JPH01158930A - 内視鏡装置 - Google Patents

内視鏡装置

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JPH01158930A
JPH01158930A JP62311297A JP31129787A JPH01158930A JP H01158930 A JPH01158930 A JP H01158930A JP 62311297 A JP62311297 A JP 62311297A JP 31129787 A JP31129787 A JP 31129787A JP H01158930 A JPH01158930 A JP H01158930A
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illumination light
circuit
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一成 中村
Toshihiko Hagiwara
敏彦 萩原
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、生体組織を透過した光を利用して組織内部を
観察できるようにした内視鏡装置に関する。
[従来の技術と発明が解決しようとする問題点コ近年、
体腔内にm艮の挿入部を挿入することにより、体腔内臓
器等を観察したり、必要に応じて処置具チャンネル内に
挿通した処置具を用いて各種治療処置のできる内視鏡が
広く用いられるようになった。
従来の内視鏡では、体腔内組織に照明光を照射し、組織
表面からの反射光を受光して体腔内の表面を観察してい
た。ところが、最近、体腔内組織の表面ばかりではなく
、組織内部、例えば胃壁の裏側や粘膜内の血管や腫瘍等
も観察したいという要望がある。そのため、例えば特公
昭54−21678号公報に示されるように、体外から
照明して、組織内を透過した光を利用して観察すること
が提案されている。
しかしながら、通常の可視光による体外からの照明では
、生体の光透過率が低いため、光量不足で内視鏡による
観察や診断が困難になったり、光量を増すために大型、
大重量、大消費電力の光源が必要になったつづる等の問
題点がある。
また、体外照明による透過像と体内照明による反射像と
を同時に観察する場合、観察部位が異なるとこの部位に
達する体外照明の光量が異なるにもかかわらず、従来は
、透過像と反射像の比率を可変制御することができなか
ったため、観察部位や観察目的に最適な比率による像を
得ることができなかった。
また、前記特公昭54−21678号公報では、フラッ
シュ光によって得られる透過像を写真撮影するため、連
続的な透過像を得ることができないという問題点がある
尚、特公昭56−50576号公報には、人体組織に高
明度の光を照射し、人体組織を透過した光を赤外線フィ
ルタによって写真撮影することのできる装置が開示され
ている。しかしながら、この装置は、発光源及び赤外線
フィルムが、共に体外にあるもので、観察可能な部位が
限られるという問題点がある。
[発明の目的] 本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであり、生体
組織を透過した光を利用して、容易に組織内部を観察で
き、また、観察部位や観察目的に応じて最適な像を得る
ことができるようにした内視鏡装置を提供することを目
的としている。
[問題点を解決するための手段及び作用]本発明の内視
鏡装置は、少なくとも赤外光を含む照明光を生体組織を
通して生体内に照射する照明手段と、生体内に挿入され
る細長の挿入部と、受光部が前記挿入部に設けられ、少
なくとも赤外光に感度を有し、前記照明手段によって透
過照明された被写体像を撮影する撮影手段とを備え、生
体内を透過しやすい赤外光によって、組織内部を観察で
きるようにしたものである。また、本発明の内視vl装
置は、照明光を生体組織を通して生体内に照射する第1
の照明手段の照明光の露光Rと、照明光を生体内からこ
の生体内に照射する第2の照明手段の照明光による露光
量との少なくとも一方の露光量を制御する露光が制御手
段を備え、透過像と反射像との比率を制御できるように
したものである。
[実施例] 以下、図面を参照して本発明の詳細な説明する。
第1図及び第2図は本発明の第1実流例に係り、第1図
は内視鏡装置の構成を示す説明図、第2図は電子内視鏡
の先端部を示す説明図である。
第1図に示1ように、内視鏡装置1は、電子内視鏡2と
、この電子内視鏡2に体外から照明光を与える外部光源
装置3と、前記電子内視鏡2にケーブル4を介して接続
され、映像信号処理回路28及び体内照明のための光源
装置5を右する制御装置6と、この制御装置6に接続さ
れる表示手段としてのモニタ7とで構成されている。
前記電子内視122は、細長の挿入部10と、この挿入
部10の後端に連設された大径の操作部11左で構成さ
れている。前記挿入部10は、軟性でも硬性でも良く、
口腔等から人体12の体腔内部12aに挿入できるよう
になっている。この挿入部10の先端部13には、第2
図に示すように、対物レンズ系等からなる結像光学系1
4が設けられ、この結像光学系14の結像位置には、撮
像手段としてCOD等の固体撮像索子15が配設されて
いる。この固体撮像素子15は、少なくとも赤外光に感
度を有している。前記固体wjL像素子15の出力信号
は、前記挿入部10及びケーブル4内に挿通された信号
線16を介して前記制御装置6内の映像信号処理回路2
8に入力され、映像信号に変換された後、モニタ7に入
力され、このモニタ7によって観察像が表示されるよう
になっている。
一方、前記制御装置6内の光源装@5は、光−源18を
有し、この光源18から発せられる光は、反射119で
集光され、フィルタ20を通って、可撓性のファイババ
ンドルで形成されたライトガイド21に入射されるよう
になっている。このライトガイド21は、前記ケーブル
4及び挿入部10内に挿通されており、このライトガイ
ド21に入射された照明光は、前記先端部13において
、このライトガイド21の出DAEから出射され、被写
体に照射されるようになっている。
尚、前記光源18としては、キセノンランプ。
ハロゲンランプ、ストロボランプ等が用いられ、発する
光の波長領域は、紫外線領域、可視領域。
赤外線領域のいずれか一種あるいは二種の領域でも良い
し、またはすべての領域であっても良い。
また、前記フィルタ20は、赤外カットフィルタ等であ
り、観察する波長領域に応じて適宜選択される。
また、前記外部光源装置3は、光源23を有し、この光
源23から発せられる光は、フィルタ24を通って、人
体12の体表面25に照射されるようになっている。そ
して、この体表面25に照射された照明光による体内組
織の投影像が前記電子内視1i2の固体撮像素子15に
よって撮像されるようになっている。
尚、前記光源23としては、キセノンランプ。
ハロゲンランプ、ストロボランプ等が用いられ、発する
光の波長領域は、少なくとも赤外線領域を含んでいる。
また、前記フィルタ24は、赤外透過フィルタあるいは
赤外領域と可視の一部の領域を透過するフィルタ、赤外
の特定の領域を透過するフィルタ、700nm 〜11
000nの赤外光を透過すると共に、熱になる1100
0n以上の赤外光をカットする熱線カットフィルタ等、
少なくとも赤外光を透過するフィルタであり、観察する
波長領域に応じて適宜選択される。
前記外部光源装E3は、例えば、支持台31に、自在ア
ーム32を介して吊設されており、人体12に対する位
置を調節できるようになっている。
以上のような構成の本実施例では、体内照明のための光
源装置5から発せられ、フィルタ20を通った、例えば
可視領域の照明光は、ライトガイド21の出射端から体
腔内部12aの観察部位に照射される。そして、この照
明光による観察部位からの反射光が結像光学系14を通
って固体撮像索子15で受光され、観察部位の表面の例
えば可視光による反射像が、観察される。
一方、外部光源装置3から発せられた少なくとも赤外光
を含む照明光は、体表面25に照射され、生体4[織を
透過して、体腔内部12aに達する。
そして、この照明光による生体組織の投影像が少なくと
も赤外光に感度を有する固体撮像素子15によって撮像
さ°れる。
尚、体内照明による反射像と体外照明による投影像とは
、同時に観察することも可能であるし、照明光を体外ま
たは体内の一方とすることにより、一方の像のみを観察
することも可能である。
このように、本実施例では、体外からの照明光が、少な
くとも生体内を透過しやすい赤外光を含んでいる。従っ
て、十分な光量の赤外光が生体を透過するので、この赤
外光を受光して撮像することによって、容易に組織内部
を観察することができる。
また、体外照明光に赤外光を用いることにより、外部光
源装置3の光源23を小型、軽量、低消費電力化するこ
とができる。
また、血液中のヘモグロビンによって赤外光が吸収され
るので、体外照明光に赤外光を用いることにより、血液
の量あるいは有無の差異によって粘膜内の血管の走行状
況や腫瘍等を、可視光での観察に比べて容易に観察する
ことができる。
第3図は本発明の第2実旅例における電子内視鏡を示す
説明図である。
本実施例は、挿入部10の先端部13に集光レンズ34
を設け、この集光レンズ34の集光側に赤外線検知素子
35を設けたものである。この赤外線検知素子35の出
力信号は、挿入部10及びケーブル4内に挿通された信
号線36を介して制御装置6に接続され、この制御装置
6に設けられた光量検知回路38によって前記赤外線検
知索子35に入射した赤外線の光量を検出できるように
なっている。
本実施例によれば、前記赤外線検知素子35に入射した
赤外線の光量によって、外部光源装置3とに位置関係を
知ることができる。従って、前記赤外線検知素子35に
入射する赤外線の光りが大きくなるように先端部13と
外部光源装@3の位置を調節することによって、効率良
く照明することができる。
第4図は本発明の第3実施例を説明−するための生体組
織の分光透過特性を示す説明図である。
本実施例は、例えば第1実施例または第2実施例にお番
ノるフィルタ24として、約600nm以上の赤から近
赤外光を透過する透過特性を有するものを用いることに
よって、体外照明光を、約6QQnm以上の赤から近赤
外光の光としたものである。
第4図に示すように、生体組織は、約600nm以上の
波長領域において、透過率が非常に高く、且つ、血液中
のヘモグロビン等の人体における色素においても、−殻
内に約600nm以上の赤から近赤外光は透過率が高い
ため、通常の可視光を用いる場合に比べて、透′A像の
観察を容易に行うことができる。
尚、本実施例において、体外照明光の波長領域は、約6
00nm以上であれば良く、例えば、600〜780n
mや、600〜700nmの可視領域の赤色光でも良い
その他の構成1作用及び効果は、第1実施例または第2
実施例と同様である。
第5図及び第6図は本発明の第4実施例に係り、第5図
は内視鏡装置の構成を示す説明図、第6図は内視鏡の先
端部を示す説明図である。
本実施例では、内視鏡(ファイバスコープ)41の挿入
部10内に、可撓性のファイババンドルで形成されたイ
メージガイド42が挿通され、このイメージガイド42
の先端面は、先端部13に配設された結像光学系14の
結像位置に配置されている。そして、このイメージガイ
ド42の先端面に結像された観察像は、このイメージガ
イド42によって操作部11に導かれ、この操作部11
の後端に連設された接眼レンズ等からなる接眼部43で
観察されるようになっている。
また、前記接眼部43には、撮像手段として少なくとも
赤外光に感度を右するテレビカメラ44が接続されてい
る。このテレビカメラ44の出力信号は、映像信号処理
装置45に入力され、映像信号に変換された後、モニタ
7に入力され、このモニタ7によって観察像が表示され
るようになっている。尚、挿入部10が硬性の場合には
、像伝達手段としてファイババンドルの代りに、リレー
レンズ系等を用いても良い。その他の構成は、第1実施
例と同様である。
本実施例では、光源装置5から発せられる体内照明光に
よる反射像及び外部光源装置3から発せられる体外照明
光による体内組織の投影像が結像光学系14によってイ
メージガイド42の先端面に結像される。そして、この
観察像は、イメージガイド42によって操作部11に導
かれ、テレビカメラ44によって11a像され、モニタ
7に表示される。
尚、可視領域での観察の際には、前記接眼部43から肉
眼で直接観察しても良い。
その他の作用及び効果は、第1実施例と同様である。
第7図及び第8図は本発明の第5実施例に係り、第7図
は内視鏡装置の構成を、示づ゛説明図、第8図は内視鏡
の先端部を示す断面図である。
本実施例は、第4実施例と同様に、ファイバスコープ4
1の接眼部43に、テレビカメラ70を接続した例であ
る。
前記ファイバスコープ41の先端部13は、例えば、第
8図に示すように構成されている。
すなわち、先端部13には、生体組織に対する処置を行
う処置具が挿通される処置具チャンネル61と、生体組
織を体内から照明するためのライトガイド62と、この
ライトガイド62の先端側に連設された配光レンズ63
と、対物レンズ系64と、この対物レンズ系64によっ
て結像された観察部位における゛光学画像を接眼部43
に伝達するイメージガイド65と、前記対物レンズ系6
4に付着した付着物を洗浄するノズル66とを備えてい
る。
前記処置具チャンネル61は、操作部11に設けられた
挿入口67に連通されている。また、前記ライトガイド
62は、挿入部12.操作部11及びケーブル4内に挿
通されて、光源装置6に接続されるコネクタまで延設さ
れている。また、前記イメージガイド65は、前記接眼
部43まで延設され、この接眼部43は、前記イメージ
ガイド65の後端面に対向する接眼レンズ49を有して
いる。そして、この接眼部43から、前記イメージガイ
ド65によって伝達された光学画像を観察できるように
なっている。また、前記ノズル66には、挿入部12内
に設けられた送気送水チャンネル68が連設されている
前記テレビカメラ70は、前記接眼部43からの光を集
光し光学像とする結像レンズ71と、この結像レンズ7
1の結像位置に配設され、光学像を光電変換し、映像信
号とづる固体撮像素子72と、前記結像レンズ71と固
体撮像素子72との間に配設され、光路を2分割するプ
リズム73と、このプリズム73によって分割された光
路上に配設され、前記固体撮像素子72における露出レ
ベルを検出する受光素子74とを備えている。
前記固体U+>機素子72の出力信号は、ビデオプロセ
ッサ76に入力され、波形整形、γ補正、ホワイトバラ
ンス等の信号処理が行われるようになっている。そして
、このビデオプロセッサ76から出力される映像信号が
、モニタ7に入力され、観察像が表示されるようになっ
ている。また、前記ビデオプロセッサ76からの映像信
号は、ビデオテープレコーダ(VTR)77に入力され
、観察像を記録できるようになっている。
一方、前記受光素子74の出力信号は、光源装置6内に
設けられた制御回路78に入力されるようになっている
。この制御回路78は、前記受光素子74の出力に基づ
いて、体内照明用の光源18と体外照明用の光源23の
光量を制御するようになっている。
本実施例によれば、テレビカメラ70内に設けられた受
光素子74によって固体撮像素子72における露出レベ
ルを検出し、この受光素子74の出力に基づいて、体内
照明用の光源18と体外照明用の光源23の光量を制御
できるので、例えば、固体撮像素子72に入射する光量
を略一定にJることができ゛る。
ぞの他の構成2作用及び効果は、第4実施例と同様であ
る。
第9図は本発明の第6実施例の内視鏡装置の構成を示す
説明図である。
本実施例は、第5実施例に示されるものと同様のファイ
バスコープ41の接眼部43に、スチールカメラ80を
接続した例である。
前記スチールカメラ80は、前記接眼部43からの光を
集光し光学像とする結像レンズ81と、この結像レンズ
81の結像位置に配設され、光学像を記録するフィルム
82と、前記結像レンズ81とフィルム82との聞に配
設され、光路を2分割するプリズム83と、このプリズ
ム83によって分割された光路上に配設され、前記フィ
ルム827における露出レベルを検出する受光素子84
とを備えている。前記フィルム82は、可視光及び赤外
光に感度を有するものでも良いし、可視光のみに感度を
右するものでも良い、また、必要に応じて、可視光に感
度を有するフィルムと赤外光に感度を右づるフィルムと
を交換して[しても良い。
前記受光素子84の出力信号は、光源装置6内に設けら
れた制御回路78に入力されるようになっている。この
制御回路78は、前記受光素子84の出力に基づいて、
体内照明用の光源18と体外照明用の光源23の光量を
制御するようになっている。尚、本実施例では、前記受
光素子84は、前記ファイバスコープ41の接眼部43
において、ファイバスコープ41の接眼部43からケー
ブル4のコネクタまで延設された信号線86に接続され
、この信号線86を介して、前記制御回路78に接続さ
れるようになっている。
本実施例によれば、容易に組織内部の透過像を写真撮影
することができる。
その他の構成1作用及び効果は、第5実施例と同様であ
る。
第10図及び第11図は本発明の第7実施例に係り、第
10図は内視鏡装置の構成を示す説明図、第11図は内
視鏡の先端部を示す説明図である。
本実施例では、第11図に示すように、内視鏡46の先
端部13に配設された結像光学系14の結像位置に、撮
像手段として赤外線フィルム等の少なくとも赤外光に感
度を有するフィルム47が配設され、このフィルム47
に観察像が記録されるようになっている。また、前記内
視1’i46の操作部11には、シャッタ操作を行うレ
リーズレバ−49が設けられている。
尚、前記内視鏡46は、第10図に示すように、結像光
学系及びイメージガイドによって伝達された観察像を接
眼部43で観察できるものであっても良いし、前記フィ
ルム47への記録のみが可能なものであっても良い。
その他の構成9作用及び効果は、第1実施例と同様であ
る。
第12図は本発明の第8実施例における内視鏡の先端部
を示J説明図である。
本実施例は、第7実施例と同様に、内視鏡の先端部13
に設けられたフィルムによって、被写体像を記録できる
ようにしたものである。
本実施例の内視鏡は、先端部13に、生体組織を体内か
ら照明するためのランプ91と、このランプ91から出
射された光を拡散して生体組織に照射させるレンズ92
と、前記ランプ91による体内照明光及び体外光源23
による体外照明光による被写体像を集光するレンズ93
と、このレンズ93からの光路を2分割するプリズム9
4とを備えている。前記プリズム94によって分割され
た一方の光路上には、結像レンズ95が配設され、この
結像レンズ95の結像位置には、挿入部10内に挿通さ
れたイメージガイド96の先端面が配置されている。こ
のイメージガイド96は、図示しない接眼部まで延設さ
れ、この接眼部に被写体像を伝達するようになっている
一方、前記プリズム94によって分割された他方の光路
上には、結像レンズ97が配設され、この結像レンズ9
7の結像位置に、被写体像を記録するフィルム98が配
設されている。
また、前記先端部13には、前記挿入部10内に形成さ
れた送気送水チ1/ンネルに接続され、前記レンズ92
.93側に向けて開口するノズル99が設けられている
。そして、このノズル99から洗浄水を吹き出させるこ
とにより、レンズ92゜93の表面の付着物を除去して
洗浄できるようになっている。
その他の構成1作用及び効果は、第1実施例と同様であ
る。
第13図は本発明の第9実施例の内視鏡装置の構成を示
1説明図である。
本実施例は、電子内視鏡2の操作部11またはぞの近傍
に、外部光源装置3の光源23の光i)を調節する光量
調節手段51を設けたものであり、その他の構成は第1
実施例と同様である。
体外照明光による体内組織の投影像を観察する場合、観
察部位によって光の透過率が異なるため、前記光源23
の光量を一定にしても、透過光量は一定にならず、観察
上不具合が生じる場合がある。
本実施例によれば、観察部位に応じて前記光源23の光
量を調節できるので、固体撮像素子15に入射する光量
を略一定にすることが可能になる。
尚、本実施例において、電子内視鏡2の代りに、第4実
施例ないし第6実施例のようにファイバスコープ41の
接眼部43にテレビカメラやスチールカメラを接続した
ものや、第7実施例、第8実施例のように先端部13に
フィルムを設けた内視鏡等を用いても良い。
第14図は本発明の第10実施例の内視鏡装置の構成を
示ず′説明図である。
本実施例では、制御装置6内に、体内照明のための光源
装置52.映像信号処理回路53の他に、光量検知回路
54が設けられている。この光量検知回路54は、前記
映像信号処理回路53の出力から、電子内視鏡2の視野
内の光量を検知するようになっている。前記光量検知回
路54で検知された光量は、比較回路55で、所定の値
と比較され、この比較回路55の出力に基づいて、光量
制御回路56によって、前記電子内視鏡2の視野内の光
量が略一定になるように、外部光源装置3の光源23の
光量が制御されるようになっている。
その他の構成は、第1実施例と同様である。
本実施例によれば、固体撮像素子15に入射する光量を
自動的に略一定にすることができる。例えば、体外照明
のみの場合には、体外照明による赤外線等の光量を自動
的に略一定にすることができる。
尚、本実施例において、電子内視鏡2の代りに、第4実
施例ないし第6実施例のようにファイバスコープ41の
接眼部43にテレビカメラやスチールカメラを接続した
ものや、第7実施例、第8実施例のように先端部13に
フィルムを設けた内視鏡等を用いても良い。
第15図は本発明の第11実施例の内視鏡装置の構成を
示す説明図である。
本実施例は、第3図に示す第2実施例のように、先端部
13に赤外線検知素子35を設け、この赤外線検知素子
35の出力を前記光量検知回路54に入力し、前記赤外
線検知素子35が受光した赤外線の光量に基づいて、前
記光源23の光量を制御するようにしたものである。そ
の他の構成は、第10実施例と同様である。
本実施例によれば、例えばフィルタ20.24によって
、体内照明光を可視光、体外照明光を赤外光とすると、
体内照明光とは独立に体外照明光による光量を略一定に
することができる。尚、逆に、体内照明光を赤外光、体
外照明光を可視光として観察することも可能であり、こ
の場合は、可視光の光量を検知することによって、体外
照明光の光量を制御することができる。
第16図は本発明のM12実施例の内視鏡装置の構成を
示す説明図である。
本実施例は、第7実施例と同様に、内視鏡46の先端部
13に設けられたフィルムによって、被写体像を記録で
きるようにしたものである。
本実施例では、内視鏡46の操作部11に、2つのレリ
ーズボタン101.102が設けられている。また、光
yfA装置5内には、体内照明用の光f!18の光量を
制御すると共に、体外照明用の光源23をフラッシュ発
光可能に光1制御する光量制御回路104が設けられて
いる。この光量υIm1回路104には、前記レリーズ
ボタン102からのレリーズ信号が入力されるようにな
っている。
そして、一方のレリーズボタン101を押すと、その時
の照明状態にお番ノる被写体像が蹟影されるようになっ
ている。また、他方のレリーズボタン102を押ずと、
このレリーズボタン102からのレリーズ信号が、前記
光量制御回路104に入力され、この光量制御回路10
4は、体外照明用光源23をフラッシュ発光し、より明
るい体外照明光による被写体像がR影されるようになっ
ている。
本実施例によれば、必要に応じて、体外照明用の光源2
3をフラッシュ発光させることにより、透過像の比率の
増した被写体像を容易に撮影することができる。
その他の構成1作用及び効果は、第7実施例と同様であ
る。
第17図は本発明の第13実施例の内視鏡装置の構成を
示す説明図である。
本実施例は、透過像を得るために、腹腔内から生体組織
を照明するようにした例である。
第17図に示すように、本実施例では、人体12内に挿
入されて、体腔内臓器12bを観察する第1の内視鏡1
10と、腹腔内臓器を外側から照明光照射及び観察を行
う第2の内祝11120とを備えている。
前記第1の内祝ff1110は、第1実施例における電
子内視鏡2と同様に、細長で可撓性の挿入部111と、
この挿入部111後端に連設された操作部112と、こ
の操作部112から延設され、第1図に示すような制御
装置6に接続されるユニバーサルコード113とを備え
ている。前記挿入部11の先端部114には、結像光学
系115と、この結像光学系115の結像位置に配設さ
れ、可視光及び赤外光に感度を有する固体撮像素子11
6とが設けられている。前記固体撮像素子116には、
信号線117が接続され、この信号線117は、前記挿
入部111.操作部112.及びユニバーサルコード1
13内に挿通されて前記制御装置6内の映像信号処理回
路28に接続されるようになっている。また、前記先端
部114には、配光レンズ118が設けられ、この配光
レンズ121の後端側に、ライトガイド119が連設さ
れている。このライトガイド119は、前記挿入部11
1、操作部112.及びユニバーサルコード113内に
挿通されて前記制御装置6内の光源装置5に接続される
ようになっている。
一方、体表面25には、小さな穿刺孔を形成し、この穿
刺孔より、腹腔内に挿入されるトラカール等の医療用管
122が穿刺されている。そして、この医療用管122
のトラカール外套管123の貞通孔124を通して、前
記第2の内視鏡120が挿入されている。この第2の内
視鏡は、例えば可撓性の挿入部125と、この挿入部1
25後端に連設された操作部126と、この操作部12
6から延設されたライトガイドケーブル127とを備え
ている。前記ライトガイドケーブル127の先端部には
、光源ユニット130のコネクタ受けに着脱自在に接続
されるコネクタ128が設けられている。また、前記操
作部126の後端部には、接眼部129が設けられてい
る。前記挿入部125の先端部には、対物レンズ131
と配光レンズ132とが設けられている。前記対物レン
ズ131の結像位置には、イメージガイド133の先端
面が配置されている。このイメージガイド133は、挿
入部125内に挿通されて、前記接眼部129まで延設
されている。この接眼部129は、前記イメージガイド
13の後端面に対向する接眼レンズ134を有し、前記
イメージガイド133によって伝達された像を、前記接
眼部129から接眼レンズ134を通して観察できるよ
うになっている。また、前記配光レンズ132の後端側
には、ライトガイド135が連設され、このライトガイ
ド135は、前記挿入部125.操作部126、ライト
ガイドケーブル127内に挿通されて、前記コネクタ1
28に接続されている。前記光源ユニット130は、ラ
ンプ137を有し、このランプ137から出射された光
が、集光レンズ138で集光されて、前記ライトガイド
135の入射端に入射するようになっている。尚、前記
ランプ137は、赤外領域を含む光を出射するようにな
っている。また、前記第2の内pA鏡120の挿入部1
25の先端側には、湾曲可能な湾曲部が設けられ、操作
部126には、前記湾曲部を湾曲操作する図示しない湾
曲装置が設けられている。そして、挿入部125の先端
部の位置を変えることにより、任意の部位を照明できる
ようになっている。
本実施例では、第2の内祝11120は、医療用管12
2のトラカール外套管123の唐通孔1244を通して
、腹腔内に挿入される。光源ユニット130内のランプ
137から出射された照明光は、前記第2の内視鏡12
0のコネクタ128゜ライトガイド135.配光レンズ
132を介して、挿入部125の先端部から出射され、
体腔内臓器に外側から照射される。この照明光は、前述
したように、少なくとも赤外領域の光を含んでいる。
この照明光による生体組織の透過像は、前記第1の内視
鏡110の固体撮像素子116によって撮像され、図示
しないモニタに表示される。赤外光は、粘膜肉組織の透
過特性に優れ、且つ血管内を流れる血液には吸収されや
すいことが報告されている。従って、第2の内?!1f
l120により照明し、第1の内視鏡110により観察
することにより、血管の走行状態等が、赤外領域の透過
像により、詳細に観察される。
また、本実施例によれば、透過像を観察したい部位に、
より近くから照明光を照射できるので、良好な透過像を
得ることができる。
尚、前記第1の内視vA110から出射される照明光に
よって、この第1の内視11110により反射像を観察
できることはいうまでもない。
尚、体腔内臓器を外側から照明する第2の内視鏡120
は、挿入部が可撓性を有する軟性内1A鏡でも良いし、
挿入部が硬性の光学視管でも良い。
また、本実施例では、第2の内視鏡120は、観察手段
として、イメ・−ジガイド133により像を接眼部12
9まで伝達し、この接眼部129から観察するものであ
るが、先端部または操作部に固体撮像素子を設けた電子
内視鏡でも良い。また、体腔内に挿入して、臓器外側か
らの照明光による透過像を観察する第1の内視!!11
10は、本実施例では、電子内視鏡であるが、ファイバ
スコープ等であっても良い。
また、第2の内視鏡の代わりに、光学コント。
ライトガイドファイバ等の光導体のみを、医療用管12
2を介して、体腔内に挿入して、照明するようにしても
良い。
尚、上記第1ないし第13実施例において、撮像手段と
しては、固体撮像素子を用いたものでは、照明光をR(
赤)、G(緑)、B(青)やR,W(白)、B等に順次
切換える面順次方式や、固体撮像素子の前面にカラーフ
ィルタを被着した同時方式等によってカラー画像を得る
ものでも良い。
また、テレビカメラや赤外線フィルム等を組合せたもの
であっても良い。また、体内照明のための光源装置5や
ライトガイド等が設けられていないものであっても良い
第18図は本発明の第14実施例の内視鏡装置の構成を
示す説明図である。
本実施例の内視鏡装置は、体外から生体内を照明づる体
外照明装置141を備えている。この体外照明装置14
1は、コントロール部142と、このコント0−ル部1
42に連設された伸縮機構143と、この伸縮機構14
3に連設され、複数の関節部144a、144b及びこ
の関節部に連結されたアーム部145a、145bを有
する光源移動装@146と、この光源移動装置146の
先端部に設けられ、複数の照明用ランプ147a。
147b、147cを有する光源148とを備えている
。前記光源148は、前記コントロール部142に電気
的に接続されている。
また、被検者150を載せる検査台151には、その底
部に、照明用ランプ152が上側を向いて設けられてお
り、このランプ152に対向する検査台151の上面部
は、前記ランプ152が出射する光を透過する透光部材
153で構成されている。前記照明用ランプ152は、
前記コントロール部142に電気的に接続されている。
このコントロール部142は、前記光源148の各ラン
プ147a、147b、147c及び前記ランプ152
の点灯及び光量制御するようになっている。
検査時には、前記検査台151上で、被検者150が仰
臥等の検査***をとり、体腔内に、第1実施例に示され
る電子内視鏡2の挿入部10が挿入される。この電子内
視鏡2は、映像信号処理回路28及び光源装置5が内蔵
された制御装置6に接続されている。
その他の構成は、第1実施例と同様である。
本実施例では、体外照明装置141は、コントロール部
142を操作することにより、光源148及びランプ1
52を点灯操作するようになっている。前記光源148
の各ランプ147a、147b、147Cから出射され
た光は、生体内を透過し、体内臓器粘膜下の血管等の透
過像が、内祝#12の先端部に設けられた結像光学系1
4によって固体撮像素子15上に結像され、画像される
そして、この固体撮像素子15の出力信号が、制t11
+装置6内の映像信号処理回路28で信号処理された、
モニタ7に透過像が表示される。
この透過像の観察に際しては、より診断に適した画像を
得る為には、効率の良い方向からの照明が必要である。
そのために、本実施例では、コントロール部142と光
源148の間には、伸縮機構143及び光源移動手段1
46が設けてあり、施術者は、この伸縮機構143及び
光源移動手段146を適宜操作することにより、所望と
する位置から、生体内を照明し、観察することができる
また、被検者150が仰臥しているときに、背面からの
照明が必要になったときは、検査台151に設けられた
照明ランプ152を点灯して、検査台151の上面の透
過部材153を透過させて生体に照射させ、生体内を照
明することかできる。
尚、体外照明装置141により、体外から生体内を照明
する場合は、上述したように、適宜照明距離や角度を変
えられるわけであるが、照明光量の調整は、コントロー
ル部142の操作により、光源148の点灯させるラン
プの数を制御しても良い。また、光源148に設けられ
たランプ147a、147b、147cは、可視光に限
らず、可視光、赤外光、紫外光の少なくともいずれか1
つを発するものであれば良い。
尚、体外照明装置141は、伸縮機構143と光源移動
手段146のいずれか一方を備えたものであっても良い
第19図は本発明の第15実施例の内視鏡装置の構成を
示す説明図である。
本実施例の内視鏡装置では、体外照明装@161は、コ
ントロール部142と、検査台151に例えば着脱自在
に取付けられ、被検者150を囲うアーチ状の本体16
2とを備えている。この本体162の内周部には、内側
すなわち被検者150側に向けられた複数の照明ランプ
163a、163b、・・・が、アーチ状の本体162
の円周方向に沿って適宜の間隔を開けて設けられ、これ
ら照明ランプ163a、163b、 ・・・が、被検者
150を囲うようになっている。これら照明ランプ16
3a、163b、・・・は、前記コントロール部142
に電気的に接続されている。そして、このコントロール
部142を操作することにより、前記ランプ163a、
163b、・・・が、点灯及び光間制御されるようにな
っている。
また、前記検査台151には、第14実施例と同様に、
照明用ランプ152が上側を向いて段シブられている。
被検者150の体腔内から観察する内?!鏡2等の、そ
の他の構成は、第14実施例と同様である。
本実施例では、体外照明装@161の本体162は、被
検者150の略半周をカバーし、その内周部に、複数の
ランプ163a、163b、・・・が設けられているの
で、術者は、コントロール部142を制御することによ
り、ランプ163a、163b、・・・のうノ5、術名
の所望とする位置にある一つまたは複数のランプを点灯
し、効率の良い方向からの照明が可能になる。また、コ
ントロール部142の操作により、発光量も変えること
ができる。
その他の作用及び効果は、第14実施例と同様である。
尚、本体162に設けられたランプ163a。
163b、・・・は、可視光に限らず、可視光、赤外光
、紫外光の少なくともいずれか1つを発するものであれ
ば良い。
尚、上記第14及び第15実施例にJ3いて、観察手段
は、挿入部10の先端部に設けた固体撮像素子15に限
らず、第4実施例ないし第6実施例のように、ファイバ
スコープの接眼部より観察したり、この接眼部に接続し
たテレビカメラで観察したり、スチールカメラで撮影し
たりするものでも良いし、あるいは、第7または第8実
施例のよに、挿入部の先端部に設けたフィルムに記録す
るものであっても良い。
第20図ないし第23図は本発明の第16実施例に係り
、第20図は内視1を装置の構成を示す説明図、第21
図は内視鏡の先端部を示す説明図、第22図(A>は体
内照明光の発光タイミングを示すタイミングチャート、
第22図(B)は体外照明光の発光タイミングを示すタ
イミングチャート、第23図は体内照明光と体外照明光
との受光レベルの変化を示寸説明図である。
第20図に示すように、内視鏡装置201は、電子内視
vL202と、この電子内視鏡202に体外から照明光
を与える体外照明用光源203と、前記電子内視鏡20
2にケーブル204を介して接続された制御装置205
と、この制御装置205に接続された表示手段としての
モニタ206とで構成されている。
前配電子内視鏡202は、細長の挿入部207と、この
挿入部207の後端に連設された太径の操作部208と
で構成されている。前記挿入部207は、軟性でも硬性
でも良く、口腔等から人体209の体腔内部209aに
挿入できるようになっている。この挿入部207の先端
部210には、第21図に示すように、対物レンズ等か
らなる結像光学系211が設けられ、この結像光学系2
11の結像位置には、撮像手段としてCOD等の固体撮
像素子212が配設されている。この固体撮像素子21
2の出力信号は、前記挿入部207及びケーブル204
内に挿通された信号線213を介して前記制御装置20
5内の信号レベル検出回路215に入力され、この信号
レベル検出回路215を経て、映像信号処理回路216
に入力される。そして、この映像信号処理回路216で
、波形整形、γ補正、マトリクス処理、ホワイトバラン
ス等の信号処理が施された後、例えばNTSC方式の映
像信号に変換された後、モニタ206に入力され、この
モニタ206によって観察像が表示されるようになって
いる。
前記制御装@205には、体内照明用光源217が設け
られ、この体内照明用光源217から発けられる光は、
集光されて可撓性のファイババンドルで形成されたライ
トガイド218に入射されるようになっている。このラ
イトガイド218は、前記ケーブル204及び挿入部2
07内に挿通されており、このライトガイド218に入
射された体内照明光は、前記先端部210において、こ
のライトガイド218の出−射端から出射され、配光レ
ンズ219を通って、被写体に照射されるにうになって
いる。そして、この体内照明光による観察部位からの反
射光が結像光学系211を通って固体撮像素子212で
受光され、観察部位の反則像が観察されるようになって
いる。
尚、前記体内照明用光源217としては、キセノンラン
プ、ハロゲンランプ、ストロボランプ等が用いられ、発
する光の波長領域は、紫外領域。
可視領域、赤外領域のいずれか一種あるいは二種でも良
いし、またはすべての領域であっても良く、観察する波
長領域に応じて適宜選択される。
一方、前記体外照明用光源203から発せられる光は、
人体209の体表面220に照射されるようになってい
る。そして、この体表面220に照射された体外照明光
は、生体組織を透過して体腔内部209aに達し、この
体外照明光による生体組織の透過像が前記固体撮像素子
212で撮像されるようになっている。
尚、前記体外照明用光源203としては、前記体内照明
用光源217と同様、キセノンランプ。
ハロゲンランプ、ストロボランプ等が用いられ、発する
光の波長領域は、紫外領域、可視領域、赤外領域のいず
れか一種あるいは二種でも良いし、またはすべての領域
であっても良く、観察する波長領域に応じて適宜選択さ
れる。
本実施例では、前記信号レベル検出回路215によって
、前記固体撮像索子212の出力信号から、体内照明に
よる反射像と体外照明による透過像の信号のレベル及び
その比が検出され、この信号のレベルの比から前記反射
像と透過像の比率が検出されるようになっている。この
信号レベル検出回路215によって検出された反OA像
と透過像の比率は、比率設定回路221及び露光Q制9
11回路222からなるコントロール部223に入力さ
れる。このコントロール部223では、前記信号レベル
検出回路215で検出された反射像と透過像の比率が、
前記比率設定回路221で設定された比率と比較される
。そして、前記露光量制御回路222によって、fif
f記反射像と透過像の比率が前記比率設定回路221で
設定された比率となるように、前記体外照明用光源20
3及び体内照明用光源217の発光レベルが制御される
ようになっている。
尚、反射像と透過像の比率は、例えば、次のようにして
検出される。すなわち、第22図(A>及び第22図(
B)に示すように、体外照明月光源203と、体内照明
用光源217とを交互に発光させ、この発光のタイミン
グで固体撮像素子212からの信号を分割して体内照明
光によるものと体外照明光によるものとの二種の信号レ
ベルを検出することにより、体内照明による反射像と体
外照明による透過像の信号のレベルの比が検出される。
また、前記コントロール部223は、比率設定回路22
1での比率の設定の仕方によって、第23図に示すよう
に体内照明光による露光量と体内照明光による露光量と
の比率を変化させたり、体内照明光による露光量と体外
照明光による露光量との比率を所定の比率に保持したり
、第22図(A>及び第22図(B)に示すように体内
照明光と体外照明光を切換え、各々による露光♀を制御
したりする。
尚、前記コントロール部223は、手動によって体内照
明光による露光量と体外照明光による露光量との比率を
変化させることができるものであっても良いし、自動的
に上記動作を行なうものであっても°良い。
以上のような構成の本実施例では、体内照明用光源21
7からyi!ゼられた光は、ライトガイド218によっ
て体腔内部209aに導かれ、このライトガイド218
の出射端から出射され、配光レンズ219を通って体腔
内部209aの観察部位に照射される。この体内照明光
による観察部位からの反射光は、結像光学系211を通
って固体撮像素子212で受光され、観察部位の表面の
反射像が観察される。この反射像からは、観察部位の表
面の微細な凹凸や微妙な色差等の情報が1qられる。
一方、体外照明用光源203から発せられた光は、体表
面220に照射され、生体組織を透過して、体腔内部2
09aに達する。そして、この体外照明光による生体組
織の透過像が前記固体撮像素子212によって撮像され
る。この透過像からは、粘膜下の血管の走行状況や腫瘍
の浸潤範囲等の情報が得られる。尚、前記体外照明光と
しては、生体を透過しやすい赤外光を用いることにより
、観察が容易になる。
また、前記固体撮像素子212の出力信号から、信号レ
ベル検出回路215によって、体内照明ににる反射像と
体外照明による透過像の比率が検出される。そして、コ
ントロール部223の露光量制御回路222によって、
前記反射像と透過像の比率が比率設定回路221で設定
された比率となるように、体外照明用光源203及び体
内照明用光源217の発光レベルが制御される。
本実施例によれば、例えば、前記コントロール部223
によって、体内照明光による露光量と体内照明光による
露光量との比率を変化させることによって、観察部位や
観察目的に最適な比率にて反射像と透過像の観察が可能
になり、例えば、同一部位の表面状態に対する粘膜下の
血管の走行状況や内部変化等を把握することが可能にな
る。また、例えば、第23図に示すように、体内照明光
による露光量と体外照明光による露光量との比率を徐々
に変化させることにより、同一部位を複数の異なる比率
の反射像と透過像の合成像で観察することができ、観察
部位や観察目的に最適な比率を求めることが容易になる
。例えば、第23図において、体内照明光による露光量
と体外照明光による露光量との比率を1秒の間で徐々に
変化させ、1フレーム毎に記録すると、反射像と透過像
の比率の異なる約30種の像が得られる。
また、前記コントロール部223によって、体内照明光
による露光量と体外照明光による露光量との比率を所定
の比率、例えば観察部位や観察目的に最適な比率に保持
するように制御することによって、例えば、同一の比率
で異なる部位を観察して、部位間の変化を検出すること
ができる。
また、前記コントロール部223によって、体内照明光
と体外照明光とを切換えるように制御することによって
、観察部位や観察目的に応じて反射像と透過像を選択す
ることができ、例えば、反射像にて観察部位の表面の微
細な凹凸や微妙な色差等の情報を得た後、透過像にて粘
膜下の血管の走行状況や腫瘍の浸潤範囲等の情報を得る
ことが可能となる。
また、本実施例によれば、1系統の信号レベル検出回路
215で反射像と透過像の比率を検出できるので、制御
装置205を小型、軽量化できると共に、体内照明光と
体外照明光とを個別に制御可能であり、精度が高い。
第24図は本発明の第17実施例における固体撮像素子
を示す説明図である。
本実施例では、固体撮像素子212の受光面の一部に体
外照明光または体内照明光の露光岱を検出するための検
出部212aを設けている。そして、例えば、体外照明
光を生体を透過しやすい近赤外光とし、体内照明光を可
視光または紫外光とし、前記検出部212aの前面に赤
外カットフィルタまたは可視カットフィルタを被着して
、この検出部212aで体外照明光と体内照明光の一方
のみを受光するようになっている。前記検出部212a
の出力からは、信号レベル検出回路215で体外照明光
または体内照明光の受光レベルが検出される。一方、前
記固体撮像素子212の検出部212a以外の受光面か
らの出力からは、前記信号レベル検出回路215で体外
照明光及び体内照明光の全受光レベルが検出される。イ
して、体外照明光または体内照明光の受光レベルと全受
光レベルの比から、体外照明光と体内照明光の比が検出
される。その他の構成は、第16実施例と同様である。
本実施例によれば、体外照明光と体内照明光を連続して
発光させた状態で、反射像と透過像の比率を制御するこ
とができる。
第25図は本発明の第18実施例の内視鏡装置の構成を
示すブロック図である。
本実施例における制御装置230は、体内照明用光源2
17と、生体内に挿入される内視鏡202の出力信号を
、波形整形、γ補正、及びNTSC信号へのエンコード
等の信号処理を行う映像信号処理回路216と、この映
像信号処理回路216の出力信号から、体外からの透過
光の光量を検出する体外照明光量検出回路231と、体
内照明による反射光量を検出する体内照明光量検出回路
232と、前記体外照明光量検出回路231及び体内照
明光量検出回路232の出力信号から、体外照明光量と
体内照明光量の比率を検出する比率検出回路233と、
この比率検出回路233で検出された比率に基づいて、
体内照明用光源217の光量を制御する制御回路234
と、前記比率検出回路233で検出された比率に基づい
て、体外照明用光源203の光量を制御する制御回路2
35とを備えている。
尚、本実施例では、前記体外照明用光源203の前面に
は、例えば赤外光等所望の波長領域の光を透過するフィ
ルタ237が設けられている。
その他の構成は、第16実施例と同様である。
本実施例では、人体209の体腔209a内に、内視鏡
202の挿入部207を挿入し、体内照明用光源217
にて体腔209a内を落射照明し、一方、体外照明用光
源203にて、体外から生体の観察部位を透過照明する
。両光源217.203にて体外及び体内から照明され
たl察部位の像は、前記内視&fi202の固体撮像素
子212で撮像され、この固体撮像索子212の出力信
号は、映像信号処理回路216にて、波形整形、γ補正
マトリクス処理及びホワイトバランス等の処理が行われ
た後、例えばNTSC方式の映像信号に変換される。そ
して、この映像信号が、モニタ206に入力され、この
モニタ206に観察像が表示される。
また、前記映像信号処理回路216の出力信号から、体
外照明光り検出回路231にで透過照明による光量が検
出され、体内照明光量検出回路232にて落射照明によ
る光量が検出される。この雨検出回路231.232の
出力信号から、比率検出回路233にて、各々の露光レ
ベルの比が検出される。そして、この比率検出回路23
3の出力する比率に基づいて、制御回路234及び制御
回路235にて、体内照明用光源217及び体外照明用
光源203の光61が制御される。
このように、本実施例によれば、体外からの透過照明光
量及び体内からの落射照明光量を、各々別個に制御する
ことができる。従って、透過照明による透過画像の特徴
である粘膜組織深部におシプる病変及び組織状態の観察
と、落射照明による反射画像の特徴である粘膜表面にお
ける色調及び微細な凹凸の観察とを、各々最適な露出に
制御できるので、観察能及び診断能を向上することがで
きる。
その他の作用及び効果は、第16実施例と同様である。
〜  第26図及び第27図は本発明の第19実施例に
係り、第26図は内視鏡装置の構成を示すブロック図、
第27図(A>はタイミングジェネレータの出力を示す
タイミングチャート、第27図(B)は、フリップ70
ツブの出力S1を示すタイミングチャート、第27図(
C)はフリップ70ツブの出力S2を示すタイミングチ
ャート、第27図(D)はパルス発生回路の出力を示す
タイミングチャート、第27図(E)はフリップフロッ
プの出力S1を示すタイミングチャート、第27図(F
)はフリップ70ツブの出力S2を示すタイミングチャ
ートである。
本実施例の制御装@240は、内視鏡202の固体R@
素子212を駆動するドライバ241と、前記固体撮像
素子212の出力信号を増幅するプリアンプ242と、
このプリアンプ242で増幅された信号を波形整形、γ
補正及びホワドバランス等の信号処理を行うプロヒス回
路243と、このプロセス回路243の出力信号から色
差信号を生成するマトリクス回路244と、色差信号よ
り例えばNTSC方式の映像信号に変換するエンコーダ
245とを備え、前記エンコーダ245からの映像信号
が、モニタ206に入力され、このモニタ206に観察
像が表示されるようになっている。
また、システム全体のタイミングを発生し、各回路間の
β11信号を発生するタイミングジェネレータ246が
設けられている。更に、前記タイミングジェネレータ2
46から出力される垂直同期信号をカウントするカウン
タ247と、このカウンタ247のカウント数を変更可
能なカウント設定回路248と、手動による切換信号の
タイミングにて、パルスを発生づるパルス発生回路24
9とが設けられ、前記カウンタ247からのパルス信号
と、前記パルス発生回路249からの信号とは、切換回
路258によって切換えられるスイッチ回路250によ
って、一方が選択されて、フリップ70ツブ251に入
力されるようになっている。このフリップフロップ25
1は、パルスが入力する毎に出力が反転づるようになっ
ている。
前記フリップフロップ251は、互いに逆相の2つの信
号S 1. S 2を出力し、一方の信号S1は、体外
照明用光源203の電源253を制御する制御回路25
4に入力され、他方の信号S2は、体内照明用光源装置
255を制御する制御回路256に入力され、体外照明
用光源203と体内照明用光源袋@255に対して、交
互にオン、オフの指定を行うようになっている。
その他の構成は、第16実施例と同様である。
次に、第27図(A>ないしくF)を参照して、本実施
例の動作について説明する。
人体209の体腔209a内に、内視鏡202の挿入部
207を挿入し、体内照明用光源装置255にて体腔2
09a内を落射照明し、一方、体外照明用光源203に
て、体外から生体の観察部位を透過照明する。両光源2
55.203にて体外及び体内から照明された観察部位
の像は、前記内視鏡202の固体撮像素子212でmB
Iされ、この観察像がモニタ206に表示される。
前記固体撮像素子212は、ドライバ241にて、タイ
ミングジェネレータ246に同期して駆動される。この
タイミングジェネレータ246からは、第27図(A)
に示すような垂直同期信号が出力されており、その数は
、カウンタ247にてカウントされる。ここで、前記カ
ウンタ247による分周の割合は、カウント設定回路2
48により任意に設定可能である。例えば、垂直同期信
号は、60Hzで出力されているので、1/60分周を
行えば、約1秒毎にカウンタ247から出力信号が発生
される。
また、パルス発生回路249は、マニュアル操作により
切換信号が入力された時点にて、パルスを発生ずる。ス
イッチ回路250は、flff記力lクンタ247とパ
ルス発生回路249の一方のパルスを選択的に、フリッ
プフロップ251に入力する。
前記スイッチ回路250がカウンタ247の出力を選択
しているときは、タイミングジェネレータ246から、
第27図(A>に示すように、垂直ブランキング期間に
同期した信号が、カウンタ回路247にて任意にカウン
トされ、このカウント回路247の出力が、スイッチ回
路250を介してフリップフロップ251に入力される
。このフリップ70ツブ251は、第27図(B)及び
第27図(C)に示すように、互いに逆相の2つの信号
31.32を出力し、一方の信号S 1は、体外照明用
光源203の電源253を制御する制御回路254に入
力され、他方の信号S2は、体内照明用光源装置255
を制御する制御回路256に入力され、体外照明用光源
203と体内照明用光源装置255に対して、前記カウ
ンタ247の出力に応じて、交互にオン、オフの指定を
行う。
一方、前記スイッチ回路250がパルス発生回路249
の出力を選択しているときは、手動で切換信号をパルス
発生回路249に入力すると、第27図(D)に示すよ
うなパルス発生回路249からのパルスが、前記スイッ
チ回路50を介してフリップフロップ251に入力され
る。このフリップフロップ251は、第27図(−E)
及び第27図(F)に示づように、逆相のオン、オフ信
すS 1. S 2を、制御回路254と制御回路25
6に出力し、体内照明用光gi装置255と体外照明用
光源203を、それぞれ、前記パルス発生回路249の
出力パルスのタイミングで、交互にオン。
オフする。
このように、本実施例では、スイッチ回路250にてカ
ウンタ247側を選択すると、体外からの透過照明によ
る透過画像と、体内からの落射照明による反射画像とが
、自動的に交互に観察でき、一方、前記スイッチ回路2
50にてパルス発生回路249側を選択すると、前記透
過画像と反射画像とを任意のタイミングにて切換えて観
察することができる。
その他の作用及び効果は、第16実施例と同様である。
第28図は本発明の第20実施例の内視鏡装置の構成を
示づブロック図である。
本実施例の制御装置260は、第19実施例の制ta装
置240において、更に、タイミングジェネレータ24
6の出力する垂直同期信号を入力し、各フィールド毎の
タイミングで、プロセス回路243からの映像信号をサ
ンプル・ホールドするサンプル・ホールド回路261と
、このサンプル・ボールド回路261でホールドされた
映像信号から露出レベルを検出するレベル検出回路26
2と、このレベル検出回路262により検出した露出レ
ベルに基づいて、体外照明と体内照明との比率を設定し
、各制御回路254.256を制御する比率設定回路2
63を備えたものである。尚、前記レベル検出回路26
2は、フリップフロップ251から出力される体外照明
のオン、オフ信号を入力して、検出した露出が体外照明
光によるものか体内照明光によるものかを判断覆るよう
になっている。
本実施例では、タイミングジェネレータ246からの垂
直同期信号が、サンプル・ホールド回路261に人力さ
れ、このサンプル・ホールド回路261にて、各フィー
ルド毎のタイミングで、プロセス回路243からの映像
信号をサンプル・ホールドする。そして、このサンプル
・ホールド回路261でホールドされた映像信号から、
レベル検出回路262にて露出レベルを検出する。
前記レベル検出回路262は、フリップフロップ251
から出力される体外照明のオン、オフ信号により、検出
した露出が体外照明光によるものか体内照明光によるも
のかを判断し、このレベル検出回路262により検出し
た露出レベルに基づいて、比率設定回路263にて、体
外照明と体内照明との比率を設定し、各制御回路254
.256を制御し、任意の設定で各照明をIII御する
その他の作用及び効果は、第19実施例と同様である。
第29図及び第30図は本発明の第21実施例に係り、
第29図は内視鏡装置の構成を示すブロツク図、第30
図は内視鏡の先端部を示ず説明図である。
本実施例の内視鏡270は、第30図に示すように、先
端部210に、被写体からの光を集光し結像する結像レ
ンズ271と、この結像レンズ271で集光された光を
2方向に分離するプリズム272と、このプリズム27
2で分離された一方の光路上の結像位置に配設された固
体撮像素子273と、前記プリズム272で分離された
他方の光路上に配設され、生体を透過してくる赤外光等
長波長側の光を検出する受光素子274とを備えている
。内視f*270のその他の偕成は、第16実施例と同
様である。
一方、制御装置280は、第29図に示すように、プロ
セス回路243の出力信号から固体撮像素子273の露
出レベルを検出するレベル検出回路281と、前記受光
素子274の出力信号から前記固体撮像素子273が受
光する長波長側のみの露出レベルを検出するレベル検出
回路282が設けられ、この両レベル検出回路281,
282の出力は、演算回路283に入力されるようにな
っている。この演算回路283は、固体撮像索子273
の露出レベルと受光素子274の露出レベルから、全光
量に占める透過光も1の割合を計算するようになってい
る。この演算回路283の出力は、比率設定回路284
に入力されるようになっている。この比率設定回路28
4は、全光量に対する透過光量の比率を設定し、この比
率に基づいて、体外照明用の制御回路254と体内照明
の制御回路256に対して、各照明光量を設定するにう
になっている。尚、本実施例では、体外照明光は、体内
照明光よりも長波長側の光が用いられている。例えば、
体外照明光が赤外光であれば、体内照明光は可視光でも
良いし紫外光でも良い。その他、プリアンプ242.マ
トリクス回路244゜エンコーダ245.ドライバ24
1.タイミングジェネレータ246を備えていることは
、第19実施例と同様である。
本実施例では、体外照明用光源203と体内照明用光源
装置255とで照明された観察部位からの光は、結像レ
ンズ271で集光され、プリズム272で2分割され、
一方は、固体撮像素子273で撮像され、他方は、体外
照明によって生体を透過してくる長波長側の光のみが受
光素子274で受光される。
体外照明による透過光及び体内照明による反射光による
例えば粘膜組織の画像は、固体撮像素子273で撮像さ
れ、この固体撮像素子273の出力信号は、プリアンプ
242.プロセス回路243、マトリクス回路244.
エンコーダ245にて信号処理され、モニタ206に、
透過光による画像と反射光による画像とが設定された比
率で表示される。
前記プロセス回路243の出力信号から、レベル検出回
路281にて、両照明光による固体撮像素子273の露
出レベルが検出され、一方、受光素子274で光電変換
された信号から、レベル検出回路282にて、透過照明
光のみによる固体撮像素子273の露出レベルが検出さ
れる。そして、両レベル検出回路281.282の出力
から、演算回路283にて、全光量に占める透過光量の
割合が計律され、比率設定回路284にで、各照明光の
比率を、設定された比率になるように、体外照明用の制
御回路254と体内照明用の制御回路256とを制御す
る。
このように、本実施例によれば、体外照明光と体内照明
光を連続して照射した状態で、透過像と反射像の比率を
制御することができる。
尚、本実施例において、受光素子274は、単なる光ω
検出用の素子ではなくても良く、体外照明光による長波
長側の像を画像する専用の固体撮像素子であっても良く
、この専用の固体■像素子を出力信号から、前記固体撮
像素子273の場合と同様に、プリアンプ、プロセス回
路、レベル検出回路にて、露出レベルを検出しても良い
。また、このように長波長側の像を撮像する専用の固体
lIQ像素子を設けることにより、2種の映色を同時に
得ることが可能になる。
また、第17実施例に示すように、固体撮像素子の画像
面の近くに、体外照明光と体内照明光の一方を検出する
受光部を設置Jても良い。
第31図ないし第33図は本発明の第22実施例に係り
、第31図は内視鏡装置の構成を示すブロック図、第3
2図は回転フィルタを示す説明図、第33図(A)は固
体撮像素子の動作モードを示すタイミングチャート、第
33図(B)は体内照明光のタイミングを示すタイミン
グチせ一ト、第33図(C>は体外照明光のタイミング
を示すタイミングチャートである。
第31図に示すように、電子内視鏡300は、挿入部2
07の先端部210に、結像レンズ301と、この結像
レンズ301の結像位置に配設された固体撮像索子30
2とを有している。また、前記挿入部207内には、先
端部210から出射する体内照明光を伝達するライトガ
イド303が挿通されている。
一方、制御装置310は、電源部311によって電力が
供給される体内照明用のランプ312を有し、このラン
プ312と前記ライトガイド303入射端との間には、
モータ313によって回転駆動される回転フィルタ31
4と、ライトガイド303に入射する光■を制御して体
内照明光の光間を制tlllる絞り装置315とが配設
されている。
前記回転フィルタ314は、第32図に示すように、R
,G、Bの各波長領域の光を透過する3種のフィルタ3
14R,314G、314Bが、円周方向に沿って配列
されている。各フィルタ314R,314G、314B
の間には遮光部316が設けられている。また、各フィ
ルタ314 R。
314G、314Bの位置を示す反射率等の異なる部位
であるマーキング317が設けられている。
そして、このマーキング317を検出する回転フィルタ
エンコーダ319によって、各フィルタ314R,31
4G、314Bの位置が検出されるようになっている。
前記ランプ312から出射された光は、前記回転フィル
タ314によって、RoG、Bの各波長領域の光に時系
列的に分離され、ライトガイド303に入射するように
なっている。
そして、この照明光が、体内から生体組織に照射される
ようになっている。
また、本実施例では、体外照明用光源として、電源部3
21によって電力が供給されるストロボランプ320が
設けられている。前記電源部321には、ストロボラン
プ320の発光のタイミングを発生する同期回路322
が接続されている。
前記回転フィルタエンコーダ319の出力は、前記同期
回路322に入力され、この同期回路322は、前記回
転フィルタ314の各フィルタ314R,314G、3
14Bの位置信号から、前記ストロボランプ320を発
光させるタイミングを発生するようになっている。
また、システム全体のタイミングを発生し、各回路間の
同期信号を発生するタイミングジェネレータ324が設
けられ、前記モータ313は、このタイミングジェネレ
ータ324の発生する同期信号に同期して、モータドラ
イバ325によって、回転が制御されるようになってい
る。
また、前記タイミングジェネレータ324の発生する同
期信号に同期して、固体撮像素子302を駆動づるドラ
イバ327が設けられ、このドライバ327によって駆
動され、読み出された固体撮像索子302の出力信号は
、プリアンプ329で増幅された後、プロセス回路33
0に入力され、波形整形、γ補正等の信号処理が行われ
るようになっている。このプロレス回路330の出力信
号は、A/Dコンバータ331にてデジタル信号に変換
されるようになっている。このA/Dコンバータの出力
信号は、スイッチ回路332を介して、R,G、Bの各
照明光による画像を記憶するメモリ333R,333G
、333Bに選択的に記憶されるようになっている。す
なわち、前記固体HD像素子302からR,G、Bの各
照明光に対応して時系列的に読み出される映像信号は、
前記スイッチ回路332によって振り分けられて、それ
ぞれ、R,G、Bに対応するするメモリ333R。
333G、333Bに記憶されるようになっている。前
記各メモリ333R,333G、333Bから読み出さ
れた信号は、それぞれ、D/Δコンバータ334でアナ
ログの映像信号に変換され、マトリクス回路335に入
力されるようになっている。このマトリクス回路335
は、R,G、Bの各映像信号から色差信号を生成し、こ
の色差信号は、エンコーダ336に入力され、このエン
コーダ336は、前記色差信号から例えばNTSC方式
の映像信号に変換するようになっている。そして、この
エンコーダ336からの映像信号が、モニタ206に入
力され、観察像が表示されるようになっている。
また、前記エンコーダ336の出力は、バンドパスフィ
ルタ337に入力され、このバンドパスフィルタ337
は、前記エンコーダ336から出力されるNTSC信号
中、色信号成分の3.58M HZを通過し、クロマ信
号を検出するようになっている。また、前記プロセス回
路330から出力される映像信号と、前記バンドパスフ
ィルタ337にて検出されるクロマ信号は、レベル検出
回路338に入力され、このレベル検出回路338によ
って、クロマ信号のレベルが検出されるようになってい
る。前記レベル検出回路338は、検出したクロマ信号
のレベルに応じて、電源部321と絞り装置315を制
御し、体外照明光量と体内照明光量とを制御するように
なっている。
本実施例では、ランプ312から出射された体内照明光
は、第33図(B)に示すように、回転フィルタ314
にて時系列的にR,G、Bの各波長領域の光に分離され
、ライトガイド303を介して、内視鏡300の先端部
から出射され、体内から粘膜組織等を照明する。一方、
ストロボランプ320は、同期回路322が発生するタ
イミングに従って、第33図(C)に示すように、前記
体内照明光のR,G、Bの全タイミングで、同一の分光
特性の光、例えば白色光(W)を、体外照明光として発
光する。
内視鏡300の固体撮像素子302は、第33図(A)
に示すように、前記体内照明光及び体外照明光による観
察部位からの光を受光し、光電変換して信号電荷を蓄積
し、蓄積された信号電荷を前記体内照明光の切換に同期
して、インクライン転送方式ならば垂直転送路に、フレ
ーム転送方式ならば蓄積部に転送する。
前記固体撮像素子302の出力信号は、プリアンプ32
9で増幅され、プロセス回路330にて、波形整形、γ
補正された後、A/Dコンバータ331にてデジタル信
号に変換され、各メモリ333R,333G、333B
に記憶される。このメモリ333R,333G、333
Bは、同時に読み出され、それぞれD/Aコンバータ3
34にてアナログ信号に変換され、マトリクス回路33
5にて色差信号が生成される。この色差信号は、エンコ
ーダ336にてNTSC信号に変換される。
そして、このNTSG信号が、モニタ206に入力され
、このモニタ207に観察像が表示される。
本実施例では、体内照明光による反射像はカラー画像と
して表示され、体外照明光による透過像はモノクロ画像
として表示される。従って、クロマレベルによって、反
射像と透過像の比率を検出づることができる。
本実施例では、バンドパスフィルタ337にて、エンコ
ーダ336から出力されるNTSC信号成分中、クロマ
信号である3、58MHzの信号成分のみが検出される
。また、プロセス回路330からは、全体の露出レベル
が検出され、レベル検出回路338にて、露光量全体に
占めるクロマレベルが検出される。そして、前記レベル
検出回路338は、検出したクロマ信号のレベルに応じ
て、電源部321と絞り装置315を制御し、体外照明
光量と体内照明光量とを制御する。
尚、体外照明用のストロボランプ320を、体内照明の
R,G、Bの全タイミングで発光させるのではなく、R
,G、Bの1色または2色の発光のタイミングで発光さ
けると、色相の変化によって反射像と透過像の比率を検
出1゛ることができる。
例えば、体外照明光を、GまたはBのタイミングで発光
させることにより、R成分の占める割合の大きい内視鏡
画像において、色調の変化を起こさせ、レベル検出回路
338を色相検出回路とすることにより、クロマレベル
のみではなく、色相の変化により、体外照明光による画
像と体内照明光による画像のレベル及びその比の検出が
可能になる。
このように、本実施例では、クロマレベルや色相の変化
によって、反射像と透過像の比率を検出することができ
、目視上でも反射像と透過像を区別することが可能にな
る。
第34図ないし第36図は本発明の第23実施例に係り
、第34図は内視鏡装置の構成を示すブロック図、第3
5図は回転フィルタを示す説明図、第36図(A)は回
転フィルタの回転のタイミングを示すタイミングチャー
ト、第36図(B)は回転フィルタエンコーダの出力を
示すタイジングチ1!−ト、第36図(C)はストロボ
ランプの発光タイミングを示すタイミングチャート、第
36図(D)は固体撮像素子の動作モードを示すタイミ
ングチャートである。
本実施例では、第22実施例における回転フィルタ31
4の代わりに、第35図に示すような回転フィルタ34
1が設けられている。この回転フィルタ341は、R,
G、Bの各波長領域の光を透過する3種のフィルタ34
1R,341G、341Bが、円周方向に沿って配列さ
れ、各フィルタ341R,341G、341Bの間には
遮光部342が設けられているともに、フィルタ341
Bとフィルタ341Rの間の遮光部3−42が他の遮光
部よりも長く形成されている。また、各フィルタ341
R,341G、341Bの位置を示す反射率等の異なる
部位であるマーキング343が設けられていると共に、
フィルタ341Bとフィルタ341Rの間の遮光部34
2においてストロボランプ320を発光させるタイミン
グを示すマーキング344が設けられている。そして、
これらマーキング343,344は、回転フィルタエン
コーダ319によって検出されるようになっている。こ
の回転フィルタエンコーダ319は、同期回路322に
より、体内照明光のR,G、Bの各映像及びストロボラ
ンプ320の体外照明光による映像のレベルをレベル検
出回路328にて検出可能とするための同期信号を出力
すると共に、ストロボランプ320の発光タイミングを
発生ずるようになっている。
また、本実施例では、R,G、Bに対応するメモリ33
3R,333G、333Bの他に、ストロボランプ32
0の体外照明光による透過画像を記憶するメモリ333
Sが設けられ、A/Dコンバータ331からの信号は、
スイッチ回路346によって、前記メモリ333R,3
33G、333B、3338に振り分けられるようにな
っている。
前記メモリ333Sから読み出された信号は、D/Aコ
ンバータ334にてアナログ信号に変換され、この信号
と、エンコーダ336の出力する映像信号とは、スイッ
チ回路347に入力されるようになっている。このスイ
ッチ回路347は、外部からの切換操作によって、エン
コーダ247の出力信号とメモリ333Sの出力信号の
一方を選択して、モニタ206に出力するようになって
いる。
また、本実施例では、第22実施例におけるレベル検出
回路328の代わりに、同期回路322からのR,G、
Bの各フィルタ341R,341G、341Bの位置を
示す信号及びストロボランプ320の発光タイミングを
示す信号に同期して、各照明光に対応する映像信りのレ
ベルを検出するレベル検出回路348が設けられている
その他の構成は、第22実施例と同様である。
本実施例では、体内照明用のランプ312から出射され
た光は、回転フィルタ341にて、第36図(A)に示
すように、R,G、Bの各波長領域の光に時系列的に分
離され、体内から観察部位に照射される。
一方、第36図(B)に示すような回転フィルタエンコ
ーダ319の出力Jるストロボランプ320のフラッシ
ュ発光のタイミングに従って、Bの照明光とRの照明光
の間の遮光期間中に、第36図(C)に示すように、ス
トロボランプ320から体外照明光が出射される。
固体撮像素子302は、第36図(D)に示すように、
R,G、B、フラッシュ光に対応した観察像をそれぞれ
撮像し、この固体撮像素子302から時系列的に読み出
されるR、G、B、フラッシュ光に対応した各画像は、
スイッチ回路346によって振り分けられて、それぞれ
メモリ333R,333G、333B、3338に記憶
される。
前記メモリ333R,333G、333Bから読み出さ
れた信号は、第22実施例と同様に、D/Aコンバータ
334.マトリクス回路335.エンコーダ336を経
て、NTSC(lとしてスイッチ回路347に入力され
る。一方、メモリ333Sから読み出された信号は、D
/Aコンバータ334を経て、アナログのモノクロの映
像信号としてスイッチ回路347に入力される。このス
イッチ回路347は、外部からの切換操作により、エン
コーダ247の出力とメモリ333Sからの信号の一方
を選択して、モニタ306に出力する。
従って、エンコーダ247の出力がモニタ206に入力
された場合には、体内照明光による通常のカラー画像が
表示され、メモリ333Sからの信号がモニタ206に
入力された場合には、体外照明光であるストロボランプ
320の光による透過像がモノクロ表示される。
また、このように、1フイールドまたは1フレーム内に
、R,G、Bの体内照明光による反射画像と、ストロボ
ランプ320による透過像とを、個々に得ることにより
、同期回路322の出力信号に同期して、レベル検出回
路348にて、フラッシュ発光時における固体撮像素子
302の出力信号レベルによって透過像の信号レベルが
検出され、R,G、Bの体内照明時における固体撮像素
子302の出力信号レベルによって反射像の信号レベル
が検出される。
第37図ないし第41図は本発明の第24実施例に係り
、第37図は内視鏡装置の構成を示づブロック図、第3
8図は回転フィルタを示す説明図、第39図は同期回路
の構成を示Jブロック図、第40図(A)は回転フィル
タの回転タイミングを示すタイミングチャート、第40
図(B)は回転フィルタエンコーダのスタートパルスを
示すタイミングチャート、第40図(C)は回転フィル
タエンコーダのリードパルスを示すタイミングチャート
、第40図(D>は同期回路の出力を示すタイミングチ
ャート、第40図(E)は固体@像素子の動作モードを
示すタイミングチャート、第41図(A)は固体撮像索
子の動作モードを示すタイミングチャート、第41図(
B)は体内照明光の発光タイミングを示づタイミングチ
ャート、第41図(C)は体外照明光の発光タイミング
を示すタイミングチャートである。
本実施例の内視1350は、第37図に示すように、先
端部210に、被写体からの光を集光し結像する結像レ
ンズ351と、この結像レンズ351で集光された光を
2方向に分離するハーフミラ−352と、このプリズム
352で分離された一方の光路上の結像位置に配設され
た固体撮像素子353と、前記ハーフミラ−352で分
離された他方の光路上に配設され、ストロボランプ32
0による光間を検出する受光素子354とを備えている
。内視1i350のその他の構成は、第16実施例と同
様である。
一方、制御装置360は、第22実施例に示す制御装置
310における回転フィルタ314と略同様の回転フィ
ルタ361を有している。この回転フィルタ361は、
第38図に示ずにうに、RlG、Bの各波長領域の光を
透過する3種のフィルタ3148.314G、314B
が、円周方向に沿って配列されている。各フィルタ31
4R,314G、314Bの間には遮光部316が設け
られている。また、各フィルタ314R,314G。
314Bの開口の終わりの位置には、反射率等の箕なる
リードパルス用のマーキング362が設けられている。
また、フィルタ314Rの開口の始まる位置には、スタ
ートパルス用のマーキング363が設けられている。そ
して、これらマーキング362.363は、回転フィル
タエンコーダ319によって検出され、R,G、Bの各
露光期間に同期したスタートパルス及びリードパルスが
、同期回路365に入力されるようになっている。
また、レベル検出回路338には、前記受光素子354
の出力と、プロセス回路330からの映像信号とが入力
され、このレベル検出回路338は、これらの入力信号
から、R,G、Bの各照明光による露出レベルと、スト
ロボランプ320フラッシュ光による露出レベルとを、
同期回路365の出力パルスに同期して検出するように
なっている。そして、このレベル検出回路338は、体
外照明用の電源部321と、絞り装置315を制御し、
体外照明光量と体内照明光量とを制御するようになって
いる。
前記同期回路365は、第39図に示すように構成され
ている。すなわち、前記回転フィルタエンコーダ319
からのスタートパルスによってリセットされ、リードパ
ルスをカウントするカウンタ366と、このカウンタ3
66のカウント数が1の場合にリードパルスをTω1だ
け遅延させるタイマ(1)367aと、前記カウンタ3
66のカウント数が2の場合にリードパルスをTω2だ
け遅延させるタイマ(2)367bと、前記カウンタ3
66のカウント数が3の場合にリードパルスをTω3だ
け遅延させるタイマ(3)367cと、前記各タイv3
67a、367b、367cの出力パルスが、それぞれ
スイッチ368を介して入力されるオアゲート369と
を備えている。
そして、前記オアゲート369の出力が前記レベル検出
回路338に入力されるようになっている。
本実施例では、体内照明用のランプ312から出射され
た光は、回転フィルタ361にて、第40図(A)に示
づように、R,G、Bの各波長領域の光に時系列的に分
離され、体内から観察部位に照射される。
前記回転フィルタ361のスタートパルス用のマー4ニ
ング363とリードパルス用のマーキング362が、回
転フィルタエンコーダ319に検出され、このエンコー
ダ319から、第40図(B)及び第40図(C)に示
すように、R,G、Bの各露光期間に同期したスタート
パルス及びリードパルスが、同期回路365に入力され
る。この同期回路365は、R,G、Bに対応する各リ
ードパルスをカウンタ366にてカウントし、第40図
(D)に示すように、タイv367a、367b、36
7cにより、前記エンコーダ319から読み出されたR
、G、Bに対応したリードパルスを、それぞれTω1.
Tω2.Tω3だけ遅延させ、レベル検出回路338及
び電源部321に出力する。前記電源部321は、同期
回路365からの遅延されたリードパルスに同期して、
ストロボランプ320を発光させる。また、前記レベル
検出回路338は、同期回路365からの遅延されたリ
ードパルスに同期して、内視1350の受光素子354
の出力から、前記ストロボランプ320による光量を検
出する。尚、このレベル検出回路338は、同期回路3
65からの遅延されたリードパルスが入力されないとき
には、プロセス回路330からの映像信号から、R,G
、Bの各照明光による露光量を検出する。
尚、前記ストロボランプ320は、第40図(E)に示
すように内視11’1350の固体撮像素子・353の
信号電荷の転送が終了し、回転フィルタ361の各フィ
ルタ314R,314G、314Bの開口が始まるまで
の間に発光するようになっている。前記固体撮像素子3
53は、第40図(E)に示すように、R,G、Bの体
内照明光による観察像と、ストロボランプ320による
体外照明光による観察像とを光電変換して、信号電荷を
蓄積する。そして、モニタ206には、体内照明光によ
る反射像と体外照明光よる透過像とが合成して表示され
る。
このように、本実施例によれば、体外照明用光源をフラ
ッシュ光とし、このフラッシュ発光時の露光量を検出す
ることにより、反射像の露出レベルとと透過像の露出レ
ベルとを検出づることができる。
また、第41図(A)ないしくC)に示すように、体内
照明光であるR、G、Bの各照明期間中に、ストロボラ
ンプ320を発光させ、このストロボランプ320の発
光のタイミングで、レベル検出回路338にて透過像の
露出レベルを検出するようにしても良い。この場合、体
内照明光による光量と体外照明光による光mとは、明確
には分離されないが、ストロボランプ320のフラッシ
ュ光は、R,G、Bの各体内照明光に比べ、非常゛に知
い発光時間内に入光Mを発光りるため、体内照明光によ
る影響をほとんど無視でき、このフラブシュ発光時の露
光量を体外照明光による露光量とみなすことによって、
体内照明光による露光量と体外照明光による露光量とを
検出することができる。
第42図は本発明の第25実施例の内視鏡装置の構成を
示すブロック図である。
本実施例の内視鏡370は、先端部210にハーフプリ
ズム352.受光素子354を設ける代わりに、ライト
ガイド303の入射端側を2つに分岐させ、一方の分岐
部303aは、体内照明用のライトガイドとしてランプ
312の照明光路上に配置するともに、他方の分岐部3
03bは、観察部位の光量測定用として、その端部を、
例えば制御装置360内に設けられた受光索子371に
対向するように配置したものである。前記ランプ312
から出射された光は、前記ライトガイド303の一方の
分岐部303aに入射して、ライトガイド303を介し
て、先端部210から出射される。体内照明光または体
外照明光よる観察部位からの光の一部は、前記ライトガ
イド303に入射し、他方の分岐部303bの端部から
出射され、前記受光素子371で受光される。この受光
素子371の出力は、レベル検出回路338に入力され
、このレベル検出回路338にて、体外照明光にJ:る
露出レベルが検出されるようになっている。
その他の構成9作用及び効果は、第24実施例と同様で
ある。
尚、内視鏡370の処置具チャンネルに、観察部位の光
量測定用の光ファイバを挿入し、この光ファイバを介し
て、受光素子371にて光量を測定するようにしても良
い。
第43図は本発明の第26実施例の内視鏡装置の構成を
示すブロック図である。
本実施例は、第21実施例と略同様の構成である。
本実施例の制御装置380は、露出の基準レベルを設定
する基準レベル設定回路381と、この基準レベル設定
回路381で設定された基準レベルを減衰させる2つの
アッテネータ382,383と、レベル検出回路281
から出力される体内照明光による露光レベルと前記アッ
テネータ382から出力される基準レベルとを比較し、
体内照明用の光源装置255の制御回路256に、制御
用の信号を与える比較器384と、この比較器384と
同様に、レベル検出回路282から出力される体外照明
光による露光レベルと前記アッテネータ383から出力
される基準レベルとを比較し、体外照明光を制御覆る制
御回路254に、制御用の信号を与える比較器385と
を備えている。
また、タイミングジェネレータ246の発生する垂直同
期信号を分周しカウントすると共に、前記アッテネータ
382.383の減衰量を増減さゼるカウンタ387が
設けられている。このカンウタ387とタイミングジェ
ネレータ246の間には、外部からの操作により、オン
、オフするスイッチ388が介装され、また、前記カウ
ンタ387には、このカウンタ387の分周量を変化さ
せるカウント数設定回路389が接続されている。
尚、前記カウンタ387からアッテネータ382゜38
3に入力される信号は、減衰量を互いに逆方向に増減さ
せる信号になっている。
その他の構成は、第21実論例と同様である。
本実施例では、基準レベル設定回路381にて、露光レ
ベルの基準値を設定する。
外部からの操作により、スイッチ388がオンにされた
場合には、タイミングジェネレータ246からの垂直同
期信号がカウンタ387に入力され、このカウンタ38
7から、カウント数設定回路389で設定された分周量
に応じて前記垂直同期信号の整数倍に1回づつの信号が
、アッテネータ382.383に入力される。前記カウ
ンタ387からの信号は、減衰量を互いに逆方向に増減
させる信号であり、第23図に示づように、全体の受光
レベルが一定であって、体外照明光と体内照明光の比率
が変化されるように、アッテネータ382.383の減
衰量が調整される。
前記アッテネータ382.383により、各々の基準レ
ベルに設定された信号と、各レベル検出回路281,2
82との信号が、比較器384゜385にて比較され、
前記アッテネータ382゜383で設定された基準レベ
ルと同じレベルになるように、各制御回路256.25
4が制御され、体内照明光と体外照明光の光量が調整さ
れる。従って、第23図に示づように、体内照明光によ
る露光量と体外照明光による露光量の比率が変化される
尚、カウント数設定回路389により、カウンタ387
の分周量を変化させることにより、前記比率の変化する
時間(速さ)を任意に設定することが可能である。
一方、外部からの操作により、スイッチ388がオフに
された場合には、カウンタ387にタイミングジェネレ
ータ246からの垂直同期信号が入力されないので、体
内照明光による露光量と体外照明光による露光量の比率
が保持される。
このように、本実施例によれば、体内照明光による露光
量と体外照明光による露光量の比率を、任意の速さで自
動的に変化させることができると共に、任意の比率に保
持することができる。
その他の作用及び効果は、第21実施例と同様である。
第44図は本発明の第27実施例の内視鏡装置の構成を
示すブロック図である。
本実施例は、第16実施例と略同様の構成である。
本実施例では、映像信号処理回路216の出力は、反射
像メモリ391と透過像メモリ392とに入力されてい
る。また、コントロール部223は、露光m制御回路2
22と、発光信号発生回路393とで構成されている。
体内照明用光源217及び体外照明用光源203は、前
記発光信号発生回路393からの発光信号によって、例
えば第22図(A)及び(B)に示すように交互に発光
するようになっている。従って、固体R機素子212は
、反射像と透過像とを交互に撮像する。第16実施例と
同様に、前記固体撮像素子212の出力信号から、信号
レベル検出回路215によって、反[1と透過像の信号
のレベルが検出され、この信号のレベルは、前記露光m
制御回路222に入力され、この露光m制御回路222
によって、前記体内照明用光源217及び体外照明用光
源203の発光レベルが制御される。
一方、映像信号処理回路216からは、体内照明と体外
照明の切換に応じて反射像の映像信号と透過像の映像信
号とが交互に出力される。前記反射像メモリ391と透
過像メモリ392は、前記発光信号発生回路393から
出力される同期信号によって書換えられ、反射像メモリ
391は反射像のみを記憶し、透過像メモリ392は透
過像のみを記憶するようになっている。
本実施例によれば、体内照明と体外照明とを短時間、例
えばフィールド毎、フレーム毎に切換えれば、第16実
施例と同様に、体内照明光と体内照明光の露光量の比率
を変化させたり、この露光量の比率を所定の比率に保持
したり、体内照明光と体外照明光を切換え、各々の露光
量を制御したりすることができると共に、反射像と透過
像とを分離して記録することが可能になる。従って、再
生時において、体内照明光と体内照明光の露光mの比率
を変化させたり、この露光量の比率を所定の比率に保持
したり、体内照明光と体外照明光を切換え、各々の露光
量を制御したりすることが可能になる。さらに、同一部
位の透過画像と反射画像を用いて行なう画像処理が容易
になる。
その他の構成1作用及び効果は、第16実施例と同様で
ある。
尚、上記第16ないし第27実施例において、反射画像
と透過画像とを目視上分離するため、例えば第22実施
例のように、反射像をカラー画像とし、透過像をモノク
ロ画像として表示したり、反射像をR,G、Bの内の一
色やその補色で表示したり、あるいは、反射像と透過像
をそれぞれ異なる色で表示したりしても良い。
また、信号レベル検出回路215等で検出した反射画像
と透過画像の比率情報を映像信号に重畳させて表示や記
録するようにしても良い。
さらに、体内照明光及び体外照明光は、可視光や赤外光
に限らず、紫外光でも良く、その組合せは、観察部位や
観察目的等に応じて任意に選択することができる。
尚、上記第16ないし第27実施例において、撮像手段
としては、固体撮像素子を用いたものでは、面順次方式
で照明光をR,W(白)、B等で切換える種々の方式で
も良いし、固体撮像素子の前面に色フィルタを被看した
単板方式でも良い。
また、固体撮像素子を用いたものに限らず、第4実施例
ないし第6実施例に示すように、イメージガイドによっ
て像を伝達して、この伝達された像を直接肉眼で観察し
たり、所望の波長領域に感度を有するテレビカメラで観
察したり、スチールカメラによって通常のフィルムや赤
外線フィルム等に記録するものや、第7実施例及び第8
実施例に示1ように、内視鏡挿入部の先端部内に設けら
れた通常のフィルムや赤外線フィルム等によって記録す
るもの、あるいはこれらを組み合わせたもの等であって
も良い。
このように、第16ないし第27実施例によれば、生体
組織を通して生体内に照射される照明光と、生体内から
該生体内に照射される照明光とによるそれぞれの露光量
を制御する露光制御手段を設けたので、生体組織を透過
する照明光による透過像と、体内照明光による反射像と
の比率を制御することができ、観察部位や観察目的に最
適な像を得ることができるという効果がある。
第45図及び第46図は本発明の第28実施例に係り、
第45図は内祝’m i aの構成を示すブロック図、
第46図(A>は固体撮像素子の動作モードを示すタイ
ミングチャート、第46図(B)はフラッシュ信号を示
すタイミングチャート、第46図(C)は体外照明光の
発光タイミングを示すタイジングチ1/−ト、第46図
(D)は体内照明光の変化を示すタイミングチャート、
第46図(E)はスイッチ回路424の切換のタイミン
グを示すタイミングチャート、第46図(F)はスイッ
チ回路428の切換のタイミングを示づタイミングチャ
ート、第46図(G)は固体撮像素子の動作モードを示
すタイミングチャート、第46図(H)は体外照明光の
発光タイミングを示すタイミングチャートである。
第45図に示すように、本実施例の内視鏡装置401は
、電子内視鏡402と、この電子内視鏡402の後端側
が接続され、体内用光源部403および信号処理部40
4とを内蔵するとともに、体外用光源部406を設けた
内視鏡制御装置407と、この内視鏡制御装置407か
ら出力される映像信号が入力され、内視鏡画像を表示す
る表示手段としてのモニタ408とを備えている。
上記電子内視1402は、生体409内に挿入できるよ
うに細長の挿入部410を有し、この挿入部410内に
は、照明光を伝送して、先端面から出射するライトガイ
ド411が挿通されている。
前記体内用光源部403は、光源点灯装置412からラ
ンプ413に電力を供給して、ラン、ブ413を発光さ
せ、出射された白色光を絞り414を透過させて、ライ
トガイド411の入射端面に集光照射するようになって
いる。
前記体外光源部406は、フラッシュ発光させる電力を
供給づる図示しない電源部と、この電源によりフラッシ
ュ発光する、例えばストロボランプ等を有する発光部4
16とから構成されている。
上記体内照明および体外照明された生体409による反
射光および透過光は、対物レンズ417により撮像手段
としてのCOD等の固体撮像素子418の撮像面に像を
結ぶ。この固体撮像素子418は、その撮像面に結ばれ
た光学像を光電変換するようになっており、ドライバ回
路419から固体撮像素子ドライブ信号が印加されるこ
とによって、固体撮像素子418は、光電変換された画
像信号を出力する。この画像信号は、プリアンプ421
によって増幅され、プロセス回路422に入力される。
前記ドライバ回路419には、内視鏡装置401全体の
タイミング信号を発生する同期回路423から固体撮像
素子ドライブ信号を出力するタイミングを決定する制御
信号が印加される。
前記プロセス回路422は、プリアンプ421から入力
された画像データの色調をととのえ、γ補正を行い、映
像信号に変換して、選択手段どしてのスイッチ回路42
4に出力する。また、絞り414を制御して、体内照明
による生体409内の明るさを調整できるようになって
いる。
前記スイッチ回路424は、システムコントロール部4
26からの制御信号によって映像信号を、映像信号を記
録するフレームメモリ等からなる記録手段としてのメモ
リ装@427と選択手段としてのスイッチ回路428と
に選択して出力し、メモリ装置427に映像信号を書込
みできるようになっている。更に、スイッチ回路428
は、システムコントロール部426の制御信号によりメ
モリ装置427に8込まれた映像信号を読み出すか、プ
ロセス回路422から出力された映像信号を直接モニタ
408に出力づるかを選択できるようになっている。
前記システムコントロール部426は、同期回路423
からのタイミング信号を印加されると共に、外部からの
フラッシュ信号により光源点灯装置412のランプ41
3に供給する電力を絞り、スイッチ回路424をメモリ
装置427に書込み側に切換えた後に、発光部416を
間歇的に発光さゼ、メモリ装置427が体外照明による
透過画像を記録できるようになっている。更に、外部か
らの透過画像のON信号により、スイッチ回路428を
メモリ装置427の読み出し搭に切換えて記録された透
過画像をモニタ408に出力できるようになっており、
OFF信号により光源点灯装置412の供給づる電力を
増加させ、スイッチ回路424.428を切換えて体内
照明によって生体409内に反射された反射画像をモニ
タ408に出力できるようになっている。
この様に構成された本実施例の作用を、第46図を参照
して、以下に説明する。
体内用光源部403内に設けられたランプ413により
発光した光は、絞り414を透過してライトガイド41
1の入射端面に照射され、生体409内壁面を照明する
。生体409内に照射された光は、反射画像として固体
撮像素子418の撮像面に結ばれ、第46図(A)に示
すようなタイミング信号に同期して蓄積および転送され
る。転送された反射画像としての画像信号は、プリアン
プ421によって増幅され、プロセス回路422によっ
て色調をととのえられ、γ補正された後、映像信号に変
換されて、スイッチ回路424,428を経てモニタ4
08に出力され、反射画像をモニタ408上に表示でき
るようになっている。
第46図(B)に示1ように、システムコントロール部
426に外部からのフラッシュ信号が入力されると、第
46図(D)に示すように、体内照明が消灯または光間
を絞られ、第46図(E)に示すように、次のフレーム
でスイッチ回路424が切換ねり、メモリ装置427が
1フレーム期間書込み状態となる。そして、このフレー
ム内で、第46図(C)に示すように、1フイールド毎
に体外照明が発光され、透過画像がメモリ装置427に
書込まれる。すなわち、フィールド読み出しモードによ
り駆動されている固体撮像素子418の1フレ一ム期間
内におけるVブランキング期間の前後にて発光部416
を間歇的に2回発光させる。
占込みが終了すると、透過画像のON信号により、第4
6図(E)に示すように、スイッチ回路424が切換ね
り、メモリ装置427が書込み禁止状態になると同時に
、第46図(F)に示すように、スイッチ回路428が
切換ねり、メモリ装置427が読み出し状態となってモ
ニタ408上に透過画像を表示することができる。更に
、第46図(D)に示すように、体内照明が点灯または
光量が増加し、生体409内を照明する。
一定時間後、透過画像のOFF信号により、スイッチ回
路428が切換ねり、体内照明による反射画像がモニタ
408上に表示される。
本実施例によれば透過画像がメモリ装置427に記録さ
れるため所望の期間モニタ408上に表示可能となるた
め、その間の発光部416の発光を停止してもモニタ4
0Bの画面がちらつくことなく、生体409に照射する
総エネルギーQを最小限に押えると共に必要な厚さの生
体409の透過画像が1qられる。
また、透過画像の表示期間は、任意の一定期間を設定し
、自動的に体内照明による反射画像に切換えてもよいし
、充分観察をした模、観察者が手動で行ってもよい。更
に、フラッシュのタイミングについても体内照明により
充分な観察を行った後、必要と考える部位に発光を行い
透過画像を得ることができる。
なお、第46図(G)および第46図(H)に示すよう
にフィールド読み出しモードにて駆動を行っている固体
撮像素子418を発光部416が発光するフレームだけ
フレーム読み出しを行い、1回の発光で1画面分の透過
画像を得てもよい。
更に、メモリ装置427は、磁気方式の記録手段として
もよい。
第47図及び第48図は本発明の第29実施例に係り、
第47図は内視鏡装置の構成を示すブロック図、第48
図(A)は固体撮像素子の動作モードを示すタイミング
チャート、第48図(B)はフラッシュ信号を示すタイ
ミングチャート、第48図(C)はモニタの表示画像を
示すタイミングチャート、第48図(D)は体外照明光
の発光タイミングを示すタイミングチャート、第48図
(E)は体内照明光の変化を示すタイミングチャート、
第48図(F)はメモリの書き込み動作の切換のタイミ
ングを示づタイミングチャート、第48図(G)はメモ
リの読み出し動作の切換のタイミングを示すタイミング
チャートである。
第47図に示すように、本実施例の内視鏡装置431は
電子内視[432と、この電子内視鏡432の後端側が
接続され、体内用光源部433および信号処理部434
とを内蔵するとともに、体外用光源部436を設けた内
視鏡制御装置437、この内祝鏡制御装置437から出
)jされる鉄像(3号が入力され、内視鏡画像を表示す
るモニタ438とから構成されている。
上記電子内視鏡432は、生体409内に挿入できるよ
うに細長の挿入部410を右し、この挿入部410内に
は、照明光を伝送して、先端面から出射するライトガイ
ド41が挿通されている。
前記体内用光源部433は、光源点灯装置442からラ
ンプ443に電力を供給して発光させ、出射された白色
光をモータ439によって回転駆動される回転フィルタ
440を透過させ、赤、緑。
青の色順次照明光にした後、ライトガイド441の入射
端面に集光照射するようになっている。
前記体外光源部436は、フラッシュ発光させる電力を
供給する図示しない電源部と、この電源によりフラッシ
ュ発光する、例えばストロボランプ等を有する発光部4
46とから構成されている。
上記体内照明および体外照明された生体409による反
射光および透過光は、対物レンズ447により撮像手段
としての固体撮像素子448の撮像面に像を結ぶ。この
固体II像素子448は、その撮像面に結ばれた光学像
を光電変換するようになっており、ドライバ回路449
から固体撮像素子ドライブ信号が印加されることによっ
て、固体撮像素子448は、光電変換された画像信号を
出力する。この画像信号は、プリアンプ451によって
増幅され、プロセス回路452に入力される。
前記ドライバ回路449には、内視鏡装置431全体の
タイミング信号を発生する同期回路453から固体撮像
素子ドライブ信号を出力するタイミングを決定する制御
信号が印加される。この同期回路453は、モータ43
9にモータドライブ信号を印加するモータドライバ44
4に対し、モータ439を駆動するタイミングを決定す
る制御信号を印加する。
前記プロセス回路452は、プリアンプ451から入力
された画像信号をホワイトバランス、γ補正等の信号処
理を行いRGBの3原色信号に変換して、選択手段とし
てのスイッチ回路454に出力する。
前記スイッチ回路454は、システムコントロール部4
56からの制御信号によってRG[3信号を、1フレ一
ム分記録できるフレームメモリ等からなる記録手段とし
ての第1メモリ回路457と第2メモリ回路458とを
選択して書込みできる。
更に、この第1メモリ回路457と第2メモリ回路45
8とに書込まれたRGB信号は、システムコントロール
部456の制御信号により、第1メモリ回路457と第
2メモリ回路458とを選択するスイッチ回路459に
よって読み出しできるようになっている。
前記システムコントロール部456は、同期回路453
からのタイミング信号を印加されると共に、外部からの
フラッシュ信号により光源点灯装置442のランプ44
3に供給する電力を絞り、スイッチ回路454を第2メ
モリ回路458の書込み側に切換えた後に、発光部44
6を間歇的に発光させ、第2メモリ回路458が体外照
明による透過画像を記録できるようになっている。更に
、外部からの画像の切換信号が透過画像を指示するとス
イッチ回路459を第2メモリ回路458の読み出し側
に切換えて記録された透過画像をモニタ438に出力で
きるようになっており、画像の切換信号が反射画像を指
示することにより光源点灯装置442の供給する電力を
増加させ、スイッチ回路454.459を切換えて第1
メモリ回路457側とし、体内照明によって生体409
内に反射された反射画像をモニタ438に表示できるよ
うになっている。
この様に構成された本実施例の作用を、第48図を参照
して、以下に説明する。
体内用光源部433内に設けられたランプ443により
発光した光は、回転フィルタ440を透過して赤、緑、
青の色順次照明光となってライトガイド441の入射端
面に照射され、生体409内壁面を照明づる。生体40
9内に照射、された光は、反射画像として固体撮像素子
48の撮像面に結ばれ、第48図(A)に示すようにタ
イミング信号に同期して蓄積および転送される。転送さ
れた反射画像としての画像信号は、プリアンプ451に
よって増幅され、ブOセス回路452によってホワイト
バランス、γ補正等の信号処理を行った後にRGBの3
原色信号に変換されて、スイッチ回路454に出力され
る。
システムコントロール部456は、画像の切換信号によ
りスイッチ回路454とスイッチ回路459とを切換え
て、書き込み、読み出しを交互に行うようになっている
。すなわら、体内照明の反射画像は第1メモリ回路45
7あるいは第2メモリ回路458どちらか一方に書き込
みが行なわれている期間に他のメモリ回路から1フレ一
ム分の映像信号を読み出し、反射画像をモニタ438上
に表示できるようになっている。
第48図(B)に示すように、システムコントロール部
456に外部からのフラッシュ信号が入力されると、第
48図(E)に示すように、体内照明が消灯または光R
を絞られ、次のフレームでスイッチ回路454が切換わ
り、第48図(F)に示すように、第2メモリ回路45
8が1フレーム期間書込み状態となる。そして、第48
図(D)に示づように、このフレーム内で体外照明が発
光され、透過画像が第2メモリ回路458に書込まれる
。すなわち、フィールド読み出しモードにより駆動され
ている固体撮像素子448の1フレ一ム期間内における
■ブランキング期間の前後にて発光部446を間歇的に
3回発光させる。
書込みが終了すると、透過画像を指示する外部からの画
像の切換信号によりスイッチ回路459が切換ねり、第
48図(F)及び(G)に示すように、第2メモリ回路
458が書込みを禁止して読み出し状態となって、第4
8図(C)に示すように、モニタ438上に静止画像で
あるところの透過画像を表示することができると共に、
第48図(E)に示すように、体内照明が点灯または光
Dが増加し、生体409内を照明する。
一定時間後、反射画像を指示する外部からの画像の切換
信号により、スイッチ回路459が切換わり、第1メモ
リ回路457および第2メモリ回路458の内込み、読
み出しを行うことで体内照明による動画像としての反射
画像がモニタ438上に表示される。
本実施例によれば、体外照明を行う発光部446は間歇
的に発光づるため生体409に対する光の総照射エネル
ギーを減少可能であると共に、透過照明による静止画像
と、体内照明による通常観察とが連続的に切換可能であ
るため診断能力の向上が計れると共にI!察部位の確認
が容易となるため操作性の向上が計れる。更に、生体に
与える熱的なa(Pを最小限に押えることが可能になり
、安全性の向上が図れる。
なお、発光部の発光および透過画像または反射画像の切
換えタイミングは、フレーム数をカウントし、自動的に
発光および切換えを行ってもよいし、観察者が観察部位
、目的に応じて手動にて行ってもよい。
また、メモリ回路を更に1回路追加することにより、第
1メモリ回路457と第2メモリ回路458とを反射照
明による動画専用とし、透過照明による画像は、追加す
るメモリ回路に記録することにより反射画像観察後も、
反射画像観察以前に記録された透過画像を得られるよう
にしてもよい。
更に、発光部446の発光タイミングをR,G。
Bの任意の2色または1色に選び、発光部446の発光
時に体内照明をある程度照射させることにより同一画面
上に通常のカラー画像による体内照明画像とR,G、B
または補色表示による透過画像を合成して表示してもよ
い。
また、第28実施例及び第29実施例共に、静止画像と
動画とを同一モニタ上に同時表示または、複数のモニタ
上に同時表示してもよい。
このように、第28実施例及び第29実施例にJ、れば
、粘膜表面の凹凸や色調差を観察づるのに適した体内照
明光による映像と、粘膜下の血管走行や病変の浸潤範囲
を観察することの可能な透過画像とを切換え可能とする
ことにより連続的に観察できV診断能力の向上が可能と
なる。また、発光部が間歇的に発光されるため生体に照
射する総照射エネル1!−が最小限に押えられ、安全性
が向上すると共に連続的に発光する必要がないので装置
の小形化が容易となるという効果がある。
[発明の効果コ 以上説明したように本発明によれば、生体組織を透過し
た光を利用して、容易に組織内部を観察でき、また、観
察部位や観察目的に応じて最適な像を得ることができる
という効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図及び第2図は本発明の第1実施例に係り、第1図
は内視鏡装置の構成を示1−説明図、第2図は電子内視
鏡の先端部を示す説明図、第3図は本発明の第2実施例
における電子内視鏡を示す説明図、第4図は本発明の第
3実施例を説明づるための生体組織の分光透過特性を示
す説明図、第5図及び第6図は本発明の第4実施例に係
り、第5図は内?!鏡装置の構成を示す説明図、第6図
は内視鏡の先端部を示す説明図、第7図及び第8図は本
発明の第5実施例に係り、第7図は内視鏡装置の構成を
示す説明図、第8図は内視鏡の先端部を示す断面図、第
9図は本発明の第6実施例の内視鏡装置の構成を示す説
明図、第10図及び第11図は本発明の第7実施例に係
り、第10図は内視鏡装置の構成を示す説明図、第11
図は内視鏡の先端部を示づ説明図、第12図は本発明の
第8実施例における内視鏡の先端部を示す説明図、第1
3図は本発明の第9実施例の内視鏡装置の構成を示す説
明図、第14図は本発明の第10実施例の内視鏡装置の
構成を示す説明図、第15図は本発明の第11実施例の
内視鏡装置の構成を示す説明図、第16図は本発明の第
12実施例の内視鏡装置の構成を示す説明図、第17図
は本発明の第13実施例の内祝&!?装置の構成を示す
説明図、第18図は本発明の第14実施例の内視vL装
置の構成を示す説明−図、第19図は本発明の第15実
施例の内視鏡装置の構成を示1訳明図、第20図%いし
第23図は本発明の第16実施例に係り、第20図は内
視鏡装置の構成を示J説明図、第21図は内視鏡の先端
部を示す説明図、第22図(A>は体内照明光の発光タ
イミングを承りタイミング′)A7−ト、第22図(B
)は体外照明光の発光タイミングを承りタイミングチャ
ート、第23図は体内照明光と体外照明光との受光レベ
ルの変化を示す説明図、第24図は本発明の第17実施
例にJ3りる固体型機素子を示す説明図、第25図は本
発明の第18実施例の内視鏡装置の構成を示Jブ[lツ
ク図、第26図及び第27図は本発明の第19実施例に
係り、第26図は内視鏡装置の構成を示1ブロック図、
第27図(A>はタイミングジェネレータの出力を示づ
タイミングチャート、第27図(B)はフリップフロッ
プの出力S1を示すタイジングチ1?−ト、第27図(
C)はフリップフロップの出力S2を示すタイミングチ
ャート、第27図(D)はパルス発生回路の出力を示す
タイミングチャート、第27図(E)はフリップフロッ
プの出力S1を示すタイミングチャート、第27図(F
)はフリップフロップの出力S2を示すタイミングチャ
ート、第28図は本発明の第20実施例の内視鏡装置の
構成を示タブロック図、第29図及び第30図は本発明
の第21実施例に係り、第29図は内視鏡装置の構成を
示すブロック図、第30図は内視鏡の先端部を示す説明
図、第31図ないし第33図は本発明の第22実施例に
係り、第31図は内視鏡装置の構成を示すブロック図、
第32図は回転フィルタを示す説明図、第33図(A)
は固体撮像素子の動作モードを示すタイミングチャート
、第33図(8)は体内照明光のタイミングを示すタイ
ミングチャート、第33図(C)は体外照明光のタイミ
ングを示すタイミングチャート、第34図ないし第36
図は本発明の第23実施例に係り、第34図は内視鏡装
置の構成を示すブロック図、第35図は回転フィルタを
示す説明図、第36図(A>は回転フィルタの回転のタ
イミングを示すタイミングチャート、第36図(B)は
回転フィルタエンコーダの出力を示づタイミングチャ−
ト、第36図(C)はストロボランプの発光タイミング
を示すタイミングヂp −1・、第36図(D)は固体
撮像素子の動作モードを示すタイミングチャート、第3
7図ないし第41図は本発明の第24実施例に係り、第
37図は内視鏡装置の構成を示すブロック図、第38図
は回転フィルタを示す説明図、第39図は同Ig1回路
の構成を示すブロック図、第40図<A)は回転フィル
タの回転タイミングを示Jタイミングチャート、第40
図(B)は回転フィルタエンコーダのスタートパルスを
示すタイタングチ1!−ト、第40図(C)は回転フィ
ルタエンコーダのリードパルスを示づタイミングチャー
ト、第40図(D)は同期回路の出力を示すタイミング
チャート、第40図(E)は固体撮像索子の動作モード
を示すタイミングチャート、第41図<A)は固体撮像
索子の動作モードを示すタイミングチャート、第41図
(B)は体内照明光の発光タイミングを示すタイジング
チ11−ト、第41図(C)は体外照明光の発光タイミ
ングを示すタイミングチャート、第42図は本発明の第
25実流例の内視鏡装置の構成を示すブロック図、第4
3図は本発明の第26実施例の内視鏡装置の構成を示す
ブロック図、第44図は本発明の第27実施例の内視鏡
装置の構成を示すブロック図、第45図及び第46図は
本発明の第28実施例に係り、第45図は内視Q置の構
成を示すブロック図、第46図(Δ)は固体1m像素子
の動作モードを示ずタイミングチャート、第46図(B
)はフラッシュ信号を示づタイミングチャート、第46
図(C)は体外照明光の発光タイミングを示すタイミン
グチャート、第46図(D)は体内照明光の変化を示す
タイミングチャート、第46図(E)はスイッチ回路4
24の切換のタイミングを示すタイミングチャート、第
46図(F)はスイッチ回路428の切換のタイミング
を示すタイミングチャート、第46図(G)は固体@画
素子の動作モードを示すタイミングチャート、第46図
(H)は体外照明光の発光タイミングを示すタイミング
チャート、第47図及び第48図は本発明の第29実施
例に係り、第47図は内視鏡装置の構成を示Jブロック
図、第48図(A)は固体撮像素子の動作モードを示づ
タイミングチャート、第48図(B)はフラッシュ信号
を示すタイミングチャート、第48図(C)はモニタの
表示画像を示すタイミングチャート、第48図(D)は
体外照明光の発光タイミングを示づタイミングチャート
、第48図(E)は体内照明光の変化を示すタイミング
チャート、第48図(F)はメモリの書き込み動作の切
換のタイミングを示寸タイミングチャート、第48図(
G)はメモリの読み出し動作の切換のタイミングを示す
タイミングチャートである。 1・・・内祝鏡装置   2・・・電子内視鏡3・・・
外部光源装置  7・・・モニタ10・・・挿入部  
  13・・・先端部14・・・結像光学系  15・
・・固体撮像素子23・・・光源     28・・・
映像信号処理回路第3図 浪長(n m ) 第5図 第6図 第1O図 叶 第11図 第12囚 1ス 第13図 第17図 第18図 第2o図

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)少なくとも赤外光を含む照明光を生体組織を通し
    て生体内に照射する照明手段と、生体内に挿入される細
    長の挿入部と、受光部が前記挿入部に設けられ、少なく
    とも赤外光に感度を有し、前記照明手段によって透過照
    明された被写体像を撮影する撮影手段とを備えた内視鏡
    装置。
  2. (2)赤色光以上の波長領域の照明光を生体組織を通し
    て生体内に照射する照明手段と、生体内に挿入される細
    長の挿入部と、受光部が前記挿入部に設けられ、前記照
    明手段によって透過照明された被写体像を撮像する固体
    撮像素子を用いた撮像装置とを備えた内視鏡装置。
  3. (3)照明光を生体組織を通して生体内に照射する第1
    の照明手段と、生体内に挿入される細長の挿入部と、出
    射部が前記挿入部に設けられ、照明光を生体内から該生
    体内に照射する第2の照明手段と、受光部が前記挿入部
    に設けられた撮影手段と、前記撮影手段に対する前記第
    1の照明手段の照明光による露光量と第2の照明手段の
    照明光による露光量との少なくとも一方の露光量を制御
    する露光量制御手段とを備えた内視鏡装置。
  4. (4)間欠的に発光または光量増加可能で、照明光を生
    体組織を通して生体内に照射する第1の照明手段と、生
    体内に挿入される細長の挿入部と、出射部が前記挿入部
    に設けられ、照明光を生体内から該生体内に照射する第
    2の照明手段と、受光部が前記挿入部に設けられた撮像
    手段と、前記撮像手段の出力信号を映像信号処理して、
    被写体像を映像化する信号処理手段と、前記第1の照明
    手段の照明光による映像を記憶する記憶手段と、前記記
    憶手段に記憶された第1の照明手段の照明光による映像
    と、前記第2の照明手段の照明光による映像とを表示可
    能な表示手段とを備えた内視鏡装置。
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