JPH01182655A - 圧延設備用駆動機 - Google Patents

圧延設備用駆動機

Info

Publication number
JPH01182655A
JPH01182655A JP348088A JP348088A JPH01182655A JP H01182655 A JPH01182655 A JP H01182655A JP 348088 A JP348088 A JP 348088A JP 348088 A JP348088 A JP 348088A JP H01182655 A JPH01182655 A JP H01182655A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
gears
gear
output
output gears
axes
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP348088A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2859876B2 (ja
Inventor
Kenji Yamamoto
憲二 山本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Ltd filed Critical Hitachi Ltd
Priority to JP63003480A priority Critical patent/JP2859876B2/ja
Publication of JPH01182655A publication Critical patent/JPH01182655A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2859876B2 publication Critical patent/JP2859876B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B21MECHANICAL METAL-WORKING WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL; PUNCHING METAL
    • B21BROLLING OF METAL
    • B21B35/00Drives for metal-rolling mills, e.g. hydraulic drives
    • B21B35/12Toothed-wheel gearings specially adapted for metal-rolling mills; Housings or mountings therefor

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Gear Transmission (AREA)
  • Transmission Devices (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は圧延設備用駆動機に係り、特に傾斜した状態で
使用する2本のスピンドルを介して圧延機の上下の水平
ロールを駆動する圧延設備の駆動系に好適な駆動機に関
する。
〔従来の技術〕
従来の圧延設備の駆動系は、第14図ないし第17図に
示すように、被圧延材を圧延するためにベアリング3,
4.5.6に支持された圧延機の上下ロール1,2、そ
の上下ロール1.2にトルクを伝達すべく嵌合された上
下ロール側外筒7゜8、上下ロール側外筒7,8のロー
ルとは反対側の位置で歯車機構の嵌合にて嵌合された上
下ロール側内筒9,10、上下ロール側内筒9.10と
上下駆動機側内筒13,14を連結し、スピンドルを構
成する上下中間軸11,12、上下駆動機側内筒13.
14と歯車機構の嵌合にて嵌合された上下駆動機側外筒
15.16を有し、上下駆動機側外筒15.16は駆動
機33に連結される。
駆動機33は、上下駆動機側外筒15,16にトルクを
伝達すべく嵌合され、かつ互いに噛合っている上下出力
歯車17,18、上下出力歯車17.18を支持するベ
アリング19,20,21゜22、正出力歯車18と噛
合う入力歯車23、入力歯車23を支持するベアリング
24,25、上下出力歯車17.18及び入力歯車23
をベアリング19,20,21,22.24.25を介
して支持するケーシング26からなっている。
駆動機33の入力歯車23は、これにトルクを伝達すべ
く駆動機側内筒27に嵌合され、駆動機側内筒27は電
動機側内筒29に、これらの間にトルクを伝達すべく歯
車機構の嵌合にて嵌合された外筒28により連結され、
電動機側内筒29は電動機30にそのトルクを伝達すべ
く嵌合され、電動機30はベアリング31.32により
支持されている。
一般的に、上下ロール1.2の軸心間距離j1に比べ駆
動機33の上下出力歯車17.18の軸心間距離J2は
かなり大きい、従って、スピンドルを構成する内筒9,
10,13.14及び中間軸11.12はθ1だけ傾斜
した状態で使用される。即ち内筒9,10及び13.1
4間の長さをj3とすると、 j 2 >j 1 次に、一般には内筒9.10,13.14の許容伝達ト
ルクは下式で表わされる。(例えば、「機械の研究」第
30巻第1号P181等参照)、 ここで、θ1 :傾
斜角 T1 :傾斜角θ1での許容伝達 トルク TO=傾斜角0°での許容伝達 トルク A:正の定数 即ち、傾斜角θ1が小さいほど、換言すれば上下出力歯
車17.18の軸心間距離j2が短いほど、内筒9,1
0,13.14の許容伝達トルクT1が大きくなると言
える。
例えば、A=0.85としてθ1とTl /T。
の関係を求めると、第18図に示すようであり、θ1〉
3°でTI /To <1/4となり、現実の圧延設備
としては成り立ち難くなる。従ってθ1=0°〜3°と
することが好ましく、本発明ではこの範囲を対象として
説明する。
また一般的に、スピンドルの内筒9,10.13.14
は、電動@30から上下ロール1.2までの駆動系全体
の強度最弱部となっている。従って、所定のスペース内
でより大容量の駆動系を得るには、上下出力歯車17.
18のピッチ円直径即ちPCDを小さくすることが必要
である。
一方、各歯車17,18.23間の噛合部におけるトル
°り伝達率は第17図に示す通りであり、入力歯車23
から下出力歯′s18へは100%のトルクが伝達され
、正出力歯車18から上出力歯車17へは50%のトル
クが伝達される。また上下ロール1.2は同回転数で回
転する必要があるため、上下出力歯車は同−PODとな
っている。
従って正出力歯車18は、入力歯車23との噛合部での
トルク伝達率100%に耐えるだけの強度を持つなめ大
きなPCDか必要であり、また上出力歯車17はトルク
伝達率50%にも拘らず正出力歯車18と同じ大きなP
CDとなり、上下出力歯車17.18の軸心間距H12
も上下出力歯車17.18のPCDと同じ長さだけ必要
となる。
〔発明が解決しようとする問題点〕
このように、駆動系全体の許容伝達トルクを上げるには
、上下出力歯車17.18のPCDを小さくして、上下
出力歯車17.18の軸心間距離j2を小さくすること
が必要であるが、正出力歯車か100%のトルクを伝達
し得る大きなPCDとなっているため、ある程度以上に
は許容伝達トルクを上げることが出来ず、結局は上下ロ
ール1゜2の直径を大きくすることにより11を大きく
して、傾斜角θ1を小さくすると共に、広いスペースを
確保して内筒9,10を大径化することにより許容伝達
トルクを上げていた。従って、圧延設備及び駆動系が大
型化すると共に圧延効率が低下するという問題があった
本発明の目的は、歯車配列の工夫により、上下出力歯車
17.18の強度を確保しなからPCDを小さくし、か
つ駆動系全体の許容伝達トルクを上げることができ、コ
ンパクトで強固な駆動系とすることのできる圧延設備用
駆動機を提供することである。
〔問題点を解決するための手段〕
上記目的は、1本の入力歯車を2本の出力歯車の1本と
は直接噛み合わせ、他の1本とは1本の中間歯車を介し
て噛み合わせ、かつその2木の出力歯車を直接噛み合わ
せることなく上下に配置したことを特徴とする圧延設備
用駆動機によって達成される。
また、2本の出力歯車の1本を入力歯車と兼用させ、か
つこの出力歯車を2つの中間歯車を介して他の1本の出
力歯車に噛み合わせ、その2本の出力歯車を直接噛み合
わせることなく上下に配置したことを特徴とする圧延設
備用駆動機によって達成される。
〔作用〕
第1の発明においては、1本の入力歯車からこれと直接
噛み合う1本の出力歯車及び1本の中間歯車には、それ
ぞれ50%のトルクが伝達される。
従ってその1本の出力歯車はトルク伝達率50%に耐え
るだけの強度があればよく、PCDを小さくでき、これ
に伴って他の1本の出力歯車のPCDら小さくなる。
第2の発明においても、入力歯車を兼ねる1本の出力歯
車からこれと直接噛み合う中間歯車へは50%のトルク
が伝達されるだけなので、同様にその出力歯車及び他の
1本の出力歯車のPCDを小さくできる。
従って、駆動系全体の許容伝達トルクを上げながら、コ
ンパクトで強固な駆動系が提供される。
〔実施例〕
以下、本発明の実施例を図面を参照して説明する。
第1図ないし第8図は本発明の第1の実施例による圧延
設備用駆動機を示すもので、そのうち第2図ないし第4
図はその駆動機を含む駆動系全体の配列を示している。
第2図ないし第4図において、圧延設備の駆動系は、被
圧延材を圧延するためにベアリング53゜54.55.
56に支持された圧延機の上下ロール51,52、その
上下ロール51.52にトルクを伝達すべく嵌合された
上下ロール側外筒57゜58、上下ロール側外筒57.
58のロールとは反対側の位置で歯車機構の嵌合にて嵌
合された上下ロール側内筒59,60、上下ロール側内
筒59.60と上下駆動1yAIlII内筒63,64
を連結し、スピンドルを構成する上下中間軸61.62
、上下駆動機側内筒63.64と歯車機構の嵌合にて嵌
合された上下駆動機側外筒65.66を有し、上下駆動
機側外筒65.66は本実施例による駆動機86に連結
されている。
駆動機83は、上下駆動機側外筒65,66にトルクを
伝達すべく嵌合され、かつ互いに噛合っていない上下出
力歯車67.68、上下出力歯車67.68を支持する
ベアリング69,70.71.72、下圧力歯車68と
噛合う入力歯車76、入力歯車76を支持するベアリン
グ77.78、入力歯車76及び上出力歯車67と噛み
合う中間歯車73、中間歯車を支持するベアリング74
゜75、上下出力歯車67.68、入力歯車76、中間
歯車73をベアリング69,70.71,72.74,
75,77.78を介して支持するケーシング79から
なっている。出力歯車67.68は回転方向は異なるが
、同一回転数とするため歯数は同じになっている。
駆動機86の入力歯車76は、これにトルクを伝達すべ
く駆動機側内筒80に嵌合され、駆動機側内筒80は電
動機側内筒82に、これらの間に1〜ルクを伝達すべく
歯車機構の嵌合にて嵌合された外筒81により連結され
、電動機側内筒82は電動機83にそのトルクを伝達す
べく嵌合され、電動1a83はベアリング84.85に
より支持されている。
このように駆動機86は、第1図からより明らかなよう
に、4個の歯車67.68.73.76を有し、入力歯
車76は出力歯車68とは直接噛み合わせ、他の出力歯
車67とは1本の中間山車73を介して噛み合わせ、し
かも出力歯車67゜68は上下ロール51.52と同じ
方向、即ち上下に配置され、かつ第5図に拡大して示す
ように互いに直接噛み合うことなく離れて配置されてい
る。出力歯車67.68が離れている状態は、第6図に
示すように、両者が噛み合わなければ一方の歯が他方の
歯の間に突入する程度まで近接させてもよい。
このように構成された駆動機86においては、各歯車7
6.68.73.67間のトルク伝達率は第7図に示す
通りであり、入力歯車76と下圧力歯車68、入力歯車
76と中間歯車73、中間歯車73と上出力歯車67の
いづれの噛合部もトルク伝達率は50%であり、100
%のトルク伝達率の噛合部はない。従って出力歯車67
.68はその50%のトルク伝達率に耐える程度の噛合
部での強度かあればよく、トルク伝達率100%の場合
に比鮫して歯車のピッチ円直径即ちPCDを大幅に小さ
くできる。
このことを数式を用いてさらに説明すると、−般的に、
歯車のPCDと許容伝達トルクとの間には次の関係かあ
る。
PCD=AXT” ここで、T:許容伝達トルク A、B:正の定数 従って、トルク伝達率が100%から50%に減少すれ
ば、歯車のPCDはf2端に小さくなることか分かる。
従って、駆動機86を大幅に小形化できる。
また、出力歯車67.68の軸心間の距離14は、両歯
車のPCDの小径化に件って小さくなり、スピンドルを
構成する内筒59.60,63.64及び中間軸61.
62の傾斜角をθ2とすると、この傾斜角θ2も小さく
なる。即ち、これを前述した数式で表わせば、 θ1)θ2 従って、内筒59,60.64.64の許容伝達トルク
をT2とすると、この許容伝達トルクT2は大きくなる
。即ち、これを前述した数式で表わせば、 T2>>TI このように本実施例によれは、各噛合部のトルク伝達率
を100%から50%に軽減し、2つの出力歯車67.
68のPCDを縮小し、さらに縮小になった分だけ上下
出力歯車67.68の軸心間距離14を縮小することに
より、駆動機86を小形化することかできる。また上下
内筒59,60.63.64の傾斜角θ2を小さくし、
駆動系全体の許容伝達トルクを大きくすることができる
−これによりコンパクトで強固な駆動系を提供すること
ができる。
駆動機86のケーシング79は、第8図に示すように、
上ケーシング部分90、中ケーシング部分91及び下ケ
ーシング部分92より成っており、これら上、中、下ケ
ーシング部分90.91.92は上出力歯車67の軸心
と中間歯車73の軸心を結ぶ直線上に位置する合せ面8
7及び下出力歯車68の軸心と入力歯車76の軸心を結
ぶ直線上に位置する合せ面88を有し、歯車噛合部の接
線力に対向するため、上下の平行な締め付け面89゜9
9にて締め付けボルト93.94及びナツト95.96
,97.98により強固に締め付けられ、組み立てられ
ている。
上下出力歯車67.68は歯数が同じであるためPCD
は同一であるが、これらと入力歯車76゜及び中間歯車
73とは、入出力歯車間の速比、入力及び中間歯車の強
度その曲の理由により、PCDは必ずしも同一にはなら
ない。このため上出力歯車67の軸心と中間歯車73の
軸心を結ぶ直線は必ずしも上下の平行な締め付け面89
.99に平行にならす、図示のように傾いており、従っ
て上、中ケーシング部分90.91の合せ面87も傾い
ている。
ところで、このように合せ面87か傾いていると、くさ
び効果により締め1寸はボルト93.94の締め付け力
が、中ケーシング部分91を図示右横へ押出す力を発生
し、上、中、下ケーシング部分90,91.92の横方
向変位によりベアリング69,70,71,72.74
.75が焼損する危険性がある6そこで本実施例では、
上、中ケーシング部分90.91間に、くさび効果によ
る両者の相対変位に対向するひっかけ手段120を設け
、上、中、下ケーシング部分90,91.92に横方向
変位が生じないようにしている。ひっかけ手段120は
、中ケーシング部分91に上向突起121を設け、上ケ
ーシング部分90の側面に係止面122を設け、上向突
起121を係止面122に係止させることにより構成さ
れている。
なお、上、中ケーシング部分の横方向変位を防止するひ
っかけ手段はこの構成に限られず、種々の形態を取るこ
とができる。例えば、第9図に示すように、上、中ケー
シング部分110,111の合せ面87にキー112を
設けてもよい。また第10図に示すように、上ケーシン
グ部分115に下向突起123を設け、中ケーシング部
分116の側面に係止面124を設け、下向突起123
を係止面124に係止させるようにしてもよい。
また上記実施例では、上ケーシング部分と中ケーシング
部分との合せ面87を、上出力歯車67の軸心と中間歯
車73の軸心を結ぶ直線上に位置する傾斜面としたか、
第11図に示すように、それら軸心は通るかその軸線を
結ぶ直線上には位置しない階段状の合せ面125とする
ことができ、この場合、合せ面125は、上下の締め付
け面89.99と平行な面とこれに直交する面とからな
っている。このようにすることによって、上、中ケーシ
ング部分113,114には、締め付けボルト93.9
4の締め付け力によるくさび効果自体の発生を防止する
ことができる。
以上の実施例は、入出力歯車間の速比≠1の駆動機、即
ち減速機または増速機の実施例であるか、速比=1の駆
動機とすることもでき、第12図はこのような駆動機の
実施例を示す。
即ち第12図において、駆動機100は、出力歯車10
1,102を有し、下出力歯車102を入力歯車と兼用
にし、この下出力歯車兼入力歯車102は2つの中間歯
車103,104を介して上出力歯車101と噛み合っ
ており、出力歯車兼入力歯車102と出力歯車101と
は互いに直接噛み合うことなく離れて配置されている。
入力歯車102と出力歯車101,102の歯数及びP
CDは同一のなめ、速比=1となる。
この実施ρノにおいても、各r&車のいずれの噛合部の
トルク伝達率も50%ととなり、先の実施例と同様、コ
ンパクトで強固な駆動系を提供することができる。
なお以上の実施例は、いずれも圧延機の上下ロールの軸
心間距離j1に比べ従来の駆動機の上下出力歯車の軸心
間距離12か大きくなる駆動系に本発明を適用した実施
例であるが、上下ロールの軸心間距離p1が比較的大き
く、この距離11に比べ上下出力歯車の軸心間距離」2
か小さくなるような駆動系もあり、本発明はこのような
駆動系にも適用することができる。第13図はこのよう
な実施例を示す。
即ち第13図において、駆動機130は、互いに回転方
向か興なるが歯数か同一の2個の出力歯車131,13
2と、1つの入力歯車133と、1つの中間歯車134
とを有し、入力歯車133は出力歯車132とは直接噛
み合わせ、曲の出力歯車131とは中間歯車134を介
して噛み合わせ、かつ出力歯車131,132は直接噛
み合うことなく上下に離れて位置している。この駆動機
130は、上下ロールの軸心間圧H」1の比較的大きい
圧延機を駆動するためのものであり、前述したスピンド
ルの傾斜角をO°〜3°の範囲内に保つため、上下ロー
ル出力歯車131,132の軸心間の距離j5は前述し
た実施例の距離り4よりも大きく設定されている。
同様の圧延機を第14図ないし第17図に示す従来の駆
動機で駆動しようとした場合、2つの出力歯車17.1
8は噛み合っているため、スピンドルの傾斜角を上記範
囲に保つためには大きな直径の出力歯車が必要であり、
出力歯車の直径が大きくなれば入力歯車の直径も大きく
なる。従って駆動機が大型化する。出力歯車の直径を小
さくし、駆動機を小形化しようとすれば、スピンドルの
傾斜角が上記範囲に保てなくなり、許容伝達トルクか大
幅に減少し、圧延設備として成り立たなくなる。
これに対して本実施例では、2つの出力歯車131.1
32は噛み合っていないので、歯車の直径を小さくした
まま両者の軸心間距離を自由に設定することかでき、上
述のような最適の距離j5を設定することができる。従
って、駆動[130を小形化することができる。
このようにこの実施例においては、駆動機130自体を
小形化することにより、コンパクトで強固な駆動系を提
供することができる。
〔発明の効果〕
以上明らかなように本発明によれば、駆動系全体の許容
伝達トルクを上げながら、コンパクトで強固な圧延設備
の駆動系を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例による圧延設備用駆動機の歯
車列の構成を示す側面図であり、第2図はその駆動機を
第1図の■−■線矢視図で示す圧延機の駆動系全体の概
略図であり、第3図は同駆動機を第1図の■−■線矢視
図で示す圧延機の駆動系全体の概略図であり、第4図は
同駆動機を第1図のIV −IV線矢視図で示す圧延機
の駆動系全体の概略図であり、第5図は第1図のV部分
の拡大図であり、第6図はそのV部分の変形例の拡大図
であり、第7図は同駆動機の歯車列の1〜ルク伝達率を
示す説明図であり、第8図は同駆動機のケーシングも含
む全体の側面図であり、第9図はケーシングの変型を示
す第8図と同様な駆動機の側面図であり、第10図はケ
ーシングの他の変型を示す第8図と同様な駆動機の側面
図であり、第11図はケーシングのさらに他の変型を示
す第8図と同様な駆動機の側面図であり、第12図は本
発明の他の実施例による駆動機の歯車列を示す側面図で
あり、第13図は本発明のさらに他の実施例による駆動
機の歯車列の側面図であり、第14図は従来の駆動機を
含む圧延機の駆動系全体を示す概略図であり、その駆動
機を第16図のX IV −X IV線矢視図で示すも
のであり、第15図はその従来の駆動機を第16図のx
v−xv線矢視図で示す同じ圧延機の駆動系全体の概略
図であり、第16図は従来の駆動機の歯車列を示す側面
図であり、第17図は同駆動機の歯車列の1〜ルク伝達
率を示す説明図であり、第18図は圧延機の駆動系の内
筒の許容伝達トルクを示す図である。 符号の説明 51.52・・・上下ロール(水平ロール)59.60
,63.64・・・内筒 61.62・・・中間軸  59〜64・・・スピンド
ル86・・・駆動機     67.68・・・出力歯
車73・・・中間歯車    76・・・入力歯車10
0・・・駆動機    101・・・出力歯車102・
・・入力歯車兼出力歯車 103.104・・・中間歯車 130・・・駆動機 131.132・・・出力歯車 133・・・入力歯車   134・・・中間歯車出願
人  株式会社 日立製作所 第3図 第4図 51.52−一−−上下ロール(水平ロール)59.6
0.63.64−−−一内筒 61.62−一一一中間軸 59〜64−一一一スピンドル 86−−−−駆動機 67.68−一一一出力歯車 73−−−一中間歯車 76−−−−人力歯車 100−一一一駆動機 101−−−一出力歯車 102−一一一人力歯車兼出力歯車 103.104−−−一中間歯車 130−一一一駆動機 131.132−−−一出力歯車 133−−−一人力歯車 134−−−一中間歯車 田 ん 第12図 第14図 第15図 第16図    第17図 第18図 イ【員Hl’ θ+(&)

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)少なくとも、1本の入力歯車と、互いに回転方向
    が異なるが同一歯数の2本の出力歯車を有する歯車列か
    らなり、その2本の出力歯車を傾斜した状態で使用する
    2本のスピンドルに連結し、このスピンドルを介して圧
    延機の上下の水平ロールを駆動する圧延設備用駆動機に
    おいて、 前記1本の入力歯車を前記2本の出力歯車の1本とは直
    接噛み合わせ、他の1本とは1本の中間歯車を介して噛
    み合わせ、かつその2本の出力歯車を直接噛み合わせる
    ことなく上下に配置したことを特徴とする圧延設備用駆
    動機。
  2. (2)少なくとも、1本の入力歯車と、互いに回転方向
    が異なるが同一歯数の2本の出力歯車を有する歯車列か
    らなり、その2本の出力歯車を傾斜した状態で使用する
    2本のスピンドルに連結し、このスピンドルを介して圧
    延機の上下の水平ロールを駆動する圧延設備用駆動機に
    おいて、 前記2本の出力歯車の1本を前記入力歯車と兼用させ、
    かつこの出力歯車を2つの中間歯車を介して他の1本の
    出力歯車に噛み合わせ、その2本の出力歯車を直接噛み
    合わせることなく上下に配置したことを特徴とする圧延
    設備用駆動機。
  3. (3)前記4つの歯車を上下の平行な締め付け面を有す
    るケーシングで支持し、このケーシングを、4つの歯車
    のうち上側に位置する2つの歯車の軸心を結ぶ直線上に
    位置する合せ面と、下側に位置する2つの歯車の軸心を
    結ぶ直線上に位置する合せ面とを有する上、中、下の3
    つのケーシング部分で構成し、前記軸心を結ぶ直線の少
    なくとも1つが前記締め付け面に平行でなく、従ってそ
    の直線上に位置する合せ面も締め付け面に平行でなく、
    かつこの合せ面を有する2つのケーシング部分の間に、
    両者の相対変位を阻止するひっかけ手段を設けたことを
    特徴とする特許請求の範囲第1項又は第2項記載の圧延
    設備用駆動機。
  4. (4)前記4つの歯車を上下の平行な締め付け面を有す
    るケーシングで支持し、このケーシングを、4つの歯車
    のうち上側に位置する2つの歯車の軸心を通る合せ面と
    、下側に位置する2つの歯車の軸心を通る合せ面とを有
    する上、中、下の3つのケーシング部分で構成し、前記
    上側に位置する2つの歯車の軸心を結ぶ直線と、下側に
    位置する2つの歯車の軸心を結ぶ直線との少なくとも1
    つが前記締め付け面と平行でなく、かつこの平行でない
    直線に係わる歯車の軸心を通る合せ面を階段状に構成し
    たことを特徴とする特許請求の範囲第1項又は第2項記
    載の圧延設備用駆動機。
JP63003480A 1988-01-11 1988-01-11 圧延設備用駆動機 Expired - Lifetime JP2859876B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP63003480A JP2859876B2 (ja) 1988-01-11 1988-01-11 圧延設備用駆動機

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP63003480A JP2859876B2 (ja) 1988-01-11 1988-01-11 圧延設備用駆動機

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH01182655A true JPH01182655A (ja) 1989-07-20
JP2859876B2 JP2859876B2 (ja) 1999-02-24

Family

ID=11558502

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP63003480A Expired - Lifetime JP2859876B2 (ja) 1988-01-11 1988-01-11 圧延設備用駆動機

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2859876B2 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009507644A (ja) * 2005-09-21 2009-02-26 エス・エム・エス・デマーク・アクチエンゲゼルシャフト 圧延設備用駆動装置
CN111051735A (zh) * 2018-06-07 2020-04-21 三菱重工业株式会社 动力传递装置以及压延机

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS55135253A (en) * 1979-04-11 1980-10-21 Kawasaki Heavy Ind Ltd Multi-powered driving device
JPS6151700A (ja) * 1984-08-22 1986-03-14 Hitachi Ltd 半導体記憶装置

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS55135253A (en) * 1979-04-11 1980-10-21 Kawasaki Heavy Ind Ltd Multi-powered driving device
JPS6151700A (ja) * 1984-08-22 1986-03-14 Hitachi Ltd 半導体記憶装置

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009507644A (ja) * 2005-09-21 2009-02-26 エス・エム・エス・デマーク・アクチエンゲゼルシャフト 圧延設備用駆動装置
JP4785924B2 (ja) * 2005-09-21 2011-10-05 エス・エム・エス・ジーマーク・アクチエンゲゼルシャフト 圧延設備用駆動装置
CN111051735A (zh) * 2018-06-07 2020-04-21 三菱重工业株式会社 动力传递装置以及压延机
CN111051735B (zh) * 2018-06-07 2023-01-17 三菱重工业株式会社 动力传递装置以及压延机

Also Published As

Publication number Publication date
JP2859876B2 (ja) 1999-02-24

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5123884A (en) Planetary speed changing device
WO2009101654A1 (ja) 偏心型減速機
JPH07139594A (ja) 回転駆動装置
US20040065169A1 (en) Axle assembly
JPS6073155A (ja) 端末遊星歯車駆動装置
JP2666227B2 (ja) 遊星歯車に対する外側への分離力を有する差動歯車装置
JPS62155355A (ja) 遊星歯車装置
JP2905290B2 (ja) ローラ・プレス
US3292457A (en) Planetary system for use with hydraulic devices
CN1325813C (zh) 联轴器
JPH01182655A (ja) 圧延設備用駆動機
US3766797A (en) Power distributing transmission systems
US5213010A (en) Driver power transmitting apparatus of twin shaft extruders
US20120011962A1 (en) Gear with multiple magnetic tooth engagement
WO2018155376A1 (ja) 軸受部材の取付構造及び減速装置
US5921152A (en) Optional multi-ratio gear transmission system
RU2003122062A (ru) Фланцевый захват для карданных шарниров
JPH0874972A (ja) バックラッシュレス装置
WO2023273304A1 (zh) 一种可变转矩式过载保护装置及其防过载电机
JPH0470501B2 (ja)
JPS5950253A (ja) 中間歯車装置
JPH085789Y2 (ja) 同方向回転型2軸押出機の伝動歯車装置
WO2020086278A1 (en) Rolling mill drive and associated gear spindle coupling
CN219259424U (zh) 一种绞车主轴装置的传动联接结构
CN217271798U (zh) 高刚性减速机法兰