JPH0115001Y2 - - Google Patents

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JPH0115001Y2
JPH0115001Y2 JP16711781U JP16711781U JPH0115001Y2 JP H0115001 Y2 JPH0115001 Y2 JP H0115001Y2 JP 16711781 U JP16711781 U JP 16711781U JP 16711781 U JP16711781 U JP 16711781U JP H0115001 Y2 JPH0115001 Y2 JP H0115001Y2
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cassette
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案はカセツト式テープレコーダ等に用い
るカセツトセンサ孔検出装置に関するものであ
る。
カセツト式テープレコーダに使用されるカセツ
トには、その後側面の所定位置に誤消去防止爪が
形成されており、録音済でこの内容を消去したく
ないときはこの爪を折つて除去し、次の録音がな
されないように、すなわち既に録音したものが消
去されないようにセンサ孔を形成するようにして
いる。そして、このセンサ孔を検出するために、
テープレコーダのカセツト収容部にセンサ孔の有
無でオン・オフするスイツチが設けられている。
カセツトは、カセツト収容部に設けられたガイド
ピンにカセツトに形成されたガイド孔をはめ込ん
でその収容位置を規正するが、カセツトのガイド
孔とセンサ孔が形成される後側面との寸法がばら
つくと、センサ孔とスイツチとの相対位置がばら
ついてスイツチが誤動作することがある。
第1図は従来のカセツトセンサ孔検出装置の動
作説明図であり、aは正常動作時、bは誤動作時
の状態を示す。図において、1はカセツト、2は
カセツトの後側面に爪を折つて形成されたセンサ
孔、3,4はリード片、5はリード片3と4の基
部を絶縁保持する絶縁体、6はリード片3の先端
に固定された検出体、7はリード片4に設けられ
た接点である。カセツト1の寸法が正確に形成さ
れているときは、aに示すように、検出体6はセ
ンサ孔2の中に入つて接点7はリード片3に接触
しない。したがつて、リード片3,4等からなる
スイツチはオフのままになり誤消去を防止する状
態が検出される。なお、鎖線で示したように爪8
が存在する場合は検出体6は爪8により押されて
スイツチはオンとなり録音可能の状態が検出され
る。
しかし、カセツト1の寸法がばらついていると
きは、bに示すように、センサ孔2が形成されて
いても検出体6はばらつき量に応じて押され、リ
ード片3が接点7に接触してスイツチがオンにな
つてしまうことがある。このようになると、カセ
ツト1に消去防止用のセンサ孔2が形成されてい
るにもかかわらず、スイツチはオンして録音が可
能となり、カセツト1に録音されている内容が消
去されてしまうという問題があつた。
このような問題を解決するために、カセツトの
後側面とセンサ孔との間の距離にもとずいてマイ
クロスイツチを動作するようにした考えが提案さ
れている(実開昭51−25940号)。
しかしながら、このような装置では動作機構が
非常に複雑になり、動作が不安定になるとともに
コストが高くなるという欠点があつた。
この考案は上記の点に鑑みてなされたものであ
り、その目的とするところは、少ない部品で簡単
な構成により正確にカセツトの誤消去防止用等の
センサ孔を検出できるようなカセツトセンサ孔検
出装置を提供することにある。
このような目的を達成するために、この考案
は、互いに平行に絶縁して保持され先端の接点部
が接触または離反するような第1のリード片と第
2のリード片を設け、第1のリード片の先端部に
カセツトの後側面に係合する係合部を設け、第2
のリード片の先端部にセンサ孔に挿入する検出部
を設けたものである。
以下、この考案を図面にもとずいて詳細に説明
する。
第2図はこの考案に係るカセツトセンサ孔検出
装置の一実施例の正面図、第3図は平面図であ
る。図において、1はカセツト、2はカセツト1
の後側面に形成された誤消去防止用のセンサ孔、
2a,2bは同じくメタルテープ検出用のセンサ
孔、クロムテープ検出用のセンサ孔である。ま
た、9はカセツト1のキヤプスタン孔、10はテ
ープレコーダのカセツト収容部、11はカセツト
収容部10の最上面側に設けられた支持フレー
ム、12は底部に設けられた基板、13は最下面
側に設けられたカセツト1の前側面を支持するガ
イド片、14,14a,14bは支持フレーム1
1の前方に突出したフレーム上片、15,15
a,15bはセンサ孔2,2a,2bの位置に対
向するように支持フレーム11にそれぞれはめ込
まれ固定されたスイツチユニツトである。
なお、16は消去ヘツド、17は録音(再生)
ヘツド、18はピンチローラであり、録音(再
生)時にこれらは第2図の矢印の方向に移動しカ
セツト1のテープに接続する。19はキヤプスタ
ンである。
次にこの考案を特徴づけるスイツチユニツトの
構造を第4図により詳細に説明する。
第4図において、aは平面図、bは側面図、c
は底面図、dはaのD−D断面図、eはaのE−
E断面図である。21は弾性金属板からなる第1
のリード片、22は同じく弾性金属板からなる第
2のリード片、23,24はリード片21,22
の先端部に重なるようにそれぞれ形成され互いに
接触または離反する接点部、25,26はリード
片21,22の基端部にそれぞれ形成されたリー
ド線を接続するための端子部、27はリード片2
1の先端部に設けられた係合部としてのカム、2
8はリード片22の先端部に設けられた検出部と
してのカム、29はリード片21と22の基部を
モールドしてこれらが互いに平行に配列されるよ
うに絶縁保持するプラスチツクからなるホルダ、
30はリード片21と22の間に配置され上方に
突出した突起体、31,32はリード片21,2
2の外側にそれぞれ配置され側方に弾性を有する
ように形成されたクランパ、33,34はクラン
パ31,32の外側面にそれぞれ形成された抜け
防止用の溝、35,36はリード片21,22の
下面に接するように長くのびてそれぞれ形成され
た下支持体である。突起体30、クランパ31,
32、下支持体35,36はホルダ29と一体成
形により作られる。カム27,28に何も力を加
えない状態では接点部23と24は接触しスイツ
チはオンしている。なお、カム28はカム27よ
り高く形成されている。
このスイツチユニツト15を支持フレーム11
の装着穴に前方(第3図の下方)から挿入する
と、クランパ31,32は弾力に抗して内方に押
され、装着穴内の突起に溝33,34がはめ込ま
れて前後方向に位置決めがなされるとともに、ス
イツチユニツト15は支持フレーム11から抜け
なくなる。
なお、スイツチユニツト15a,15bについ
ても構造は全く同じである。
第5図、第7図はカセツト1のセンサ孔2とス
イツチユニツト15との相関状態を示す側面図で
ある。スイツチユニツト15を支持フレームに装
着する際、突起体30はフレーム上片14のテー
パ状の下面にガイドされて前方(第5図、第7図
で左方)から入り、基板12の基板台38とフレ
ーム上片14の間に下支持体35,36と突起体
30が挾持され、スイツチユニツト15は上下方
向に位置決めがなされる。
第5図は、カセツト1の爪8が折られておらず
センサ孔2が形成されていない場合の例を示すも
のであり、カセツト1が矢印の方向から挿入され
ガイド片13と基板台38によつて位置決めされ
てセツトされると、カム27がカセツト1の後側
面に接触してリード片21は押上げられ、また、
カム28が爪8に接触してリード片22は押上げ
られる。したがつて、第6図に示すように、カム
28はカム27より高いために接点部23と24
は離反しスイツチはオフとなる。
また、第7図は、カセツト1の爪8が折られて
センサ孔2が形成されている場合の例を示すもの
であり、カセツト1がセツトされるとカム27が
カセツト1の後側面に接触してリード片21は押
上げられるが、カム28はセンサ孔2内に入りリ
ード片22は押上げられない。したがつて、リー
ド片22はリード片21によつて押上げられる状
態となり接点部23と24は接触してスイツチは
オンとなる。スイツチユニツト15a,15bに
おいても動作は全く同じである。
この実施例ではセンサ孔2がないときはスイツ
チはオフ、あるときはスイツチはオンするように
構成したが、リード片の接点部の上下重なり状態
を逆にしてセンサ孔2がないときはスイツチをオ
ン、あるときはスイツチをオフするように逆の動
作構成にすることも可能である。
第9図はスイツチユニツト15,15a,15
bを用いたテープレコーダの一例のブロツク回路
図である。図において、40は電源スイツチ、4
1は電源トランス、42は電源回路、43はキヤ
プスタンモータ、44は録音プランジヤ、45は
制御ボツクス、46は制御スイツチブロツク、4
7はリールモータ、48はヘツドプランジヤ、4
9はブレーキプランジヤ、50,51,52は録
音プランジヤ44に連動して動作する録音と再生
の切換用スイツチ、53は録音・再生ヘツド、5
4は消去ヘツド、55はマイクアンプ、56は再
生アンプ、57はイコライザ、58はバイアス発
振器、59はバイアストラツプ、60は録音アン
プ、61は録音イコライザ、62はスイツチユニ
ツト15a,15bのオン・オフ状態によりノー
マル、メタル、クローム等のテープ種類を検出す
るテープセレクタ、63はドルビーアンプ、64
はドルビーオンスイツチ、65はマルチプレツク
スフイルタ、66はフイルタスイツチ、67はメ
ータアンプ、68はメータ、69は出力ボリユー
ム、70はヘツドホンアンプである。
制御ボツクス45はスイツチユニツト15がオ
フしているときは通常の録音動作を可能とする
が、スイツチユニツト15がオンすると再生は行
なうが録音はしないように各制御を行なう。
このようにこの考案に係るカセツトセンサ孔検
出装置によると、わずかの部品で簡単な構造によ
つて低コストがはかれるとともに、検出する基準
をカセツトの後側面においているために、カセツ
トの寸法誤差に影響されずに爪の有無すなわちセ
ンサ孔の有無を正確に検出できるという優れた効
果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来のカセツトセンサ孔検出装置の動
作説明図、第2図はこの考案に係るカセツトセン
サ孔検出装置の一実施例の正面図、第3図は平面
図、第4図においてaはスイツチユニツトの平面
図、bは側面図、cは底面図、dはaのD−D断
面図、eはaのE−E断面図、第5図はセンサ孔
がない場合のカセツトとスイツチユニツトの相関
状態を示す側面図、第6図はその要部正面図、第
7図はセンサ孔がある場合のカセツトとスイツチ
ユニツトの相関状態を示す側面図、第8図はその
要部正面図、第9図はスイツチユニツトを用いた
テープレコーダのブロツク回路図である。 1……カセツト、2,2a,2b……センサ
孔、8……爪、15,15a,15b……スイツ
チユニツト、21,22……リード片、23,2
4……接点部、27,28……カム、29……ホ
ルダ、30……突起体、31,32……クラン
パ、33,34……溝、35,36……下支持
体。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 互いに平行に配置され、先端部に接触または
    離反する接点部を設け、基部は互いに絶縁保持
    された第1と第2のリード片からなり、第1の
    リード片の先端部にはカセツトの後側面に係合
    する係合部を設け、第2のリード片の先端部に
    はカセツトの後側面に形成されたセンサ孔に挿
    入する検出部を設け、センサ孔の有無によつて
    接点部の接触または離反を動作せしめるように
    したカセツトセンサ孔検出装置。 (2) 係合部および検出部はカムによつて形成した
    実用新案登録請求の範囲第1項記載のカセツト
    センサ孔検出装置。
JP16711781U 1981-11-11 1981-11-11 カセツトセンサ孔検出装置 Granted JPS5872735U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16711781U JPS5872735U (ja) 1981-11-11 1981-11-11 カセツトセンサ孔検出装置

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JP16711781U JPS5872735U (ja) 1981-11-11 1981-11-11 カセツトセンサ孔検出装置

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Publication Number Publication Date
JPS5872735U JPS5872735U (ja) 1983-05-17
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JP16711781U Granted JPS5872735U (ja) 1981-11-11 1981-11-11 カセツトセンサ孔検出装置

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Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS58190849U (ja) * 1982-06-10 1983-12-19 赤井電機株式会社 検出装置
JPS6116756U (ja) * 1984-07-04 1986-01-31 日本ビクター株式会社 記録再生装置の誤消去防止機構

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JPS5872735U (ja) 1983-05-17

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