JP7447527B2 - 画像形成装置 - Google Patents

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Description

本発明は、画像形成装置に関する。
特許文献1は、被印刷物を加熱する加熱手段と、この加熱手段により加熱された被印刷物の輻射した赤外線を検知する赤外線センサーとからなる被印刷物検出装置を開示する。
特表2000-46033号公報
しかしながら、特許文献1は、加熱された被印刷物の輻射した赤外線を検知するため、シートのカール量を好適に算出するなど、被印刷物の特性を正確に測定できないという課題があった。
本発明は、上記課題に鑑みてなされたものであり、近赤外光をシートに照射した反射光を測定することにより、シートに浸透したインクの浸透深さをより好適に算出できる画像形成装置を提供することを目的とする。
本発明の一局面によれば、画像形成装置は、給送部と、搬送部と、画像形成部と、発光部と、受光部と、検知部と、浸透深さ算出部とを備える。前記給送部は、シートを給送する。前記搬送部は、前記シートを搬送する。前記画像形成部は、前記シートにインクにより画像を形成する。前記発光部は、前記シートに前記近赤外光を発光する。前記受光部は、前記近赤外光の反射光を受光する。前記検知部は、前記反射光の受光量を検知する。前記浸透深さ算出部は、前記受光量に基づいて、前記インクの浸透深さを算出する。
本発明によれば、近赤外光をシートに照射した反射光を測定することにより、シートに浸透したインクの浸透深さをより好適に算出できる。
本発明の実施形態1に係る画像形成装置を示す図である。 実施形態1に係る画像形成装置の機能ブロック図である。 実施形態1に係る画像形成装置によるシートの浸透深さの算出を説明する図である。 実施形態1に係る画像形成装置の発光部が発する近赤外光の波長帯と吸光度の関係を示す図である。 実施形態1に係る画像形成装置におけるシートの水分量と反射波の関係を示す図である。 実施形態2に係る画像形成装置におけるシートのカールを説明する図である。 実施形態1~3に係る画像形成装置の制御を示すフローチャートである。 実施形態1~3に係る画像形成装置の制御を示すフローチャートである。
(実施形態1)
以下、本発明の実施形態について、図面を参照しながら説明する。なお、図中、同一または相当部分については同一の参照符号を付して説明を繰り返さない。
図1を参照して、本実施形態に係る画像形成装置100を説明する。図1は、本実施形態に係る画像形成装置100を示す図である。本実施形態は、本願のすべての実施形態に適用され得る。
図1に示すように、画像形成装置100は、給送部10と、搬送部12と、検出部14と、画像形成部16と、発光部20と、受光部22と、矯正部24と、排出部26と、制御部50とを備える。
画像形成装置100は、画像データに基づき、図3で後述するインクDにより、シートPに画像を形成する。画像形成装置100の具体例は、インクジェットプリンターである。
給送部10は、シートPを給送する。給送部10は、給紙トレイと、ピックアップローラーとを有してもよい。ピックアップローラーは、給紙トレイに収納されたシートPをピックアップして、給送する。
搬送部12は、シートPを搬送する。搬送部12は、給送部10から排出部26まで延びる搬送路を形成する。
検出部14は、給送部10から給送されたシートPのシート厚H(図3)を検出する。
画像形成部16は、シートPにインクDを滴下して、シートPに画像を形成する。
発光部20は、画像が形成されたシートPに向けて光を発光する。光は、好適には、近赤外光A(図3)である。
受光部22は、シートPで反射された反射光B(図3)を受光する。
矯正部24は、インクDにより画像が形成されたシートPにニップ圧を加えて、シートPに生じたカールを矯正する。
排出部26は、シートPを機外に排出する。排出部26は、排出トレイを有してもよい。
次に、図1に加え、図2を参照して、本実施形態に係る画像形成装置100の構成を詳細に説明する。図2は、本実施形態に係る画像形成装置100の機能ブロック図である。本実施形態は、本願のすべての実施形態に適用され得る。図2において、図1ですでに説明した構成要素については、重複する説明を省略する。
以下、画像形成装置100における情報の流れに沿って、各構成要素を説明する。
図2に示すように、画像形成装置100は、給送部10と、搬送部12と、検出部14と、画像形成部16と、記憶部18と、発光部20と、受光部22と、矯正部24と、排出部26と、制御部50とを備える。制御部50は、これらの構成要素の動作を制御する。
制御部50は、発光制御部52と、検知部54と、浸透深さ算出部56と、カール量算出部58と、付勢量制御部60とを含む。
制御部50の具体例は、CPU(Central Processing Unit)である。
発光制御部52と、検知部54と、浸透深さ算出部56と、カール量算出部58と、付勢量制御部60とは、記憶部18にインストールされたプログラムである。プログラムは、CPUにより実行される。
検出部14は、給送部10から給送されたシートPのシート厚H(図3)を検出する。検出部14の具体例は、超音波発信機である。超音波発信機は、給送部10から給送されたシートPに超音波の送信波を発信し、シートPを透過した透過波、またはシートPで反射した反射波の強度を測定して、シート厚Hを検出する。
検出部14は、例えば、用紙搬送路に複数の対向するローラーで構成されてもよく、検出部14は、複数のローラー間にシートPが通過するときのニップ間隔に基づいて、シートPのシート厚Hを検出してもよい。
検出部14は、シート厚Hを示すシート厚情報を出力する。
画像形成部16は、単数または複数のインクジェットヘッドである。画像形成装置100がカラー仕様の場合、画像形成部16は、一例として、シアン、マゼンタ、イエロー、およびブラックのインクジェットヘッドを有する。
インクジェットヘッドは、シートPに対してインクDを吐出する。インクジェットヘッドの各々には、インクDが供給される。インクDの一例は、水系インクである。インクDの色は、インクジェットヘッド毎に異なってもよい。
記憶部18は、波長情報を記憶する。波長情報は、近赤外光Aの特定の波長である。具体的には、波長情報は、1.9μm~2.0μm、1.4μm~1.5μm、1.15μm~1.25μmの波長帯域である。波長情報は、さらに、具体的に、1.94μm、1.45μm、1.2μmである。
記憶部18は、記憶装置を含み、データおよびコンピュータープログラムを記憶する。具体的には、記憶部18は、半導体メモリーのような主記憶装置、並びに、半導体メモリーおよび/またはハードディスクドライブのような補助記憶装置を含む。
制御部50の発光制御部52は、記憶部18から波長情報を取得する。発光制御部52は、波長情報に基づいて、発光部20が発する近赤外光Aの波長を設定する。近赤外光Aは、波長がおよそ0.7μm~2.5μmの電磁波で、赤色の可視光に近い波長を持つ。
後述するように、発光部20から近赤外光AがシートPに照射され、シートPで反射した反射光Bが受光部22で受光される。図4で後述するように、反射光Bは、インクDに含まれる水分量Sに対して特徴的な近赤外線吸収特性を有する。そのため、反射光Bの光量は、シートPに塗布されたインクDの浸透深さh2の算出に用いられる。
発光制御部52は、ユーザーの設定により、近赤外光Aについて特定範囲の波長を設定できる。
発光部20は、シートPに近赤外光Aを発光する。すなわち、発光部20は、発光制御部52により設定された波長帯域の近赤外光Aを発光する。発光部20の具体例は、発光ダイオード、LED(Light Emitting Diode)である。
受光部22は、近赤外光Aの反射光Bを受光する。すなわち、受光部22は、発光部20が発光した近赤外光AがシートPに反射した反射光Bを受光する。
受光部22の具体例は、CCD(Charge-Coupled Device)、または、CMOSイメージセンサー(Complementary metal-oxide-semiconductor)である。受光部22が、例えば、CCDである場合、反射光Bの受光量aに応じて蓄積電荷の量が変化する。
発光部20および受光部22は、画像形成部16に対して、シートPの搬送方向下流側に配置される。
制御部50の検知部54は、反射光Bの受光量aを検知する。すなわち、検知部54は、受光部22が受光した反射光Bの受光量aを検知し、反射光Bの受光量aを示す光量情報を出力する。
記憶部18は、さらに、シートPに浸透したインクDの浸透深さh2と受光量aとの関係を示す関数を記憶する。記憶部18は、所定の関数f(a)を記憶してもよい。記憶部18は、浸透深さh2と受光量aとの関係を示すテーブルを記憶してもよい。
シートPに浸透したインクDの浸透深さh2は、(式1)の浸透深さ算出式で与えられる。
Figure 0007447527000001
制御部50の浸透深さ算出部56は、受光量aに基づいて、インクDの浸透深さh2を算出する。浸透深さh2は、図3で後述するように、シートPに滴下されたインクDが、シートPに染み込んだ深さを示す。
具体的には、浸透深さ算出部56は、記憶部18から(式1)を読み出し、受光量aを関数f(a)に代入することにより、浸透深さh2を算出する。
図5で後述するように、近赤外光Aの反射光Bの受光量aと、シートPに塗布されたインクDの水分量Sとの間には、インクDの水分量Sが少ないほど反射光Bの受光量aは多くなり、インクDの水分量Sが多いほど反射光Bの受光量aは少なくなる特性を有する。
従って、受光部22が受光した反射光Bの受光量aに基づいて、浸透深さh2を算出することは、シートPの水分量Sに基づいて、浸透深さh2を算出することになる。
先に、検出部14により、シート厚Hが検出されているので、図3に示すように、H=h1+h2より、浸透深さh2より、非浸透深さh1が算出される。非浸透深さh1と、浸透深さh2とは、後述する曲率1/Rの算出に用いられる。
記憶部18は、さらに、曲率算出式と、カール量算出式とを記憶する。記憶部18は、これらすべての数式を記憶することに限定されない、記憶部18は、これらの数式の一部を記憶していてもよい。
シートPの曲率1/Rは、(式2)の曲率算出式で与えられる。
Figure 0007447527000002
シートPのカール量δは、(式3)のカール量算出式で与えられる。
Figure 0007447527000003
(式2)および(式3)は、図6で詳述する。
制御部50のカール量算出部58は、浸透深さh2を(式2)に代入して、曲率1/Rを算出し、曲率1/Rを(式3)に代入して、カール量δを算出する。
矯正部24は、ローラーを有し、シートPのカールを矯正する。具体的には、図1に示すように、矯正部24は、搬送部12の搬送路において、発光部20および受光部22の下流側であって、排出部26の上流側に配置される。
矯正部24は、複数のローラーの組み合わせで構成され、複数のローラーのニップにシートPが通過することにより、シートPのカールが矯正される。
制御部50の付勢量制御部60は、カール量算出部58が算出したカール量δに基づいて、矯正部24のシートPに対するローラーの付勢量を調節する。すなわち、カール量δが小さいとき、付勢量制御部60は、ローラーの付勢量を小さくする。カール量δが大きいとき、付勢量制御部60は、ローラーの付勢量を大きくする。複数のローラーは、シートPがカールしている向きと反対方向に付勢力が加わるよう、組み合わされていてもよい。
排出部26は、矯正部24でカールが矯正されたシートPを機外に排出する。排出部26は、搬送部12の搬送路の終端に配置され、ローラーにより、シートPを排出する。排出部26は、排出トレイを有していてもよい。ローラーにより排出されたシートPは、排出トレイに積載される。
(実施形態1)
次に、図1および図2に加え、図3~図5を参照して、実施形態1に係る画像形成装置100の画像形成処理について説明する。
図3は、実施形態1に係る画像形成装置100によるシートPの浸透深さh2の算出を説明する図である。図4は、実施形態1に係る画像形成装置100の発光部20が発する近赤外光Aの波長帯と吸光度の関係を示す図である。図5は、実施形態1に係る画像形成装置100におけるシートPの水分量Sと反射光Bの関係を示す図である。実施形態1は、本願のすべての実施形態に適用され得る。
実施形態1では、画像形成装置100は、給送部10と、搬送部12と、画像形成部16と、発光部20と、受光部22と、検知部54と、浸透深さ算出部56とを備える。給送部10は、シートPを給送する。搬送部12は、シートPを搬送する。画像形成部16は、シートPにインクDにより画像を形成する。
発光部20は、シートPに近赤外光Aを発光する。受光部22は、近赤外光Aの反射光Bを受光する。検知部54は、反射光Bの受光量aを検知する。浸透深さ算出部56は、受光量aに基づいて、インクDの浸透深さh2を算出する。
発光部20および受光部22は、搬送部12に搬送されるは、シートPのインクDが塗布された面とは反対側に配置されている。
また、発光部20は、1.9μm~2.0μm、1.4μm~1.5μm、1.15μm~1.25μmのいずれかの波長帯域の近赤外光Aを発光する発光素子を有する。
好適には、発光素子は、1.94μmの波長帯域の近赤外光Aを発光する。
さらに、受光部22は、1.9μm~2.0μm、1.4μm~1.5μm、1.15μm~1.25μmのいずれかの波長帯域の反射光Bを受光する受光素子を有する。
好適には、受光素子は、1.94μmの波長帯域の反射光Bを受光する。
図1に示すように、給送部10は、シートPを給送する。搬送部12は、シートPを搬送する。検出部14は、給送部10から給送されたシートPのシート厚Hを検出する(図3)。画像形成部16は、シートPにインクDを滴下して、シートPに画像を形成する。
シートPにインクDが滴下されると、インクDは、シートPの浸透深さh2まで浸透する。ここで、シート厚Hは、浸透深さh2と非浸透深さh1との和である。浸透深さh2、および、非浸透深さh1は、図6を参照して説明する実施形態2において、シートPの曲率1/Rを算出するために用いられる。
図3に示すように、発光部20は、画像が形成されたシートPに向けて、近赤外光Aを発光する。受光部22は、シートPで反射された反射光Bを受光する。
実施形態1では、発光部20および受光部22は、好適には、シートPのインクDが塗布された面とは反対側に配置される。すなわち、発光部20および受光部22は、好適には、シートPのインクDが塗布されていない面に対向して配置される。さらには、発光部20は、シートPのインクDが塗布された面とは反対側の面に向けて近赤外光Aを照射し、受光部22は、シートPのインクDが塗布された面とは反対側の面を反射した反射光Bを受光する。
発光部20および受光部22を、シートPのインクDが塗布された表側に配置すると、発光部20から発光された近赤外光Aが、インクDの水分により散乱してしまうため、受光部22は、インクDの浸透深さh2に対応した受光量aを好適に受光できないからである。
本実施形態によれば、発光部20および受光部22を、搬送部12に搬送されるシートPのインクDが塗布された面とは反対側に配置したことにより、反射光Bの散乱が抑えられ、インクDの浸透深さh2に対応した受光量aを好適に受光できる。
ここで、図4に示すように、発光部20が発光する近赤外光Aは、波長帯域によって、水分に吸光される吸光度が異なる。吸光度は、近赤外光Aの光量に対して、シートPの水分に吸光された光量の割合を示す。すなわち、吸光度が高いほど、近赤外光AはシートPの水分に吸光され、吸光度が低いほど、近赤外光AはシートPの水分に吸光されずに反射したことを示す。
近赤外光Aは、1.9μm~2.0μm、1.4μm~1.5μm、1.15μm~1.25μmの波長帯域のとき、一般に吸光度が高く、それぞれ、1.94μm、1.45μm、1.2μmのとき、吸光度のピークが存在する。
従って、発光部20の発光素子は、1.9μm~2.0μm、1.4μm~1.5μm、1.15μm~1.25μmのいずれかの波長帯域の近赤外光Aを発光する。発光部20の発光素子は、好適には、1.94μm、1.45μm、1.2μmのいずれかの波長帯域の近赤外光Aを発光する。発光部20の発光素子は、さらに好適には、1.94μmの波長帯域の近赤外光Aを発光する。
受光部22の受光素子は、1.9μm~2.0μm、1.4μm~1.5μm、1.15μm~1.25μmのいずれかの波長帯域の反射光Bを受光する。発光部20の発光素子は、好適には、1.94μm、1.45μm、1.2μmのいずれかの波長帯域の反射光Bを受光する。発光部20の発光素子は、さらに好適には、1.94μmの波長帯域の反射光Bを受光する。
インクDの浸透深さh2を算出するために、近赤外光Aの反射光Bを用いる理由は、反射光Bと水分量Sとの間には、図5に示すような関係があるからである。図5は、一例として、一次関数である。
シートPに浸透したインクDの量、すなわち、インクDの水分量Sが少ないほど、インクDの浸透深さh2は小さい。インクDの水分量Sが多いほど、インクDの浸透深さh2は大きい。
図5に示すように、インクDの水分量Sが少ないほど、近赤外光Aの反射光Bの光量は大きくなり、インクDの水分量Sが多いほど、近赤外光Aの反射光Bの光量は小さくなる。
従って、近赤外光Aの反射光Bに基づいてインクDの浸透深さh2を算出することにより、インクDの水分量Sに基づいてインクDの浸透深さh2を算出したことになるからである。
本実施形態によれば、シートPのカール量δを好適に算出するため、近赤外光AをシートPに照射することにより、シートPに塗布されたインク量に応じて、シートPに浸透したインクDの浸透深さh2をより好適に算出できる。
また、本実施形態によれば、発光部20が、1.9~2.0μm、1.4~1.5μm、1.15~1.25μmのいずれかの波長帯域の近赤外光Aを発光する発光素子を有することにより、高い吸光度の反射光Bを測定することができる。
また、本実施形態によれば、発光素子が、1.94μmの波長帯域の近赤外光Aを発光することにより、より好適に、高い吸光度の反射光Bを測定することができる。
また、本実施形態によれば、受光部22が、1.9~2.0μm、1.4~1.5μm、1.15~1.25μmのいずれかの波長帯域の反射光Bを受光する受光素子を有することにより、高い吸光度の反射光Bを測定することができる。
また、本実施形態によれば、受光素子が、1.94μmの波長帯域の反射光Bを受光することにより、より好適に、高い吸光度の反射光Bを測定することができる。
(実施形態2)
次に、図1~図5に加え、さらに、図6を参照して、実施形態2に係る画像形成装置100の画像形成処理について説明する。図6は、実施形態2に係る画像形成装置100におけるシートPのカールを説明する図である。
実施形態2では、画像形成装置100は、記憶部18と、カール量算出部58とをさらに備える。記憶部18は、曲率算出式と、カール量算出式とを記憶する。カール量算出部58は、浸透深さh2を曲率算出式(式2)に代入して、曲率1/Rを算出し、曲率1/Rをカール量算出式(式3)に代入して、カール量δを算出する。実施形態2は、本願のすべての実施形態に適用され得る。
図6に示すように、シートPは、インクDを塗布されることにより、カール量δだけカールする。カール量δを算出するために、本実施形態では、カールモデルを用いる。カールモデルは、例えば、材料特性が異なる非浸透深さh1のシートP1と、シート厚h2(浸透深さh2)のシートP2とが積層接着されたシートPを考える。
シートP2側にインクDが滴下されたとき、インクDが浸透しないシートP1は伸長せず、インクDが浸透したシートP2が伸長する。従って、シートP1とシートP2との伸長差により、シートPは、曲率半径Rをもって、下向きにカール量δだけカールする。
カール量δを算出するため、実施形態1で説明した浸透深さh2と、(式2)および(式3)を用いる。記憶部18は、(式2)および(式3)を記憶してもよい。
曲率半径1/Rを算出する(式2)において、シートP1の伸び率ε1と、シートP2の伸び率ε2とは、それぞれ、シートP1、シートP2の特性に基づく定数である。シートP1の非浸透深さh1は、実施形態1で算出されたシートPのシート厚Hと、シートP2のシート厚h2(浸透深さh2)により算出される。
縦弾性係数Eは、例えば、シートPを引っ張った際に発生する「ひずみ」と「引張応力」の比例係数である。縦弾性係数E1は、シートP1の材質により特定される定数である。縦弾性係数E2は、シートP2の材質により特定される定数である。
従って、これらの数値を(式2)に代入することにより、曲率半径1/Rが算出される。
(式2)において、シート長Lは、シートPで特定される定数である。従って、カール量算出部58は、曲率半径1/Rとシート長Lとを(式3)に代入することにより、カール量δが算出される。
本実施形態によれば、実施形態1において算出された、インクDの浸透深さh2と、カールモデルを応用した(式2)および(式3)を利用することにより、好適にシートPのカール量δが算出される。
(実施形態3)
次に、引き続き、図1~図6を参照して、実施形態3に係る画像形成装置100の画像形成処理について説明する。
実施形態3では、画像形成装置100は、矯正部24と、付勢量制御部60とをさらに備える。矯正部24は、ローラーを有し、シートPのカールを矯正する。付勢量制御部60は、カール量δに基づいて、矯正部24のシートPに対するローラーの付勢量を調節する。実施形態3は、本願のすべての実施形態に適用され得る。
図1に示すように、発光部20および受光部22は、画像形成部16の下流側に配置される。矯正部24は、搬送部12の搬送路において、発光部20および受光部22のさらに下流側であって、排出部26の上流側に配置される。
シートPは、画像形成部16でインクDを塗布されて水分を含むことにより、カールし、発光部20および受光部22を通過することにより、カール量算出部58によりカール量δが算出される。
矯正部24は、複数のローラーの組み合わせで構成され、複数のローラーのニップにシートPが通過することにより、シートPのカールが矯正される。
例えば、実施形態2(図6)で説明したように、シートPは、インクDが塗布された面(シートP2)の反対側に向かってカールする。そのため、図1に示すように、矯正部24は、シートP2側に一つのローラーを配置し、シートP1側に複数のローラーを配置し、シートP1側の複数のローラーで、シートP2側の一つのローラーを付勢することにより、カールを矯正することができる。
制御部50の付勢量制御部60は、カール量算出部58が算出したカール量δに基づいて、矯正部24のシートPに対するローラーの付勢量を適正量に調節する。
本実施形態によれば、好適にシートPのカールを矯正することができる。
また、本実施形態によれば、シートPに浸透したインクDの浸透深さh2から算出されたカール量δに基づいて、ローラーの付勢量を調節できるため、さらに好適に、シートPのカールを矯正することができる。
次に、図7および図8を参照して、実施形態1~3に係る画像形成装置100の制御フローを説明する。図7および図8は、実施形態1~3に係る画像形成装置100の制御を示すフローチャートである。
図7および図8に示すように、処理は、ステップS10からステップS32を含む。具体的には次の通りである。
図7に示すように、ステップS10において、給送部10は、シートPを給送する。処理は、ステップS12に進む。
ステップS12において、搬送部12は、シートPを搬送する。処理は、ステップS14に進む。
ステップS14において、検出部14は、シート厚Hを検出する。処理は、ステップS16に進む。
ステップS16において、画像形成部16は、シートPに画像を形成する。処理は、ステップS18に進む。
ステップS18において、発光制御部52は、波長情報を取得する。処理は、ステップS20に進む。
ステップS20において、発光部20は、シートPに近赤外光Aを発光する。処理は、ステップS22に進む。
ステップS22において、受光部22は、近赤外光Aの反射光Bを受光する。処理は、ステップS24に進む。
ステップS24において、検知部54は、反射光Bの受光量aを検知する。処理は、ステップS26に進む。
図8に示すように、ステップS26において、浸透深さ算出部56は、受光量aに基づいて、インクDの浸透深さh2を算出する。処理は、ステップS28に進む。
ステップS28において、カール量算出部58は、カール量δを算出する。処理は、ステップS30に進む。
ステップS30において、矯正部24は、シートPのカールを矯正する。処理は、ステップS32に進む。
ステップS32において、排出部26は、シートPを機外に排出する。そして、処理は終了する。
以上、図面を参照しながら、本発明の実施形態を説明した。但し、本発明は、上記の実施形態に限られるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で、種々の態様において実施することが可能である。また、上記の各実施形態に開示されている複数の構成要素を適宜組み合わせることによって、種々の発明の形成が可能である。例えば、実施形態に示される全構成要素から幾つかの構成要素を削除してもよい。さらに、異なる実施形態に亘る構成要素を適宜組み合わせてもよい。図面は、理解しやすくするために、それぞれの構成要素を主体に模式的に示しており、図面作成の都合上から実際とは異なる場合がある。また、上記の実施形態で示す各構成要素は一例であって、特に限定されるものではなく、本発明の構成から実質的に逸脱しない範囲で種々の変更が可能である。
本発明は、画像形成装置の分野に利用可能である。
100 画像形成装置
10 給送部
12 搬送部
14 検出部
16 画像形成部
18 記憶部
20 発光部
22 受光部
24 矯正部
26 排出部
50 制御部
52 発光制御部
54 検知部
56 浸透深さ算出部
58 カール量算出部
60 付勢量制御部

Claims (8)

  1. シートを給送する給送部と、
    前記シートを搬送する搬送部と、
    前記シートにインクにより画像を形成する画像形成部と、
    前記シートに近赤外光を発光する発光部と、
    前記近赤外光の反射光を受光する受光部と、
    前記反射光の受光量を検知する検知部と、
    前記受光量に基づいて、前記インクの浸透深さを算出する浸透深さ算出部と
    を備え
    前記発光部および前記受光部は、前記搬送部に搬送される前記シートの前記インクが塗布された面とは反対側に配置されている、画像形成装置。
  2. 前記発光部は、1.9~2.0μm、1.4~1.5μm、1.15~1.25μmのいずれかの波長帯域の前記近赤外光を発光する発光素子を有する、請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記発光素子は、1.94μmの波長帯域の前記近赤外光を発光する、請求項2に記載の画像形成装置。
  4. 前記受光部は、1.9~2.0μm、1.4~1.5μm、1.15~1.25μmのいずれかの波長帯域の前記反射光を受光する受光素子を有する、請求項1~3のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  5. 前記受光素子は、1.94μmの波長帯域の前記反射光を受光する、請求項4に記載の画像形成装置。
  6. シートを給送する給送部と、
    前記シートを搬送する搬送部と、
    前記シートにインクにより画像を形成する画像形成部と、
    前記シートに近赤外光を発光する発光部と、
    前記近赤外光の反射光を受光する受光部と、
    前記反射光の受光量を検知する検知部と、
    前記受光量に基づいて、前記インクの浸透深さを算出する浸透深さ算出部と、
    曲率算出式と、カール量算出式とを記憶する記憶部と、
    前記浸透深さを前記曲率算出式に代入して、曲率を算出し、前記曲率を前記カール量算出式に代入して、カール量を算出するカール量算出部と
    を備える、画像形成装置。
  7. ローラーを有し、前記シートのカールを矯正する矯正部をさらに備える、請求項に記載の画像形成装置。
  8. 前記カール量に基づいて、前記矯正部の前記シートに対する前記ローラーの付勢量を調節する付勢量制御部をさらに備える、請求項に記載の画像形成装置。
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