路９に転送する。以下データ表示用ＣＲ
Ｔ制御回路９よりの信号により監視ＣＲＴＭＯにて、デ
ータが表示される。この場合の表示データの内容として
は、該当制御機能に対するすべての入力信号（センサー
操作入力）のオン・オフ状態、アクチュエータのすべて
の制御出力の状態である。この場合、これらの監視ＣＲ
Ｔ１０に表示され念表示データを元にどの要素が異常原
因であるかの判断を人間が行っていた。

〔発明が解決しようとする課題〕

従来の制御設備故障監視装置は、以上のように構成され
ているので、監視ＣＲＴ１０に表示され念内容を見ても
具体的にどの個所が不良で、制御に異常をきたしたかを
、即座に検出することができないため、設備の異常復旧
に手間取り大幅な稼動率低下につながるという問題点が
あった。

この発明は上記のような問題点を解消するためになされ
念もので、異常検出時の設備情報を正常時の情報と比較
することによう具体的な不良個所をすみやかに検出でき
、よって設備復旧時間が大幅に短縮されることになり、
設備の稼動率が向上する制御設備故障監視装置を得るこ
とを目的とする。

〔課題を解決するための手段〕

この発明に係る制御設備故障監視装置は制御状態正常時
の各機能に対応した情報を記憶する正常運転時情報記憶
回路と、制御状態の異常を検出する異常検出回路と、異
常発生時の情報を収集記憶し、かつ整理・編集する記憶
編集回路と、この記憶編集回路よりの情報と上記正常運
転時情報記憶回路よシの情報とを比較し、具体的不具合
個所を検出する不具合発生点検出回路と、この不具合発
生点検出回路よりの検出出力に基づいて異常時の情報と
個体的不具合個所とを表示する表示手段とを有し念もの
である。

〔作用〕

この発明における制御設備故障監視装置は正常運転時情
報を記憶回路に格納し、この正常運転時情報と異常時情
報とを不具合発生点検出回路によって比較し、その結果
より、制御設備の不良個所を表示手段により表示するよ
うにしたものであるので、異常時の情報および具体的不
具合個所を即座に導き出すことが可能となるものである
。

〔発明の実施例〕

以下、この発明の一実施例を図について説明する。第１
図はこの発明の一実施例を示すブロック図であって、第
１図において第２図と同一ま之は均等な構成部分には同
一符号を付してその説明を省略する。

図において、１１は各機能対応の制御状態正常時の情報
を固定情報として記憶する機能対応正常運転時設備情報
記憶回路、１２は機能対応正常運転時設備情報記憶回路
１１よりの情報と異常機能関連データ編集回路８よりの
情報とを照合し、具体的にどのデータが正常時と異なっ
ているかを検出する不具合発生点検出回路、１３は機能
対応の監視結果および不具合発生点検出回路１２よりの
検出結果と表示出力するためのＣＲＴ制御回路である。

次に動作について説明する。本実施例の制御設備故障監
視装置の動作は基本的には第２図に示し几従来装置と同
じであるが、従来装置の場合は異常発生時の関係情報を
すべて無条件に監視ＣＲＴ１０に表示するようＫしたが
本実施例においてはこの機能に以下の機能が付加される
。すなわち、異常機能関連データ編集回路８において編
集され念情報に対し、機能対応正常運転時設備情報記憶
回路１１では各機能対応の正常動作時の関係センサのオ
ン・オフ状態、操作入力の状態、制御出力の状態がすべ
て固定情報として記憶され、この固定情報と異常機能関
連データ編集回路８よりのデータとをすべて不具合発生
点検出回路１２において比較照合することにより具体的
にどの条件が不具合であるか検出する。この結果はＣＲ
Ｔ制御回路１３に送られ、異常機能関連データ編集回路
８よりのデータ共に監視ＣＲＴ１０に表示される。

この場合すべての要素−点、−点に付き照合がなされて
いる之め、例えば、どのセンサーが故障しているかをも
即座に検出できるものである。

なお上記実施例ではプラント制御という大規模なシステ
ムを対象として説明しているが本システムは、規模の大
小に係らず監視モニタシステムとして広範囲の適用が可
能である。

〔発明の効果〕

以上のようにこの発明によれば制御設備故障監視装置を
制御状態正常時の各機能に対応した情報を記憶する正常
運転時情報記憶回路と、制御状態の異常を検出する異常
検出回路と、異常発生時の情報を収集記憶し、かつ整理
編集する記憶編集回路と、この記憶編集回路よりの情報
と上記正常運転時情報記憶回路よりの情報とを比較し、
具体的不具合個所を検出する不具合発生点検出回路とを
備えた構成であるので、制御中における不具合個所が即
座に検出でき、よって設備の復旧が迅速にでき設備の稼
動率向上に大幅に貢献できるという効果がある。

【図面の簡単な説明】

第１図はこの発明の一実施例による制御機能故障監視装
置を示すブロック図、第２図は従来の制御機能故障監視
装置の一例を示すブロック図である。 ５は異常検出回路、６はプラント情報収集記憶回路、７
は機能対応固定情報記憶回路、８は異常機能関連データ
編集回路、１０は監視ＣＲＴ、１１は機能対応正常運転
時設備情報記憶回路、１２は不具合発生点検出回路、１
３はＣＲＴ制御回路。 な訃、図中、同一符号は同一ま之は相当部分を示す。 特許出願人　　三菱電機株式会社

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 　制御状態の異常を検出する異常検出回路と、異常発生
   時の情報を収集記憶すると共に、整理編集する記憶編集
   手段と、上記制御状態の正常時の情報を記憶する正常運
   転時情報記憶回路と、この正常運転時情報記憶回路より
   の情報と上記記憶編集手段よりの異常時情報とを比較し
   、具体的な不良個所を検出する不具合発生点検出回路と
   、この不具合発生点検出回路よりの検出出力に基づいて
   異常時の情報と具体的不具合個所とを表示する表示手段
   とを備えた制御設備故障監視装置。