JP7383452B2 - 自火報システム - Google Patents

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Description

本発明は、火災感知器等からの検出信号を受信して状況表示や関連装置の作動制御を行う火災受信機および監視区域内を撮影するカメラを備えた自火報システムに適用して有効な技術に関する。
一般に建築物等には火災感知器(煙感知器)を備えた自火報システムが設けられており、該自火報システムの中心的な役割を果たす装置として、火災監視対象全体における火災の発生や拡大等の状況を把握したり、消防設備に対する指令を発したりするための総合操作盤が火災監視室(防災センター)に設置されている。そして、この総合操作盤には、火災感知器等からの信号に応じて火災区域内の状況を表示したり各種指示を与えたりするために火災受信機が設けられている。
自火報システムには、火災感知器からの信号を警戒区域毎に共通線を介し個々の感知器回線でP型受信機へ送り火災を知らせるP型システムと、感知器あるいは中継器から固有の信号に変換された火災信号等を共通の感知器回線にのせR型受信機へ送り火災の発生を知らせるR型システムとがある。
いずれのシステムも、受信機が火災感知器からの信号を最初に受けた際に直ちに火災発生と判定して発報するのではなく、P型システムにおいては蓄積時間中に、R型システムにおいては一次検出(予備検出)後所定時間内に再度感知器からの信号を受信して火災発報が行われる。そして、火災発報がいったん行われると、それがノイズ等による誤発報であったとしても、外部への自動通知や避難誘導指示を訂正する必要があり混乱を招いてしまう。そのため、蓄積時間中または予備検出後の本警報前に、火災検出信号を発した感知器の周辺の状況を確認することで、火災であるのか非火災であるのかを確認する作業が行われる。
従来、蓄積時間中または予備検出後本警報前に行う火災報か非火災報かの確認作業を支援するためのシステムに関する発明として、例えば感知器が異状を感知したと判断した受信機が送出した異状信号を受信した支援装置が、携帯端末を選択してその携帯端末に向けて確認画面を表示するように要請し、確認画面に対する携帯端末からの応答に基づいて、本警報へ移行するか移行を停止するかを指示するようにしたものが提案されている(特許文献1参照)。
また、信号線を介して複数の火災感知器と火災受信機とが接続された火災報知設備において、前記信号線を介して、複数のカメラ端末が火災受信機と接続され、火災受信機が、複数の火災感知器および複数のカメラ端末を監視制御して、各火災感知器の状態情報および各カメラ端末の画像情報を収集して表示するようにした火災報知設備に関する発明が記載されている(特許文献2参照)。
特開2016-173854号公報 特開2013-101586号公報 特開平07-182579号公報
特許文献1の発明によれば、一次発報があった場合に防災要員が所持する携帯端末から支援装置へ情報が送信され、支援装置において受信した情報に基づいて火災か非火災かを正確に判断することができる。
しかし、特許文献1の発明の支援システムにおいては、一次発報があった感知器のあるエリアまで防災要員が駆けつけなければならないとともに携帯端末を操作しなければならないため、高層ビルや大型施設などのように防災要員と感知器のあるエリアとの距離が長い場合には、蓄積時間中または予備検出後本警報前に、確認処理を終了することができないおそれがある。
また、特許文献2の発明によれば、火災感知器からの検出情報とカメラからの画像情報を受信機で収集して表示することができるため、一次発報があった場合に火災報か非火災報かを速やかに判断することができる。また、特許文献2には、火災感知器からの検出情報とカメラからの画像情報を共通の信号線を介して伝送することが開示されており、感知器の情報とカメラの情報を伝送する信号線を別々に設ける必要がないので、監視をしたいエリア(ビルや施設)に新たに火災報知設備を設ける場合には有効である。
しかし、火災報知設備は、監視地区ごとに配設された回線に複数の感知器が接続され、各回線には接続されている感知器の数に応じた電流が受信器から供給されるように構成されるのが一般的である。従って、既に火災報知設備が設置されている監視区域に新たにカメラを設けて、感知器が接続されている回線にカメラを接続して、回線からの電力でカメラを動作させようとすると、各回線の許容電力を越えてしまうおそれがある。また、受信機には画像情報を受信して表示する機能が必要であるが、既存の受信機にはそのような機能を持たないものがある。
そのため、特許文献2の発明を既存の火災報知設備に適用するには、新たに給電容量の大きな信号線を配設したり、既存の受信機を、受信した信号から画像情報を抽出する機能および画像を表示させる機能を有する受信機に置き換えたりする必要があり、大幅なコストアップを招くという課題がある。
なお、特許文献3には、熱や煙の検出部とともに撮像装置(カメラ)を本体ケースに内蔵させ、感知器が発報したときに撮像装置を動作させて撮影を開始して撮影画像を防災センターへ送信することができるようにした感知器に関する発明が記載されている。ただし、引用文献3には、感知器やカメラに対する給電の仕方や画像情報の具体的な送信の仕方については何ら記載されていない。
本発明は上記のような背景の下になされたもので、その目的とするところは、蓄積時間中もしくは予備検出後の本警報前に、火災を検知した感知器周辺の画像情報に基づいて火災か非火災かを速やかに判断することができる自火報システムを提供することにある。
本発明の他の目的は、感知器が接続される感知器回線の給電容量を増加させたり、感知器回線に対する受信機の給電能力を高めるなどの改造を行なったりすることなく、感知器回線を介してカメラに給電を行い、火災を検知した感知器周辺の画像情報を取得することができる自火報システムを提供することにある。
上記課題を解決するため、本発明は、
監視区域内に設置された複数の感知器と、感知器回線を介して前記複数の感知器と接続された受信機と、前記感知器回線に接続されいずれか1または2以上の感知器と対応付けられた撮像装置と、を備え、前記受信機は、前記感知器回線を介して当該感知器回線に接続されている感知器および前記撮像装置に電力を供給するように構成された自火報システムであって、
前記感知器は、異常を検知した場合に前記感知器回線を介して前記受信機へ異常の検出を知らせるとともに、対応する前記撮像装置へ撮像開始信号を送出するように構成され、
前記撮像装置は、撮像部と、該撮像部の動作を制御可能な制御部と、前記感知器回線に接続され前記撮像部および前記制御部の動作電圧を生成する電源部と、前記撮像部により撮影された画像の情報を送信する情報送信部とを備え、
前記制御部は、常態において前記撮像部の撮影動作を停止させ前記撮像開始信号を受けると前記撮像部による撮影動作を実行させ、撮影された画像の情報を前記情報送信部により送信させるように構成したものである。
上記手段によれば、感知器が接続されている給電用感知器回線を介して撮像装置へ給電するため、給電用感知器回線を感知器と撮像装置で別々に設ける場合に比べてコストを低減することができる。また、感知器が異常を検知した場合に生成される撮像開始信号によって撮像装置が異常検知時にのみ動作されるため、感知器が接続されている給電用感知器回線により供給される電力を抑制することができる。また、撮像部により撮影された画像の情報を送信する情報送信部を備えるため、送信された画像情報を防災センターの端末装置等で受信して表示することで、火災報か非火災報かを速やかに判断することができるとともに、感知器が異常を検知した際における感知器周辺の状況を把握して異常原因を正確に判断することができる。
ここで、望ましくは、前記撮像装置は、自己の機器識別情報を記憶する記憶部を備え、前記感知器回線にそれぞれ接続されている前記感知器に対して1:N(Nは正の整数)の関係で設置され、
前記受信機より前記感知器回線に供給可能な許容電流を越えないように、前記感知器の数および前記Nの値が設定され、
前記制御部は、前記情報送信部により、前記撮像部が撮影した画像情報および前記記憶部に記憶されている自己の機器識別情報を送信させるように構成する。
このような構成によれば、撮像装置の消費電流が感知器の消費電流よりも大きい場合に、感知器の数を減らすことなく、感知器が接続されている感知器回線に対する受信機の給電能力の範囲内で撮像装置を設置することができる。また、1つの感知器回線に複数の感知器が接続されていていずれの感知器が異常を検知したのか不明である場合にも、画像情報を送信した撮像装置の機器識別情報に基づいて異常発生エリアを把握することができる。
また、望ましくは、前記電源部は直列形態の電流制限抵抗およびコンデンサを備え、前記撮像部は前記コンデンサに蓄積されたエネルギーにより撮影動作を実行するように構成する。
かかる構成によれば、撮像装置の動作電流を制限することができるため、撮像装置が接続されている感知器回線の撮像装置動作に伴うコンデンサへの給電時の電圧変動を抑制することができ、それによって電圧変動に起因した受信機の誤判断を防止することができる。
さらに、望ましくは、前記電源部は、前記感知器回線に接続され前記受信機より供給される電圧を変換する電圧レギュレータを備え、
前記コンデンサは前記電圧レギュレータの出力電圧によって充電され、
前記制御部は前記電圧レギュレータの出力電圧を制御するように構成する。
かかる構成によれば、撮像装置は所望の出力電圧での充電が可能となり、回路設計の自由度を高くすることできる。
また、望ましくは、前記制御部は、対応する感知器より前記撮像開始信号を受けると前記撮像部により1枚または複数枚の静止画を撮影する撮影動作を実行させるように構成する。
かかる構成によれば、撮像装置により動画を撮影してその動画像を送信する場合に比べて撮像装置の消費電力を減らすことができる。また、一般に動画に比べて枚数の少ない静止画の方が画像1枚当たりに多くの情報量を割り当てることができるため、鮮明な画像情報を取得することができ、送信された画像に基づいて異常発生原因をより正確に判断することができる。
また、望ましくは、前記受信機は、蓄積機能を備えたP型受信機であり、
前記感知器は、異常を検知するたびに対応する前記撮像装置へ撮像開始信号を送出するように構成され、
前記撮像装置の前記制御部は、対応する感知器が最初に異常を検知した際と蓄積時間中に異常を検知した際に、それぞれ前記撮像部による撮影動作を実行させるように構成する。
かかる構成によれば、P型自火報システムにおいて、既存のシステムを改変することなく最初に異常を検知した際と蓄積時間中に異常を検知した際にそれぞれ異常を検知した感知器近傍を撮影した画像を取得し、異常原因および延焼速度等を正確に判断することができる。
また、望ましくは、前記受信機は、一次発報機能と本警報機能を備えたR型受信機であり、前記感知器は、一次発報の際に、対応する前記撮像装置へ撮像開始信号を送出するように構成され、
前記撮像装置の前記制御部は、対応する感知器が一次発報をした際に前記撮像部による撮影動作を実行させるように構成する。
かかる構成によれば、R型自火報システムにおいて、既存のシステムを改変することなく一次発報した際に異常を検知した感知器近傍を撮影した画像を取得することができるため、異常原因や火報か非火報かを正確に判断することができる。
さらに、望ましくは、前記感知器は、一次発報の際と本警報の際に、対応する前記撮像装置へ撮像開始信号を送出するように構成され、
前記撮像装置の前記制御部は、対応する感知器が一次発報をした際と本警報をした際にそれぞれ前記撮像部による撮影動作を実行させるように構成する。
かかる構成によれば、R型自火報システムにおいて、一次発報をした際と本警報の際にそれぞれ異常を検知した感知器近傍を撮影した画像を取得することができるため、異常原因および延焼速度等を正確に判断することができる。
また、望ましくは、前記情報送信部は無線通信手段を備え、
前記制御部は、前記撮像部が撮影動作を実行した後に、前記無線通信手段により公衆無線通信網を介して画像情報を、所定の携帯端末へ時系列的に送信するように構成する。
かかる構成によれば、撮影した画像を無線通信で送信するため既存の自火報システムに適用する場合に、システムを改変することなく異常を検知した感知器近傍を撮影した画像を送信することができる。また、感知器が異常を検知した際に撮影した画像を時系列的に取得することができるため、蓄積された画像の解析を行うことで火災の原因や延焼の速度などを正確に知ることができる。
本発明の自火報システムによれば、蓄積時間中もしくは予備検出後本警報前に、火災を検知した感知器周辺の画像情報に基づいて火災報か非火災報かを速やかに判断することができる。また、感知器が接続される感知器回線の給電容量を増加させたり、感知器回線に対する受信機の給電能力を高めるなどの改造を行なったりすることなく、感知器回線を介してカメラに給電を行い、火災を検知した感知器近傍の画像情報を取得することができるという効果がある。
本発明に係る自火報システムの一実施形態を示すシステム構成図である。 図1の自火報システムを構成する撮像装置の実施例を示すブロック図である。 図1の自火報システムを構成する煙感知器の構成例を示すブロック図である。 実施形態の自火報システムにおける撮像装置の撮影処理手順の一例を示すフローチャートである。 図2の撮像装置に内蔵される電源部の実施例を示すブロック図である。
以下、本発明に係る自火報システムについて図面を参照しながら説明する。
図1は、本発明に係る自火報システムの一実施形態の概略構成を示している。
図1に示すように、本実施形態の自火報システムは、1つの建造物内や複数の建造物に対して設定される監視区域における火災やガス漏れなど発生の監視や火災報知等の異常報知を行うもので、監視区域内に分散して設けられた複数の感知器12や、ライン線Lとコモン線Cからなる感知器回線11を介して各感知器12からの検出信号を受信する火災受信機13、感知器回線11に接続された複数の撮像装置14、撮像装置14から無線送信された画像情報をIoTゲートウェイのような無線中継器15を介して受信するスマートホン(スマホ)のような携帯端末16などから構成される。
火災受信機13は、自火報システム全体を統括するもので、感知器回線11を介して感知器12から信号を受信して火災やガス漏れの発生、発生したエリア等を判断する機能を備えており、感知器12からの検出信号に応じて火災やガス漏れの発生を検知すると、自ら警報音を発するとともに、防火戸、ダンパーなどを制御駆動したり、地区ベルを鳴動させたりする。
なお、図示しないが、火災受信機13には、複数の感知器回線11が接続される。また、感知器12からの検出信号を伝送する感知器回線11の途中には中継器が設けられることがある。さらに、感知器回線11には、感知器12の他に、防火戸やダンパーなどの防排煙機器、地区ごとに設けられているベルやスピーカなどの警報器などが接続されることがある。感知器12には、煙感知器の他、ガス漏れ検出器などが含まれる。
火災受信機13により、感知器回線11のライン線Lには例えば28Vのような直流電圧が、また感知器回線11のコモン線Cには接地電位(0V)が印加され、感知器12は火災受信機13から感知器回線11へ給電される電力によって動作するように構成されている。
図1においては、例えばグループホームのように、感知器が1部屋に1個設置される施設を想定して、感知器12と撮像装置14が1:1の関係で設置されており、感知器12が火災等を検知すると感知器12から撮像装置14に対して撮影開始の起動トリガ信号を送出する。そして、撮像装置14が作動して撮影した画像情報を送信する際に、画像情報と共に機器ID(識別情報)を送信するように構成されている。また、携帯端末(スマホ)16もしくは火災受信機13には、予め各撮像装置14の機器IDと対応する感知器12の機器IDとが紐づけられて設置位置情報と共に記憶されている。
上記のように、感知器12と撮像装置14とを1:1の関係で設置し機器IDを紐付けて記憶しておくことで、P型自火報システムにおいても、火災を検知した感知器の位置を特定することが可能になる。R型自火報システムの場合、感知器12は自機IDおよび検知情報を送信する機能を備えており、感知器回線11のライン線Lとコモン線Cは給電ラインおよび伝送ラインとして機能する。
なお、図示しないが、学校やイベント会場のように、感知器が1つの空間(部屋)につき複数個設置されるような施設、又は、距離の長い廊下などにおいては、複数個の感知器12に対して1個の撮像装置14を設置し、複数個の感知器12から1つの撮像装置14に対してそれぞれ撮影開始の起動トリガ信号を送出するように構成しても良い。
また、火災受信機13から感知器回線11への給電能力には上限があるとともに、感知器12と撮像装置(カメラ)14の消費電流には差があるので、火災受信機13の給電能力と機器の消費電流に応じて1つ感知器回線11に接続する感知器12および撮像装置14の数が決定されている。
具体的には、火災受信機13から感知器回線11へ供給可能な電流が600mAで、感知器12の消費電流が60mAであり、通常は1つの感知器回線11に10台の感知器12が接続される場合に、カメラの消費電流が180mAであったとすると、当該感知器回線11には7個の感知器と1台のカメラを接続、あるいは4個の感知器と2台のカメラを接続するようにする。これにより、1つ感知器回線11に接続されている機器が同時に動作したとしても、火災受信機13の給電能力を越えた電流が感知器回線11に流れて電圧が低下し、火災受信機13が誤った判断をしないようにすることができる。
なお、既存の感知器には、火災を検知した際に検出信号を外部へ出力するための端子(P端子)を備えたものがあり、そのような感知器が設置されている既設の自火報システムに本実施例を適用する場合、上記感知器のP端子の出力信号を撮像装置(カメラ)14の撮影開始の起動トリガ信号とすることが可能である。
また、既設の自火報システムに本実施例を適用する場合、感知器回線の電流に余裕がないことがある。そのような場合であっても、後述するように、撮像装置14に蓄電機能を有する電源を内蔵させることで、感知器の周辺を撮影するカメラを追加的に設置することが可能となる。
図1のシステムにおける撮像装置14から無線中継器15への画像情報の通信方式としては、例えばIEEE 802.11規格に従ったWiFi等の無線LANやBluetooth(登録商標)通信、赤外線通信、可視光通信など公知の通信方式を利用することができる。また、携帯端末16は、防災センターに待機している管理者が保有するスマートホンやタブレット端末のような無線通信機能を備えた機器であり、本実施形態においては、LTE(Long Term Evolution)のような無線通信規格に従った通信を可能にする無線通信ネットワークを介して無線中継器15から画像情報を受信する。無線中継器15は、例えばWiFi-LTE間の変換機能を有するように構成される。
図2には、本発明に係る自火報システムを構成する撮像装置14の構成例が示されている。
図2に示すように、本実施形態における撮像装置14は、感知器回線11のライン線Lとコモン線Cに接続され装置内部の回路やデバイスの動作に必要な電圧を生成する電源部41、装置内部の回路やデバイスの動作を制御するマイクロコンピュータ(制御部)42、連続静止画を撮影可能なカメラ(撮像部)43、当該撮像装置14に付与された機器IDを記憶するメモリ(ID登録部)44、感知器12からの撮影開始の起動トリガ信号の入力を受ける端子P,Cおよびバッファ回路などからなる起動トリガ信号入力部45、カメラ43で撮影した画像情報や機器IDを外部へ送信したり外部からのコマンド等を受信したりする無線通信部(WiFi通信モジュール)46などから構成されている。
マイクロコンピュータ42は、通常は、電源部41からカメラ43および無線通信部46への電圧を遮断して非動作状態(スリープモード)にし、端子Pに撮影開始の起動トリガ信号が入力されると、カメラ43および無線通信部46への電圧の供給を許可して動作状態にする。これにより、撮像装置14の平時の消費電流を低減することができる。また、マイクロコンピュータ42自身がスリープモードを有し、撮影開始の起動トリガ信号が入力されるまでは、低消費電流で動作するように構成されていても良い。ID登録部(44)は、マイクロコンピュータ42に内蔵されているEPROMのような不揮発性メモリであっても良い。
なお、マイクロコンピュータ42が汎用I/Oポートを備える場合、起動トリガ信号入力部45を省略しても良い。また、電源部41が後述するように蓄電機能(コンデンサ)を有する構成である場合には、電源部41の充電電圧を検出する電圧検出回路を設けて、蓄電開始後に所定電圧以上であることを検出した際にコンデンサへの充電を停止させ、電圧が所定値以下に低下した場合に充電を再開させるように構成しても良い。
また、撮像装置14に、照明装置(LEDランプ)および照度センサを設けて、周囲の照度が低い(暗い)場合には、撮像装置14を動作させる際に照明装置を点灯させることができるように構成しても良い。
図3には、本発明に係る自火報システムを構成する感知器12の一例としての煙感知器の構成例が示されている。
図3に示すように、本実施形態における感知器12は、発光素子21および受光素子22と、受光素子22からの信号を増幅する増幅器23と、該増幅器23により増幅された信号(アナログ信号)をデジタル信号に変換するAD変換回路24と、該AD変換回路24からの出力値に基づいて火災の発生を判断する火災判断回路25を備えている。
火災判断回路25は、マイクロプロセッサ(CPU)およびROM(リードオンリメモリ)やRAM(ランダムアクセスメモリ)などの記憶手段により構成することができる。
また、煙感知器12は、施設内に配設されている感知器回線11のライン線Lとコモン線C)にそれぞれ接続される一対の外部端子(ライン端子およびコモン端子)26a,26bと、ライン線Lとコモン線Cに印加されている電圧(10V~32V)から、感知器内部で使用する電源電圧(3Vや6V)を生成して各内部回路へ供給する電源回路27を備える。また、煙感知器12は、火災判断回路25によって火災の発生が検出された場合に、ライン線L-コモン線C間のインピーダンスを下げる(短絡を含む)ことによって、火災の発生を図1の受信機13へ知らせるためのスイッチで構成された短絡回路(インピーダンス切替え手段)28、撮像装置14に対する撮影開始の起動トリガ信号を出力するための端子Pに接続され、該端子を介して外部へ出力する撮影開始の起動トリガ信号を生成して出力する信号出力回路29を備える。
なお、P型自火報システムを構成する感知器は、最初の火災検知と蓄積時間経過後の火災検知を区別することができないので、火災検知の度に撮影開始の起動トリガ信号を生成して撮像装置14へ出力する。一方、R型自火報システムを構成する感知器は、予備検出(一次検出)か本警報かを識別することができるので、予備検出の場合にのみ撮影開始の起動トリガ信号を生成して撮像装置14へ出力しても良いし、予備検出と本警報の両方で撮影開始の起動トリガ信号を生成して撮像装置14へ出力するようにしても良い。
次に、撮像装置14の電源部41が蓄電機能を有する場合における撮影処理の具体的な手順の一例について、図4のフローチャートを用いて説明する。
図4の処理を開始すると、撮像装置14のマイクロコンピュータ42は、コンデンサC1の充電が完了しているか否か判定する(ステップS1)。ここで、コンデンサC1の充電が完了している(YES)と判定すると、ステップS2へ進み、対応する感知器から撮影開始の起動トリガ信号を受信した(トリガ信号オン)か否か判定する。そして、起動トリガ信号を受信した(YES)と判定すると、ステップS3へ進み、カメラ43を起動して撮影を開始させる。
続いて、マイクロコンピュータ42は、所定の撮影時間を経過したか否か判定する(ステップS4)。ここで、所定の撮影時間とは、予め設定された枚数の静止画を撮影するのに要する時間である。ステップS4で、所定の撮影時間を経過した(YES)と判定すると、ステップS6へ進む。一方、上記ステップS2で撮影開始の起動トリガ信号を受信していない(トリガ信号オフ)と判定すると、ステップS5へ進み、NGフラグが立っている(ON)しているか否か判定する。そして、NGフラグが立っていない(NO)と判定するとステップS2へ戻り、NGフラグが立っている(ON)している(YES)と判定するとステップS6へ進む。
ステップS6では、カメラ43の電源スイッチをオフにしてステップS7へ進み、撮影した画像の情報を、ゲートウェイを介して所定の携帯端末へ送信する無線通信を開始する。この際、画像情報とともにその撮影時刻情報を送信するようにしても良い。
続いて、マイクロコンピュータ42は、画像情報の送信が完了したか否か判定し(ステップS8)、送信が完了した(YES)と判定すると、ステップS9へ進んでNGフラグをクリア(OFF)してステップS1へ戻る。
上記ステップS4で、所定の撮影時間を経過しない(NO)と判定すると、ステップS10へ移行してコンデンサC1の充電電圧が所定値以上であるか否か判定し、コンデンサC1の充電電圧が所定値以上である(YES)と判定するとステップS4へ戻って所定の撮影時間を経過するまで処理を繰り返す。
ステップS10で、コンデンサC1の充電電圧が所定値以上でない(NO)と判定すると、ステップS11へ進んでカメラ43の電源をオフにしてから、ステップS12でNGフラグをONにしてステップS1へ戻る。
一方、上記ステップS8で、送信が完了していない(NO)と判定すると、ステップS13へ移行してコンデンサC1の充電電圧が所定値以上であるか否か判定し、コンデンサC1の充電電圧が所定値以上である(YES)と判定するとステップS1へ戻り、コンデンサC1の充電電圧が所定値以上でない(NO)と判定すると、ステップS14へ進んで、NGフラグをOFFにしてステップS1へ戻る。
上記のようにして撮像装置14より送信された画像情報は、防災センターに待機している管理者等が保有する携帯端末により受信されて、撮影した順序または撮影時刻情報と共に時系列データとして記憶装置に蓄積される。これにより、蓄積された時系列画像情報を解析することで、火災警報の原因や延焼の速度などを正確に知ることが可能となる。
次に、撮像装置14に内蔵される電源部41の具体例について、図5を用いて説明する。
本実施形態の撮像装置14における電源部41は、図5(A)に示すように、感知器回線11のライン線Lとコモン線Cに接続されライン線Lの電圧(例えば28V)をマイクロコンピュータ42の動作に必要な電圧(例えば5V)に変換(降圧)するシリーズレギュレータのような3端子レギュレータREGからなる電圧変換手段を備える。
また、電源部41は、上記レギュレータREGの電圧出力端子OUTとコモン線Cとの間に直列形態で接続されたコンデンサC1および電流制限抵抗R1からなる蓄電手段を備えており、カメラ43は、コンデンサC1にチャージされた電圧によって動作するように構成されている。コンデンサC1は、5Fのような容量値を有するスーパーキャパシタを使用して構成することができる。
上記のように、電流制限抵抗R1を設けその抵抗値を適切に設定することで、撮像装置14に動作電流や充電電流が流れる際に、所定の電流値以上の電流が流れないようにして、許容電流もしくは給電能力以上の電流が感知器回線11に流れないように制限することができる。即ち、撮像装置14が動作しても感知器回線11に急に大きな電流が流れることを妨げる。よって、感知器回線11の電位が大きく変動して火災受信機13が誤検出するのを防止することができる。
さらに、コンデンサC1にチャージされた電圧によってカメラ43が動作するように構成されているため、感知器12に比べて消費電流の大きなカメラ43が撮影動作する際に、レギュレータREGより供給される電流が不足するのを回避することができる。
また、本実施形態においては、カメラ43により動画を撮影する代わりに、1枚または複数枚の静止画を所定時間間隔で撮影することによって、電流が常にカメラ43に流れないようにすることでコンデンサC1に蓄積した電力の消費量を少なくしている。そのため、コンデンサC1として容量値の大きなキャパシタを使用する必要がなくなるので、コストアップおよび装置のサイズを抑制することができる。
なお、コンデンサC1と電流制限抵抗R1の接続順序は、図5(A)のものと逆、すなわちレギュレータREGの出力端子OUTとコンデンサC1との間に電流制限抵抗R1を接続しても良い。また、図5(B)に示すように、撮像装置14内のカメラ43を除く回路(制御部、ID登録部、情報送信部)にレギュレータREGで生成した5Vのような電圧を供給して動作させ、カメラ43にはライン線Lとコモン線Cとの間に直列形態で接続された電流制限抵抗R1とコンデンサC1からなる蓄電部に充電された5Vよりも高い電圧を供給して動作させるように構成しても良い。
また、コンデンサC1の充電電圧を検出する手段を設けて、充電電圧が高くなった場合に、マイクロコンピュータ42がレギュレータREGによる充電の動作を停止させることで、消費電力の低減を図るように構成しても良い。
以上、本発明の一実施形態について説明したが、本発明は上記実施形態に限定されず適宜変更可能である。例えば、上記実施形態では、撮像装置14を感知器12とは別体のそうちとして構成しているが、感知器12の筐体内に撮像装置14を組み込んで一体の装置として構成しても良い。
また、上記実施形態では、撮像装置14に対する撮影開始の起動トリガ信号を出力する端子を感知器12に設けているが、感知器には動作状態報知用のランプを備えているものがあるので、そのような感知器においては、動作状態報知用のランプの光に起動トリガ信号を乗せて発光させるとともに、撮像装置には受光素子とランプの光に含まれる起動トリガ信号を受光素子の信号から抽出する回路を設けて、光信号による起動トリガによって撮影を開始するように構成することも可能である。
11 感知器回線(給電用回線)
12 感知器(煙感知器)
13 火災受信機(受信機)
14 撮像装置
15 無線中継器
16 携帯端末
21 発光素子
22 受光素子
23 増幅器
24 AD変換回路
25 火災判断回路
26a 外部端子(ライン端子)
26b 外部端子(コモン端子)
27 電源回路
28 短絡回路
29 信号出力回路
41 電源部
42 マイクロコンピュータ(制御部)
43 カメラ(撮像部)
45 トリガ信号入力部
46 無線通信部

Claims (9)

  1. 監視区域内に設置された複数の感知器と、感知器回線を介して前記複数の感知器と接続された受信機と、前記感知器回線に接続されいずれか1または2以上の感知器と対応付けられた撮像装置と、を備え、前記受信機は、前記感知器回線を介して当該感知器回線に接続されている感知器および前記撮像装置に電力を供給するように構成された自火報システムであって、
    前記感知器は、異常を検知した場合に前記感知器回線を介して前記受信機へ異常の検出を知らせるとともに、対応する前記撮像装置へ撮像開始信号を送出するように構成され、
    前記撮像装置は、撮像部と、該撮像部の動作を制御可能な制御部と、前記感知器回線に接続され前記撮像部および前記制御部の動作電圧を生成する電源部と、前記撮像部により撮影された画像の情報を送信する情報送信部とを備え、
    前記制御部は、常態において前記撮像部の撮影動作を停止させ前記撮像開始信号を受けると前記撮像部による撮影動作を実行させ、撮影された画像の情報を前記情報送信部により送信させるように構成されていることを特徴とする自火報システム。
  2. 前記撮像装置は、自己の機器識別情報を記憶する記憶部を備え、前記感知器回線にそれぞれ接続されている前記感知器に対して1:N(Nは正の整数)の関係で設置され、
    前記受信機より前記感知器回線に供給可能な許容電流を越えないように、前記感知器の数および前記Nの値が設定され、
    前記制御部は、前記情報送信部により、前記撮像部が撮影した画像情報および前記記憶部に記憶されている自己の機器識別情報を送信させるように構成されていることを特徴とする請求項1に記載の自火報システム。
  3. 前記電源部は直列形態の電流制限抵抗およびコンデンサを備え、前記撮像部は前記コンデンサに蓄積されたエネルギーにより撮影動作を実行するように構成されていることを特徴とする請求項1または2に記載の自火報システム。
  4. 前記電源部は、前記感知器回線に接続され前記受信機より供給される電圧を変換する電圧レギュレータを備え、
    前記コンデンサは前記電圧レギュレータの出力電圧によって充電され、
    前記制御部は前記電圧レギュレータの出力電圧を制御するように構成されていることを特徴とする請求項3に記載の自火報システム。
  5. 前記制御部は、対応する感知器より前記撮像開始信号を受けると前記撮像部により1枚または複数枚の静止画を撮影する撮影動作を実行させるように構成されていることを特徴とする請求項1~4のいずれかに記載の自火報システム。
  6. 前記受信機は、蓄積機能を備えたP型受信機であり、
    前記感知器は、異常を検知するたびに対応する前記撮像装置へ撮像開始信号を送出するように構成され、
    前記撮像装置の前記制御部は、対応する感知器が最初に異常を検知した際と蓄積時間中に異常を検知した際に、それぞれ前記撮像部による撮影動作を実行させるように構成されていることを特徴とする請求項1~5のいずれかに記載の自火報システム。
  7. 前記受信機は、一次発報機能と本警報機能を備えたR型受信機であり、
    前記感知器は、一次発報の際に、対応する前記撮像装置へ撮像開始信号を送出するように構成され、
    前記撮像装置の前記制御部は、対応する感知器が一次発報をした際に前記撮像部による撮影動作を実行させるように構成されていることを特徴とする請求項1~5のいずれかに記載の自火報システム。
  8. 前記感知器は、一次発報の際と本警報の際に、対応する前記撮像装置へ撮像開始信号を送出するように構成され、
    前記撮像装置の前記制御部は、対応する感知器が一次発報をした際と本警報をした際にそれぞれ前記撮像部による撮影動作を実行させるように構成されていることを特徴とする請求項7に記載の自火報システム。
  9. 前記情報送信部は無線通信手段を備え、
    前記制御部は、前記撮像部が撮影動作を実行した後に、前記無線通信手段により公衆無線通信網を介して画像情報を、所定の携帯端末へ時系列的に送信するように構成されていることを特徴とする請求項1~8のいずれかに記載の自火報システム。
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