JPH01178297A - 洗濯機等の支持脚調整装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は脚の高さを簡単に調整できるようにした洗濯機
その他の電気製品等の本体に用いる支持脚の調整装置に
関するものである。

従来の技術 従来、洗濯機に用いられる支持脚としては本体の底部の
四隅角部に設けられた四個の脚のうちの一つを高さ調整
可能な構造にして、本体が振動しないよう安定な状態に
支持している。この高さ調整構造の一例は第５図に示す
ように９０°に折り曲げた脚棒２１をバネ２２を介して
本体下方に突出させると共に本体側面で調整ナツト２３
と螺合させている。この螺合している調整ナツト２３を
緩めることにより、長孔２４の範囲で高さの調整ができ
、又この調整ナツト２３を締めることにより固定してい
た。

発明が解決しようとする課題 しかし、上記のような調整構造においては、高さ調整の
際に人手によって調整ナツトを緩め、又固定の際には締
め込みを行なわなければならず、特に締め込みは、本体
への脚の固定を目的としているため、かなり大きな力が
必要であった。

またｉｒ１記調整ナツト２３により脚を本体ｌ′１」側
面で固定しているため、本体より調整ナツト２３が突出
している状態となって設置場所の選定に注意を必要とし
、また障害となることもあり、さらに外観が悪くなる等
の難点があった。また洗濯機本体側面は通常０．５〜０
．６ｍｍの鋼板であって極めて弱く、本体全てのｆｆｊ
　ｍを支える脚の取付は而としては弱く、振動や強度の
面で適当ではない等の問題点がみられた。

本発明の目的は上記のような問題点を解消すると共に支
持板に脚保持具を取付け、楔作用によって支持脚を固定
し、また作動レバーの操作によって簡単に支持脚の固定
位置の調整が可能な洗濯機等の支持脚調整装置を提供し
ようとするものである。

課題を解決するだめの手段 本発明では上記目的を達成するため、本体下部の支持板
」二に脚保持具を設け、この脚保持具には支持脚が貫通
ずる貫通孔を設けると共に下方へ拡がる勾配面を何し、
この勾配面と支持脚間にはスライダーな摺動可能に設け
、このスライダーの支持脚側には窪部と勾配面を設け、
この窪部の勾配面と支持脚との間にローラ又は球を介在
させて前記スライダーが楔作用を有するよう設け、前記
スライダーは作動レバーと係合して前記脚保持具の貫通
孔内へ押し」二げられるよう附勢されている洗濯機等の
支持脚調整装置とした。

作用 本発明は」１記のように構成したので、スライダーの窪
部の勾配面と支持脚との間にローラ或は球が挟持されて
いるため、ローラ等が楔の作用をはたして支持脚を固定
するようになっている。支持脚に本体の荷重が作用して
も、その荷重に応じた力で支持脚が脚保持具を介して本
体に固定された状態となる。又この固定状態を解除する
ために−は、作動レバーを下方へ押し下げると、これに
係合したスライダーも下方へ移動し、このスライダーは
脚保持具の勾配面と摺動可能に取付けられているため、
下方へ移動すると共に横方向の支持がはずれ、前記ロー
ラの楔作用も解除され、支持脚の固定状態が解かれ、安
定位置までＦ降する。またスライダーは脚保持具のｆ’
１通孔方向へ常時附勢されているので、安定位置まで下
降した状態で作動レバーを介して固定することができる
。

実施例 以下、実施例として示した図面につき説明する。

第１図において、１は洗濯機本体で、その内部に洗濯受
槽２を支持杆３によりサスベンジＥｌン４を介して垂下
防振支持している。５は水槽で、そ−の内部で衣類の洗
濯、すすぎ、脱水作用を行なう。６は支持板で、本体下
部四隅に溶接固定されている。

第２図、第３図において、７は脚保持具で、支持板６の
上部に固定され、その略中央部には支持脚８のｉｔ通孔
９を有している。この貫通孔９の途中には下方へ拡がる
勾配面１０が設けられ、この勾配面ｌＯにはスライダー
１１が摺動可能な状態で接している。

スライダー１１は前記脚保持具７の勾配面１０と接する
而に同様な勾配面を持つと共に支持脚８側には支持脚８
との接触面１２を有すると共に窪部１３を設けである。

窪部１３の内面には、１）；１記勾配面１ｏよりも勾配
が小さく、かつ下方へ拡がる勾配面Ｉ３を形成し、この
勾配面１３と支持脚８との間にはローラ１４が挟持され
ている。

尚、ローラ１４は球でもよく、窪部１３に挟持されて支
持脚の固定ができるものであればよい。１５は作動レバ
ーで、一端が脚保持具７に支点として回動自在に取付け
られており、その略中央部にはｖｌｌ−記支持脚８が貫
通ずる長孔１６を設けている。この長孔１６と１ｉｉｆ
記支点との略中央部には前記スライダー１１が遊嵌され
ている。作動レバー１５の支点は脚保持貝７の部分の他
、支持板に設けてもよい。１７は圧縮バネで、作動レバ
ー！５の下部と支持脚８下端のツバ部１Ｂ上部との間に
設けられている。支持脚８下端部にはスベリ止めのため
、ゴムキャップ１９が被覆されており、上端部には抜は
防止のため割ビン２０が設けられている。

本実施例において、通常は圧縮バネ１７の力により作動
レバー１５を介して、スライダー１１は−Ｆ方へ押し上
げられるよう附勢されており、脚保持具７の貫通孔９内
の勾配面１０に当接していると共に、勾配による分力で
、ローラ１４を介して支持脚８側へ圧着され支持脚を固
定している。すなわち」−記押圧力により、スライダー
１１の勾配面１３と支持脚８との間に挟持されたローラ
１４は楔の作用をして支持脚８の摺動を１トめ固定して
いる。また本体１の重ｈ１等により支持脚８に荷重が作
用した場合でも、ローラ１４の楔作用により支持脚８は
その荷重に応じた力で同様に上下方向に対して固定され
る。

このような固定状態を解除したい時には、第４図のよう
に作動レバー１５の一端を押し下げると、連接されてい
るスライダー１１が脚保持具７の勾配＋ｆ＋ｉ　ｌ　Ｏ
に沿って下方へ移動するため、ローラ１４への力は取り
除かれて、その楔作用が無くなり支持脚８の固定状態が
解除される。この時支持脚８は圧縮バネ１７に抗して本
体１のガタ付きがなくなるまで、下方へ押し下げられる
。この状態で作動レバー１５を離すと、再度支持脚８は
楔作用と圧縮バネの反発力とにより固定され１本体Ｉの
据付けが完了する。

−に記のように本実施例では１本体ｌの支持板６に設け
た脚保持具７の貫通孔９内の勾配面１０と支持脚８との
間にスライダー１１を設け、ローラによる楔作用によっ
て支持脚８を１．’ｉｌ定できるようになっている。ま
た作動レバー１５を＋ｉｉｊ　＋妃スライダー！１と係
合させ、支持脚８の固定位置を調整可能にしている。

発明の効果 上記のように本発明によれば、洗濯機その他の′電気製
品等支持板部を有する本体の据え付は時、脚の高さ調整
は、作動レバーを１回押し下げ、離すだけで脚保持具と
支持脚間のスライダー及びこのスライダーに設けたロー
ラ又は球による模作１１１によって極めて簡ｊ１１に行
なえるようになった。

また作動レバーの押し下げの力は圧縮バネ等の附勢力に
相当するだけあればよいため、軽い力で操作できる。さ
らに脚保持具は支持板内に設置され、調整ナツトがない
ため障害にならず、また外観的にも極めてスマートなも
のとなる。本体の重−πを支える支持脚８が一般的に板
厚が大きく強度の高い支持板上に固定された状態となる
ため、強度的にも優れたものとなる等の効果を有する。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例を示す洗濯機の全体縦断面図
、第２図は支持脚調整装置の拡大断面図、第３図は第２
図Ｂ−Ｂ線による拡大断面図、第４図は同要部の動作時
を示す縦断面図、第５図は従来の調整装置を示す要部縦
断面図である。 １・・・洗１Ｍ機本体　　７・・・脚保持具　　８・・
・支持脚９・・・貫通孔　　ＩＯ・・・勾配面　　！！
・・・スライダニＩ３・・・勾配面　　１４・・・ロー
ラ又は球１５・・・作動レバー　　１′７・・・圧縮バ
ネ第３図 第４図 第ら図

Claims (2)

【特許請求の範囲】
1. （１）本体下部の支持板上に脚保持具を設け、この脚保
   持具には支持脚が貫通するに貫通孔を設けると共に下方
   へ拡がる勾配面を有し、この勾配面と支持脚間にはスラ
   イダーを摺動可能に設け、このスライダーの支持脚側に
   は窪部と勾配面を設け、この窪部の勾配面と支持脚との
   間にローラ又は球を介在させて前記スライダーが楔作用
   を有するよう設け、前記スライダーは作動レバーと係合
   して前記脚保持具の貫通孔内へ押し上げられるよう附勢
   されていることを特徴とする洗濯機等の支持脚調整装置
   。
2. （２）スライダーの押し上げ附勢手段として、脚保持具
   或は支持板を支点として回動自在に取付けられ且つスラ
   イダーと係合した作動レバーと、この作動レバーと支持
   脚との間に設けた圧縮バネとを有し、このスライダーを
   脚保持具の貫通孔方向へ附勢するようにした特許請求の
   範囲第１項記載の洗濯機等の支持脚調整装置。