JP7386665B2 - 情報処理方法、情報処理装置及び情報処理プログラム - Google Patents

情報処理方法、情報処理装置及び情報処理プログラム Download PDF

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Description

本開示は、情報処理方法、情報処理装置及び情報処理プログラムに関する。
近年、インターネットを利用した個人間の商品取引が行われている。例えば、売り手ユーザは所定の取引プラットフォームに物品の出品依頼を行い、買い手ユーザは、所定の取引プラットフォームに出品されている物品について購入依頼を行う。
このような個人間での電子商取引においては、物品を出品してから売り手ユーザが実際に金銭的利益を得るまでにある程度の期間を必要とし、出品から即時に、あるいは迅速に利益を得ることはできない。これを解消するため、例えば、特許文献1には、配送業者又は出品者から商品発送通知を受け付けたことに応じて入金することが開示されている。また、特許文献2には、配送業者による配達が完了した場合に、販売者に入金を行うことが開示されている。
特開2002-215953号公報 特開2008-102842号公報
しかしながら、特許文献1のように商品発送通知を受け付けたことに応じて入金したり、特許文献2のように配送業者による配達が完了した場合に、販売者に入金を行ったりしても、物品を出品してから売り手ユーザが実際に金銭的利益を得るまでに相当の期間を必要とすることがあり、売り手ユーザが物品の出品に対して消極的となり、電子商取引に対する売り手ユーザの利用促進に必ずしも寄与していない。
本開示は、売り手ユーザに対して物品を出品するインセンティブを与え、電子商取引の利用促進を図ることに係る情報処理方法、情報処理装置及び情報処理プログラムを提供することを目的とする。
本開示の一実施形態に係る情報処理方法は、情報処理装置が、第1情報処理端末から、物品の出品依頼を取得する処理と、前記出品依頼を取得した以降に、前記物品の価格に基づいて算出された金額分の与信を、前記第1情報処理端末のユーザに対応づけられた与信枠に追加する処理と、第2情報処理端末から、前記物品の購入依頼を取得する処理と、前記第2情報処理端末から、前記物品の受領通知を取得するよりも前に、前記第1情報処理装置のユーザに対応付けられた残高を、前記価格の少なくとも一部に相当する金額分増加させる処理と、を実行する。
実施形態の一態様に係る通信システムの構成の一例、実施形態の一態様に係るサーバのハードウェア構成の一例、実施形態の一態様に係る端末のハードウェア構成の一例、及び実施形態の一態様に係る通信システムの構成を示すブロック図の一例を示す。 実施形態の一態様に係る通信システムにおいて行われる処理の一例を示す。 実施形態の一態様に係る通信システムの処理のシーケンスの一例を示す。 実施形態の一態様に係るサーバによって行われる与信決定処理の一例である。 実施形態の一態様に係るサーバによって行われる与信決定処理のフローチャートの第1例である。 実施形態の一態様に係るサーバによって行われる与信決定処理のフローチャートの第2例である。 実施形態の一態様に係るサーバによって行われる与信決定処理のフローチャートの第3例である。
<法令遵守>
本明細書に記載の開示は、本開示を実施する各国の法令を遵守のうえで実施される。また、本明細書に記載の開示は、各国の法令を遵守するために必要な、当業者が成し得る全ての変更、置換、変形、改変、または修正をもって実施される。
本開示に係る情報処理方法、情報処理装置及び情報処理プログラムを実施するための形態について、図面を参照して説明する。
<システム構成>
図1は、本開示の実施形態に係る通信システム1の構成を開示する。通信システム1では、ネットワーク130を介してサーバ110A、サーバ110Bと、端末120A、端末120B、端末120Cとが接続される。
サーバ110Aと、サーバ110Bとをそれぞれ区別する必要がない場合は、サーバ110Aとサーバ110Bとは、それぞれサーバ110と表現されてもよい。なお、ネットワーク130に接続されるサーバ110の数は限定されない。
端末120Aと、端末120Bと、端末120Cとをそれぞれ区別する必要がない場合は、端末120Aと端末120Bと端末120Cとは、それぞれ端末120と表現されてもよい。なお、ネットワーク130に接続される端末120の数は限定されない。
サーバ110と、端末120Aとをそれぞれ区別する必要がない場合は、サーバ110と端末120とは、それぞれ情報処理装置200と表現されてもよい。なお、ネットワーク130に接続される情報処理装置200の数は限定されない。
サーバ110は、ネットワーク130を介してユーザが利用する端末120に、所定のサービスを提供する。所定のサービスは、限定でなく例として、決済サービス、金融サービス、電子商取引サービス、インスタントメッセージングサービスを代表とするSNS(Social Networking Service)、楽曲・動画・書籍などのコンテンツ提供サービス等を含む。サーバ110は、単独で1以上の所定のサービスを提供してもよいし、複数で1以上の所定のサービスを提供してもよい。サーバ110が1以上の端末120に所定のサービスを提供することで、ユーザが端末120を介して所定のサービスを利用することができる。
決済サービスは、1以上のユーザが金銭または金銭相当物の授受ができるサービスを含む。決済サービスは、限定でなく例として、一次元コード(バーコードなど)、二次元コード(QRコード(登録商標)など)(以下で、一次元コードおよび二次元コードをまとめて「二次元コード等」と総称する。)、近距離無線通信(NFC (Near Field Communication)、BLE(Bluetooth(登録商標) Low Energy)、Wi-Fi(登録商標)、超音波通信、赤外線通信など)を利用して決済を行うサービスを含む。また、代金の支払いを行うユーザ(支払者)の端末120が二次元コード等を読み取ることで決済を行うことを「ユーザ読取型コード決済」または「MPM(Merchant Presented Mode)」と表現し、支払いを行うユーザの端末120が二次元コード等を表示し、表示された二次元コード等を、代金を請求する店舗側等のユーザ(販売者、請求者)の端末120が読み取ることで決済を行うことを「店舗読取型コード決済」または「CPM(Consumer Presented Mode)」と表現する。なお、MPMおよびCPMは、動的であってもよいし、静的であってもよい。
必要に応じて、ユーザXが利用する端末を端末120Xと表現し、ユーザXまたは端末120Xに対応づけられた、所定のサービスにおけるユーザに対応付けられた情報をユーザ情報Xと表現する。ユーザ情報は、限定でなく例として、ユーザにより入力される、または、所定のサービスにより付与される、ユーザの名前、ユーザのアイコン画像、ユーザの年齢、ユーザの性別、ユーザの住所、ユーザの趣味趣向、ユーザの識別子などのユーザに対応づけられた情報、ユーザに対応付けられた電子バリュー(電子マネー)の残高情報、ユーザに対応付けられたクレジットカード情報(クレジットカード番号など)等を含むことができる。
ネットワーク130は、2以上のサーバ110、又は2以上の端末120を接続する。ネットワーク130は、端末120がサーバ110に接続した後、データを送受信することができるように接続経路を提供する。
ネットワーク130の1以上の部分は、有線ネットワークや無線ネットワークであってもよい。ネットワーク130は、限定でなく例として、アドホック・ネットワーク(Ad Hoc Network)、イントラネット、エクストラネット、仮想プライベート・ネットワーク(Virtual Private Network:VPN)、ローカル・エリア・ネットワーク(Local Area Network:LAN)、ワイヤレスLAN(Wireless LAN:WLAN)、広域ネットワーク(Wide Area Network:WAN)、ワイヤレスWAN(Wireless WAN:WWAN)、大都市圏ネットワーク(Metropolitan Area Network:MAN)、インターネットの一部、公衆交換電話網(Public Switched Telephone Network:PSTN)の一部、携帯電話網、ISDNs(Integrated Service Digital Networks)、無線LANs、LTE(Long Term Evolution)、CDMA(Code Division Multiple Access)、ブルートゥース(Bluetooth(登録商標))、衛星通信等であってよく、これらが組み合わせられてもよい。ネットワーク130は、1つまたは複数のネットワーク130を含むことができる。
サーバ110、および、端末120は、本開示に記載される機能および方法を実現できる情報処理装置であればどのような情報処理装置であってもよい。
サーバ110、および、端末120は、限定ではなく例として、スマートフォン、携帯電話(フィーチャーフォン)、コンピュータ(限定でなく例として、デスクトップ、ラップトップ、タブレットなど)、サーバ装置、メディアコンピュータプラットホーム(限定でなく例として、ケーブル、衛星セットトップボックス、デジタルビデオレコーダなど)、ハンドヘルドコンピュータデバイス(限定でなく例として、PDA(Personal Digital Assistant)、電子メールクライアントなど)、ウェアラブル端末(限定でなく例として、メガネ型デバイス、時計型デバイスなど)、他種のコンピュータ、またはコミュニケーションプラットホーム等であってよく、これらが組み合わせられてもよい。
<ハードウェア構成>
(1)サーバのハードウェア構成
図1を用いて、通信システム1に含まれるサーバ110のハードウェア構成について説明する。
サーバ110は、プロセッサ111と、メモリ112と、ストレージ113と、入出力インタフェース(入出力I/F)114と、入力装置115と、出力装置116と、送受信部1175とを有する。サーバ110のハードウェアの各構成要素は、限定でなく例として、バスBを介して相互に接続される。
サーバ110は、プロセッサ111と、メモリ112と、ストレージ113と、入出力I/F114と、送受信部1175との協働により、本開示に記載される処理、機能、または、方法を実現する。
プロセッサ111は、ストレージ113に記憶されるプログラムに含まれるコード、または、命令によって実現する処理、機能、または、方法を実行する。プロセッサ111は、限定でなく例として、中央処理装置(CPU)、MPU(Micro Processing Unit)、GPU(Graphics Processing Unit)、マイクロプロセッサ(microprocessor)、プロセッサコア(processor core)、マルチプロセッサ(multiprocessor)、ASIC(Application-Specific Integrated Circuit)、FPGA(Field Programmable Gate Array)等を含み、集積回路(IC(Integrated Circuit)チップ、LSI(Large Scale Integration))等に形成された論理回路(ハードウェア)や専用回路によって各実施形態に開示されるそれぞれの、処理、機能、または、方法を実現してもよい。また、これらの回路は、1または複数の集積回路により実現されてよく、各実施形態に示す複数の処理を1つの集積回路により実現されることとしてもよい。また、LSIは、集積度の違いにより、VLSI、スーパーLSI、ウルトラLSIなどと呼称されることもある。
メモリ112は、ストレージ113からロードしたプログラムを一時的に記憶し、プロセッサ111に対して作業領域を提供する。メモリ112には、プロセッサ111がプログラムを実行している間に生成される各種データも一時的に格納される。メモリ112は、限定でなく例として、RAM(Random Access Memory)、ROM(Read Only Memory)等であってよく、これらが組み合わせられてもよい。
ストレージ113は、プログラムや各種データを記憶する。ストレージ113は、限定でなく例として、HDD(Hard Disk Drive)、SSD(Solid State Drive)、フラッシュメモリ等であってよく、これらが組み合わせられてもよい。
入出力I/F114は、サーバ110に対する各種操作を入力する入力装置115、および、サーバ110で処理された処理結果を出力する出力装置116に接続する。
入力装置115は、ユーザからの入力を受け付けて、入出力I/F114を介し、当該入力に係る情報をプロセッサ111に伝達できる全ての種類の装置のいずれか、または、その組み合わせにより実現される。入力装置は、限定でなく例として、タッチパネル、タッチディスプレイ、キーボード等のハードウェアキーや、マウス等のポインティングデバイス、カメラ(画像を介した操作入力)、マイク(音声による操作入力)等であってよく、これらが組み合わせられてもよい。
出力装置116は、入出力I/F114を介し、プロセッサ111で処理された処理結果を出力することができる全ての種類の装置のいずれか、または、その組み合わせにより実現される。当該処理結果を映像または動画像として出力する場合、出力装置116は、フレームバッファに書き込まれた表示データに従って、当該表示データを表示することができる全ての種類の装置のいずれかまたはその組み合わせにより実現される。出力装置116は、限定でなく例として、タッチパネル、タッチディスプレイ、モニタ(限定でなく例として、液晶ディスプレイ、OELD(Organic Electroluminescence Display)など)、ヘッドマウントディスプレイ(HMD:Head Mounted Display)、プロジェクションマッピング、ホログラム、空気中など(真空であってもよい)に画像やテキスト情報等を表示可能な装置、スピーカ(音声出力)、プリンター等であってよく、これらが組み合わせられてもよい。なお、これらの出力装置は、3Dで表示データを表示可能であってもよい。
なお、入力装置115と出力装置116が一体化していてもよいし、入力装置115と出力装置116とは分離していてもよい。
送受信部117は、ネットワーク130を介して各種データの送受信を行う。当該通信は、有線、無線のいずれで実行されてもよく、互いの通信が実行できるのであれば、どのような通信プロトコルを用いてもよい。送受信部117は、ネットワーク130を介して、他の情報処理装置との通信を実行する機能を有する。送受信部117は、各種データをプロセッサ111からの指示に従って、他の情報処理装置に送信する。また、送受信部117は、他の情報処理装置から送信された各種データを受信し、プロセッサ111に伝達する。
(2)端末のハードウェア構成
図1を用いて、通信システム1に含まれる端末120のハードウェア構成について説明する。
端末120は、プロセッサ121と、メモリ122と、ストレージ123と、入出力I/F124と、入力装置125と、出力装置126と、送受信部127とを有する。端末120のハードウェアの各構成要素は、限定でなく例として、バスBを介して相互に接続される。
端末120は、プロセッサ121と、メモリ122と、ストレージ123と、入出力I/F124と、入力装置125と、出力装置126と、送受信部127との協働により、本開示に記載される処理、機能、または、方法を実現する。
プロセッサ121は、ストレージ123に記憶されるプログラムに含まれるコードまたは命令によって実現する処理、機能、または、方法を実行する。プロセッサ121は、限定でなく例として、中央処理装置(CPU)、MPU(Micro Processing Unit)、GPU(Graphics Processing Unit)、マイクロプロセッサ(microprocessor)、プロセッサコア(processor core)、マルチプロセッサ(multiprocessor)、ASIC(Application-Specific Integrated Circuit)、FPGA(Field Programmable Gate Array)等を含み、集積回路(IC(Integrated Circuit)チップ、LSI(Large Scale Integration))等に形成された論理回路(ハードウェア)や専用回路によって各実施形態に開示されるそれぞれの、処理、機能、または、方法を実現してもよい。また、これらの回路は、1または複数の集積回路により実現されてよく、各実施形態に示す複数の処理を1つの集積回路により実現されることとしてもよい。また、LSIは、集積度の違いにより、VLSI、スーパーLSI、ウルトラLSIなどと呼称されることもある。
メモリ122は、ストレージ123からロードしたプログラムを一時的に記憶し、プロセッサ121に対して作業領域を提供する。メモリ122には、プロセッサ121がプログラムを実行している間に生成される各種データも一時的に格納される。メモリ122は、限定でなく例として、RAM(Random Access Memory)、ROM(Read Only Memory)等であってよく、これらが組み合わせられてもよい。
ストレージ123は、プログラムや各種データを記憶する。ストレージ123は、限定でなく例として、HDD(Hard Disk Drive)、SSD(Solid State Drive)、フラッシュメモリ等であってよく、これらが組み合わせられてもよい。
入出力I/F124は、端末120に対する各種操作を入力する入力装置125、および、端末120で処理された処理結果を出力する出力装置126に接続する。
入力装置125は、ユーザからの入力を受け付けて、当該入力に係る情報をプロセッサ121に伝達できる全ての種類の装置のいずれか、または、その組み合わせにより実現される。入力装置は、限定でなく例として、タッチパネル、タッチディスプレイ、キーボード等のハードウェアキーや、マウス等のポインティングデバイス、カメラ(画像を介した操作入力)、マイク(音声による操作入力)等であってよく、これらが組み合わせられてもよい。
出力装置126は、プロセッサ121で処理された処理結果を出力することができる全ての種類の装置のいずれか、または、その組み合わせにより実現される。当該処理結果を映像または動画像として出力する場合、出力装置は、フレームバッファに書き込まれた表示データに従って、当該表示データを表示することができる全ての種類の装置のいずれかまたはその組み合わせにより実現される。出力装置は、限定でなく例として、タッチパネル、タッチディスプレイ、モニタ(限定でなく例として、液晶ディスプレイ、OELD(Organic Electroluminescence Display)など)、ヘッドマウントディスプレイ(HDM:Head Mounted Display)、プロジェクションマッピング、ホログラム、空気中など(真空であってもよい)に画像やテキスト情報等を表示可能な装置、スピーカ(音声出力)、プリンター等であってよく、これらが組み合わせられてもよい。なお、これらの出力装置は、3Dで表示データを表示可能であってもよい。
なお、入力装置125と出力装置126が一体化していてもよいし、入力装置125と出力装置126とは分離していてもよい。
送受信部127は、ネットワーク130を介して各種データの送受信を行う。当該通信は、有線、無線のいずれで実行されてもよく、互いの通信が実行できるのであれば、どのような通信プロトコルを用いてもよい。送受信部127は、ネットワーク130を介して、他の情報処理装置との通信を実行する機能を有する。送受信部127は、各種データをプロセッサ121からの指示に従って、他の情報処理装置に送信する。また、送受信部127は、他の情報処理装置から送信された各種データを受信し、プロセッサ201に伝達する。
(3)その他
1以上の情報処理装置で構成されるクラウドコンピューティングが、サーバ110、または、端末120における処理、機能、または、方法の少なくとも一部を実現してもよい。
他の情報処理装置が、サーバ110または端末120における処理、機能、または、方法の少なくとも一部を実現してもよい。この場合、他の情報処理装置のプロセッサが、プロセッサ111またはプロセッサ121により実現される処理のうち少なくとも一部の処理を実現してもよい。
本開示の各実施形態のプログラムは、コンピュータに読み取り可能な記憶媒体に記憶された状態で提供されてもよい。記憶媒体は、「一時的でない有形の媒体」に、プログラムを記憶可能である。プログラムは、限定でなく例として、ソフトウェアプログラムやコンピュータプログラム等であってよい。
記憶媒体は、1つまたは複数の半導体ベースの、または他の集積回路(IC)(限定でなく例として、フィールド・プログラマブル・ゲート・アレイ(FPGA)、特定用途向けIC(ASIC)など)、ハード・ディスク・ドライブ(HDD)、ハイブリッド・ハード・ドライブ(HHD)、光ディスク、光ディスクドライブ(ODD)、光磁気ディスク、光磁気ドライブ、フロッピィ・ディスケット、フロッピィ・ディスク・ドライブ(FDD)、磁気テープ、固体ドライブ(SSD)、RAMドライブ、セキュア・デジタル・カードもしくはドライブ、任意の他の適切な記憶媒体等であってよく、これらが組み合わせられてもよい。記憶媒体は、揮発性、不揮発性、または、揮発性と不揮発性の組合せでよい。
また、本開示のプログラムは、当該プログラムを伝送可能な任意の伝送媒体(通信ネットワークや放送波等)を介して、サーバ110、または、端末120に提供されてもよい。
また、本開示の各実施形態は、プログラムが電子的な伝送によって具現化された、搬送波に埋め込まれたデータ信号の形態でも実現され得る。
なお、本開示のプログラムは、限定でなく例として、JavaScript(登録商標)、Pythonなどのスクリプト言語、C言語、Go言語、Swift、Kotlin、Java(登録商標)などを用いて実装されてもよい。
<その他>
明示的な言及のない限り、本開示の実施形態における判定の構成は必須でなく、判定条件を満たした場合に所定の処理が動作されたり、判定条件を満たさない場合に所定の処理がされたりしてもよい。
本開示は、本開示に対して、当業者が成し得る全ての変更、置換、変形、改変、または修正を包含する。また、添付の特許請求の範囲は、特許請求の範囲対して、当業者が成し得る全ての変更、置換、変形、改変、または修正を包含する。さらに、本開示は、当業者が成し得る、本開示における実施形態または実施例の1以上の特徴と、本開示における他の実施形態または実施例の1以上の特徴との任意の組合せを包含する。
加えて、特定の機能を実施するように適合される、配置される、能力を有する、構成される、使用可能である、動作可能である、または動作できる装置またはシステムあるいは装置またはシステムの構成要素に対する添付の特許請求の範囲での参照は、その装置、システム、または構成要素がそのように適合される、配置される、能力を有する、構成される、使用可能にされる、動作可能にされる、または動作できる限り、その装置、システム、構成要素またはその特定の機能がアクティベートされ、オンにされ、またはロック解除されているか否かに関わらず、その装置、システム、構成要素を包含する。
本開示は、明示されない限り、いずれの実施形態または実施例を実施するに際して、事前に、または、実施の直前にユーザからの同意を取得してもよい。また、取得する同意は、包括的なものでもよく、都度取得するものでもよい。
<実施形態>
実施形態は、売り手ユーザが物品を出品した場合に、そのユーザに対応づけられた与信枠に、物品の価格に応じた金額の与信を追加する(与信枠を拡大する)実施形態である。
実施形態により、売り手ユーザに対して物品を出品するインセンティブを与え、電子商取引の利用促進を図ることができ、通信システム1の稼働効率を向上させることができるという効果が得られる。
<実施形態の構成>
図1を用いてサーバ110および端末120との構成を説明する。
(1)サーバの構成
サーバ110は、プロセッサ111と、メモリ112,ストレージ113と、入出I/F114と、入力装置115と、出力装置116と、送受信部117とを有する。
プロセッサ111により実行されて構成されうる各部の機能または処理は、実現可能な範囲において、機械学習またはAI(Artificial Intelligence)などにより実現されてもよい。
入出力I/F 114は、入力装置115または出力装置116から、サーバ110により提供される各種のサービスを運営する事業者からの各種の設定操作等を受け付ける。
送受信部117は、プロセッサ111の指示に従い、端末120とのデータの送受信を行う。なお、送受信部117は、例えば、端末120等からのログイン要求に含まれるユーザID、及びパスワードにより端末120等のユーザが認証された際、端末120等とのHTTPS等を用いた通信用のセッションを接続する。そして、接続した通信用のセッションのIDに対応付けて、端末120等の通信用のアドレス、及びユーザID等を記憶しておく。そして、接続した通信用のセッションを用いて、端末120等にデータを送信する。
プロセッサ111は、所定のサービスを、端末120のユーザに提供する処理を行う。
メモリ112は、ある実施形態において、次のプログラム1121、モジュール及びデータ構造、又はそれらのサブセットを格納する。
プログラム1121は、上述したとおり、ストレージ113からロードされたプログラムであって、開示の実施形態等に関する命令等が含まれる。
与信追加モジュール1122は、売り手ユーザの端末120から物品の出品依頼を取得した以降に、物品の価格に基づいて算出された金額分の与信を、当該出品依頼を行った端末120のユーザに対応づけられた与信枠に追加する。ここで、物品の価格は、売り手ユーザが設定した出品価格であってよいが、電子商取引プラットフォームにおける市場価格であってもよい。
また、与信追加モジュール1122は、出品した物品の価格が変更され、与信枠が未使用の場合に、変更された価格に基づいて、与信枠に追加した与信を変更する。与信変更部1114は、例えば、当初の出品価格が1万円であり、その後、出品価格を8千円に下げた場合、与信枠が未使用であれば、変更後の価格に基づいて、与信枠に追加した与信を少なくする。また、与信変更部1114は、例えば、出品した物品の当初の市場価格が1万円であり、その後、市場価格が8千円に下がった場合、与信枠が未使用であれば、変更後の価格に基づいて、与信枠に追加した与信を少なくする。
入金モジュール1123は、物品の購入依頼を行った買い手ユーザの端末120から、物品の受領通知を取得するよりも前に、物品の価格の少なくとも一部に相当する金額を、売り手ユーザに対応付けられた残高に入金する。なお、「残高に入金する」とは「残高を増加させる」と同義である。
与信追加モジュール1122によって追加される与信と、入金モジュール1123によって入金される金額は、法定通貨に相当する金額であってよいが、電子商取引プラットフォームで用いられる仮想的な通貨価値を有するポイント等であってもよい。
表示制御モジュール1124は、端末120の表示画面を制御する情報を、送受信部117に送信させる。
なお、1つ又は複数のプロセッサ111は、メモリ112から、必要に応じて各モジュールを読み出して実行する。例えば、1つ又は複数のプロセッサ111は、与信追加モジュール1122、入金モジュール1123、表示制御モジュール1124それぞれを実行することで、与信追加部、入金部、表示制御部を構成してもよい。
(2)端末の構成
端末120は、プロセッサ121と、メモリ122と、ストレージ123と、入出力I/F124と、入力装置125と、出力装置126と、送受信部127とを有する。
プロセッサ121により実行されて構成されうる各部の機能または処理は、実現可能な範囲において、機械学習またはAI(Artificial Intelligence)などにより実現されてもよい。
入力装置125は、端末120のユーザからの各種の操作等を受け付ける。
送受信部127は、制御部121の指示に従い、サーバ110等とのデータの送受信を行う。なお、送受信部127は、例えば、サーバ110にログインした際、サーバ110とのHTTPS等を用いた通信用のセッションを接続する。そして、接続した通信用のセッションのIDに対応付けて、サーバ110の通信用のアドレス等を記憶しておく。そして、接続した通信用のセッションを用いて、サーバ110にデータを送信する。
プロセッサ121は、サーバ110により提供される所定のサービスを利用する処理を行う。
メモリ122は、ある実施形態において、次のプログラム1221、モジュール及びデータ構造、又はそれらのサブセットを格納する。
プログラム1221は、上述したとおり、ストレージ123からロードされたプログラムであって、各実施形態に関する命令等が含まれる。
与信枠使用モジュール1222は、電子商取引プラットフォームにおける物品の支払い額の全部又は一部を与信枠に追加された与信によって支払う処理を行い、使用された与信を与信枠から減額し、返済期限を設定する。
残高使用モジュール1223は、電子商取引プラットフォームにおける物品の支払い額を残高から支払う処理を行い、使用された金額を残高から減額する。また、残高使用部1213は、与信の使用によって生じた債務を残高から返済する処理を行い、使用された金額を残高から減額する。
表示制御モジュール1224は、サーバ110から送信され、送受信部127によって受信した表示画面を制御する情報を、出力装置126に表示するよう制御する。
なお、1つ又は複数のプロセッサ121は、メモリ122から、必要に応じて各モジュールを読み出して実行する。例えば、1つ又は複数のプロセッサ121は、与信使用モジュール1222、残高使用モジュール1223、表示制御モジュール1224それぞれを実行することで、与信使用部、残高使用部、表示制御部を構成してもよい。
<通信システム1の処理の概要>
図2は、実施形態の一態様に係る通信システム1において行われる処理の一例を示す。通信システム1は、限定でなく例として、複数の情報処理装置200、例えば、売り手ユーザの端末120A、買い手ユーザの端末120B、買い手候補ユーザの端末120C、電子商取引プラットフォームを運営、管理する者により利用されるサーバ110Aによって構成される。
本例では、A.電子商取引プラットフォームに物品を出品依頼、B.出品された物品に基づく与信の追加、C.物品の購入依頼、D.支払い額の一部入金、の流れでサービスが行われる。以下、サービスの流れについて説明する。
(A.電子商取引プラットフォームに物品を出品依頼)
売り手ユーザは、端末120Aを用いて、販売したい物品の情報と出品価格を、電子商取引プラットフォームに登録する。これにより、物品が電子商取引プラットフォームに出品される。電子商取引プラットフォームでは、出品情報が公開され、任意のユーザに閲覧可能になる。
(B.出品された物品に基づく与信の追加)
サーバ110は、物品が出品されると、物品の価格に基づいて算出された金額分の与信を、売り手ユーザに対応づけられた与信枠に追加する。ここで、与信は、出品した物品ごとに追加され、売り手ユーザは自身が出品している物品ごとに追加された与信の合計の限度において与信を受けることができる。
与信の追加は、サーバ110が端末120Aから出品依頼を取得した以降に行われる。例えば、サーバ110は、物品の出品依頼を取得したときや、買い手候補ユーザの端末120Cから出品された物品に対するアクションを受けたときに、売り手ユーザの与信枠に与信を追加する。買い手候補ユーザからのアクションは、出品された物品に対するアクションであればどのようなものであってもよい。限定でなく例として、出品された物品に対するお気に入り登録や、コメントの追加、出品された物品情報の閲覧(時間又は回数を含む)であってもよい。また、サーバ110は、所定の条件を満たす場合に、与信枠に与信を追加してもよい。サーバ110は、例えば、売り手ユーザに対応づけられたユーザ情報が、信用スコアに係る所定の条件を満たす場合に、売り手ユーザの与信枠に与信を追加してよく、より具体的には、信用スコアが閾値以上である場合に、売り手ユーザの与信枠に与信を追加してよい。また、信用スコアが高いほど大きな与信が付与されてもよい。また、サーバ110は、物品の価格が所定値以上であること、出品中の物品数が所定値以上であること又はお気に入りに登録された物品の個数が所定値以上であること等の条件を満たす場合に、売り手ユーザの与信枠に与信を追加してよい。なお、信用スコアは、限定でなく例として、取引回数、取引評価の数、取引評価における高評価の割合及び取引の速さ等のユーザ行動情報に基づいて算出されたスコアであってよい。換言すると、売り手ユーザに対応づけられたユーザ情報が、ユーザ行動に係る所定の条件を満たす場合に、売り手ユーザの与信枠に与信を追加してもよい。与信の追加は、買い手ユーザから物品の評価を受けるまでに行われてよい。限定でなく例として、与信の追加は、物品の受領通知を受信するまでに行われてよく、物品の購入依頼を受信するまでに行われてもよい。
(C.物品の購入依頼)
買い手ユーザは、電子商取引プラットフォームに出品された物品の出品情報を閲覧し、購入する物品を決定する。そして、買い手ユーザの端末120Bからサーバ110に対して購入依頼が送信される。売買取引については、公知の電子商取引プラットフォームの取引処理が実行されればよい。これにより、取引が成立し、物品の配送処理、代金の支払い処理が実行される。
(D.支払い額の一部入金)
買い手ユーザの端末120Bから物品の購入依頼が取得されると、サーバ110は、買い手ユーザの端末120Bから物品の受領通知を取得するよりも前に、支払い額の一部を売り手ユーザに対応づけられた残高に入金する。
支払い額の一部入金は、サーバ110が端末120Bから購入依頼を取得した以降に行われる。例えば、サーバ110は、物品の購入依頼を取得したときや、売り手ユーザの端末120Aから物品の発送通知を取得したときに、売り手ユーザの残高に支払い額の一部を入金する。また、サーバ110は、所定の条件を満たす場合に、支払い額の一部を売り手ユーザの残高に入金してもよい。サーバ110は、例えば、売り手ユーザに対応づけられたユーザ情報が、信用スコアに係る所定の条件を満たす場合に、売り手ユーザの残高に支払い額の一部を入金してよく、より具体的には、信用スコアが閾値以上である場合に、売り手ユーザの残高に支払い額の一部を入金してよい。また、信用スコアが高いほど、より大きな支払い額の一部が入金されてもよい。また、サーバ110は、物品の価格が所定値以上であること、出品中の物品数が所定値以上であること又はお気に入りに登録された物品の個数が所定値以上であることといった条件を満たす場合に、売り手ユーザの残高に支払い額の一部を入金してよい。
<実施形態の動作処理>
図3を参照し、実施形態に係る通信システム1の処理について説明する。図3は、実施形態に係る通信システム1の処理のシーケンスの一例を示す。
(ステップS10)
売り手ユーザの端末120Aは、サーバ110に対して物品の出品依頼を送信する。物品の出品依頼は、販売したい物品の情報と出品価格の情報を含む。
(ステップS11)
サーバ110は、物品の価格に基づいて算出された金額分の与信を、売り手ユーザに対応づけられた与信枠に追加する。物品の価格に基づいて与信の金額を算出する処理について、図4を参照して後述する。
(ステップS12)
買い手ユーザの端末120Bは、サーバ110に対して物品の購入依頼を送信する。物品の購入依頼は、購入したい物品の情報と支払い額の情報を含む。
(ステップS13)
サーバ110は、購入依頼に係る物品の支払い額に応じて、買い手ユーザに対応づけられた残高を支払い額分だけ減算又は凍結する。
(ステップS14)
サーバ110は、売り手ユーザの残高に物品の支払い額の一部を入金する。サーバ110は、例えば、売り手ユーザの残高に物品の支払い額の50%を入金する。なお、ステップS13とステップS14は、逆順で実行されてもよい。なお、ステップS11で算出される物品の価格に基づいて算出された金額分の与信よりも大きな金額を入金してもよい。これにより、売り手ユーザが付与された与信を使った場合により早期な返済を促すことができる。
(ステップS15)
売り手ユーザの端末120Aは、サーバ110に対して物品の発送通知を送信する。 物品の発送通知は、発送した物品の情報を含む。なお、サーバ110が物品の発送通知を取得できればよく、発送通知は他の情報処理装置(例えば、配送業者の情報処理端末や情報処理装置)から取得されてもよい。
(ステップS16)
サーバ110は、売り手ユーザの残高に物品の支払い額の一部を入金する。サーバ110は、例えば、売り手ユーザの残高に物品の支払い額の30%を入金する。
(ステップS17)
買い手ユーザの端末120Bは、サーバ110に対して物品の受領通知を送信する。物品の受領通知は、受領した物品の情報を含む。
(ステップS18)
サーバ110は、売り手ユーザの残高に物品の支払い額の一部を入金する。サーバ110は、例えば、売り手ユーザの残高に物品の支払い額の10%を入金する。
(ステップS19)
買い手ユーザの端末120Bは、サーバ110に対して物品の商取引に関する評価を送信する。評価は、物品に関する評価と売り手ユーザに関する評価を含む。
(ステップS20)
売り手ユーザの端末120Aは、サーバ110に対して物品の商取引に関する評価を送信する。評価は、買い手ユーザに関する評価を含む。なお、ステップS19とステップS20は、逆順で実行されてもよい。
(ステップS21)
サーバ110は、売り手ユーザの残高に物品の支払い額の一部を入金する。サーバ110は、例えば、売り手ユーザの残高に物品の支払い額の10%を入金する。
このように、売り手ユーザの残高に入金する処理は、入金される金額の合計が物品の価格を超えない範囲で、複数回実行されてよい。各入金タイミングにおける入金される金額は、任意に設定することができるが、例えば、売り手ユーザの信用スコアが高いほど、早いタイミングでより大きな割合の入金がされてよい。また、ステップS11で追加する与信の金額は、ステップS14で入金する金額よりも小さくてよい。これにより、入金前に与信を使用しても早期に返済可能となるようにすることができる。
なお、売り手ユーザの与信枠に与信が追加された後や、売り手ユーザの残高に支払い額の一部が入金された後に、買い手ユーザが購入をキャンセルした場合、サーバ110は、売り手ユーザの残高から、使用済みの与信又は使用済みの残高に相当する金額を差し引く処理を行ってよい。仮に、残高が不足している場合には、サーバ110は、少なくとも返金に必要な金額を入金するように、売り手ユーザに通知する。サーバ110は、このような返金処理に適切に対応した売り手ユーザの信用スコアを高く設定してよい。
図4は、実施形態の一態様に係るサーバ110によって行われる与信決定処理の一例である。サーバ110は、出品された物品の価格及び物品の出品経費に基づいて算出された金額分の与信を、売り手ユーザに対応づけられた与信枠に追加する。
本例では、出品価格が1万円である物品について、電子商取引プラットフォームを利用した取引手数料として10%(本例の場合千円)の手数料と、見込み配送料千円とを引いた8千円が利益と想定される。サーバ110は、このように算出された利益分の与信又は算出された利益分の与信に所定係数を乗じた金額を、売り手ユーザに対応づけられた与信枠に追加してよい。ただし、次に説明するように、物品の売れやすさを考慮して、追加する与信を変更してもよい。なお、配送料は、売り手ユーザによって見込み額が入力されてもよいし、物品の種類に基づいて推定されてもよい。
サーバ110は、出品された物品の価格及び物品の売れやすさに基づいて算出された金額分の与信を、売り手ユーザの与信枠に追加する。本例では、推定利益が8千円で、物品が電子商取引プラットフォームにおいて非常に売れやすい場合、推定利益の100%である8千円分の与信を売り手ユーザの与信枠に追加する。また、推定利益が8千円で、物品が電子商取引プラットフォームにおいて売れやすい場合、推定利益の50%である4千円分の与信を売り手ユーザの与信枠に追加する。また、推定利益が8千円で、物品が電子商取引プラットフォームにおいて売れづらい場合、推定利益の25%である2千円分の与信を売り手ユーザの与信枠に追加する。なお、物品の売れやすさは、電子商取引プラットフォームにおける物品の売買実績に基づいて、相対的な数値として表すことができる。
このように、物品を出品した売り手ユーザに早期に与信を追加して、出品に関するインセンティブを高めるとともに、物品の売れやすさに応じて追加する与信を調整することで、与信の回収をより円滑にすることができ、電子商取引プラットフォームにおける物品の流通をより活発にすることができる。
<<第1実施例>>
第1実施例は、売り手ユーザのユーザ情報が、信用スコアに係る所定の条件を満たし、かつ、与信が上限に達していない場合に、売り手ユーザに対応づけられた与信枠に与信を追加する実施例である。
<<第1実施例の効果>>
第1実施例によれば、与信を追加すべき売り手ユーザと与信の額とを適切に選択することで、不適切な商取引に起因するサーバ110の処理負荷を軽減する効果が得られる。また、出品キャンセルを前提とした大量出品によって与信を増やすような行為が抑制され、その場合にも同様の効果が得られる。
<<第1実施例の構成>>
第1実施例に係るシステム構成や、サーバ、端末の構成等は、基本的に実施形態に係る
システム構成や、サーバ、端末の構成等と同様である。第1実施例と実施形態とで異なる点は、売り手ユーザのユーザ情報が、信用スコアに係る所定の条件を満たしていない場合又は与信が上限に達している場合に、サーバ110が、売り手ユーザに対応づけられた与信枠に与信を追加しない点である。
<<第1実施例の動作処理>>
図5を参照し、第1実施例に係る通信システム1の処理について説明する。図5は、実施形態の一態様に係るサーバによって行われる与信決定処理のフローチャートの第1実施例である。
(ステップS10)
サーバ110は、売り手ユーザの端末120Aから送信された物品の出品依頼を取得する。 物品の出品依頼は、販売したい物品の情報と出品価格の情報を含む。
(ステップS11)
サーバ110は、所定の条件を満たす場合に、物品の価格に基づいて算出された金額分の与信を、売り手ユーザに対応づけられた与信枠に追加する。以下、ステップS11の詳細を説明する。
(ステップS111)
サーバ110は、売り手ユーザのユーザ情報が、信用スコアに係る所定の条件を満たす場合、ステップS112を実行する。一方、売り手ユーザのユーザ情報が、信用スコアに係る所定の条件を満たさない場合、サーバ110は、与信を追加せずに処理を終了する。
(ステップS112)
サーバ110は、与信が上限に達していない場合、ステップS113を実行する。一方、与信が上限に達している場合、サーバ110は、与信を追加せずに処理を終了する。
与信の上限は、売り手ユーザに対応付けられたユーザ情報に基づいて決定される。例えば、売り手ユーザの購買実績が多いほど、与信の上限を大きくしてよい。同様に、売り手ユーザの販売実績が多いほど与信の上限を大きくしたり、売り手ユーザの信用スコアが高いほど与信の上限を大きくしたりしてよい。
(ステップS113)
サーバ110は、物品の価格、物品の売れやすさ及び物品の出品経費のうち少なくとも1つに基づいて算出された金額分の与信を、売り手ユーザに対応づけられた与信枠に追加する。
<<第2実施例>>
第2実施例は、売り手ユーザが出品した物品に対して買い手候補ユーザからのアクションが関連付けられ、売り手ユーザのユーザ情報が信用スコアに係る所定の条件を満たし、かつ、与信が上限に達していない場合に、売り手ユーザに対応づけられた与信枠に与信を追加する実施例である。
<<第2実施例の効果>>
第2実施例によれば、与信の追加について他者からのアクションを必要とすることで、より適切な出品が行われるようにすることができ、不適切な出品に起因するサーバ110の処理負荷を軽減する効果が得られる。また、出品キャンセルを前提とした大量出品によって与信を増やすような行為が抑制され、その場合にも同様の効果が得られる。
<<第2実施例の構成>>
第2実施例に係るシステム構成や、サーバ、端末の構成等は、基本的に実施形態に係るシステム構成や、サーバ、端末の構成等と同様である。第2実施例と実施形態とで異なる点は、売り手ユーザが出品した物品に対して買い手候補ユーザからのアクションが関連付けられていない場合、売り手ユーザのユーザ情報が信用スコアに係る所定の条件を満たしていない場合又は与信が上限に達している場合に、サーバ110が、売り手ユーザに対応づけられた与信枠に与信を追加しない点である。
<<第2実施例の動作処理>>
図6を参照し、第2実施例に係る通信システム1の処理について説明する。図6は、実施形態の一態様に係るサーバによって行われる与信決定処理のフローチャートの第2実施例である。
(ステップS10)
サーバ110は、売り手ユーザの端末120Aから送信された物品の出品依頼を取得する。 物品の出品依頼は、販売したい物品の情報と出品価格の情報を含む。
(ステップS11)
サーバ110は、所定の条件を満たす場合に、物品の価格に基づいて算出された金額分の与信を、売り手ユーザに対応づけられた与信枠に追加する。以下、ステップS11の詳細を説明する。
(ステップS111a)
サーバ110は、出品された物品に対して、買い手候補ユーザからのアクションが関連付けられた場合、ステップS111を実行する。一方、物品に対して買い手候補ユーザからのアクションが関連付けられない場合、サーバ110は、与信を追加せずに処理を終了する。
(ステップS111)
サーバ110は、売り手ユーザのユーザ情報が、信用スコアに係る所定の条件を満たす場合、ステップS112を実行する。一方、売り手ユーザのユーザ情報が、信用スコアに係る所定の条件を満たさない場合、サーバ110は、与信を追加せずに処理を終了する。
(ステップS112)
サーバ110は、与信が上限に達していない場合、ステップS113を実行する。一方、与信が上限に達している場合、サーバ110は、与信を追加せずに処理を終了する。
与信の上限は、売り手ユーザに対応付けられたユーザ情報に基づいて決定される。例えば、売り手ユーザの購買実績が多いほど、与信の上限を大きくしてよい。同様に、売り手ユーザの販売実績が多いほど与信の上限を大きくしたり、売り手ユーザの信用スコアが高いほど与信の上限を大きくしたりしてよい。なお、与信の上限は、物品に関連付けられたアクションに基づいて決定されてもよい。例えば、お気に入り登録の数が多いほど与信の上限を大きくしたり、コメントの数が多いほど与信の上限を大きくしたりしてよい。
(ステップS113)
サーバ110は、物品の価格、物品の売れやすさ及び物品の出品経費のうち少なくとも1つに基づいて算出された金額分の与信を、売り手ユーザに対応づけられた与信枠に追加する。
<<第3実施例>>
第3実施例は、売り手ユーザに対応づけられた与信枠に与信を追加した後、物品の価格が変更された場合に、追加した与信を変更する実施例である。
<<第3実施例の効果>>
第3実施例によれば、与信の額を適切に変更することで、不適切な商取引に起因するサーバ110の処理負荷を軽減する効果が得られる。また、過大な価格で出品を行い、与信を得た後に出品価格を下げるような行為が抑制され、その場合にも同様の効果が得られる。
<<第3実施例の機能構成>>
第3実施例に係るシステム構成や、サーバ、端末の構成等は、基本的に実施形態に係るシステム構成や、サーバ、端末の構成等と同様である。第3実施例と実施形態とで異なる点は、売り手ユーザのユーザ情報が、信用スコアに係る所定の条件を満たしていない場合又は与信が上限に達している場合に、サーバ110が、売り手ユーザに対応づけられた与信枠に与信を追加しない点及び与信を追加した後に部品の価格が変更された場合に、追加した与信を変更する点である。
<<第3実施例の動作処理>>
図7を参照し、第1実施例に係る通信システム1の処理について説明する。図7は、実施形態の一態様に係るサーバによって行われる与信決定処理のフローチャートの第3実施例である。
(ステップS10)
サーバ110は、売り手ユーザの端末120Aから送信された物品の出品依頼を取得する。 物品の出品依頼は、販売したい物品の情報と出品価格の情報を含む。
(ステップS11)
サーバ110は、所定の条件を満たす場合に、物品の価格に基づいて算出された金額分の与信を、売り手ユーザに対応づけられた与信枠に追加する。以下、ステップS11の詳細を説明する。
(ステップS111)
サーバ110は、売り手ユーザのユーザ情報が、信用スコアに係る所定の条件を満たす場合、ステップS112を実行する。一方、売り手ユーザのユーザ情報が、信用スコアに係る所定の条件を満たさない場合、サーバ110は、与信を追加せずに処理を終了する。
(ステップS112)
サーバ110は、与信が上限に達していない場合、ステップS113を実行する。一方、与信が上限に達している場合、サーバ110は、与信を追加せずに処理を終了する。
与信の上限は、売り手ユーザに対応付けられたユーザ情報に基づいて決定される。例えば、売り手ユーザの購買実績が多いほど、与信の上限を大きくしてよい。同様に、売り手ユーザの販売実績が多いほど与信の上限を大きくしたり、売り手ユーザの信用スコアが高いほど与信の上限を大きくしたりしてよい。
(ステップS113)
サーバ110は、物品の価格、物品の売れやすさ及び物品の出品経費のうち少なくとも1つに基づいて算出された金額分の与信を、売り手ユーザに対応づけられた与信枠に追加する。
(ステップS11a)
サーバ110は、物品の価格が変更され、与信枠が未使用である場合に、ステップS11bを実行する。一方、物品の価格が変更され、与信枠が使用されている場合、サーバ110は、与信を変更せずに処理を終了する。もっとも、サーバ110は、物品の価格が変更され、与信枠が使用されている場合、与信枠のうち未使用分について、ステップS11bを実行してもよい。
(ステップS11b)
サーバ110は、変更された価格に基づいて、追加した与信を変更する。例えば、出品価格が減額された場合、サーバ110は、減額後の出品価格、物品の売れやすさ及び物品の出品経費に基づいて与信を算出し直し、与信を変更する。また、例えば、出品価格が増額された場合、サーバ110は、増額後の出品価格、物品の売れやすさ及び物品の出品経費に基づいて与信を算出し直し、与信を変更する。さらに、サーバ110は、出品された物品の市場価格が変化した場合、最新の市場価格、物品の売れやすさ及び物品の出品経費に基づいて与信を算出し直し、与信を変更してもよい。
1 通信システム
110 サーバ
111 プロセッサ
112 メモリ
113 ストレージ
114 入出力I/F
115 入力装置
116 出力装置
117 送受信部
120 端末
121 プロセッサ
122 メモリ
123 ストレージ
124 入出力I/F
125 入力装置
126 出力装置
127 送受信部
128 読取部
1121 プログラム
1122 与信追加モジュール
1123 入金モジュール
1124 表示制御モジュール
1221 プログラム
1222 与信使用モジュール
1223 残高使用モジュール
1224 表示制御モジュール

Claims (15)

  1. 情報処理装置が、
    第1情報処理端末から、物品の出品依頼を取得する処理と、
    前記出品依頼を取得した以降に、前記物品の価格に基づいて算出された金額分の与信を、前記第1情報処理端末のユーザに対応づけられた与信枠に追加する処理と、
    第2情報処理端末から、前記物品の購入依頼を取得する処理と、
    前記第2情報処理端末から、前記物品の受領通知を取得するよりも前に、前記第1情報処理端末のユーザに対応付けられた残高を、前記価格の少なくとも一部に相当する金額分増加させる処理と、を実行する情報処理方法。
  2. 前記第1情報処理端末のユーザに対応付けられたユーザ情報が、ユーザ行動情報に係る所定の条件を満たす場合に、前記追加する処理を実行する、請求項1に記載の情報処理方法。
  3. 前記第1情報処理端末のユーザに対応付けられたユーザ情報が、ユーザ行動情報に係る所定の条件を満たす場合に、前記増加させる処理を実行する、請求項1又は2に記載の情報処理方法。
  4. 前記増加させる処理は、前記購入依頼を取得した以降に実行される、請求項1から3のいずれか一項に記載の情報処理方法。
  5. 前記増加させる処理は、前記物品の発送通知を取得した以降に実行される、請求項1から3のいずれか一項に記載の情報処理方法。
  6. 前記物品に対して前記ユーザとは異なるユーザからのアクションが関連付けられた場合に、前記追加する処理を実行する、請求項1から5のいずれか一項に記載の情報処理方法。
  7. 前記与信が上限に達した場合に、前記追加する処理を実行しない、請求項1から6のいずれか一項に記載の情報処理方法。
  8. 前記上限は、前記第1情報処理端末のユーザに対応付けられたユーザ情報に基づいて決定される、請求項7に記載の情報処理方法。
  9. 前記追加する処理によって追加された与信は、前記増加させる処理によって増加される金額よりも小さい、請求項1から8のいずれか一項に記載の情報処理方法。
  10. 前記増加させる処理は、増加される金額の合計が前記価格を超えない範囲で、複数回実行される、請求項1から9のいずれか一項に記載の情報処理方法。
  11. 前記追加する処理は、前記価格及び前記物品の売れやすさに基づいて算出された金額分の与信を、前記与信枠に追加する処理を含む、請求項1から10のいずれか一項に記載の情報処理方法。
  12. 前記追加する処理は、前記価格及び前記物品の出品経費に基づいて算出された金額分の与信を、前記与信枠に追加する処理を含む、請求項1から11のいずれか一項に記載の情報処理方法。
  13. 前記価格が変更され、前記与信枠が未使用の場合に、変更された前記価格に基づいて、前記与信枠に追加した与信を変更する処理をさらに実行する、請求項1から12のいずれか一項に記載の情報処理方法。
  14. 第1情報処理端末から、物品の出品依頼を取得する処理と、
    前記出品依頼を取得した以降に、前記物品の価格に基づいて算出された金額分の与信を、前記第1情報処理端末のユーザに対応づけられた与信枠に追加する処理と、
    第2情報処理端末から、前記物品の購入依頼を取得する処理と、
    前記第2情報処理端末から、前記物品の受領通知を取得するよりも前に、前記第1情報処理端末のユーザに対応付けられた残高を、前記価格の少なくとも一部に相当する金額分増加させる処理と、を実行する情報処理装置。
  15. 情報処理装置
    第1情報処理端末から、物品の出品依頼を取得する処理と、
    前記出品依頼を取得した以降に、前記物品の価格に基づいて算出された金額分の与信を、前記第1情報処理端末のユーザに対応づけられた与信枠に追加する処理と、
    第2情報処理端末から、前記物品の購入依頼を取得する処理と、
    前記第2情報処理端末から、前記物品の受領通知を取得するよりも前に、前記第1情報処理端末のユーザに対応付けられた残高を、前記価格の少なくとも一部に相当する金額分増加させる処理と、を実行させるための情報処理プログラム。

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