JP7346365B2 - 撮影管理システム、撮影管理装置、運営装置、撮影管理装置の制御方法、運営装置の制御方法、及びプログラム - Google Patents

撮影管理システム、撮影管理装置、運営装置、撮影管理装置の制御方法、運営装置の制御方法、及びプログラム Download PDF

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Description

本発明は、撮影管理システム、撮影管理装置、運営装置、撮影管理装置の制御方法、運営装置の制御方法、及びプログラムに関するものである。
特許文献1には、撮影希望者の識別情報を用いて撮影された画像の中から当該車両および運転者に関連する画像を選択してアルバムを生成する技術が開示されている。
国際公開第2018/179310号
自動二輪車等の移動体によっては、複数人により構成されるグループでの走行を楽しんだり、グループでの撮影を希望するといったニーズもある。しかしながら、特許文献1の技術は、単独走行を行う撮影希望者の撮影が前提となっており、グループで走行する際の撮影に関して考慮されていない。
また、特許文献1の技術では、撮影を自動化しているが、自動撮影がうまくいかない状況が生じた場合には、サービス提供を継続できなくなることから、ドローンやカメラ等の撮影装置をオペレータによるマニュアル操作で撮影できるように撮影運営サービスを提供することが望ましい。
本発明は、上記の従来技術を鑑み、以下の撮影管理を可能にする技術の提供を目的とする。
すなわち、撮影前に撮影希望者であるユーザの識別情報と撮影対象のグループを設定する群情報とを記憶し、撮影の際に特定の群を撮影対象とした撮影を行うことを可能にする。また、ユーザの識別情報に加え、群情報と各ユーザの位置情報とを、移動体で移動するユーザの撮影を行うための運営装置に送信することで、撮影装置による自動撮影又はマニュアル撮影を行う際に、運営装置側により、撮影を行うための撮影エリア内において、撮影対象の特定の群の把握や、群の有無の把握を容易にし、撮影の管理効率の向上を図ることを可能にする。
本発明の第1の態様にかかる撮影管理システムは、ユーザの端末装置と、移動体で移動するユーザの撮影を管理する撮影管理装置と、前記撮影を行うために前記撮影管理装置と通信を行う運営装置と、を有する撮影管理システムであって、
前記端末装置は、
前記ユーザの単独、又は前記ユーザを少なくとも含む複数のユーザを撮影対象として設定する群情報と、前記群情報に設定されたユーザ及び当該ユーザの使用する移動体との組合せを識別する識別情報とを撮影前に前記撮影管理装置に送信する通信手段を備え、
前記撮影管理装置は、
前記識別情報、及び前記群情報を登録する記憶手段と、
前記群情報に設定された各ユーザの端末装置の位置情報を前記通信手段により取得して、当該端末装置が少なくとも前記撮影を行うための撮影エリア内に位置するときに、前記記憶手段に登録されている前記識別情報及び前記群情報と、前記位置情報と、を前記運営装置に送信する撮影管理処理手段と、を備える。
本発明の第2の態様にかかる撮影管理システムでは、前記識別情報は、前記移動体の外観を特定する情報と、前記ユーザの外観を特定する情報とを含む。
本発明の第3の態様にかかる撮影管理システムでは、前記撮影管理処理手段は、前記位置情報と前記撮影エリアを含む地図情報とを比較して、前記撮影エリアに対する前記端末装置の位置に応じたエリア報知情報を前記端末装置に送信する。
本発明の第4の態様にかかる撮影管理システムでは、前記撮影管理処理手段は、前記比較に基づいて、前記撮影エリアまたは前記撮影エリアの手前に設定された所定の準備エリアに複数の移動体のうち少なくとも一台が入ったと判定した場合に、
前記撮影管理処理手段は、前記撮影エリアまたは前記準備エリアに入ったことを前記ユーザに報知するエリア報知情報を生成し、前記端末装置に送信する。
本発明の第5の態様にかかる撮影管理システムでは、前記撮影管理処理手段は、
前記撮影エリアまたは前記撮影エリアの手前に設定された所定の準備エリアを走行する複数の移動体の車間距離を前記位置情報に基づいて取得し、前記車間距離が所定の基準距離範囲の上限の距離を超えていると判定する場合に、
前記撮影管理処理手段は、
前記車間距離が前記基準距離範囲の上限の距離を超えていることを前記ユーザに報知する距離報知信号を前記ユーザの端末装置に送信する。
本発明の第6の態様にかかる撮影管理システムでは、前記撮影管理処理手段は、
前記撮影エリアまたは前記撮影エリアの手前に設定された所定の準備エリアを走行する複数の移動体の車間距離を前記位置情報に基づいて取得し、前記車間距離が所定の基準距離範囲の下限の距離以下と判定する場合に、
前記撮影管理処理手段は、
前記車間距離が前記基準距離範囲の下限の距離以下であることを前記ユーザに報知する接近報知信号を前記ユーザの端末装置に送信する。
本発明の第7の態様にかかる撮影管理システムでは、前記撮影管理処理手段は、前記位置情報と前記撮影エリアを含む地図情報とを比較して、前記撮影エリアから前記移動体が出たと判定した場合、または、前記運営装置から撮影完了した旨の完了情報を受信した場合、前記運営装置に対する、前記識別情報、前記群情報及び前記位置情報の送信を停止する。
本発明の第8の態様にかかる撮影管理システムでは、前記撮影管理処理手段は、時間を計測する計時手段により、各ユーザが、前記撮影エリアに存在した時間情報を各ユーザの識別情報と紐づけて計測し、前記時間情報と前記識別情報とを組み合わせて前記記憶手段に記憶する。
本発明の第9の態様にかかる撮影管理システムでは、前記運営装置は、
オペレータの操作に基づいたマニュアル撮影モード、または、記識別情報及び前記群情報及び前記位置情報に基づいた自動撮影モードで前記撮影装置を制御するための制御信号を生成する運営処理手段と、
前記撮影装置で撮影された撮影データを記憶する記憶手段と、を備え、
前記運営処理手段は、
前記端末装置のユーザからの要求に応じて、前記ユーザの識別情報、及び当該ユーザが前記撮影エリアに存在した時間情報に基づいた画像検索を行い、当該ユーザが撮影された撮影データを前記端末装置に配信する。
本発明の第10の態様にかかる撮影管理システムでは、前記運営処理手段は、
前記撮影装置で撮影された撮影データから前記ユーザの顔を抽出する画像処理を行う画像処理手段と、
前記画像処理の結果に基づいて、前記群情報で設定された前記ユーザの人数分の顔が撮影されたか否かを判定する画像判定手段と、を更に備え、
前記運営処理手段は、
前記群情報で設定された前記ユーザの人数分の顔が撮影されなかった場合に、前記自動撮影モードから前記マニュアル撮影モードに変更する。
本発明の第11の態様にかかる撮影管理システムでは、
前記運営装置は、
オペレータの操作に基づいたマニュアル撮影モード、または、前記識別情報及び前記群情報及び前記位置情報に基づいた自動撮影モードで前記撮影装置を制御するための制御信号を生成する運営処理手段を備え、
前記運営処理手段は、前記群情報で特定される複数の撮影対象が前記撮影エリアに存在する場合、前記撮影対象ごとに異なる表示形式で表示装置に表示する。
本発明の第12の態様にかかる撮影管理システムでは、前記運営処理手段は、前記群情報で特定される複数の撮影対象が前記撮影エリアに存在する場合、マニュアル撮影モードでの撮影対象と、自動撮影モードでの撮影対象とを区別するための区別情報を表示装置に表示する。
本発明の第13の態様にかかる撮影管理システムでは、前記群情報で特定される撮影対象が複数のユーザで構成されている場合、前記運営処理手段は、各ユーザの使用する移動体の車間距離を、前記撮影管理装置から受信した各ユーザの端末装置SPの位置情報の差分に基づいて取得して表示する。
本発明の第14の態様にかかる撮影管理システムでは、前記運営処理手段は、前記撮影管理装置から受信した位置情報の時間変化に基づいて車速情報を取得して表示する。
本発明の第15の態様にかかる撮影管理装置は、移動体で移動するユーザの撮影を行うための撮影管理装置であって、
前記ユーザの単独、又は前記ユーザを少なくとも含む複数のユーザを撮影対象として設定する群情報と、前記群情報に設定されたユーザの外観情報及び当該ユーザの使用する移動体の車両情報を組合せた識別情報と、を撮影前に登録する記憶手段と、
前記群情報に設定された各ユーザの端末装置の位置情報を取得して、当該端末装置が少なくとも前記撮影を行うための撮影エリア内に位置するときに、前記識別情報及び前記群情報と、前記位置情報とを、前記撮影を行うために前記撮影管理装置と通信を行う運営装置に送信する撮影管理処理手段と、を備える。
本発明の第16の態様にかかる運営装置は、移動体で移動するユーザの撮影を行うための運営装置であって、
前記ユーザの端末装置から撮影管理装置に送信された前記ユーザの単独、又は前記ユーザを少なくとも含む複数のユーザを撮影対象として設定する群情報と、前記群情報に設定されたユーザ及び当該ユーザの使用する移動体との組合せを識別する識別情報と、前記群情報に設定された各ユーザの端末装置の位置情報とを前記撮影管理装置から受信する通信手段を備え、
前記通信手段は、前記端末装置が少なくとも前記撮影を行うための撮影エリア内に位置するときに、前記識別情報及び前記群情報と、前記位置情報と、を受信する。
本発明の第17の態様にかかる撮影管理装置の制御方法は、移動体で移動するユーザの撮影を行うための撮影管理装置の制御方法であって、
記憶手段が、前記ユーザの単独、又は前記ユーザを少なくとも含む複数のユーザを撮影対象として設定する群情報と、前記群情報に設定されたユーザの外観情報及び当該ユーザの使用する移動体の車両情報を組合せた識別情報と、を撮影前に登録する記憶工程と、
撮影管理処理手段が、前記群情報に設定された各ユーザの端末装置の位置情報を取得して、当該端末装置が少なくとも前記撮影を行うための撮影エリア内に位置するときに、前記識別情報及び前記群情報と、前記位置情報とを、前記撮影を行うために前記撮影管理装置と通信を行う運営装置に送信する撮影管理処理工程と、を有する。
本発明の第18の態様にかかる運営装置の制御方法は、移動体で移動するユーザの撮影を行うための運営装置の制御方法であって、
通信手段が、ユーザの単独、又は前記ユーザを少なくとも含む複数のユーザを撮影対象として設定する群情報と、前記群情報に設定されたユーザ及び当該ユーザの使用する移動体との組合せを識別する識別情報と、前記群情報に設定された各ユーザの端末装置の位置情報とを、前記位置情報が少なくとも前記撮影を行うための撮影エリア内に位置するときに受信する通信工程を有する。
本発明の第19の態様にかかるプログラムは、コンピュータに、移動体で移動するユーザの撮影を行うための撮影管理装置の制御方法の各工程を実行させるプログラムであって、当該制御方法は、
記憶手段が、前記ユーザの単独、又は前記ユーザを少なくとも含む複数のユーザを撮影対象として設定する群情報と、前記群情報に設定されたユーザの外観情報及び当該ユーザの使用する移動体の車両情報を組合せた識別情報と、を撮影前に登録する記憶工程と、
撮影管理処理手段が、前記群情報に設定された各ユーザの端末装置の位置情報を取得して、当該端末装置が少なくとも前記撮影を行うための撮影エリア内に位置するときに、前記識別情報及び前記群情報と、前記位置情報とを、前記撮影を行うために前記撮影管理装置と通信を行う運営装置に送信する撮影管理処理工程と、を有する。
本発明の第20の態様にかかるプログラムは、コンピュータに、移動体で移動するユーザの撮影を行うための運営装置の制御方法の各工程を実行させるプログラムであって、当該制御方法は、
通信手段が、ユーザの単独、又は前記ユーザを少なくとも含む複数のユーザを撮影対象として設定する群情報と、前記群情報に設定されたユーザ及び当該ユーザの使用する移動体との組合せを識別する識別情報と、前記群情報に設定された各ユーザの端末装置の位置情報とを、前記位置情報が少なくとも前記撮影を行うための撮影エリア内に位置するときに受信する通信工程を有する。
本発明の第1の態様の撮影管理システムによれば、撮影前に撮影希望者であるユーザの識別情報と撮影対象のグループを設定する群情報とを記憶し、撮影の際に特定の群を撮影対象とした撮影を行うことが可能になる。
また、ユーザの識別情報に加え、群情報と各ユーザの位置情報とを、移動体で移動するユーザの撮影を行うための運営装置に送信することで、撮影装置による自動撮影又はマニュアル撮影を行う際に、運営装置側により、撮影を行うための撮影エリア内において、撮影対象の特定の群の把握や、群の有無の把握を容易にし、撮影の管理効率の向上を図ることが可能になる。
本発明の第2の態様の撮影管理システムによれば、識別情報にユーザの外観情報を含めることにより、複数のユーザが使用する車両の車両情報が一致する場合であっても、外観情報の相違により各ユーザを特定することが可能になる。また、識別情報に移動体の車両情報を含めることにより、複数のユーザの外観情報が一致する場合であっても、車両情報の相違により各ユーザを特定することが可能になる。
本発明の第3の態様及び第4の態様の撮影管理システムによれば、撮影エリアに対する端末装置の位置に応じたエリア報知情報を端末装置に送信することにより、ユーザは撮影開始、撮影中、または撮影終了の把握が可能になり、ユーザのニーズを満たす映像を撮影することが可能になる、ユーザの利便性を向上させることが可能になる。
本発明の第5の態様の撮影管理システムによれば、車間距離が開きすぎている場合には、撮影エリアを走行する際に複数のユーザを同時に撮影できない可能性があるため、車間距離が基準距離範囲の上限の距離を超えていることを報知する距離報知信号を複数の車両に送信してユーザに報知することで車間距離を詰めるよう促すことが可能になる。
本発明の第6の態様の撮影管理システムによれば、車間距離が近づきすぎている場合には撮影エリアを走行する際に複数のユーザが重なり同時に撮影できない可能性があるため、車間距離が基準距離範囲の下限の距離以下であることを報知する接近報知信号を複数の車両に送信してユーザに報知することで車間距離を開けるよう促すことが可能になる。
本発明の第7の態様の撮影管理システムによれば、必要な情報を撮影開始の前に通信を行う通信能力を確保しつつ、撮影対象の移動体が撮影エリアから出た場合、あるいは、撮影完了した場合は、運営装置に対する、識別情報、群情報及び位置情報の送信を停止することにより通信負荷を低減することが可能になる。
本発明の第8の態様の撮影管理システムによれば、各ユーザが、撮影エリアに存在した時間情報を識別情報と組み合わせて記憶することにより、撮影管理装置は時間情報及び識別情報の組み合わせを運営装置に提供することが可能になる。運営装置は、組み合わせられた時間情報及び識別情報と、撮影データに付加されている時間情報とを比較することにより、撮影データに映っているユーザの特定を容易に行うことができ、より効率的な撮影データの提供が可能になる。
本発明の第9の態様の撮影管理システムによれば、運営装置では、オペレータの操作に基づいたマニュアル撮影モード、または、識別情報及び群情報及び位置情報に基づいた自動撮影モードで撮影装置を制御して撮影を行うことが可能になる。運営装置では、複数の撮影モードのうちいずれか一方の撮影モードで撮影された撮影データを、端末装置のユーザからの要求に応じて検索し、ユーザが撮影された撮影データを配信することが可能になる。
本発明の第10の態様の撮影管理システムによれば、自動撮影モードの撮影でユーザの撮影された撮影データが得られなかった場合でも、マニュアル撮影モードで撮影された撮影データを、端末装置のユーザからの要求に応じて検索し、ユーザが撮影された撮影データを配信することが可能になる。
本発明の第11の態様、第12の態様、第13の態様及び第14の態様の撮影管理システムによれば、群情報で特定される複数の撮影対象が撮影エリアに存在する場合であっても、視覚的に群の把握を容易に行うことが可能になる。
本発明の第15の態様の撮影管理装置、第16の態様の運営装置、第17の態様の撮影管理装置の制御方法、第18の態様の運営装置の制御方法、第19の態様及び第20の態様のプログラムによれば、撮影前に撮影希望者であるユーザの識別情報と撮影対象のグループを設定する群情報とを記憶し、撮影の際に特定の群を撮影対象とした撮影を行うことが可能になる。
また、ユーザの識別情報に加え、群情報と各ユーザの位置情報とを、移動体で移動するユーザの撮影を行うための運営装置に送信することで、撮影装置による自動撮影又はマニュアル撮影を行う際に、運営装置側により、撮影を行うための撮影エリア内において、撮影対象の特定の群の把握や、群の有無の把握を容易にし、撮影の管理効率の向上を図ることが可能になる。
実施形態に係る撮影管理システムの一例を説明するためのブロック図。 車両の機能構成を示すブロック図。 ST21は無人航空機の機能構成を例示するブロック図、ST22は撮影管理装置の処理部の機能構成を例示するブロック図、ST23は運営装置の処理部の機能構成を例示するブロック図。 撮影管理装置の判定部の処理を模式的に説明する図。 撮影管理装置及び運営装置の処理の流れを説明する図。 運営装置の画像処理部及び画像判定部の処理の流れを説明する図。 撮影管理装置が実行する複数の車両の車間距離の調整処理の流れを説明する図。 撮影管理装置が実行する複数の車両の速度差の調整処理の流れを説明する図。 運営装置の処理部による表示制御を例示する図。 ユーザの購入要求に対する運営装置及び撮影管理装置の処理の流れを説明する図。
以下、添付図面を参照して実施形態を詳しく説明する。なお、以下の実施形態は特許請求の範囲に係る発明を限定するものではなく、また実施形態で説明されている特徴の組み合わせの全てが発明に必須のものとは限らない。実施形態で説明されている複数の特徴のうち二つ以上の特徴が任意に組み合わされてもよい。また、同一若しくは同様の構成には同一の参照番号を付し、重複した説明は省略する。
(撮影管理システムの構成)
図1は、実施形態にかかる撮影管理システムSTMの構成の一例を示す図である。撮影管理システムSTMは、移動体で移動するユーザの撮影を行うことが可能な撮影管理システムである。撮影管理システムSTMは、例えば、ユーザの端末装置SPと、移動体で移動するユーザの撮影を管理する撮影管理装置CNTと、移動体で移動するユーザの撮影を行うために撮影管理装置CNTと通信を行う運営装置OPTと、を有する。端末装置SP、撮影管理装置CNT及び運営装置OPTは、ネットワークNTを介して相互に通信を行うことが可能である。
また、ネットワークNTには、情報処理装置18が接続して、端末装置SP、撮影管理装置CNT及び運営装置OPTに情報提供を行うことが可能である。端末装置SPは、通信機能、カメラ機能、情報処理機能を有しており、例えば、スマートフォンなどの携帯型の端末装置、または、人体の一部へ装着して使用するウェラブル型の端末装置として構成することが可能である。なお、端末装置SPは、ユーザが所有する端末装置に限られず、貸与されるスマートフォンなどの携帯型の端末装置、またはウェラブル型の端末装置であってもよい。
運営装置OPTは、少なくとも通信機能、情報処理機能、及び情報を記憶するメモリ機能を有しており、撮影装置(200a、200b)と無線通信により情報の送受信、及び送受信情報の処理が可能である。運営装置OPTは、例えば、スマートフォンなどの携帯型の情報処理装置、またはウェラブル型の情報処理装置であってもよい。また、同様の機能を有するものであれば、タブレット型の情報処理装置またはデスクトップ型の情報処理装置であってもよい。撮影装置(200a、200b)は、飛行状態で撮影可能な撮影装置200a(カメラ)を有する無人航空機DRNと、撮影エリアに設置された撮影装置200b(カメラ)とを含む。
運営装置OPTは通信インタフェース部33(通信I/F)を介してネットワークNTを接続している。運営装置OPTは、撮影装置(200a、200b)とネットワークNTを介して通信可能であり、運営処理部(以下、「処理部31」)が生成する制御信号に基づいて、撮影装置(200a、200b)を制御して、自動撮影モードで被写体を撮影することが可能である。
また、自動撮影がうまくいかない状況が生じた場合に、運営装置OPTは、オペレータが操作部34から入力したオペレータの操作信号を撮影装置(200a、200b)に送信して、遠隔操作により撮影装置(200a、200b)を制御して、マニュアル撮影モードで被写体を撮影することが可能である。なお、本実施形態では、自動撮影モードとマニュアル撮影モードとを備えた例を実施形態として記載しているが、この限りでなく、自動撮影モードのみを備える実施形態であってもよい。
また、マニュアル撮影のみを行うことを前提とした場合であっても、本発明の実施形態を適用できる。マニュアル撮影のみを行うことを前提とした場合、操作部34および処理部31(図2Bに示す信号生成部320)を運営装置OPTとは別体にして、オペレータが撮影装置(200a、200b)を操作するための操作装置として構成することができる。また、運営装置OPTは、撮影管理装置CNTから被写体の識別情報、群情報及び位置情報を受信し、運営装置OPTを管理する運営者に、受信した情報を表示する装置として構成することもできる。
被写体には、例えば、単独の車両のユーザ、または、複数の車両のユーザが含まれる。本実施形態では、被写体を構成する複数の車両のユーザを撮影対象のグループとして説明する例について説明する。なお、被写体の構成はこの例に限られず、例えば、図8のグループCのように単独の車両のユーザであってもよい。
情報処理装置18は、車両の貸し出し(車両利用サービス)を管理する外部端末であり、ユーザに車両等が貸し出されると、車種名など、貸し出された車両を識別するための車両情報(車種情報や車両の外観写真、車両の色などの情報)をユーザの端末装置SPに送信する。なお、情報処理装置18は、車両情報をユーザの端末装置SPとともに撮影管理装置CNTや運営装置OPTに送信することも可能である。情報処理装置18(外部端末)は、例えば、ホテルやレンタカー業者、車両の販売や保守サービスを提供するディーラー等の外部拠点(代理店)に設置可能である。車両がユーザの所有物である場合は、情報処理装置18は省略してもよい。
ユーザの端末装置SPは、撮影希望者であるユーザの外観情報及びユーザの使用する移動体の車両情報を組合せた識別情報を撮影前に撮影管理装置CNTに送信する。ここで、ユーザの外観情報は、外部の撮影装置(カメラ)、または、端末装置SPに内蔵された撮影装置(カメラ)で撮影された情報であり、ユーザの外観情報には、ユーザ(例えば、図1のユーザA、ユーザB)の服装や服装の色、柄、ユーザが移動の際に装着するヘルメットの色などの情報が含まれる。
識別情報にユーザの外観情報を含めることにより、複数のユーザが使用する車両の車両情報が一致する場合であっても、外観情報の相違により各ユーザを特定することが可能になる。
ユーザの使用する移動体の車両情報は、情報処理装置18(外部端末)から送信された情報であり、移動体(例えば、図1の1A、1B)の外観を特定する情報として、例えば、車種情報や車両の外観写真、車両の色などの情報が含まれる。識別情報に移動体の車両情報を含めることにより、複数のユーザの外観情報が一致する場合であっても、車両情報の相違により各ユーザを特定することが可能になる。なお、車両がユーザの所有物である場合は、当該車両情報をユーザの端末装置SPから送信するようにしてもよい。
また、ユーザの端末装置SPは、識別情報とともに、撮影対象となる群(グループ)の構成を特定する情報として群情報を撮影前に撮影管理装置CNTに送信する。
ここで、群情報は、ユーザ(例えば、図1のユーザA)の単独、又は当該ユーザを少なくとも含む複数のユーザ(例えば、図1のユーザA、B)を撮影対象として設定登録する情報である。例えば、群情報において、ユーザAの端末装置SPにおいて、「単独」を設定すると、ユーザA単独が撮影対象の群(グループ)に設定される。また、ユーザAの端末装置SPにおいて、「複数」を設定し、他のユーザ(例えば、ユーザB)の識別情報を設定すると、複数のユーザA、Bが撮影対象の群(グループ)に設定される。群情報として、複数のユーザを設定する場合に、ユーザA、Bのうち、少なくともいずれか一方の端末装置SPから、他のユーザの識別情報を設定すると、設定されたユーザが撮影対象の群(グループ)に設定される。
撮影前に識別情報を撮影管理装置CNTに送信することにより、撮影対象の各ユーザの外観情報及び車両情報を撮影管理装置CNTに登録することができる。また、撮影前に群情報を撮影管理装置CNTに送信することにより、撮影対象となる群(グループ)の構成を撮影管理装置CNTに登録することができる。
撮影管理装置CNTは、ユーザの端末装置SPから送信された識別情報及び群情報を、通信インタフェース部23(通信I/F)を介して撮影前に取得すると、記憶部22のデータベースDBに登録する。被写体を構成する複数の車両のユーザを撮影対象のグループとする場合、撮影管理装置CNTは、複数の車両1A、1BのユーザA、Bを一つのグループGRとして設定した群情報を記憶部22のデータベースDBに登録する。
撮影管理装置CNTの撮影管理処理部(以下、「処理部21」)は、群情報に設定された各ユーザ(ユーザA、B)の端末装置SPの位置情報または各車両の位置情報を取得して、端末装置SPまたは各車両が少なくとも撮影を行うための撮影エリア内に位置するときに、識別情報及び群情報と、端末装置SPの位置情報または各車両の位置情報を、運営装置OPTに提供する。
運営装置OPTの処理部31は、通信インタフェース部33(通信I/F)を介して、識別情報及び群情報と、端末装置SPの位置情報の位置情報または各車両の位置情報を取得すると、撮影装置(200a、200b)を制御する制御信号を生成し、ネットワークNTを介して撮影装置(200a、200b)に送信する。
撮影装置(200a、200b)は運営装置OPTの処理部31から送信された制御信号に基づいて撮影を行うことが可能である。撮影装置(200a、200b)により撮影された撮影データ(静止画や動画)は、ネットワークNTを介して運営装置OPTに送信され、運営装置OPTの記憶部32に保存される。撮影された撮影データは、貸し出された車両の返却時に、情報処理装置18(外部端末)または複数のユーザA、Bの端末装置SPでプレビュー表示により確認(閲覧)することができ、ユーザA、Bが撮影データを気に入った場合、撮影データを購入することが可能である。撮影データを購入する場合、運営装置OPTの処理部31は、購入された撮影データに基づいたアルバムを生成し、複数のユーザA、Bの端末装置SPに撮影データをダウンロードしてもよいし、CD-ROM、DVDなどの記憶媒体に撮影データを保存してユーザA、Bに提供することも可能である。
実施形態において、複数の車両の例として、車両1A、1Bは、例えば、鞍乗型車両などの電動型またはエンジンを動力源とする二輪車両や三輪車両、自走式の自転車を用いることが可能である。なお、鞍乗型車両は運転者が車体を跨いで乗車する型のものを指し、その概念には、スクータ型の二輪車等も含まれる。また、車両としてはキックスケータや四輪自動車等、様々な車輪付き移動体含むことが可能である。
車両A、車両Bは同様の構成を有するもので、以下の説明では代表として車両1Aの構成について説明する。複数の車両の例として、図1では二台の車両1A、1Bの例を示しているが、この例に限定されず、三台以上の車両によりグループを構成することも可能である。
図2Aは車両の機能構成を示すブロック図であり、車両1Aは、動力源11、車両に電力を供給するバッテリ12(電源装置)、操作機構13、車両を制御する車両制御装置14および通信装置15を備える。実施形態では動力源11は電動モータであり、バッテリ12は、動力源11及び車両1を構成する各要素に電力を供給することが可能である。バッテリ12には、例えば、充電可能な二次電池が用いられ、その例としては、鉛蓄電池、リチウムイオン電池、ニッケル水素電池等が挙げられる。バッテリ12は所定の電圧を供給可能な電源にケーブルを介して接続することにより充電可能である。また、走行経路の途中に設けられているバッテリ交換所で充電済のバッテリと交換し、充電済のバッテリ12を車両に装着してもよい。
操作機構13は、動力源11を制御するための操作を入力可能に構成され、例えば、ユーザにより入力された操作に基づいて所定の信号を後述の車両制御装置14に出力する。操作機構13への操作入力の例としては、車両に対応する所定のキー(イグニッションキー、リモートキー等)を用いた回動操作、押圧式スイッチ(スタートスイッチ等)を用いた押圧操作等が挙げられる。
車両制御装置14は、車両1A全体の動作制御を行うことが可能なECU(電子制御ユニット)であり、例えば、所定の信号線を介して車両1Aの各構成要素との間で信号の送受信を行うことが可能である。一例として、車両制御装置14は、操作機構13への操作入力に応じた信号を受け取り、動力源11を始動させるように制御することが可能である。
車両制御装置14の機能は、ハードウェアおよびソフトウェアの何れによっても実現可能である。例えば、車両制御装置14の機能は、CPU(中央演算装置)がメモリを用いて所定のプログラムを実行することにより実現されてもよい。或いは、車両制御装置14の機能は、PLD(プログラマブルロジックデバイス)、ASIC(特定用途向け半導体集積回路)等、公知の半導体装置により実現されてもよい。また、ここでは車両制御装置14を単一の要素として示すが、車両制御装置14は必要に応じて2以上の要素に分けられてもよい。
通信装置15は、ネットワークNTを介して通信を実現するためのアンテナを有する。また、通信装置15は、ネットワークNTを介して撮影管理装置CNTや情報処理装置18との通信を実現するための信号処理を行うTCU(テレマティクス制御ユニット)等を含む。
TCUは、バッテリ12からバッテリ12の電圧値を示す電圧情報を取得することが可能であり、また、TCUは、車両制御装置14(ECU)から車両1の制御状態を示す制御情報を取得することが可能であり、TCUは、取得したバッテリ12の電圧情報および車両制御装置14(ECU)の制御情報を、ネットワークNTを介して出力ことが可能である。
通信装置15は、群情報で設定されたグループGRを構成する複数の車両間で車車間通信を行うことが可能であり、車両1Aの通信装置15は、グループGRを構成する他の車両1Bと無線通信を行い、車両間で情報交換を行うことが可能である。車両制御装置14は、車両間での車車間通信により撮影エリアを走行する際の速度や車距離をグループGR内で調整するように制御することか可能である。
検出装置16には、車両1Aの各種状態を検出する種々のセンサが含まれ、例えば、ジャイロセンサ、GPSセンサ、車速情報を検出する車速センサ等が含まれる。車両制御装置14は検出装置16で検出された情報に基づいて車両1Aを制御することが可能であり、通信装置15は検出装置16の検出結果を、ネットワークNTを介して撮影管理装置CNTに送信することが可能である。
ジャイロセンサは車両1Aの回転運動を検知する。車両制御装置14は、ジャイロセンサの検知結果や、車速センサ等により車両1Aの進路を判定することができる。GPSセンサは、車両1Aの現在位置を検知する。また、通信装置15は、地図情報や交通情報を提供するサーバ装置と無線通信を行い、車両1Aの現在位置の情報を取得することも可能である。
実施形態において、通信装置15及び検出装置16は、車両の位置情報を取得する取得部と機能し、通信装置15は、ネットワークNTを介して、車両の位置情報を送信する車両通信部として機能する。撮影管理装置CNTは、通信装置15から送信された情報に基づいて、車両の位置情報を取得することも可能である。
表示装置17は、車速メータやタコメータと共に、バッテリ12のバッテリ残量や、撮影管理装置CNTから受信した報知情報を表示可能に構成されている。撮影エリアを走行する際に、グループGRにおける車両間で車速や車間距離に関する報知情報を撮影管理装置CNTから受信すると、表示装置17は報知情報をユーザに表示して、車速や車間距離に関する調整をユーザに促すことが可能である。これにより、撮影を行う際の撮影準備として、車速及び車間距離をグループGR内で調整した状態で撮影エリアを走行することが可能になる。
撮影管理装置CNTは、処理部21、記憶部22および通信インタフェース部23(通信I/F)を有している。処理部21は、CPU及びメモリを備えるプロセッサにより構成され、記憶部22は、プログラムの処理領域となるRAMや、種々のプログラムやデータを記憶するROMや比較的大容量のHDD(ハードディスクトライブ)により構成される。また、クラウド上に分散配置されてもよい。処理部21は、通信インタフェース部23によりネットワークNTを介して、車両1A、1B、各ユーザの端末装置SP、運営装置OPTと通信を行い、双方向のデータ通信に基づいた信号処理を行うことが可能である。
(無人航空機DRNの機能構成)
次に、無人航空機DRNの機能構成を説明する。図2BのST21は無人航空機DRNの機能構成を例示するブロック図である。撮影装置200aは、無人航空機DRNに搭載されている撮影装置(カメラ)であり、撮影装置200aは、無人航空機DRNの飛行状態で撮影可能に構成されている。無人航空機DRNの撮影装置200aは静止画または動画撮影を行うことが可能である。また、撮影エリアに設置された撮影装置200bも静止画または動画撮影を行うことが可能である。
通信インタフェース部201(通信I/F)は、ネットワークNTを介して、運営装置OPTと通信を行うことが可能である。通信インタフェース部201は、撮影装置200aで撮影された撮影データを運営装置OPTに送信する。なお、撮影データは無人航空機に搭載される記録媒体を介して、運営装置OPTに撮影データを読み込ませるようにしてもよい。
特定部202は、運営装置OPTから送信された被写体の識別情報、群情報及び位置情報に基づいて、移動体で移動する被写体を特定する。撮影制御部203は、制御信号に基づいて撮影装置200aを制御して、特定部202により特定された被写体の撮影を制御する。撮影制御部203は、運営装置OPTから送信された制御信号(パラメータ制御信号)を受信すると、制御信号に基づいて、撮影装置200aの画角を水平方向に移動させる制御(Pan制御)、撮影装置200aの画角を垂直方法に移動させる制御(Tilt制御)、画角を拡大(ズームアップ)または縮小(ズームアウト)して撮影する制御を行うことが可能である。
ロータ204はモータ205を駆動源として回転し、無人飛行体DRNの推進力は発生させる。飛行状態における姿勢を制御するために、無人航空機DRNには、少なくとも4つのロータ204及びモータ205が設けられており、飛行制御部207はモータ205の出力を制御することが可能である。飛行制御部207は、運営装置OPTから送信された制御信号に基づいて、旋回して飛行位置を変更したり、飛行高度を変更することが可能である。センサ206は、例えば、距離センサであり、特定部202により特定された被写体と、無人航空機DRNとの距離を検出する。
(撮影管理装置の処理部21及び運営装置の処理部31の機能構成)
次に、撮影管理装置CNTの処理部21及び運営装置OPTの処理部31の具体的な機能構成を説明する。図2BのST22は撮影管理装置CNTにおける処理部21の機能構成を例示するブロック図であり、処理部21は判定部210、信号生成部220及び通信制御部230を有する。図3は判定部210の処理を模式的に説明する図である。
ST23は運営装置OPTにおける処理部31の機能構成を例示するブロック図であり、処理部31は、信号生成部320、通信制御部330、画像処理部340及び画像判定部350を有する。
判定部210は、種々の判定処理を行うことが可能であり、被写体の端末装置SP(または車両1A、1B)との通信により取得した位置情報と地図情報とに基づいて、被写体が所定の撮影エリアに存在するか判定する。
例えば、複数の車両(1A,1B)のユーザ(A、B)を被写体とする場合、判定部210は、一つの群(グループGR)として設定された複数の被写体の端末装置SP(または車両1A、1B)の位置情報と地図情報とに基づいて、複数の被写体の車両1A、1Bが所定の撮影エリアを走行中であるか判定する。
判定部210は記憶部22に構築された地図情報のデータベースにアクセス可能であり、判定部210は位置情報と地図情報とを比較して、複数の被写体の車両1A、1Bが設定された所定の撮影エリアを走行中であるか否かを判定する。
例えば、図3のST31に示すように、撮影エリアが基準となるエリアに比べて小さい(距離が短い)場合や、グループGRの車両1A、1Bの車間距離が開いている場合など、判定部210は、グループGRとして設定された複数の車両1A、1Bのうち少なくとも一台(車両1A)が撮影エリアに入ったと判定した場合に、判定部210は、複数の車両1A、1Bが撮影エリアを走行中であると判定する。
また、図3のST32に示すように、撮影エリアが基準となるエリアに比べて大きい(距離が長い)場合など、グループGRとして設定された複数の車両1A、1Bの全てが撮影エリアに入ったと場合に、判定部210は複数の車両が撮影エリアを走行中であると判定する。
信号生成部220は、判定部210の判定に基づいて種々の信号を生成することが可能である。判定部210の判定結果は、運営装置OPTに送信される。運営装置OPTの処理部31における信号生成部320は、判定部210の判定結果に基づいて、撮影装置(200a、200b)を制御する制御信号を生成する。
撮影を開始していない状態で、判定部210が複数の車両が撮影エリアを走行中であると判定した場合、運営装置OPTの信号生成部320は撮影開始を指示する制御信号を生成する。
また、撮影開始後において、判定部210が、複数の車両のうち少なくとも一台が撮影エリアを走行していると判定した場合に、運営装置OPTの信号生成部320は撮影継続を指示する制御信号を生成する。
そして、図3のST33に示すように、複数の車両1A、1Bのすべてが撮影エリアから出たと判定部210が判定した場合に、運営装置OPTの信号生成部320は撮影終了を指示する制御信号を生成する。
撮影管理装置CNTの通信制御部230は、信号生成部220により生成された信号を、通信インタフェース部23を介して送信することが可能であり、例えば、信号生成部220により生成された制御信号を、通信インタフェース部23を介してユーザの端末装置SP、車両1A,1B及び運営装置OPTに送信する。
撮影を開始する際には、運営装置OPTの処理部31における通信制御部330は、撮影管理装置CNTから送信された識別情報、群情報及び位置情報を撮影装置(200a、200b)に送信する。そして、特定部202が運営装置OPTから送信された被写体の識別情報、群情報及び位置情報に基づいて、被写体を特定し、撮影制御部203は、制御信号に基づいて撮影装置(200a、200b)を制御して、特定部202により特定された被写体の撮影を制御する。
なお、判定部210は、撮影エリアまたは撮影エリアの手前に設定された所定の準備エリアに複数の車両のうち少なくとも一台が入ったと判定した場合に、信号生成部220は、撮影エリアまたは準備エリアに入ったことをユーザに報知するエリア報知情報を生成し、通信制御部230は、ユーザの端末装置SP及び複数の車両1A、1Bにエリア報知情報を送信することも可能である。
撮影前にエリア報知情報をユーザに報知することでグループGRの車両同士の隊列を整える等、撮影に備えた走行を行うことが可能になる。
撮影継続、または撮影を終了する場合、処理部31の通信制御部330は、信号生成部320により生成された撮影継続を指示する制御信号、または、撮影終了を指示する制御信号を撮影装置200a、200bに送信する。
無人航空機DRNの撮影制御部203は、撮影継続を指示する制御信号に基づいて撮影装置200aを制御して、撮影を継続するように制御する。また、無人航空機DRNの撮影制御部203は、撮影終了を指示する制御信号に基づいて撮影装置200aを制御して、撮影を終了するように制御する。
画像処理部340は、撮影装置200a、200bで撮影された撮影データからユーザの顔を抽出する画像処理を行うことが可能である。撮影データが動画像である場合、画像処理部340は、各フレームの画像に画像処理を行う。また、画像処理部340は、所定のフレームレートでサンプリングした画像に対して画像処理を行うことも可能である。
画像判定部350は、画像処理の結果と識別情報及び群情報とに基づいて、グループGRとして設定された人数分のユーザの顔が撮影されたか否かを判定する。例えば、グループGRとして設定されたユーザA、B、二人分のユーザの顔が画像処理により抽出された場合、すなわち、グループGRの設定数(N1)と画像処理に抽出された抽出数(N2)とが等しい場合(N1=N2)、画像判定部350はグループGRを構成するユーザ全員の顔が撮影されたと判定する。
一方、画像処理の結果により抽出されたユーザの顔が一人分の場合、すなわち、グループGRの設定数(N1=2)と画像処理に抽出された抽出数(N2=1)とが等しくない場合(この場合はN1>N2)、画像判定部350はグループGRとして設定された人数分のユーザの顔が撮影されなかったと判定する。この場合、画像判定部350は、自動撮影モードでの撮影がうまくいかなかったと判定し、信号生成部320は、マニュアル撮影モードでの再撮影に移行する。
(処理フロー)
図4は撮影管理装置CNT及び運営装置OPTの処理の流れを説明する図である。ここでは、運営装置OPTが無人航空機DRNの撮影装置200aを用いて被写体を撮影する例を説明する。
ステップS400において、撮影管理装置CNTの記憶部22は、撮影前に端末装置SPから送信された識別情報及び群情報を登録する。撮影管理装置CNTが、端末装置SPから送信された情報(識別情報及び群情報)を、通信インタフェース部23を介して取得すると、記憶部22は、複数の車両1A、1BのユーザA、Bを一つの群(グループGR)として、識別情報及び群情報をデータベースDBに登録する。
ステップS405において、判定部210は記憶部22に構築された地図情報のデータベースから地図情報を取得する。
ステップS410において、複数の車両1A、1Bの走行中に、判定部210は被写体の端末装置SP(または車両1A、1B)の位置情報を取得し、ステップS415において、判定部210は位置情報と地図情報との比較に基づいて、複数の車両1A、1Bが、撮影エリアの手前に設定された所定の準備エリアを走行中であるか判定する。
ステップS415の判定で、車両1A、1Bが準備エリアを走行していない場合(S415-No)、判定部210は処理をステップS410に戻し同様の処理を繰り返す。
一方、ステップS415の判定で、車両1A、1Bが準備エリアを走行している場合(S415-Yes)、処理はステップS417に進められ、ステップS417において、通信制御部230は、被写体の識別情報、群情報及び位置情報を運営装置OPTに送信する。通信制御部230は、ユーザの端末装置SP(車両1A、1B)が少なくとも撮影を行うための撮影エリア内に位置するときに、記憶部22のデータベースDBに登録されている識別情報及び群情報と、S410で取得した位置情報と、を運営装置OPTに送信する。ユーザの端末装置SP(車両1A、1B)が撮影エリアから出るまで、通信制御部230は、被写体の識別情報、群情報及び位置情報をリアルタイムで連続的に運営装置OPTに送信する。
運営装置OPTの通信制御部330は、ユーザの端末装置SPから撮影管理装置CNTに送信された、ユーザの単独、又はユーザを少なくとも含む複数のユーザを撮影対象として設定する群情報と、群情報に設定されたユーザ及び当該ユーザの使用する移動体との組合せを識別する識別情報と、群情報に設定された各ユーザの端末装置SP(または車両1A、1B)の位置情報と、を撮影管理装置CNTから受信する。通信制御部330は端末装置SP(または車両1A、1B)が少なくとも撮影を行うための撮影エリア内に位置するときに、識別情報及び群情報と、位置情報と、を受信する。
ステップS420において、運営装置OPTの信号生成部320は、撮影管理装置CNTから送信された被写体の識別情報、群情報及び位置情報を受信すると、撮影装置200aにより撮影開始を指示する制御信号を生成する。
そして、ステップS425において、運営装置OPTの通信制御部330は一つの群として登録されたグループGRの情報(識別情報、群情報及び位置情報)およびS420で生成された無人航空機DRNの制御信号を送信する。
無人航空機DRNは位置情報に基づいてグループGRの走行位置を目標に飛行し、無人航空機DRNの特定部202は、識別情報及び群情報に基づいて、群(グループGR)を構成する複数の車両を特定し、特定された複数の車両を撮影装置200aで撮影する。
撮影装置200aによる撮影モードには、運営装置OPTの処理部31の制御に基づいて、撮影装置(200a、200b)が自動的に被写体を特定して撮影を行う自動撮影モードと、オペレータの操作入力に基づいて処理部31が生成した制御信号(パラメータ制御信号)に基づいて、撮影装置(200a、200b)が撮影を行うマニュアル撮影モードとが含まれる。
撮影装置200aが撮影を開始すると、撮影を開始すると、運営装置OPTの処理部31は、運営装置OPTの表示装置に、撮影エリア内を走行している被写体を、撮影管理装置CNTから受信した情報(識別情報、群情報及び位置情報)に基づいて表示する表示制御を行う。
図8は処理部31による表示制御を例示する図である。図8のST81は、撮影エリア内を複数のグループが走行している状態を示す図である。処理部31は、群情報で特定される複数の撮影対象が撮影エリアに存在する場合、撮影対象ごとに異なる表示形式で表示装置に表示する。処理部31は、群情報で特定される複数の撮影対象が撮影エリアに存在する場合、撮影対象をグループごとに区別するため、またはマニュアル撮影モードでの撮影対象のグループと、自動撮影モードでの撮影対象のグループとを区別するための区別情報を表示装置に表示する。
処理部31は、区別情報として、例えば、「マニュアル撮影」や「自動撮影」などの文字情報を表示装置に表示させたり、図形や記号などのアイコンを表示装置に表示させることが可能である。
また、処理部31は、識別情報及び群情報に基づいて、マニュアル撮影モードでの撮影対象のグループの表示色を、自動撮影モードでの撮影対象のグループの表示色と異なるように色分け表示させるなど、異なる表示形式で撮影エリア内における各グループを表示させることも可能である。
図8のST82、ST83は区別情報のバリエーションを例示する図である。処理部31は、区別情報として、マニュアル撮影モードでの撮影対象のグループ内の車両を枠801で囲むように表示させたり(ST82)、グループ内の車両間を繋げる連結線802を表示装置に表示させて(ST83)、撮影対象のグループの構成を区別しやすく表示制御することも可能である。
また、群情報で特定される撮影対象のグループが複数のユーザ(複数の車両)で構成されている場合、運営装置OPTの処理部31は、各ユーザの使用する移動体(車両)の離間距離(車間距離)を、撮影管理装置CNTから受信した各ユーザの端末装置SP(または車両1A、1B)の位置情報の差分に基づいて取得して表示したり、区別情報(文字情報の表示、アイコン表示、グループの色分け表示、グループを構成する車両を囲む枠、車両間を繋ぐ連結線)と組み合わせて表示するように制御することも可能である。
また、処理部31は、撮影管理装置CNTから受信した位置情報の時間変化に基づいて車速情報を取得して表示したり、区別情報と組み合わせて表示するように制御することも可能である。処理部31は、走行情報(車間距離および車速情報を含む)を区別情報と組み合わせて表示するように制御することも可能である。
表示装置に表示されたグループの区別情報の表示を確認することにより、オペレータは、マニュアル撮影モードでの撮影対象を特定して、操作部34をマニュアル操作して、無人航空機DRN及び撮影装置200aを操作することが可能である。なお、これらの区別情報は、地図表示とともに表示されることが望ましい。
ステップS430において、撮影管理装置CNTの判定部210は、複数の車両1A、1Bのすべてが撮影エリアから出たか判定し、すべての車両が撮影エリアから出ていない場合(S430-No)、すなわち、複数の車両のうち少なくとも一台が撮影エリアを走行していると判定部210が判定した場合に、判定部210の判定結果は運営装置OPTに送信され、ステップS435に処理は進められる。
ステップS435において、運営装置OPTの信号生成部320は撮影継続を指示する制御信号を生成し、ステップS440において、運営装置OPTの通信制御部330は、信号生成部320により生成された撮影継続を指示する制御信号を無人航空機DRNに送信する。撮影継続を指示する制御信号を受信すると、無人航空機DRNの撮影制御部203は、撮影継続を指示する制御信号に基づいて撮影装置200aを制御して、撮影を継続するように制御する。
一方、ステップS430の判定で、複数の車両1A、1Bのすべてが撮影エリアから出たと判定部210が判定した場合に(S430-Yes)、判定部210の判定結果は運営装置OPTに送信され、ステップS445において、運営装置OPTの信号生成部320は撮影終了を指示する制御信号を生成する。
そして、ステップS450において、運営装置OPTの通信制御部330は、信号生成部320により生成された撮影終了を指示する制御信号を無人航空機DRNに送信する。撮影終了を指示する制御信号を受信すると、無人航空機DRNの撮影制御部203は、撮影終了を指示する制御信号に基づいて撮影装置200aを制御して、撮影を終了するように制御する。そして、運営装置OPTの通信制御部330は、撮影完了した旨の完了情報を撮影管理装置CNTに送信して一連の処理が終了する。
処理部21は、撮影エリアから移動体が出たと判定した場合(S430-Yes)、または、運営装置OPTから撮影完了した旨の完了情報を受信した場合(S450)、運営装置に対する、識別情報、群情報及び位置情報の送信を停止する。
(画像処理部および画像判定部の処理フロー)
図5は運営装置OPTにおける画像処理部340及び画像判定部350の処理の流れを説明する図である。ステップS500において、画像処理部340は、無人航空機DRNの撮影装置200aで撮影された撮影データを取得する。
ステップS510において、画像処理部340は撮影装置200aで撮影された撮影データからユーザの顔を抽出する画像処理を行う。
ステップS520において、画像判定部350は、ステップS510で取得された画像処理の結果に基づいて、群情報(グループGR)で設定されたユーザの人数分の顔が撮影されたか否かを画像判定する。
ステップS520の判定で、設定された人数分のユーザの顔が撮影された場合(S520-Yes)、処理はステップS530に進められる。
そして、ステップS530において、運営装置OPTの記憶部32は撮影された撮影データをデータベースに記憶して処理を終了する。
一方、ステップS520の判定で、群情報で設定されたユーザの人数分の顔が撮影されなかった場合(S520-No)、処理はステップS540に進められる。
ステップS540において、処理部31は、自動撮影モードからマニュアル撮影モードに撮影モードを変更する。マニュアル撮影モードにおいて、信号生成部320は、オペレータが操作部34から入力したオペレータの操作信号に基づいて、撮影パラメータを制御するパラメータ制御信号を生成する。
オペレータのマニュアル操作による操作信号が操作部34から信号生成部320に入力されると、信号生成部320は、操作信号に基づいて、撮影装置200aの撮影パラメータを制御するパラメータ制御信号を生成する。信号生成部320は、Pan制御用の撮影パラメータとして、撮影装置200aの画角を水平方向に移動させるパラメータ制御信号、または、Tilt制御用の撮影パラメータとして、撮影装置200aの画角を垂直方法に移動させるパラメータ制御信号を生成することが可能である。更に、画角を拡大(ズームアップ)または縮小(ズームアウト)して撮影するパラメータ制御信号を生成することが可能である。
ステップS550において、通信制御部330は信号生成部320により生成されたパラメータ制御信号を無人航空機DRNに送信する。ステップS560において、無人航空機DRNの撮影制御部203は、運営装置OPTの通信制御部330から送信されたパラメータ制御信号を受信すると、受信したパラメータ制御信号に基づいて撮影装置200aを制御して、無人航空機DRNで移動しながらマニュアル撮影を行う。パラメータ制御信号に基づいて撮影装置200aの画角を制御することにより、グループ全員の顔を撮影することができる。ステップS560の後、処理はステップS500に戻され、以降同様の処理が繰り返し実行される。
(撮影データの配信処理)
先に説明した図5のステップS530において、運営装置OPTの記憶部32は撮影された撮影データをデータベースに記憶する。ここで、データベースに記憶された撮影データは、ユーザに貸し出された車両の返却時、または撮影後の適時に、情報処理装置18(外部端末)または複数のユーザA、Bの端末装置SPでのプレビュー表示に提供することが可能である。
ユーザA、Bが撮影画像を気に入った場合、撮影データを購入することが可能であり、この場合、運営装置OPTは、複数のユーザA、Bの携帯型端末SP(スマートフォン)に撮影データを配信(ダウンロード)することが可能である。また、記憶媒体に撮影データを保存してユーザに提供することも可能である。
図9はユーザの購入要求に対する運営装置OPT及び撮影管理装置CNTの処理の流れを説明する図である。
ステップS910において、運営装置OPTの処理部31は、ユーザの端末装置SPから送信される撮影データの購入要求を示す要求情報を受信したか否かを判定する。要求情報を受信していない場合は(S910-No)、受信待ちの状態で待機する。ここで、要求情報には、各ユーザを識別するための識別情報が組み合わされて、ユーザの端末装置SPから運営装置OPTに送信される。一方、ステップS910の判定で、要求情報を受信した場合(S910-Yes)、処理部31は処理をステップS920に進める。
ステップS920において、処理部31は撮影データの購入要求者の識別情報を撮影管理装置CNTに送信する。撮影管理装置CNTの処理部21は、内部のタイマー(計時部)により、各ユーザが、撮影開始から撮影完了まで撮影エリアに存在した時間情報(撮影エリアに存在した年月日の情報)を各ユーザの識別情報と紐づけて計測し、記憶部22のデータベースDBに記憶している。
ステップS930において、撮影管理装置CNTの処理部21は、運営装置OPTから受信した購入要求者の識別情報をキー情報として、記憶部22のデータベースDBから、購入要求者に対応するユーザが撮影エリアに存在した時間情報を取得する。そして、処理部21は時間情報と識別情報とを組み合わせて運営装置OPTに送信する。
ステップS940において、運営装置OPTの処理部31は、撮影管理装置CNTから受信した時間情報及び識別情報に基づいて撮影データの検索を実行し、記憶部32から時間情報に対応する撮影データを検索する。撮影装置200a、200bで撮影された撮影データには、撮影が実行された時間情報(撮影年月日の情報)がタイムスタンプとして付加されており、処理部31は、撮影管理装置CNTから受信した時間情報と撮影データに付加されている時間情報とを比較して、時間情報が一致(時間帯が重複)した撮影データを記憶部32から取得する。処理部31は、識別情報に含まれるユーザの外観情報と、時間情報に基づいて記憶部32から取得した撮影データに撮影されているユーザの類似度を計算し、基準となる閾値以上の類似度を有する撮影データを記憶部32から取得した撮影データから選択する。
ステップS950において、運営装置OPTの処理部31は、画像検索の実行により検索された撮影データを購入要求者の端末装置SPに配信する。運営装置OPTの処理部31は、時間情報に基づいて記憶部32から取得した撮影データのうち、基準となる閾値以上の類似度を有する撮影データを、購入要求者の端末装置SPに配信する。配信する撮影データは単一のデータに限られず、複数の撮影データが検索された場合、処理部31は検索された複数の撮影データを、購入要求者の端末装置SPに配信する。
時間情報を画像検索に用いることにより、購入要求者と撮影データとの紐づけを容易に行うことが可能になる。
撮影データの検索は、図9の処理の流れに限られず、例えば、ステップS920の識別情報を要求する際に、運営装置OPTの処理部31は、撮影された撮影データを撮影管理装置CNTに送信し、そして、撮影管理装置CNTの処理部21が時間情報の比較を行うことも可能である。
この場合、ステップS930の処理として、撮影管理装置CNTの処理部21は、各ユーザが撮影開始から撮影完了まで撮影エリアに存在した時間情報と撮影データに付加されている時間情報とを比較して、時間情報が一致(時間帯が重複)したユーザの識別情報及び群情報の少なくともいずれか一方を特定し、運営装置OPTに送信する。
そして、ステップS940の処理として、運営装置OPTの処理部31は、撮影管理装置CNTから受信した識別情報及び群情報の少なくともいずれか一方をキー情報として、ユーザの識別情報及びユーザの群情報に紐づけて記憶部32に記憶されている撮影データを検索することも可能である。
また、他の使い方として、運営装置OPTから撮影管理装置CNTに対し、特定のユーザの識別情報を送信し、撮影管理装置CNTの処理部21は、運営装置OPTから受信した特定のユーザの識別情報をキー情報として、記憶部22のデータベースDBから、当該特定のユーザが撮影エリアに存在した時間情報を取得する。そして、処理部21は時間情報と識別情報とを組み合わせて運営装置OPTに送信する。この時間情報と識別情報とを組み合わせた情報を運営装置OPTの表示装置に表示、または運営装置OPTにて出力可能に構成するようにしてもよい。これにより、取得した当該時間情報と識別情報とを組み合わせた情報と、撮影した撮影データの時間情報とを、運営装置OPTを利用する運営者が比較、照合を行うことも容易となる。
(走行エリアの案内処理及び複数の車両の車間距離の調整処理)
撮影管理装置CNTは、ユーザの端末装置SP(または複数の車両1A、1B)から取得した位置情報と地図情報との比較に基づいて、複数の車両1A、1Bが、撮影エリアの手前に設定された所定の準備エリアを走行中であるか、または撮影エリアを走行中であるかを判定する。そして、撮影管理装置CNTは判定結果に基づいたエリアの案内情報を各ユーザの端末装置SP、複数の車両1A、1Bに送信する。エリアの案内情報は、端末装置SPの表示部、各車両の表示装置17に表示される。
例えば、撮影管理装置CNTは、位置情報に応じて、「まもなく準備エリア」、「まもなく撮影エリア」、「撮影エリア内を走行中」、「撮影エリアを通過」などの文字情報をエリアの案内情報として各ユーザの端末装置SP、複数の車両1A、1Bに送信する。エリアの案内情報は文字情報に限られず、図形や記号などのアイコンをエリアごとに切り替えて表示させることも可能である。また、端末装置SPの表示部、各車両の表示装置17に設けられているインジケータの点滅、点灯・消灯、表示色をエリアごとに切り替えてエリアの案内情報を表示させることも可能である。
端末装置SPの表示部、各車両の表示装置17に表示されたエリアの案内情報をユーザが確認することにより、ユーザは、現在どのエリアを走行しているのかを視覚的に確認することができる。
また、撮影管理装置CNTは、複数の車両1A、1Bが撮影エリアまたは撮影エリアの手前に設定された所定の準備エリアを走行する際の車間距離をチェックして、撮影に適した車間距離(所定の基準距離範囲に収まる距離)になるように報知情報を各ユーザの端末装置SP、複数の車両1A、1Bに送信する。
車両間の車間距離が、所定の基準距離範囲の上限の距離を超えている場合、車間距離が開きすぎていることを報知する距離報知信号を各ユーザの端末装置SP、複数の車両1A、1Bに送信して各車両のユーザに報知する。
例えば、撮影管理装置CNTは、車間距離が開きすぎている場合、「もう少し近づいて下さい」などの文字情報を距離報知信号として各ユーザの端末装置SP、複数の車両1A、1Bに送信する。距離報知信号の表示は、文字情報の表示に限られず、図形や記号などのアイコンを車間距離に応じて表示させることも可能である。また、端末装置SPの表示部、各車両の表示装置17に設けられているインジケータの点滅、点灯・消灯、表示色を車間距離に応じて切り替えて表示させることも可能である。
また、車両間の車間距離が、所定の基準距離範囲の下限の距離以下の場合、車間距離が接近しすぎていることを報知する接近報知信号を各ユーザの端末装置SP、複数の車両1A、1Bに送信して各車両のユーザに報知する。
例えば、撮影管理装置CNTは、車間距離が接近しすぎている場合、「もう少し離れて下さい」などの文字情報を接近報知信号として各ユーザの端末装置SP、複数の車両1A、1Bに送信する。接近報知信号の表示は、距離報知信号と同様に、文字情報の表示に限られず、図形や記号などのアイコンを車間距離に応じて表示させることも可能である。また、端末装置SPの表示部、各車両の表示装置17に設けられているインジケータの点滅、点灯・消灯、表示色を車間距離に応じて切り替えて表示させることも可能である。
図6は複数の車両の車間距離の調整処理の流れを説明する図である。ステップS600において、複数の車両1A、1Bの走行中に、判定部210は被写体の端末装置SP(または車両1A、1B)の位置情報を取得し、位置情報と地図情報との比較に基づいて、複数の車両1A、1Bが、撮影エリアの手前に設定された所定の準備エリアを走行中であるか、または撮影エリアを走行中であるかを判定する。
ステップS605において、信号生成部220は判定結果に基づいたエリアの案内情報を生成し、通信制御部230はエリアの案内情報を各ユーザの端末装置SP、複数の車両1A、1Bに送信する。
ステップS610において、判定部210は複数の車両1A、1Bの車間距離を位置情報に基づいて取得する。例えば、判定部210は位置情報の差分に基づいて、車間距離を取得することが可能である。
ステップS620において、判定部210は取得した車間距離が所定の基準距離範囲の上限の距離を超えていると判定する場合に(S620-Yes)、処理をステップS630に進める。
ステップS630において、信号生成部220は、車間距離が基準距離範囲の上限の距離を超えていることをユーザに報知する距離報知信号を生成する。そして、ステップS640において、通信制御部230は、各ユーザの端末装置SP、複数の車両1A、1Bに距離報知信号を送信する。車間距離が開きすぎている場合には、撮影エリアを走行する際に複数のユーザを同時に撮影できない可能性があるため、車間距離が基準距離範囲の上限の距離を超えていることを報知する距離報知信号を複数の車両に送信してユーザに報知することで車間距離を詰めるよう促すことが可能になる。
また、ステップS620の判定で、取得した車間距離が所定の基準距離範囲の上限の距離を超えていない場合に(S620-No)、判定部210は処理をステップS650に進める。
ステップS650において、取得した車間距離が基準距離範囲の下限の距離以下でないと判定部210が判定する場合(S650-No)、判定部210は処理をステップS600に戻し、同様の処理を繰り返し実行する。この場合、複数の車両1A、1Bの車間距離は、撮影に適した車間距離(所定の基準距離範囲に収まる距離)であり、報知信号(距離報知信号、接近報知信号)を生成することなく、車間距離のチェック処理を継続して実行する。
一方、ステップS650の判定で、取得した車間距離が所定の基準距離範囲の下限の距離以下となる場合(S650-Yes)、判定部210は処理をステップS660に進める。
ステップS660において、信号生成部220は、車間距離が基準距離範囲の下限の距離以下であることをユーザに報知する接近報知信号を生成する。
そして、ステップS670において、通信制御部230は、複数の車両に接近報知信号を送信する。車間距離が近づきすぎている場合には撮影エリアを走行する際に複数のユーザが重なり同時に撮影できない可能性があるため、車間距離が基準距離範囲の下限の距離以下であることを報知する接近報知信号を複数の車両に送信してユーザに報知することで車間距離を開けるよう促すことが可能になる。
(複数の車両の速度差の調整処理)
撮影管理装置CNTは、複数の車両1A、1Bが、撮影エリアまたは撮影エリアの手前に設定された所定の準備エリアを走行する際の車両間の速度差をチェックして、撮影に適した速度差(所定の基準速度以下)になるように速度報知信号を複数の車両に送信する。
図7は複数の車両の速度差の調整処理の流れを説明する図である。ステップS700において、判定部210は、撮影エリアまたは撮影エリアの手前に設定された所定の準備エリアを走行する複数の車両1A、1Bの速度情報を取得する。ステップS710において、判定部210は複数の車両1A、1Bの速度差を複数の車両1A、1Bの速度情報に基づいて取得する。例えば、判定部210は速度情報の差分に基づいて、車両間の速度差を取得することが可能である。
ステップS720において、取得した速度差が基準速度を超えない場合(S720-No)、判定部210は処理をステップS700に戻し、同様の処理を繰り返し実行する。この場合、複数の車両1A、1Bの速度差は、撮影に適した速度差(所定の基準速度以下)であり、速度報知信号を生成することなく、速度差のチェック処理を継続して実行する。
一方、ステップS720の判定で、速度差が所定の基準速度を超える場合(S720-Yes)、判定部210は処理をステップS730に進める。
ステップS730において、信号生成部220は、速度差が基準速度を超えることをユーザに報知する速度報知信号を生成する。
そして、ステップS740において、通信制御部230は、複数の車両1A、1Bに速度報知信号を送信する。
速度差が基準速度を超える場合には、撮影エリアを走行する際に複数のユーザを同時に撮影できない可能性があるため、速度差が基準速度を超えることを報知する速度報知信号を複数の車両に送信してユーザに報知することで速度差を小さくするよう促すことが可能になる。
(その他の実施形態)
本発明は、上述の実施形態の機能を実現するプログラムを、ネットワーク又は記憶媒体を介して撮影管理システム又は装置(撮影管理装置、運営装置)に供給し、撮影管理システム又は装置(撮影管理装置、運営装置)のコンピュータにおける1つ以上のプロセッサがプログラムを読出し実行する処理でも実現可能である。
発明は上記の実施形態に制限されるものではなく、発明の要旨の範囲内で、種々の変形・変更が可能である。
1A、1B:車両、DRN:無人航空機、200a、200b:撮影装置、
201:通信インタフェース部(通信I/F)、202:特定部、
203:撮影制御部、207:飛行制御部、CNT:撮影管理装置、
210:判定部、220:信号生成部、230:通信制御部、
OPT:運営装置、340:画像処理部、350:画像判定部

Claims (20)

  1. ユーザの端末装置と、移動体で移動するユーザの撮影を管理する撮影管理装置と、前記撮影を行うために前記撮影管理装置と通信を行う運営装置と、を有する撮影管理システムであって、
    前記端末装置は、
    前記ユーザの単独、又は前記ユーザを少なくとも含む複数のユーザを撮影対象として設定する群情報と、前記群情報に設定されたユーザ及び当該ユーザの使用する移動体との組合せを識別する識別情報とを撮影前に前記撮影管理装置に送信する通信手段を備え、
    前記撮影管理装置は、
    前記識別情報、及び前記群情報を登録する記憶手段と、
    前記群情報に設定された各ユーザの端末装置の位置情報を前記通信手段により取得して、当該端末装置が少なくとも前記撮影を行うための撮影エリア内に位置するときに、前記記憶手段に登録されている前記識別情報及び前記群情報と、前記位置情報と、を前記運営装置に送信する撮影管理処理手段と、
    を備えることを特徴とする撮影管理システム。
  2. 前記識別情報は、前記移動体の外観を特定する情報と、前記ユーザの外観を特定する情報とを含むことを特徴とする請求項1に記載の撮影管理システム。
  3. 前記撮影管理処理手段は、前記位置情報と前記撮影エリアを含む地図情報とを比較して、前記撮影エリアに対する前記端末装置の位置に応じたエリア報知情報を前記端末装置に送信することを特徴とする請求項1または2に記載の撮影管理システム。
  4. 前記撮影管理処理手段は、前記比較に基づいて、前記撮影エリアまたは前記撮影エリアの手前に設定された所定の準備エリアに複数の移動体のうち少なくとも一台が入ったと判定した場合に、
    前記撮影管理処理手段は、前記撮影エリアまたは前記準備エリアに入ったことを前記ユーザに報知するエリア報知情報を生成し、前記端末装置に送信することを特徴とする請求項3に記載の撮影管理システム。
  5. 前記撮影管理処理手段は、
    前記撮影エリアまたは前記撮影エリアの手前に設定された所定の準備エリアを走行する複数の移動体の車間距離を前記位置情報に基づいて取得し、前記車間距離が所定の基準距離範囲の上限の距離を超えていると判定する場合に、
    前記撮影管理処理手段は、
    前記車間距離が前記基準距離範囲の上限の距離を超えていることを前記ユーザに報知する距離報知信号を前記ユーザの端末装置に送信することを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載の撮影管理システム。
  6. 前記撮影管理処理手段は、
    前記撮影エリアまたは前記撮影エリアの手前に設定された所定の準備エリアを走行する複数の移動体の車間距離を前記位置情報に基づいて取得し、前記車間距離が所定の基準距離範囲の下限の距離以下と判定する場合に、
    前記撮影管理処理手段は、
    前記車間距離が前記基準距離範囲の下限の距離以下であることを前記ユーザに報知する接近報知信号を前記ユーザの端末装置に送信することを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載の撮影管理システム。
  7. 前記撮影管理処理手段は、前記位置情報と前記撮影エリアを含む地図情報とを比較して、前記撮影エリアから前記移動体が出たと判定した場合、または、前記運営装置から撮影完了した旨の完了情報を受信した場合、前記運営装置に対する、前記識別情報、前記群情報及び前記位置情報の送信を停止することを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載の撮影管理システム。
  8. 前記撮影管理処理手段は、時間を計測する計時手段により、各ユーザが、前記撮影エリアに存在した時間情報を各ユーザの識別情報と紐づけて計測し、前記時間情報と前記識別情報とを組み合わせて前記記憶手段に記憶することを特徴とする請求項1乃至7のいずれか1項に記載の撮影管理システム。
  9. 前記運営装置は、
    オペレータの操作に基づいたマニュアル撮影モード、または、前記識別情報及び前記群情報及び前記位置情報に基づいた自動撮影モードで撮影装置を制御するための制御信号を生成する運営処理手段と、
    前記撮影装置で撮影された撮影データを記憶する記憶手段と、を備え、
    前記運営処理手段は、
    前記端末装置のユーザからの要求に応じて、前記ユーザの識別情報、及び当該ユーザが前記撮影エリアに存在した時間情報に基づいた画像検索を行い、当該ユーザが撮影された撮影データを前記端末装置に配信することを特徴とする請求項1に記載の撮影管理システム。
  10. 前記運営処理手段は、
    前記撮影装置で撮影された撮影データから前記ユーザの顔を抽出する画像処理を行う画像処理手段と、
    前記画像処理の結果に基づいて、前記群情報で設定された前記ユーザの人数分の顔が撮影されたか否かを判定する画像判定手段と、を更に備え、
    前記運営処理手段は、
    前記群情報で設定された前記ユーザの人数分の顔が撮影されなかった場合に、前記自動撮影モードから前記マニュアル撮影モードに変更する
    ことを特徴とする請求項9に記載の撮影管理システム。
  11. 前記運営装置は、
    オペレータの操作に基づいたマニュアル撮影モード、または、前記識別情報及び前記群情報及び前記位置情報に基づいた自動撮影モードで撮影装置を制御するための制御信号を生成する運営処理手段を備え、
    前記運営処理手段は、前記群情報で特定される複数の撮影対象が前記撮影エリアに存在する場合、前記撮影対象ごとに異なる表示形式で表示装置に表示することを特徴とする請求項1に記載の撮影管理システム。
  12. 前記運営処理手段は、前記群情報で特定される複数の撮影対象が前記撮影エリアに存在する場合、マニュアル撮影モードでの撮影対象と、自動撮影モードでの撮影対象とを区別するための区別情報を表示装置に表示することを特徴とする請求項9乃至11のいずれか1項に記載の撮影管理システム。
  13. 前記群情報で特定される撮影対象が複数のユーザで構成されている場合、前記運営処理手段は、各ユーザの使用する移動体の車間距離を、前記撮影管理装置から受信した各ユーザの端末装置の位置情報の差分に基づいて取得して表示することを特徴とる請求項11または12に記載の撮影管理システム。
  14. 前記運営処理手段は、前記撮影管理装置から受信した位置情報の時間変化に基づいて車速情報を取得して表示することを特徴とする請求項11乃至13のいずれか1項に記載の撮影管理システム。
  15. 移動体で移動するユーザの撮影を行うための撮影管理装置であって、
    前記ユーザの単独、又は前記ユーザを少なくとも含む複数のユーザを撮影対象として設定する群情報と、前記群情報に設定されたユーザの外観情報及び当該ユーザの使用する移動体の車両情報を組合せた識別情報と、を撮影前に登録する記憶手段と、
    前記群情報に設定された各ユーザの端末装置の位置情報を取得して、当該端末装置が少なくとも前記撮影を行うための撮影エリア内に位置するときに、前記識別情報及び前記群情報と、前記位置情報とを、前記撮影を行うために前記撮影管理装置と通信を行う運営装置に送信する撮影管理処理手段と、
    を備えることを特徴とする撮影管理装置。
  16. 移動体で移動するユーザの撮影を行うための運営装置であって、
    前記ユーザの端末装置から撮影管理装置に送信された前記ユーザの単独、又は前記ユーザを少なくとも含む複数のユーザを撮影対象として設定する群情報と、前記群情報に設定されたユーザ及び当該ユーザの使用する移動体との組合せを識別する識別情報と、前記群情報に設定された各ユーザの端末装置の位置情報とを前記撮影管理装置から受信する通信手段を備え、
    前記通信手段は、前記端末装置が少なくとも前記撮影を行うための撮影エリア内に位置するときに、前記識別情報及び前記群情報と、前記位置情報と、を受信することを特徴とする運営装置。
  17. 移動体で移動するユーザの撮影を行うための撮影管理装置の制御方法であって、
    記憶手段が、前記ユーザの単独、又は前記ユーザを少なくとも含む複数のユーザを撮影対象として設定する群情報と、前記群情報に設定されたユーザの外観情報及び当該ユーザの使用する移動体の車両情報を組合せた識別情報と、を撮影前に登録する記憶工程と、
    撮影管理処理手段が、前記群情報に設定された各ユーザの端末装置の位置情報を取得して、当該端末装置が少なくとも前記撮影を行うための撮影エリア内に位置するときに、前記識別情報及び前記群情報と、前記位置情報とを、前記撮影を行うために前記撮影管理装置と通信を行う運営装置に送信する撮影管理処理工程と、
    を有することを特徴とする撮影管理装置の制御方法。
  18. 移動体で移動するユーザの撮影を行うための運営装置の制御方法であって、
    通信手段が、ユーザの単独、又は前記ユーザを少なくとも含む複数のユーザを撮影対象として設定する群情報と、前記群情報に設定されたユーザ及び当該ユーザの使用する移動体との組合せを識別する識別情報と、前記群情報に設定された各ユーザの端末装置の位置情報とを、前記位置情報が少なくとも前記撮影を行うための撮影エリア内に位置するときに受信する通信工程を有することを特徴とする運営装置の制御方法。
  19. コンピュータに、移動体で移動するユーザの撮影を行うための撮影管理装置の制御方法の各工程を実行させるプログラムであって、当該制御方法は、
    記憶手段が、前記ユーザの単独、又は前記ユーザを少なくとも含む複数のユーザを撮影対象として設定する群情報と、前記群情報に設定されたユーザの外観情報及び当該ユーザの使用する移動体の車両情報を組合せた識別情報と、を撮影前に登録する記憶工程と、
    撮影管理処理手段が、前記群情報に設定された各ユーザの端末装置の位置情報を取得して、当該端末装置が少なくとも前記撮影を行うための撮影エリア内に位置するときに、前記識別情報及び前記群情報と、前記位置情報とを、前記撮影を行うために前記撮影管理装置と通信を行う運営装置に送信する撮影管理処理工程と、
    を有することを特徴とするプログラム。
  20. コンピュータに、移動体で移動するユーザの撮影を行うための運営装置の制御方法の工程を実行させるプログラムであって、当該制御方法は、
    通信手段が、ユーザの単独、又は前記ユーザを少なくとも含む複数のユーザを撮影対象として設定する群情報と、前記群情報に設定されたユーザ及び当該ユーザの使用する移動体との組合せを識別する識別情報と、前記群情報に設定された各ユーザの端末装置の位置情報とを、前記位置情報が少なくとも前記撮影を行うための撮影エリア内に位置するときに受信する通信工程を有することを特徴とするプログラム。
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